家の燃費を真剣に考えよう

新住協で、繊維系断熱材充填による新しい高断熱工法の技術資料が送られてきました!
鎌田先生の研究成果による技術情報、どんな参考書よりも、勉強になります!



家づくりを始める方は、『家の燃費』という考えを知ってもらいたい。

例えば…

高断熱では家価格2600万
光熱費年間10万

普通断熱では家価格2400万
光熱費年間20万

200万の差額でも、20年で考えると…

年間10万×20年で支払う光熱費は200万
年間20万×20年で支払う光熱費は400万

20年後を見据えた家の金額とすれば、
高断熱住宅は2800万
普通断熱住宅は2800万
なんと!同じになります。

ローンが35年だとすると高断熱住宅の方が全然安い事になります。
そして、健康を維持出来ます。
さらに、高断熱住宅は、暑さや寒さを我慢しないで低燃費。
普通断熱は、我慢して高燃費です。

差額200万というお金を家のローンとして払うのか、光熱費として払うのか…

車はガソリン、家は電気代などの光熱費。
車って、燃費が素晴らしく良い車なら少し高くても購入するのに、家に関しては、光熱費などの燃費なんて全く考えない。
『壁セルロースファイバー105mmを同じ性能の高性能グラスウールに変えて80mm』

『天井断熱セルロース200mmを高性能グラスウールに変えて150mm』
これで50万安くなりました!
涙が出るほど喜びましたという話を先日ブログで綴りました。


ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

そんな断熱材の厚みで、いいんですか?
(;´∀`)

試しに仮のモデルで省エネ計算してみたら、増エネになりました。

目先の、安さ勝負の家づくりにならないで欲しいと、激しく願います。

そのためにも、今の住まいが年間どれくらいの光熱費なのか、把握する事をお勧め致します<(_ _)>

2017年06月02日