2018年10月blog一覧

家づくりにおいて、優良工務店に質問するNGな内容

先日参加した新住協の総会in大阪でも、何人かの方々と家づくりの疑問点に関する質問の話をしました。

その後、Facebookなどでも、同じような内容の事が話題になったので、取り上げていきたいと思います。

 

まあ、例えば、プロに質問というのは・・・

Aさんが○○ホームという工務店なりハウスメーカーで家を計画中だとします。

その状態で、ラファエル設計に

「○○ホームってどう思いますか?」

という質問をする事です。

 

まず、これって、何が聞きたいのかさっぱり分かりませんし、○○ホームで家を計画中なのに、○○ホームについて、何を聞きたいのか意味不明という事です。

 

次の事例も話したいと思います。

「現在、○○ハウスで話が進んでいます。そこの窓の性能は○○、断熱材は○○のようです。○○ハウスは、体感的にもこの仕様で大丈夫だと言っています。実際の所、どうなのでしょうか?」

こんな質問ですね。

無料間取り診断を行っていた時もそうなのですが・・・

「その質問は依頼しようと思っている工務店に聞いてみてください」

というのが結構あります。

 

ラファエル設計は、どれもこう思います。


「依頼しようと思っている会社を信用していないのですか?」

「信頼出来ない会社に家づくりを依頼するんですか?」

「明確な答えが返ってこないような会社に、数千万よく託せますね」

「何故、そのようなちょっと不安な会社に家づくりを依頼しようと思うのですか?」

「ネットで調べて見ないと、信じる事が出来ない会社に家づくり依頼するのですか?」


 

ネットで調べてから真意を確かめないと、依頼しようとしている会社のいっている事が信頼出来ないなら、ハッキリ言ってマンションに住んだ方がいいと思います。

 

最近は、ネットで色んな情報が得られますが、正しい情報よりも、間違った情報の方が多いと思います。

なので、例えばラファエル設計がこうだと言った事に関して、ネットで調べて、

「ラファエル設計はこう言っているけどどう思う?」

なんて感じの事を聞いたとして、その質問に関する答えって、多分多数決みたいな感じになるわけですよね?質問者が納得するには。

じゃあ、具体的に話してみましょう。

 

相談者『吹抜けって、冬は暖房効率的にない方がいいですよね?』

ラファエル設計『Q1.0住宅のような家であれば、むしろ吹抜けは有効です』

 

はい、ここで相談者は吹抜けについて、どう思われているか調べるわけです。

 

もう、その時点で、その相談者からの依頼は受けません。

 

だってそうでしょう?

 

私の話より、ネットの家づくり素人が答える回答を信じようとしているのですから。

また、回答者が、Q1.0住宅レベルの家を造った事が無いプロだとして・・・

「自分達が高断熱住宅で以前吹抜けをつくったけど、やはり暖房の効きが悪かったです。」

なんて回答しているアホがいたとして、その人の回答に考えが左右される相談者。

 

で、また同じ質問をしてきます。

『色々調べたりすると、吹抜けを設けるのが心配です。本当に暖房の効きは大丈夫なのでしょうか?』

 

カッチーーーーン(# ゚Д゚)

 

ってなります。

 

じゃあ、その掲示板の人達で家づくりしてもらえよ!って感じになりますよ。

 

勘違いしてもらいたくないのですが・・・

ネットでの情報収集が間違っているとは言っていませんからね。

 

順序として・・・

1.ネットで情報収集

2.専門家(本物の)に質問

3.納得

これが素直に出来ないのであれば、ラファエル設計に質問しても意味がないし、私が質問に回答した時間が無駄という事です。

 

典型的な悪循環な例↓

1.ネットでの情報収集

2.専門家(本物の)に質問

3.専門家の回答・考えをネットで情報収集

4.ネットでの回答、情報を新たな知識とする

5.専門家の言っている事が少し懐疑的になる

6・専門家に再度、聞いてみる

7.専門家がまた答える

8.新たな疑問が生まれる

9.ネットでまた情報収集

10.専門家にまた聞いてみる

 

もう、この時点で、本物の家づくりを行っている戦闘力の高い会社は、その相談者を相手にしないでしょう。

というか、「うちでは出来ません」

というお断りになると思います。

 

家づくりをする上で、初め依頼先を天秤にかけるのは当たり前です。

がしかし、1度話を聞いてみて、何処がいいかを判断するくらいの考えをもって家づくりを進めないと、正直、本物の戦闘力が高い会社には出逢えないですよ。

出逢えたとしても、依頼を受けてくれないと思います。

 

ラファエル設計に例えば相談にきてくださったとします。

ラファエル設計は、室温提示をしています。

外気温が氷点下の朝でも。無暖房で18~20℃くらい寝室がありますよと。

 

方や、外気温マイナス8.2℃の時、何℃くらいになりますか?と、天秤にかけている競合他社に質問してください。

その時の回答が「暖かいから大丈夫ですよ」

という答えだったとします。

 

どちらを信用しますか?

 

「18~20℃くらいになりますよ」というラファエル設計。

「暖かいから大丈夫ですよ」という他社。

 

ここで迷う方は、どうぞ、他でお願いします!って思います。

「暖かいから大丈夫ですよ」って・・・

これほど危険な回答はないですからね(笑)

 

何故かって?

