所長ブログ②『高気密高断熱の家づくり編』

宇都宮で省エネ・高気密高断熱の家づくり

2019年07月12日
『貫イゲタ工法』って、熱橋だらけじゃない?
2019年07月11日
新築後、不満に思う項目は皆一緒
2019年07月10日
2100年 未来の天気予報
2019年07月09日
子どもを愛していると言いつつ、子どもの未来を奪う大人
2019年07月08日
70点と思えるなら買い時
2019年07月07日
本物を見分ける知識
2019年07月05日
遂に出た!HEAT20のG3
2019年07月04日
2019自立循環型住宅研究会関東ゼミ第3回
2019年07月03日
建築知識ビルダーズ4回目の内容について悩む
2019年07月03日
素人同士の家づくり
2019年07月02日
「家の性能を見失わないで!」
2019年07月01日
立地で選ぶ建売か、建物性能で選ぶ立地か?
2019年06月30日
気候変動への挑戦 セクション3 温室効果ガスの大幅削減を目指して
2019年06月29日
気候変動への挑戦 セクション2 地球温暖化の現状と将来予測
2019年06月28日
気候変動への挑戦 セクション1 地球温暖化とは
2019年06月27日
2050年の天気予報
2019年06月26日
内装やさんがQ1.0住宅の凄さに感動
2019年06月25日
今まさに住宅設計が抱える問題
2019年06月24日
家づくりの理想と現実「家事動線が優秀な間取り」
2019年06月23日
建築知識ビルダーズ連載4回目に向けて
2019年06月22日
「アドバイス」と「設計」横浜出張で思う事
2019年06月19日
HEAT20のG2、G1を目指す家づくりは少し間違い
2019年06月18日
栃木市のお客様、Q1.0住宅設計開始契約!!
2019年06月17日
室温シミュレーションの重要性が知られてくる
2019年06月16日
平屋での室温シミュレーション初公開!Q1.0VSローコスト住宅
2019年06月15日
超ローコスト専門住宅
2019年06月12日
7/30日、東京でのセミナーで登壇します
2019年06月10日
平屋って人気だけど・・・土地買う人は注意してね
2019年06月09日
安い家具を買うとどうなる?
2019年06月07日
建築知識ビルダーズ連載3回目の内容
2019年06月03日
平屋の坪単価と2階建ての坪単価
2019年06月02日
換気システムの種類とメリットデメリット
2019年06月01日
「お手軽断熱リフォーム」という認識
2019年05月30日
県外の設計依頼対応について
2019年05月25日
北側がよく黒くなっている家の原因
2019年05月17日
木造建築物の基礎設計について
2019年05月01日
令和に持ち越す不良債権
2019年04月27日
北関東の高断熱住宅7号発売
2019年04月09日
建築知識ビルダーズ連載3回目に向けて
2019年03月29日
安心して設計を任せられる&騙されないぞ!と思う家づくり
2019年03月28日
パッシブ設計ミニシンポジウムin東大
2019年03月17日
家づくりで親の口出し【パート2】
2019年03月10日
昔も今も蔓延るダメ施工を造って見た件
2019年03月07日
住宅展示場裏巡り
2019年02月26日
地盤調査は宅地なら必要ない?
2019年02月19日
本物のZEH(ゼッチ)と偽物のZEH
2019年02月17日
『気流止め』って一般的ではない?
2019年02月10日
この冬、家づくりをする人の為のアンケート
2019年02月08日
窓は本当に弱点なのか?
2019年02月07日
即日設計課題に挑戦!
2018年12月23日
札幌の爆発事故を受けて思う事
2018年12月23日
太陽光発電は付けてよかった?
2018年12月04日
住宅の省エネ基準適合義務化の撤回!?
2018年10月27日
新住協総会in大阪(セミナー編)
2018年10月25日
4号特例は今すぐ撤廃すべき!
2018年10月11日
栃木県に高断熱住宅は必要ない!?これを見て!
2018年09月23日
ホームインスペクション(住宅診断)を利用しての新築依頼ってどうよ?
2018年09月21日
東大の前先生にお呼ばれした結果
2018年09月12日
質はそのままにローコスト住宅
2018年08月31日
エコテクノルーフ「鎌田モデル」検証の為、横浜へ!
2018年08月24日
ラファエル設計が住宅設計で使うソフトは全部で10種類!
2018年08月20日
何処よりも為になる断熱材選び。住宅の断熱材にグラスウールは絶対使ってはいけない?
2018年08月12日
低燃費住宅とは?車の燃費に例えて解説しましょう!
2018年08月10日
壁内結露を防ぐ近道が何故ウレタン!?見極めポイント②
2018年08月09日
ウレタンが理想的だと!?見極めポイント①
2018年08月07日
エアコンの電気代計算
2018年08月05日
2x6工法は在来工法よりも断熱性能優れているの?
2018年08月04日
鹿沼市で建てた高気密高断熱住宅の感想
2018年07月31日
自立循環型住宅関東ゼミ『第3回』に参加
2018年07月28日
落雷による火災ってあるの知ってる?
2018年07月27日
Q1.0住宅の実力!この猛暑での室温設定は何と・・・
2018年07月11日
問題です!解ける人は何人くらいいますかね?
2018年07月06日
heat20のG2グレード(UA0.34)って凄いの?
2018年07月05日
新住協のマスター会員になりました
2018年05月20日
基礎断熱『タイトモールド工法』見学
2018年05月18日
窓は弱点、玄関も弱点ですよ!
2018年05月12日
QA値って説明できる人いる?Q値、UA値が良くてもあるものを考えなければ意味ないよ!
2018年04月29日
バルコニーの存在意義
2018年04月24日
家づくりを何処に頼んだらいい?
2018年04月17日
減額案・・・坪単価で考えてはいけません
2018年03月28日
Q1.0住宅 気密測定の結果は!?
2018年03月19日
次世代省エネ基準クリアの家の寒さのページ追加
2018年03月02日
ラファエル設計のQ1.0住宅は工事段階から暖かい
2018年02月25日
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2018年02月13日
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2018年02月02日
UA値が良い=家の内外温度差が大きくなるわけではない
2018年01月24日
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2017年12月15日
エアコンつけっぱなしVSこまめに消す
2017年12月07日
家の中が寒いと思う人結構います!
2017年12月04日
「床暖房」必要かどうか問題
2017年12月03日
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2017年12月01日
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2017年11月28日
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2017年11月24日
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2017年11月21日
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2017年11月19日
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2017年11月16日
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2017年08月26日
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2017年08月25日
パッシブハウス アジアカンファレンス
2017年08月18日
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栃木で省エネ・高気密高断熱の家づくりブログ

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建築知識ビルダーズ4回目の内容について悩む
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素人同士の家づくり
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「家の性能を見失わないで!」
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2050年の天気予報
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栃木市のお客様、Q1.0住宅設計開始契約!!
2019年06月17日
室温シミュレーションの重要性が知られてくる
2019年06月16日
平屋での室温シミュレーション初公開!Q1.0VSローコスト住宅
2019年06月15日
超ローコスト専門住宅
2019年06月12日
7/30日、東京でのセミナーで登壇します
2019年06月10日
平屋って人気だけど・・・土地買う人は注意してね
2019年06月09日
安い家具を買うとどうなる?
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建築知識ビルダーズ連載3回目の内容
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所長ブログ②宇都宮で省エネ・高気密高断熱の家づくりブログ一覧

『貫イゲタ工法』って、熱橋だらけじゃない?

栃木TVでも放送されている、「女性が考えた女性の為の家」ってのがあるんだけど・・・

まあ、キャッチコピーに差別的感覚を覚えるので、僕は好きではないのですが、そんな事よりも、「貫イゲタ工法」について、ちょっと考えたいと思います。

テレビを初めて見た時、初めにいきなり思ったのが・・・

『うわっ!!ヒートブリッジ(熱橋)だらけだな!』

ですね。

 

 

普段は柱と間柱だけ・・・つまり、縦の木しかないのですが、ここは「横」の木もあるわけです。

ここの木から熱は沢山逃げて行きます。

つまり、僕には普段よりも多く逃げている部分が、こう見えています。

 

 

ラファエル設計のように、付加断熱(ダブル断熱)にしない場合、下記の様に、柱から熱は逃げていくと思ってください。

 

窓が一番弱点と言うけれど、実はこの柱、間柱からの熱の損失がとても大きい事が、シミュレーションでも証明できます。
それはまとめで掲載します。

付加断熱というのは下記ね。

 

で、HPを見て見るとこんなデータがありました。

午前6時、外気温0℃に対して、一般の家では5℃ぐらいまで部屋の気温は低下します。

しかし、ここの会社の家は・・・
2階主寝室の温度は平均17.5℃、
1階リビングは17℃、
和室は16℃、
洗面脱衣所は16℃という結果を得たようです。

『このことから20℃に設定した場合、暖房を深夜12時に切って6時間放置し、早朝6時でわずか3〜4℃の温度低下に抑えることができる結果となりました。』

ってことなのですが・・・

 

下がり過ぎじゃね!?

 

ちょっとラファエル設計のQ1.0住宅の無暖房での室温変動を、深夜0時から朝6時までを見て見ましょうか。

 

Q1.0住宅は付加断熱です。
1階リビングは、22.7℃からスタートして朝6時には20.2℃です。
2.5℃の低下です。

一方で比較対象の省エネ基準住宅は、付加断熱ではなく、充填断熱(内断熱)です。
10.7℃からスタートして朝6時には6.4℃です。
4.3℃の低下です。

 

ここで注目すべきポイントは2つあります。

1つは、「一日中無暖房」での室温で、スタートが20℃超えているのに対し、

このグラフの家は、「0時まで暖房を付けていてスタート」って所です。

 

2つめのポイントは、付加断熱をしていない省エネ基準住宅と、このグラフの家の温度下降が、同じ様に急激だという事。

グラフの家は3〜4℃の温度低下で済んだというけど、省エネ基準住宅も4.3℃です。

 

つまり、『温度を保ってられない』という事です。

もっと分かりやすく言えば『保温性が無い』という事なのですよ。

 

このグラフの家は、高性能グラスウールで20Kという、ラファエル設計のシミュレーションしたQ1.0住宅の高性能グラスウール16Kよりも、高性能な断熱材を使っています。

そして、シート付ではなく裸のグラスウールを使っているので、断熱・気密施工はしっかりしていると思います。

 

では、何故!?

暖房を付けていて9:00時で17℃くらいからスタートで、12:00時でも20℃以下、14時くらいでようやく20℃越えなの!?って所なのですが、問題は窓にあると思います。

 

HPにはこんな事が書かれています。


 

全ての住宅の窓に国内最高水準を誇る『樹脂サッシ&アルゴンガス入りLow-Eペアガラス(高遮熱断熱複層ガラス)』を採用。
アルゴンガスは空気中に存在するガスですが空気よりも熱を通しません。
いわば空気の断熱材です。
真夏の太陽熱を約60%カットするとともに、冬は室内の暖かさを逃がしません。
冷暖房効率を向上させるだけでなく、カビやダニの原因になる結露の発生や有害な紫外線も防止します。
また樹脂サッシはアルミの枠を使用した場合より約1000倍の断熱性の違いがあります。
この差は大きい!この高品質で高価な『樹脂サッシ&アルゴンガス入りLow-Eペアガラス』をなんと標準採用しているのがこだわりなのです。


 

この説明から、考察していきます。

赤字の所をポイントとして。

高遮熱断熱複層ガラス
遮熱というのは、冬の日射もカットしてしまいます。
つまり、南にもこのタイプの高遮熱を採用しているって事ならば、冬に暖房付けないと17℃にならない事は納得できます。
真夏の太陽熱を約60%カット
これは先ほどと同じ説明になりますが、真夏だけでなく、真冬だって太陽熱を約60%カットしてしまうのです。
これは、最悪です。
全然エコではありません。

そして、これは建築知識ビルダーズの連載3回目でも書いた事でありますが、60%カットするという事は、40%は日射が入ってきてしまうという事なのです。
つまり、冬はこの40%に無暖房では頼るしかなく、夏はこの40%を外付けブラインドとか断熱ブラインドで熱の侵入を防ぐ必要があります。
樹脂サッシ&アルゴンガス入りLow-Eペアガラス』をなんと標準採用しているのがこだわり
樹脂窓使うのは、もはや当たり前だし、全然凄い事でもありません。
樹脂窓を使う事が拘りだと思っているようですが、ガラスの日射取得率にはこだわっていないようですよね?

ちなみに、ラファエル設計の使う窓の日射取得率は74%です。

ここに、無暖房での室温の差に、大きな違いがあるのです。
一般の人は気が付かない部分でもありますし、プロの人達でも分からない人が多い部分です。

 

で、ちょっと最後にもう一度みていただきたいのが温度低下のグラフの急勾配。

そもそも、一日中、どの部屋も一定温度じゃないし、和室は0時で25℃から16℃まで下がります。9℃も下がってますよ。

リビングも23℃から17℃に下がっています。

6℃も下がっています。

 

まあ、このグラフから言える事は、暖房切る寸前まで、エアコン設定温度20℃って本当か!?って事ですよね(笑)
和室、別にストーブつけたりしてなかった!?

 

もう一度HPよく読んでみると、ちゃんと書いてあった。


第三者機関による実測で立証(計測は専門機関(株)システック環境研究所)

暖房を連続運転するのだから家の中が暖かくて当然。では切った場合はどうでしょうか。
グラフの家の高断熱性能・保温性能を調べるために実測試験を平成14年1月17・18日に福島展示場(ブルーローズプラン)にて実施いたしました。
室内の暖房温度は20℃の設定で和室にFF式石油ヒーター1台(4 kw)、リビングにエアコン1台にて運転。一般的な生活習慣に合わせるため測定者2名が居住する状態(人間の体温、呼吸時に発生する二酸化炭素により室内の温度は若干上昇します)で午前0時に暖房を切り、翌朝6時に再び暖房を入れる少し前に室内各所の温度を測定しました。


 

やっぱり、予想通り。

本物の高気密高断熱住宅は、下記のようにエアコン20℃設定ならグラフは20℃を保つようなグラフになります。

 

ちなみに、これはエアコン1台です。

 

 

一応、この会社をフォローする為に言っておきますが、このグラフの家は、2002年というのがこのブログを書いていて終盤に理解しました。

多分今やってる断熱材とかと、違うと思いますよ(笑)

 

同じだとしたら、ちょっと保温性無さ過ぎです。

そして、室温にムラがあり過ぎる。

エアコン20℃設定のようなので、ほとんどがストーブによる室温上昇なのではないだろうか?

 

「3〜4℃の温度低下に抑えることができる」

という所を売りにしているなら、これは、一般ユーザーに対して、

「どうせ素人だから細かい事は分からないだろ」

って考えているようにしか思えません。

 

室温を1℃上げるのって、結構大変ですからね!

皆さん、2℃というのを冷房の27℃と25℃で想像してみてください。

 

たかが2℃かもしれないけど、快適性にとってはもの凄く大きな2℃じゃないですか?

 

 

  • まとめ

建築知識ビルダーズの連載では、これらの事を根拠に、高断熱にしたのに寒い家とかをまとめて書いています。

ちょっとこれを見ていただきたい。

よく初めの頃に登場していた室温シミュレーション。

 

これはね・・・

某、有名ハウスメーカーでのものです。

UA値は0.46です。

 

ここのハウスメーカーの営業さんは、こんな事を言っていたそうです。

「窓は全てトリプルガラスだから暖かいですよ」

「2x6工法なので断熱材は140mmで、一般の家は断熱材105mmですから暖かいですよ」

「UA値も0.46なのでHEAT20のG1グレードをクリアしています!だから暖かいですよ」

 

だそうです。

ですがそれは何を根拠に「暖かい」ですか?

 

これの何処が暖かいんですか!?

これを、窓をあえてトリプルではなく、ダブルにして、付加断熱にして、その他Q1.0住宅仕様にしたのがこちらです。

 

どうですか!?

これによって、受注出来て、現在Q1.0住宅レベル3のお宅に住んでいるわけですが・・・

本当にラファエル設計に依頼して良かったと言っていただけました。

 

「もの凄く快適です」

と言っていました。

 

ここでのポイントは、「トリプルガラスと断熱材の厚み」です。

断熱材は、勿論厚くすれば、熱抵抗が高まりますから、熱の損失が防げます。

トリプルガラスにしても、熱の損失は防げます。

 

では、何故!!こんなにも寒い家が

出来るのでしょうか!?

それは、「トリプルガラスと断熱材の厚み」だけでは、損失は抑えきれないのと、「熱損失」があっても「熱取得」が無いからこうなります。

熱損失が抑えきれないのはどこか!?

 

こういう「木の部分の熱橋」っすよ。

建築知識ビルダーズ連載2回目では、「窓を高性能にしたのに暖かくならない理由」です。

つまり、今までの事を書いています。

 

  • 夏涼しく冬暖かい
  • トリプルガラス採用
  • 断熱材が厚い

 

何か一つだけ優れているから快適な家になるわけではありません。

 

今回は、暖かい家をつくっている家の判断基準として、窓の性能に加えて、付加断熱という事をやって、「熱橋を如何に少なくするか?」という説明をしてくれる住宅会社に依頼すべきという事を伝えたくて、このブログを書かせていただきました。

今回の住宅会社を批判したいわけではなく、家づくりをしている一般ユーザーが、どんな所にポイントを絞って、専門家の話を聞けばいいのか?という所を知っていただければと思うのです。

こんな内容、無料で公開する事にためらいも感じますし、競合他社にとって、私の手の内をさらけ出すような感じですので、本心はブラックボックスにしたい部分でもあります。

 

しかし、一般ユーザーからしてみたら、何処の住宅会社に行っても、正確な判断基準がないうえに、プロ側からすれば、有利な部分しかお客様に説明していないように思います。

 

広告でこれらの室温の事が書いてあるなんて、まずありません。

今回の室温低下の話もそうですが、何も知らない人が見たら、凄いと思う事でも、私からしたら、本物を知っている分、全く凄いとも思いません。

 

これを初めて見て凄いって思うのか

 

下記の本物を知っているから

 

 

これを凄いとも思わない。



そんな感覚です。

 

というわけで、今回は家づりセミナー的な感じでブログ書いてみました。

そして、このブログを楽しみにしている読者の方にお伝えします。

 

これから試験まで、試験勉強に専念する為、一旦所長ブログ②をお休み致します。

今回もそうですが・・・

専門的な内容を如何に一般ユーザーに、簡単に伝わるか?って所を考えながら描いているせいもあり、もの凄く時間がかかります。

この時間を試験勉強時間に当てて行きたいと思います。

所長ブログ①の方は、時間があれば簡単な内容を書いて終わりにします。

2019年07月12日

新築後、不満に思う項目は皆一緒

皆さん、家づくりにおいて、他の人達がどんなことをマイホームに望んで、それが満足されていないかご存知ですか?

ラファエル設計のホームページを見まくっている人は、もう答えは分かっているでしょう。


皆さんは、大手ハウスメーカーや、会社の規模が大きい所で家づくりをすれば、素晴らしい夢のマイホームが立つと信じているでしょう。

 

では、さっそくお話していきます。

  • A:家族ではじめに大事に思った事
  • B:設計者から勧められた項目
  • C:話し合って大事にした項目
  • D:住んだ後(入居後)の満足度

 

これらが、どのような結果になっているか、興味ありませんか?

「あたらしい家づくりの教科書」

という本に、それが載っています。

(出典:新しい家づくりの教科書)

 

 
家に住んでみての満足度
まず、『D:住んだ後の満足度』から見ていく事にしましょう。
住んでみたら不満と思う事が、設計当初は何位くらいの重要度だったのか?という視点で下記を見るようにしてください。
青線の上位陣というのは、『A:家族ではじめに大事に思った事』がそのまま表れています。
つまり、「見えるデザイン」の為に、評価がされやすいとも言えます。

しかし・・・
室内温熱環境」という満足度は、
『A:家族ではじめに大事に思った事』
では3位であったにも関わらず、住んでみたら11位です。

  • A:家族ではじめに大事に思った事
  • B:設計者から勧められた項目
  • C:話し合って大事にした項目
という過程の中で、3位→11位ってさ・・・
設計者からも勧められたのに、そのような満足度というのは、
「設計も施工も悪い」という事です。

もう一度、図を見てください。
下位にいる項目たちは、「見えないデザイン」だと思いませんか?
悲しい事に、「省エネ性能」に関しては、11位→15位です。

重視せず

設計者も、家づくりをしているプロの人達も、「省エネ」なんて、眼中にないのです。
設計者から勧められたのが、16位中11位というのが「省エネ性能」です。

誰もが重視しているのが、「間取り」なのです。

これがどういうことかと言うと・・・
設計者も、住まい手と同レベルの事しか考えられないくらい、建築士の資格は持っているけど素人な人が、とても多いという事です。

もう、信じられないのが、「自然エネルギー」が最初から最後までクライマックス的な感じで、最下位独占。
つまり、設計者でさえも、眼中にないのです。

自然エネルギー君1人だけ蚊帳の外って感じですよね。

これが

ラファエル設計は、間取りよりも、「室内温熱環境」が重視する第1位です。
2位に「自然エネルギー」です。
というか、セットですね。
ハッピーセットです。

自然光利用というのは、ただ、明るいかどうかという評価なのでしょう。

いいですか!?
このアンケート結果によって、その通りな事が起きているのが、現在のUA値論争です。

 

ちょっとまとめます。

「省エネ性能」「自然エネルギー」「室内温熱環境」

って、これらはセットで考えるものです。

 

 

「省エネ性能」「自然エネルギー」って、最下位独占です。

「室内温熱環境」が一つだけ他より上に行っているのは、「暖かいか寒いか」という所を感じているからだと思います。

 

「省エネ性能」・・・

これは、言ってみればHEAT20のG2グレードとか、G3グレードをクリアすれば、「満足」ってなるんですかね?

 

UA値とかもうさ・・・

 

「自然エネルギー」・・・

これを感じ取れないのは、結局こういう事です。

UA値0.27
栃木で那須方面の4地域です。
UA0.27っていったら、北海道でもG2基準クリアとなりますがこの寒さです。
UA値0.46
栃木の5地域ではG1ですが、東京方面で6地域ならG2です。
UA値0.51
6地域ならG1クリア、もう少しでG2クリアの平屋です。
UA値0.3
栃木以南では当然G2。
Q1.0住宅粟野の当初。
南側の山で朝日射が取得出来ないので、ここから改善していった。
UA値0.26
これも上記と同じQ1.0粟野で北海道でもG2をクリアできる。
しかし、UAが良くなっているにも関わらず、室温は低いよね?
この理由は、ここでは説明致しません。

 

省エネの性能値が良くても寒い。

 

もしくは↓です。

 

 

これらって、エアコンなどを付けないと、「クッソ寒い」って事ですよね?

 

Q1.0住宅・・・。

これは、しっかりと冬の暖房エネルギーの削減率を考えた住宅です。

 

下記で、自然エネルギーをしっかりと考えたQ1.0住宅にすると、どう変わるか?をご覧ください。

UA値0.27
栃木で那須方面の4地域です。
UA0.27っていったら、北海道でもG2基準クリアとなりますがこの寒さです。
これがこうなります。
UA値0.46
栃木の5地域ではG1ですが、東京方面で6地域ならG2です。
これがこうなります。これは、ハウスメーカーの間取そのままで窓はあえてALL樹脂でやったから、ここまでしか室温UPしませんでしたが、もっとちゃんとやればもっと上がります。
UA値0.51
6地域ならG1クリア、もう少しでG2クリアの平屋です。
これがこうなります。
UA値0.3
栃木以南では当然G2。
Q1.0住宅粟野の当初。
南側の山で朝日射が取得出来ないので、ここから改善していった。
これがこうなります。
UA値0.26
これも上記と同じQ1.0粟野で北海道でもG2をクリアできる。
しかし、UAが良くなっているにも関わらず、室温は低いよね?
この理由は、ここでは説明致しません。
これも同じ家なので、さっきと同じくなります。

 

つまり、Q1.0住宅のような家づくりをしている人たちはほとんどいないので、「自然エネルギーの恩恵」を感じるような家づくりに出逢う事は無いわけです。

 

という事は、自然エネルギー・・・
つまり、冬は無料の暖房となる太陽熱を取り入れて、太陽の力で家を暖かくするって事を、知らない人が多いんですよ。

 

もう一度、アンケート結果を出します。

 

この結果から言える事は、本物の温熱環境を設計出来る設計士は、ほとんど存在しないって事です。

建築士の試験でも、そんな勉強はほとんどしませんから。

ハウスメーカーなんて特にそうですが・・・

自社のクソ寒い家は簡単に設計できるけど、住まい手の為の家は、設計出来ないという事なのです。

つまり、自分の会社の家を設計する能力しか、ないって事です。

 

間取り、耐震、劣化対策、通風、換気、防犯、防音、維持管理、省エネ・・・

これらを全て、しっかりと考えるのが、「プロが考える家」です。

そりゃ、それぞれ考える割合ってのが違いますが・・・バランスです。

重要なのは。

 

プロ=1級建築士

ではないという事です。

 

プロ=建築士

でも無いという事です。

 

調理師免許=美味しい料理作る人

では無いですよね?

 

運転免許も、調理師免許も、建築士の免許も・・・

すべて「免許」に過ぎません。

 

ハウスメーカーの家とか、住んでいる人いたら聞いてみてください。

 

「結露起きてます?」って。

 

 

結露がダラダラ起きる家、これはラファエル設計の家づくりでは、ありえません。

樹脂窓にすれば、結露は起きないとかいう・・・クレイジーな人いますが、問題は窓じゃねぇ~から(笑)

 

『超一流のプロ』

これを目指して僕は日々勉強しています。

2019年07月11日

2100年 未来の天気予報

あなたは、今から何をしますか?

2100年 未来の天気予報


このまま有効な対策を執らずに地球温暖化が進行すると、2000年頃からの平均気温が最大4.8℃上昇すると予測されています。

本動画は、気候変動政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書のRCP2.6とRCP8.5のケースを想定し、また、最新の気象状況等を踏まえ、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑える目標を達成した2100年と、達成できなかった2100年の天気予報です。

※RCPとは、Representative Concentration Pathways(代表的濃度経路)のこと。
RCP2.6は温室効果ガス排出が最も低いシナリオ、RCP8.5は温室効果ガス排出が非常に高く、世界の平均気温上昇が最も大きくなりうるシナリオです。

 

『1.5℃目標』未達成・達成 夏>
10分18秒

 



『1.5℃目標』未達成・達成 冬>
8分30秒

 

 

如何でしょうか?皆さん。

 

これを見て、建売の低断熱の家に住むという事は、家の中での熱中症になる確率が激高になるという事です。

真夏、外壁の温度って80℃以上になるのを知っていますか?

その熱って、室内に侵入します。

その為に、冷房の効きが悪くなるのです。

外気の熱は、窓から侵入してくるのではありません。

その為に、厚い断熱材が必要になって来ます。

 

高断熱住宅が必要になってくるという事なんです。

 

高断熱住宅が必要ないという人がいれば、それはこういった背景を知らないばかりか、家の価値についても考えた事が無い人の意見です。

 

既に、ハウスメーカーの寒くて暑い家を建ててしまった人は、残念で仕方ありませんが・・・

これから家づくりをする人は、しっかりとそのへんを考えましょう。

 

日本人は、人が死んで、建築基準法が見直されたり、失敗して気が付いたりします。

ようは、誰かが痛い目を見ないと変わろうとしません。

冬の風呂場やトイレ、廊下で高齢の方が倒れたら、それはかなりの確率で

「ヒートショック」

です。

夏場、扇風機だけで倒れたりめまいが起きたら、それは「熱中症」です。

 

自分の命、家族の命を奪うのは、交通事故による死よりも、家の中での死です。

外の熱中症よりも、家の中での熱中症の方が圧倒的に多いのです。

 

そうなれば、どんな家がこれから必要なのか・・・

子どもにとって、大切なのは、子供室の大きさではありません。

子供室は最低6帖とかって考える事ではありません。

 

断熱材の厚みは、壁は200mm以上、屋根は300mm以上って考える方が、遥かに家族の為を想った家づくりですからね。

2019年07月10日

子どもを愛していると言いつつ、子どもの未来を奪う大人

 

皆さんは、この16歳の少女をご存知でしょうか?

グレタ・トゥーンベリさんです。

 

スウェーデンで「地球温暖化」についてのデモをご存知でしょうか?

結構前ですけど。

 

デモが良いかは置いといて・・・
少女の発言に個人的に注目。


これ、家づくりにも言えませんかね?

