2019年09&10月ブログ

2019年10月30日
誰が悪い?
2019年10月27日
色々要望言ってすみません
2019年10月26日
絶対言い間違いしそうだよね
2019年10月23日
令和元年、一級建築士製図試験、受けて見ました
2019年10月19日
本日は契約の為、県外に行ってきました
2019年10月18日
試験延期による影響・・・
2019年10月12日
令和元年一級建築士製図試験 中止決定
2019年10月12日
ラスト1日、試験前日
2019年10月11日
いよいよ後2日後!試験
2019年10月10日
もうすぐ試験だけど台風
2019年10月03日
『八溝杉』伐採見学のイベントお知らせ
2019年10月01日
試験ネタばかりですみません
2019年09月29日
東京で模擬試験
2019年09月27日
新住協総会in仙台
2019年09月23日
とある理由で住宅展示場へ行ってきた
2019年09月22日
またしても仮面ライダーゼロワンに涙する
2019年09月21日
温熱診断について
2019年09月20日
千葉のゴルフ場と火災保険
2019年09月19日
最大級のバカ
2019年09月17日
人が死ななきゃ変わらない
2019年09月15日
仮面ライダーゼロワン、初回からかなりの胸熱展開
2019年09月12日
一級建築士学科合格
2019年09月09日
設計料をケチる
2019年09月07日
気が付いたら9月

2019年09月ブログ一覧

気が付いたら9月

最近、セミナーとか出張、学校でボロボロが身体状態でした・・・。

気が付いたらもう9月が1週間過ぎようとしているのですね。

ブログ書いていないのがすぐすぎますね。

 

ちょっと勉強優先にする為に、ブログや仕事はほとんどしない方針に切り替えます。


ラファエル設計に家づくりお願いしたいというメール相談、お話を数件頂いているのですが、これから問合せしてくださる方は、お会いしての対応は全て10月13日以降にさせていただきます。

メールでの相談も、基本的に致しません。

理由は、返答に1時間とか2時間かけて返答しているからです。

 

会って打合せをお願いしたいけど・・・

って相談は、日時を決めるくらいは返信しますけど(笑)

 

栃木市以南は工事開始が2年待ち、宇都宮・鹿沼エリアは最低でも1年待ちな感じです。

なので、今すぐな話でも、工事はだいぶ先になります。

まあ、設計しているとすぐなんですけどね(笑)

 

とにかく・・・

メールをくださるのは全然自由ですが・・・

対応は約1か月、お待ちください。

本当に申し訳ございません。

2019年09月07日

設計料をケチる

最近、ちょっと設計料の考えについて考えさせられる事がありました。

例えばQ1.0住宅、本当に予算が無い人はどうすれば手に入るのか?

そんな会話や・・・

ラファエル設計への依頼は高嶺の花なら、妥協して別な所に依頼する。

ハウスメーカーは設計料がない。

などなど・・・。

 

設計料について、以前ブログに書いた事があります。

 

 

設計料というものが、我々設計事務所にとっての報酬となります。

何となく僕のイメージですけど・・・

設計士や設計監理者、建築士が本当に助けを求められる時って・・・

 

設計事務所に設計を依頼せず、工務店へ直接依頼して、争いになった時に、自分は素人だから言いくるめられてしまう!と思う時ではないでしょうか。

 

設計監理をお願いされない事はまずありませんが・・・

設計監理をお願いされたらされたで、現場に来る日数に対して怒る人もいます。

ようは、一週間に4回も5回も来ない場合ですね。

「高い設計料払ってるんだから!」

と。

 

これはね・・・

根本的に違いますよ・・・。

 

僕は逆に聞きたい。

設計料を差し引いたとしても、圧倒的に低性能で自然素材も使わないハウスメーカーの方が、ラファエル設計よりも高い家なのに、何故設計料だけ気にする人が多いのか・・・(笑)

ハウスメーカーは、自分の所で図面を100%描いている所は無いと思います。

そして、ハウスメーカーが抱えている社員というのは、設計・営業・現場監督・事務員です。

何故金額高いかというと、広告宣伝費や営業さんへの歩合の報酬だったりします。

営業さんとかに支払われる歩合は文句言わなくて、設計料に文句いうって・・・

この世に設計事務所は存在するのは悪だと思っているのでしょうか(笑)

 

何故、家を考える事への報酬は考えていただけないのでしょうか?

流石に、ラファエル設計に依頼しようとするしてくださるお客様は、クレイジーな人はいませんが・・・。

 

賃貸マンションとかもそうですが・・・

家賃が安いという所、治安悪くないですか?

 

家づくりにおいて、無料という所に重要性をもってきたり、値引きに執念を燃やす人・・・

クレイジーな人、正直多いと思います。

いわゆる、モンスターペアレント化する人ですね。

 

建売のような間取りは誰だって考えられますが、住まい手の未来を考えた、住まい手の為だけの間取を考えるのが一流のプロだと思っています。

今まで、お客様が沢山間取りを考えた事が沢山ありました。

そのほとんどに共通していえる事は、

「柱と壁の位置が上下階で全然合わない」

です。

 

これを、柱と壁の直下率といいますが、これがプロでも出来ない場合多いです。

基本は直下率100%です。100%じゃないと、部材スパン表は使えません。

この前のお客様が考えたものは直下率50%ちょっとです。

最低でも60%以上にはしたい所です。

つまり、柱と耐力壁の位置が、半分近く、合っていないという事です。

 

こういった事も考えて設計するのが、建築士です。

そういった事ができない建築士も実際いますし、知っていますが・・・。

 

僕は、設計という仕事にプライドと誇りを持っていますので、やっぱり設計料を軽視されるのは残念ですし、悲しいですよね。

建築士の真似事で終わるのが、素人の考える間取りです。

素人が考えた間取りでも、良いものにするのもまた、本物のプロの領域かもしれませんが・・・。

 

家づくりというのは、トラブルも発生します。

気を付けていても。

 

そうなった時、助けてくれるのは誰ですかね?

2019年09月09日

一級建築士学科合格

9/10日が合格発表でした。

今年は自己採点で106点(国の合格基準点は90点)取っていましたので、余裕で合格だろうと思い、学科合格発表の日はいつなのか気にしてもいませんでした(笑)

結果、学校の予想通り、97点が合格基準点となりました。

年度 合格基準点
2019 97点
2018 91点
2017 87点
2016 90点
2015 92点
2014 90点
2013 92点
2012 94点
2011 87点
2010 88点
2009 97点

上記の様に、みんなの出来次第で、合格基準点が恐ろしく上下するのが1級建築士の学科試験。

ちなみに、今年は、現行試験制度最後と言うこともあり、合格率が過去最高に高いものになっている。

近年の18.3%から22.8%。

22%なんて、過去にはまずない。

大抵、18%台に持って行く感じに、合格基準点は決められていると感じている。

多分普段なら合格近年は98点か99点になっていただろう。

総合資格では、98点でも去年の18.3%に比べて多いくらいと言っていた。

つまり、今年はチャンスの年だったと言うことだ。

一級建築士の学科試験は、1点足りなく不合格でも、その1点の中には凄まじい人数がいて、大体1点合格基準点が上がると2%前後、合格率が上がると、個人的には見ている。

そうなると、本来は99点あたりが合格基準点になっていた可能性もあるし、試験自体も難しいか、例年の難易度になっていただろうという事が予想できる。


とにかく、2級建築士も狭き門が若干広がった感じの事を、学校は言っていたので、1級もそうなる可能性があったけど、実際そうなった。

1級建築士では、4.5%もの合格率アップにより、去年と比べて、1000人合格者が増えているのだ。

1000人ですよ?(笑)

やはり、僕の読み通り、1点の中には数百人の人達が存在する事になり、合格率を1%上げると、そこには230人くらいの人達が合格することになる。

 

いずにれにして、今年は二次試験含めて非常にチャンスだ。

今日も学校、明日も学校・・・

朝から晩までやっている。

二次試験合格に向けて、気合い入れなければ・・・。

2019年09月12日

仮面ライダーゼロワン、初回からかなりの胸熱展開

少し前から始まった仮面ライダーゼロワン。

 

下記、ゼロワン開始時にFacebookに投稿した内容。


 

【仮面ライダーゼロワン始動!】
令和初のライダー!平成最後のジオウは歴史に名を残す酷さで終焉を迎えたわけですが、ゼロワンは多分激アツ展開になることが予想される。ヒロインもウィザード、鎧武以来に久々可愛い(笑)
必殺技の演出などが気になったので脚本を調べてみたら、なんと!エグゼイド45話を脚本した『高橋悠也』氏。
テーマはAI=人工知能。AI の開発や利権をめぐる人間たち醜い争いも勃発するだろう。
AIが人間を支配するような世界観、AIとの愛とかも出てくれば、個人的に好みの展開になりそうだ(笑)


 

ずっと勉強しているのも、気がくるってしまうので、日曜1時間は双子たちとスーパーヒーロータイム!