例えばその「暖かいから大丈夫ですよ」って根拠がUA値だったとします。

もうこの時点で、その会社には高気密高断熱の知識がありません。

断言してもいいですよ。

UA値ってのは、省エネ計算をしているかどうかの目安にはなります。

ただ、これだけで「暖かい」という事をいうのは当てにならない。

UAのAは平均値。

玄関の断熱が無断熱だとしても、平均値の為、ほとんどUA値に変化はない。

窓面以外の外皮が普通に105mm断熱。

ここで、ウレタン使っているから暖かいという会社も論外。

窓がトリプルだから暖かいという会社も論外。

ウレタンは熱抵抗が高いから他の断熱材よりも暖かいとか言っている時点で終わってる。

 

つまり、窓や断熱材、1つ2つの事だけ取り上げて「暖かい」と言っているのが論外という事。

家の断熱性能は、それだけでは決まりませんから。

 

言っている事が分かりませんよね?

じゃあ、分かりやすく、ラファエル設計のQ1.0住宅仕様と、ウレタンを暖かいと言っている家の室温をお見せ致しましょう!

高性能グラスウール105+105mm付加断熱(1階)
Q値:1.19
UA値:0.32

ウレタン105mm充填(1階)
Q値:1.64
UA値:0.50

高性能グラスウール105+105mm付加断熱(2階)
Q値:1.19
UA値:0.32

ウレタン105mm充填(2階)
Q値:1.64
UA値:0.50

 

はい、こんな感じです。

これらを元に、数多くのシミュレーションをして僕は回答しています。

ウレタン使っているから大丈夫ですよ!の意味が分かりません。

ちなみに、ウレタンの方はZEHをクリアできるUA値ですけどね。

 

  • 優良工務店に質問をする順序のまとめ

優良工務店というのは、新住協の会員で、勉強会にも参加している工務店さんなどを指しています。

新住協の会員さんで、勉強会などに毎回参加しているような工務店さんは、レベルも高く、考え方も含めて凄くお客様・住まい手の事を考えた家づくりをしています。

 

正直、しゃべりが得意ではない方だっています。

多くは語らないってやつですね。

 

家づくりを始めたばかりの場合、多くの人は分からない事だらけです。

「初め」はネットでの情報収取は当たり前の事だと思います。

「質問」に関しては、依頼する会社が決まれば、その会社にするべきです。

他社や、他の専門家に聞くならば、その依頼する会社との契約は破棄した方が無難です。

見た目の欠陥住宅を防ごうとするのが一番の目的なら、ハウスメーカーで建てればいいです。

 

質問の順序としては、基本的に下記です。

1.ネットで情報収集
2.専門家(本物の)に質問
3.納得


3で納得できない部分は、ネットに新たに質問するのではなく、依頼する会社に聞いてください。

 

そもそも、信頼できる会社と出逢いたい場合、例えば新住協の事務局に問い合わせください。

結構そういった相談の電話などがあるみたいです。

 

個人的に、どんな家の性能がいいのか悩むなら、「Q1.0住宅」を選べば間違いないと思いますけどね。

ここで、Q1.0住宅について知りたいなら、ネット掲示板ではなく、事務局に直接聞いてみてください。

ここで、Q1.0住宅について、他にもっとすごい工法があるのでは?とか考える人は、調べればよいですが、ここでもう、そういった人は業者を信頼できない人だと思いますよ。

 

例えば、どんな性能の家がいいのかこのブログやラファエル設計の他のページにたどり着き、他にも調べようとする時点で、答えはいつまでたっても得られないと思いますよね(笑)

 

依頼しようとしている会社に、完全なる信頼をおけない場合、依頼する会社からも信頼をされないお客様だと思われている事を知るべきだと思います。

 

基本的に、家づくりにおいて、選定する断熱材などで、正解というのはありません。

換気設備なんかでも、選定するメーカーで優劣はつけません。

どれも「手段」の1つなのです。

優良工務店は、今考えられるもので、「最良」と思うものを選定しているはずです。

要は、自分はこう思うから、住まい手に取っても最良だと思う!という事です。

 

質問する場合、依頼する場合、常にその相手をリスペクト(敬意をしめす)する事を忘れてはいけません。

 

例えば、★★★のお寿司屋さんで、一貫まぐろ1000円。

そこで、「スシローのまぐろって2貫で100円ですが、この値段差はどう思いますか?」

って質問するやついないですよね?(笑)

仮にしたとしたら、すし職人の方からしたら、「お前うちの食べなくていいよ」ってなりません?(笑)

 

最終的に、「信頼」という気持ちをもって、家づくりは進めるようにするのが大切なのではないかと思っています。

2018年10月08日

ブログ更新が停滞中

すみません。いつもブログを楽しみにしていると言っていただけている方々・・・
多忙&出張&体調不良により、9月からあまり更新できていません(;´∀`)

先日、ブログってどれくらい時間かけているんですか?

という質問があったのでお答えします。

1~3時間くらいかけて書いています。

写真があった方が分かりやすいものもあると思うので、書きたい事は山ほどあるのですが、画像加工などをしているとあっという間に時は流れ、仕事してるんだかブログ書いてるんだか分からない状態になってます(笑)

多分10月もそんなに更新できそうにない感がありますが・・・

極力書いて行こうと思っています。

2018年10月08日

咳が約一ヶ月おさまらないぞ!

