誰が悪い?
「私は普通に手続きをして、相手が間違えました。私には非がありません」
これね・・・すっげ~~~頭にきました(笑)
何が一番気に食わないというと
『私には非がありません』
です(笑)
僕は、基本的に「間違い」に対して、怒ったり強く文句を言ったりはしません。
間違いは誰にでもありますし、僕もミスはします。
間違いだってします。
発注はきちんとしていても、間違えたものが現場に配送される事も何度かあります。
僕は、発注の時や何かを依頼する時、普通に商品番号などを書いて終わりの時もあれば、「何故その商品を探しているのか?」という理由を説明する場合もあります。
発送で間違えたなら、電話で口頭で言ったのか、きちんと注文書を出したのか、メールで伝えているのか?
依頼方法によって・・
「相手が間違えやすい状況を自分自身が作ってしまったのか?」
これが一番大きな原因だと思っています。
例えば、図面をお願いした時も、意図しない図面を描いてきたなら、伝え方が悪かったのか?という話になります。
お客様への説明などもそうです。
キチンと「お客様に伝えた」と部下が言ったとして、お客様がその説明を理解していなかったら、それは「説明した事にはならない」という僕なりの持論があります。
理解力が無い人もいる訳で・・・
自分で思っている常識も、人によっては常識でない場合もある。
なので、現場でも何かの指示をする時は、その指示の意図も説明する必要も、場合によっては出てくるという事です。
特に建築の仕事で一番多いクレームの1つが、「言った、言わない」の話。
人の記憶は曖昧で、結構真実と入れ替わっていると思う事が多々あります。
その為に議事録って必要なのですが、結構簡単なものは電話で済ませてしまう事もある。
これが結構間違いの大きな原因となる。
電話できちんと確認して、OKをもらって工事を進めても、
「え!?これ要望と違いますよね?」
「え!?電話で確認しましたよね?」
「え!?確認された覚えはありません」
これが、「言った、言わない」の典型です。
もしかすると、その部分だけ電波が途切れていたのかもしれないですし、聞こえにくかったのかもしれない。
ミスというのは、いくつもの要因が積み重なってミスとなると思っています。
数秒の確認を怠ったために、数日という時間を失う事もある。
運転では、細い道で「お前手前で2秒待ってろよ!」という状況で無理に突っ込んでくるバカな車がいますが、その2秒を我慢できない為に、車同士のすれ違いにかなり時間を要する事態になる場面もありますよね?
結局突っ込んできた方がバックするとかさ・・・。
もう、自分の事しか考えられない、譲り合いの気持ちが無い人同士が運転中に出逢うと、死亡事故に発展すると思っています。
基本的に、相手を思いやる気持ちが無いと、ダメだと思っています。
なので、自分だけが悪くない!みたいな感じのメールをいきなり送ってくるやつは・・・
って言いたくなります。
例えばだよ?
コーヒーを注文した→注文確認OK→苺のショートケーキ登場
こんな状況なら、完全に悪いのは自分ではないと言っていいと思いますがね(笑)
たまにね、注文間違いで、間違えないように注文しているつもりでも、数量間違えて作ってしまった場合という場面があると思います。
ここでね?
たまに「その注文はいくつだといいましよね?」と反抗してくるやつがいます(笑)
この場合、「言ってね~よ!!」
と返します(笑)
「その注文はいくつと伺ったと思いましたが・・・」
この場合は、「言ってませんよ」
と返します。
「その注文はいくつと聞こえてしまったのだと思います」
この場合は、「いくつ ときちんと注文しましたよ」
と返します。
これらの共通点は、言い方とかではなくて・・・
注文確認をしてない所にあります。
PIZZA-LAでバイトしていた時は、注文確認していても、こんなの注文して~よ!とか、個数間違えています!というクレームが来ることがありましたが、これらの人達の共通点は、注文確認をキチンと聞いていないというか、「ハイハイ」とただ聞いているだけ。
話している人が早口だったり、活舌が悪かったりすれば、間違えやすい要因にもなるかもしれない。
いずれにしても、何かが間違えた時、自分は悪くない、自分に非は一切ないから、間違えたメーカーが全部責任持てよ?
って感じは、いきなりそんな感じなのは頭にくる。
責任って何よ!?
単純に間違えたら、正せばいいだけだろ?
って思うのですよ。
その間違いによって、大きなお金が動くなら、それは責任追及されてもおかしくはない。
ただ、間違えてもそれをすぐに対処してくれるなら何の問題もない。
ミスをした時は、そのミスに対して責めたり責められたりしても、何の解決にもならないですよね。
ミスをした方は、ごめんなさいと思うし、ミスをされた方は怒るかもしれません。
いずれにしても、「ミス・間違い」が発生してしまった時は、その後のケアが一番大切なのではないでしょうか?