 

今日で3回目ですが、ジオウの最終回よりも、すべてが胸熱展開で、涙腺崩壊しそうになる(笑)

演出なども、細かい所でライダーの格好良さを演出している。

何より、個人的に必殺技の演出がカッコイイ(笑)

エグゼイドみたいだ。

 

ゼロワンはAIを搭載された人間型のロボット(=ヒューマギア)と生活する世界。

「ヒューマギアは人類の希望だ!」

という主人公ライダー。

 

「ヒューマギアは人類の敵だ!」

というサブライダー。

 

これらの想いが交錯する展開もまた心が躍る・・・

 

何より、2話分、主題歌の部分を省いた所に本気を感じる(笑)

 

2019年09月15日

人が死ななきゃ変わらない

「人が死ななきゃ変わらない」

これは、建築基準法や、その他の法律です。

 

以前、ブロック塀の倒壊による、痛ましい死亡事故を受けて、ブロック塀の法律が改められました。

これは、建築士の学科試験でも勉強しました。

 

法律って・・・

人が死ななきゃ変わらないんですよ。

 

司法を変えるのは、世間が強い関心を寄せた殺人事件などを受けて変わるものです。

 

でも・・・

昔っから変わらないもの・・・

 

それは住宅に対しての、「性能に関して」の法律です。

 

栃木県は、冬の死亡増加率日本一です。

それも、家の中での話です。

 

ヒートショックでこれだけ多くの人が死んでいるのに、変わりません。

それは、ヒートショックという事を多くの人が知らないというのと、
ヒートショックによる原因ということすら知らない、

そして、そのヒートショックは家の中で起きるという・・・

もっと言えば、「家のせい」で起きる事を多くの人は知りません。

 

家の中での熱中症もそうです。

「エアコンをつけていなかった」

これが一番の理由じゃないでしょうか?

 

つまり、両方とも、気候のせいというか・・・

寒さのせい、猛暑のせい

にされているのです。

 

そもそも悪いのは、数千万出して購入した家の性能が一番悪いのです。

 

身体を不健康、悪くしているのは、家の性能に他なりません。

 

アスベストは、発がん性が有る為に、現在使用禁止です。

 

でも、死亡率UPになる、現在当たり前のように建てられている家は、
建築禁止になりません。

 

『家の中での事故は交通事故死の約3倍』

交通事故による死亡者数は96年頃から2015年まで右肩下がりで約14000人から約4000人くらいまでの約1万人も減少しているわけです。
しかし、家庭内の不慮の事故では96年から右肩上がりで13000人以上・・・
交通事故死亡者数より3倍以上多いようなのです。
自分の家族が外出時、「いってらっしゃい!気を付けて!」という当たり前のやり取りがありますが、危険なのは、実は家に残る「自分」なのです。


これだけ多くの人が死んでいるにも関わらず、当たり前のように同じ様な家が建てられている。

10年前の家と比べて、今の家、室温にしたら2~3℃違いますかね?

断熱材などの性能は上がっているかもしれませんが、気流止めなどの存在を知らないプロ側の人達が多すぎるので、断熱材は本来の威力を発揮してくれません。

 

最近、ラファエル設計に設計依頼をしてくださる方は、HPを読みまくってくださっているみたいなので、

「何故Q1.0住宅が必要なのか?」

なんて説明は不要ですよね(笑)

必要なのは・・・
というか、理解を得られるか?と相談者が心配しているのは、ご両親です。

 

まさに、人が死ぬ可能性が高い家が当たり前だと思っていて、金額も安いものが当たり前だと思っている、50歳以上の年代の方々・・・。

 

その人たちの事を、僕はこう見えています。

 

「携帯電話はこういうもんだろ?」

 

て言われている気分です(笑)

 

とにかく皆さん・・・

今、小さいお子さんがいる人は特に・・・

これを見た方がいいですよ。

 

今から30年後の気温予測です。

間違いなく、Q1.0住宅レベルの性能を出さないと、家の中での死亡事故が今よりも増える事でしょう。

 

 

こんなチラシを作って集客に全力を注いでいる会社に依頼するのと・・・

 

 

自然温度差を出したり、冬の暖房エネルギーの削減を真剣に考えたりと、性能計算をしっかりやって集客している会社に依頼するのと・・・

 

 

貴方の家族の未来の家を、安心して託せる会社はどっちですか?

って話ですよ。

 

ヒートショックで熱中症でなくなってしなう可能性が高いような、
夢に終わった殺人マイホームを建てるのと・・・

本当の夢のマイホームを建てるのと・・・

 

分からない家づくりなのが、現代の家づくり。

令和になっても変らない、確かな家づくり。

 

これ、いいこと言ってませんからね?(笑)

令和になっても変らない、確かに寒い家づくり。

って事ですからね。

 

今日も23時まで製図試験勉強で学校だったので、このへんでギブアップ・・・。

2019年09月17日

最大級のバカ

はい・・・最大級のバカとは、僕の事です
(;´∀`)

昨日は、一級建築士製図試験の模擬試験でした。

そこで、思いっきりやらかしてしまったのが理由です。

 

火曜日に、帰宅時間23時30分になるくらいまで、特別対策講座で学校でした。

そして、寝たのは5時で、水曜日朝から模擬試験。

頭が回ってなかったのでしょう・・・

 

最近の建築士の試験は、要求諸室の面積が100㎡とか指定がなく、「適宜」となっていて、自分で面積を算出しなければならないのです。

そんな中・・・

 

盛大にこんなミスをしました。

 

問題文の一部


情報検索ギャラリー:
面積(適宜)
・パソコンを利用し、インターネットで情報検索等が出来るものとする
・パソコンを設置する8x2mのテーブル、椅子(20席程度)を設ける


 

これ、普通に・・・

情報検索ギャラリー:
面積(適宜)
椅子(20席程度)を設ける

だったら・・・

楽に40~50㎡だなって考えてます。

 

これを僕は、

8x2mのテーブルと椅子を20席設ける

 

と読んだのです。

 

つまり・・・

8x2mのテーブルも20必要だと読み間違えたのです(笑)

 

そうなると・・・

この情報検索ギャラリー室の面積は600㎡以上は必要になってきます。

 

この時僕はこう思いました。

「これが模試か・・・さらっと問題文かいてあるけど、要求面積デカすぎだろ!この問題作ったやつ、アホすぎんだろ!
どんだけ検索したいんだよ!」

 

くそ~~・・・こんな問題作りやがって~~~・・・

と大きな勘違い野郎と化した僕は、

絶対に納めてやる!!