先月、「咳が二週間以上止まらない・・・」というブログを書きましたが・・・

未だに治りません!!!(;´∀`)

10月最初の大阪出張では咳がほんの少し出る感じだった。

しかし、大阪から帰宅している最中に、喉に違和感を感じ、5日にかかりつけの耳鼻科に行ったが休みという・・・。

6日は幼稚園運動会。

7日は鹿沼市の秋祭り。

この間に双子たちが風邪をひいていて、娘は一ヶ月風邪ひいてるんじゃないか!?

本日耳鼻科に行ったら所要時間3時間もかかり、「もうやだ」って気持ちになりましたが・・・

娘は若干、中耳炎のようで、行ってよかった。

 

咳喘息の様な感じからの、鼻水、タン、腹痛、咳という更に追い打ち。

耳鼻科の先生も、「症状が末期」との事。

 

何だか休みが取れなくて、全然回復しないぜ・・・。

今は喉が痛い・・・

何故トランサミンが処方されてないのだ・・・

クラリスという抗生剤が処方されたからなのだろうか?

 

何だか家族中で「咳の大合唱」な感じ・・・。

 

ちょっと回復したら、許容応力度設計をした耐震等級3でも、震度7の地震波(熊本地震)を与えてやると・・・
倒壊する動画と、改善して倒壊しなくなる動画をブログで書きたいと思います。

これ見ちゃうと、許容応力度設計をしない耐震等級3相当って、マジであてにならないなと思うし、制震ダンパーに耐力を負担させての許容応力度設計をした耐震等級3って、結構ダメだなと最近思っています。

つーか、マジで「相当」とか、つけるの止めて欲しい。

耐震等級3じゃね~~だろ!!って感じです(笑)

何だよ「相当」ってさ!!

 

全然「相当」でもないわ!!

 

耐震等級3「相当」レベルで、壁量だけで耐震等級3クリアしていても、許容応力度をやる前の水平面の倍率みたら、全然耐震等級3にならないのもあるし、水平面の倍率をクリアして、長期優良住宅の耐震等級3クリアしても、許容応力度計算やったら、1900個のチェックポイントに対して、90個くらいNG出たりするわ!!

それを一個一個OKにしていく訳だけどさ・・・。

壁量だけ耐震等級3の計算クリアしてます!!
って偉そうにいうのが恥ずかしいわ!

だから耐震等級3相当です!って事なんだけどさ。

 

だってさ、よく考えてみてくださいよ。

「相当」って、似てるって事でもある。

中国のミッキーマウスは、ミッキーマウス相当って言えるよね?

 

そろそろ限界なので、このネタは後日発信します。。。

 

2018年10月09日

今日は発熱・・・

何だか本当にヤバい・・・

今日は熱が出てきた。

 

午前中、Q1.0住宅の見積もり作成をしていたのだが・・・

めまいとダルさと薬によるダルさで、横になっていたらそのまま寝てしまった・・・。

 

1か月咳してるって、初の経験だ。

37歳にもなると身体がヤバくなっているのか?

 

ちょっと話変わります。


 

最近、お問合せいただいている方へ。

注意事項にも記載してますが、私からのメールは、かなりの確率で迷惑メールに行きます。

それもGmailの場合が高確率。

・温熱シミュレーションしてもらえますか?

・県外でも設計してもらえますか?

このような内容に返答してますが、その後、かなりの確率で一切返事がきません。

開封確認をしていますがGmailの方は、一度も来ません。

開封確認を拒否る方への設計やシミュレーションは、その後、頼まれてもしません。


 

いずれにしても、早く金額を出さなくては・・・
(;´∀`)

 

早く工事着工に持って行きたい。

 

今回は、国内でも前例がほとんどない事を沢山やるので、とても楽しみだ!

しかしながら体調が早く良くなって欲しいと願うばかりです・・・。

2018年10月10日

自作PCとメーカーPCとハウスメーカー

まだ咳がおさまらない今日この頃・・・。

今日の内容はFacebookに先日一部投稿した内容でもあるのですが、加筆してます。

では、本題へ・・・。

 

『パソコンをいじれる建築士はいるが、パソコンの中身をいじれる建築士は、ほぼいない』

 

この言葉を聞かされた時、全身に稲妻が走ったような感覚でした。

衝撃でした。

今から約19年前でしょうか。18歳の時です。

 

Windows98が出始めた時代・・・

 

後の大学の恩師はそう言い放ちました。

 

下記は僕の結婚式の時。今から11年前ですね。
その恩師の「佐藤善太郎」先生です。北海道から来てくださいました。

 

そもそも北海道の大学を選んだのは、中学の時に、くそ寒い栃木の家に疑問を持ち、高校の時に、寒冷建築を取り入れた住宅設計をする夢が芽生えました。

これは去年知った事ですが、栃木県は家の中での冬の死亡率が日本一。

 

去年、ちょっと調査したものです↓

栃木の午前中(2017/12/16)
北海道の午前中(2017/12/16)
栃木の夜(2017/12/19)
寒冷地の夜(2017/12/19)

そりゃ寒いはずですよね。


栃木の家は寒いという僕の考えは、間違っていなかった。

 

後はね、大学入って学びたかった事があってね、
将来、コンピュータを使った設計の時代が必ず来ると思っていた。

そうしたら、一発で僕の心を射抜く先生の話を入学オリエンテーションで聞くことができ、人生においての大きな分岐点になった。

もう、衝撃的な一言を聞いてから、研究室に加入するのは「善太郎研究室」以外に選択肢はなく、他の先生の話は全く覚えていません(笑)