省エネ化がとても遅れている住宅部門。これが急務といわれている。

省エネ化というのは、Ua値を基準クリアとか勝負の話ではない。

エアコンや床暖房を使用して、暖かい、涼しいという話でもない。

では、省エネ基準クリア少しクリアした家はどうか?
くそ寒いです。実体験ですが、3時間前に暖房つけたというのに、極寒でした。
30年後、子供か孫世代は同じ事を言うでしょう。
『断熱リフォームしたい』と。

子供には習い事させたり、塾に通わせたり、お金をかけます。

でも、住宅ローンで生活いっぱいいっぱいなら、通わせたくても出来ない家庭もあるでしょう。

将来、子供世代、孫世代も、断熱リフォームではなく、少しのリフォームで住むのなら、子供にかけるお金も残せるし、何より『健康』でいてもらう住まいを遺せるのではないでしょうかね。

子供が大人になった時、今よりも良い住まいが提供出来るような社会になっているように・・・

自分がしている仕事をきちんと誇れるように、頑張って行きたいですよね(^-^)

 

グレタ・トゥーンベリさんによるCOP24でのスピーチ

2018年12月12日、ポーランドのカトヴィツェで開催されたCOP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)において、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(当時15歳)が気候変動の危機を世界に訴えました。

2019年07月09日

70点と思えるなら買い時

敷地付建売の会社から、相談者が言われた言葉。

「100点満点の家づくりなんて、無い、無理。だから70点くらいと思えるならそれが買い時」

 

 

会社名出してやりたい所です。

お前ふざけんなよ!って言いたいです。

 

お客様が70点と思えるなら、お前の所の家は多分40点くらいだな!

しかもその40点は敷地だよ!立地だよ!

 

建物0点です。

 

30点も妥協して家を建てるんですよ?

それで土地付き2700万!?

 

ですよ!!

 

 

建売の内容聞いたらば、照明もカーテンも、カーテンレールさえも付いていないらしいじゃないか。

ローコスト住宅も、本当に「箱」を売っているような感じらしいですね。

 

 

家づくりは、僕の場合、打合せ段階で色んなシチュエーションなどを想定して、住まい手の考えなどを出来る限り引き出して間取りや各寸法、動線を考えますが、いくつか、お客様の方から、「やっぱりこう希望したけど、こうした方が良かった~ちょっと失敗したな~」って声は出るものです。

 

でも、1つ2つ出るかどうかですよ。

出ない所もあります。

 

70点って・・・

評価点が100個あったら、30個はダメな所があるって事ですよ!?

 

30個も我慢しろよ!って言われているようなものですよ!?

70個も大丈夫な所があるだろ!?って言われているようなものですよ!?

 

もうね・・・

こんな営業マンいたら、よくそんな事を平然と言えますね・・・

 

70点の家に、1000万以上出して買おうというのが間違いですよホント・・・。

 

家づくり・・・

住まい手を舐めるんじゃねえよ・・・って感じです。

 

住まい手から見たら、その営業マンもその建売も、ラファエル設計のQ1.0住宅も、「プロが設計したもの」という感じで大きなくくりで捉えられてしまう。

これは非常にガッカリでもありますが・・・

70点で十分なんて思っている会社は、

「犬小屋でも作ってろよ」

って思いますね。

物置とかさ・・・。

 

人が住まう家をつくる事を辞めてもらいたいと思いますよね・・・ホント。

2019年07月08日

本物を見分ける知識

皆さんに質問です。

 

どちらが本物か分かりますか?

分かりますよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

両方偽物だけどね!!(笑)

 

では、写真画質のキレイなこちらの写真・・・

背景もそれらしいですよ!

このミッキー、どこが可笑しいのか分かりますか?

 









 

本物なんだけどね(笑)

 

可笑しいと何故思いました?

 

これ、何が言いたいかというと・・・

超ローコストメーカーと、ハウスメーカーと、Q1.0住宅の例えです(笑)

 

皆さん、Q1.0住宅や、エコハウス、低燃費住宅というたぐいの、本物の家づくりに対して、デメリットを探そうとしていませんか?

Q1.0住宅・・・

高いよな~・・・本当に必要なのかな~・・・

って思っていませんか?

 

本物を知っているから偽物が分かる。

本物を知っているけど、正確に本物を知らない。

何処が違うか?と言われると、本物も疑う。

ミッキーを知らない人が初めて妖怪みたいなミッキーを見たら、ただ恐怖。

違う方を見たらこれがミッキーなのだと思う。

今もこれからも、Q1.0住宅は間違いなく本物の住宅であるけど、Q1.0住宅を知らないならば、温熱欠陥住宅である、偽物の住宅でも満足出来る可能性は高い。

本物を中途半端にしか知らないと、本物の必要性を否定されると、偽物でも良いのかと思い始める。

偽物でも、本物よりローコストならと妥協する。

偽物、温熱欠陥住宅に1000万出すのが、安い買い物なのか?

 

では、例え話しましょう。

ディズニーに行きました。

 

ミートミッキー。

 

ミッキーと写真を撮るのに、1時間前後、待つやつです。

ミッキーに会うことが出来ます!

中には「ミッキー~~~♥」って言って、抱きつく人がいます。

 

はい、では・・・

今日は激混み・・・

2時間待ってやっと写真撮る事が出来ます!

 

そんな中・・・

 

これがいたらどうします?

僕なら、スタッフに「何かテレビの撮影ですか?」

って聞きますね。

 

では・・・

これがいたらどうします?

多分、抱きつく女性・・・いるはずです。

 

 

では・・・

夢の国で、キャラクターと一緒に写真撮れるのに、お金が必要だったとして・・・

どれ選びます?

3000円
5000円
9800円
15000円
10万円
ステージ参加ボーナス

 

興味がない人は、どれも選びませんよね。

ミッキーを本当に知らない人は、3000円のミッキーでも撮るかもしれない。

 

では、どれかを必ず選ばなければならない状況だとして何選びます?

 

ネットで、口コミとか相談しますか?

それぞれのメリット、デメリットを相談しますか?

 

家づくりってさ・・・

何でもない建売とか、超ローコストを選ぶのって・・・

僕からしたら↓これを一番安いからと言って選ぶのと変わらないと思っています。

 

 

今まで撮ってきたサーモカメラの画像をお見せしましょう。

 

温熱欠陥住宅の数々です。

リビング(新築2か月)
足元が寒すぎ。上下でくっきりと暖かいゾーンと寒いゾーンに境界線が出来ている
リビングのコーナー(入隅)
(新築2か月)
濃い紫色の部分が、熱橋や施工不良の所です
天井との取り合い(新築2か月)
屋根からの冷気が侵入しまくりです
コンセントBOXまわり(新築)
もの凄い熱の損失が分かりますよね?
キッチン周り(新築)
青くなっているのがキッチン側。これは超ローコストで有名なメーカーの家です。
窓の上が断熱材の施工不良(新築)
これも超ローコストメーカーの家です。
他が青で、窓上だけ黄色・・・
つまり、外の熱がその部分だけ侵入してきている事が分かります。
階段周り(新築)
これもまた酷い。凄まじい温度ムラです。
坪単価50万~70万以下の家は総じてこんなもんです。
ハウスメーカーで建てて、高級外壁とか、オーダーキッチンとかで坪単価80万超えていても、断熱材などの施工は変わりませんので、この画像のようになるはずです。
玄関周り(新築)
玄関ドアからの熱の損失が凄いです。
天井①(新築2年)
部分的に青くなっています。調査の結果、エアコンの隠蔽配管のせいでした。
天井②(新築2年)
これも天井断熱の施工不良です。
天井断熱なんて、この程度ですね。
外壁(新築10年)
梁と柱が浮き出ています。
また、上部からの熱の損失が凄いです。
これは、100年住宅といって、CMでもやってる超有名ハウスメーカーで建てた家の10年目の画像です。

このような家は北面が黒くなります。
窓廻り(新築2年)
アルミ樹脂の窓です。LIXILのサーモスⅡ-Hですが、その周りの気密処理などの断熱施工も非常に酷いですね。これが、気密処理がきちんと出来ていない、家。
日本の家のほとんどがこうです。
なので、この家だけが酷いわけではなく、ハウスメーカー含めてこのようになります。
文句をいった所で、住まい手側が負けるでしょう。
ローコストとうたっている所は、まずこの画像のようになるでしょうね。

 

どうですか?

僕が温熱欠陥住宅と言っている意味がわかりましたか?

 

この画像たちが初登場するのは、このような画像を載せる事をずっとためらっていたからです。

でも、今の日本の家づくりの酷さを伝える為に、載せる事にしました。

 

Q1.0住宅の様な家づくりを「高い」と言って、見た目のデザインだけに走ったり、土地付きローコスト住宅と言われる会社の家づくりを選んだのは住まい手です。

言ってみれば自己責任。

 

これを自己責任で片付けるには、あまりにもひどいですよね。

でも、僕の様な設計監理者を必要と思わない人たちもまた、勉強不足でもありますし、監理者の重要性をあまりにも軽視している結果なのです。

 

なので、こういった家を選ばないようにどうすればいいのか?

という一般ユーザーセミナーを本気で開催したい。

 

では・・・

ラファエル設計のQ1.0住宅のサーモ画像を載せます。

偽ミッキーと本物のミッキーくらいの違いを目に焼き付けてくださいね。

全部同じ物件ではありません。

天井壁コーナー(入隅)
ほとんど緑と黄緑の2色くらいですよね。温度ムラが無い事を示しています。
玄関の床
玄関の床でも22.2℃ありますし、同じ様に緑と黄緑の2色くらいです。
階段部分
緑と黄緑の2色くらいです。
玄関ホールの床・壁(コーナー)
緑と黄緑の2色くらいです。
右側は外壁面に床と壁になりますが、熱損失の様子もありません。
北面のトイレに向かう廊下
緑と黄緑の2色くらいです。何が写っているのか変わりません。
これも温度ムラが無い証拠です。
外壁(北面)
梁や柱は見えませんし、窓からの熱損失もほとんど見られません。これなら、北面が黒くなることはありません。
北側の外壁面の内壁(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。窓からの損失もまずありませんね。
吹抜けのある2階ホール(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。
右奥に見える掃き出し窓からの損失もまずありませんね。
吹抜けに面していても、床が青く(寒く)なるような感じは全くありません。
右の窓が西面、左の窓が南面(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。窓からの損失もまずありませんね。コーナー(入隅)からの熱の損失も見受けられません。
青くなっている所なんてないですよね?

はい、いかがでしょうか?

本物の高気密高断熱(Q1.0住宅)、ラファエル設計の家づくりが、どれだけ本物か、お分かりいただけたでしょうか?

 

これを見た上で、確認のために質問したいと思います。

超ローコスト住宅やハウスメーカーなどの家と、ラファエル設計のQ1.0住宅、信頼が置けるのはどちらですか?

 

また・・・

これらのサーモカメラでの実証写真で、
内容で30坪くらいの総2階建てで・・・

  • 坪単価57万前後の1700万のローコスト住宅
  • 坪単価77万の2300万のQ1.0住宅

「値段が高い」のはどちらですか?

 

1700万のローコストで、敷地の坪単価が24万で50坪の敷地の場合、敷地の値段は1200万です。

建売だとして、合計すると2900万です。

 

敷地に罪はないけど、建物に罪があり過ぎる。

僕からしたら、↓このようなキッチン周りの温熱環境の家に、100万でも高いと思いますわ。

 

雨風凌げる家を手にいれるという点で考えれば100万は安いと思うけど・・・

このような家、ヒートショックで死んじゃう確率高いですから、自分の命の値段と比べたら、このような家に住むのは自殺行為だと思っています。

50歳を超えたら特にそう思います。

 

ラファエル設計は、た~だ文句言っているとか、きつい事ばかり言っているとか思うかもしれませんが・・・

レインボーなサーモ画像になる家を、数千万で住まい手に売るという家づくりが信じられないし、これらの家と比較してQ1.0住宅が高いと言われる事に、一番腹が立ちます。

 

じゃあ、本物が高いというならば、

ディズニーにこんなのしかいなかったとしても、
「安くていいよね~」
って言えよな!って思います(笑)

 

本物がいる所は高いよな~って・・

これがいる所でいいよな!

ってなりますか?

 

緑と黄緑の2色のサーモ画像になるような・・・
ほぼ一色になるような「本物」の温熱環境家を知ると、レインボーになるようなサーモ画像の家は「本物ではない」と判断できます。

これは、誰が何といおうと、間違いではありません。

文句を言われようが、正しい事を言っている自信があります。

 

ちゃんとやろうと思えばお金がかかるというのもおかしな発想です。

本来、本物と言われる家づくりが「標準」でなくてはならないのです。

皆が本物を造り出せば、コストも安くなっていくのです。

 

もし、建売を購入しようとしている方がいれば、サーモ画像の調査を有料ですが受付しております。

漏水調査なども出来ます。

 

ラファエル設計は、お客様や相談者様を現場に案内した時、工事中もサーモカメラで確認してもらっていますし、完成した後もサーモカメラで見ていただいております。

 

皆さん、家づくりは、値段が「高い・安い」も大切ですが、「本物・偽物」の判断も付けられるようになって下さいね。

2019年07月07日

遂に出た!HEAT20のG3

遂に出た!HEAT20のG3!!

 

はい・・・

こんな感じで、栃木県は那須方面が4地域、日光が3地域、それ以外は5地域になります。

なので、栃木県はUA値0.23というのが目指すべき目標値となるわけです。

HEAT20のこの数値たちは、「基準」ではありません。

あくまでも、目標値という位置づけです。

まず、そこら辺を勘違いしないようにしましょう。

 

HEAT20のG1、G2というのは、下記の様に、それぞれおおむね10℃を下回らない、13℃を下回らないというものです。

 

G3というのは、15℃を下回らないという考えのようです。

 

HEAT20に関しての僕の見解は、下記に書いております。

 

G3を誕生させた想いとか思惑とは、正直僕の中ではどうでもいい。

何故なら、その誕生した過程というのは、一般ユーザーは勿論の事、我々も含めて、その講習会などに参加したりして情報を得なければ知り得ない事だし、何より日本人は、過程よりも「結論」をいきなり聞きたがる。

そして求めようとする。

例えば、駅のトイレが何処にある?みたいなものは、そこに設置された理由なんてどうでもよくて、いきなりトイレの場所を聞きたいですよね?(笑)

 

でも・・・

G3なんかは、その過程も含めて知るべきなのですが・・・

目指すものがUA値という時点で、僕からしたらどうでもいいという結論になる。

このUA値は、いつも言っているように、「平均値」です。

つまり、平均値を高めたって意味がないのですよ。

建物の性能は、実際にはUA値できまるものではありません。

 

昨日もブログで書いたように、UA値というのは、「目指す」ものではないのです。


「結果」なのですよ。

 

つまり、UA値がG2やG3を超えるように断熱材とかを選ぶのは、間違っていると思っています。

 

何故か?

 

理由は、そのUa値だとしても、外気温がマイナス7℃とかの真冬の朝で、無暖房での室温が例えば17℃以上だったりするわけではないからです。


日中でも10℃前後だったら、住まい手はどうします?

寒いっすよね。

住まい手に、結構なお金出させて、寒いって・・・

エアコンつければ暖かいとか・・・

それって、UAがG3やG2をクリアしたという、設計者のマスター〇ーションに過ぎません。

設計者の自己満足ってやつです。

 

UAが例えばG3をクリアしたとして、お客様に「冬暖かいですよ!」というのは、なんの根拠もありません。

そして、「夏涼しい」というのも、場合によっては非常に危険になります。

これは、建築知識ビルダーズの連載4回目で書こうと思います。
ページ数に余裕があれば(笑)

 

でね、

今回のG3登場によって、間違いなく起こる事があります。

  • 窓を小さくする(日射取得の窓も)
  • ウレタン推しになる

ちなみに、アクアフォームは、熱伝導率λが高性能グラスウールとあまり変わりませんからね。

まあ、一番に確実なのは、「日射取得の窓も小さくする」ですね。

 

何度も僕は言っていますが、大切なのは「バランス」です。

  • UA値(外皮平均熱貫流率)
  • Q値(熱損失係数)
  • C値(相当隙間面積)※気密性
  • 換気

これらが、バランスよく設計されてなくてはいけません。

 

言いたい事が分かりますかね?(笑)

 

下記は、5地域でのUA値0.26なので、若干G3はクリア出来てませんが・・・
埼玉とか横浜とか千葉とか・・・6地域ではG3クリアしてます。

UA値0.26
室温は低いよね?

外気温マイナス6.2℃の真冬の朝の無暖房ですが・・・

UA値を単純によくした所で、この程度です。

 

こんな家を設計された日には・・・

 

「詐欺住宅か!!??」

 

って叫びたくなりますよね?(笑)

 

つまり・・・

家の性能というのは、住まい手から・・・

「G2をクリアできる家でお願いします」

な~んてお願いしないと、そうならない住宅会社やハウスメーカーで何故建てようと思うのか?

という所が一般ユーザーの人達にも浸透してくれると、日本の家づくりは大きく変わって行けると思います。

 

最後に質問です。

ヤフオクやメルカリなどで、「新品」と言って「1万円」で買った商品がバッグや洋服だったとして・・・


細いストローくらいの穴が沢山空いていたら、どうします?

苦情言いますよね?

 

そして、無視され続けたらどうします?

警察に通報しますよ!

って言いたくなります?

 

何が何でも返品したくなります?

 

では・・・

その穴の空いた商品の1000倍もする・・・

家を1000万で買いました。

C値が2~3もあります。(ラファエル設計は0.4前後を目指しています)

漏気も凄いです。

つまり、穴や隙間だらけです。

 

その時、何人の人が苦情言います?
警察に通報しますよ!
って言いたくなります?
何が何でも返品したくなります?

 

穴や隙間・・・

具体的にいうならば、気密コンセントBOXを設置していませんでした。

何故ですか?

上のグレード、上のオプションを選択していただけたら、それらは設置されました・・・

ってなるのがハウスメーカーじゃないすか?

 

穴や隙間を作らないのが、「オプション」なのですよ。

つまり、穴や隙間があるのが沢山あるのが「標準」なのが、ローコストメーカーをはじめとした、ハウスメーカーや日本の家づくりのスタンダードなのです。

つまり、こうなるのです。

 

 

Q1.0住宅なんかは、この辺を徹底して処理しますので、当然、その費用は発生します。

一般の人達は分からないですよね。

見えない部分です。

 

見える化すると、下記のハウスメーカーの家の様に、柱や梁が冷やされてんな~~~

ってのが、分かります。

 

これがラファエル設計の「見える化」です。

 

下記はラファエル設計のQ1.0住宅レベル3の家です。

一切、冷されているようなものは見えませんよね?

どちらも、冬に撮影しています。

 

まあ、こんな感じです。

いつもそうなのですが、家づくりというのは、G2やG3というUA値をクリアする事が重要ってわけでもなければ、単に長期優良住宅を目指せばよいというわけではありません。

長期優良住宅でも、北側が漏気で黒くなるような家が、認定おります。

 

皆さん、激アマな省エネ基準と比較して、G2やG3は凄い数値と思ってますが・・・


大切なのは、自然大切

大切なのは、無暖房での自然室温で、「冬暖かく夏涼しい」っていう事だと、僕は思っています。

2019年07月05日

2019自立循環型住宅研究会関東ゼミ第3回

今日は、水道橋にある会場で、

【自立循環型住宅研究会関東ゼミ第3回】
「快適・健康のために必要な建物と設備の性能 
~放射や湿度も考えながら~」

に参加してきました。

講師は、東大の前真之先生です。

 

やっぱり前先生の話は、いつ聞いても面白いですね(笑)

2020年、省エネ法義務化の背景とかの話も聞く事が出来ました。

後は今、超話題のHEAT20のG3の話題や、超ローコストハウスメーカーから、高額ハウスメーカーの家の温熱環境の写真など・・・

すっごく面白かったです。

 

前先生の話が終了した後、セミナーに関してのコメントを求められましたので、少しだけお話させていただきました。

 

う~ん・・・

急な話だったので、緊張してあまり話した内容覚えていませんが・・・

覚えている範囲で書きたいと思います。

 

まず、前先生の話で出てきた内容の話を3つ、ポイントを絞って話しようと思いました。

 

  • 1つ目は、HEAT20のG2、G3などのUA値の話。

これは、ブログでも何度も言ってきている事ですが、結果論なんですよね。

「家の設計」をする上で・・・

「初めにUA値を考える」

というのは、「逆」だって話です。

 

ラファエル設計は、外気温がマイナス7とか8℃の真冬の朝、無暖房で室温が17~18℃になるにはどうすればいいのか?

というのを考えています。

 

つまり、UA値なんてものは、最後についてくるんですよ。

なので・・・

「ラファエル設計さんは、どれくらいのUA値を目指してるんですか?」

という質問に答えるのは、無理なんですよ(笑)

だって、目指しているのはUA値じゃなくて、無暖房での室温だから。

 

 

  • 2つめは、ηACの話。

 

ηAC(イータエーシー)って読みますが、ACはエアコンって思ってください。

ηは、日射熱取得率ですね。

両方を合わせると、冷房期の日射熱取得率って考えると分かりやすいと思います。
※正確には、窓からと、建物からジワジワと侵入してくる熱も含めての、冷房期の熱を評価したものです。

つまり、数値が大きいと、冷房負荷が増えると言いますか、夏に日射が沢山入ってきてしまうという事になります。

省エネ基準では、栃木県とかの5地域はηA3以下にしなければなりません。

前先生の話では、このηAC値が低いからと言って、涼しい家になる訳ではないという話をされていましたので、この内容について僕はコメントしました。

 

建築知識ビルダーズの連載3回目でもここは触れているのです。

ようは、遮熱ガラスにしても、LIXILのサーモスⅡ-Hなんて、

日射熱所得率49%もあるんですよ!?

って話です。

 

皆さん、「日射熱取得率」をカタログとかで調べた事ありますか?

って話なんです。

↓こういうやつですね。
※一部拡大してます。
下記はYKKAPのAPW330です。

 

0.4というのは40%、日射所得がありますって事です。

窓の設計というのは、本来、こういった所を把握したうえで、設計すべきなのです。

これを把握すると、下記の様なシミュレーションによって、どれくらい窓から熱が入るんだ?というのが把握できるようになります。

これによって、北西の寝室には、夏、断熱ブラインドや、外付けブラインドの代わりになるような遮蔽物が必要になるという事が、把握できます。

 

これらが、コメントの中で、僕が思い浮かべながら話していた事です。

 

  • そして3つめですが・・・

 

「その家の設計の答えは、その敷地にしかない」

という事をコメント致しました。

 

皆さん、別にHEAT20のG2とかは、どうぞ目指すのは自由です!って感じですが・・・

例えば、その目指したUA値で、室温が寒かった場合、それが住んでから発覚して住まい手が「こんなはずじゃなかった」となるのか、シミュレーションでしっかり設計者が把握するのか?って所で・・・

把握するのは誰だってシミュレーションやれば把握できます。

しかし・・・

その改善案を、施主様から求められたとき、設計者はその改善案を、しっかりと説明して、暖かくなるような提案ができるのか?

って話です。

例えば、施主様は平屋を希望しているとします。

日照シミュレーションしてみると、下記のように、周辺環境によってほとんど陽が入りません。

では、どこに、どんな窓付けて、間取りはどのように改善するべきなのか?

ってのを、設計者が把握して、理解して、住まい手に改善点を提案できるのか?

って事を頭に浮かべながらコメントしていました。

将来建つ可能性がある建物も、実際に建てて見て、その壁を出してみたり、南側の平屋が古い築年数なら、それが建て替えとなり、2階建てになった時の想定など、それらも含めてシミュレーションする事が重要なのです。

 

二次会では、僕のブログを読んでくださる方がいらっしゃったりして、その内容の話になったりしました。

「ラファエル設計HP、ブログは、どんなセミナーよりも勉強になる」

そうです(笑)

多くの人がいいますが、「有料」でもいいそうですね(笑)

 

基本的に、何かを極めるって、難しい事かも知れませんが、シミュレーションは誰だって出来ます。

やろうとしないだけ。

宿題やりなさい!って言われてやろうとしないのと一緒です(笑)

でも、漫画やゲームは好んでやりますよね?

 

僕は、漫画やゲームが、超大好き人間です(笑)

 

今、ホームズ君をはじめとしたシミュレーションは、ゲームと一緒なのです。

 

今回の二次会では、建築知識ビルダーズ連載4回目に向けて、夏に向けた話をする上で、現段階でのホームズ君によるシミュレーションの話で目指すべき終着点、そして、7/30に両国で開催される、インテグラルさん主催のセミナーで登壇する際に、どんな事を伝えていこうかな?という所を、前先生には贅沢にも、相談に乗っていただき、これからシミュレーションをどんな風に使っていけるのか?という話など、色んな事をお話出来ました。

 

試験勉強をお休みしてまで参加した甲斐がありました。

7/30のセミナーでは、
今回のコメントの内容をもっと詳しくしたものなど・・・

すっごく面白い話が出来るように、考えたいと思います<(_ _)>

僕達が温熱設計で目指す所は、heat20のG2やG3のUAをクリアする事ではなくて、住まい手家族の未来をも一緒に設計する事なんだと思って、日々、ホームズ君で遊んでおります(笑)

 

セミナーの話はこちら↓
7/30日、東京でのセミナーで登壇します

4日朝の時点で、100名募集定員の所、現在65名申込がきていて、まだ増えそうとの事でした。

2019年07月04日

建築知識ビルダーズ4回目の内容について悩む

先日から、考えをまとめている最中なのですが・・・

建築知識ビルダーズの連載4回目は、先日ブログでもご紹介した通り・・・

「高断熱住宅についての夏」

を特集したいと思っています。

 

これって、どんなセミナーでも、あまり詳しくはやってないんじゃないかな?

 

高断熱住宅が夏暑いとなる条件、その考え、誤解など・・・

凄く面白い内容にしたいと考えています。

 

一般の方でも、このブログを読んでくださっている方は、ビルダーズの連載を読んでくださったりしているみたいで、プロの方でもバックナンバー全て買ったという方もいらっしゃいました。

これって、嬉しいですよね!

 

僕が今思っている事は・・・

高断熱住宅が何故必要なのか?とか、高断熱住宅を求める必要性とか・・・

そんな内容の事は、高いお金を出して買う雑誌の連載で発信する気はないですし、ブログでも発信してますし、今更そのような低レベルの話を連載でしても仕方がないのです。

自分が参加するセミナーでも、そのような内容のセミナーは、もう行く気はありません。

つまり・・・

僕が行く温熱系のセミナーは、新住協の勉強会以外、行く必要もなくなったと言えます(笑)

 

換気などの話は面白いので、積極的に参加したいですけどね。

 

連載の話に戻りますが・・・

夏についての話って、冬みたいに単純じゃなくて、とても難しい話なんですよ。

でも、誰もそのへんは突いて行っていないので、僕がシミュレーションで色んな角度から責めたいと思っています。

連載は面白くなくてはいけませんし、ブログで書くような内容の事は描きません(笑)

7月入っちゃったよ~・・・

何気にやる事満載だな・・・

 

取り合えず、頑張ろうっと。

2019年07月03日

素人同士の家づくり

素人同士・・・

ここで言う素人とは、一般ユーザーの方。

もう一つの素人とは、家づくりをするプロ側の素人の事を指しています。

 

一般ユーザーの人に質問です。

 

一級建築士が家を設計してくれたら、凄く嬉しいですか?

 

嬉しい?

もうその時点で、ダメですよね。

 

二級建築士と一級建築士、または、木造建築士、どの資格の人に家づくりをお願いしたいですか?

 

やっぱり一級建築士ですかね?

 

まあ、それが普通かもしれませんよね!

 

皆さん、とりあえず、一級建築士について、ご説明しましょう。

今年までは、建築系の大学を卒業したら、実務経験2年を経て、一級建築士の受験資格が得られます。

そこで、まず、学科試験に合格して、次に製図試験に合格したら、晴れて一級建築士となれます。

来年からは、大学生の段階で、受験資格が得られます。

同じ様に合格したら、実務経験2年を経て、一級建築士の免許がもらえます。

 

どちらも24歳か25歳くらいで、最短で一級建築士となる事ができます。

 

はい、ではもう一度聞きます。

一級建築士が家を設計してくれたら、凄く嬉しいですか?

 

質問を変えます。

25歳の一級建築士、40歳の二級建築士、50歳の木造建築士・・・
どの方が家を設計してくれたら、信頼出来そうですか?

 

ここでも、まだ先入観でしかありませんよ(笑)

 

はい、前置きが長くなりました。

家づくりというのは、経験も勿論大切です。

その経験というのは、「住宅設計」に関しての経験です。

 

木造住宅で、1級建築士の免許が必要なのは・・・

  • 高さ13mを超えた場合
  • 軒高さ9mを超えた場合
  • 3階以上

 

これ以外は、2級建築士で十分なわけですね。

設計の知識・技術はあるのですが、僕の名前で設計者にはなれないという事です。

そして、報酬ももらってはいけません。

 

大きな設計事務所に勤務していると、住宅なんて、非効率なので、ほとんど依頼を受けません。

 

自分の家も設計出来ない一級建築士も実際にいます。

UA値やQ値を知らない一級建築士も沢山います。

 

つまり、温熱欠陥住宅を造る知識しかないということです。

住宅なんて、設計できない方が可笑しいのですが、二級建築士の試験でも、一級建築士の試験でも、温熱設計について、細かい勉強はしません。

広く、浅くって感じです。

なので、資格を持っていても、温熱環境に関する知識って、自分で勉強する以外、得る事が出来ないんですよ。

 

特にハウスメーカーの家づくりが、まさにタイトル通りなのですが・・・

営業マンって、素人ですよ。

お客様も素人ですよ。

打合せするのは、素人の営業マンと素人のお客様ですよ。

 

これを、素人同士の家づくりって言います。

僕の中で。

 

営業さんの打合せによって、図面は、1級建築士か2級建築士の人が、1/100くらいのスケールで描きます。

で、施工できる図面を描くのは、僕ら、設計事務所が外注で受けるのが多いのではないでしょうか?