とコスモ(小宇宙)を爆発させてプランを考えてました。

 

結果・・・

コスモが燃える事もなく、セブンセンシズに目覚める事も出来ませんでした。

 

今、過去の自分に言いたい・・・

 

で、僕結局・・・600㎡なんて室は作れずに、減点覚悟で430㎡の情報検索ギャラリーを作りました。

当然、8mx2mのテーブルは14個くらいしか置けません。

 

まあ、試験時間内にすべて終わりましたが、この情報検索ギャラリーに40分くらい悩まされていました。

 

はい、という訳で・・・

 

皆の前で、赤面するほどの赤っ恥をかいてしまいました(笑)


減点覚悟で430㎡の情報検索ギャラリーを作りましたが、違う意味の原点というか、失格レベルというわけです
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

記述問題では・・・

「属性」の属を思い出せず書けなかったり・・・

いつも書いている「遮熱」の遮が、一瞬ぶっ飛んだり・・・

完全に頭が回ってないぞ・・・

と途中から思いながら、満身創痍で臨んだ模擬試験は、見事に撃沈しました~・・・。

合計6時間30分の試験時間です。

 

僕は、一級建築士製図試験ではなく・・・

一級情報検索ギャラリー製図試験を1人で創り出し、6時間30分、無駄な事をやっていたという事です。

 

というよりも酷いレベルですね・・・。

 

同じクラスの人達はこう思った事でしょう。
みんながこう見えました(笑)

 

情報検索ギャラリーを普通に読めていれば、全然楽勝で終わった模擬試験でした。

最近朝の4時とかまで勉強&仕事してたりして、学校行くと、全然日本語の読解力が乏しくなる事が分かりました。

 

ちょっとまずいな・・・

パッシブとか省エネについて配慮した事などを3つ以上かけとか記述する問題も出るのですが、それらは得意分野でスラスラ書けますが、疲れていると簡単な漢字もパッと出てこないので、少し身体を休める必要がありそうだ・・・。

 

とりあえず・・・

ミスは次につなげればよい。

 

失格事項だろうが、それを次、同じ事をやらないようにするのが、真の勉強でもある。

建築基準法違反で失格事項になる人もいるが、幸いにそれはしていない。

 

ちょっと観たくても観れていない、フィアーザウォーキングデッドでも見て、リフレッシュするか~・・・。

ちょっと双子たちと遊んであげよう。

 

双子たちと戯れるのが、一番の療法だな。



燃やせるように、頑張ります・・・

2019年09月19日

千葉のゴルフ場と火災保険

連日、ニュースなどでも取りあげられているのでしょうね。

千葉のゴルフ場。

最近、勉強と仕事三昧で、テレビなどはほとんど見てませんが・・・。

 

今回の件について、僕なりに考えを述べたいと思います。

 

皆さんは、火災保険って知ってますか?

家を建てる時には入ると思いますが、これにはオプションというか、色々ある。

火災保険というのは、火事になった時の保険ではないですよ。

風害や水害も対応するのが火災保険です。

 

で、今回のような事故。

人災なのか天災なのかはまず置いといて・・・

 

基本的には、こういった台風の爪痕などによって起こった災害に対して、家を建てる人はどれだけ真剣に考えているか?

という所にある。

 

例えば、台風で、自分の家の屋根瓦が飛んで、隣の家や他の家の窓ガラスを壊したりした被害がでたとします。

これ、自分で全員の家の保障をしますか?

って話です。

 

木が倒れて、家や車を潰したら・・・

木の持ち主、管理者がその責任・保障を問われますか?

って話です。

 

まあ、今回のような災害で議論になるであろう部分を建築基準法の観点から話をすると・・

まず、「風圧力」という所が挙げられるだろう。

建築基準法87条に「風圧力」という規定があります。

風圧力は速度圧に、風力係数を乗じて計算されるのですが・・・

速度圧=0.6xExV0^2

です。

E=
当該建築物の屋根の高さ
周辺の地域にある建築物&その他の工作物
樹木
その他、風速によって影響を与える可能性のあるものの、状況に応じて国土交通大臣が定める方法によって、算出した数値

 

V0
その地方における、過去の台風の記録に基づく風害の程度、その他の風の性状に応じて
30m/秒~46m/秒までの範囲内で国土交通大臣が定める風速

 

これらの部分で判断するのかと思います。

V0に関して言えば、ゴルフ場の市原市は38m/sです。

ちなみに栃木県は全区域30m/sです。

 

同時の状況をみてみる。市原ないから千葉で。

 

最大風速は29.2m/sだったようだ。

観測史上1~10位の値(年間を通じての値)を見て見ると・・・

1967/4/4の28.1m/sを上回っていますので、史上3番目の強風だったという事ですね。

ですが、38m/s未満です。

天災なのか人災なのか・・・。

 

次に、鉄柱は、建築基準法ではどんな位置づけなのか?

 

15mを超える鉄柱ならば、「工作物」になります。

「建築物」ではありません。

 

建築物というのは・・・

土地に定着する工作物のうち、屋根&柱or壁があるものが大前提です。

で、これに付属する門とか塀

観覧の為の工作物

地下or高架の工作物ないに設ける・・・
事務所、店舗、興行場、倉庫、
その他類する施設(下記は除く)
・鉄道&軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設とか、こきょう橋、プラットホームの上家、貯蔵槽、その他これらに類する施設

をいいます。

 

で、この鉄柱は30~40mくらいあるんですかね

そうなると、工作物です。

確認申請が必要になります。

その他、適合させなければならない条文がそれなりにあるのですが・・・

その他の1つに法20条「構造耐力」がある。

建築基準法施行令第140条で、その中でこういう所守れ~って書いてあるのですが・・・

まあ、この辺で書かれている所に関して言えば、ゴルフ場のオーナーというより、施工した人、設計した人の責任はどうなの?って思う所はありますよね。

 

で、建築物であれば、「定期報告」というものが、建物の用途や規模・面積によって定められている。

エレベーターなどの建築設備も同様だ。

勿論、工作物についてもあるけど、これらは観覧車とかの遊戯施設に関するものだ。

下記は、千葉県のもの。

 

なので、「定期報告」については不要である。

ちなみに定期報告とは下記のようなものを調査します。

 

 

次に、同じく工作物に準用されるもので・・・

建築基準法第8条「維持保全」

というものがある。

 

法令集をそのまま、読みやすくして転記しますね。


建築物の所有者、管理者or占有者は、その建築物の敷地、構造、&建築設備を、常時適法な状態に維持するよう努めなければならない


 

はい、
「努めなければならない」
というのはどういうことかというと・・・

 

努力義務

 

という事です。

 

努力をしなさい!!って言ってるだけです。

 

つまり、今回、ゴルフ場のオーナーや責任者に、

「常時適法な状態に維持するよう努めてないじゃないか!!!」

って文句を言うという事は・・・

現在、古くから建っていて、老舗という感じで運営されている、耐震補強をしていない旅館なんかに、

「常時適法な状態に維持するよう努めてないじゃないか!!!」

って今すぐ文句を言ってください。

というようなものです。

 

耐震なんかでもそうですが、基準法が改正される事で、今まで適合だったものが違法になってしまう・・・

これではその度法に適合させなきゃいけないの?

ってなりますよね?

 

そういった事にならない処置というか、そういった状況にある建物を

「既存不適格」

といいます。

これが、耐震改修促進法でいうと、

「特定既存耐震不適格建築物」

といいまして、その所有者は、建物の用途・規模・面積によって、努力義務が生じるものが出てきます。

これらに該当すると、所管行政庁は耐震診断しろよ~とかって、指示が出来るようになります。

 

ちょっと耐震の方に脱線してしまいましたが・・・

 

いわゆる、努力義務に対しては、違反しても罰せられるかどうか、とっても曖昧な事になります。

 

建築基準法に関しての観点では、これらになります。

被害にあった方々からすれば、ふざけんな!!

って気持ちに当然なりますが、まずは「火災保険」。

これらの充実が必要なのだと思います。

 

僕はこの前、「人が死ななきゃ変わらない」というブログを書きました。

これも同じです。

注目されましたので、ドライブレコーダーの重要性が認識されてきたように、火災保険の内容などに関しても、各保険会社の見直し、加入予定者の増加にもなるのではないでしょうか?

 

家を購入する時は、ハザードマップで水害が起きそうな土地なのかどうなのか?

近くに倒れてきそうなものはないのか?

色んな可能性が起きる事を想定して、防衛策を取る事が大切だと思っています。

「保険」というのは、結果が起きてから、入っておけばよかった、入っておいてよかった・・・となるものです。

 

建築に関しては違います。

ラファエル設計は、制震ダンパーを標準装備しています。

これらは、確率論で設計するものではありません。

当たり前に入れて置くものだと思っています。

 

 

これからの時代、火災保険もそうですが・・・

「自己防衛」

これが出来ないと、理不尽な世の中の闇に、人生狂わせられるような気がしてなりません。

保険に入ってないのが悪いんだろ!