聞いていなかったのかも(笑)

まあ、研究室に入るのは3年生になってからの決まりなのですが、とっても待ち遠しかったですよね(笑)

 

研究室に入る条件として、1つあったのは、「自作パソコンを作れるか?」でした。

ちなみに当時、OSはWindows98~2000の時代です。

DVDドライブも6万~8万くらいした時代です。
いまでは3980円くらいで買えますが(笑)

なので、問題だったのは「費用」です。

当時、僕が造ったPCは30万でした。

恥ずかしながら、親に出してもらいました・・・
(;´∀`)

ちなみに、そのPCを作る目的は卒業設計の制作の為です。

今では外観パースはレンダリングという作業を経て、キレイなパースが出来る訳ですが、PCが勝手に動きます。
モザイクみたいな状態から、キレイに仕上がっていくのですが、当時は3日~7日とか掛かっていたんですよ(笑)

今では1分~5分くらいで出来ますけど。
ソフトによっては1時間くらいのもあるでしょうか?

コンピュータ室のPC100台と繋げて、「ネットワークレンダリング」というのを行って、PCの貧弱さをカバーしてたりしたんですよね。

で、僕の作成したPCは、4年生が主に使うという事。

30万で作って先輩に捧げるんです。

今では考えられない事かも知れませんけどね・・・
(;´∀`)

当時、パースソフトやフォトショップという画像合成ソフトなどを動かすにも、市販のPCでは全く動かせないような現状だったんですよ。

自作PCでも重すぎて強制終了の嵐だったりしましたから。

で、4年生になり、自分への活躍してくれたPC。

 

こんなのを卒業設計にしました。

 

罪と罰~幼年期に学ぶ罪の代償~
当時、少年犯罪をニュースで見る機会が沢山あり、涙する事もありました。
で、幼年期に、悪い事をしたらどうなるかという事学ぶ、アトラクション施設を考えました。
今では、子どもに恐怖を与えるなんて考えられませんが・・・。
社会人になってから、絶対に設計出来ないものを、学生だから出来るものを作りたくて。
まあ、これに関して批判は受け付けません(笑)
概要
建築地は洞爺湖です
1階平面図
2階平面図
立面図
断面図
パース

まあ、こんな感じで、上記の作品を作るには、30万のPCが必要だったという事です。
4年生になった頃、作った人もいて、半額の15万くらいで、僕より高性能なものが出来たのにはショックでしたけどね
(;´∀`)

という訳で、パソコンを自作で組み立てるという事は、必要なソフトを動かすのに、作業性のよいものを、意のままに作り上げる事が出来るということなのだ。

 

建築関係の皆さん、自分が使うパソコンは自作ですか?

 

パソコンが壊れた時、業者を呼んだりしてませんか?

メモリだけ変えれば済むのを買い換えたり、

パソコンが立ち上がらなくなり、

パソコン壊れたと思い、ハードディスクを繋げばデータ復旧できるのを知らず、処分したりしていませんか?

 

ノート型は流石に自作は出来ませんが・・・

 

実はね、最近、こんな事をふと考えるようになりました。

メーカーもののパソコンを買いたいと思うことと、
一般ユーザーがハウスメーカーの家を買いたいと思うことは、
同じ・・・

安心だから

という考えと同じ思考なのではないかなと。

 

自作PCが出来ない人、

コジマ電気とかヤマダ電機、ヨドバシにPCを買いに行って、

東芝とかSONYのもので10万円のものと、

made in台湾とかの、PC詳しくない人は聞いた事ないメーカーPCで6万。

どちらを買いますか?

 

多分、自作なら5万くらいで作れる高性能なPCがあるのに、10万出して3倍以上性能が落ちるSONYとかを買うのです。

TVとかPCについているなら話は別ですが・・・。

 

例えば、その10万円のPCのDVDドライブが壊れました。

自作PCなら3980円とか5980円でパーツを購入すれば、その日のうちに直せます。

では、10万円のPCはどうでしょう?

購入店に持ち込みます。

修理に何日かかりますか?

1日なはずがありません。

3日ですか?

1週間ですか?

2週間ですか?

 

その間、仕事が出来ません。

 

今の時代、誰もがPCは無くてはならない時代です。

エクセルとかワードくらいの作業であれば、好きなの買ってくれと思います。

作業性から考えると自作である必要もないですが。

 

でも、設計などを仕事にしている方。

「仕事道具」

って何ですかね?

PCですよね。

 

職人さんは「道具は命と一緒」的な事を教わると思います。

 

職人さんは、自分が使う道具は、よく熟知していると思います。

 

では、設計士、建築士の人。

 

自分が使っているPC。

 

中身まで知り尽くしていますか?

 

腕のいい職人さんは、その技術に見合った道具を使います。

100円ショップの工具なんて使わないですよね?(笑)

 

道具の価値を知っているのです。


しかし、自分が携わっている家はどうでしょう?

その家の性能を知っていますか?

 

最高の相棒の道具で作り上げた家が、林業の人達に自信をもって

「住まい手の為の家を造った!」

と言えますか?

