パーソナルスペースって知ってる?
資格試験の為&将来自分の子供たちに面白い家庭授業をしてあげたいので毎週観ている「テストの花道」で出てきたので、このブログでもちょっとだけ首を突っ込んでみたいと思います。
- 『 パーソナルスペース 』
って聞いた事ありますか?
社会心理学での用語なのですが、いわば・・・
『自分の縄張り』です。
まあ、相手との距離感ですね。
好きな人、好意に思ってる人などには近くに寄られても許せるし、場合によっては自分から近寄りたいですよね!
皆さんも、一番この「自分の縄張り」である「領域」を侵されている状況、必ず体験してます。
人によっては毎日・・・
そう・・・
- エレベーター
究極の、パーソナルスペース侵入状況!!(笑)
皆さんはエレベーターに他の人が乗っている状況で・・・
どこに視線やります?
私は階数表示です(笑)
実はこれ、自分の領域が侵されまくってて、その不快感を紛らわす行為なのです(笑)
めちゃソワソワします!
今度エレベーター乗った時に、上向いてる人がいたら、心の中で、
「縄張りに侵入されて不快感になってるな~」
って思いながら見てると、また違ったエレベーターの楽しみ方というか、自分にとっての心理的な防衛反応が増えるかもしれません(笑)
アメリカの文化人類学者であるエドワード・ホールさんは、相手との関係と距離感を以下の4つに分類しています。
- 1.密接距離 0cm〜45cm
- 身体に容易に触れることが出来る距離
家族や恋人など - 2.固体距離 45cm〜120cm
- 手を伸ばせば届く距離
友人など
※私は大体60cmくらいです。 - 3.社会距離 120cm〜350cm
- 微妙にお互い触れない距離
上司など - 4.公衆距離 350cm以上
- 遠く離れてる距離
講演会など
例えば男性・・・
ショッピングモールなどトイレに行った時に誰もいなかったら・・・
4つ並んだ小便器、何処に向かいますか?
私は入口から一番奥に向かいます。
いきなり真ん中に行く人っていますかね?(笑)
下記は私の行動の例です。
- 電車の座る所
- JRの横長なら一番端
新幹線・飛行機なら2人席の窓際 - 吉野家などのカウンター
- 基本的に端
- 病院の待合
- 基本的に端
- 駐車場
- 基本的に端
- 映画館
- 基本的に中央
どうやら私は映画館の様に集中して何かをする以外は、
隅っこ人間のようです(笑)
言い換えると、自分の片側の方に対してのみ、縄張り侵入を許容してないのですね!
例えば、吉野家で自分しかいない状況で、他の来客があった時、カウンター席でいきなり自分の真横に座られたら・・・
- 他に席空いてるよね!?
って思いますよね?(笑)
実は一回だけそういった状況が本当の体験であったのですが・・・
その時は私が椅子一個分逃げました(笑)
実は、そういった状況にも名前があるんです!
- ソシオペタルとソシオフーガル
- ソシオペタル
- 『対向式』『対面式』
お互いが並んだり向かい合う状態
交流を促進する空間デザイン
3が最もソシオペタルな状態となります - ソシオフーガル
- 『離反式』
複数の人間が集まった時、見ず知らずの人間同士が異なる方向に顔を向けているような状態
【プライバシー優先】
交流を妨げる空間デザイン
如何でしたでしょうか?
実はこういった心理的状況を考慮してインテリアを設計したりしているのです。
個人的には飲食店などは「ソシオフーガル」のような状態を好みます(笑)