すっごいQ1.0住宅がもうすぐ・・・
すっごいQ1.0住宅がもうすぐ・・・
工事着工できそうな感じで、図面などが出来上がってきました。
システム的には日本で3件目となるシステムですが、内容的には日本初の試みです。
これは、本当に住まい手の事を考えてあげられる人たちが集まらないと出来ないレベル。
設計を理解して、設備を理解して、最高の環境を追い求めようとしないと実現出来ないレベル。
『最高レベルのチーム』として本物の家づくりをする、初めの案件。
これは、設計事務所が工務店に依頼するという事では、まず実現できないであろうレベル。
まず、コスト面。
設計、構造計算(許容応力度計算)、温熱シミュレーションなどなど。
外注一切なし!
すべて私が行っている為、他の会社に比べて、それだけで50万~100万以上のコストダウンになっています。
温熱、耐震・制震、自然素材、キレイな空気・・・
やれることは全てやった。
最終的な減額含めて、少し作業が残っているが・・・
何処の大手ハウスメーカーにも絶対に負けないくらいの性能を、提供できる。
非常に楽しみだ。
今回は、一生懸命、勉強熱心な大工さんの存在が一番大きい。
なんだかんだ言って、「設計図」が絵にかいた餅になるかどうかは、大工さんの戦闘力に掛かっていると思っています。
「大工さんの腕」がいい人を皆さん求めるのは当たり前だと思いますが、温熱についてなどの知識をしっかり持った大工さんが、今の時代の「腕のいい大工さん」だと思っています。
例えば、造作材を造らせたら日本一!みたいな大工さんや職人さんは特に求めていません。
劣化に対して、保全に関しても含めて、しっかりと考える事が出来る職人さんが、本当に必要としている人たちです。
「住まい手の為」「施主の為」
とはよく言うが、口だけ番長状態の人達があまりにも多い。
例えばね?
「通常グラスウールですが、高断熱仕様のオプションでウレタンをお選びいただけます」
とか、有り得ないから(笑)
「オプションで耐震等級3をお選びいただけます」
とかも有り得ないから(笑)
「オプションで制震ダンパーをお選びいただけます」
ってのも有り得ないから(笑)
だってさ、車を買いに行ったとしますよ。
そこでね?
「丁寧に走ればあまり揺れない車」
と
「オプションで、サスペンションつければ揺れなくなる車」
があったとします。
どちらを選びますか!?
サスペンションとは、実際についてない車なんてありません。
だから、走行して、でこぼこ道でも、サスペンションが吸収してくれます。
でもね、家ってのは、そのサスペンションの役割になる、「制震ダンパー」がオプションなんですよ。
予算がない人は付けられないんですよ。
可笑しいでしょ?
って話です。
ラファエル設計は、全て標準仕様です。
温熱に関しても、耐震に関しても、予算や好みで削るものではないんですよ。
これらをオプションで考えるとか・・・
本当に住まい手の為の家づくりしてるの?
って凄く思います。
まあ、そんな感じの考えですが、色々初めて尽くしのQ1.0住宅・・・
非常に楽しみであります!!