 

自作なら、それなりに最強のパソコンを安価で作れる。

しかしメーカーパソコンは高くてそれなり。

DELLとかはそんなに高いわけではないが、結局オプションによって高くなる。

自作PC、昔みたいにCPUとCPUクーラーを取り付ける時の、異常な緊張感がなく、とても簡単に組み立てられますので、チャレンジしてみてはいかがですか?( ´艸`)

 

『安心』とは、ファッションブランドにおいては、ブランド名も大切かもしれないが、

家づくりにおいては、大手とか小さい工務店とか、全く関係ない。

 

大手チェーン店で食べるPIZZAやスパゲッティと、小さい専門店で食べるPIZZAやスパゲッティ。

どちらが「美味しい」と思う事に「安心」を得られますか?

 

メーカーPCもハウスメーカーも、「高いから凄い」のではない。

サポートなどに関しての人件費も含んでいるから高いのだよ。

宣伝広告費や営業マンの人件費も含んでいるから高いのだよ。

 

自作PCというのは「オンリーワン」だ。

 

自分が使うもの、自分が造るもの・・・

それらは自分の「意思」が宿るものを極力求めて生きたいと思っています。

2018年10月11日

これでダブル断熱だと!?ふざけんな!

朝から、面白い内容というか、怒りを覚える内容が大工さんから広告(チラシ)の写メが送られてきました。

 

アホか!

 

こんなふざけた広告に騙されない為に、全てにおいて突っ込んでやる!!

 

まず・・・

「超贅沢なW断熱」
W断熱とは「充填断熱+外断熱」のダブルで断熱という事。
内容を見て見ると・・・
充填(内側)は吹付け断熱で、外側が「外反射断熱」・・・

ん?「外反射断熱?」

ん?「だから涼しい!?冬は!?」
外反射断熱
衝撃の・・・
タイベック!!(;´Д`)」
タイベックとは、外壁を張る前の、「防水シート」です。
正確には「透湿防水シート」
湿気は通して、雨水は通さないという役割を担います。
湿気を何故通すのかというと、「結露」を防止する為ですね。
タイベックは、新住協の鎌田先生が世に広めたものでもあります。

で、今回は正確には「タイベックシルバー
次で説明します。
タイベックシルバー
皆さん、これまでの説明で「タイベック」とは、「シート」であって、「断熱材」ではない事が何となくイメージ出来たと思います。
「タイベックシルバー」というのは、上記のタイベックの性能そのままに、「遮熱」効果がプラスされたというもの。

で、まず初めに言いたいのが、遮熱効果がうんぬんよりも、こんなペラペラなシートが「断熱材」じゃね~~んだよ!!って事です。
メーカー含めて、実験結果を出してますが、これについても解説してあげますよ。

↓メーカーHPでもタイベックシルバーについてこんな検証実験結果が載っている。

まず、一番の突っ込みどころは、「グラスウール10kg」
これは、階段部分とか、上下階の防音的な部分に使うレベル。
ハウスメーカーとか、そういった部分に使ってるんじゃないですかね?

ラファエル設計は「高性能グラスウール16kg」を使っています。
外壁に普通のグラスウール10kgとか、使っている会社あるのか!?って感じです(笑)

グラスウールは、重さによって断熱性能が高くなるとイメージしてください。

次に、方位が何℃振れているかは分からないが、写真は「北東面」らしい。

2棟の燐棟間隔も不明ですね。

タイベックシルバーは、下記の様に夏場は外壁に当たった熱を、室内に伝わらないよう(低減)にするようだ。
まあ、当然だって同じですよね(笑)
でね、よく考えて欲しいのは、室温が2℃高くなっているという事。
ラファエル設計のHPでも説明している事ではあるけど、室温を上げる要素というのは、下記である。
  • 外気温
  • 生活熱
  • 日射熱
  • 暖房熱(エアコンなど)

これらが合計されて、室温を上げる事になる。
日射熱というのは、窓ガラスからによるものです。

でね、もう一度見て見よう。これって、まず条件が「同一仕様」
つまり、窓は同じという事。

それなのに、2℃高くなっている。

PM13時。
方位が分からないけど、北面と東面に直射日光が当たっている事は、あまり考えられない。
しかも、北面(多分)の壁表面温度が高い。
何故だ?

つ~~か、こんな近距離の測定ポイントで2.5℃も違うとか、「超低断熱仕様」の特徴です。天井と壁がぶつかる所が、右の画像は黄色ではなく、緑になっている。
ここが「熱橋(ヒートブリッジ)」という事。
高断熱住宅なら、こういった色変化は見られても、2℃も違わない。
これを見ただけで、「タイベックシルバー」にほとんど、断熱材としての効果がない事が理解出来る。




つまり、
ラファエル設計のW断熱住宅(Q1.0住宅仕様ではない)
黄色い部分のSP4と青い部分(柱が見えてます)のSP3のポイント。
それぞれ23.5℃と23.2℃です。
熱橋部分になるような所でも、熱橋(ヒートブリッジ)になっていない事が証明されますよね。
では、「従来製品の住宅」と「タイベックシルバーの遮熱住宅」、何故タイベックシルバーの方が表面温度が高いのか?


