もう無料で図面は描きません

NEWSも更新しましたが、これまで、ラファエル設計はプラン2回目までを目安に無料で行ってきましたが、
これからは、しっかり一時金を頂いてから、プレゼンに着手する事にしました。

理由としては、間取りだけ提案しても、ラファエル設計の家づくりには何の意味も持たないという考えに至ったからです。

これからは、【住む前に、計画段階で室温が分かる!】をテーマにプレゼンに取り組みます。

それには勿論、耐震等級3を取る為の検討なども含まれます。

これまで、数百万という設備投資をしてきましたのも理由の一つです。

これまで、無料でも手を抜くという事は一切した事はありません。

だからこそ、他人から見たらボランティアレベルに映るようです。

 

夜中も結構仕事をする事が多くなってきてるのもありますが・・・

一番は、

ラファエル設計の温熱シミュレーションは、誰もが出来る提案ではない!と
思う事にしたからです。

今まで、無料間取り診断なども含めて、無料というものに対してでも、真剣に診断してきました。

なので、相談者の方々からは「無料でここまで?」という感想をいただきました。

僕からすれば、無料も有料も変らないレベルで行ってきたつもりです。

 

無料間取り診断も、僕が関わっていない家づくりだとしても、家づくりに落胆した声を少しでも無くせるのなら
嬉しいという気持ちもあり実施してきました。

相談者からの感想はこちらをどうぞ↓

 

前にもいつかのブログで書いた事がありますが・・・

もう、僕の取り組みに対して、あまりにも多くの人が「ちゃんとお金もらいなさい」と言ってくるので、
それに従う気持ちが芽生えたわけではありませんが、ちゃんと自分が動いた分は報酬としていただこうと思った限りでございます。

 

今、ラファエル設計は、1年間温熱などの勉強をしまくり、ソフトなどを導入して、かなりの知識量は得たと思っていますし、アウトプットも出来ています。

なので、間取りなどの提案も重要な事に変わりはないのですが、
ラファエル設計の家づくりは、自分でいうのも何ですが・・・

結構、他社と比べて差別化出来ていると感じています。


ラファエル設計にしか出来ない提案、プレゼン、設計力・・・

それらを始めに感じていただき、判断出来る方と一緒に家づくりをしたいと思ったわけです。

 

無料情報誌のアンケートで見ましたが、建築家と出逢いたい人は結構多くいるんですね。

でも、躊躇するのは、設計料が高いと思っている人が60%以上もいるという事(笑)

 

ラファエル設計の設計料を高いと思うかどうか、初めのヒヤリングで判断してください。

 

僕はこのホームページで、かなり濃い内容を発信しています。

あんなに色々書いて、サービスし過ぎじゃない?という声もあります。

でも、何も隠すことはないです。

 

お客様との打合せ時に、僕のホームページを使いながら説明できるように作っているという意味もあります。

 

僕が一番伝えたい事は、数値がいいから省エネとか、東と西を遮熱ガラスにすればいいとか・・・

一般的な考えのもとに、設計するのは本当の設計じゃないと思っていて、

家が完成して、住んでからの快適性も含めて、「室温変動」という物をしっかりとシミュレーション出来てこそ、

本物のも省エネ住宅を設計・提案している事になるんだという事です。

 

ラファエル設計が掲げる「温熱環境の見える化」は、国にも認められた事業です。

冬の死亡率No.1の栃木県を脱却するために、少しでも多くの人達に、しっかりとしたシミュレーションを行った上での設計をしてもらいたい。

先日もブログで書きましたが、ゼロエネルギーハウスと言われる(ZEHゼッチ)の基準をクリアすると、室温は何度になるんだ?という話。

数値だけクリアしたら10℃以下にしかなりません。

通常の仕様より、200~300万も高くなる仕様にして、無暖房で10℃以下です。

 

でも、ラファエル設計のQ1.0住宅は無暖房でも+8℃上げる事が出来ます。

 

こういった提案をする事にしたので、無料で図面は描きませんという事です。

これが、冒頭でお話した理由として、

【間取りだけ提案しても、ラファエル設計の家づくりには何の意味も持たない】

という事です。

家づくりで重要なのは、ヒートショックなどで亡くなる可能性が低い家じゃないですか?

リビングなどだけ暖かくして20℃以上になっても、トイレなどは10℃以下の可能性が高いです。

そういう家は、設計しません。

 

という事達が、無料で描かないという事になった考えです。

設計の安売りはしないという事ですね(笑)

 

今後ともよろしくお願い致します。

2018年03月18日