1/50くらいのスケールで、細かい図面です。

 

ハウスメーカーで温熱の話をしても、ハッキリ言って無駄ですからね。

階段の下や、昇り口に、扉やカーテンやロールスクリーンを設けるとか、クレイジーな提案が飛び交います(笑)

暖房効率とか冷房効率を考えて・・・

とかいうのですが、それって、そもそも冬寒くて夏暑い家ですよ!って言ってるようなものです。

しまいには、「熱交換」とか言い出しますが、気密処理もしないで熱交換とか、暖気ダダ漏れで、超無意味ですよ。

僕は、ハウスメーカーの人にこれを伝えた事がありますが、改善はされませんでしたね。

住まい手さん、可哀想に・・・。

 

これからの時代、家づくりのプロと呼べるのは、新住協に加入して、温熱について勉強しているような会社だと思います。

新住協じゃなくても、他の団体のセミナーとかで、温熱について勉強している人たち。

 

例え話します。

 

「折り紙」って、△みたいな形は誰だって折れますが、「象」を折れと言われて、折れますか?

クオリティの高い象を折れる人は、プロです。

 

雪だるまって、誰だって作れますが・・・

札幌雪祭りの様な作品を作れる人はプロです。

 

「おにぎり」って誰だって作れますが、冷めても美味しいおにぎりを作る人は、それだけではプロとは言いません。

 

「写真」って誰だって撮れますが、「プロ」に写真を撮ってもらいたいから、写真スタジオに行きますよね?

 

見せかけだけの家は、日本に沢山あります。

その遺産が、「空家問題」です。

 

寒いしボロいし・・・

誰も買おうとしないわけです。

 

今、性能の悪いローコスト住宅を建てれば、遠い未来、

同じ様に空家問題は未解決のまま、もっと増えるでしょう。

そして、治安も悪くなるでしょう。

 

一般ユーザーの人も、ネットで調べてプロ意識持たれるのも、非常に厄介ですし、そういう人は、正直相手にいたしません。

 

だってさ・・・

そのネットで勉強した情報・・・

何処でよ?(笑)

 

学んだなら、先生がいますよね?

その先生誰よ?

って事です。

 

住宅展示場にモデルルームを構えていたとしても、お客さの質問に全然答えられないなら、それはプロではないんですよ。

フランチャイズに加入していて、知り得た知識だけの人、その会社の基準・規定に沿って設計すれば、おのずと見た目は良いものが出来てしまうような環境・・・

僕は非常に問題だと思っています。

 

僕も、日々勉強しています。

シミュレーションもやりまくって、色んなパターンの家の研究をしています。

それは、まだ独立して実績がないから。

お客様に、僕という存在を認めてもらい、また、信じてもらえるように、日々勉強しています。

2019年07月03日

「家の性能を見失わないで!」

「家の性能を見失わないで!」

これは、妻が家づくりをしている従兄弟に言った言葉です。

 

流石、僕のブログを読んでいて、一番身近で僕の話を聞いている妻だけあって・・・

的確な指示を出されたと思います(笑)

 

まあ、ちょっと昨日書いたブログとも同じような話になってしまいますが・・・

家の価値観、建売買うなら購入するポイント、土地が気に入った・・・

などなど・・・

 

まあ、好きに買えばいいと思いますよ。

でも・・・

根本的に、大切なのは妻の言った一言に、僕はいつも言い続けている想いが集約されているのですよね。

 

家の性能が低レベルで何でもいいのなら、家を建てる事は無いと思います。

正直。

ハッキリ言って。

地球にとっても、未来の日本にとっても、未来の子どもたちにとっても、何一つ良い事はありません。

そして何より、林業の人達に、もの凄く失礼だと思っています。

 

僕たちが家に使う木ってね、60年以上育って生きてきて、60年以上前に植林した人たちの想いが詰まった木を使ってるんですよ。

 

60年生きた木を使うって事はね?

 

家も60年、生きなきゃダメなんですよ。

 

よく考えてみてね?

60年生きた木を使う→10年で壁体内結露→30年でカビだらけ・・・

建て替え→60年生きた木を使う・・・

ってサイクルだと、どんどん木は無くなっていきませんかね?

足りなくなってきませんかね?

 

木は、二酸化炭素の吸収に大きく寄与し、その効果は樹齢60年でピークを迎え、樹齢100年を超えるとその効果が殆ど無くなります。

なので・・・

植林→育林→伐採→植林

を最低60年以上かけて循環させることが環境にとても良い訳です。

 

植林とは、木を植える事です。

この苗木が、大きく60年かけて育つのです。

 

例えば、皆さんが小学高卒業式、タイムカプセルを埋めました。

70歳になって、生きている人たちで、タイプカプセルを取り出しました。

そして、1人のクレイジーなやつが、タイムカプセルを燃やしました!!

 

どう思います?

 

では、燃やすのではなく・・・

水をぶっかけました!!!

 

どう思います?

 

では、水をかけるのではなく・・・

破壊しました!!

 

誰もがブチ切れというか、あぜんとしますよね?

 

 

何の例えかというと・・・

 

燃やす=火事

水=結露や漏水被害

破壊=地震被害


です。

 

ラファエル設計がグラスウールを使う理由は、落雷火災による被害を懸念するからです。

ようは、ウレタンのように、燃えるものは使わないという事です。

 

ラファエル設計が、気密や高断熱にこだわる理由は、人の命を守る基本仕様だという事以外に、「家にとっても命の基本仕様」だからです。

気密を追求するのは、換気を的確なものとし、結露を発生させないようにする為でもあります。

 

ラファエル設計が耐震等級3+制震ダンパーにこだわる理由は、地震による被害を最小限に抑える為です。

家の中が、何処よりも安全とする為です。

 

 

家事や地震というのは、確率論です。

しかし、結露というのは、設計や施工の過失が殆どです。

 

更に、例え話しましょう。

 

  • 例え話1

貴方は女性です。

結婚しようか迷っている彼が、一生懸命働いて、60年かけて2000万の婚約指輪と共に、プロポーズしてきました。

 

お互い、年齢は80歳。

「お互い、年を取ったわね・・・」

 

気持ちは別れたい。

もしくは

今まで待たせすぎでしょ?

って思います?

 

 

そんな貴女・・・。

その指輪を川に投げ捨てました。

 

ぽちゃっ・・・

 

クレイジーな婆さんだな!!

 

指輪は水と共に、沈みましたとさ・・・。

 

これ、家に置き換えます。

 

  • 例え話2

家に生まれ変わろうとしている木が、60年かけて育ちました。
自分で家を建ててという気持ちの木たち。

 

80歳の貴方。そして家族。

 

息子・孫の為に、一生懸命60年貯めた2000万で家をプレゼントします。
でも、低断熱低気密、ローコストの家です。

 

低気密、ローコストの家がダメだなんて思ってもみません。
家をプレゼントしたという想いだけは強いものです。

そんな思いのつまった家で、子どもや孫が風邪ばっかりひきます。

 

しまいには、自分と自分の愛する人も、泊りにいった日にヒートショックで死にました。

 

生まれ変わった木は、結露でビャチャビチャです。
木が涙を流しているのかもしれません。

 

そして、アレルギーの原因となるカビやダニを呼び込みます。

孫はアレルギーになってしまいました。

 

耐震性もありません。

地震で被害を受けています。

 

子どもや孫は、断熱リフォームや耐震補強が必要だと感じました。

がしかし、2000~3000万かかる見積もりを出されました。

 

新築した方がいいじゃん!!
リフォームにそんな金払えるか!!
って、解体しましたとさ・・・。

 

はい・・・

意味不明な気持ちになっていたらごめんなさい(笑)

 

共通して言いたかった事は、「気持ちを踏みにじられる」という所です。

 

自分の事しか考えていないという事です。

 

 

話はよく分からなくても、「何か酷いな!」ってのは分かりましたよね?

 

皆さんは、単純にローコストだの、家の性能を無視した家を建てるという事は、「何か酷いな!」って思った事と、結果的に同じような事をしてるんですよ。

 

「家の性能を見失わないで!」という心の叫びにも似た言葉ですが・・・

 

「家族の健康と未来を見失わないで!」という事と同じ事だと思います。

 

「木に想いを託してくれた林業の人達の想いを見失わないで!」とも言えます。

 

最後に1つ言える事は・・・

貴方がQ1.0住宅を建てる事によって、その息子、孫、ひ孫、そのもっと後世の子孫・・・

そして地球・・・

多くの人達を、少なくともローコストメーカーの家を建てるより、健康でいられるようにし、家族の幸せがずっと続くと信じています。

何より、自分自身が、一番、自分も含めた家族の幸せと誇りを得られる家づくりをして欲しいなと願っております。

2019年07月02日

立地で選ぶ建売か、建物性能で選ぶ立地か?

皆さん、家づくりはいい感じで進んでますか?

Q1.0住宅は、予算が厳しそうだから、建売を選択しようとか、あくまでも職場へのアクセスや、子どもの学校への立地条件で、高い土地を選ぶ犠牲に建物の性能を捨てるのか?

そんな話題に触れたいと思います。

 

要約しますね。

  • 職場や学校が近くて高い土地
  • 職場や学校が遠くて安い土地

まず、貴方ならどちらを選択しますか?

 

僕なら職場や学校が遠くて安い土地を選びます。

遠いというのにも限度があるかとは思いますが・・・(笑)

 

職場まで車で1時間というのは、ちょっと遠いですよね。

これだと、高い土地を選びたくなります。

例えば・・・

土地が300万高いくらいなら、近くて高い土地を選ぶでしょう。

500万くらい高くても良いかも知れません。

 

何故か?

それはガソリン代です。

プリウスでも乗っていれば、300万までくらいならいいと思います。

例えば35年ローンで変動金利の場合、100万UPすると、だいたい3千円のUPとなります。

つまり、300万UPですと、9千円UPくらいです。

1回の給油で軽なら3千円くらいで月に3回入れたら9千円ですよね。

僕が乗っている車は1回で7千円くらい行きます。

つまり、月に2回の給油で14000円です。

つ~ことは、その給油が全くなくなる事を考えたとしたら、約470万くらいUP出来ます。

でもまあ、2月に1回くらいは給油するとして・・・

まあ370万くらいはUP出来そうですよね?

ガソリン代が安ければとか、高ければという考えはしていては、ダメです。

 

ガソリンの給油量も減れば、地球にも優しいですよね。

 

次に、家の性能です。

建売・・・

これはもう、基本的に温熱欠陥住宅がほぼ確定だと思っています。

↓こうやって、外壁が黒くなってしまうような家です。

 

では、このような家を、安いからと言って建ててしまったお宅はどうなるのか?

子ども世代か、孫世代は、必ずといっていいほど・・・

「断熱リフォームが必要な家」

となる事でしょう。

先日ブログに書いた、2050年の天気予報はご覧になりましたか?

 

別に、建売を買うのを否定している訳ではなく、しっかりとした高気密高断熱の建売だったら、文句も言いませんし、否定もしません。

 

いいですか?皆さん。

僕は何度も同じことを言いますが・・・

冬に、窓に結露ビチャビチャ・・・

このような家は、温熱欠陥住宅に他ならないですからね?

 

温熱欠陥住宅によって、何が起きるのか?

  • ヒートショック
  • カビの発生
  • ダニの発生

これによって、何が問題かというのは、人体への健康被害ですよ。

 

例えば、土地を優先して、温熱欠陥住宅を手に入れたとします。

ここで家族に起こる可能性を羅列します。

  • 50歳を超えた親のヒートショックでの死亡率が増える
  • 赤ちゃんがいれば、夏の熱中症の危険
  • 老人がいれば、夏の熱中症の危険
  • カビやダニによる健康被害によって、アレルギーが発症
  • アトピーなどのアレルギーが発症
  • 鼻水が止まらない
  • 女性は冷え性が酷くなる
  • 冬、風邪をひきやすくなる(特に子供)
  • 授乳をしているママは、風邪をひきやすくなる
  • 授乳中のママは、病気になっても弱い薬しか処方されない
  • 授乳中のママは、病気の期間が長くなる
  • 将来、子どもが家の寒さ暑さで辛い思いをする
  • 将来、孫が家の寒さ暑さで辛い思いをする
  • 将来、断熱リフォームの費用が発生する
  • 将来、断熱リフォームの費用を子どもや孫世代に負担させてしまう
  • 将来、家の価値はほとんどないに等しい

 

まあ、とりあえずこんな所にしておきましょう。

再度、ハッキリ申し上げますが、建売のローコストなんて、ハウスメーカーも含めてですが、ろくな性能の家造ってませんからね?(笑)

 

欠陥住宅には大きく2種類あります。

  • 構造上の欠陥住宅
  • 温熱上の欠陥住宅

今の時代、構造上の欠陥住宅は、ほとんどレアです。

しかし、温熱上の欠陥住宅は、これが当たり前です。

断熱材が入っている、入っていないの問題ではありません。

下記は、CMでもやっているハウスメーカーで建てた100年住宅の、10年点検間近の家です。

 

これ、普通よりお金かけてるんですよ?

100年住宅とか言っておきながら、10年で、温熱による欠陥が進行して姿を現した状態です。

こういった住宅は、壁体内で結露が起きています。

 

いいですか?

省エネ基準クリアごときの家は、無暖房で真冬の朝こんなです。


暖房費ケチって、寝る前に暖房消してこんな感じです。

 

 

でも、ラファエル設計のQ1.0住宅は、無暖房でもこんなです。

これは、土地の条件にも寄ってきますが・・・

ここまでの性能の違いを出せるって事なのです。

 

 

真っ青な室温の家よりも200~300万UPで下に行けます。

つまり、35年ローンなら、月々6000~9000円UPという事です。

 

ってゆ~か、200~300万UPというのがおかしいか・・・

本来やるべき事をやらずに、200~300万削った結果が、真っ青な家になるって事です。

これが、日本の家のスタンダードです。

 

 

 

光熱費だって、↓こうやってQ1.0住宅と省エネ基準住宅では差がでます。
設計プランがQ1.0住宅ですね。

これ、24時間エアコンつけっぱなしでの差ですからね。

9.8万円の差が出ます。平屋でも。

 


このような家は、2050年頃には、家の資産価値は相当低いでしょう。

断熱リフォームが必要な家を中古で買うのと、ほとんどエアコンいらずで快適な中古住宅、どっちが高く売れますかね?

 

やっぱりさ・・・

家の価値っていうか、価値観は人それぞれかも知れないけどさ、

家族の健康って一番大切じゃないんすか?

 

僕は、今90歳を超える祖母が生きています。

亡くなった祖父が建てた家を壊されたくない為に、家を建てる事が出来ません。

Q1.0住宅を建てる事が出来ません。

 

昔の人が建てた家は、当時の経済状況などから考えて、立派です。

でもその家達は、今の時代に全くあっていないのですよ。

耐震性も無ければ、断熱性だってありません。

 

夏は暑くて冬は寒いマンション暮らしですが、今の時代に合っていない家を祖母が守っているために、子どもや孫である僕たちは、非常に苦痛な思いをして生活している訳です。

 

親は、自分が子供の時に子供部屋が小さかったからと言って、大きい部屋を与えようとしますが、冬寒い思いをしたからといって、暖かい子供部屋を与えようとしないのは何でなんすかね?

暖かい家を建ててあげようとならないんすかね?

 

子どもは、大きい部屋が欲しいなんて、一言も言っていないと思いますよ?(笑)

 

見た目のデザインや大きさで自慢するのではなく、家族が健康になれる家を、誇れるような家づくりをしませんか?

2019年07月01日

気候変動への挑戦 セクション3 温室効果ガスの大幅削減を目指して

【環境省DVD】気候変動への挑戦 セクション3 温室効果ガスの大幅削減を目指して

気候変動の科学をわかりやすく紹介するとともに、2015年末の気候変動枠組条約COP21におけるパリ協定の採択など、国内外の最新の動向を踏まえ、今後世界がどのように温暖化対策を行っていくのか、そして私たちに何ができるのか等をまとめたDVD『気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~』が2015年度に作成されました。
本動画は、セクション3「気候変動に挑む~温室効果ガスの大幅削減を目指して~」の映像です。
・気候変動 日本の将来予測
・進む技術革新~長崎県 五島列島 浮体式洋上風力発電~
・市民が描く低炭素な将来像~滋賀県 東近江市の持続可能な取組み~

 

【ラファエル設計的ポイント】
下記に注目です。

・東近江市の将来像

(市民が描く低炭素な将来像~滋賀県 東近江市の持続可能な取組み~)

 

再生出来ませんので、[この動画は YouTube でご覧ください]をクリックしてください。

 

自分が住む地域で、住みやすい環境、子育てし易い環境って、もの凄く大切だと思いませんか?

地域が活性化するには、そこに住む住民の生命エネルギーも大切だと思うんです。

地球温暖化対策とかって、地球規模に感じるかと思いますが、1人1人が、Q1.0住宅の様な家づくりをしていけば、将来、今の子ども達が「家」に対してお金を掛けなくて済むようになると思うんです。

 

ハウスメーカーの家を建てて、満足したとすれば、それは今の世代だけだと思っています。

ハッキリと言っちゃいますが、Q1.0住宅を目指す家づくり、本気で目指してみませんか?

2019年06月30日

気候変動への挑戦 セクション2 地球温暖化の現状と将来予測

【環境省DVD】気候変動への挑戦 セクション2 地球温暖化の現状と将来予測

気候変動の科学をわかりやすく紹介するとともに、2015年末の気候変動枠組条約COP21におけるパリ協定の採択など、国内外の最新の動向を踏まえ、今後世界がどのように温暖化対策を行っていくのか、そして私たちに何ができるのか等をまとめたDVD『気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~』が2015年度に作成されました。

本動画は、セクション2「地球温暖化の現状と将来予測」の映像です。
・2050年の天気予報
・IPCCによる将来予測
・炭素予算~私たちに許される排出量~
・温暖化政策の転換点 COP21

 

【ラファエル設計的ポイント】

下記の2つの違いに注目です。


・現状を上回る温暖化対策をしなかった場合

・様々な温暖化対策を積極的に行った場合

 

再生出来ませんので、[この動画は YouTube でご覧ください]をクリックしてください。

 

やっぱり・・・

地産地消ってとても重要ですよね。

 

現在、家づくりにおいて、県産材の積極的利用を行っております。

ラファエル設計の家づくりでは、「八溝杉」を構造材にも使用しています。

 

コスト面で、Q1.0住宅を建てやすくする為に、県産材の補助金も利用する事を実施しています。

2019年06月29日

気候変動への挑戦 セクション1 地球温暖化とは

【環境省DVD】気候変動への挑戦 セクション1 地球温暖化とは

気候変動の科学をわかりやすく紹介するとともに、2015年末の気候変動枠組条約COP21におけるパリ協定の採択など、国内外の最新の動向を踏まえ、今後世界がどのように温暖化対策を行っていくのか、そして私たちに何ができるのか等をまとめたDVD『気候変動への挑戦~動き出した世界と日本~』が2015年度に作成されました。

本動画は、セクション1「地球温暖化とは」の映像です。
・プロローグ 地球の異変
・気候変動の科学:IPCC第5次評価報告書
・地球温暖化のメカニズム
・私たち人間の暮らしと地球温暖化の関係(炭素循環)

 

再生出来ませんので、[この動画は YouTube でご覧ください]をクリックしてください。

 

 

これからの日本、世界の未来について・・・

先進国の中では日本だけが超スーパー遅れた・・・

自分勝手な?

建築を行っています。

 

地球温暖化とかの話になると、地球規模の話になるので、話がデカくなり過ぎるのですが・・・

 

近年の自然災害の頻発。

これって、やっぱり、ハウスメーカーやローコストメーカーが、こんなに室外機が必要な家ばかり建てているからですよね。

↓宇都宮の住宅展示場です。

I工務店
室外機11個
SWハウス
室外機7個
S業
室外機4個(プラス1個かな)
SHム
室外機7個
Dハウス
室外機6個
Tハウス
室外機6個
Pホーム
室外機10個
ここはちょっとご丁寧に部屋名書いてありました。
Hハウス
室外機6個(見えた部分だけ)
Kホーム
室外機8個
K建設
室外機3個

 

 

 

以前、僕はこんなブログを書きました。

 

2019年06月28日

2050年の天気予報

youtubeで公開されています。

世界気象機関(WMO):2050年の天気予報(NHK)


今から30年後、つまり、今僕の双子たちが35歳です。

 

僕は前にもブログで訴えていますが・・・

未来の子どもたちに、明るい未来を創っていく事が、今の大人に出来る事。

子どもの未来を考えるなら、子どもの習い事の前に、Q1.0住宅の様な家づくりが非常に重要なのです。

 

住宅部門のQ1.0住宅化は、急務と言ってよいのです。

HEAT20のG2ではありません。

エネルギーを考えてませんから。

 

Q1.0住宅は暖房エネルギーの削減を評価しています。

 

2019年06月27日

内装やさんがQ1.0住宅の凄さに感動

所長ブログ②に書きましたが、本日は資格学校でした。

試験中でしたが、内装やさんからの着信が。

 

現場からの電話というのは、結構ドキドキするもんだ(笑)

折り返すと・・・

 

内装「感動しました」

何かテンション低いぞ!?

 

僕「え!?何がですか?」

 

内装「家です・・・」

 

ズーンとした感じなので、ビビっている僕・・・

僕「ん!?家!?」

 

内装「今やってる現場ですよーー!外は34℃で中24℃でしたよ!
窓締切ですよ!信じられませんよ!2階よりも小屋裏ヒンヤリしてるし!他の現場では汗びっしょりでやってるのですからね!?」

 

急にテンション上がって・・・
悪い連絡じゃなくてよかった~~

僕「そ・・・そうですか(笑)」

 

内装「感動し過ぎて電話しちゃいました!」

 

その後、「いや~本当に凄い」を何度も連呼していました(笑)

 

Q1.0住宅のファンになってくれたかな?(笑)


僕は、このようなやり取り・・・

大好きですよ(笑)

 

それから、二時間後、室温の写メ送って貰いました!

 

電話されてきた時よりは、室温上がったみたいだな。

窓でも開けたか?

1階の温度計が24℃だったのかな?不明です(笑)

 

それでもまだ工事中。

玄関ドアはまだついていない。

これは2階なので、1階はもっと涼しいはずだ。

 

14時18分。
外が33.2℃で、室温は25.6℃

 

家の性能はQ1.0住宅のレベル3です。

自然温度差7.6℃。

下記はQPEXでの自然温度差のグラフ。

6月を見て見ると。・・・8.1℃。

まあ、大体合っていますよね。

 

これが、本物の、「冬暖かく、夏涼しい」という家です。

 

内装やさんは2人で入っている。

一緒に感動しまくりで、色々話ばかりしてて仕事にならないって言ってました(笑)

楽しそうで何よりだ(笑)

 

2階よりも、小屋裏の方が涼しかったと言っていましたね。

普通、小屋裏って、サウナのような暑さですよね?

それが・・・

「首突っ込んだらヒンヤリ」

って(笑)

笑ってました。

 

高断熱住宅は夏暑いとか・・・

高気密はビニールハウスだとか・・・

高気密高断熱は窒息しそうとか・・・

 

そんな事をいう人がいますが・・・

本物を知らないくせに、何を適当な事言ってんだ!?

 

って感じになるのがわかりますかね?(笑)

 

ちなみに、吹抜けがあります。

冷房効率が悪くなるって?

ラファエル設計の設計するQ1.0住宅には、そんな心配ご無用です。

7月中旬かな?内覧会を土日でやる予定です。

ちょっと今、雨が多かったりで、遅れ気味・・・

多分・・・

12,13日か、19,20日ですね。

2019年06月26日

今まさに住宅設計が抱える問題

今まさに住宅設計が抱える問題の一つとして2点、個人的にあげられる。

それを今日は述べて行こう。

同じ様な事はいつもブログで書いていますので、同じような内容かも知れませんが、同じ様な事を書き続ける事で、設計の質の違いや、家づくりに対して会社ごとに何が違うのか?

という事を理解して行ってくだされば嬉しく思います。

 

2点というのは下記である。

①「冬暖かく、夏涼しい」がそうならない事があるのを、プロ側も建て主側も知らない

②超省エネ住宅の性能値なのに、全く省エネにならない事がある事を、プロ側も建て主側も知らない

 

今回の横浜出張は、まさにそれに直面した格好だ。

 

この問題を、本来は依頼された工務店、設計事務所が解決をしなくてはいけないと思うのだが、それを僕に託された。

 

お願いされたのは、温熱の事に関して。


これって、プロ側を疑問に思う場合もあったり、施主様から頼まれて僕に依頼してきた設計事務所の方に対して・・・

同業者は、「プロとしてそれどうなの?」

って言う人もいるだろう。

 

正直、僕もそれは思います。

 

だって・・・

自分じゃお客様の要望を解決出来ません。
だから、ラファエルさん、私のお客様の話を上手くまとめてください!

って、言っているようなものですからね。

 

普通なら、「そんなの知らね~よ!自分のところで解決しろよ!」

って言われる話です(笑)

 

よく考えてみてくださいね?

僕からすれば・・・

「要望に対して応えられないのに、何故その会社を選んだ!?」

と言う所に行き着いてしまう(笑)

 

これは、今回の横浜に限らず、他社で契約後に、温熱や換気に関して相談がくるメールの内容に対して言っています。

 

例え話をすると・・・

佐野ラーメン食べたいのに、

 

横浜家系ラーメン店に入って・・・

 

「何で佐野ラーメン食べられないんだ!佐野ラーメン作れる人を呼んでこい!」と言う状況です。

 

「何故その店選んだ!?」
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

ってなりませんか?(笑)

 

でもね・・・

皆さん、再度よく考えてください。

その入店した横浜家系ラーメンが、佐野ラーメンを作れないというのを何で知っているのですか?

 

常識的に分かるからですか?

家系なんだから、作れるわけないだろって?

横浜と佐野じゃ違うだろって?

佐野と佐野実じゃ違うだろって?

 

支那そばだろ!って?

 

外国人にこれらの違いが分かりますかね?

 

佐野ラーメンと言ったら「塩?」って言ってくるくらい、ラーメン詳しくない妻(笑)

スープの色の記憶色で、塩って印象強いのか?

 

分かるのは、佐野ラーメンと佐野実の違いくらいですよ。

ラーメンと人間ですからね(笑)

佐野ラーメンと、佐野実が作ったラーメンの違いは分からないと思います。

 

『ラーメン』という同じ括りで語るならば。

 

食べて見て、初めて違いが分かるというね。

 

つまり・・・

ハウスメーカーが造る家と、

ラファエル設計が造る家と・・・

 

『家』という同じ括りで考えたら・・・

 

多くの人はその違いを分からないのです。

 

で、家づくり始めて見て、自分が家づくりという渦の中に浸かるわけですが、初めはHPで見ていた・書いてあったイメージと違うものだったり・・・
色々「なんか違うな~」感が生まれたりするわけです。

それで、ネットで色々調べてみるとラファエル設計のHPを発見する。

 

他ではやっていない温熱シミュレーションを発見してしまう。

それで、今の家づくりが不安になってくるというのが、問合せしてくる方の共通事項な感じがします。

 

では、改めて、住宅設計が抱える問題の一つとしての2点を書きます。

①「冬暖かく、夏涼しい」がそうならない事があるのを、プロ側も建て主側も知らない

②超省エネ住宅の性能値なのに、全く省エネにならない事がある事を、プロ側も建て主側も知らない


如何ですか?

ちょっと、初めに読んだ時と、見え方変わって来ませんか?

「冬暖かく、夏涼しい」がそうならない事があるのを、プロ側も建て主側も知らない
「ラーメンは美味しい」でもそうならないお店もある。

「栃おとめの苺」は美味しいものだと県外の人で食べた事ない人は思っている。
でも、スーパーで安く売っているものは、酸っぱくて甘くはない。
苺狩りに行った事が無い人は、練乳無しでも十分甘い事を知らない。
苺狩りには練乳が付いてくるところもある。

練乳無し=無暖房
練乳有=エアコン
超省エネ住宅の性能値なのに、全く省エネにならない事がある事を、プロ側も建て主側も知らない
低カロリーの食材を普通の量食べれば低カロリーだけど、6倍の量を食べたらダイエットにはならない。
低カロリー食材を作った人も、そんなに食べるとは想像していない。

見た目痩せているけど、生活習慣病の人もいる。
これは、検査をしないと、医者だって分からないし、自分も分からない。

車の燃費が表示されているけど、実際はその表示から低い燃費になる事を知らない。
例えば、プリウスでドリフト運転してたらそんな燃費にはならない。
売る側も、乗る側がそんな運転するとは思っていない。

つまり・・・

全部「場合によっては」みたいな感じじゃないですか?

