建築知識ビルダーズ連載4回目、発売

さあ、やっと発売になりました!!

 

建築知識ビルダーズ連載4回目!

「高断熱住宅は夏暑いのか?」

ですね。

 

これを題材にしようと思ったのは、単に夏だからという訳ではなく・・・

Q1.0(キューワン)住宅のような高断熱住宅に住む高齢者が増えれば、エアコンを我慢して家の中で熱中症で死亡するリスクがかなり減る事を願って・・・

という想いもありました。

本当に大切な議論というか論点は、高断熱住宅は夏暑いのかどうか?

ではなく、

一般論はどうか?

でもなく・・・

早い話・・・

 

『無冷房で暑いかどうかなんて話するより、どんどんエアコン使ったって、飲み会一回の会費よりも安いぜ?』

 

って事が、住まい手(一般ユーザー)にとっては理解しやすい話だと思っております(笑)

省エネ基準クリアの家とかさ、貴方の家はUA0.5です!なんて言って、良く分からないですよね。

 

今さ、二世帯住宅とかで、両親と一緒に住む家をローコストで建ててさ、ヒートショックで死んじゃうなんて事があったら、それはその家のせいですからね。

ハッキリ言って。

 

なので、僕はQ1.0住宅以外を設計する事も、建てる事も、今後ありません。

 

熱中症でエアコン我慢してさ、救急搬送されて、死んじゃったら、親孝行もくそもないですよ。

 

みなさん、放射能とかPM2.5とかメチャクチャ気にするけどさ・・・

家の中での熱中症とかヒートショックって、全然気にしないのが不思議です。

 

ちょっと一般ユーザーの方には難しく感じる内容かもしれませんが・・・

室温の数値以外はあまり気にせず読むと、読みやすいかもしれません。

 

1つだけ言える事があります。

超大手ハウスメーカーで家を建てたとしても、家の中の特に2階が暑いとか、冬の朝は寒いとか言っている人がいたら・・・

「知らぬが仏」

というやつで、Q1.0住宅の存在を知ってしまったら、ショックが大きいと思います。

 

まあ、いずれにしても、ビルダーズの連載、是非読んでいただけると嬉しく思います。

2019年08月28日