という時代が令和なのだと思います。

 

地球温暖化によって、自然災害の増加話もブログで以前に書きました。

 

今回なんて、人災があるかどうかは弁護士や裁判官が判断するとして・・・

普通じゃ予想できない災害の1つではないでしょうか。

 

それにしても、鉄柱に直撃されたお宅の方をはじめ、死者が出なかったのが奇跡ですね。

2019年09月20日

温熱診断について

ラファエル設計は、少し前にこんな事をはじめています。

「温熱相談・温熱診断」

ページ上部のタブにも載せていますね。

 

これ、そのページでも書いている事なのですが・・・

結構勘違いしている人が多く、改めて趣旨を書きたいと思います。

 

勘違いしている人というのは、私を

「都合のいい存在」

としてみようとしている事を指します。

 

そんな気持ちはないと言いたいと思いますが、都合のいい存在とは・・・
住宅会社と契約中の人で、下記のことをいいます。

  • 温熱診断により、ラファエル設計さんが言ったとおりにしてもらうと思っている
  • 温熱診断により、窓の大きさや位置をラファエル設計さんが言ったとおりにしてもらうと思っている
  • 温熱診断により、家の位置をラファエル設計さんが言ったとおりにしてもらうと思っている
  • シミュレーションで、適切な窓の大きさや位置を出してもらいたい
    (相談したい)
  • シミュレーションで断熱レベルを決めてもらいたい(相談したい)

 

これ・・・

普通に考えてどう思います?


温熱診断の内容を再度おさらいしましょう。

 

そもそも、温熱診断というのは、

現状の設計に対してどうか?

というものです。

 

温熱診断は、基本2パターンあります。

パターン1(単に現状をお伝えして終わり)
  • 現状のプラン+周辺敷地環境だとどれくらいの室温になるのか?
  • 窓の位置が適切か?
  • 明るそうか?
  • UA値、Q値、冷暖房費は?
パターン2(出張などにより改善案を求めるのか?)
パターン1のシミュレーションに対して、改善案を求めて欲しい場合がパターン2となります。
ノートPCを持参して、こちらから伺って、半日~1日かけての打合せ。
  • どうすればもっと室温があがるのか?
  • エアコンが何台くらい必要か?
  • エアコン何帖用のもので足りるのか?
などをPCを見てもらいながら助言するという方法になります。
基本料金
パターン1の場合の料金は5万円+税
パターン2の場合の料金は10万円+税に交通費がプラスとなります。
※弊社に来社していただくのであれば交通費は無料です。

自分の設計ではない為、シミュレーションモデルを作成するのに、1~2日かかります。

 

つまり、温熱診断とは、「設計」ではないのですよ。

金額についていえば、5万円の依頼か、15万の依頼か?って事ですよね?

設計」の考えに該当するもの
  • 断熱レベルの決定
  • 窓の位置の決定
  • 窓の大きさの決定
  • 家の配置の決定

これを考えるのが設計ですよ!?

 

普通に考えてみてください。

 

温熱部分に対してのラファエル設計への設計料が
5万円、もしくは15万って・・・

しかも、設計・施工は他の住宅会社に依頼してるって・・・

 

で、設計において、プロが行う設計で、最重要項目の

  • 断熱レベルの決定
  • 窓の位置の決定
  • 窓の大きさの決定
  • 家の配置の決定

を、設計契約していないラファエル設計にやってもらおうって・・・

 

普通に考えて、その考え自体、失礼過ぎるでしょ(笑)

 

家づくりを舐めてますよ。

 

だってさ、良く考えてみてくださいよ。

その他の設計や設計監理をするわけじゃないんすよ?(笑)

 

設計が現場に反映されているか?
を確認出来ないんすよ?

それで、こちらに温熱の責任が発生するって?

 

 

室温シミュレーションを屈指した設計を求めるお客様にとって、ラファエル設計が必要とされています。

僕は、便利屋じゃないんですよ。

お金儲けの為に、便利屋的なシミュレーションをするつもりはありません。

シミュレーションを安売りするつもりもございません。

 

温熱診断だけラファエル設計に依頼して、その通り住宅会社にやらせる!

という、単に便利屋みたいな事を希望される事をイメージしている方は、トラブルのもとになりますので、診断はお断りさせていただきます。

他人の設計に責任は持てませんし、自分の関与しない設計監理に責任も持てません。

 

温熱診断を上手に利用する方は、実際にこういった方です。
契約前が基本は大前提ですよね。

  • 依頼しようとしている工務店の仕様が適切なのか
  • 依頼しようとしている工務店が暖かいと言っている家は本当に暖かいのか?
  • 魔法瓶と言っているが、本当にそうなのか?
  • 高断熱住宅をつくる技術がある工務店にいらいするが、窓がこの辺で良さそう、陽は入りそうか?を確認したい

って感じです。

 

「診断結果によって、依頼先が適切か?」

これを判断する材料にして欲しいのが基本的な温熱診断の意図です。

 

数千万という買い物を、その会社で良いのか?

というのを考えるきっかけにして欲しいのです。

  • 断熱レベルの決定
  • 窓の位置の決定
  • 窓の大きさの決定
  • 家の配置の決定

 

これは、しつこいようですが・・・

その依頼先の設計士に聞こうよ!!

って話ですよ。

 

応えられない?

じゃあ、何故そんな会社に高断熱住宅の設計を無理やり希望しているんですか?って話です。

 

僕から言わせれば、「無理やり」です。

 

前にも書きましたが、横浜家系ラーメン食べに行って、佐野ラーメン作れ!って言っているようなもんです。

 

 

予算が無いから高断熱住宅は無理

ローコストメーカーで建てよう

シミュレーションで少しでも暖かい家になるようアドバイスしてもらおう

シミュレーション依頼

 

これは基本間違ってますからね。

アドバイスを求めたシミュレーションを依頼するのは自由です。

ですが、パターン②をやり、シミュレーションで多少良くなっても、施工する側がきちんと施工できなければ、「絵に描いた餅」で終わります。

 

例えば、気流止めをしっかり出来ない場合、断熱材はほぼ無力化されます。

 

この「気流止め」、依頼先の工務店に聞いてもちゃんとした答えが返ってこないという相談内容のメールが来ることありますが・・・

気流止めは、最重要事項の1つです。

多分、どんなに断熱材を入れようが、気密処理をしようが・・・

一番重要な施工だと思います。

これを監理する事が、設計監理を依頼する最大のメリットだとも思えます。

今の工事体制では、設計料も設計監理料も、請負契約の工事金の中に含めてますけどね。

 

ラーメンの話は下記で書いています。

 

家ってね?

建築士と建て主が、全力意見出し合って、ぶつかって行かないと、良いものは出来ないんですよ。

ケンカしろって言ってるわけじゃないですよ?(笑)

 

意見のキャッチボールを沢山してくださいって事です。

 

家ってさ・・・

家族の健康だったり含めて、「衣・食・住」すべてを司る場所なんですよ。

 

今は、単に家を建てる事が凄い事ではなくて、住まい手家族のの未来を含めた家づくりをしっかりと、住まい手自身が考えられることが凄いんですよ。

 

僕は、ただ単に、そういった方々の家づくりをお手伝いしていくのが仕事なだけです。

2019年09月21日

またしても仮面ライダーゼロワンに涙する

仮面ライダーゼロワン・・・

マジで毎週泣ける・・・

 

娘に

「何でパパ泣いてるの~~」

と言われ・・・

 

鼻水ふいてたら

「パパ鼻ほじってる~~~」

 

って爆笑されました(笑)

 

ゼロワン・・・

まだ4話目だよ?