想定外のものだってあります。

 

いくら高性能住宅を建てようが、周辺環境によって、日射取得が乏しいならば、無暖房で暖かい家には絶対にならないんですよ。

いくら、家じゅう一定温度って言っても、ドアが締め切りになるような設計だったり、間取りだったり、吹抜けがなかったりしたら、そうは絶対にならないんですよ。

 

つまり、「冬暖かく、夏涼しい」「超省エネ住宅」というものには、隠されたルールのようなものがある訳ですね。

それらを家になる為には、法律とかに沿った基準に合わせるのではなく、その敷地に合った、その敷地にしかない「基準」を達成しなければならないのです。

それを浮き彫りにするのが、シミュレーションです。

↓こうやって、何処が影になるのか?というのを見る事をしなけば、窓の位置の設計なんて、本当は出来ませんよね?


『家の設計には、根拠がある』

そういった事を「ストーリー」と僕は呼びます。

 

根拠もなしに、多くの人が暑くても我慢をする、寒くても我慢をする、ヒートショックで亡くなる可能性が高い家、熱中症になる家・・・

というのを、「ローコスト」だとか「冬暖かく、夏涼しい」だとか「超省エネ住宅」なんて言っているのが、大問題なんですよ。

それを知らずに、決算期には大幅値下げや○○プレゼントって攻撃に屈して、買っている人達が多いのもまた、問題なのです。

 

こうした問題、現状の家づくりがどんだけ住まい手の健康を考えられたものではないのか・・・

多くの一般ユーザーが知るべき事実だと思います。

2019年06月25日

家づくりの理想と現実「家事動線が優秀な間取り」

たま~に突っ込み企画みたいな感じでブログかいてある、メルマガの家づくりの内容が、いつもある意味楽しいので、今回も突っ込みます。

 

今回もそうなのですが、何というか・・・

素人の人が色々勉強して辿り着いた間取りなのかな?

とか、

これ、プロの人が、素人の言いなりで作ってんじゃない?

って内容が、本当に多いですよね。

 

もし、これらが注文住宅というならば、それは違う、

「言いなり住宅」と呼ぶんじゃない?

 

まあ、そんな考えになってしまうような内容ですが・・・

間取り診断などでもお答えする内容なのですが・・・

「動線」

について、ラファエル設計の考え方を少し公開したいと思います。

 

今回の題材の間取はこれ!

重視した動線
親世帯と子世帯、両方の暮らしやすさを考える上で、最もこだわった動線のようです(出典:イエマガ)
回遊性が高い間取り
『クルクルと部屋間を回れるこの回遊性の高さは、本当に動線的なストレスが少なく、暮らしやすさの要だと日々感じています。』
との事です。(出典:イエマガ)
キッチンから各部屋へのアクセス
『キッチンから他の場所へのアクセスが良いというのは家事や生活全般においてとても効率的で、この1階キッチンは名実ともに「わが家の中心!」という感じになっています。』
との事です。(出典:イエマガ)
最短かつ真っ直ぐの動線
『キッチンからのアクセスの良さと同じくらい考えられているな~と感じるのが洗濯動線です。 親世帯の洗濯機は脱衣室に置いてあり、洗濯物を干す場所は脱衣室にある勝手口を出たところ(雨天時は脱衣室または浴室内)。』
との事です。(出典:イエマガ)

 

これらについて、皆さんはどう思いますか?

いきなり僕が思うのは、冬寒くて夏暑い家100%って事ですね(笑)

玄関が風除室的要素もなく、階段もリビングなどと完全区画されている。

まあ、冬寒い家の典型ですね。

 

まあ今回はそういった事はまず置いておいて、他の事を述べますね。

 

僕は、「回遊性」というものと、「動線」はこの方の様に、とても意識して考えます。

 

ここで、まず僕が思う事があるのですが・・・

『何故、多くの人がキッチンと家事動線を繋げたがる?』

って所です。

そして、『お風呂や洗面は、何故当たり前のように、北側に配置される?』

って所です。

そして、『何故南東の角に玄関を持ってきたがる?』

って所です。

 

まあ、玄関は風水とか占い含めて、僕も今まで南東で指定された時だけ南東にしています。

 

では、まずキッチンの話から入りましょう。

これも・・・

Q:ホントにそれ家事動線?

で詳しく説明していますが・・・

 

再度疑問点を述べますね。

『何故、多くの人がキッチンと家事動線を繋げたがる?』

 

僕から質問します。

『貴方がキッチンに立つ時間はどれくらいですか?』

『洗濯など、水廻りを利用する時間帯は何時くらいですか?』

この質問で、大体、キッチンと水廻りを繋げた方がいいのか、切り離して良いのか、ストーリー性のある間取りの考えの1つとなります。

 

でね・・・

この方、こんな事を言っているのです。

『キッチンから他の場所へのアクセスが良いというのは家事や生活全般においてとても効率的で、この1階キッチンは名実ともに「わが家の中心!」という感じになっています。』

 

僕は、どうも「キッチンが中心」という考えに違和感があって仕方がないのです。

家の中心って、この家で言えば、リビングとか和室じゃないんですかね?

 

キッチンにそれほど長く立たない人は、人によってはリビングなどからのアクセスが良い間取りの方が使いやすいと思うんです。

 

次に洗濯。

この住まい手は、北側?に洗濯物を干すようです。

なので、この動線はおかしいとは思いません。

一般に、洗濯は物は南側に干しませんか?

そうすると、北側に水廻りがある事で、動線は長くなりますよね?

 

次にトイレ。

LDKからトイレが丸見えです。

左右反転した方が良かったですよね。

そうすれば、寝室からソ入れの入口も近くなりますし、トイレ入口がトイレ前の収納の陰に隠れますし。

そして、トイレのドア一枚でいきなりキッチンってのは、僕は提案しない間取りですね。

これはあり得ないです。僕の中では。

ドア1つ設けます。

不要だと言われれば、それは住まい手に従います。

 

また、寝室から水廻りが一直線なのは僕も考える事なのですが、高齢になると、入浴後にお漏らしをしてしまうので、老人ホームなどは脱衣所内にトイレを設けるのが、設計上のポイントでもあります。

そういった事を踏まえて、間取りは考えるべきですね。

 

風水とか、鬼門・裏鬼門の話が出てきたら、たいていそれに従うようになったりしますけどね・・・

そうなってきたら、別に誰に頼んだっていいわけですよね(笑)

折角設計事務所に依頼するわけですから、お金がもったいないと思いますよ。

温かさを単純に求めるなら僕の出番ですが。

 

  • まとめ

家事動線って、Q&Aにも書きましたが、キッチンと水廻りが近い事が家事動線じゃあないんですよ。

 

例えばテレビ見ながら、育児をしながら、家事が出来る動線を、

『家事動線が優秀』

といえるのではないでしょうか?

 

家づくりにおいて、色んな事を調べて、色んな事を知ると思いますが・・・

 

「セオリー」みたいなものは、あって、ないようなものです。

水廻りに関しては、浄化槽の位置とか、そういった事に依存する事もありますが、何度もいうように、キッチンと水廻りが近い事を家事動線が優秀とか、判断しないでくださいね。

家の間取というのは、そこに住む人の性格や行動、生活スタイルで、優秀かどうかは全く異なります。

そこを、住まい手からうまく引き出すのがプロの役目です。

間取りは、高校生でも主婦でも考えられますが、ある一定の領域の部分は考えが及ばない所は多々あります。

そこがプロと素人との差なのですが・・・。

極端に言えば、いきなり初めの打合せで、

「リビングは20帖くらい欲しい」

という考えを住まい手が持っていたとします。

 

では質問しますが、その20帖って根拠は何処にあるますか?

って所ですよね。

LDKなら、ダイニングテーブルやテレビボード、ソファーなどを配置した上で、導き出した20帖なんですか?

って事ですね。

 

最後に、冒頭で申し上げた「冬寒い」ですけど、このように一見建売のような間取りでは、例えHEAT20のG2グレードをクリアしていても、家じゅう一定温度になるのは難しいです。

 

2019年06月24日

建築知識ビルダーズ連載4回目に向けて

建築知識ビルダーズ連載4回目に向けて、ずっと考えていた事を取り上げる予定です。

それは・・・

『高断熱住宅の夏の室温』

 

これを、シミュレーションでどう見せるか?

って所を今、悩んでいる所です。

 

言ってみれば・・

「高断熱住宅は夏暑いのか!?」

という疑問と勘違いを、正そうというか、その根拠をシミュレーションで示したいと思っています。

 

「高断熱」と聞けば、「夏暑そうだね」って、多くの人が言ってきます。

それは建築業界の人も含めてね。

 

近年、皆さんも異常気象を感じていますよね?

 

僕らが中学の頃、37℃くらいの夏の気温なんてあまり考えられなかった気がしますよ。

ましてや40℃近くとかさ。

 

連載ページ数は4ページを基本としているし、文字数もある程度決まっているから、何処まで詳しく載せれるか?という所なのですが・・・

 

7月は試験勉強に専念したいので、6月で何とかある程度まとめたいな。

2019年06月23日

「アドバイス」と「設計」横浜出張で思う事

今回はちょっと・・・

「アドバイス」と「設計」

についての僕の考えを書きたいと思いました。

 

温熱診断というのは、あくまで「アドバイス」です。

そして現状の設計に対する「結果論」です。

 

言ってみれば、他社で出してもらった、現状の満足できないプランの提案を受けて、ラファエル設計が診断なりを行うから、「アドバイス」になり、現状はこんだけ寒いですよ~みたいな「結果論」になる訳です。

 

僕が自ら設計を行えば、温熱環境に関しては、いきなりクライマックスを迎えるくらい、常に最高水準のものを提案します。

それを目指して間取りまども含めて総合的に設計して行くので、「結果論」にはなりません。

UA値に関しては、結果論になるかもしれませんが。
特にHEAT20のG2を目指すとか気にしていないので(笑)

 

やっぱりどこでも感じる事が、施主側からHEAT20のG2とかを要望されると、その数値だけ目指す事に向かってしまうんですよ。

いわゆる・・・

「数値遊び」

状態になる訳です。

 

最近の問い合わせで特にラファエル設計に望まれる事が、温熱診断や温熱シミュレーションを行っての「窓の適正」・・・

つまり、窓の大きさの決定や位置などの決定を求められる人が多いように思います。

通常の問い合わせでも、

「ラファエル設計さんがシミュレーションした結果通りに、窓の大きさとかを契約した住宅会社に伝えたいんです」

って人がいます。

 

これはね・・・

「お断り致します」

です。

 

窓のサイズを考えるのって、「設計」です。

 

大抵の人が、結果的に「窓の設計」を求めてきます。

 

たかが窓1つではありませんからね。

 

超重要な設計の1つが「」ですから。

 

そういった事をラファエル設計に依頼する事で、最高の温熱環境が可能になる為に、ラファエル設計に設計を依頼しようって方がいらっしゃるわけです。

僕は、温熱に関する専門家でもありません。

単なる設計事務所の人間です。

 

つまり・・・

設計や施工は他社です。

 

ラファエル設計には、温熱だけお願いしたいんです。

ラファエル設計には、窓の設計だけお願いしたいんです。

 

これ・・・

 

普通に考えて、僕は都合の良い存在でしかありませんよね(笑)

 

何故、超重要な部分の窓だけ設計できんのよ(笑)

断熱材の厚みや施工方法だって重要なんすよ(笑)

 

今までもこれからも、そうですが・・・

「温熱設計だけ」「窓の設計だけ」設計の手伝いをするのは、ラファエル設計を選んでくださった方々に対してとても失礼だと思っています。

 

「ラファエル設計に設計してもらう価値」

を求めてくださったから、契約をしてくださる方がいるわけですよね。

なので、僕は誰にでもホイホイついていくような仕事はしたくないんです。

 

前にも何処かで書きましたが・・・

「設計契約」をする事で、設計に対する「責任」が発生します。

温熱診断結果に責任が持てないという事ではなく、他社が設計と施工をする場合、施工に対する補償も僕にはないのです。

どんな施工をしているか、監理もしませんので知る由もありません。

特に、ハウスメーカーとかと契約前の温熱診断なら、その会社と契約すべきかの大きな判断材料になりますが、契約済みで、設計もある程度進んでいると、温熱診断や間取り診断をした所で、あまり意味がないですよね。

 

まあ、僕が深い事考えずに仕事を受ければ僕は、依頼をやるだけ利益になるかもしれませんが・・・

あまり意味がない事をやって、報酬を得ても、そのお金を出す相談者にとっては、単にお金の負担になるだけですからね。

 

仮に僕に5万払うなら、そのお金で断熱ブラインドとか、トリプルガラスにする費用に充てた方が全然いいと思ってますよ(笑)

それでも温熱診断等を依頼したいと思うのであれば、設計依頼の方を是非、してくださいませ(笑)

まあ、本来の温熱診断・温熱シミュレーションの意図を感じてくださる方は、診断依頼はwelcomeです!

 

ただ、多くの人が、良い家づくりが出来る事は本当に望んでいます。
その為にこんだけの情報量をHPに載せたり解説したりしています。

 

つまり・・・

 

全てが「アドバイス」なんですよ。

良い住宅会社やQ1.0住宅と出逢う為のアドバイスなんですよ。

多くの人達が思っている勘違いを正すためのアドバイスなんですよ。

 

アドバイスって、凄く軽くあしらわれているように受け取られているなら、それはちょっと残念ですよね。

 

診断に関しては、間取り診断も温熱診断も、限りなく設計に近いアドバイスを、僕はしています。

 

スーモとかの、住宅会社選び相談会とかよりも、100倍有意義な情報をこのHPで発信しているつもりです。

あくまでも、「設計」と「アドバイス」の境界線を明確にしたいのは、情報だけが、僕の管理下以外の所で、独り歩きしてしまう事を懸念しているからです。
そして、何度も言うように、「設計」というのは「契約」によって、はじめて生まれる行為なのです。

 

HEAT20のG2をクリアすれば、「冬暖かく夏涼しい」って思っている人がプロ側も一般ユーザーも多いというのも、似たようなもんです。

HEAT20のG2をクリアすれば、「冬暖かく夏涼しい」って、HEAT20の人達は保証しているわけでもなければ、そうなるとも一切言っていないのです。

その辺は・・・

HEAT20のG2、G1を目指す家づくりは少し間違い

を参照してください。

 

まあ、ここまで書いて何て言いますか・・・

僕にとっての「設計」は、出し惜しみするとか、お金出さないとやらない、とかそういった事ではなくて、言いたい事分かります?(笑)

 

軽々しく手を出すものでは無いという事なんですよね。

 

僕は、別に何か大きな賞を手にした建築家でもなければ、凄い建築士ってわけでもありません。

なので、すげ~偉そうな事言っているように聞こえるかもしれませんが・・・

僕にとっての設計は何か「神聖なるもの」的なものなのですよ(笑)

 

「家を設計する」という事は、その家族の事を愛するというか、好きになるというか・・・

その人、その家族の為に、僕の現段階での設計経験を、全て持てあますことなく捧げたいって思える事なんですよね。

 

言ってみれば、結婚と同じですよ。

 

僕に家づくりをお願いしたいって思ってくれたって事は、僕を信頼してくださったって事だし、僕とずっと付き合っていきたいって思ってくれたって事ですからね。

 

まあ、僕は、人によっては・・・

めんどくせ~人間なんすよ(笑)

 

ただ・・・

本気で必要としてくれる人、本気で困っている人に対しては、出来る限り手を差し伸べてあげたいと思うのは、確かな真実です。

2019年06月22日

HEAT20のG2、G1を目指す家づくりは少し間違い

最近、ラファエル設計のHPやブログをみた事によって・・・

 

「HEAT20のG2やG1にしたからといって暖かくなるわけではないのですね?」

 

という問い合わせが増えてきました。

 

その通りです。

東京に、LIXILのショールームでG2レベルの体験が出来る施設があるのですが・・・

6地域のG2の為、全然大した事ないと思えるのが正直な所です・・・。

 

今まで、G2レベルの内容に触れたブログはいくつか書いてきました。

 

ここで、ハッキリ言いましょう!

単純にG2を目指して暖かくなるわけではありません!

 

詳しくいうならば・・・

「冬の日射取得と夏の日射遮蔽が出来たHEAT20のG2の家」

というのが、目指すべき家づくりです。

それを、別名・・・

Q1.0住宅と呼ぶわけですね。

 

いいですか皆さん。

G2というのは、あくまで性能値です。

G2をクリアしたからと言って、暖かくなるなんて保証された数値ではないのです。

 

つまり、「基準」ではないのですよ。

ここ、非常に多くの人達が勘違いしています。

 

勘違いして欲しくないのは、HEAT20を批判している訳ではありませんからね。

「基準」ではなく、一つの「目安」という意味では、非常に多くの人達が、省エネ住宅を建てる目標値としていることでしょう。

 

う~~ん・・・

これから書く事は、有料セミナーで話するような内容です。

ちょっと、サービスし過ぎで、書こうか迷いましたが、書く事にしました。

こういった内容をネットで書きすぎると、ちょっとネットで調べて、簡単に手に入る情報だと思われるのも本音はちょっと嫌だなって思うのですが、同じような回答を何度もしているのも、機械的になりそうだったので・・・。

 

今まで書いてきた、ブログの室温シミュレーションを集めて見ました。

全て無暖房の真冬の朝一番寒い時の室温です。

UA値0.27
栃木で那須方面の4地域です。
UA0.27っていったら、北海道でもG2基準クリアとなりますがこの寒さです。
UA値0.46
栃木の5地域ではG1ですが、東京方面で6地域ならG2です。
UA値0.51
6地域ならG1クリア、もう少しでG2クリアの平屋です。
UA値0.3
栃木以南では当然G2。
Q1.0住宅粟野の当初。
南側の山で朝日射が取得出来ないので、ここから改善していった。
UA値0.26
これも上記と同じQ1.0粟野で北海道でもG2をクリアできる。
しかし、UAが良くなっているにも関わらず、室温は低いよね?
この理由は、ここでは説明致しません。

他にも結構あるのですが、外注物件とかは掲載できないので、この辺にしておきます。

どうでしょうか?

どれも、皆さんがHEAT20のG1、G2グレードをクリアすれば暖かいと思っているものを、室温シミュレーションした結果です。

 

良いですか皆さん、

もう一度いいますね!?

これが、単に、誰でも出来る、HEAT20のG1、G2の「目標値」を単純にクリアした結果です。

ポイントは「単純に」って所です。

 

つまり、これが何も考えずにHEAT20の目標値をクリアした残念な結果なのですよ。

ハッキリいうと、エアコンをつけて、初めて暖かいって事なのです。

実際に、他社で建てて、G2クリアしている家のオーナーにヒヤリングした事があるのですが、シミュレーションでもQPEXの計算結果でも、出ていたように・・・

「寒い」

でした。

 

でね・・・

これらをラファエル設計のQ1.0住宅レベル仕様にすると、何処まで改善出来たのかお見せしますよ。

UA値0.27
栃木で那須方面の4地域です。
UA0.27っていったら、北海道でもG2基準クリアとなりますがこの寒さです。
これがこうなります。
UA値0.46
栃木の5地域ではG1ですが、東京方面で6地域ならG2です。
これがこうなります。これは、ハウスメーカーの間取そのままで窓はあえてALL樹脂でやったから、ここまでしか室温UPしませんでしたが、もっとちゃんとやればもっと上がります。
UA値0.51
6地域ならG1クリア、もう少しでG2クリアの平屋です。
これがこうなります。
UA値0.3
栃木以南では当然G2。
Q1.0住宅粟野の当初。
南側の山で朝日射が取得出来ないので、ここから改善していった。
これがこうなります。
UA値0.26
これも上記と同じQ1.0粟野で北海道でもG2をクリアできる。
しかし、UAが良くなっているにも関わらず、室温は低いよね?
この理由は、ここでは説明致しません。
これも同じ家なので、さっきと同じくなります。

 

如何でしたでしょうか?

「HEAT20のG2グレードどまり」と「Q1.0住宅」

の差の違いが分かりましたか?

 

それは、室温という所もそうなのですが・・・

Q1.0住宅というのは、単にUAをいくつクリア?ってんじゃないのですよ。

 

つまり、冬の暖房エネルギーが、次世代省エネ基準よりも、60%OFF以上になる家を、Q1.0(キューワン)住宅と呼ぶわけです。

それは、何が違うかというのは、ここで詳しくレクチャーするつもりはございません。
Q1.0住宅を求めようとしている人に、ラファエル設計が提案するものです。

もしくは、他県などであれば、新住協の会員さんが、提供するものです。

 

1つだけいうならば・・・

「冬の日射取得と夏の日射遮蔽」

を徹底的にやる。

これが基本中の基本という事です。

 

先ほどのQ1.0住宅粟野のように、温熱設計のテクニックで、悪条件の中、あんなに室温をあげる事が出来る訳ですね。

 

一応・・・

Q1.0住宅粟野の実際の室温(工事途中ですが)をお見せしますよ。

 

4月10日の雪が降った日でAM9:53分、外気温1.2℃。
玄関ドアついていなくて室温11℃

 

PM19:54
外気温1.1℃
玄関ドアついていなくて室温11.2℃

 

これ、1日を通じて、工事段階にも関わらず、0.1℃しか変わってないのが理解出来ますか?(笑)

しかも、約20時。

この日は雪の為、太陽は一度も出ていないわけです。

 

4/15日 PM20:32
外気温8.5℃
室温16.3℃
玄関ドアはまだついていません。

 

ラファエル設計に依頼してくださる方は、このように、違いを出せた家に住むことができるわけですね(笑)

 

色んな所で、色んな質問されます。

  • 〇〇ホームでは、付加断熱をしていないけど、断熱材を厚くすれば十分暖かいですよ!って言ってました
  • 外断熱で本当に十分なのでしょうか?
  • ウレタンにトリプルガラスで本当に暖かい?

 

これらの答えを知っているのは、「家が建つその土地」だけなんですよね。

多くの住宅会社は、この土地が持つ答えを出そうとしないまま・・・

もしくは、出せないまま、家を建てちゃうわけですよね。

 

このシミュレーションって、何て言うか・・・

「土地の声」

「自然の声」

っていうんでしょうかね?

 

土地は、こうやって建ててくれと。

太陽は、こうやって動くからね!と。

 

そういったものが聞こえてくるというか、見えてくるというか・・・。


まあ、メールでも「もっと早くラファエル設計さんを見つけたかった」って言ってくださる人、今まで数名いらっしゃいました(笑)

 

これから、契約してくださる方は、土地から一緒に探します。

つまり、暖かい家になる土地を、一緒に探すという事です。

 

家づくりってさ・・・

 

後でこういった事が出来る事を知らずにスタートした方と、ラファエル設計で契約してくださった方々・・・

家の価値に結構違いが出ますよね。

資産価値が違うという事です。

 

ラファエル設計と契約していないけど、他社で契約中・・・
室温シミュレーションで適切な窓の大きさや位置、その他改善点を詳しく相談したいって方いますが・・・

「窓の大きさを考える」

これは「設計」なのですよね。

契約してくださった方が手に入れる事が出来る「設計」なのです。

 

たかが窓1つではないのです。

 

家族の未来の住まいを良くしてくれる役割を担う、重要な窓1つです。

 

それくらい、窓1つの設計にしても、プロが行う家づくりの設計というのは、大金頂いて行う仕事なのです。

 

温熱診断では、「アドバイス」を行います。

 

取り合えず、みんなに言われますが・・・

このブログとか、無料でよくあそこまで描けますね!って(笑)

 

それは、みんなにいい家を建ててもらいたいから。

 

ですが、すべてをボランティアでやっていたら、僕も生活出来ませんので・・・(笑)

 

まあ、僕もまだまだ未熟で、独立してから約5年。

2年は双子たちを育てるのに必死だったから、本格始動から約3年。

 

家づくりのチームも徐々に出来上がってきたし、皆で住まい手の為の家づくりが出来たら、本当に嬉しいです。

 

 

下記は、暇なら読んでくださいレベルです(笑)

 

2019年06月19日

栃木市のお客様、Q1.0住宅設計開始契約!!

本日、栃木市にて、Q1.0住宅を目指すための基本設計契約を交わすことができました。

今回のお客様は、土地探しからお手伝いする事になりました。

ちなみに、問い合わせ当初、このようなメールが印象的でした。

 

「むしろ先生の考える現状での最高チームでやっていただける場所で考えたいのです。」

 

この言葉が、僕の中では一番嬉しかった言葉ですよね。

 

初回打合せ後、予算の面で非常に心配させてしまったのですが、予算内で何とか出来る方法を考えるとともに、その考えに賛同してくれるというか、協力的に家づくりが進められそうな所も、僕の中では・・・

「何とかしてQ1.0住宅を提供したい」

って思えるポイントでもありました。

 

色々と要望を我慢していただくような提案はするつもりはありませんが・・・

ラファエル設計の家づくりをしてくださる職人さんたちも含めて、信頼していただけているというのが、ヒシヒシと伝わってきました。

 

このブログ読んでる職人さんたち・・・

必要とされていますので、頑張るしかないですよ!!(笑)

 

最近では、冬に暖かい家を求めている方も多いと思いますが・・・

ちょっと考えがズレてしまっている方もいるのが事実です。

それはどういう事かといいますと・・・

 

例えば普通の家の仕様から、断熱材の厚みを厚くしたり、窓の仕様をあげたりした事に対する、いわゆる性能を上げる為にコストUPになった部分に掛けたお金が、何年で元が取れる?

と考える場合ですね。

 

太陽光と同じ様な考えなのかもしれませんが・・・

 

ちょっと良く考えてみてください。

 

例えば・・・

これからテレビを買う時、何年で元が取れるとか、考えますか?

って事です。

 

冬の為の新しい暖かい服を買う時、何年で元が取れる?って考えますか?

 

例えば、電動シャッターは普通に設置する事に疑問がなくても、

外付けブラインドを付けたら何年で元が取れる?

って考えるのって、何故なんすかね?

 

今回基本設計契約していただいたお客様は、全くそんな会話はありませんでした。

僕のHPやブログを沢山見ていただいていたせいもあるのかも知れませんが・・・

家族が健康であり続けられる可能性がとても高い家と、ヒートショックで沢山の人が亡くなるような家を比較して、前者の方に対するコストUPは何年で元が取れるか?

なんて考えるのは、ちょっと違うと僕は思うのです。

 

いずれにしても、

性能が第一優先!

って所が、気持ちがいいですよね!

 

暖かい家の重要性って、私の方から力説して、それを求めようとするのではなく、住まい手自身が、暖かい家を求める事なく、暖かい家に住めるのが当たり前の時代が来なくてはいけないのですよね。

 

今の時代でも、新住協の会員さん達なら、同じように暖かい家をつくれます。

Q1.0住宅を造れます。

 

でも・・・

 

ラファエル設計が行う室温シミュレーションを必要とした家づくりを求めてくださるという所に、僕の存在意義が生まれます。

 

そして・・・

「お客様が思い描いた家よりも、最高の家づくりをしてみせる!」

って思えます。

 

工事は来年ですが・・・

ワクワクしてきますよね
(*´艸`*)

2019年06月18日

室温シミュレーションの重要性が知られてくる

ラファエル設計の個人的代名詞といえば・・・

「室温シミュレーション」

です。

 

先日、大工さんから

「あれだけやって10万って、安くないですか!?」

って言われましたが・・・

 

これは人によると思いますよね。

 

数千万もする買い物である家を買う際、

自分の家はどれくらいの室温になるのか?

どれくらいの燃費になるのか?

これらを設計段階から知れる事の凄さと重要性を深く理解している人は・・・「高い」って思わないと思っています。

逆に、「今の時代の家なら、何処で建てても同じでしょ?」的な考えの方は・・・「高い」って思うのだと思います。

 

下記は、他社で契約済みの方だったのですが、無料間取り診断をやっていた時期に、室温シミュレーションも体験してもらうべく、お願いした方の、感想・レビューです。

設計相談(温熱環境の見える化シミュレーション)感想
他の工務店で家を建てるにあたり無料間取り診断をしていただいたのですが、知り合いだったこともあり、日射熱シミュレーションもして頂きました。

どういう情報を頂けるのかあまりよくわかっていなかったのですが、100ページ近いPDFが送られてきてびっくり!