メーカーHPを見て見ると、冬場は「屋外への熱移動を低減」と書いてある。
これも当然だって同じ。
まあ、これから推測します。
熱移動を低減するという事を、全面的に否定はしません。

でも、上記の様な図が成り立つのは、低スペックな断熱材の場合ですよね?(笑)
本物のダブル断熱なら、上記の図の様な感じにはなりません。


「従来の住宅」も「遮熱住宅」も、低断熱住宅という小者同士の対決なんだけど、窓から入った熱が、壁からは「従来の住宅」より「遮熱住宅」は逃げていないから表面温度は上がっているけど、コーナー部分の「熱橋(ヒートブリッジは)」による熱損失は、ほとんど抑えられていないという事。
下記写真の10.1℃と13.2℃の所ね、。

下記を再度見てもらいたいが、熱橋部分(コーナー部分)と他の天井・壁面の表面温度との差は
「従来の住宅」も「遮熱住宅」もほとんど変わらない。
つまり、同じくらいの熱損失があるという事。

つまり、遮熱シート(タイベックシルバー)に断熱効果はないという事が言える。
室温が上がっても、損失が変わらなければ、いづれ0℃に近付くのは早いという事。
この検証結果でわかる事。
  • 断熱材がグラスウール10kgという、断熱材の役目にもならないような仕様である事。
  • 断熱材がしょぼいという事は、「熱」を通しやすいという事。
  • 遮熱シート(タイベックシルバー)に断熱効果はないという事。
ここで、表面温度が2℃上がってるじゃね~~か!と心の中で突っ込んでいる人にはこう言いたい。
いいですか?
高気密高断熱住宅というのは、上記の様な「熱橋(ヒートブリッジ)」をいかに無くすか?を考えるのです。
熱橋を無くすには、遮熱シートでは役不足だという事です。
断熱材にはならないのですよ。
高いお金出して、全く効果が無いのですよ。
遮熱シートにかける分のお金を「断熱材」に回すのが、どれだけ住まい手の為の設計か。

つまり、費用対効果が低いという事なのですよ。

そして、遮熱シートを使った家がW断熱なんてありえないし、そんな事を言ってる時点で、
「私はなんの知識もありません」
と宣伝しているようなもんです。
これは夏しか言ってない

家というのは、「夏」と「冬」と「春・秋」を考えるのです。
断熱という観点からは、「夏」と「冬」になるのですが、多くの会社はどちらかにしか、重点を置けません。

一般の人もそうですが、高断熱にすると、「夏場が暑い」を想像するのです。

日中、冬の場合は「日射」という無料の暖房機がありますが、夏は、冷やす為のものが「エアコン」しかありません。
なので、夏に日射が窓から侵入してはいけません。
冬は窓から侵入させて、夏は侵入させない。これがとても大切であり、両方考える事が出来ないのが多くの会社です。

では、ラファエル設計の夏のQ1.0住宅を見て見ましょう。
ちなみに、パッシブエアコンを入れているのですが、今年の夏、エアコン設定温度を殆ど27℃以下にしていないと言っていました。
下記は外気温が29℃ですが、外気温35℃でも快適だったようです。
2Fサブリビング&廊下&子供室入口
外気温29℃
エアコン設定温度27℃

各部分の表面温度25℃台

カメラの中で、温度差が無いと一面同じような色になります。
1Fキッチン・ダイニング
外気温29℃
エアコン設定温度27℃

各部分の表面温度26℃台
※窓のガラス部分は約28℃

窓部分と温度差があるので、天井面などは青くなっていますが、窓ガラス部分約28℃に対して天井面は26.5℃くらい。
玄関の床と玄関ドアの枠とガラス部
外気温29℃
エアコン設定温度27℃

各部分の表面温度25℃台
ガラス部分が28.6℃
枠下27.5℃
玄関上部
外気温29℃
エアコン設定温度27℃

各部分の表面温度25℃台
ガラス部分が29℃
枠上29.9℃

如何ですか?
遮熱シートなんて使っていません。
玄関ドア枠とか窓枠は流石に壁とかと同じ温度にはなりませんが、床・壁・天井の表面温度はほとんど変わりません。
これは、本当のダブル断熱により、コーナー部分とかの「熱橋(ヒートブリッジ)」を徹底的に防いでいるからです。
究極のウレタン吹付けとか・・・
何が「究極」なんだよ・・・。
まあ、熱を通しやすいかどうかの熱伝導率は、数値が低いのが高性能なので、ウレタンが他を圧倒しています。
ラファエル設計が採用する「高性能グラスウール」は下記にはありませんが、数値は0.038です。

じゃあ、ウレタンの普通家と高性能グラスウールでのW断熱住宅、室温の違いをお見せしますよ。

究極のウレタンが、Q1.0住宅に惨敗する惨劇を目に焼き付けてください。

はい!!

高性能グラスウール105+105mm付加断熱(1階)
Q値:1.19
UA値:0.32

ウレタン105mm充填(1階)
Q値:1.64
UA値:0.50

高性能グラスウール105+105mm付加断熱(2階)
Q値:1.19
UA値:0.32

ウレタン105mm充填(2階)
Q値:1.64
UA値:0.50
遮熱シートは貼ってないけど
上記のシミュレーションは遮熱シート貼ってないけど、仮に2℃上がったとしても、Q1.0住宅には勝てませんよね。
Q1.0住宅という「究極」の住宅を知っている人からすれば、究極のウレタンとか言わないし、
遮熱シートが「究極の断熱材」とは考えないわけです。

ウレタン+遮熱シートでW断熱とか・・・
詐欺に近いと思いますよ。
定義は無いですが、「言ったもん勝ち」状態と言えます。
ダブル断熱をする目的は、繰り返しますが「熱橋(ヒートブリッジ)」を防ぐことです。
ダブル断熱は付加断熱とも言いますが、下記の様に、断熱材を付加しないと、柱や間柱などから熱が逃げたりする訳です。