 

過去最高に面白かった「龍騎」も盛り上がってくるのは18話目以降あたり。

 

令和1発目のライダーなので、脚本・スタッフたちの本気を感じるぞ(笑)

2019年09月22日

とある理由で住宅展示場へ行ってきた

建築士試験の宿題を朝まで徹夜してまで来たかった住宅展示場・・・。

 

全ては息子の為です。

 

 

つ~か、レジャーシート敷いたまま開始5分前まで来ないとか・・・

シートデカすぎだし、2組とも、知り合いでもなさそうで、パパさん同じ様なサングラスかけて同じ様な登山のような格好していたので、思考も似てるんだとビックリΣ(・ω・ノ)ノ!

 

繰り返しますが・・・

住宅展示場にきたのは全て息子の為であって、決してハウスメーカー達の室外機の多さを調査するわけではありません。


 

斎藤工をCMに使っている、〇空調の家、両方で凄いな。

 

 

僕は決して7~9個前後あるのを伝えたいわけではありません。・・・でした。


ここの会社さ・・・
こんなに沢山室外機があって、ゼロエネルギーハウスになるの、
すごいですね( ´艸`)


流石ハウスメーカー!ゼロにしようとするエネルギーも豪快ですね!
この光熱費を払うのは住まい手だけどさ!


室外機が9個あるという事は、9個のエアコンが付いているという事です。

エコキュートの室外機はカウントせずにね。

 

皆さん、このクレイジーな家づくり、正気の沙汰だと思いますか?

 

ゼロエネルギーにする為に、どんだけ太陽光載せるのよって話ですよ(笑)

 

ゼロエネルギーの認定を取るには、僕が散々こき下ろしている・・・

①UA値の基準クリア

②太陽光の搭載

これにより、削減率が100%を超えたら「ZEH(ゼッチ)」という
ゼロエネルギーハウスとなるのです。

 

下記はQ1.0住宅粟野のものです。

 

これを見ても分かるように、外皮・設備のピンクのグラフ部分が家の性能も悪くてエアコンが8台も9台もあるなら、メチャクチャ小さくなるわけですよ。

これ、国の計算プログラムが本当に酷いので、こんな結果(外皮で47%しか削減にならない)になっていますが、QPEXでの計算は86%削減です。

 

エアコン1台で、Q1.0住宅の性能でこれですよ?(笑)

 

つまり、太陽光による削減率は本来14%で済むのに、国のクソプログラムは、53%も太陽光に頼らないとダメな計算プログラムなのだ。

現在、改善してくれているらしいが・・・。

こんなひどい計算プログラムで、実情と違う計算して、ゼロエネルギー認定とか・・・

住まい手にとったら、詐欺みたいなもんですよ。

 

UA値も普通で、エアコン大量なら、実際には太陽光で80%くらいの削減をしなくてはいけなくなるわけです。

 

お前、それ太陽光に頼りすぎだろ!って話なんすよ。

 

「住宅展示場の回り方講座の答え」

がまさに下記に沢山書いてます。

 

こんな事はどこでも教えてくれません。

 

僕は、ハウスメーカーというか・・・
住宅業界のダークな部分をあぶり出している・暴露しているようなものです。

 

その内、圧力をかけられるかも知れませんが・・・

これは、家づくり=ハウスメーカーという大きな勘違いをしている皆さんの為に話している事です。

 

日本の大手住宅メーカー達は、見た目ばかりに金かけて、こんなにエアコンが8個も9個も必要な家を造ってさ・・・

住宅展示場は、冬寒くて夏暑い家しか造れないっていう真実を知るべきだと思いますよね。

 

妻にも、生でこの室外機たちを見せたわけですが・・・

「こんなにエアコン・室外機があって、エネルギーゼロになるんだ~」

って言ってました(笑)

 

Q1.0住宅に住む権利が誰にでもある

僕はこう思います。

 

で・・・

肝心のゼロワンショーですが・・・

相変わらずのグダグダで、途中ベルト取れて、抑えながら戦うという面白さでした!

途中の脇役?のクイズとかのくだり、全然不要だよ
(;´∀`)

30分のショーで主役のライダーが出ていた時間は・・・

5分くらいじゃないか?(笑)

初め、5分くらいの声の高い女性の説明があるので、正味20~25分くらいのショーですよね。

まあ、無料という事もあり、仕方ないクオリティです。

 

このショーのメインは「握手会」ですから(笑)

この握手をする為に「握手券」が必要なのですが、色々とアンケートを書かないとダメなんすよ。

 

展示場に来る意味は、ライダーショーと室外機調べ

ってその他の欄に書こうかと思いましたよ。

 

息子も娘も「ゼロワン大好き!!」って伝える事が出来て、ギュッとハグしてもらえて本当に良かったというか、試験勉強の疲れも癒されました。

 

僕もしっかり握手!!

 

妻に、「いや~二人のすげ~笑顔観れたから良かったよ!!」

 

って言ったら・・・

 

 

一番笑顔だったの、誰よ!?

 

って言われました(笑)

 


まあ、こんなわけで、家族サービスをしたおかげで、今僕はこのブログを書き終えて現在朝4時20分です
(;´∀`)

 

帰宅してから3時まで勉強してました~~

 

もう寝ます・・・

2019年09月23日

新住協総会in仙台

火曜、水曜日と連日資格学校で、夜遅くまで脳みそフル回転で、帰宅23時過ぎ。

水曜日はその帰宅後に、夜中確認申請の遅延訂正対応して、睡眠時間3時間で仙台へ。

 

全国から350社以上の素晴らしい家造りしている人達が集まる年に1度の祭典。

 

 

今年は、新住協NO.2の会沢理事、西方理事、金子理事が退任となり、新しい理事の就任もありました。

 

西方設計の西方さんが退任か・・・

 

 

弁当のお肉は95%脂身だったのが残念。
カツは何故ソースじゃなくケチャップなんだ?

 

 

懇親会時には、ちょっと疲れきってましたが、色んな方にお会いできて、二次会も含めて楽しく過ごせました。

 

出た料理はこんな感じで、結構おいしかったです。


理事を退任する3人の挨拶

 

↓金子さん・・・生死を彷徨うほどの御病気になられて・・・

何が良かったのかというと、夜中何度もトイレに行かなくてはならず、冬でも家じゅう暖かく、本当に暖かい家を造って良かったと言ってました。

最後は男泣きされておりました。

感無量って感じですかね。

 

 

↓鎌田先生の総評

 

↓新理事の、鈴木アトリエの鈴木さんとカオル建設の衣川さんは普段お世話になっている方々。

 

そして、眠気MAXの中、二次会へレッツゴー

最後、色んな話が出来て、楽しかったですね。

 

この後、美味しい牛タンを求めて・・・

時間にして22時過ぎくらいだっただろうか?

M’S構造の堤さんと2人牛タンで省エネについて、少しの間語りました。

お店は東山ってお店だった気がする。

 

総会はやっぱり面白いね。

野球でいえば、オールスターって感じです。

色んな人と話をする事で、生まれる知識もあるし、学ぶ知識もある。

 

鎌田先生の考える階間エアコンとは微妙にまた違うのだが・・・
先月、新建ハウジングさんで取り上げて頂いたエアコン1台で全館冷房するQ1.0住宅の成功を次に応用して、平屋でまた新しい事をやる考えが生まれました。

この前の鎌田先生とのコラボセミナーで、先生から出された宿題・・・
何気に楽しみにしているように感じられた(^^;)

試験終わったら早めにやらねば・・・
室温シミュレーション38パターンくらいやることになるんですけどね(笑)

 

二日目の様子は、後で書きたいと思います。

疲れたので寝ます・・・

2019年09月27日

東京で模擬試験

製図試験において・・・

最高の設計をするとか考えると思いっきりドツボにハマる。

製図試験は、トータル6時間30分の試験だ。

これね・・・

足りないくらいですよ(笑)

課題文の読取・整理で1時間。
プランの作成で2時間。
作図で2.5時間。
記述問題で1時間。

これでトータル6.5時間。

 

これではチェック&訂正の時間がない。

何処かを少しでも削って、チェック&訂正には30分は掛けたい所だ。

 

そんな試験を突破する為に・・・

A2の製図版をもって、東京へ『ウラ指導』の模擬試験と講習会を受けてきました。

 

3年前くらいから2年間、学科の時にウラ指導の講習会にはほとんど参加していました。

その度東京出張でしたが(笑)

 

現在は総合資格へ通っていますが・・・

色々と腑に落ちない点とか多々あり過ぎて、総合資格以外で学ぶという・・・普段は全体にしない浮気をしました。

結果・・・

非常に色んな事が納得できたし、今まで自分で課題の難易度を上げまくっていた事がよく分かりました。

先生のペンギンさんこと荘司和樹さんに沢山質問してしまいました!