家の形、間取り、家を建てる場所の情報が詳細まで盛り込まれているようで、どうやって作成しているのかはわかりませんが、おそらくめちゃくちゃ手間と時間がかかっている診断なのではないかと思いました。

診断内容は多岐にわたり、太陽の当たり方や入り方、陰のでき方、それぞれの部屋の室温が24時間365日、それぞれの日時で何度になるか等々。

一番驚いたのは、エアコンを使わない場合の室内の温度だけではなく、エアコンを1日中つけっぱなしにした場合の温度と冷暖房費の計算や、つけたり消したりして過ごした場合の温度と冷暖房費の計算をしてくれたことです。

建てようとしている家に住んだ場合にエアコンをどのくらい使う必要があり、冷房費や暖房費がどのくらいかかるかを考える人はほとんどいないと思うし、どの工務店やハウスメーカーでもそんな話をしていたところはありませんでした。だけど、自分たちの生活に関わる大切なことであり、それを建てる前に具体的に知れることはとてもメリットがあるなと思いました。

うちの場合は、シミュレーションをする前に断熱材に関してご指摘頂き、断熱材を厚くしたおかげか、私にとっては夏も冬もエアコンなしでも十分過ごせそうだなーと思ったのですが、世界的に見ると日本の家の温度環境は悪く、うちの場合もまだまだ十分とは言えないそうで驚きました。

これだけボリュームのある内容なので自分一人ではどのような見方をすればよいのかわからなかったのですが、神長さんが電話で要点を丁寧に解説してくださったので、しっかり理解することができました。

神長さんの知識はすごい量で、かなり深いことまでお話されるのですが、素人の私にも分かりやすいことばや例えで説明してくださるので助かりました。

難しそうな話をとても分かりやすくお話してくれ、わからない時に質問すると嫌な顔せずさらに噛み砕いて説明してくださったので知識が増えました。

ほぼ徹夜の日が続いているとおっしゃっていた中でこんなに親切かつ丁寧に対応していただけたことに感謝のことばしかありません。

シミュレーション後も、ちょっとした相談にもしっかりとしたアドバイスをしてくださり、どれだけ心の広い方なんだろうと感動しています。

私は知人を通して神長さんと知り合えて本当に良かったです。

人生で一度の一番大きな買い物で失敗したくない人、工務店やハウスメーカーと契約したけれど、第三者の目線でアドバイスがほしい人、夏は涼しく冬暖かい家に住みたい人は是非神長さんに相談してみてください!

日射熱シミュレーションは取り扱える人がまだ少ないようなので、とても貴重な存在だと思います。

メールや電話で少しやり取りすれば彼の優しさや真面目さ、几帳面さがわかると思うので是非気軽にお問い合わせください!(回し者みたい(笑))

私もまだ家づくりの途中なので、また相談にのってしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします!

この度は本当にありがとうございました!

この方にも、以前、室温シミュレーションにどれくらい費用を出せるか?

というもの聞いてみました。

『10万でも安いかもしれない』

って言ってました。

 

理由は・・・

上記の感想以外の事で言えば、現状の断熱材の厚みが適切なのか?とか、窓の種別が適切なのか?

というのを、建ててからではどうにもならないから・・・

という理由でした。

 

ここが僕的には一番理解してもらいたい所ですよね。

僕は兎に角・・・

室温シミュレーションせずに、トリプルガラスとウレタン使ってUA良くしたり、窓を少なくしてUA良くして、

「冬暖かく夏涼しい」

っていうのを撲滅したいという気持ちが強いです。

 

冬の日射所得と夏の日射遮蔽が基本中の基本です。

 

基本的に、この両方を考えられない場合・・・

サッカーでいうならば、ゴールキーパーなしのチームと、ゴールキーパーだけのチームで試合するようなものです。

ゴールキーパーだけとか・・・

極上のM(マゾ)状態ですよね?(笑)

唯一点を取る方法は、相手の無人のゴールにキーパーが蹴り込むくらいの事が必要なわけですよね(笑)

 

これもサッカーに例えていますが、おかしな例えだろ!とか、極端すぎだろ!って思いますよね?

それはサッカーがどういう物か、皆さん知っているから、おかしな話って知っているのですよ。

サッカーは11人でやるものですから、上記の例はおかしいって思えるのですよ。

 

では、次に夢の国のキャラです。

どちらが本物か一発でわかりますよね?

 

 

両方偽物です(笑)

 

これは、何となくしかミッキーを知らない人は分からないですよね?

左は妖怪みたいな感じですから、本物じゃない事は、日本人ならわかると思いますが・・・(笑)

では、右は何処が間違っているかわかりますか?

これ、20秒くらい見つめてください。
ずっと見てると本物に見えてきます(笑)

 

この例えもそうですが、本物を知っているから、何となく違うって事がわかるのです。

 

じゃあ、これは何処が違うか分かります?

 



 

 

 

 

 

ないっすよ!本物だから(笑)

 

 

でもね?

 

家づくりって、プロも一般ユーザーも、それが分からないから、日射を取得すべき南側の窓を遮熱タイプにしてしまったり、遮熱タイプにすれば、カーテンとかいらない!って思う人が沢山いるのです。

その為、建築知識ビルダーズの連載3回目では、窓についてのシミュレーションの話を致しました。

 

Q1.0住宅もそうです。

今の時代、住まい手にとっての「本物」と言える家は、Q1.0住宅の様な家に疑いようの余地もないにも関わらず、Q1.0住宅の存在を知っても、そのQ1.0住宅を建てるしかない!と思える人もまた、少数なのです。

 

それは、値段だけで判断されることが多いから。

 

新たに質問です。

パークチケットを家族分4枚(¥7400x4=29600円)購入しました。

 

さて、いざ行ってみると、入口が2つありました。

 

下記どちらかの入口となります。

 

 

 

ってゆ~人もいれば・・・

 

って人もいると思います。

仮に、「どちらかがわかる方法があるのに、それを知らずに」

てきとうに入ってさ・・

 

こっちになったら最悪ですよね?

 

こんな風にさわやかな笑顔にで家族に謝罪出来ます?

 

 

では、シミュレーションで見える化致します。

 

 


凄いって思いますよね?(笑)

 

ここで・・・
シミュレーションにより入口Aは入っちゃいけない事がわかりますよね?
下記の遊園地は、実は食人キャラクターたちです。

こっちになれば、パークチケット安くなるなら、こっち行こうって思います?

死ぬ確率は高確率で発生します。

 

子ども泣きだしたりしませんかね?

 

こんな寒い家つくって、寒くて子供、泣いたりしませんかね?

家族が病気になったり、ヒートショックで死んだりしませんかね?

死ぬ確率は高確率で発生します。

 

シミュレーションすれば、無暖房でもこんなに暖かい家になる事が分かります。

ヒートショックで死ぬ確率も限りなく少なくなります。

 

寒い家で自分が病気になり、孫を抱く前に死ぬ事を受け入れられますか?

 

年金とか2000万問題とかやってますけど・・・

寒い家を建てたら、どんだけ光熱費が必要か?

って事も、報道した方がいいですよね。

 

高い年金とか払うの嫌?

高い光熱費は払うのOK?

 

これはあくあで僕の考えにすぎないし、医学的に証明するものではありませんが、暖かい家に住んだら、妊娠だってし易くなると思うんです。

僕は、子どもが長年出来ない辛さも知っています。

 

なので、お風呂はPANASONICの美泡湯を標準にしています。
※不要ならコストダウンとなりますが。

 

 

家族の未来を考えた家づくりってさ、それらしいことが色んな住宅会社の折り込み広告で書いてありますが・・・
間取りが素晴らしいとか、デザインが素晴らしいというもので、家族の未来はそんなに影響ないと思うんです。

子づくりしやすいのだって、寒い部屋とか嫌ですよね?

 

ローコストメーカーとかで、自然素材なんて使っている所はほぼ無いと思いますが、やはり無垢が一番です。

無垢の影響をシミュレーションする事は出来ませんが・・・

住まい手の、家族の未来を考えた家づくりってのは、やっぱり室温シミュレーションが非常に大切だと思うんです。

それがしっかりと理解出来た方、本気で素晴らしいマイホーム、
夢より素敵なマイホーム・・・

僕に設計させてください
m(__)m

2019年06月17日

平屋での室温シミュレーション初公開!Q1.0VSローコスト住宅

最近、本当に平屋を求める方々が多いです。

そんな平屋ですが、省エネ基準クリアの家だったり、ローコストメーカーだったりで普通の「ローコスト」住宅を建てるとどうなるか?

本来は建築知識ビルダーズで連載に載せるような内容ですが、出血大サービスで、このブログに載せたいと思います。

何故なら、平屋を建てて、凍えるような寒さの家を実際に調査したり、住まい手も寝室が極寒です!なんて相談をうけて、現地調査に行った経験から、このブログを書こうと思いました。

また、昨日書いたブログでもちょっと連動している部分ではありますが・・・

Q1.0住宅の凄さっていうのが、分かると思います。

間取りは、先日まで実際に行っていた間取りで、ボツになってしまったので、このブログで生きる道を示してあげようと思いました。

大きさは31坪!

では、今度の東京でのセミナーで話するような内容のブログですので、楽しんでください。

ZEH基準クリアの性能値(UA値:0.5)
ZEH基準クリアしているけど、恐ろしく低気密の場合です。
漏気は一時間に換気回数2回くらいある場合です。
断熱材:高性能グラスウール105mm
窓はLIXILのサーモスⅡH
熱交換無し

UA値から考えると、栃木県小山市ですが、もう少しでheat20のG1グレードに近いです。

また、省エネ基準では札幌の基準をクリアする性能値となります。

気密が悪くて漏気が酷い家というのは、下記のように、北側が黒くなる家だと思ってください。

無暖房です。
朝5:00 外気温マイナス7.0℃
全室1~1.4℃くらいですね。

無暖房です。
朝7:00 外気温マイナス8.2℃全室マイナス0.1~+0.3℃ですね。
LDKマイナス0.1℃ですよ?(笑)
漏気が1時間に0.5回にした場合
上記の条件で、漏気が1時間に0.5回くらいになると室温も上がります。
無暖房です。
大体4℃台ですね。
全室3℃台ですね。

これが、C値1.0を下回ってくると、高気密な感じです。
↓勿論、室温も上がります。無暖房です。
大体6℃台ですね
大体5℃台ですね
ZEH基準クリアの性能値(UA値:0.51)
断熱材は同じで85mmにしてみました。
平屋のせいか、ほとんど105mmと無暖房での室温上は変わりません。
つまり、付加断熱をやらない限り、充填断熱では、低レベルな争い過ぎて、105mmも85mmも今回の間取でのシミュレーション上は、さほど変わらない結果となりました。
なので、1時間に換気回数2回の場合の漏気具合での計算結果のみ載せます。無暖房です。


室:室温
体:体感温度
表:表面平均温度どちらも、ヒートショックで死んでしまうレベルというか、殺人住宅と言っても過言ではないですね。

断熱材を入れていても、漏気が凄いと、無断熱の家と、感覚的に変わらないのでは?と思います。
Q1.0住宅(UA値:0.26)
漏気は勿論ない場合です。
断熱材:高性能グラスウール105mm×2
窓はK-WINDOW
熱交換有り


室:室温
体:体感温度
表:表面平均温度

無暖房です。
朝5:00 外気温マイナス7.0℃
全室18℃を超えています。
言っておきますが、マイナス7℃で無暖房で18℃ですからね?

無暖房です。
朝7:00 外気温マイナス8.2℃
大体17℃台になりますね。
高気密Q1.0住宅VS中気密ローコスト住宅

如何でしたか?

ちなみにこの家、建物本体だけで言えば・・・

あくまでもザックリ概算ですが・・・
自然素材使ってのQ1.0住宅(その他ラファエル設計の仕様)なら、
税抜き2500万~2600万。
新建材の省エネ基準クリアの家なら1700万くらいじゃないですかね。

 

その差、800~900万。
35年ローンで考えたら月々24000円くらいUPすると思います。

皆さん、よく考えてくださいね。

僕はいつも言っています。

1700万で、こんなくそ家を買うのって、何処がローコストなんすか?

 

では次に、室温を冬は20℃、夏は室温27℃に保つために、エアコンを24時間つけっぱなしにした場合、このQ1.0住宅と、ローコスト住宅やハウスメーカーの低気密の家(漏気の具合は一時間に換気回数1回)でどれだけ冷暖房費が違うか見て見ましょう!

あ~~・・・マジでこれ、無料でブログにここまで載せるかマジで悩みました(笑)


Q1.0住宅:年間12,893円
(冬:6,459円 夏6,435円)※夏は遮蔽物の設定なし
ZEHクリアのローコスト住宅:年間111,016円
(冬:100,649円 夏10,367円)※夏は遮蔽物の設定なし

差額:98,122円

夏に遮蔽物の設定をしていませんので、この設定をすると、夏は半分以下になります。

つまり、Q1.0住宅は、年間で1万円をきるという事です。

再度いいますが・・・

「室温を冬は20℃、夏は室温27℃に保つために、エアコンを24時間つけっぱなしにした場合」

のシミュレーションなので、夏25℃とかにすればそれは勿論上がります。

 

さらに、寒い家というのは、冬に20℃設定で、暖かいはずがありません。

以前に平屋で寒くて仕方がないと言って調査したお宅は、エアコンの設定28℃でした。

それでも、床面の表面温度は13℃程度。

これでは寒いのも当たり前です。

 

そして、年間11万も、冷暖房費でかかる家というのは、「我慢」をするはずです。

家って、しつこいようだけど、人それぞれ価値観が違います。

でもさ、35年とかで、いくらローコストでも、1千万以上借金するわけですよ。

その1千万って、安い?

安くないよね?

 

平屋に憧れを抱いて、平屋を建てたいと願う気持ちは、全く否定しませんが、予算がないなら、2階建てでQ1.0住宅の小さい家を建てるべきだと僕は思います。

相談に来る方にもそれは説明しています。

僕は、こういった話を、一般ユーザーが家づくりをする際、義務化レベルで学ぶ必要があると思っているのです。

試験などが終わったら、一般ユーザー向けセミナーの開催も予定しています。

 

全棟Q1.0住宅という願いが新住協にはあります。

僕もその願いを実現できるよう、一件でも多く、殺人住宅を購入する人が撲滅できるよう、このブログを書いた次第であります。

ローコスト住宅を求めるのは全く悪い事ではありませんが・・・

高断熱・高気密ってのは、今回のシミュレーションで示した通り、もの凄く大切な事なんだ!ってのを、このブログを通じて知っていただければと思っています。

このブログ、6時間かけて作っています(笑)

今までいつも同じ室温2階建て画像だったので、平屋の違いをご紹介いたしました。

ラファエル設計はいつも、こうやって暖かい家を追求しています。

それは、住まい手の為以外、他なりません。

最後に言っておきます。

UA値0.5でこんなに寒い家を紹介しましたが・・・

このUA0.5というのが曲者で、栃木県では、0.5前後のUAには、特別な事をしなくてもなります。

極論言えば、トリプルガラスにウレタンで2階建ての場合はなります。

今回は、東側に窓が無かったりするので、平屋でもUA0.5になりました。

そうなると「冬暖かく、夏涼しい!」という広告にうたい文句が出るはずです。

でも、それは室温シミュレーションをやらないのに、UAだけで判断しているのが殆どです。

仮に、C値が1.0を下回り、0.5前後だとしても、無暖房では朝↓この室温です。

大体5℃台。

これを証明するのは、この室温シミュレーションしかないのです。

家づくりで何が大切なのか?

それは、こういった室温シミュレーションが、これからの家づくりには必要なのではないでしょうか?

2019年06月16日

超ローコスト専門住宅

最近、Facebookの広告でも回ってきますが・・・超ローコストで家を建てるという会社です。

ちょっと、今回は社名こそ出しませんが、思いっきり突っ込みます。

何故か?

これから家づくりをしようとしている人の為です。

 

では早速、HPを見たかぎりでの、その会社のポイントを羅列します。

  • ローコストで栃木県NO.1を目指す
  • 地域最安値級でお客様満足度No.1を目指す
  • 安くて良い家なんて本当にあるの?
  • 新築住宅が768万からの家づくり

 

はい、まずですが・・・

上の2つは何ら問題が無く、お客様にとっては魅力的でもありますし、これが実現出来たら日本の家づくりも、家にお金がかけなくて済む時代の到来の気がします。

 

問題なのは下2つ。

 

  • 新築住宅が768万からの家づくり

 

ふざけんなよ!付帯工事別じゃね~かよ(笑)
土地も当然別だわな。

こういうの、768万からの家づくりって言いません(笑)
見た人は768万円で家が建つと誤解します。

 

ここで問題なのが、上記の返済額で「変動金利0.75%」って所。

これ、どこの銀行か分かりませんが、栃木で言えば、足利銀行や栃木銀行などだとすれば・・・

足利銀行は0.625%に三大疾病みたいなのをつけて+0.3%=0.925%です。

栃木銀行は、年収500万以上の公務員とかであれば、三大疾病とかつけて0.75~0.775%くらいになります。
もしかすると、この例を言っているのかもしれませんが・・・
ちなみに、井戸水の土地だと、これは使えません。

 

家づくりの金額ってのは、家の本体工事だけ表記しても駄目なんだってば!

意味ないから!

本体価格を安くして、付帯工事を高くして、見かけの安さの表示をしたって、合計というか、総額は変わらないわけですよ。

 

もっと言うとね、上記の金額が1598万(税抜き)なので1600万借入の想定になっていますが、そもそも10%では1600万借り入れでは足りないし、ローンを組む場合、実行融資手数料とか、保証料が掛かってきて、50~100万くらいかかり、銀行によって差があります。

更には火災保険や土地の登記費用、建物の登記費用もかかってきます。

つまり、建物以外の所で、100~150万くらいは、別な費用がかかるので、頭金とかない人は、もっと借入しなくてはならなくなります。

 

家づくりってのは、いくら借入するの?

って所が一番重要なんですよ。

  • 安くて良い家なんて本当にあるの?

あるわけないだろ!(笑)
一線を超えたローコストは、人がヒートショックで死ぬ確率が激高の家です。

 

建物の仕様や断熱仕様を見て見ましょう。

屋根(コロニアルグラッサ)
紫外線に強いグラッサコートで屋根のキレイが長持ち。
ご家族の大切な家と暮らしを守ります。

こう書いてあります。

でもね!?
下記を見てください。
屋根の部分が黒くなっています。
これは、断熱性能が悪いのと、気流止めがしっかりされていない為に、屋根が部分的に真っ黒になっているのです。つまり、屋根が優秀だとしても、たいてい、今の時代のローコストならこうなる可能性が高いって事です。
外壁(窯業サイディング)
美しさと耐久性、そして地球と人にやさしい環境性能を実現。

こう書いてあります。

でもね!?
下記を見てください。
これも屋根と一緒で、気流止めなどがしっかりされていない、シート付断熱材を使っている為、「漏気」「放射冷却結露」によってこうなります。

「美しさと耐久性、そして地球と人にやさしい環境性能を実現」
何処が!?
ってなりますよね。
窓(高性能ハイブリッド窓 サーモスL)
アルミと樹脂のハイブリッド構造で、断熱性能が大きく向上。

こう書いてあります。

今時、ダブル断熱でもなく、普通の充填断熱でアルミ樹脂とか、クソ寒い家決定です。
窓の熱貫流率はQPEXで計算すると、1690x2300の掃き出し窓で2.49とか・・・終わってる。
ラファエル設計が使用する樹脂窓K-windowは1.68になります。
数値が低い方が高性能です。
断熱材


壁断熱に驚愕・・・
まさかの85mm

さらに、耐久性に優れた防湿フィルムを採用だって・・・。※旭ファイバーグラス
18ミクロン=0.018mmがシートの厚みです。
高性能でも50ミクロン=0.05mmです。
ラファエル設計で使うのは0.2mmです
0.2mmって、ビニール傘触っている感じですよ!

どのへんが高耐久で優れているのかわかりません。
構造見学会や、最近のQ1.0住宅粟野でさわり比べをした方々は、この違いが容易に想像できるでしょう。

これらの断熱材がダメな理由は下記で詳しく説明しています。
耐震等級3相当
出たよ・・・耐震等級3相当・・・(笑)
構造用合板24mm使うのなんて、根太レス工法なら当たり前だから。
24か28mmだからね。
何も凄い事でもない。

「大人が、10m歩けます!」
って言っているようなもの。
赤ちゃんが10m歩けたらすげぇけどね(笑)

下記はデ〇ジー&ド〇ルド相当耐震等級3相当とデ〇ジー&ド〇ルド相当・・・
意味は同じ事です。

取り合えず、この辺で止めておきますが・・・

グラウウール85mmって、舐めてんのか?って感じですね。

これで高品質とか間違っても言わないでもらいたい。

 

まさに、下記のキャラクターが、「高品質」と言っているようなものです。

 

まあ、確かに夢の国のキャラクターと分かる所で言えば、高品質なのかもしれませんよ。

でも、偽物ってわかりますよね?

それは、皆さんが、本物のキャラクターを知っているからです。

 

でも、超ローコスト住宅と言っている会社のHPを見て、今回僕がご説明した事をどれだけの人が認知してますか?

別に、このローコスト住宅の会社に恨みはありません。

でもね・・・

これからの時代、グラスウールで断熱材が85mmなんて家、つくるんじゃね~よ!!って思います。

無断熱の家とほとんど室温、変わりませんから(笑)

気休め程度の断熱だと思ってください。

いいですか?
ZEH基準という、日本で最高クラスの省エネ性能基準の家をつくってもこんなに寒いのです。

グラスウール85mmとか・・・そんな商品、メーカーも製造中止しろよ・・・。
遮音専用にするとかさ・・・

こんな家造って、未来の子どもが住む家に、喜ばれると思っているのか?

断熱リフォーム確定。

ヒートショック高確率だろ。

 

でもまあ、人によっては予算的にローコストを建てるしか選択肢はないという方もいらっしゃるかと思います。

ローコストを別に否定しているわけではありません。

安かろう悪かろうのローコストを否定したいわけです。

 

最後にお尋ねします。

夢の国のキャラクターが購入できるとします。

2体で768万の超ローコスト
安くて良いキャラ
2体で1500万の超高性能キャラ
本物の性能です

どっち買いますか!?

 

Q1.0住宅なんて高い!住めればローコストでいいだろ!

って言ってこっち買うのが日本です。

 

 

ドイツとかはこっち買います。

 

お化けのQ太郎にくちばしと帽子被らせたようなキャラを買うのが日本です。

そして、そういう家を、自信満々に作ろうとする会社もいれば、求める人もいる。

 

世界的に見て、笑われるのはどっちですか!?

2019年06月15日

7/30日、東京でのセミナーで登壇します

詳細は下記画像をクリックでインテグラルさんのHPに飛べます。

 

【紹介文】

(東京会場)Raphael設計 神長 宏明様
栃木県宇都宮市で建築設計事務所を開設。省エネやパッシブ設計に強みをお持ちで、雑誌『建築知識ビルダーズ』では「シミュレーションでわかるエコハウス設計の勘どころ」を連載中。同業の技術者や遠隔地のお施主様からのセカンドオピニオンにも対応されるなど、相談のしやすい建築士として幅広く活躍中。ホームズ君に限らず、多数のソフトウェアを使いこなし、プレゼン、構造、省エネ、パッシブ設計に熱心に取り組んでおられます。


 

というわけですが・・・

僕は「相談のしやすい建築士」として映っているようです(笑)

 

つ~か・・・

試験の2日後ですよ!

インテグラルのお方、確信犯で依頼してくださったようです(笑)

まあ、今までのパワーポインタがあるので、色々まとめやすいので大丈夫です(笑)

 

ちょうど講師依頼があった日、千葉の工務店さんから僕のやっているプレゼン等を学びたいと連絡あったので、このセミナーをご紹介いたしました。

 

一応定員100人です。

ホームズ君を使った打合せをお話しする予定です。
持ち時間は40~60分の予定のようです。

建築知識ビルダーズでの連載で題材にしている物件にも少し触れた内容にしたいと思います。

シミュレーションを使う意味、理由、メリット、省エネ基準がどれくらい冬寒いのか?などなど・・・
面白い話が出来るように沢山考えたいと思います!

参加費無料なので、ご興味ある方は是非参加されてください。

 

インテグラルさんは、我々ユーザーの要望・改善点をソフトに取込んでくださるので、こっちも真剣に要望出します。

今回新発売のソフトも、モニターとして協力させていただきました。

こんな感じで沢山アンケートも書きました(笑)

ちょっと字を丁寧に書いていない所はご勘弁を・・・。

まあ、そんなわけで、100人もいる前で話をするなんて、東大の190人よりは約半分だけど、多いのは変わらないよね(笑)

 

日本の家づくりが良くなるように、みんなが家づくりではシミュレーションしてもらって、冬は暖かく夏涼しい家を手に入れられる提案をしてもらえるように・・・

1人でも多くの人が、燃費計算をして、住まい手に安心の家づくりを提供できるように目覚めてくださればいいなと思っております。

2019年06月12日

平屋って人気だけど・・・土地買う人は注意してね

本日も新たなお客様を弊社にお迎えして、家づくりの相談・打合せを行いました。

やはり平屋は人気のようですが・・・

土地を買う人は気を付けなくてなイケナイ事があります。

 

何だか分かりますか?

 

「隣棟からの影」

です。

 

特に、南側の大きな土地があったり、南側道路挟んで大きな畑がある土地は要注意です。

理由は3階建てマンションが建つ可能性が有るからです。

 

最悪なのは、道路挟んだ南側の畑が1mくらい高くなったりしている場合です。

基本的に3階建てマンションというのは、9.6m~9.8mくらいの高さで建てられるはずです。

何故その高さかというと、10mを超えると、日影規制にかかるのと、近隣説明、電波障害による書類を提出しなくてはならないからです。

1mも南側が高くなっていると、建物は9.8mだったとしても、自分の土地からは10.8mとなります。

日影規制にかかる高さというのは、建物が建つ部分の地盤面からです。

なので、10.8mの高さだろ!とは言えないし、相手は基準法を守っているので文句は言えません。

 

で、マンションなどが建った場合で最悪なのが、太陽光を載せた場合です。

冬は真北の触れ方によっては、日中発電しなくなります。

また、日射取得も出来なくなります。

 

日射取得が出来ないという事は、高断熱住宅を造っても、エネルギー削減に、大きく貢献はしないという事です。

暖房器具がないと、暖かくならないという事です。

 

2階建てでも、片流れの屋根で、勾配が4寸とかあると、北側は9m以上になったりするので、兎に角、南側の家達には注意が必要です。

 

日影というのは建物の高さの1.5~2倍くらいの影の長さになると思っていると、いい感じに予想が出来ます。

例えば南側に建つ家の高さが9mならば、12月あたりですと、その家から13.5m~18m、10~14時くらいは、まともに自分の敷地に影が落ちてくるという事になります。

その家と道路が2mくらい距離があって、南側道路が5mであれば、自分の敷地には日中7mくらいの影は、最低でも入ってくる事になります。

 

そんなに敷地が広くない場合、道路から7m未満しか離せない場合、平屋の場合は日中暗くなりますし、陽も入りませんので、高断熱だとしても無暖房では寒くなります。

 

その為に、ラファエル設計は下記のような陽当たりシミュレーションを行うのです。

 

平屋に憧れを抱くのは僕も良いと思いますが、素人が敷地を選ぶのって、結構危険ですよね。

予算にもよったりする所ではありますが、家のデザインというのは、本来、太陽などとの付き合い方によって、決まるものです。

 

以前、平屋でL字っぽい家の方から、付加断熱にしたけど家が寒くて仕方がないという相談を受けて、調査に行きましたが・・・

僕だけが寒いというのを信じてくれたと言っていました(笑)

どういう事かというと、付加断熱なんだから、寒いわけはないと、住宅会社の設計士が言っているそうだ。

東の角にある寝室は、顔が凍り付くように寒いらしい。

 

まあ、原因はいくつかあった。

憧れの平屋を建てたのに、寒くてしょうがないってさ・・・

エアコン28℃の設定で床面13℃とかさ・・・

そりゃさみ~わ!!

 

もうそうなったら、依頼する住宅会社間違えたねって感じになりますよね。

 

ちょっと今回は・・・

ラファエル設計が行う、将来建物が立った時の検討の設計図を特別公開致します。

日影を出して、何処にも影響を受けない場所を見つけ出し、そこにどんな部屋がふさわしいのかを探っていきます。
※何が何だか分からないと思いますが(笑)

これがストーリーのある間取りって考えの1つです。

シミュレーションソフトを使わずとも、CADソフトで普通に出来ますし、こういった見当はCADの方が分かりやすい。

とにかくグチャグチャ描いてあるようにしか見えませんが、これが見えるのがプロなわけです(笑)

 

間取りっていうのは、本来こうやって考えるのが当たり前です。

ラファエル設計に家づくりをお願いしようと考えてくださっている方、
土地探しからご協力致しますので、是非ご相談お待ちしております。

2019年06月10日

安い家具を買うとどうなる?

安い家具を買うとどうなる?

