人が死ななきゃ変わらない

「人が死ななきゃ変わらない」

これは、建築基準法や、その他の法律です。

 

以前、ブロック塀の倒壊による、痛ましい死亡事故を受けて、ブロック塀の法律が改められました。

これは、建築士の学科試験でも勉強しました。

 

法律って・・・

人が死ななきゃ変わらないんですよ。

 

司法を変えるのは、世間が強い関心を寄せた殺人事件などを受けて変わるものです。

 

でも・・・

昔っから変わらないもの・・・

 

それは住宅に対しての、「性能に関して」の法律です。

 

栃木県は、冬の死亡増加率日本一です。

それも、家の中での話です。

 

ヒートショックでこれだけ多くの人が死んでいるのに、変わりません。

それは、ヒートショックという事を多くの人が知らないというのと、
ヒートショックによる原因ということすら知らない、

そして、そのヒートショックは家の中で起きるという・・・

もっと言えば、「家のせい」で起きる事を多くの人は知りません。

 

家の中での熱中症もそうです。

「エアコンをつけていなかった」

これが一番の理由じゃないでしょうか?

 

つまり、両方とも、気候のせいというか・・・

寒さのせい、猛暑のせい

にされているのです。

 

そもそも悪いのは、数千万出して購入した家の性能が一番悪いのです。

 

身体を不健康、悪くしているのは、家の性能に他なりません。

 

アスベストは、発がん性が有る為に、現在使用禁止です。

 

でも、死亡率UPになる、現在当たり前のように建てられている家は、
建築禁止になりません。

 

『家の中での事故は交通事故死の約3倍』

交通事故による死亡者数は96年頃から2015年まで右肩下がりで約14000人から約4000人くらいまでの約1万人も減少しているわけです。
しかし、家庭内の不慮の事故では96年から右肩上がりで13000人以上・・・
交通事故死亡者数より3倍以上多いようなのです。
自分の家族が外出時、「いってらっしゃい!気を付けて!」という当たり前のやり取りがありますが、危険なのは、実は家に残る「自分」なのです。


これだけ多くの人が死んでいるにも関わらず、当たり前のように同じ様な家が建てられている。

10年前の家と比べて、今の家、室温にしたら2~3℃違いますかね?

断熱材などの性能は上がっているかもしれませんが、気流止めなどの存在を知らないプロ側の人達が多すぎるので、断熱材は本来の威力を発揮してくれません。

 

最近、ラファエル設計に設計依頼をしてくださる方は、HPを読みまくってくださっているみたいなので、

「何故Q1.0住宅が必要なのか?」

なんて説明は不要ですよね(笑)

必要なのは・・・
というか、理解を得られるか?と相談者が心配しているのは、ご両親です。

 

まさに、人が死ぬ可能性が高い家が当たり前だと思っていて、金額も安いものが当たり前だと思っている、50歳以上の年代の方々・・・。

 

その人たちの事を、僕はこう見えています。

 

「携帯電話はこういうもんだろ?」

 

て言われている気分です(笑)

 

とにかく皆さん・・・

今、小さいお子さんがいる人は特に・・・

これを見た方がいいですよ。

 

今から30年後の気温予測です。

間違いなく、Q1.0住宅レベルの性能を出さないと、家の中での死亡事故が今よりも増える事でしょう。

 

 

こんなチラシを作って集客に全力を注いでいる会社に依頼するのと・・・

 

 

自然温度差を出したり、冬の暖房エネルギーの削減を真剣に考えたりと、性能計算をしっかりやって集客している会社に依頼するのと・・・

 

 

貴方の家族の未来の家を、安心して託せる会社はどっちですか?

って話ですよ。

 

ヒートショックで熱中症でなくなってしなう可能性が高いような、
夢に終わった殺人マイホームを建てるのと・・・

本当の夢のマイホームを建てるのと・・・

 

分からない家づくりなのが、現代の家づくり。

令和になっても変らない、確かな家づくり。

 

これ、いいこと言ってませんからね?(笑)

令和になっても変らない、確かに寒い家づくり。

って事ですからね。

 

今日も23時まで製図試験勉強で学校だったので、このへんでギブアップ・・・。

2019年09月17日