一級建築士の製図試験て、その年出されるテーマの設計が出来るかどうか?ではなく、ゾーニングと空間構成と、法規をどれだけ理解してる?という所がものすごい重要なんですよね。

過去に一度、二次試験を受けたのは25歳くらいの時。

その時と比べて、試験レベルは余計なくらいにupしている。

学科試験を突破したという立場でいえば、25歳の時も今の38歳も同じ。

 

『合格』というものとの距離感は、現段階では今も昔も変わらない。

 

合格との距離はすげー離れている。

 

遠く離れても妻と双子たちとの心の距離は常にすぐそこにあるが、合格との心の距離は、頑張るだけでは中々縮まらない。

お金を資格学校に沢山貢いでも、中々振り向いてもらえない。

 

今、僕に足りないものは『過去の研究』なんだと思う。

 

あの時の自分を超えられるのか・・・。

2019年09月29日

試験ネタばかりですみません

遂に10月になってしまった・・・

 

もう、仕事をしている場合ではありません(笑)

 

僕は試験勉強だけに人生を残り12日・・・

費やして行こうと思います。

 

家族との時間も犠牲にしないと、合格は出来ない試験なのです。

 

ちょっと今日は、試験前、ほとんど最後となるかもしれないブログだと思います。

 

楽しみにしている方もいらっしゃるようですが、ごめんなさい・・・

後12日後に戻ってきます(笑)

 

気分が向いたらブログを短文で書くかもしれません(笑)

2019年10月01日

『八溝杉』伐採見学のイベントお知らせ

第11回 『八(や)溝(みぞ)杉(すぎ)』の伐採現場を見にいこう!

~大自然の中で『森のあり方』『家のあり方』を考えてみませんか~

 

ラファエル設計も加入させていただいております、

森と家を結ぶ会主催の感動的なイベントです。

 

森と家を結ぶ会の理事長の思いは下記です。

http://moritoie.com/npo/omoi.html

 

去年の僕が書いたブログは下記です。
どんな感じか参考にしてください。

http://raphael-pd.com/posts/post2018_11m1.html

 

申込書は↓からダウンロードして申し込んでください。

『申込書ダウンロード』

 

県外の方でもどなたでもOKです。

 

ラファエル設計の夢より素敵な家づくりに使われている八溝杉。

柱や梁にも使われているのです。

 

伐採見学なんて、何処が面白いのか?

って思いますよね?

 

八溝杉を伐採するという事は、その木は、そこに生きる木としての役目を終え、家の大切な部材へ生まれ変わる瞬間を目の当たりにする事が出来るのです。

伐採される木というのは60年とか80年生きた木です。

その生涯を終えるのです。

60年、、80年前に、植林された・・・

植林した人たちが、この今の時代へ向けて、未来へ向けて、管理してきて、林業の人達の想いが沢山詰まった、命のリレーというか、命のバトンのようなものを受け継ぐのが、八溝杉の伐採なのです。

 

先人の人達に、スゲ~感謝をするべき時なのです。

 

ラファエル設計で家を建てたいと思う人、思わない人、それは自由ですが、是非参加してみませんか?

 

ハウスメーカーで本当にいいのだろうか?

って思っている方も是非参加されてください。

 

自分の家に使用する大黒柱の選木・伐採にエントリーってのもあります。
(*´艸`*)

 

バーベキューも楽しみの1つです。

 

お子さんが小さいと、トイレや母乳時間の問題とかあり、ママがとても大変だと思います・・・
(;´▽`A``

体力に自信がある、じいじ or ばあばが登場してくれれば少しは楽かもしれませんが・・・(笑)

 

僕はスタッフとして参加となります。

 

このイベントに参加されて家を建てると、もの凄く自分の家に愛着が沸くと思いますよ!

特別感、半端ないと思います。

 

「この木が自分の家に使われるのか~~~!!!」

 

ってなると思います(笑)

 

益子林業さんの凄い工場見学もできます。

床材などがどうやって作られるのかも見学できますよ。

 

大工さんになりたいとか言い出した小学生・中学生、高校生のお子さんとかいらしたら、お子さんにとっては凄く楽しいイベントになるのではないでしょうか?

 

では、お待ちしております。

 

お友達、ご家族をお誘いの上、沢山のご参加をお待ちしております。

2019年10月03日

もうすぐ試験だけど台風

中止にならない事を願うけど、特定のエリアだけ延期になれば、激ムズ問題に生まれ変わり、試験に挑む事になる。
身体も精神的にも限界近いので、早く試験が終わってもらいたい(;´∀`)
昨日は久々に21時台に学校から帰宅…。

2019年10月10日

いよいよ後2日後!試験

台風状況が気になって仕方がない。

確認申請の手続きをしなければならない所なのだが・・・

 

終わってからやる事にした。

 

しかしながら、今、僕の腕は重い。指もやばい。

昔、手書きで図面を描いていた人たち、見積もりを手書きでやっていた時代の人達・・・

尊敬します。

 

取り合えず、今日は2課題やってみよう。

2019年10月11日

ラスト1日、試験前日

眠れません。

緊張しているというか・・・

アドレナリンが分泌されているのか・・・

 

これはまずいですね。

 

もう、作図は全く問題ないな。

 

後は、どれだけ素早くプランをまとめるかだ。

 

そして台風。

2時間遅れで開始されるようだ。

でも、開催されても、台風の影響で行けない場合は、再試験も出来るみたいな感じだ。

試験元には、「命最優先」的な事が書かれている。

それなら、全会場延期にしてくれればいいのだけど・・・

 

基本的に、僕は行きます。

 

理由は・・・

延期になると、試験のレベルがUPした問題をやる事になるから・・・

命も大事だけど、精神的な身体のダメージも計り知れない。

 

最近、頭痛が酷い・・・

 

速く試験から解放されたい・・・。

 

取り合えず、頑張ってきますとしか言いようがないですね。

2019年10月12日

令和元年一級建築士製図試験 中止決定

タイトル通りです。最悪です。

 

H26年、沖縄だけ台風で延期になった事が、直近ではありました。

試験の内容は変わりないのですが、延期になった分、その問題の難易度が数倍UPするのです。

 

まあ、そりゃそうですよね。

普通の人は、学科試験終わって2ヶ月後に試験という短い期間で試験に臨むのに対し、延期になれば2か月さらに余裕が出来るのですから。

で、学校の先生曰く、沖縄のその年は総合資格に通っていた人、30人受験して、合格者2名らしいです。

沖縄会場だけで言えば・・・

98人受験で32人合格(32.7%)

他は40.5%合格してますから、少し低いですね。

合格率だけ見れば高いのですが、そもそも2次試験に進む人数が少ないのです。

この年は9,362人、製図試験を受けて3,793人が合格です。

40.5%が合格率です。

学科から製図試験までの合格率で言えば12.6%が1級建築士の合格率となります。

 

ん~~・・・

しかしながら参ったな。。。

 

明日に向けて色んな仕事の調整や自分の身体をいじめてきたので、ショックが大きい。

最終的な課題もしっかり解けたので、少し自信を持てて、明日に望む予定だった。

再試験は1月くらいになるのだろうか・・・

 

建築士の試験って、家族との時間とか、色んなものを犠牲にして、家族の協力、職場の協力があってこそ、受験できる環境が整い、合格に向けて頑張れる試験なのだ。

これが延期となると、周りに対しての影響が大きすぎる・・・。

 

建築士の試験は、命を懸けて受ける試験ではないが、精神的なもの、肉体的ダメージは相当でかい。

 

取り合えず、今夜は避難準備警報が出ているので、いつでも避難できるように準備しようと思う。

2019年10月12日

試験延期による影響・・・

う~~ん・・・

10/13日に向けて、人生最大の集中モードだったのは間違いない。

それが台風によって延期になり、気持ちが正直切れてしまった・・・。

 