こうなります。


古い小学校とかの教室後ろにあるロッカーは、調査した限りですと、大抵こうなっています。

こういった部分が剥がれる所を「小口」っていいます。
切断面の事ですね。

こういった小口部分が、家具に限らず、軒天や外壁などにも存在します。

 

家づくりの納まりに限らず、こういった小口面を見せないようにするのか?

見える場合はどう処理するのか?

そういった事が一つの「納まり」となります。

 

家具なんかは、こういった所を小口テープでやるのか?その接着剤は何か?

って所も設計で指示したりするものです。

 

「メンテナンスフリー」を考えるのであれば、やっぱりこういう問題が起きますので、「無垢」というものが一番、劣化などもメンテも必要な回数、箇所が減っていく訳ですね。

2019年06月09日

建築知識ビルダーズ連載3回目の内容

建築知識ビルダーズNo.37号が発売されてから、日が経ってしまいました。

今回は連載3回目になります。

タイトルは・・・

「遮熱タイプの窓で夏が涼しくならない理由」

です。

 

今回の内容は、第4回目に向けての伏線的な要素でもあります。

  • 夏を考慮して南の窓は遮熱にしたらどうなる?
  • 遮熱の窓にすると、断熱ブラインドは不要?
  • 遮熱の窓にすると、冷房エネルギーはどれくらい減るの?
  • 西側をセオリー通り遮熱の窓にしても、窓が大きいとスッゴい日射熱
  • 遮熱の窓でも日射取得率30~46%とかあるの知ってます

という内容です。

 

プロの人や窓を扱う建材やさんからも聞かれたりしますが、東西南北に対して、窓ガラスの選定基準が不明確という事です。

でも触れていますが・・・

窓ガラスには・・・

日射を取り込む為の「取得タイプ」

日射をカットする為の「遮熱タイプ」

がある。

セオリーでは、南を取得、東西を遮熱、北側を悩むのもこれまたセオリーだ(笑)

北側を取得か遮熱にするかは、真北の方位がどれだけ触れているか?という事にも関係してくるが、大抵は遮熱タイプになるのでは?と思います。

理由は、北側に冬は日が当たらないからです。

 

で、遮熱タイプと取得タイプという種類をプロなら誰でも知っているのだが・・・

日射熱が窓ガラスを通じて入ってくる

「日射取得率」

が何%あるのか?

というのを、調べた事もない人が多数なのではないだろうか?

 

まず、その日射取得率を知る事から、連載の冒頭で表を載せています。

 

次に、ロールスクリーンの場合、外付けブラインドにした場合、庇の場合などの冷房負荷と暖房負荷の軽減を図解しています。

燃費はどれくらい減るのか?

というのにも触れています。

 

これ、この紙面用に表を作成しましたが、コンパクトにするの、結構大変でした(笑)

 

次に、日射熱がどれくらい入ってくるのか?
というシミュレーションも載せています。

この日射熱取得熱シミュレーションを行う事により、東西でも何処を取得タイプのガラスにすれば室温が上がるのか、燃費は下がるのか?
というものを探る事が出来るんですね。

これをやっている会社は、日本全国見渡しても、ほとんどやっていないと思います。

ハウスメーカーでは勿論やりませんよね(笑)

 

だから、室外機がこんなにあるんですね。↓
室外機は、エコキュートなどを除いて、ほとんどエアコンの数という事です。

I工務店
室外機11個
SWハウス
室外機7個
S業
室外機4個(プラス1個かな)
SHム
室外機7個
Dハウス
室外機6個
Tハウス
室外機6個
Pホーム
室外機10個
ここはちょっとご丁寧に部屋名書いてありました。
Hハウス
室外機6個(見えた部分だけ)
Kホーム
室外機8個
K建設
室外機3個

 

シミュレーションソフトを使う理由は、第1回目から述べてますが、UAやQ値を算出する為だけに使うのではありません。

UA値とか熱弁されても、一般ユーザーは分からないですよ。

プロだってわかってないんだから(笑)

だから、UA値なんかを使わずに、住まい手に分かりやすく説明出来るという理由もあります。

そして、まだまだ経験不足で未熟な設計者である僕自身が、ソフトに勉強させてもらう&敷地周辺状況によって、UA値だけでは計れない、見えない部分を見える化して、設計する為でもあります。

簡単に言えば、取得タイプの窓、遮熱タイプの窓、この敷地には、東西南北どれに配置すれば良いのか、どの窓に遮蔽物が必要なのか、誰に聞かずとも答えが出るという事ですね。

設計には、「セオリー」というものがあるけど、本当の答えみたいなものは、

その家が建つ敷地にしか存在しないんですよ。

 

現在家を計画中で、もし、南側に遮熱タイプのガラス、東西に取得タイプの窓を提案されている場合・・・

東西に何の遮蔽物もない場合・・・

って言ってあげてください。

南から日射取得が期待できない場合で、東西から取得するのは間違いではありません。

でもそれは冬の場合。

夏の場合は、強烈な日射が入ってきます。

 

このように、冬は考えられても夏の事を考えられなくなる住宅会社が殆どです。

嘘のようですが、本当の話です。

 

建築知識ビルダーズは、工務店向けの専門誌でNO.1の雑誌です。

なので、結構高額です。

建築知識というのは、恐らく業界トップの専門誌です。

 

一般ユーザーは、年間数百万支払って掲載しているスーモ関係の雑誌を購入して、工務店選びをしていると思いますが、建築知識ビルダーズに掲載されている工務店さんにお願いするという選択肢もありますよね。

そして、何かと家づくりのヒントになるアイディアなども満載ですよ。

TSUTAYAなどに置いてありますので、お金に余裕がある方は購入してみてください。

2019年06月07日

平屋の坪単価と2階建ての坪単価

最近、平屋流行ってるんですか?

現在設計中のQ1.0住宅栃木も平屋です。

そして、問い合わせがくる方も、平屋を検討している方が多いように思います。

それも「平屋の30坪」

 

基本的に、平屋の30坪って、デカいですからね!?(笑)

その辺、ご理解ありますか?

 

広い土地が無いと、基本的に出来ませんよ!

10.92m×9.1m≒99.37㎥(30坪)

 

はい、前置き長くなりましたが・・・

タイトル通りの話をします。

【平屋の坪単価と2階建ての坪単価】

のお話です。

 

さて問題です。

平屋と2階建て(総2階)・・・

どちらが坪単価安いでしょうか~~~!?

 

 

 

 

正解は総2階です。

皆さん、平屋の方が坪単価

安いと思ってません?

大丈夫ですか?

基本的に、坪単価というのは結果論です。

 

選定する住宅設備のグレードが上がれば同じ断熱仕様でもその家は坪単価が上がります。

バルコニーがある家と無い家では、ない家の方が当然安くなります。

 

僕は、先日、10か月計画を進めてきたお客様と、私から依頼を破談とさせたわけですが、この話も理由の1つでした。

そのお客様は、有名なハウスメーカーの営業マンに、本当にそうなのかを聞いたみたいなのです。

で、その営業マンは「そんな事はありません。平屋の方が安いですよ」

と言ったらしいのです。

 

僕は耳を疑いました。

 

 

 

僕は嘘つき呼ばわりです。

 

その営業マン、今すぐここに連れてこいよ!って感じでしたね(笑)

 

では、平屋がどうして坪単価が高くなるのかご説明します。

  • 坪単価の算出

坪単価というのは・・・

工事金額÷家の坪数で出された答えが「坪単価」となります。

工事金額¥2400万

坪数=30坪

この場合は2400÷30=坪80万

となります。

  • 平屋が坪単価高くなる理由

 

家の坪数というのは、2階建ての場合は、1階の坪数+2階の坪数です。
平屋の場合は1階のみです。

今回は、両者同じ30坪という前提でお話します。

【理由1】基礎の面積が倍
総2階の場合、基礎は15坪、平屋は30坪になります。

基礎工事の坪単価が、5万/坪なら、75万の差が出ます。

 

これだけの説明で、十分ですよね。

 

次に、総2階の50坪と平屋の30坪でも説明します。

 

これも同様に、平屋の30坪のほうが、坪単価は高くなります。

【理由1】基礎の面積が大きい
総2階の場合、基礎は25坪、平屋は30坪になります。

基礎工事の坪単価が、5万/坪なら、25万の差が出ます。
【理由2】総2階はキッチンやお風呂の割合が小さい
平屋の場合は、キッチンやお風呂の住宅設備が30坪に対してですが、総2階の場合は50坪に対してです。
分母(坪数)が大きくなるので、後は小学生でも分かりますね。

例えば住宅設備が同じ¥150万の場合・・・
150万/50坪=3万

150万/30坪=5万

30坪の方が住宅設備に対する坪単価が高いですよね。
つまり、全体の坪単価も増えるという訳です。

 

  • 総2階50坪と平屋30坪、坪単価が高いから総工費が高い?

そんな訳ありませんよね(笑)

 

僕は言いました。

坪単価は結果論だと。

 

工事費は、当然、延べ面積(坪数)が大きい方が、高くなるに決まってるじゃないですか(笑)

総2階50坪で坪70万=3500万

平屋30坪で坪80万=2400万

 

1100万も違いますよね。

だから、坪単価とか、あてにならないというか・・・

単純に坪単価が上がれば「高い」ってだけで終わっちゃうんですよ。

 

特に高齢者というか・・・

50歳以上くらいの方は、比較的坪50万くらいで家が出来ると思っている人が非常に多いように思います。

私の親も含めてね。

 

今・・・

消費税8%ですからね!?(笑)

これから10%ですよ!?

 

消費税5%の時に建てた人が、8%のこの時代に建てるのが親族の場合、同じような家で何でこんなに高くなるんだ!?とか言いますが・・・

消費税3%も違うのよ?

それ、分かってる?

って話です(笑)

2000万の家なら、3%の差というのは60万違いますからね。

 

もう・・・

消費税を上げようとする自民党を、選挙で何故選ぶのか・・・。

 

  • まとめ

坪単価で「高い」「安い」を決めるのは、大きく間違っています。

その理由は下記で説明しています。

 

今回話題に上げたお客様のような感じの流れが一番僕が嫌うパターンです。

 

大手ハウスメーカーの営業が言うんだから間違いないとか・・・

そんならその会社へ依頼しろよってなりますよね?(笑)

 

家づくりって、ハウスメーカーに決めようと思った理由が、「営業マン」という要因が大多数のようです。

衝撃ですけどね・・・

 

いずれにしても、「坪単価」というのは、結果論です。

しつこいようですけど何度も言います。

「結果論」です。

 

施主様が、あれがいい!これがいい!って言って、住宅設備なんかを決めて行った結果の、坪単価です。

 

なので、「同じ様な家建てて何でこんなに金額違うんだ?」というのは、同じように見えて、仕様が大きく違うからです。

 

基本的に、金額は分子、坪数は分母に来るという事を頭において、坪単価を判断出来るようにしましょう!

2019年06月03日

換気システムの種類とメリットデメリット

今日は最近質問メールでも多い、換気システムの種類とメリット、デメリットをご紹介したいと思います。

換気システムの話は、建築士の試験でもよく出題される問題です。

 

少し前、お客様が「この工務店を使ってくれ」というので、工務店社長様と面談を行い、普段使用している換気システムについて質問しました。

僕:「第1種と3種、どちらが多いですか?」


社長:「何ですか?それ?」

僕:

 

プロでも知らない換気設備・・・

では、解説していきたいと思います。

 

  • 何故換気が必要なの?

基本的に、今回の換気の話は「24時間換気」についてです。

建築基準法の改正により、2003年7月1日以降に着工する建物に、内装の仕上げなどに制約が課されるなどシックハウス対策が義務づけられました。

 

下記の図のように、家には化学物質を発生させる要因が色んな所にあります。

(出典:PANASONIC)

これによって・・・
下記の様な症状が出てきます。

 

これを改善させるべく「24時間換気」が必要になったわけですね。

 

  • 換気設備の種類

 

1種換気
給気:機械
排気:機械
2種換気
給気:機械
排気:自然排気
3種換気(住宅に一番多い)
給気:自然給気
排気:機械

図にするとこんな感じです。

 

 

  • 換気設備の選定用途

 

初めに、正圧と負圧を知りましょう!

正圧
飲み終わった紙パックのジュースを吸うのではなく、息を吹き込んでパンパンにしたような状態を正圧といいます。
負圧
飲み終わった紙パックのジュースを吸うとへこみますよね。
この状態を負圧といいます。

給気口を閉じて、キッチンの換気扇を回すと、もの凄い負圧に室内がなります。

そうすると、開けっ放しの室内のドアが勢いよく閉じたり、キッチンの排水溝から異音がしたり、コンセントBOXからヒューヒュー音がしたり・・・
不具合が生じます。

IHにすれば、給気口が不要とか言うハウスメーカーの営業さんいますが・・・

IHかガスかで、給気口150φが不要になる訳ではありませんからね。

 

では、用途選定について解説します。

1種換気(高気密住宅や、屋内駐車場)
給気:機械
排気:機械

室内を負圧(―)にも正圧(+)にもする事ができ、室内気流も簡単調節できます。
最も完全な方式となります。

住宅で言えば、ダクト式の換気設備の場合、これに該当すると思います。
2種換気(クリーンルーム、ボイラー室)
給気:機械
排気:自然排気

室内は正圧になります。

正圧になると、外部からの汚染物質の流入を防ぐことが出来るので、クリーンルームに適しており、ボイラー室は、燃焼用の空気が狙ったように必要ですので、機械で強制的に安定的な給気をさせるわけです。
3種換気(住宅に一番多い)
給気:自然給気
排気:機械

室内が負圧に保たれるので、その室内で発生した臭いや水蒸気を周囲に漏らしたくないトイレや厨房、浴室などに適しています。

一番安価な為、住宅で一番、当たり前のように採用されている方式です。

 

  • 換気設備のメリット&デメリット

住宅に限っての説明にするので、1種と3種に絞ってお話致します。

1種換気(高気密住宅や、屋内駐車場)
給気:機械
排気:機械

【メリット】
換気が一番確実

【デメリット】
フィルターの清掃が定期的に出来ない人は、採用すべきではない方式。
ダクトだらけになるので、ダクト計画をしっかり出来ない住宅会社が単純な考えで採用すると、梁に穴開けないとダクトが通らないとか、最悪な欠陥住宅が出来上がる。
3種換気(住宅に一番多い)
給気:自然給気
排気:機械

【メリット】
一番安価でコストパフォーマンスがよい

【デメリット】
ハウスメーカーをはじめ、日本の家は現代も新築でも寒い家が当たり前なので、給気口を閉じてしまう家が殆ど。
それによって、換気不足が生じてしまう。24時間換気が機能しない。
ハウスメーカーは恐らく、トイレと洗面所を機械排気ファンを付ける優先順位を高くする。
その為、洗面所で24時間換気が動いていると、冬は恐ろしく寒くなる。
なので、給気口を閉じている家が殆どではないだろうか?

こういうのも、温熱欠陥住宅の一種です。
  • 熱交換換気

熱交換とは外気と内気を交換するものです。
その為、室温が急激に下がる事がありません。
イメージすると下図のような仕組みです。

(出典:PANASONIC)

ようは、換気をすると・・

冬であれば、室内の暖かい熱を、一緒に排出してしまうのです。

 

つまり、室内温度の観点から言えば、1種も3種も室内の暖かさを保てる設備ではないという事です。

そこで、「熱交換」のアイテムが必要になってくるわけです。

※建築知識ビルダーズ36号の連載1回目で実際にシミュレーションした結果を踏まえてそれを書いています。

 

熱交換には2種類あります。

  温度 湿度
全熱交換
(温度と湿度を交換)
安定的になる。
【夏】は外の湿気を取り入れない。
【冬】は室内の熱を持った湿度を室内に戻す
顕熱交換
(温度のみを交換)
安定的になる。 夏も冬も室内の湿気を排出

ここで、「臭い」や「ウイルス」の話も入れるのは止めておきます。

メーカーによって、顕熱交換推しのメーカーは・・・
「全熱交換は、臭いとか室内に戻してしまう」

とかいいますが、お前の家、どんだけくせ~のよ!?って感じですよね(笑)

高気密高断熱ほどというか、エアコンの暖房を使えば使うほど、乾燥します。

ラファエル設計はどちらを使うのか?

考えてみてください(笑)

 

  • 換気についての質問

よく、ラファエル設計さんは換気の種類とメーカーは何処を使ってますか?

なんて質問きたりしますが・・・

それを聞いてどうなるの?

って正直思います。

特にメーカーとかさ。

 

質問の意図が分かりません。

 

ネットで、「高気密高断熱の家に第3種はあり得ない」

なんてことを見て、高気密高断熱をうたう住宅会社で、3種換気を選定している所はふるいに落とすのでしょうか?

その為の質問なのでしょうか?

それとも、ネットで勉強して、熱交換採用すれば、部屋が暖かい、若しくは暖房の代わりになると思っているのでしょうか?

 

基本的に、熱交換が不要で室温シミュレーションして、日射取得でオーバーヒートするくらいに暖かい家になるならば、結局窓を開けると思いますので、熱交換は必要ないと思います。

夏、外気の湿度を入れないとか言っても、多湿で暑いのは熱交換でどうにかなる問題じゃないですよ(笑)

そもそも、エアコンのフィルター掃除が1年とか出来ない人は、熱交換とか第1種を選ぶ資格はないと思った方がいいです。

おとなしく、3種換気を選んでください。

換気不足で色々な障害が生じます。

運転したら必ず何処かぶつけたり、こすったりするようなペーパードライバーの人が、フェラーリ運転するようなものです。

 

換気計画については、1種にすれば大丈夫とか、3種にしたら問題かな?

っていうより、まず、設計者の換気計画に、すべてはかかっています。

そして、それを維持するのは住まい手です。

 

先日も「高気密よりも低気密が好き」という住宅会社の社長に出逢いましたが、何故高気密が必要なのだと思います?

 

それを次で説明致します。

 

  • 気密性能と換気と結露関係

日本の家は、ハウスメーカー含めて、気密は基本的に悪いです。

高気密が必要な理由は、「換気経路の確実性」の為です。

つまり、低気密が好きという会社、ハウスメーカー達の家は、低気密です。

3種換気の場合、各居室から給気して、トイレや洗面所で機械排気するというものですが、隙間風とかでその換気経路は邪魔される訳ですよ。

つまり、換気が上手く働かずに、冬は加湿器つけて、窓がビチャビチャ結露するという黄金ルートをたどる訳ですね。

 

もう一度言います。

温かさの為の高気密ではありません。

換気の為の高気密です。

 

つまり、ハウスメーカーとかで低気密の家を建てる人は、熱交換1種とか3種とか、気にしても時間の無駄という事です。

だって、換気がうまくされる可能性が低いのですから。

そして、熱交換入れたって、暖気ダダ漏れです。

普通に安い3種にした方が賢明ですが、結露は防ぎようがないと思いますよ。

 

これは窓にも言える事で、樹脂窓にしたら結露が起きないのか?

全ては換気です(笑)

 

気密性能値はこちらをご覧ください。

C値(相当隙間面積)ラファエル設計はC値0.3前後です。
※気密性能を表します。
家全体の隙間を表します。

数値が小さい方が高性能です。

C値1.0というのは
1㎠/m²
となります。
床面積1m²につき1の隙間があるという事です。

ハガキに例えます。
ハガキというのは10cm×14.8cmです。

面積にすると148㎠になりますね。

家の床面積が148㎡(44.8坪)でC値1.0なら、その家は隙間を合計すると、
ハガキ1枚分の隙間があるという事です。

C値が0.5なら、半分となりますのでハガキ半分の隙間という事になります。

ただ、勘違いしてはいけないのが、このC値は『家全体』の隙間であるという事。

窓の気密性能だったり、ドアのカギ穴だったり、そういった所にも影響されるのがC値です。

個人的に、C値が1.0以下であれば、0.5でも1.0でも、それほど室温に影響するとは思っていません。

この前聞いた話では、有名ハウスメーカーのC値は2.6だったそうです。

 

  • まとめ

換気をかなり気にしている人もいますが、家というのは「バランス」です。

高断熱・高気密・換気

という全てを、同時に考えなくてはなりません。

Q1.0住宅粟野では、1Fトイレに換気扇はありません。
床のガラリで床下を換気経路に使っています。
ここで、熱の損失を1つ潰します。

換気は大谷石の蓄熱槽を必ず通すようにして、空気もキレイに消臭する効果も与えています。

換気は全熱交換です。

 

過乾燥にならない設計の為にはどうすればいいか?

住まい手が大変な思いをしないですむ換気方式は?

 

ハッキリ言って、換気システムを1種の熱交換にすればそこは優れた会社か?

と判断するのはナンセンスです。

 

つまり、ラファエル設計以外で家を建てるなら、僕に換気システムは何がいいのか?なんて聞かれても、これまで述べてきた考えが頭にあるので、回答に困る訳ですね(笑)

だって、依頼しようとしている会社の仕様、分かりませんし・・・。

 

1種がいいか3種がいいか?の2択じゃないんですよ。

僕の設計は、そういうものです。

 

ネットで集めてきた知識で家づくりが出来たら、僕の様な建築士は不要なんですよ。

ネットじゃ集められない知識を持って、依頼者の為の家を設計する為に僕がいるわけです。

そこに、設計料というお金をいただくわけですね。

何か特別な換気システムや断熱を考えるのが、僕の存在意義ではなく、

単純に、冬暖かく夏涼しい、住ま手が快適に過ごせる家を、安心して任せられるという自信がありますので、それを求めてくれる方にとってが、僕の存在意義です。

 

最後に簡単にまとめます。

換気種別のメリット、デメリットを追求してもいい家が出来る訳ではありませんよ!

そして、ウイルスがどうとか、臭いがどうとか考えるよりも・・・
全ては住まい手が、きちんとメンテナンス出来るか?
が一番重要です。

2019年06月02日

「お手軽断熱リフォーム」という認識

「お手軽断熱リフォーム」

そんなものは、ありませんよ(笑)

 

今日は、断熱リフォームについて、世間の誤解・勘違いを解こうと思います。

  • 断熱リフォームとは?

昔の家で、寒い家を断熱材入れたりして、リフォームする事です。

でね・・・

この断熱リフォーム、断熱材を入れたら家が暖かくなるなんて思ったら大間違いです。

何度も僕のHPには度々登場する室温シミュレーションの画像ですが、下記は東大のミニシンポジウムで発表した内容の一部です。


建築知識ビルダーズの連載1回目にも登場した、現在ブログでも紹介中のQ1.0住宅粟野の、室温シミュレーションの結果です。

UA0.55という、ZEH基準をクリア出来る高断熱仕様と世間一般は認識している性能値ですが、無暖房で朝の5時、2階の子供室や寝室は、3℃台ですよ。

 

もう一度言います。

新築なのに、3℃台ですよ。

高性能なのに、3℃台ですよ。

「冬暖かく夏涼しい」と広告で宣伝出来ちゃうけど、3℃台ですよ。

 

このカラクリを知りたい人は、来社してくださればお答えします(笑)

室温シミュレーションして、実演致します。

 

はい・・・

よろしいでしょうか?

 

断熱リフォーム・・・

本当に暖かくなると思いますか?

 

昔の家も、今の家も、「寒い」事に関して、復習しますね!

 

  • 昔の家も今の家も寒い理由とは?

ズバリ!気流止めが無いからです。

下記の部分から床下の冷気が壁内に侵入します。

 

これにより、上昇気流によって、室内の暖気は小屋裏まで持って行かれます。

つまり、暖房の暖かい空気は軽いので、上に空を飛んでいる状態です。

冷気は床面を這います。

 

早い話、この気流止めを断熱施工と一緒に行わなければ、断熱材は、ただ入っているだけという状態になります。

断熱材の意味がありません。

欠陥住宅レベルという事です。

 

次に、お手軽断熱を一番意識した内容に触れて行きます。

  • 部分断熱がNGな理由とは?

お手軽断熱という事で、例えばリビングだけとか、1階だけとか・・・

これは一番やってはいけません。

理由はいくつかあるのですが、ここでは少しだけ触れたいと思います。

1つは、家の中で、今まで以上に温度差が出るからです。

部分断熱をする前というのは、いい感じで暖気等が、廊下などに漏れていたわけです。

しかし、しっかりリビングだけ断熱改修してしまうと、いい感じにダダ漏れだった暖気は、漏れなくなりますよね?

そうすると、廊下はどうなりますか?

外気並みに寒くなるという訳ですよ。

ヒートショックの確率もUPしますよね?

 

これが、部分断熱が最悪な理由の1つです。

2つ目は、何だか分かります?

 

結露です。

 

部分断熱をすると、今までいい感じに移動していた湿気たちも、行き場を失います。

これにより、今までに増して、押入れとか収納内とか、今まで結露しなかった所が結露するようになります。

 

そうすると、カビだって増殖しますよね。

 

  • まとめ

手短ですが、いかがでしたでしょうか?

冒頭にも述べましたが、お手軽断熱改修なんて、僕の中では存在しません。

 

そもそも皆さん勘違いしているのが、お手軽断熱リフォームなら、手軽な金額(200~300万)で出来ると思っている所です。

無暖房でも暖かい家にするという前提なら、
ハッキリ言いますが、出来る訳がありません。

 

リフォームというのは、場合によっては、新築と変わらない金額になります。

新築よりも200~300万安いくらいだったります。

リフォームの方が高くなる場合もあります。

 

皆さん、200~300万って、ものすごく大金じゃないですか?

「お手軽」

に、200~300万、出そうという気持ち、捨てた方がいいです。

気持ちを捨てるか、お金を捨てるか・・・

判断つきますよね。

 

どうしても部分断熱をやりたい場合、お風呂とかも含めて、生活する全ての部分で行うべきです。

そして、家は後世に残さないという気持ちでやるという感じですかね。

後は、新住協の会員さんなど、キチンと結露が他でしないような対策などの知識がある会社での依頼をまず考えましょう。

断熱リフォームこそ、温熱環境のプロフェッショナルな知識を持つ会社に依頼するべきだと思っています。

2019年06月01日

県外の設計依頼対応について

最近、栃木というより、県外の方からの方が問合せ多いのではないかと感じますが・・・(笑)

栃木県外にお住まいの方でも新住協の会員さんが対応可能であれば、設計のみ引き受ける事が可能です。

工事は監理が出来ませんので、設計のみとなります。

 

今の時代、LINEとかで現場ともやり取り出来ます。

県外の方でも、新住協本部から、最適な会員さんを紹介してくださるようなネットワークがあります。

周りにQ1.0住宅を設計してくれる人がいなかったり・・・お困りの方は問合せお待ちしております。。

それか、新住協本部に直接電話で問い合わせてみても、紹介してくれると思いますよ。

 

『本部』
http://shinjukyo.gr.jp/

 

『新住協 関東支部』
https://shinjukyo-kanto.com/

 

2019年05月30日

北側がよく黒くなっている家の原因

タイトル通り、北側が特になのですが・・・

サイディングとか塗り壁問わず、下記のように黒くなっている家を良く見かけませんか?

・・・といっても、記憶にないと思うのですが、私と話をした後に、多くの人が気にして外壁を見るようになり、黒くなっている外壁の家をよく見るという感想をいただいたりします(笑)

下記は、先日現場に行く途中に立ち寄ったコンビニから撮ったものです。

 

軒並みまっくろくろすけ~~

 

この黒くなっているものは、「放射冷却結露」によって、黒くなっているのです。


アップ画像

 

早い話、黒くなっている部分が断熱材の裏側で、漏気などが原因の一つです。

汚れていない部分は、柱や梁です。

ヒートブリッジ(熱橋)になっているので、熱の移動がされる為に、結露しないという事ですね。


以前、紹介した画像の家もそうでしたね。
これはS友R業ですけどね。あ!!暴露しちゃった!!

 

 

以前この現象というかメカニズムを換気や結露で超有名な、「南雄三さん」に質問した所、これを『放射冷却結露』という事を、教えてもらいました。

このような家でも1000~2000万するはず。

ローコストで建ててもこのようになる家は、ローコストと言えるのか?

皆さん、こうなる家を知らずに買っているのですよ?

 

 

 

もしこうなる家というのを知っていてさ、

決算時期などに200万値引きするから今日中とか今週中に契約してくれと言われて、契約します?

 

 

僕はね・・・

図面を見れば、こうなる家なのか、ある程度予想付きますよ。

 

100円ショップの商品を1万円で買う人いないけど、家の場合、温熱欠陥住宅を多くの人が造り、多くの人が買う。

安さ勝負の家を高いお金出して買ってさ、他と比べたらローコスト、でも結果・・・高くついたって感じですよね。

このような家はさ、外壁の通気不足だったりするわけよ。

そして、内部の熱がダダ漏れです。

場合によっては、室内がカビ臭いかもしれない。

 

家族がアレルギーになるかもしれない。

 

結露起こりまくりで、カビとダニが大量発生ですよ。

 

そのような家がローコストと言って、1000万で売っていて、買います?(笑)

この1000万、安いと思いますか?

