夏涼しく、冬暖かい・・・ってホント?夏編

よく、住宅の広告などでも目にしたり聞いたりする

夏涼しく、冬暖かい・・・ってホント?

冬暖かいのは当たり前だけど、夏はほんとに涼しい?

 

そういった謳い文句は、「エアコンOFF!!」での話じゃないと意味がありません(笑)

 

今の日本・・・地球温暖化の影響もあり、凄まじく暑い日々が7月は続きます。

 

夏涼しいって・・・

例えば宇都宮であれば、北海道の省エネ基準を楽にクリア出来る性能の家でなければそれは多分不可能です。

「涼しい」というのがエアコンなしなのかどうかという所がポイントだと思います。

エアコン強運転で涼しいって・・・

そりゃ当たり前です(笑)

 

床・壁・天井の表面温度が1℃以内になるような住宅でなければ、「夏涼しい」はあり得ないと思います。

「冬暖かい」も同じです。

 

広告にも「次世代省エネ住宅」と記載があっても、表面温度を測ると4℃くらい所々で違う現実。

2階の床面温度が24℃で天井面は28℃近いなんて、天井の断熱材が薄い&気密が悪い証拠です。

このような家は、夏熱いし、冬寒いです。
「次世代省エネクリア」でもこんなレベルです。

当然です。

クリア出来ないのが可笑しいくらいに、激甘な基準なのが省エネ基準なのですから。

 

夏涼しく、冬暖かいを見抜くには取り合えず、

UA値
Q値
ηA値
を聞いてください。
栃木県とかの5地域ではUA値0.5くらいないと「夏涼しく、冬暖かい」という議論の土台に載りません。

地域区分 地域詳細(一部) 熱損失係数 外皮平均熱貫流率 冷房期の平均日射熱取得率
1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) Q1.6 UA値0.46
2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) Q1.9 UA値0.46
3地域  函館・青森・山形・秋田 Q2.4 UA値0.56
4地域  宮城・福島・栃木県(那須、日光) Q2.4 UA値0.75
5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) Q2.7 UA値0.87 ηA値3.0
6地域  千葉・横浜 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.8
7地域  長崎・鹿児島 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.7
8地域  沖縄 Q3.7 ηA値3.2

 

でも、UA値って実際あてにならないんですよね~~・・・。

 

いずれにしても、今の日本、北の方の地域はエアコンなしでも夏涼しいと言えるかもしれません

しかし、全く使わないのは北海道くらいではないでしょうか?

 

栃木でも、エアコンは必ず使わないと駄目だと思います。

夏涼しい!

というのは、個人的に嘘だと思っています(笑)

実は僕も初めは「夏涼しく、冬暖かい」って宣伝した事ありましたが、止めました。

 

だって、どんなに高性能な住宅を造っても、「夏は暑いです!!」

ただ、ダブル断熱のような高気密高断熱住宅は、普通に省エネ基準をクリアした家よりは、室内温度2℃以上は低いと思います。

2℃ってかなり体感温度違うんですよ~!

 

考えてみてください・・・

27℃と25℃って、全然違いませんか?(笑)

 

夏の暑さに関しては、エアコンが頑張り過ぎないでもOKな家が、「夏涼しい」と言ってもいい権利があると思います(笑)

2017年07月10日