いつになるかも分からない。

 

13日以降は身体がぶっ壊れても、体調崩してもいい!というくらい、家族との時間を犠牲にしてまで集中していた。

 

それが急になくなった。

 

目指していたものが完全に無くなったわけではないけど・・・

お客様に、1か月以上待ってもらったりもしてまで、目標としていた10/13日。

 

取り合えず、Q1.0住宅都賀2は色々と申請は終えた。

試験は12月か1月か・・・

 

ん~~~・・・

 

製図試験以降、色々家づくりを進めようと思っていたけれど、更に待っていただく事になると思います。

少しづつは進めますが・・・。

ハァ・・・

 

被災した方々も、辛い思いしてますものね。別の意味ですが。

 

失ったものは、新たに手に入れる事が出来るものもあれば、手に入らないものもある。

 

時間だ。

 

失った時間は取り戻せない。

 

いつ、試験になっても大丈夫なように、試験勉強に向けての時間は無駄に失わないようにしなきゃ・・・。

2019年10月18日

本日は契約の為、県外に行ってきました

本日、契約の為に久々に車を高速走らせました。

県外まで約1時間45分くらい。

最近、試験の事ばかり考えていたので、建築知識ビルダーズの連載の内容をイメージしたりしながらお客様の元へ向かいました。

そのせいか、途中高速降りる所を「あ~~~~~~~!」って感じで通り過ぎてしまい・・・

再度ナビ設定などしていたら少し遅刻してしまいました・・・
(;´▽`A``

 

帰りは、お客様ご家族の住まいを沢山考えながら、運転してました。

ラファエル設計は、一切無料プラン図面を描かずに、見積もりも出さずに、予算と家の希望坪数だけ聞いて、打合せして、契約となります。

勿論、過去に設計したお宅とかを、契約前、若しくは契約後に見せてもらいにいったりしますよ!

 

最近では、構造見学会や完成見学に参加してくださった方と、契約となりました。

いずれにしても、無料プラン図面は描いてません。

 

今回のお客様は、ラファエル設計以外は考えていないという事を相談段階からお話しいただけておりまして、とても嬉しい限りです。

 

ラファエル設計は、そのご家族の未来の事も考えて設計しますので、あくまでも金額勝負みたいな考えで、ラファエル設計を選ぼうとしている方とは、基本的に相性が良くないと思います。

 

家づくりって、住まい手家族全員と、結婚するようなもので、ずっと末永いお付き合いをしていくものなのですよ。

 

やっぱり、僕自身、依頼者家族全員を好きになれなきゃ、その住まい手家族の未来を考えた家づくりなんて、出来ないですよ。

考えが沸いてこないですよ(笑)

 

いずれにしても、栃木・佐野エリア、鹿沼・宇都宮エリアは、工事開始出来るのがおかげ様でもう2年待ちな感じとなりました。

 

土地探しから基本設計、実施設計を詳細までやっていくと、結構1年~2年てすぐだったりします(笑)

 

最近、土地探しからお手伝いできるようになりましたので、このエリア!みたいな感じで指定がある方は、早めに動く事をお勧めいたします。

2019年10月19日

令和元年、一級建築士製図試験、受けて見ました

本日は、本来受験するはずだった、一級建築士の製図試験を資格学校で受けてきました。

結果・・・

 

すっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっげ~~~~~~~~

難しいだろ~~~~!おい~~~!!

(;´∀`)

 

試験は6時間30分の試験です。

試験は・・・

課題文の読取で1時間、

エスキース(プランを考える)で1~1時間30分

設計の要点など記述問題が45分~1時間

作図が2時間30~3時間
(見直し含めて)

というタイムスケジュールで進めていく事で、6時間30分で終える事が出来ます。


問題はエスキースと作図の関係性。

課題文の読取からエスキースで3時間かかれば作図は2時間ちょいで完成させなくてはならなくなる。

3時間30分かかってしまえば、もうゲームオーバーに近い。

 

それが本日そのゲームオーバーリミットまでエスキースが掛かってしまい・・・。

ほぼ手書きで描き上げるという事態に・・・。

 

いつも、手に汗なんて書かないけど、手に汗が・・・(笑)

軍手して描いているので、汗が用紙に移る事はなかったが・・・。

 

最近の資格学校の課題は大体2時間~2時間30分でいい感じで解けていたので、結構自信はあったのですが・・・

 

今日、その自信は余裕で打ち砕かれました(;´∀`)

 

自信あるだと?

 

はい、すみません。

勉強が全然足りませんでした・・・。

資格学校に行ってやってきた課題では一度もやったことが無いような内容だったので、いつもと全然勝手が違い、戸惑いました。

 

台風で延期になった事が、いいように働いたのかも知れない。

 

ここは、自分の足りない所を補う為の延期だと思う事にした。

僕は過去に製図試験を2度受けた事があるが・・・

こんなに難しくはなかった・・・

 

結構ショックを受けています・・・。

 

試験会場は、母校の宇都宮工業高校。

がしかし、通っていた時の校舎は移転してしまい、母校と呼べる学校はもう存在しない。

 

問題なのは、机だ!!

グラグラの勉強机らしい。

 

これは2級建築士を受けた時と同じか?(笑)

ちょっとこれはきついな・・・

 

まあ、頑張ります。

2019年10月23日

絶対言い間違いしそうだよね

すっげ~~~~~どうでもいい話なんすけどね。

 

僕は基本的に現金を持ち歩く事は少なくなった。

クレジットカードか、基本はスマホでのSuicaでの決済だ。

 

現金を使うとすれば、それらが使えない飲食店か、セミナーや勉強会時の懇親会くらいだよね。

 

今では「PayPay(ペイペイ)」とかスマホ決済アプリが色々登場している。

 

僕は支払い時「Suicaで」

というのが当たり前の発言となる。

 

人によっては「PayPay(ペイペイ)で」

とかなって行くのだろう。

 

でさ、横文字(英語)を言い慣れない人はさ、

「ペイペイで」

じゃなく

「ペイペイぺ」

って言っちゃいそうだよね。

 

「ペイペイペイ」

とかいう人いたらこれはかなりの強者だ。

 

すげ~唾とか飛んじゃいそうだよね。

「ぺっ」って言ったらなんか出そう。

入れ歯の人は気を付ける必要がありそうだ。

2019年10月26日

色々要望言ってすみません

間取りのプランを考える時、考えた後の打合せ、住まい手の要望を聞く場面はいくつかある。

土地を探す時もそうだ。

 

そんな中、皆さん凄く人が良いのか・・・

「色々要望言ってすみません」

となる。

 

え~とね・・・

色々要望を言ってもいいのですよ。

30年以上先の未来も考えて設計するのですよ。

 

要望を沢山聞きまくって、間取りを考えるのです。

10年先、20年先を考えて、部屋の使い方を考えるのです。

今も含めて、住まい手の行動パターンを考えて間取りを考えるのです。

 

こういった考えの元、こういった部屋が欲しい、

こういった考えの元、こういった部屋の使い方をしたい

 

とにかく沢山言ってもらわなければ、初めて出逢ったもの同士、お互いの事は全然知らないわけですから、結婚のお見合いレベルで僕はアピールしてもらいたいと思う人間です。

 

家の設計は、自分が住む家ではなく、他人が住む家を考える仕事です。

 

僕は、僕が考えたものをそのまま受け入れる事があまり好きではありません。

「神長さんが考えたんだから間違いない」

という考えは、住まい手が何も考えていない事になります。

 

なので、受け入れてもらえるように考えますが、住まい手もそれが適切かを考えてもらいたいという事です。

 

意見のキャッチボールがきちんと出来ないと、住んでからの不満足率がもの凄く高まると僕は思っています。

 

意見を沢山言わない家づくりで、それも僕に依頼するなら、それはお金がもったいないと思います。

ただ、暖かい家を造るだけで、僕を利用していただくなら話は別ですが・・・

 

いずれにしても、ハウスメーカーは基本的に素人の営業と素人の依頼者同士の、「素人同士の間取づくり」となる可能性が高いです。

僕が1年間、HMがどんな所か勉強の為に仕事を受けて感じた事は、温熱の事なんて何も考えていませんし、一番考えている事は

「クレームを受けないようにする」

です。

その為のマニュアルがあるくらいです。

 

僕が手伝っていたHMは、間取りの打合せは営業と依頼者、そして簡単な図面を描くプランナーみたいな設計士がいて、実施設計図を僕描く・・・

みたいな感じでした。

 

まあ、HMも可哀想な所はあるんですよ。

例えばね?