僕は、高いと思います。

高すぎだと思います。

 

今度、このような黒い汚れの事を、契約迷っている会社に聞いてみてください。

その答えが・・・

「北側は陽当たり悪かったりしますからね~」

で終わったら・・・

その会社で契約するのは止めておきましょう(笑)


ビー玉転がるような欠陥住宅は今の時代ほとんどないと思うけど、
人が沢山死んでしまう家に沢山住んでいるのが栃木県であり、
家の中での冬の死亡率日本一。

 

つまり、夏も熱中症になるレベルという事だ。


今日もι(´Д`υ)アツィー

死にたくなかったら、冷房は我慢せずに付けましょう!

我慢するような家になるのが、最近のハウスメーカーの家ですが、我慢せずに快適に過ごしたいなら、迷わずQ1.0住宅を求めましょう!

 

僕は、一般ユーザーがこういった家を買わない選択が出来るようになる事を、心から願っています。

2019年05月25日

木造建築物の基礎設計について

木造建築物の基礎設計について-設計上の注意点と施工上の注意点-

という名のセミナーに参加してきました。

ずっと楽しみにしていたホームズ君のセミナーです。

基礎の構造設計を自分でやってみると、鉄筋の本数とか、意外と奥が深い事が分かりました。何でもかんでもベタ基礎ではなく、地盤の前提のあるが、コストを抑えた布基礎の選定も、きちんと出来るように勉強です。

何故、コスト高になるかって?

ベタ基礎は外周部以外も人通口部分などは地中梁を300mmにするからですね。

 

地中梁についてはこちら↓

工事着工しました(掘削・地中梁


安心会員なら、無料セミナーというのが素晴らしい。

インテグラルさん主催のセミナーは、理論とかの話ではなく、実践的な所に直結するのが、参加する意義がある所です。


Q1.0住宅を、少しでも安価で誰にでも手に入れられるよう、鉄筋やコンクリートのコスト管理も徹底しないとなぁ…。

2019年05月17日

令和に持ち越す不良債権

令和になりましたね。

僕は、資料をファイリングしていたら、いつの間にか令和になっていました(笑)

さて、タイトルの話ですが・・・

不良債権というのは・・・

「冬寒く、夏暑い家」

の事です。

 

日本人の多くの人達が、高断熱住宅を高い買い物と決めつけ、家電製品を値切って安く買うかの如く、値引き合戦により契約させるというハウスメーカー。

「うちはデザイン勝負だから」といって、温熱を考える事を放棄した工務店。

これらを総じて「不良債権」と呼ばせていただきます。

 

こんにち・・・

これだけ多くの人達が、「家の中」で死んでいるにも関わらず・・・

冬は暖かく、夏は涼しい家を何故求めないのか、ハウスメーカーが先導して、世界に誇る日本の家づくりを示して行こうとしないのか・・・。

僕は、昭和56年に生まれ、平成を全て生き、これから令和も数十年生きるつもりだ。

正直、平成4年頃と、今の家・・・

性能としては、数値上上がっているかもしれないけど、

「冬は無暖房では極寒、真冬の朝の息は白い」

「夏は2階が殺人的な暑さ」

これは、同じじゃない?

例えば2年前くらいに家を建てた人に聞きたいけど、

ハウスメーカーや一般的な工務店、デザインに優れた住宅会社で建てた家で、これに当てはまらない家を建てた人って、どれくらいいますかね?

 

子どもが産まれて、家を建てようとしている人に質問です。

冬、こどもに暖かい服を買ってあげるのに、暖かい家は買ってあげないんですかね?

 

ヒートショックで自分が早死にするかもしれないのに、寒い家を安いという理由で数千万も出して購入する意味はなんですか?

 

今の家は、断熱材が入っているかもしれないけど、「気流止め」がしっかり施工されていない事が多いので断熱材の効き目なんて、ほとんどなくなるのです。

断熱材を140mm入れようが、その効果は発揮されません。

下記の当たり前のように使われているグラスウールの断熱材。
しっかり施工されているように見えるけど・・・

 

後ろ側(外壁側)はこんなに隙間が↓

 

ここに気流止めが無ければ、その隙間から上昇気流で小屋裏まで暖気は抜けていきますし、途中で冷たい風が室内にも侵入します。

 

これに、多くの人達は数千万出しているのです。

これが坪40~50万の家づくりでもあるし、坪60万の家だって、こうなったります。

恐ろしいと思いませんか?

これが当たり前なんですよ?

5000万とか出して購入するハウスメーカーの家だって、グラスウール使って、気流止めないならこうなります。

 

何度も言いますが、こういうのを「温熱欠陥住宅」と僕は呼んでいます。

 

高断熱住宅にすると、光熱費が安くなって、30年とかで家にかかる費用は同じ~安くなるというのを説明したりしています。

(出典:あたらしい家づくりの教科書)

 

これに対して、噛みついてくる人もいるのですが・・・

そもそも数千万出す家に、太陽光のように、何年でペイできる?

みたいな事、考える事が可笑しいと思いませんか?

テレビやブランド品を買う時、何年でペイ出来る?なんて考えますか?

 

皆さん、例え話ですが、1千万円紛失しました。

見つかる事はありませんでした。

 

どう思います?

 

立ち直れなくないですか?(笑)

 

では、普通の断熱仕様で坪50万くらいで2000万で建てた家、10年後に1千万で売れると思いますか?


売れないですよ。

 

ここで、省エネ法などが大きく改善されて、室温18℃以下になる家は犯罪という法律が他の国のように出来た場合・・・

現在の多くの家の資産価値はズタボロですよ。

 

多くの国民が・・・

多くの栃木県民が、ヒートショックなどで家の中で死ぬ可能性が栃木県は高いのが、ハウスメーカーの家だ!って気が付いたら、そんな殺人住宅、誰が買おうとしますかね?

力技で、エアコンフル稼働って手もありますけど・・・

ヒートショックというのは、暖かい部屋からクソ寒い廊下に出た時にも起こります。

中途半端な部分断熱リフォームなんかした日には、もう最悪で、

今まで隣の部屋とか廊下に漏れていた暖気が一切漏れなくなるので、廊下なんかは外気温とほぼ同じになります。

つまり、暖かく部分断熱リフォームした部屋以外は、リフォーム前より寒くなるのですよ。

 

これも何度も言いますが、ラファエル設計は、そんな殺人住宅を造るつもりは全くありません。

これからの子どもたちの未来に、そんな家を遺そうとも思いません。

これからの家づくり・・・

UAやQ値の数値ではなく、エネルギー削減率や燃費、光熱費で選択しなければ、何の意味もないですよ。

目安にはなるかもしれないけど、気休め程度だと僕は思っています。

 

いずれにしても、自然災害などは、少なからず、寒い家つくって、エアコンかけて、エネルギー沢山使いまくる家も影響していると思っています。

 

令和は自然災害が起きない事を願うのであれば、ただ願うだけではなく、1人1人が、「エネルギー」というものを減らす努力をするべきだと思っています。

それは、「我慢」によって寒さを凌いだりするのではなく、

無暖房でも暖かく、家族の健康も改善され、エネルギー削減率が省エネ基準住宅の60%以下となるQ1.0住宅が、日本にとって、子どもたちの未来の家・住まいには、必要なのだと思っています。

2019年05月01日

北関東の高断熱住宅7号発売

明日28日、コンビニ書店に5400部出回ります。

 

私の方で担当した特集がいくつかあるのでご紹介いたします。

QPEXの〇×による計算ルート
この仕様は「宇都宮」が基準です。
校正の時、それを入れたはずなのですが・・・抜けてしまいましたね。Aコース(省エネ基準 ※ハウスメーカーや一般工務店仕様)
Bコース(新住協関東 最低標準仕様)
Cコース(Bコースから窓を強化したもの)
Dコース(Cコースに熱交換換気を導入したもの)
Eコース(Dコースのものから、付加断熱にしたもの)

つまり、新住協のマスター会員さんは、ほとんどがEコースだと思います。
北関東4県の主要都市(全12都市)のコース別「燃費表」
これね~・・・ほぼ徹夜で夜な夜な作りました(笑)
すげ~大変というか、僕の苦手な単純作業でした。
これは、同じA~Eコースでも、都市によって、暖房エネルギー削減率や暖房費である燃費が全然違う事がわかる、早見表の様なものです。
つまり、同じUA値やQ値でも、しっかり日射取得が出来ないと、暖かい家にはならないですよ!と言っているようなものです。

【栃木】
宇都宮、小山、日光

【群馬】
前橋
桐生
沼田

【埼玉】
浦和
所沢
熊谷

【茨城】
水戸
土浦
日立
ユーザー登場!「私は家を建てます」
現在、実施設計に入る施主様登場です。
ほとんどがお客様自身が、ラファエル設計との出逢いや、依頼すると決めた理由、どんな家づくりのスタートだったかなど、書かれています。

他にも、「建てました」「直します」というコーナーで、他の会員さんが担当したものも面白いので、ご覧になってみてください。
ユーザーからのよくある高断熱住宅関連の建築と住まいの相談
全部で32種類の質問内容が書かれています。
その中でラファエル設計は、7種の質問と回答を取り上げています。
実際に来たメールの内容と、その答えなんかを書いています。
自社物件コーナー
HPの竣工写真に載せることが出来ないお宅がQ1.0住宅レベル3の為、
写真は一枚、特別許可を得て、載せております。

まあ、こんな感じです。

この7号は、6号でとても反響が良く、6号の補完的な発売のようで、これで発行終了予定のようです。

値段は¥280円(税込)。

この本の凄い所は、きちんと家の性能データを公開している所です。

 

これって、他の本では絶対表示されていないですよね!

こんなに激安で、しっかりQPEXによる性能表を各社提示して、内容も面白い本は中々無いと思います。

校正も手伝ったので、何だか思い入れも強い感じがします(笑)

GW、住宅展示場をまわる前に、是非この本をGETしましょう!

この本を見てから、家づくりをスタート、若しくは一度立ち止まってください。

貴方の知らない世界に出逢えると思います。

栃木県で家を建てる方でまだ未契約、若しくは県外でも弊社で設計をお考えの方で、
資料請求者の方へは、無料で1冊プレゼントします。
下記項目で必要の方へチェック願います。

先着40名の方限定。

単純に・・・
「資料請求お願いします!」
だけのメッセージの方には、本は送りませんので、ご了承ください(笑)

お問い合わせ内容 *
お名前(漢字)*
お名前(フリガナ)*
E-Mail*
Gmailの方迷惑メール確認* 確認出来る 確認方法が不明
電話番号(半角)*
住所(資料請求の方必須)
予算の相談の方は記入してください
北関東の高断熱住宅7号 必要 不要

 

2019年04月27日

建築知識ビルダーズ連載3回目に向けて

日曜日の夜から、徹夜でずっと書き続けていました。

発売は5月27日だと思いますが、GWがあると、現場なども含めてとても大変です・・・。

 

さて、今回の3回目ですが「夏」に向けての話をして行こうと思い、執筆始めました。

 

『高断熱住宅は夏暑い』

こう思っている人もいるし、実際に「高断熱住宅だから涼しい」という事で家を建てたけど、夏暑いんだけど?って人もいると思います。

後者の方は、もう、残念としかいいようがありません。

ネットで調べると色んな事が書いてあるかと思いますが・・・

真実は1つ。

 

『本物の高断熱住宅は夏涼しい』

 

です。

 

正確に言うと、エアコンが頑張らないという感じですかね。

 

どんな高断熱住宅を造っても、室温は外気温へ近づきます。

そのスピードが・・・

速いのが省エネ基準の家で、

遅いのが高断熱住宅です。

 

今の時代、40℃近くになるような外気温の場合、無暖房で涼しいとか、どんな家だって無理です(笑)

冬は太陽という見方がいますが、夏は敵になります。

 

今回、個人的に・・・

結構面白い内容になるのではないか?

って思っています。

 

夏に対しての話って、あんまりされていないと、個人的には思っています。

理由は、多分・・・

複雑だから(笑)

 

何が複雑かというと・・・

冬ほど、単純じゃないんですよ。

「湿度」の話があるから。

 

まあ、それはそれで(笑)

 

出来る限り、噛み砕いて話したいですよね。

 

夏に対しての話で、超根本的な話にも触れていますが・・・

  • 内付けロールスクリーンと外付けブラインドにした時の費用対効果
  • 屋根(庇)と外付けブラインドの効果の違い
  • 遮熱塗料・遮熱シートと断熱の話
  • 遮熱タイプの窓で本当に大丈夫なのか?
  • 遮熱タイプと取得タイプの窓の選び方
  • 高断熱住宅で夏涼しくならない理由

 

この辺を、シミュレーション通じて書いていきます。

 

基本的に、一般ユーザーや高断熱住宅に取り組みたいと思っている工務店さんへ向けて書いています。

なので極力、難しい文言や専門用語は使わずに書いています。

 

第二回目の方も、編集者の方いわく、結構色んな人が読んでくれているみたいです。


皆さん、お楽しみに!
(*´艸`*)

2019年04月09日

安心して設計を任せられる&騙されないぞ!と思う家づくり

僕はですね、お客様と設計契約になった場合、連絡手段や図面の提案などはすべてLINEで行います。

立体図面などを写メしてLINEしたり、相談にも随時乗って行きながら、家づくりは進めて行きます。

 

先日、お客様と打合せ後、ご夫婦からこんなLINEが来ました。


旦那様『安心して設計を任せられるって凄いですね』

奥様『家づくりが更に楽しくなりました』

 

嬉しい事ですが、僕はまだまだ勉強するべき事が沢山あります。

 

まあそんな中、今まで弊社に問合わせが来たメールを思い返して見ると結構な確率で・・・

『依頼先に対して、何でそんな事思うのに契約したの?』

って人がほとんどな気がします。

 

つまり・・・

騙されないぞ!

って気持ちで依頼している人が多いと言うことです。

家づくりって、義務教育でも勉強しない事で、誰にも教えてもらえないんですよね。

依頼しようと思っている会社の言ってることは本当かな?

って多くの人が思うのでしょうね。

遮熱塗料使った『クワトロ断熱』Ua0.6と、

遮熱シートが断熱材だという『贅沢なダブル断熱』Ua0.6と

『Q1.0住宅』Ua0.34・・・。

Uaを表示しなかったとして、一般ユーザーはどれを広告表示した会社に行くのかな?

ネットで調べたら、どれがいいと思うかな?

住まい手に取って、日本の未来にとって、家づくりの勉強を、何かで開催出来ないかなぁ・・・

と思う今日この頃(笑)

 

なんてゆ~か・・・

 

今の時代、美味しいお店を探すにも、ネットの『口コミ』だったりしますよね。

 

僕は一応調べますが、評価が高いからと言って美味しいという訳ではなかったりしますよね。

 

現在、建築知識ビルダーズで連載中ですが・・・

編集者の方も行ってましたよ。

「新住協のような団体に入ったりして、省エネについて勉強している工務店は全国で5%もいないですよ」と。

だから、連載内容は、一般の工務店さんや一般ユーザーに向けて、書いています。

 

皆さん、5%ですよ?

 

それなりに家づくりを行う会社が1県に100社いたとして・・・

5社ですよ。

 

家づくりって、基本的に1つの会社だけでは工事が出来ません。

  • 基礎やさん
  • 大工さん
  • 電気やさん
  • 設備やさん
  • 屋根やさん
  • 内装やさん
  • 左官屋さん
  • タイルやさん
  • コーキングやさん
  • 塗装やさん
  • クリーニング屋さん
  • 足場やさん

このような人達が必要です。

 

ハウスメーカーなんて、これらほぼ全てが外注です。

皆さんが、200万とか値引きさせた分は、この職人さんたちの報酬を削られたりするわけです。
削るというより、元から安い報酬という感じですかね。

 

ラファエル設計も、すべて外注です。

 

工務店も含めて、社員でいるのは、設計士、現場監督、営業、事務

って感じで、たまに社員大工を抱えている所もありますよね。

 


ラファエル設計は独りで設計、現場監督、営業、事務を行います。

 

家ってさ・・・

車とか買うレベルよりも、桁数1つ多いですよね?

1000万、2000万、3000万あたりが大体建ててる金額ではないですかね?

 

「言いことしか言わないから疑う!」

って気持ち、分からなくもないですが・・・

健康食品や、水晶とか、お守りなど、訪問販売とかの人を疑うのと、同じ気持ちになってますよね?(笑)

 

これらってさ、普通に買わない選択できるけど、家だと買っちゃうんですよね(笑)

 

理由は、必要とする欲求レベルが高いから。

 

それなのに、勉強する機会もない。

 

ネットで拾い集めた知識でプロに挑む。

 

1000~3000万の買い物するのに、可笑しいと思いませんか?(笑)

 

皆さんが家づくりを依頼しようとしている「プロ」の人って、本当にプロですか?

 

1級建築士を持っていれば、絶大な信頼が得られますか?

 

前にも言っていますが、1級建築士を持っていながら自邸を設計出来ない人もいるくらいです。

 

その見極めって難しいですよね?

 

そんな事を学ぶ勉強会をしたいのですよね。

 

もし、開催した場合、是非参加してくださいね(笑)

2019年03月29日

パッシブ設計ミニシンポジウムin東大

3/22日の事ですが、東大にて「パッシブ設計ミニシンポジウム」が開催されました。
※鎌田先生と南雄三さんは先に帰られたので、写真には写っていません。
何故か僕は小人に見えるよね?(笑)
身長161cmですけどね。

 

東大の前真之先生から登壇のお声がかかり、喜んで快諾したのはいいものの・・・

後から前半で登壇される方の凄い面子に、1か月緊張の糸がピーンと張られておりました。

 

鎌田先生と南雄三さんと今泉さんって・・・(;´∀`)

闘魂三銃士というかなんというか・・・

ワンピースでいう、海軍大将みたいな?(笑)

 

まあ、前日なんてお腹痛くて仕方なかったですが、参加者の声は・・・

  • めちゃくちゃ面白かった
  • 素晴らしかった
  • お見事でした
  • 話すスピードも良かった

などなど、悪い評価はされなかったので、まあ良しとしましょう(笑)

 

僕のパートも含めて基本1人持ち時間20分。

 

 

前先生から依頼された発表内容は5つでした。
①目標としている建物性能と根拠・検証方法
②住宅設計の勉強方法
③利用している設計ツール
④設計に対するお施主さんの印象や説得方法
⑤設計時において感じている課題

とりあえず、後日、IBECからパワポはダウンロードできるようになります。

 

①目標としている建物性能と根拠・検証方法
ポイントは・・・
UAは結果論。
Q1.0 レベル3(次世代省エネ基準の80%OFFの暖房エネルギーで済む)
これを目指すとUAは0.34あたりで
Q値は1.0前後になる。
②住宅設計の勉強方法
新住協の勉強会が主ですね。
③利用している設計ツール
前に書いたブログの内容の簡易版を発表しました
④設計に対するお施主さんの印象や説得方法
ホームズ君などのシミュレーションの話をしました。
ちょっとパワポはふざけまくっていますが、内容は大真面目です。
下記は現在建築中のQ1.0住宅を、ZEH基準以下にした場合どうなるか?ってやつで、寝室3℃です(笑)これ、アニメーションで次々に赤文字とか室温とかベジータ出てくるのですが、こうやっていきなり全てが写ると面白くないですね(笑)

そうです。
ZEHなんて、あくまであてにならないUA値の基準なのです。

ZEHだから暖かい?
そんな事言ってるやつは、取りあえず、う〇こして寝ろ!って感じです。
⑤設計時において感じている課題
やっぱり、初めは顔も知らないネットの声の方が説得力があると思っている事や、
遮熱シートを使っているだけの「贅沢なダブル断熱」
遮熱塗料を使って、室内の漆喰も断熱材としてみて「クワトロ断熱」とか・・・
とりあえず、お前ら家づくりやめようか?ってレベルです(笑)

ふざけたダブル断熱は下記で以前に書いています。

あのね?
遮熱シートが断熱材だと思ってる人ね?

熱々のフライパンに、その遮熱シート敷いて、自分の手を押し当てて見ろよ!って言いたいです。

もう、この時点で、妻から「言葉づかい悪すぎ!」ってまた怒られそうですが・・・

クワトロ断熱!?

クワトロフォルマッジョという4種のチーズPIZZAが好きな人は、「何か凄そう!?」って思っちゃいますよ(笑)

UA0.6というね・・・。

おいおい・・・

4種の断熱とか言っておいて、ラファエル設計のQ1.0住宅の約1.76倍、性能悪いじゃね~かよ(笑)

漆喰っていう室内の塗り壁を「断熱」と表現するプロ側もどうかしてます。

 

僕は何は言いたいかというと・・・

 

この二つの立派なネーミングに対して実際のふざけた工法・・・

これを、どれだけの人が「ふざけてる」って判断出来ますかね?

 

僕は、こういった人たちがつくる家を夢の国のキャラクターに例えるなら・・・

下記の様に見えています。

 

 

でも、多くの人たちは下記の様に見えているはずです。

 

ま、これは時間の関係で説明できませんでしたが、このようなふざけた現状をどうにかしたいと考えているのは事実です。

省エネ法の義務化が見送られて、一時は、残念とか生まれ変わる時を逃した!って思いましたが、よく考えてみれば、省エネ基準なんて、目指す価値もないクッソ寒い家です。

 

 

ちなみに、参加定員は150名でしたが、実際は申込者多数で190名まで増員されましたが、多くの人達が参加出来なかったようであります。
後から来た方は立見だったようです。

 

最後にアンケートがあったのですが、前先生からの報告によりますと、「もっと聞きたかった」「時間が短い」という意見が多数だったようです。

実は、5時間やってますからね?このシンポジウム(笑)

普通、5時間もやれば、お腹いっぱいで疲れてきますけどね(笑)

 

まあ、そんなわけで、懇親会へ。

 

発表中、予想通りちょっとバトルしてた鎌田先生と南さん(笑)
すげ~貴重な2ショットです。

 

懇親会でも発表者の方たちが少し挨拶。
一般ユーザーの方々は鎌田先生とかの話を沢山聞いた方がいいと話していたら・・・
「そんな事言わなくていい」って突っ込まれる(笑)
理由は5人くらいしか集まらないからだそうです(笑)

 

鎌田先生はそそくさと帰られたので写っていませんが、登壇された方々です。

 


まあ、こんな感じでした。

とても楽しい1日でした。

この写真を見た人や、実際に会場でお会いした人の何人かは

「スーツ着てる」

って、僕のスーツ姿に笑ってましたが(笑)

 

冗談抜きで、一般ユーザーの方々対象にして、家づくりについての勉強会?のようなものを実現しようかと思っています。

2019年03月28日

家づくりで親の口出し【パート2】

以前こんなブログを書きました。

家づくり夫婦の親の口出し!家づくりあるある

最近、このブログにアクセスが多いのですが、多分年度末で、値引きセールなどもあり、家づくり始めた人も多いのでしょう。

 

まあ、本題に入りますが・・・前回のブログと同じ様な話をするかもしれませんが、ご了承ください。

親の口だしほど、ウザいものはありませんよね(笑)

 

でも、文句を言う前に、待ってくださいね。

ウザいな!って思っても、今、自分が建てようとしている家は、全て自分達で用意されたものですか?

 

それとも、敷地は親やおじいちゃん、おばあちゃんの土地ですか?

相続税で1000万とか援助されたりしていませんか?

後者の場合、少しは聞く耳持ちましょうよ(笑)

 

だって、「援助」してもらってるんですから。

援助してもらっているのに、少しは我慢が必要ですよ。

 

がしかし、限度ってものがあります。

 

「こんなキッチン俺は好きじゃない」

とか、親が実際に言ってた事ありますが・・・

「貴方が住むわけじゃね~だろ」

って心の声が出そうになりますよね(笑)

 

個人的にですが・・・

Q1.0住宅レベルの家を計画している人は、こんな事は聞く必要がない!

という事を書きます。

  • こんな北側に寝室があって寒いでしょ?
  • 南側じゃないと洗濯物乾かないわよ
  • こんな断熱し無くたって大丈夫

これらの事は無視ですね(笑)

 

「昔の知恵」のアドバイスなら聞く耳持ってもいいと思いますが、昔の家の常識をQ1.0住宅に重ねるのは、ナンセンスです。

ハウスメーカーとか、次世代省エネ準の家なら、何でもいいから好きにやってください。

って感じです(笑)

 

これだけは一応確認してもらっている事があります。

「鬼門・裏鬼門」

早い話、北東が鬼門。南西が裏鬼門です。

ここに玄関などがあると良くないという話です。

これは、自分達が良くても、周りが心配することでもあります。

 

僕は、そんなもん正直どうでもいいですが、昔の人ほど、気にします。

自分達は良くても、親は心配するものです。

多分、強制的に鬼門に玄関もってきたら、心配性の親は、精神的にダメージを受けます。

もしかしたら、寿命が縮むかもしれません。

例えば自分達の家族に何かあるたびに、鬼門に玄関があるせいだ!とか言ってくると思います。

家を建てた後、いつまでも言われるでしょう。

で、自分達も、段々、鬼門玄関のせいじゃないか?

なんて思ってきたリする人もいると思います。

 

なので、「風水くそくらえ」って心の底から思える人でなければ、鬼門玄関などを強行するのは止めた方がいいと思います。

僕は、初詣とか行かない人ですが、地鎮祭などはちゃんとやりますよ。

それは、職人さん達の安全も祈願する儀式のようなものだと思っているからです。

それでも怪我をする人はします。

 

こういう思考になったのは、やはり安産祈願3日後の流産ですよね。

双子でした。

 

多分、家で病気になるのが多いのは、断熱・気密が取れていない事による、家の性能がまず問題だと思っています。

エアコン暖房を付ければ乾燥して喉がやられます。

換気不足などで結露が発生し、カビが誕生します。

 

これって、風水関係ないですよね?

 

って話ですよ。

 

間取りとか以前に、設計側・施工者側の問題です。

今の日本の家づくりの大問題です。

 

まあ、親の口出しというのは、とても厄介ですが、キチンと自分の意見は言いましょう。

 

1、2回家を建てた事がある親ほど、多分口出し多いのではないでしょうか?

2回も建てれば凄い事ですが、それで我々に歯向かってくるのも、勘違いもいい所です。

 

間取りなど、親が住むのであれば、考慮すべき所でもあると思います。

家というのは、自分達世代だけで完結するわけではありません。

子供世代、孫世代にも残すべきものです。

自分が建てた立派な家を、守ってもらうのです。

 

だからと言って、後の世代の事ばかり気にする事もないですが・・・

間取りって、10のうち9がクリアしても1の不満で、間取り決定にならない事が多々あります。

その妥協点が何処なのかを見極める必要もあります。

家づくりは、今まで気にしなかったような事も気にするようになります。

 

まあ、どうしても親の口出しから逃げられない人もいるでしょう。

そんな時はこういってください。

「お父さん(お母さん)の納得する家ではなく、自分達が納得できる家を建てる事が出来ないなら、家を建てなくてもいい」

と言ってください。

この時、援助してもらっている土地やお金があるならば、全ていらない気持ちを出しましょう。

口出しする親にも、自己中の人もいれば、的確な口出しをしてくれる人もいるでしょう。

 

僕ならば、設計契約してくださった施主様との間を取り持って、差し上げます。

 

こういった問題は、設計的立場からどう説明できるのか?による所もあると思うのです。

もしもの時は、設計士を交えて話してみましょう。

 

一番は、お互い話し合って、仲が悪くなるのを最小限に抑えた上での家づくりを出来るといいですよね。

 

キッチンが嫌いだとか、言っている親ほど、建ってしまえば&ほとんど家に来ないのであれば、何にも言わなくなると思いますから(笑)

2019年03月17日

昔も今も蔓延るダメ施工を造って見た件

2/23,24の2日間で開催されたQ1.0住宅粟野の構造見学の時、2日目の方で、大工さんがノリノリで造ってくれたのがこちらの・・・

「ダメ施工展示」

 


正直、不謹慎ながら、面白かったです。

今、日本の家づくりの大半がシート付のグラスウールを使用しています。

※旭ファイバーグラス

18ミクロン=0.018mmがシートの厚みです。
高性能でも50ミクロン=0.05mmです。
ラファエル設計で使うのは0.2mmです。

0.2mmって、ビニール傘触っている感じですよ!

 

ラファエル設計は勿論、裸のグラスウール(赤い色)を使用します。

 

シートは別張りです。(黄色のシート)

 

一般のお客様には、普通のシート付グラスウールの貧弱さと、ラファエル設計で使う0.2mmのシートと裸のグラスウールの違いを見てもらい、結構皆さんビックリしてましたよね(笑)

シート付のグラスウールは、買い物袋触っているかのようだと言っているお客様もいました(笑)

 

では、具体的にダメ施工の説明する前に、旭ファイバーグラスさんのHPから、グラスウールの施工マニュアルの一部をご紹介します。

断熱施工について
防湿気密について
グラスウールを充填する際の、注意書きが書かれています。
これが出来ていない会社も多くいます。
 
気流止めについて
少し前に、気流止めについてのブログを書きました。
ちょっとおさらいで、「気流止めの重要性」は何故かというと、昔の家は何で寒い?の答えの様なものです。
↓これでしたよね。↓こういった部分から気流が発生しちゃうんでしたよね!
断熱材の施工に関する基本構成
下図の気密層、防湿層って所が、シート付グラスウールの「シート」って考えですね。
これを、『シート気密』っていいます。

はい!

