成人式を振り返る
毎年、成人式って、目立とうとする人たちのニュースが必ず起きますよね。
実は、僕が経験した成人式って・・・
「市長が怒って帰っちゃった」
という事です(笑)
若かりし頃の僕in成人式(2次会)です(笑)
当然ですが、式には安全ピン無しで向かいました。
昔のカメラなので画質悪い~~~
思いっきり「白髪」です。
アッシュというか・・・シルバーというか・・・
右頬には安全ピン2個
左頬には大きめの安全ピン1個
張り付いてます(笑)
そして、痩せてます(笑)
まあ、大学の普段の格好とあまり変わらない感じだったのですが・・・(笑)
色んな人に聞かれました・・・
「その安全ピン、何でつけてるんですか!?」
意味ではなく、貼り付ける為の材料を聞いてます(笑)
正解は・・・
「アイプチ」の糊です(笑)
二重にする為に使用する、あのアイプチです。
僕は、安全ピンをほっぺに付ける為だけに購入していました(笑)
14~16年前って、
Dir en grey(ディルアングレイ)に、もの凄くハマっていた時期でもあり、
曲としてもとても良かった頃で、大学でもヴィジュアル系好きと分かる格好のの女の子は、何人かいました。
まあ、そんな人たちに安全ピンを何でつけているのか聞かれたりもしたのですが、中には「ボンド」でつけているという人もいました(笑)
皆さん、「アイプチの糊」は思いつかなかったみたいですね(笑)
アイプチならボンドよりも肌に優しいですよね(笑)
ってゆーかですね!
この白髪にするのに、もの凄い時間と我慢しているのを知ってますか!?
美容室で8時間だったか・・・
10時間だったか・・・
脱色の激痛に耐えるのです。
頭皮から血が噴き出してました。
美容室のお姉さんも、
「みんな、耐え切れなくて途中でやめる人多い中凄いね」
というお言葉を頂いた記憶があります(笑)
白に近い金髪にしてから、アッシュという青系の色を入れると、シルバーというか薄紫というか・・・
白髪になるのです。
で、「ムラサキシャンプー」というのを使用する事で、黄ばみを抑えていつまでも白髪がずっと保てます。
若干、紫色も入ってくるんですけどね(;´▽`A``
がしかし!
白髪にはちょっと問題もありました。
髪の毛がゴムのような感じになって、全然ドライヤーで乾かない!!
北海道の大学に通っていたので、当然困るのは冬!
半乾きで外に出ると、ハードジェルで髪を固めたかのような「バリバリ」に固まり、
大学の校内に入ると、しなっとなる髪でした(笑)
何か、あの時代は携帯にカメラが付いている時代ではなかったし、デジカメも登場したばかりで、
もの凄く高くて、300万画素で4~5万円したので、カメラ持ってる人って少なかったですよね。
何か、成人式の写真がこれ一枚しか残ってない( ;∀;)
2次会はDir en greyのボーカルのコスプレみたいな恰好してカラオケ歌ったのですが、そんな時の写真も何もない。
今は写真を残さないって方が、まず無いですよね。
何か成人式の思い出は、特にないのが悲しい・・・。
かなりの大雪で、会場まではずっと一車線が続く為、予定時間の1時間過ぎても会場に皆到着しない人たち多くて、車が動かないもんだから、雪のびちゃびちゃ歩道を歩いて途中から向かう人たち多かったです。
で、そんな予定時刻をオーバーしてから懐かしい顔達に再会するもんだから、ほとんどの人達が会場に入らなかったんですよね。
で、市長帰ってしまうという事態が起きたわけです(;´∀`)
まあ、成人したからと言って、特に気持ちに変化があったかという記憶はありません。
お酒は飲めないし。
一応、言っておきますが、
大学の勉強はとても真面目に受けていましたからね!
こんな格好なので、学生にも先生・教授たちにも有名だったようですが・・・
教授たちが僕の何に驚くかって?
『外見から想像出来ないくらいの真面目さ』
だったようです(笑)
美術や建築科目はほとんど、「優」でしたからね。
※優・良・可
何か本当に成人式の気持ちって、ほとんど思い出せない・・・。
大学に行かせてくれた両親の為にというか・・・
大学での学びを将来に生かそうという気持ち、
栃木に寒冷建築を取り入れる気持ち、
そんな事をいつも考えていた記憶しかないですね。
これからどんな事をしたい?
っていうような想いは全くなく・・・
両親に対して
「ここまで育ててくれてありがとう」
って想いくらいしかなかったな・・・。
寒冷建築とヴィジュアル系とシルバーアクセサリーと仮面ライダーとライフガード(ジュース)が好きなのは今も変わっていない。
変ったのは、体型と髪型と顔の老化くらいだろうか(笑)
あ、煙草は一切吸わなくなったな。
まあ、こうして考えると、
20歳の頃と今の僕は、「気持ち」や「想い」や「夢」で大きく変わった物はないんだな(笑)
勿論、生活や家族は変わっているが、やりたい事は変わっていない。
やりたい事というのは、中学生の頃からの夢・・・
「栃木に寒冷建築を取り入れた住宅を沢山設計する事」
これがやはり一番の夢です。
今、やっと数件叶ってはいるが、まだまだ夢の途中って事だね。
何か、死ぬまでにどれくらいの設計が出来るか分からないけど、
死ぬ間際は、思い描いた夢を叶えていった事達が、夢の様にというか走馬灯のように浮かべられるだろうか・・・。
家族の顔の他に、「暖かい家に住んよかった」という住まい手の笑顔も一緒に思い出しながら死ねたら幸せだろうな~。
まだまだ平均寿命の半分も生きていないので、死ぬ気はないですが(笑)
新成人の皆様・・・
おめでとうございました!