勾配天井とかで、高い方の天井高さを

「H3201mm」

って図面描いていたとするじゃない?

でね、これを実際に建てた後に高さを測って、H3200じゃね~か!とクレームをつけて、何か有料オプションを無料で付けさせるとか、バカな依頼者がいるわけですよ。

もうこんなやつ、家づくりなんてしないで賃貸に住んでろよ!って言いたいですけどね。

 

これでね、何が問題かというと、このクソクレーマーのせいで、HMでは魔女狩りが始まる訳です。

ようは、「誰が悪いんだ?」を徹底的に追及して、その費用をその魔女に全額支払わせるという訳ですね。

 

これによって、例えばこの問題であれば、基本的に僕(設計事務所)の責任です。

図面描いたのは僕(設計事務所)ですから。

で、数万、数十万という金額をペナルティで支払わせられるわけですよ。

 

こんな事繰り返しやってみ?

誰もこんな仕事したくなくなりますから(笑)

 

たかだか1mmという、正直どうでもいいような3.2mもある天井高さの為に、ペナルティで生活に支障が出る人、ストレスがたまる人、ほぼタダ働きになる人・・・

アホなクレーマー1人だけが満足して、他数名が犠牲になり、若しくはその犠牲になった家族にも悪影響を及ぼします。

 

例えば、1cm寸法間違えて家具が入らないとか、何かがおさまらないといった話なら別問題よ?(笑)

 

まあ、兎に角・・・

こんな家づくり、何が楽しいのか?って思います。

 

養母を全て満たせればそれは100点満点の話ですが、中には難しいものもある。

そういった話を、図面を描かない営業と打合せをするHMの家づくりで、要望が通らないとか文句言ってる人が沢山いますが、そりゃしょうがないよね(笑)

だって、その要望を言っている人が図面を考えながら描いたりしているのではないのですから。

 

ラファエル設計は、社員雇わないのですか?って質問がたまにありますが・・・

これはほぼ考えていない。

今、ラファエル設計に家づくりを求める方は、ラファエル設計という設計事務所を求めるのではなく、僕自身を必要としてくれているのだと思っています。

今はまだ、年齢的にも僕が第一線でやっていける。

ラファエル設計に依頼をして、僕以外の人がやっていたら、それはどうなんだろう・・・って思ってしまうのです。

多分、社員がいても、「何でも所長が出てくる」という印象しか与えないですよね。

 

話を戻しますが・・・

家づくりの要望というのは、沢山あって当たり前。

沢山ある要望を面倒と考えるならば、もう家づくりを第一線でやるのを辞めた方がいいと思う時だと思って仕事をしております。

2019年10月27日

誰が悪い?

「私は普通に手続きをして、相手が間違えました。私には非がありません」

これね・・・すっげ~~~頭にきました(笑)


何が一番気に食わないというと

『私には非がありません』

です(笑)

 

僕は、基本的に「間違い」に対して、怒ったり強く文句を言ったりはしません。

間違いは誰にでもありますし、僕もミスはします。

間違いだってします。

 

発注はきちんとしていても、間違えたものが現場に配送される事も何度かあります。

 

僕は、発注の時や何かを依頼する時、普通に商品番号などを書いて終わりの時もあれば、「何故その商品を探しているのか?」という理由を説明する場合もあります。

 

発送で間違えたなら、電話で口頭で言ったのか、きちんと注文書を出したのか、メールで伝えているのか?

依頼方法によって・・

「相手が間違えやすい状況を自分自身が作ってしまったのか?」

これが一番大きな原因だと思っています。

 

例えば、図面をお願いした時も、意図しない図面を描いてきたなら、伝え方が悪かったのか?という話になります。

 

お客様への説明などもそうです。

キチンと「お客様に伝えた」と部下が言ったとして、お客様がその説明を理解していなかったら、それは「説明した事にはならない」という僕なりの持論があります。

理解力が無い人もいる訳で・・・

自分で思っている常識も、人によっては常識でない場合もある。

 

なので、現場でも何かの指示をする時は、その指示の意図も説明する必要も、場合によっては出てくるという事です。

 

特に建築の仕事で一番多いクレームの1つが、「言った、言わない」の話。

人の記憶は曖昧で、結構真実と入れ替わっていると思う事が多々あります。

 

その為に議事録って必要なのですが、結構簡単なものは電話で済ませてしまう事もある。

これが結構間違いの大きな原因となる。

 

電話できちんと確認して、OKをもらって工事を進めても、

「え!?これ要望と違いますよね?」

「え!?電話で確認しましたよね?」

「え!?確認された覚えはありません」

これが、「言った、言わない」の典型です。

 

もしかすると、その部分だけ電波が途切れていたのかもしれないですし、聞こえにくかったのかもしれない。

 

ミスというのは、いくつもの要因が積み重なってミスとなると思っています。

 

数秒の確認を怠ったために、数日という時間を失う事もある。

運転では、細い道で「お前手前で2秒待ってろよ!」という状況で無理に突っ込んでくるバカな車がいますが、その2秒を我慢できない為に、車同士のすれ違いにかなり時間を要する事態になる場面もありますよね?

結局突っ込んできた方がバックするとかさ・・・。

もう、自分の事しか考えられない、譲り合いの気持ちが無い人同士が運転中に出逢うと、死亡事故に発展すると思っています。

 

基本的に、相手を思いやる気持ちが無いと、ダメだと思っています。

なので、自分だけが悪くない!みたいな感じのメールをいきなり送ってくるやつは・・・

って言いたくなります。

 

例えばだよ?

 

コーヒーを注文した→注文確認OK→苺のショートケーキ登場

こんな状況なら、完全に悪いのは自分ではないと言っていいと思いますがね(笑)

 

たまにね、注文間違いで、間違えないように注文しているつもりでも、数量間違えて作ってしまった場合という場面があると思います。

ここでね?

 

たまに「その注文はいくつだといいましよね?」と反抗してくるやつがいます(笑)

 

この場合、「言ってね~よ!!」

と返します(笑)

 

「その注文はいくつと伺ったと思いましたが・・・」

この場合は、「言ってませんよ」

と返します。

 

「その注文はいくつと聞こえてしまったのだと思います」

この場合は、「いくつ ときちんと注文しましたよ」

と返します。

 

これらの共通点は、言い方とかではなくて・・・

注文確認をしてない所にあります。

 

PIZZA-LAでバイトしていた時は、注文確認していても、こんなの注文して~よ!とか、個数間違えています!というクレームが来ることがありましたが、これらの人達の共通点は、注文確認をキチンと聞いていないというか、「ハイハイ」とただ聞いているだけ。

 

話している人が早口だったり、活舌が悪かったりすれば、間違えやすい要因にもなるかもしれない。

 

いずれにしても、何かが間違えた時、自分は悪くない、自分に非は一切ないから、間違えたメーカーが全部責任持てよ?

って感じは、いきなりそんな感じなのは頭にくる。

 

責任って何よ!?

単純に間違えたら、正せばいいだけだろ?

って思うのですよ。

その間違いによって、大きなお金が動くなら、それは責任追及されてもおかしくはない。

ただ、間違えてもそれをすぐに対処してくれるなら何の問題もない。

 

ミスをした時は、そのミスに対して責めたり責められたりしても、何の解決にもならないですよね。

ミスをした方は、ごめんなさいと思うし、ミスをされた方は怒るかもしれません。

 

いずれにしても、「ミス・間違い」が発生してしまった時は、その後のケアが一番大切なのではないでしょうか?

2019年10月30日