それを防ぐのが、ダブル断熱。
そもそも、断熱材選びとか、断熱材だけで性能を図るのが間違っている
よく、断熱材の性能だけを見て「高性能」と考えるのが間違いです。
そんな事を説明する会社がいれば、依頼するのは即刻辞めた方がいい。

致命的です。

実際の「家」で考えた場合、例えばW断熱ではない場合、
外壁であれば・・・
外壁材+タイベック+構造用合板9mm+断熱材+石膏ボード12.5mmという構成になり、
断熱材の部分が「ウレタン」なら熱貫流率U値は0.32となり、
付加断熱の高性能グラスウールなら熱貫流率U値は0.2と、圧倒的に勝ちます。

単純に、屋根とか窓とか外壁とか基礎とかのU値が全て0.32なら、UA値は0.32となります。
逆に、屋根とか天井の断熱材が155mmしかなく、屋根のU値が1.0ならその家はUA値0.46となります。

つまり、断熱材だけで家の性能は決まらないって事なのですよ。
実際の住まいは、そんな数値だけでは推し量れません。

なので、今回のチラシは「究極のダブル断熱」と解釈する人が必ずいると思うのです。

僕からすれば、同業者として「恥」です。
ハッキリ言って「恥」です。

こんな、なんちゃってダブル断熱とQ1.0住宅のダブル断熱が「同じダブル断熱」という括りになってしまうのかと思うと、怒りさえ覚えますよ。

皆さん、車の遮熱シート使ったことあります?

あれ使っても、全然車内は暑いですよね?

それは、リアウィンドウとかサイドウィンドウは遮熱シート設置してないからです。
超贅沢な「W断熱」とか・・・

究極の勘違いです。

大して効果もない工法のくせして、住まい手から高価なお金もらって、贅沢しているのはお前らだろ!
って感じです。

「遮熱効果」に関しては別に否定しません。
ラファエル設計も屋根には「遮熱タイプ」を選定してたくらいですから。

でも、遮熱塗料とか含めて、「遮熱」と「断熱効果」は全然違うのですよ。

遮熱が優れていれば断熱材なんて不要!という人がいますが、これは間違っています。
と僕は思います。

メーカー含めて、色んな検証するのは自由です。
しかし、それが今の住宅の工法に合ってなかったり、その商品の効果が絶大というような宣伝は、止めた方がいいと思うのですよ。
ダブル断熱なら夏涼しいの勘違い

基本的にW断熱って、「外壁」の事言ってます。
下記を見ていただきたいですが、夏は、外壁などの「鉛直面」より、圧倒的に屋根などの「水平面」に日射が大量に当たるわけです。
水平面って書いてあるもの以外は鉛直面の事です。

つまり、屋根面・天井面の断熱材の厚みを155mm程度では、2階は殺人的な暑さになるという事です。
ラファエル設計は以前セルロースファイバーの200mmにしていましたが、現在300mm入れています。

つまり、夏はチラシのようなW断熱にしても、「だから涼しい」には絶対ならないのですよ。
絶対に!です。

屋根面の下地に、この遮熱シートを使えば、意味がないとは言いませんが(本当はいいたいけど)、ラファエル設計のQ1.0住宅なら、使う必要がないという感じです。
外気温30℃以上ある日でも、天井点検口から小屋裏に顔出しても、全然暑くないですから。
屋根面からの表面温度を測れば、そりゃ効果絶大に撮影できると思いますが、基本的に、遮熱シートを「究極」とか言って、「贅沢品」だというのは違うんじゃないかなと思いますよね。

まあ、使いたい人は使えばいいんじゃない?と思いますが。
がしかし、使うのはお客様のお金ですよという事は忘れないでくださいね。
断熱材含めて、すべてはアイテムの1つでしかない
家というのは、色んな建材が集結して、出来上がります。
なので、断熱材とか遮熱シートも、その一部でしかないのです。

良いものも、適材適所という考えのもとに使われなければ、本来の性能を発揮出来ません。

高価で性能が良いのもを使わなくても、安価なものを組み合わせて、高性能で良いものよりも高性能に変身できるなら、そうするべきだと思っています。

そもそも、「タイベック」は透湿防水シートとして、絶大な信頼度があります。
まとめ
今回は、タイベックを否定するものではなく、「チラシの内容」を否定しちゃってます。

超贅沢なW断熱とか・・・
そんなわけあるか!!

断熱シートを断熱材と一緒にするんじゃね~~!

「だから涼しい」わけね~~だろ!!

ってのが結論です。

ダブル断熱というだけで、
「冬暖かく、夏涼しい」
と思っちゃう所が、多くの会社が勘違いしている事です。

皆さんも、気をつけてくださいね!

