すげーカッコイイ手摺とキャットウォーク完成

キャットウォークとは、猫が歩く所という感じの意味ですが、吹抜けに面して窓を設けるので、このキャットウォークがあれば、窓も開けられるし、掃除も出来るし・・・

みたいな感じで、凄くメリットがあるんですよね!

体育館の2階外壁面に手摺付であるちょっとした通路がキャットウォークと言います。

 

で、空気の循環を良くするために、床はスノコ上で作っています。

 

こんな感じで並べて行きます。

手摺の柱のてっぺんの加工は施主様自ら行いました。

ちょっとこれにはビックリΣ(・ω・ノ)ノ!(笑)

実はこの吹抜け空間・・・
吹抜け部に梁が横断しないように、構造計算を自らやって、一生懸命考えた部分であります。

何度も何度も耐震等級3にする為にNG連発で・・・

凄く苦労した所です。

外が暗いので、夜遅くまでやってくれている証拠です。
本当に感謝ですよね。

 

 

で、完成がこちら↓

 

すげ~カッコイイじゃない!!

縦格子は、鉄筋をお客様でアイアン調に塗られたものです。
この鉄筋は、予算上の話もあり、お客様の案だったりします。

 

真鍮釘ってのもまたカッコいいね!!

坂下棟梁のアイディアです。

お客様も気に入ったので採用!!(笑)

本当は違う納め方が僕の考えでしたが、皆で意見出し合って、最終的にお客様が満足すれば、それでいいのです♪

下から見ると、こんな感じです。



内装やさんもそうなんですけど・・・

内装やさんと、施主様で打合せして内装は決めてもらったりしています。

 

建築ってさ、建築士(設計士)が一番偉いような感じでさ、設計図の通りにやる!ってのが普通に思っているかもしれないけどさ・・・

職人さんたち、それぞれのアイディアとかセンスとか・・・

楽しみながら発揮できる家づくりってのが、僕の理想なんですよね。

 

ラファエル設計の設計した家を手掛けた!って誇ってもらえるようにするのではなく、

住まい手の為に、自分の持てる力を発揮できた!!

ってやりがいを、職人さんには感じて欲しいのですよ。

 

別の言い方をすれば・・・

「考える楽しみ」

ってものを知ってもらいたいというか・・・。

 

た~だ、設計図通りに書いてある通りのデザインを何の考えもなく作っていくのでは、説明書読みながらプラモデル造っているのと変わらないですよ(笑)

設計図通りにやってくれる職人さんとしか見て無ければ、それは単なるコマでしか見ていないという事ですよ。

何でもそうですが・・・

家づくりは特に、楽しみながらやれなければ、良いものは出来ないと思っています。

夢のマイホームってのは、住まい手だけが幸せ感じているように僕は思ってしまうのです。

職人さんの想いや願いも、隠し味的に込められた家づくりが、

「夢より素敵な家づくり」

ってコンセプトの中の一部です。

 

まあ、こんな感じでラファエル設計の家づくりは進んでおります!

2019年06月14日