またまたQ1.0住宅始動!
平屋の20坪程度のお宅ですが・・・
終の棲家として・・・
明るく、そして暖かく、省エネなQ1.0住宅のご提案をさせていただきました。
ラファエル設計は、下記の様なパースシミュレーションを行いました。
窓の大きさ、配置、屋根の出など、設計には「理由」があります!!
一番右側に袖壁があります。
これは夏に、東側、南東側からの日射を防ぐ意味も持っています。
↓冬の14時
南側の日射取得の為の窓に1日ずっと日が入ります。
窓の大きさ、配置、屋根の出など、設計には「理由」があります!!
一番右側に袖壁があります。
これは夏に、東側、南東側からの日射を防ぐ意味も持っています。
↓夏の14時
日射をカット!
冬、日射取得の為に設けた大きな窓は、夏の冷房負荷に天敵です。
特に、熱を帯びた「西日」は最悪です。
『屋根(軒)』を出して、南側の窓に直射日光が当たらないように考えます。
むしろ、『影』を創り出して、そこを通る夏の熱風の温度をさげて、室内に取込みます。
こうなると室内は何となく暗いイメージあるかもしれませんが・・・
そのへんは明るさの為の別な窓を利用して明るくさせます!
まあ、これからデザインはもっと詰めていきますが・・・僕は、こんな感じで窓の配置などを考えながら、間取りを考え、動線も考えています。
エコテクノルーフ(太陽光一体型屋根)も載せる予定なので、本当に光熱費はかからなくなると思います。
電気代は払うのが当たり前と思っている方が多いですが、払わなくていい設計が出来る事が当たり前と思う時代が到来し欲しいものです。
坪40万~45万で建てようと思っている方は、『月々の住宅ローン+光熱費』がかかる事をしっかり考えられるようにしてくださいね。
「安い家」
年間の住宅ローン60万円+年間光熱費20万=80万
「高断熱の家」
年間の住宅ローン80万円のみ
同じ80万であれば、絶対に高断熱住宅を選定した方がよいです。
高気密高断熱は、夏が地獄だと思っている人も多いです。
それで、高気密高断熱なんて不要だといって、普通の断熱にしたとします。
そんなモデルルームに行ってみてください。
2階や小屋裏収納的な空間、殺人的な暑さのはずです。
エアコンだって、JET運転にしても効き目が悪い。
次世代省エネ基準クリアの家で、実際に体験しています。
どんな高性能な家を造ろうと、1日家にいて、夏は冷房しないなんて、栃木では無理に近いです。
除湿をするよりも、冷房を使用した方が、使用するエネルギーが低いので、光熱費も安くなります。
・高気密高断熱は、夏熱いのでは?
・高気密高断熱は、窒息しそう
・温暖地に、高気密高断熱は不要
これらは、経験した事が無い人、勉強したことが無い人の「勝手なイメージ」でしかありません。
勝手に、「地獄」を想像して、建てた家は「さらに地獄」だったというね(笑)
いずれにしても・・・
終の棲家として、建てられる新築住宅・・・。
健康住宅に住んで、少しでも長生きして欲しいなと思いますよね♪