って言っても、簡単には判断つかないと思いますが・・・

僕の様な立場の設計事務所に設計・監理を依頼せずに、自分達で工務店に依頼する場合、自分達が工務店以上の知識を得なければ、真実は闇の中です。
嘘情報であふれたネット掲示板で、多数決の意見を探して、自分で納得するしかありません。

家づくりというのは、一般ユーザーの自分で「素人」と思っている人が、ネットで得た知識で、出来るほど、簡単なものではないのです。

今時、ビー玉が転がるような欠陥住宅を造っている会社なんて、まず無いと思います。

それよりも問題なのは、勘違いによる、実際は高断熱でもない「温熱欠陥住宅」が沢山建ち始めているという事。

優良工務店か見極めるのに、UA値、Q値、C値を聞く事をおススメしていますが、
是非「室温何℃になりますか?」
って質問してみてください。

暖かいですよ!とか涼しいですよ!
と言ってきたら、根拠を聞いてください。

そこで、ウレタン使っているからとか、遮熱シート使っているからという答えだったら・・・
そこで試合終了です。
帰っても問題ありません。

Ua値とかを言ってきたら、日射取得で考えている窓はどれか?を聞いてみてください。

その窓を聞く事が出来たら、その窓には何時間くらい日射があるのか聞いてみてください。

そして、暖かいというのは、「無暖房で何℃くらい、外気温と差がありますか?」と聞いてみてください。

「自然温度差」をしっかり答えられる会社は、任せても大丈夫だと思います。

最後に、はっきり言わせてもらいますが、W(ダブル)断熱を「究極」とか「贅沢」とか言っちゃいけません。

何が「贅沢」なのですか?

それが、当たり前です。

だって、日本の家は下記の様なイグルー(かまくら)よりも室温低いんですから。このイグルーは室温13~15℃らしいです。
暖房を我慢する日本の家は・・・
冬寝る時に、室温14℃で、朝起きる時は10℃以下になるのが「笑える日本の常識」だそうです。

次世代省エネ基準の家が↓です。
1/26日、朝7:00時の宇都宮です。
無暖房です。
まさに、かまくら以下の家。

こんな家づくりが「標準より上」の次世代省エネ基準なのですよ。

ダブル断熱が「贅沢」と思うのは仕方がないかもしれませんが、それを「普通」と考えられないのは、悲しいですよね。

こんな仕様の家しか知らない場合、「吹抜け」だって、暖房効率が悪い、吹抜けがあると寒いって思いますよね。

ちなみに、ラファエル設計のQ1.0は下記(左)です。
右はさっきの上記のものです。
無暖房です。

拡大します。
この室温は、吹抜けが大きく作用してます。
吹抜けが有効に働いているという事です。

Q1.0住宅・・・これが贅沢か!?
ラファエル設計は、「当たり前」に住まい手に届けたい。

皆さんも、ダブル断熱が「超贅沢」なんて思わないでください。

そして、チラシの会社の様に、「超贅沢」と言っていながら、何も理解していないと思われる会社にだけは、家づくりを依頼しない事です。
メーカーの言っている事を全面的に信用して、自分では全く勉強していない人・会社の典型だと思います。

 

 

2018年10月13日

ローコストメーカーに何を求めてるの?

以前も、同じような話をしたと思いますが・・・

ローコストメーカーの評判や、会社について・・・

「ローコストメーカーをどう思うか?」

何て質問、する方が可笑しい。

 

答えに何を求めてますか?

 

安くから何か悪い事やデメリットがあるとお考えで????

 

では、そう思ったなら、そこで建てるのは止めましょう。

 

疑ってるんですよね?

 

ローコストメーカーだから、施工がテキトウなんじゃないか?

って思うわけですよね?

 

基本、その通りですよ。

 

ローコストなんだから、職人さんの手間をいじめいている可能性が高い。

 

そもそも、質の高いローコストもあるだろうが・・・

「ローコスト」って何を基準にしているの?

Q1.0住宅は高くて、飯田産業みたいな家がローコスト?

 

よく、広告でも・・・

 

「質はそのままにローコスト」

 

なんてのを良く見かけるが、材料費か人件費削るとかしなきゃ、コスト何て下がらないだろ!(笑)

 

基本、断熱材が90mmとかでのローコストとか、話になりません。

 

住まい手が、予算の関係から、あえて質の悪いローコスト住宅を求めていて、幸せに暮らせるなら、それはそれで間違った選択ではないかも知れません。

でも、ラファエル設計は、そのような家づくりは絶対にしません。

ローコストだって、1000万とかは、普通にかかるわけですよ。

でもね・・・

無暖房で真冬の朝、0℃くらいにしかならない家を造って、何の意味がある!?

 

家に生まれ変わった、樹齢60年~100年の樹木たち。

満を持して、生まれ変わったら、冬クソ寒くて、夏クソ暑い家とか・・・。

 

安さ勝負の家づくりをしているプロの人達、それを求める一般ユーザーの人達。

 

木の気持ちになった事はありますか?

 

例えばね・・・

今、貴方が、世界の為、愛する人の為に人生を捧げたのち、人の為に生きる素晴らしい人生を終えた後、
天国にいき、「生まれ変わる」とします。

生まれ変わったのが、トイレットペーパーだったらどうしますか?

おしりを拭いてもらって流される部分の紙だったのか、芯に最後に微妙に巻き付いている部分の紙で、使われる事なく捨てられる部分の紙になるのか・・・。

 

人間は、多分生まれ変わっても人間だ。

木はね、家に生まれ変わったら、自分では建てられたままに従うしかないんですよ。

 

リフォームされてしまう木。

快適に過ごす家族を、木として生きた年月と同じ時間以上、見続けられる木。

内部結露を起こされてしまう木。

断熱材で熱橋を防いでもらえない木。

 

色んな木の第二の人生が待っています。

 

ローコスト・・・

建築費用をローコストにするのではなく・・・

エネルギー(光熱費)をローコストに出来る家を目指してください。

2018年10月15日