家づくりに疲れる・・・
『家づくりに疲れる』
僕じゃないですよ?(笑)
お客様や相談者で毎度ながら聞かれるこのセリフ・・・。
この言葉って、もの凄く色んな意味を持っていると思うのですよ。
- 考えても考えても答え(ゴール)にたどり着かない人
- 考えすぎて、もうどうでも良くなってしまっている状態な人
- 目指したい所まで後一歩で、家づくりの内容は濃く、住んでからの不満が限りなく少ないと思う人
基本的に、前者の2つは、建築の知識がない人が、自分で間取りを考えたり、本やネットで情報収集に疲れている場合ではないでしょうか?
後者の3番目は、育児に忙しい中でも、自身の希望なども反映され、設計士ともいい関係でいられる場合ではないでしょうか?
特に、家づくりを考えるのも嫌になってる状態というのは、自分の理想が高すぎて、上手く間取りが納まらなかったり、何処かをクリアすると他に問題が出てくるような、まさに迷路にいる状態です。
何故そうなったのか?
- 依頼しようとしている会社が全然希望を反映してくれない
- 建売みたいな間取りばかり
- 自分の外観のカタチへの理想が強すぎて、間取りが納まらない
前者2つは、設計側が悪いですが、後者の3番目は、パズルをしている状態です。
ご自身で間取りを考えている人に問いたいです。
設計側が悪いというのは問題外な話ですが・・・
設計者を信頼出来てますか?
依頼しようとしている会社を信頼出来てますか?
3回間取りの変更して、希望な間取りからほど遠かったら、僕ならそこの会社には依頼しないです。
何千万もする買い物をするのに、自分(依頼者)がいつまでも間取り考えてるって、おかしくないですか?
ラファエル設計は、間取りをこうしたいって要望を出すのは全然OKです。
間取りを描いてきてもOKです。
より良い間取りになるよう考えます。
『家づくりに疲れる』
僕の中での結論は、未来の住まいが全くイメージ出来てないからだと思っています。
3Dの外観パースや内観パースを見たりすれば結構イメージつきますが、紙に印刷された2次元の間取を見てもなかなかイメージ出来ない人は多いと思いますよね。
1年前に完成したお客様とは家族で仲良くさせていただいているので、住まいについての話をたまにするのですが・・・
『家づくりは大変だったけど、おかげ様でとても満足しています』
『快適過ぎます』
と、いつもそのような事を言ってくださいます。
このお客様も家づくりの最中は「疲れる」と言っていました。
でも、それは、僕は色んな場面でのシミュレーションを投げかけた設計をしていたからです(笑)
なので、ラファエル設計との家づくりは、【疲れる】のは100%(笑)
いい意味で♪
最近では、間取りよりもどんな窓を何処に配置すれば室内環境が良くなるかってシミュレーションしてから、
リビングなどの位置も決めてます。
まあ、疲れますが、住んでから「あの大変だった事から今がある」と思って頂けるようなオンリーワンな設計を目指しています。
家づくりは、誰もが疲れると思います。
そりゃあそうですよ。
35年ローン以上にそこに住む為の生活や家族の成長も考えて設計するのですから。
当たり前の事です。
贈与税などで、工期がないなら仕方が無いですが・・・
家づくりを急ぐ事でのメリットはあまりないです。
家づくりに疲れた場合、1か月くらい休んでみたらいかがでしょうか?
または、いい意味で疲れる事が出来る会社を見つけるのがよいと思います♪