悪意と悲劇

悪意と悲劇・・・

そんな意味が込められたバンド

フランス語で「MALICE MIZER」

多分、この伝説のバンドを超える世界観の人達は中々現れない気がしています。

中央のヴォーカルは「Gackt」です。

僕が高校生の時に、猛烈にハマり、ヴィジュアル系の音楽に目覚めるきっかけとなった、最も僕の人生に影響を与えた方々です。

当時、この世にこんなにカッコイイ人がいるのかと、もの凄い憧れを抱いたガクトさん。

ガクトの左側の方は「Mana様」

ヴィジュアル系で、男性が美しい女性のメイクをする発祥の方の様に僕は思います。

 

悪意と悲劇・・・

まさに、今この世の中ですよね。

 

『au revoir・・・』

 

フランス語で「さようなら」

 

という意味です。



いま、コロナによって亡くなる方は、

この「サヨウナラ」をどれくらいの人が交わせたのだろうか?

 

「志村けん」は、家族の誰にも看取られる事なく、孤独に火葬された。

 

これまで、長年テレビの前の僕たちに笑いを届けてきた人が、孤独に死んでいくという残酷さを物語っているのが「コロナ」。

 

自分が死ぬとき、一番愛する人に遺したい言葉ってありますか?

そんな言葉も遺せずに逝ってしまった時、残された家族の悲しみは計り知れません。

 

マリスにはこんな楽曲があります。

「ヴェル・エール ~空白の瞬間の中で~ 」

 

人は死んだら、その魂は生まれ変わります。

 

「空白の瞬間」の時というのは、生まれ変わるまでいる死後の世界というか、あの世。

「merveilles」というアルバムは輪廻転生の世界観。

 

もしも、今、自分にとって大切な愛する人と、生まれ変わっても一緒になるという物語が本当に存在するのなら・・・

輪廻転生の時間軸で、大切な人との魂がまた一緒になる「時」というものは・・・

輪廻転生を「永遠」とするならば、

魂が一緒になる時というのは「瞬間」

という時間軸になると考えられないだろうか?

 

 


ちょっと話が飛ぶけど・・・

Janne Da Arc(ジャンヌダルク)の「HEAVEN」という曲では大好きな歌詞のフレーズがある。

「きっと生まれ変わったって 同じ場所できっと君を見つけてあげるよ」

素敵すぎる歌詞ですね(笑)

 

このフレーズの前にはこんな歌詞もある。

「君がいる時代に生まれてきたことが僕にとっての生きてる意味がある」

 

そして、自分が守るものがあるとしたらそれは「愛する人」じゃなくては意味がないという世界観もすきです。


 

 

「自分が生きる意味」

って考えた事あります?

 

「続ける事の大切さ」

「どんなに苦しくても続ける事、逃げない事」

 

という事を先月のブログの中で書きましたが・・・

 

今、コロナによって、コロナによって死ぬか廃業によって自殺するか・・・

そんな状況に陥っている人もいるはず。

僕は、交通事故による死亡者数よりもヒートショックとか熱中症で亡くなる人の数の方が多い事をこれまで紹介していますが・・・

実は自殺者の数はもっと多い。

 

令和2年の2月で既にこんなに・・・↓

 

基本、人が生まれる時って、親は子の幸せを願って産まれてくるはず。

それなのに、こんなに人が自ら命を絶っている。

 

また話が飛びますが・・・

 


仮面ライダー電王に「人の記憶が時間を作る」という考えが出てきます。

人の記憶こそが時間なんだ」

って名言のやつです。

 

めっちゃ深い言葉じゃないですか!?

仮面ライダーの面白い所ってこういう所でもある。

 

「人が覚えてれば、その時間は存在するんだ。今日この日を覚えてる人間が、明日明後日や、その先にいれば、時は消えない」

 

つまり、誰からも忘れられた人は、「時が消えてしまう」

という事です。


 

自分が生きる時間を作るのを辞めるのか、

ウイルスによって時間を失うのか・・・

 

人は、産まれる方法、生みの親を選ぶ権利は与えられていない。

死ぬ権利も与えられていない。

 

しかし、唯一「死ぬ方法」は自由だ。

でも・・・

自ら死ぬのは自己満足でしかない。
持論ですが。

 

自分で死ぬ方法を考えられる人は、死ぬ方法も選べず、又はコロナによって何故自分は死んだのか分からない人もいるはずの中で、

一番恵まれている。

 

死にたいという「絶望」

その絶望を乗り越えた先の「希望」

 

どちらが大きいものなのだろうか?

 

僕が「絶望している人の希望」になってあげられればいいのですけどね・・・
(^_^;)

 

それは、「家づくり」を通じてそんな存在になる事が出来れば幸いです。

 

人は、誰かが死んでも、愛する人が死んでも、いつかは必ず笑えるようになる。

絶望を味わっても、心から笑える瞬間が必ずくる。

 

それにはやはり

「生きる事の大切さ」
「どんなに苦しくても続ける事、逃げない事」

ここの土台が、気持ちがあってこそだ。

 

 

輪廻転生の話の中で「空白の瞬間の中で」という事に触れたが、

永遠と思われる絶望という「空白」の中で、笑える時が来たとしたら、若しくは来るとしたら、それは「瞬間」となる。

 

  • 人生最後にサヨナラを言える?
  • 空白の瞬間
  • 自分が生きる意味
  • 人の記憶こそが時間

 

そんなテーマで今日は話をしてきたが・・・

 

僕が思っている事は・・・

【人は死んだら、その魂は生まれ変わる】

という事です。

再度言うけど。

 

絶望のままに命を絶ったとしたら、もしかすると生まれ変わってもまた待ち受ける運命は「絶望と死」かもしれない。

であればさ・・・

 

生まれ変わる時の為に、今の生きる「時(時間軸)」は、少しでも良いものにしたいと僕は思う。

 


今、こんな状況になってしまって、政府のやる事ばかり批判していても仕方がないが、終息するまで1年くらいかかる気がしてきたので・・・

 

コロナと共に生きる術を身に着けよう。

コロナと共に生きる知識を身に着けよう。

 

これから重要なのは

「悪意と悲劇」の世の中から

「善意と喜劇」の世の中に変えようとする気持ちかな。

 

笑えない世の中だけど・・・

我が家の双子達には笑いが絶えない毎日にして行こうと思う。

 




折角なので、曲紹介しておきます(笑)


「au revoir」
「MALICE MIZER」
ヴェル・エール ~空白の瞬間の中で~
「MALICE MIZER」
Le ciel〜空白の彼方へ〜
「MALICE MIZER」
HEAVEN
「Janne Da Arc」

 

 

 

 

 

 

2020年04月02日