半期決済に騙される人

気が付けば9月・・・。

朝方まで仕事する毎日でブログもかなり停滞気味・・・。

 

さて、皆さん!9月は住宅業界にとって、何か分かりますか?

 

そう・・・

「半期決済」です。

ハウスメーカーなんかは、あの手この手でサービスしまくり、オプション付けまくり!

チラシ持参はサービス攻撃!

 

決して、このような攻撃に惑わされてはいけないのです。

 

家づくりを依頼するにあたって・・・

皆様にとって、大切な、1番重要な事って何ですか?

 

僕はね・・・

「本当の信頼関係」

です。

 

ラファエル設計は、今まで競合他社がいなかった事はありません。

 

依頼者は、当然初めての家づくり。

色んな会社の意見も聞いてみたいと思うのは当然ですし、当たり前の事です。

 

そんな中、何かが決め手になる訳ですよね。

 

ラファエル設計に依頼してくださった方は、皆さん・・・

『性能』

という所で選んでくださいました。

 

正直・・・

『他より安く出来るのか?』

という競争になるのなら、ラファエル設計は撤退です。

 

ラファエル設計は、安さを競っての家づくりはしません。

そういった方に設計したいと思いません。

 

ラファエル設計の仕様を、一般工務店が行おうとすると、難しくて出来ないと言われるか、

その工務店での標準仕様の金額に、すべてオプションという形でプラスされた見積もりが出来上がります。

 

以前、同じ競合他社と2回競った事があるのですが、その会社は

「うちなら坪50万くらいでできたのに、何故負けたんだ?」

というニュアンスの事を言っていたそうです。

で、2回目の勝負になった時、その会社は坪80万でした。

他の工務店よりも一番高かったです。

 

以前は、ラファエル設計は設計だけで、他の工務店に依頼していたのですが、これからは実家の建設会社と提携して家づくりです。

結構他ではやっていない仕様で、自分の好きな家づくりが出来る感じで、とても楽しいですよね。

 

基本的に、ラファエル設計に依頼する方々は、「神長さんが考える事なら大丈夫!安心できる」というお考えをもっていただけているような感じがします。

 

やっぱり、ラファエル設計でなくては、自分の家は任せられないと思っていただけるように頑張りたいと思っています。

そうでない場合は、基本的にお願いされてもお断りする感じになると思います。

単に、「安くて性能が良い家」をお求めの方は、他を当たってくださいという感じですが・・・

「安くて」「性能が良い家」が存在したら、ラファエル設計もやってますよ(笑)

 

恐らく、行きつく先は、「次世代省エネ基準クリア」と言っているローコスト住宅を引き当てる事になるはずです。

 

毎度毎度、しつこいようですが・・・

無暖房での室温ですが、

左がラファエル設計の「高くて性能が良い家=Q1.0住宅」
右が他社の「安くて性能が良いと勘違いの家=次世代省エネ基準住宅」

 

当然ながら、冬に地震によって電気が止まったとしても、暖かいのがQ1.0住宅です。

以前も書きましたが、日本は、何か問題が起こってからじゃないと、その問題に向き合わない。

 

今、北海道では2割の節電を目指しているが、出来ないようだ。

このエアコンを使わなくても大丈夫な時期に節電たって、住宅レベルでは出来る事は制限される。

 

耐震等級3などもそうだけど、その内、長期優良住宅の耐震等級2クリアとか、耐震等級3「相当」について、どれだけいい加減かという事を、時間できた時に書きます。

 

先に言っておくと、耐震等級2クリアで長期優良住宅は、本来「耐力壁」しか構造計算には算入できないのだが、

「準耐力壁」を算入して、耐震等級2をクリアする場合、本来満たすことが出来ない等級2もクリア出来てしまうというカラクリがあります。

これは、違法ではないけれど、実際の地震に対する余力を見過ぎている結果になる。

耐震等級3相当も、「許容応力度計算」を行うと、耐震等級3が性能表示で取得できる家でも、NGばっかりになるという事が分かっています。

これは、レポート的にまとめないとダメだと思うので、いつになるか分かりませんが、書きたいと思っています(笑)

 

まあ、兎に角、表題に戻りますが、『○○決済』という名の家づくりは、お得でも何でもないという事を知っていると、良いと思います。

 

2018年09月13日