ハウスメーカーの決算期!値引きに騙されるな!
はい!ちょっといきなり過激なタイトルですみません(笑)
何だか最近、ハウスメーカーに益々怒りを覚えるような問合せメールが多くてね・・・。
ちょっと最近というか、1年前くらいから思っている事ですが・・・
一般者向けセミナーを開催しようかと思っています。
いつになるか分かりませんが・・・
ちょっと、ハウスメーカーで家を建てたら、どんだけお金の無駄かという事を、本当に知ってもらいたいです。
別に、ラファエル設計に依頼しなくてもいいんです。
冬の室内での死亡率日本一の栃木県の方は特に、暖かい家に住んでもらいたいと、心底思います。
では、前置き長くなりましたが、本題へ・・・
前回も「契約後の相談について」というブログを書きました。
今はですね~・・・
ハウスメーカーの決算期なのですよ。
「今日決めてくれたら200万値引きする」
とか
「今週中に決めてくれたら100万+オプション何かサービスします!」
とか・・・
言われて契約しちゃってませんか?
それは、不幸への誘い・・・
売る事に必死な値引き合戦ハウスメーカー・・・
予約待ち状態でいっぱいの新住協会員の工務店さん・・・。
どちらで建てれば幸せな家づくりになるか、マジで一般ユーザーの人達は勉強した方がいいです。
ネットで情報収集ではなく、ちゃんと、工務店さんに会いに行ってください。
ネットで調べて、掲示板で何処何処はどうか?って聞いて、顔も分からない人の答えで道を決めるのではなく、自分の目で、耳で確かめてください。
ネットで情報収集するのは大いに結構です。
でも・・・
調べ過ぎたあまり、自分がもの凄く詳しい人間になったと思い込み、自分はちょっとの事では騙されないぜオーラだして、工務店に行くのは止めた方がいいですからね(笑)
もしくは、変に言いくるめられないぜオーラも止めた方がいいです(笑)
例えば新住協の会員さん(勉強会にしっかり出席している会社)は、そもそも、騙そうとか思ってないですから(笑)
こんな事は誰も言わないと思いますが、「面倒くさい客だな」って思われたら、いくら熱意があっても、やりたくなくなるのが本心ですよ。みんなが。
面倒くさいというのは、こだわりがあるという事ではなく、例えば命の基本仕様に関して、必要以上に口を出してくる人とか、こちらの提案を素直に飲んでくれない人ですね。
まあ、一言で言えば、これから先、付き合っていく自信がないという事ですよ。
例えば、美味しいイタリアンレストランに行って、シェフに対して、クックパッドで得た知識を振りかざして、塩加減だとか、塩の種類とか、トマトの生産地とか、指定する人いたらどうします?(笑)
もう、食べに来なくていいですって言われますよね?(笑)
逆に、自分がつくる料理を食べてもらいたいと思いませんよね?
家づくりをする人だって同じですよ。
僕だって同じです。
自分が設計した家に住んでもらいたいと、思いたいですもん。
そこに住まう家族の未来がイメージ出来なければ、やっぱり設計する意欲も生まれません。
やっぱり、これまで色々勉強した知識などは、僕を頼ってくれる住まい手にアウトプットしたいですもん。
いいですか?
我々、新住協の会員さんがつくる、本物の高断熱の家って、ハウスメーカーで建てるのと、暖かさ以外に何が違うと思います?
値段ですかね?
デザインですかね?
会社のブランドですかね?
メンテナンス対応ですかね?
どれも当てはまるかもしれませんが・・・
僕が言いたい事は違います。
それは・・・
資産価値ですよ。
ハウスメーカーで建てた場合、30~50年後どうなると思います?
冬は寒くて夏はクソ暑いですよ。
自分が老人になった時、ヒートショックで死ぬかもしれないですよ。
熱中症で死ぬかもしれないですよ。
子どもが大人になって、家を建てようとした時、負の遺産となった、自分が数千万出して建てた家をリフォームするのですかね?
それとも建て替えるのですかね?
別な所に土地買って、新築するのですかね?
それらの費用って・・・
自分の息子か孫が支払う事になりそうですよね?
でも、Q1.0住宅の様な家は、資産価値があります。
建てた変える必要もなければ、断熱リフォームも不要でしょう。
間取り的なリフォームはあったとしてもさ。
後者の場合さ、住宅ローンがほとんどないわけだから、その分のお金を、家族の為とか、子どもの習い事、学校の為のお金に使えるわけですよ。
また、家が暖かいから、健康でいられる確率はあがりますし、普段の病気にもなりにくくなるはずです。
新住協のトップは鎌田先生ですが、同じくらい、新住協という組織に、必要不可欠な存在の方がいて、
会沢健二さんと言います。
その会沢さんが、Q1.0住宅に住む人たちにインタビューをして全国を回って書いた本があります。
↓
「この家にしてよかった」
3巻が近々発売されます。
家づくりの勉強している人は、ネットで高断熱住宅のデメリットなんて調べている暇があったら、この本を読んだ方がよっぽど心に響くと思いますよ。
一度読んでみると分かると思いますが・・・
住まい手が、全員「笑顔」で幸せそうな情景が浮かびますから。
今、この本の話を聞いて、
「お前バカじゃね~の?」
とか
「全員がそう感じるわけじゃね~だろ」
とか
「変に宣伝してんじゃね~よ」
とか
「Q1.0とかってビニールハウスだろ?」
って思った人は、本気で住まい手の為の家づくりをしている工務店からは断られる人です。
逆に、読んでみたい!
って思った人は、会社訪問してもきっと暖かく迎えてくれると思いますよ。
まあ、いずれにしてもですよ・・・
「値引き」ってお得感あって、嬉しくなりますが、初めから適正価格を提示している工務店が一番信頼できる可能性が高い事に気づいてください。
値引きというのは、元々多く利益を取り過ぎているから出来る事です。
提示された価格が正しいかどうかは、素人の人では判断するのが難しいでしょう。
一応お話しておきますが、新住協の会員さんなら、初めから適正価格で提示していると思いますよ。
Q1.0住宅に住んでもらいたいけど、凄い家造っているんだから、必要以上に沢山予算引き出さなくちゃ!なんて考えている人は恐らくいないですから。
依頼しようとしている工務店を、依頼者自信が信じる事が出来ないようなら、本気で対応してくれる工務店からも信頼してもらえなくなりますよ。
家づくりってのは、最初から最後まで、信頼関係が一番大切です。
暖かい家を造って欲しい!という願いと
自信をもって造ってあげますよ!という想い。
その会話だけで本当は十分だと思うのですけどね・・・。
くれぐれも、「値引き」という悪魔の囁きに、ご注意願います。