という訳で、マニュアルの初めにはこんな事が書かれているんですね。

なので、設計監理者を入れず、素人の方がネットで調べて、現場確認する場合、これらのものなどを監督とかに見せて・・・

「しっかりやってね」

って言っていると思います。

がしかし!!

ですよ。

問題なのはここからです。

グラスウールのデメリットで度々登場する

「施工が難しい問題」。

 

僕は思うのです。

 

施工が難しい以前に、もうシート付グラスウールなんてメーカーが販売すんなよと。

 

そもそも、施工が難しいというのは、施主様からしたらデメリットでもなんでもないのですよ。

裸のグラスウールとシート別張りできちんと施工すれば、何ら問題ないのです。

 

では、その問題点を指摘しましょう。

多分、こんな情報ブログで書いているの、僕だけですからね?(笑)

普通、お金取ってセミナーやるレベルですからね?(笑)

 

しっかり目に焼き付けてくださいね。

グラスウールの表側
一般的に、室内側から見たら↓こうなります。
シートどうしをきちんと重ねて、マニュアル通りです。
グラスウールの裏側
普通じゃ見られない裏側です。
これみて、問題なのが分かりますか?
グラスウールの裏側【問題点】
柱の側面が見えてますよね?
これは、耐力面材が貼られた状態では当然見る事も出来ないです。これを『断熱欠損』といいます。
このグラスウールは100mmです。
表から見て、キチンと施工出来ているように見えて、裏側まできちんと施工できないのです。
裸のグラスウールのしっかりした充填状況
しっかり入っている裸のグラスウールと、他3つのダメ具合、よく分かりましたか?
これが、裸のグラスウールを使っていない会社に依頼するのは止めた方がいいという理由の一つです。
ハウスメーカーでも行っている天井断熱(グラスウール)
これ、ダウンライトまでつけてくれた大工さんに、まずは感謝(笑)
↓これ、当たり前のように行われているシート付グラスウールによる天井断熱です。
ダウンライトの部分の断熱欠損
ダウンライトの所、浮いちゃってるよ。

上から見た感じ。
ダウンライトの部分、断熱効いてないし(笑)これね、まったく意味ないからね?
天井断熱にシート付グラスウールなんて、ダクトなども絡んだリするから、上手く施工出来る訳がないですよ。
これが、裸のグラスウールを使っていない会社に依頼するのは止めた方がいいという理由の2つ目です。
筋かい部分の施工方法
↓こんな感じで施工マニュアルがあります。
こんなめんどくせー事するなら、裸のグラスウール使えよ!って感じですよ?マジで(笑)
でね・・・
これを、未だにちゃんと出来ない会社・大工さんがいるようです。
シート付グラスウール、筋かい問題
グラスウールを切り欠かないで、そのまま筋かいの裏に入れちゃうダメ施工。グラスウールというのは、「静止空気」によって断熱性能を発揮しています。
そもそも、筋かいの裏に入れている時点で、潰れています。静止空気も潰されます。
断熱材の厚みも半減します。
↓上の写真を横から見た所。
コンセントBOX周りの正しい施工
気密コンセントBOXを使用します。
そして、グラスウールを少し切り欠いて、潰れないように、キレイに施工します。
コンセントBOX周りのダメ施工とシート付グラスウール
気密コンセントBOXを使っていないし、筋かいの所の取り合いが雑過ぎてグラウウールの効果ゼロ。
斜め45℃から見て見ましょう!グラスウールの裏側で見た写真の様に、柱の側面見えちゃってますよね。
グラスウールも押し込まれて若干潰れているし。
これさ、筋かいと一緒で、シート切って、グラスウールも切ってとか、やってらんないよね!?(笑)
気密コンセントBOXなどを設けていないとどうなるか?
左側が「無気密」
左下に、先ほどのコンセントと同じ状況が再現されています。

これをサーモカメラで撮影した画像がこちら↓「無気密」の方の壁は、かなり低い表面温度になります。
これが枕元の場合、寝る時寒さを感じるはずです。
無気密って?
名前にブランド力があるハウスメーカーで建てた人の実談。

「上のグレードなら、気密コンセントBOXになった」


ふざけんじゃね~~~



これってね・・・こういう事です。

施主「壁に穴が空いているから寒いんです」
メーカー「上のグレードなら塞いでました」

施主「予算的にしたのグレードだから、仕方ないんですね・・・」
メーカー「はい・・・」

こんな会話のレベルですからね!?
床断熱の施工
一般的な床断熱はこうです。
床断熱のダメ施工


合板との間、隙間出来ちゃってるし~。これ、この隙間の間に気流起きちゃう可能性高いですからね。
床面冷めてぇ・・・
ってなります。
シート付グラスウール、上が隙間できてしまってるよ問題
シート付グラスウール、継ぐ所、ちゃんとシート切ってる?問題
グラスウールは上下2本くらい必要です。
その際、グラスウール同士はシートで次ぐのではありません。
シートを切ってグラスウールどうしをくっつける必要があります。
皆さん、ちゃんとやってますか~~!?
赤丸の様に、切らなくてはいけませんよ。
でも、青丸のように、片方だけ切っても意味なし。
緑丸のように、全く切らないのがNGです。
グラスウールの施工でダメな所(その他)
この3cm重ね合わせていないのって、未だにあるみたいですよ。

 

はい、無料でここまで書くなんて・・・(笑)

3時間かかりました。

 

僕が、ずっと言っていたのはこういう事です。

基本的に、ウレタン断熱に逃げる会社は、このグラスウールの施工がきちんと出来ないというか、裸のグラスウールできちんとやろうとしていない会社が多いように思います。

だって、吹付けのウレタンって、簡単ですからね。

ウレタンでやろうが、グラスウールでやろうが、大切なのは、それぞれの特性を知った上で、施工が出来ているか?

って所なのですよ。

ウレタンでやった場合の20年後、どうなるから、こういった処置が必要とか、グラスウールでやる場合、こういった事が大切だとか。

 

今回の事例でお分かりいただけたと思いますが、シート付グラスウールを使うなら、裸のグラスウールを使用して、筋かいやコンセント部分をしっかり充填・施工した上で、シート張った方が、はるかに楽だと思うのですよ。
大工さんもそういっていますからね。

正直、シート付のグラスウールを使う意味がないですもん。

シート付の方が、シート別で張る必要がないと思っている人が使うのでしょうね。

 

シート付グラスウールは、グラスウールがちょっとシート内で沈んでいるのも発見しにくいです。

 

上の写真は前に、室内側に充填お願いしたのですが、上が下がっていました。

 

やっぱり、きちんと施工できるわけがないですよ・・・やっぱり(笑)

 


まあ、こんなダメ施工を造って見ましたが・・・

僕は一度も実際の設計でやった事がありません。

独立してから、付加断熱は標準でしたし、昔はセルロースファイバーでしたからね。

 

シート付でも全然問題ないっていう監督さんとかいらっしゃいますが・・・

僕は問題ありありだと思っていますよ。

裏側が特に。

 

裸のグラスウールを何故使うのかというのは、安価というのもありますが、きちんと充填されているのが監理出来るってのが多いですよね。

今まではセルロースかグラスウールのブローイングでしたけど、今回は本当に予算がないので、ブローイングが出来ないのもありましたが、大工さんがとても頼もしいので、信頼する事が出来たので、普通のグラスウールでやりました。

 

いいですか皆さん・・・

 

シート付グラスウールを使っている工務店に依頼する場合、断熱材の施工マニュアル見せたりなんだりした所で、まずしっかり充填出来てないのですから、気密性だって悪いはずです。

なので、ハウスメーカーでも「熱交換」の換気扇設けたりしますが、全く意味ないですよね。

シート付グラスウールで熱交換なんて、熱交換された熱もどんどん捨ててる感じですからね。

気密性(C値)は1.0未満であれば、高気密と言えるでしょうが、C値が1.0と0.6では寒さに大きく比例するわけではありません。

0.6と0.4でもそんなに違わないと思います。

気密性というのは、勿論寒さの話もありますが、換気設備の換気経路を、しっかり担保出来るようになるという考えもあるのです。

 

ちなみに・・・

今のこの現場の室温がもの凄いです。

外気温1℃でも6℃でも、10℃台キープしています。

1階の掃出し窓と玄関ドアまだついていないのにですよ?(笑)

断熱材は、外側だけ終了していて、中は全然入っていない状態の時です。

外気温1.5℃ 室温10.5℃
2/24日 18:45
外気温1.0℃ 室温10.6℃
2/24日 19:02
外気温16.3℃ 室温13.6℃
2/25日 15:26
外気温9.8℃ 室温12.8℃
2/25日 17:02
外気温8.5℃ 室温12.6℃
2/25日 17:23
外気温4℃ 室温12℃台
写真はありませんが、この日は外気温4℃の夜でも12℃台でした。

多分、これはボードの気密処理と外側断熱の効果もあるのですが、1階の大開口窓がついていない状態で、内部発熱なくて10とか12℃って、かなり凄いです(笑)

 

何が言いたいかといいますと、窓が無くても、熱橋をキチンと処理したり、気密が良いと、シミュレーションが絵にかいた餅にならないですよという事が言いたい。

 

ここまで書いて4時間・・・。

この辺で大体伝えたい事は書きましたので、現場行ってきます(笑)

2019年03月10日

住宅展示場裏巡り

よくタイトル読んでくださいね。

住宅展示場「裏」巡りです。

 

住宅展示場へ初めて行く際、真正面から責めないでください。

必ず!!!!!

裏側を見てください。

 

これだけで、凄まじいふるいにかける事が出来ます。

ここでは答えを言いません。

貴方様が展示場をまわった気分になり、写真を見てください。

 

これ、苦情来てもおかしくない内容をこれから書きます。

 

でも、事実です。

 

文句あるなら、しっかりした性能の家建ててください。

地球環境にも優しい住宅造ってください。

周辺環境にも優しい住宅造ってください。

あなた方は、何のために家を造っているのですか?

 

はい、では行ってみたいと思います。

I工務店
室外機11個
SWハウス
室外機7個
S業
室外機4個(プラス1個かな)
SHム
室外機7個
Dハウス
室外機6個
Tハウス
室外機6個
Pホーム
室外機10個
ここはちょっとご丁寧に部屋名書いてありました。
Hハウス
室外機6個(見えた部分だけ)
Kホーム
室外機8個
K建設
室外機3個

 

はい!

取り合えず、こんな感じが「展示場巡り」です。

まあ、これはGoogleストリートビューでも見れますけどね(笑)

 

如何でしたでしょうか?

 

家は性能と言っている会社がダントツトップの室外機数だったのですが・・・

 

全家エコキュートのやつはカウントしなかったつもりですが、数え間違えていたらごめんなさい。

 

皆さんね・・・

これ、何が言いたいか分かります?

 

ここの周辺は、地球温暖化ならぬ、展示場温暖化が起こり、この周りの道路などは夏、かなりの暑さになるかもしれませんね。

 

でさ、これをみた方からの感想。

「暖かく感じさせるために、こんなにエアコンつけてるのでしょうか!!?
び、びっくり。裏をみたことありませんでした~。さすが、プロは見るところが違いますね。」

 

この感想ね・・・

ちょっとおかしい所があります。

「さすが、プロは見るところが違いますね」

 

ちょっと待ってください。

 

この家を造っている人たちは・・・

 

素人!?

 

いいえ!プロが建てた家です。

しかも、皆さんに、「暖かい家」といって建てた家です。

 

そもそもね・・・

 

実際こんなにエアコンつけね~よ!!(笑)

 

エアコンが少ない家は当然、室外機もセットですがら、室外機の数を見れば、その家にはエアコンが何台あるかが分かるわけです。

つまり、如何に少ないエアコンで大丈夫な性能か?

って事なんです。

 

家は、会社のネームバリューやブランド力で買ってはいけない事が分かります。

 

まあ、何て言うのでしょうか・・・

 

展示場巡りって、いわばお見合いのような感じ。

家の性能は「性格」

家の外観は「容姿」

 

『イケメンだけどエアコンの数だけ浮気する家』

 

 

リビングのエアコンさんだけじゃ足りないんですよ。

寝室も子供室のエアコンさんにも手を出さないとダメなんです。

 

別な言い方をすると・・・

「金のかかる男(女)」

金のかかる家という事でございます。

 

もう、数千万掛けてGETしちゃったから、手放せないですよね・・・

 

これが「夢のマイホーム」っていうのですかね?

 

「夢であってくれマイホーム!!」

って叫びたくなりますよね(笑)

 

高いお金出してハウスメーカーで建てる意味が今の所無いと思うのですが・・・

どうしてもハウスメーカーのデザインが好きな場合、1億とか出さないと展示場と同じにはならない事が多いかもしれませんが、とりあえず、性格良さそうか判断する為に、裏側に回って室外機の数を数えましょう!

全館空調の場合、1個かも知れませんけどね(笑)

2019年03月07日

地盤調査は宅地なら必要ない?


いきなりステーキならぬ・・・

いきなりミルコクロコップですよ!!

 

少し前に、山形の方から相談メールがきたのですが、一部に・・・

って内容が含まれていたので、ご紹介します。

 

S社とI工務店は宅地でたてるなら地盤改良の必要はないと言われております。
SH社は宅地でも必要と言われております。

って・・・

 

って思うし、

ですよ。

2019年02月26日

本物のZEH(ゼッチ)と偽物のZEH

最近、巷を賑わせているZEH(ゼッチ)。

※出典:環境省

 

ハウスメーカーでもZEH(ゼッチ)、ZEH(ゼッチ)言ってアピールしている所もあります。

お客様でも問い合わせがありました。

「ラファエル設計はZEH(ゼッチ)が出来るのか?」

と。

答えとしては「出来ます」

 

そんなZEH(ゼッチ)ですが、簡単にまとめて見ましょう!

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスをZEH(ゼッチ)といいます。

何だか名前だけ見ると凄い感じしますよね!!

その名の通り、エネルギー(年間)が正味ゼロとなる住宅です。
正味ゼロというのはプラスマイナス0という事です。

※出典:環境省

 

ここで大きな勘違いが1つ!

「エネルギー」がゼロであって、「光熱費」がゼロではありません。
「光熱費」の事は一切触れていません。

 

原則が3つあります。

  • UA値基準
  • 一次エネルギー削減
  • 太陽光

まあ、これについて、思いっきり突っ込んでやろうと思います。

これから語る事は、こんなZEH、目指しても意味ないぜ!?って事です。

 

本物のZEHと偽物のZEHというやつを、教えて差し上げましょう!

UA値基準
はい、とりあえず、ZEHをクリアするには、室温とは全然リンクしない、比例しない、UA値の基準をクリアする必要があります。
夏涼しく、冬は暖かい住宅って、上の絵にも書いてありますが、UA値がZEH基準クリア出来ればそうなると思う勘違い野郎たちが増えるだけですので、本当にこのような書き方は止めていただきたい(笑)

下記がZEHのUA値基準です。
栃木県は那須とか日光以外は5地域です。
次世代省エネ基準は0.87に対して、ZEHは0.6で最近登場したZEH強化型は0.4となっている。
地域区分 地域詳細(一部) H25省エネ基準 ZEH支援事業 ZEH+
1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) 0.46 0.4 0.3
2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) 0.46 0.4 0.3
3地域  函館・青森・山形・秋田・日光 0.56 0.4 0.4
4地域  宮城・福島・栃木県(那須) 0.75 0.6 0.4
5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) 0.87 0.6 0.4
6地域  千葉・横浜 0.87 0.6 0.5
7地域  長崎・鹿児島 0.87 0.6 0.5
8地域  沖縄    
で、ZEH強化型でUA0.4とか基準有るけど、これ、守らなくてもいいんですよ(笑)
なんだそれ!?そんな基準造ってんじゃね~よって思いますよね(笑)
意味不明です。
日本の家づくりを本気で良くしようと思っている感が全く伝わらないですよ。
一次エネルギー削減
こんな感じで、「高性能設備」で省エネしましょう!ってやつですね。
省エネ設備に頼りまくるZEHを「メカメカZEH」と呼んじゃいます。

これね、気を付けないと、逆に「増エネ」になります。

エネルギー削減で、個人的にマンションで実践していて有効だと思っているのが、「手元止水」です。
マンションって、基本的にプロパンガスです。
これがまたクソ高い。
うちは、年間13万くらい、電気代の他にガス代を払っているというクレイジーな光熱費地獄です。
結構毎月1万~1.5万円くらいかかっていて、どうにかしようと思って購入したのがこちら↓

アラミック 3Dアースシャワーヘッドスパ 3D-B1A これで、月3~4千円くらいはガス代節約できるようになりましたよ!

新築の場合で、キッチンとかシャワーには、必ず手元止水は付けるようにした方がよいです。
ラファエル設計はBELSの★5を取得しますので、手元止水は標準で考えています。

まあ、後はやっぱり、暖房エネルギーをどれだけ減らせるか?って所になってくるわけですが、窓が弱点と言って、窓を小さくしてUA値を良くしてみたり、窓だけ高性能にしても、暖房エネルギーは全く減りませんからね。
これは、最近連載が始まった「建築知識ビルダーズ」でも、触れている所ではあります。
太陽光
この太陽光がZEHには必須です。
太陽光ですが、ラファエル設計は標準です。
基本的に、エコテクノルーフという太陽光一体型屋根を使用します。新住協に加入していますし、太陽熱の「集熱」も行う考えを持っていますので、やはりエコテクノルーフを選択します。

 

ここで、偽物ZEH撲滅の為、インチキUA値について、触れましょう。

UA値(外皮平均熱貫流率)
建物には、どんなに高性能な家を造ろうと、屋根や外壁、窓や基礎で熱貫流が発生します。
※U値【熱貫流率(W/㎡・K)】※窓や外壁から熱が移動・通過する量を表します。

数値が小さい方が高性能

ここで注意なのが、UAのAはアベレージ(平均)のAなのです。
つまり、外壁の北側だけ無断熱とか、玄関のタイル下、立上りが無断熱でも、平均が良ければUA値は基準を超える事が楽勝だという事です。

 

このUA値って、窓をトリプルガラスにしたり、窓を小さくするだけで、0.5は簡単に切れます。

下記が某有名ハウスメーカーのUA0.47のトリプルガラスを使った仕様の室温です。

 

ラファエル設計が間取りを同じ条件で設計をすると↓ここまで上がります。

 

いいですか?

ハウスメーカーの家は、朝7時の外気温マイナス8.2℃の時、無暖房でほぼ6℃台。
ラファエル設計の仕様なら無暖房で14℃台。

これだけで、暖房は8℃分の働きの違いがある訳です。

 

何が言いたいか分かります?

 

これが増エネです。

8℃分の暖房エネルギーを、「エアコン」でどうにかしようとしているわけですよ。

ラファエル設計は、「太陽」でどうにかしようとしているわけですよ。

 

はい、ではこの8℃分のエネルギー・・・

ハウスメーカーは、太陽光設備で0にしようとするわけですね?

でも、ラファル設計は、そもそも太陽光の力を8℃分も借りなくても、済むわけですよ。

 

この辺の概念は、建築知識ビルダーズの連載2回目で少し触れています。

 

皆さん、言いたい事分かりましたよね?

 

ハウスメーカーも、ラファエル設計も、さっきの家はZEHはZEHで、同じなんですよ。

 

でも、本当にエネルギー0を目指すなら、どっちが本物のZEHか理解出来ますよね?

つまり、Q1.0住宅という土台があってこそ、太陽光も活きるという事なのですよ。

 

普段のラファエル設計の基準は↓こんな感じですけど。

 

 

最終的に何を皆さんに伝えたいかというと・・・

ZEHという言葉に踊らされるな!

って事です。

 

北海道産のウニが美味しいのではなく、ミョウバンが入っていないウニが美味しいのです。

これと同じです。

北海道産でも、北海道で食べても、ミョウバンが沢山入っていると、苦いです。

不味いです。

 

ZEHを目指すのはとても良い事でありますが、そもそもの家の性能が、数値だけ良くたって、意味がないのですよ。

ZEH基準を見極めるのも、普通に家の性能を見極めるのも同じ事になりますが、これを確認してください。

聞いてみてください。

 

「燃費ってどれくらいになるのですか?」

「無暖房での室温ってどれくらいになるのですか?」

 

これがきちんと答えられた場合、しっかりとエネルギー削減をしてくれる会社だと思いますよ♪

2019年02月19日

『気流止め』って一般的ではない?

最近、『気流止め』に関する質問もメール来たりしました。

 

皆さん、「気流止め」って知ってますか?

僕は、今まで色んな所で「気流止め」について触れてきました。

 

SNSでもちょっと気流止めについて触れて見ましたが、印象としては、我々プロ側の人間も、知らないという人、会社も多いような事が分かってきました。

ハッキリ言って、驚愕です。

ONE PIECEでいう「エネル顔」になります。

 

 

『気流止め』って何か?

1階の床下は基礎ですが、日本の家は多くが「床断熱」↓
土台の間に挟まっているのが「スタイロフォーム」という断熱材です。

 

この「床断熱」の場合、基礎と土台の間に、「通気パッキン」というのを設けて、床下空間を通気します。
昔の様な床下換気口は今の時代、設けません。

 


つまり、1階の床下は「外気」となる事が分かりますよね?

 

ここが、昔の家も、今の家も寒い原因になっているわけですが・・・

『気流止め』というのは、この床下の外気というか冷気を、壁などを通じて通らないようにするための「処置」を言います。

下記が、最近ブログで紹介している、昔も今も、守られていない欠陥の概念図です。
皆さん、こういった家を、数千万出して買っているのですからね。

この図を見て、気流止めが何処に無いとダメか、分かりますか?

 

↓この部分です。

 

上記の部分は、基本的に「根太工法」の場合に生じます。

今の家は、ほとんど「根太レス」と言って、24mmか28mmの合板を張って、床を張る工法が一般的なのではないでしょうか?


根太レスの場合、合板がそのまま気流止めの役目を果たしてくれます。



気流止めというのは、下記でいう「乾燥木材」がそうです。

この乾燥木材がないと、床下から断熱材の中を冷気が通る事になります。

グラスウールというのは、「静止空気」によって、その断熱性能を発揮する断熱材です。

冷気が通るという事は、気流がおき、空気が止ってない状態になる為、断熱性能は6倍低下します。

6倍ってね、ほとんど意味がないって事です。

 

よく、2階が跳ね出しの部分などがありますが、ここにも勿論気流止めが必要です。

 

1階の床とかに、段差がある場合、これも気流止めが必要です。

 

これらの気流止めがないと、外壁側は、断熱性能の話をしましたが、間仕切壁の間も、勿論通過しますからね。

 

↓ここの部分の話ってのが・・・

 

↓これです。



ちなみにハウスメーカーでも天井断熱がほとんどだと思いますが、基本的に、ダクトなどが多かったり、電気配線の絡みから、隙間が出来たりするので、ちゃんと効いてるの?って感じです。

 

ラファエル設計は、今まで天井断熱をやった事がありません。
理由は先ほど述べた通り、効くわけがないと思っているからです。

 

 

どうですか?

よく、設計事務所に依頼すると、設計監理料が無駄とか勿体ないとか、思う人が多いですが・・・

こういった「気流止め」を素人の人達が監理出来ると思いますか?(笑)

そして、設計の人がたとえ1級建築士だとしても、知らない人多いですからね?

 

気流止めとはまたちょっと違う話というか、まあ似たような話なのですが、根太レスだから安心とか思っちゃいけません。

根太レスでも、寒い原因は、柱部分にあります。

合板は、柱の周りには「隙間」があいています。

必ずです。

 

 

日本住環境という会社では、下記の様な気密部材もありますが、ラファエル設計はテープ処理です。

 

 

いずれにしても、気流止めというのは、「最重要施工項目」です。

 

気流止めは、とても大切な事です。

これを即答出来ないという事はどういう事か?

彼氏、彼女に『自分のこと大切?』って聞かれて、一週間後のデートで『大切だよ』と答える。

 

そして、何故大切かを説明する・・・。

 

え!?

 

って思いません?(笑)

イラストの彼女さん、顔真っ赤にしてる場合じゃないぜ?(笑)


普段から、貴方の大切さ、分かってないのですか?

 

 

つまり・・・

普段から、気流止めの大切さを分かっていないのですか?

そのような工務店に家づくり依頼するのって・・・

 

めちゃくちゃ不安じゃないですか!?
(;´▽`A``

2019年02月17日

この冬、家づくりをする人の為のアンケート

最近、寒いですね~・・・

雪も降りました。

そんな時、自分や他人の家の性能がすぐに分かるポイント。

 

「屋根の雪が早く解ける家は、室内の熱が屋根面に逃げている証拠」

です。

勿論、太陽の影響など、立地条件にもよりますが、周りの同じ状況で、例えば隣の家とかと比べて見てください。

 

まあ、そんなわけで、この寒い時期に家づくりをする人の為に作成されたアンケートです。

↓のページを●×を付けて見てください。

Q:新しい家では「冬の」こんな事解決したい

 

2019年02月10日

窓は本当に弱点なのか?

去年11月に発売した建築知識ビルダーズで、連載第一回目が開始されましたが、今月号では、

「窓を強化したのに暖かくならない理由」

という内容で執筆始めました。

 

皆さん、工務店のオープンハウスとか行くと・・・

「窓が弱点なので、窓をとても強化しています」

って、口酸っぱく言われません?(笑)

 

こういう工務店は、大抵UA値0.5前後というか0.47辺りの家で、そういう感じに勝手にですが、思います。

 

窓が弱点なのは、間違いではなく、正解です。
アルミ樹脂とか、昔の単板ガラスの窓が基準であれば、窓は弱点なのは、疑いようもない事実です。

でも、家ってね、熱が逃げる所は窓だけじゃないんですよ。

 

窓が弱点といっても、樹脂窓にすれば、冬の室内での死亡率日本一の栃木県でも、非常に効果あります。

ですが・・・

 

樹脂窓で複層(2重)ガラスとトリプル(3重)ガラスでは、室温に大きな差は出ません。

むしろ、南側にトリプルを持ってきた場合、複層より室温は上がりません。

 

室温を上げる為に考えようとすると・・・

南北に長い家ですと、また話は変わってきます。

真北方向の角度によっても変ります。

 

トリプルガラスは窓からの損失が小さいのですが、カタログに載っている数値って決まった大きさに対してなのをご存知ですか?

 

YKKAPのAPW430というトリプルガラスの窓になります。

この熱貫流率0.90w/㎡・Kというのは・・・

突き出すタイプの窓とFIX(はめ殺し)窓の連窓で1690x1370の窓に対してです。

熱貫流率は、窓の大きさやガラスの種類によって異なる数値になるのをご存知ですか?

数値が低い方が、熱を通しにくく、熱も逃げにくいという事です。


この同じサイズをQPEXで入力してみると・・・

遮熱トリプル(ガラス:透明)
U値:0.99
遮熱トリプル(ガラス:ブルー)
U値:0.95
断熱取得トリプル(ガラス:透明)
U値:1.22

となります。

 

では、これを1690x2030の掃き出しテラス窓にしてみます。

遮熱トリプル(ガラス:透明)
U値:1.03
遮熱トリプル(ガラス:ブルー)
U値:0.99
断熱取得トリプル(ガラス:透明)
U値:1.26

 

次に640x970の突き出しタイプの窓にしてみます。

遮熱トリプル(ガラス:透明)
U値:1.15
遮熱トリプル(ガラス:ブルー)
U値:1.12
断熱取得トリプル(ガラス:透明)
U値:1.33

という事で、窓が小さくなると、U値は悪くなります。

何でか?

 

要は、このU値というのは、ガラスとガラス周囲の枠のU値を合計して、中心で考えられたものだからです。

つまり、ガラスは性能がいいけど、ガラス周辺の枠の性能が悪いという事です。

 

窓が小さくなるという事は、性能がよいガラスの面積が小さくなり、性能の悪い枠部分は変わらない(ガラスより大きくなる)からですね。

 

じゃあ、窓は小さくしない方がいいじゃん!?

 

って思うのは、早とちり。

 

窓が小さくなれば、断熱された外壁部分が増えます。

 

まあ、こんな感じの事実を、プロの人達がどれだけ知ってる?

って事なのですが、カタログ値を見て、そのシリーズ全ての窓が性能が良いと判断するのはちょっと間違いですよね。

 

連載2回目では、ここまで詳しく載せる事は出来ないのですが、結構面白い内容に仕上がりそうです。

 

重要なのは、窓の強化ではないんですよ
(*´艸`*)

 

それをシミュレーションを通じて、書いてみました。

 

僕のブログなどを熟読している方には簡単な答えかもしれませんが(笑)

 

今度2/23,24日に開催される構造見学会では、その辺の答えや、家づくりの本来在るべき姿、大工さんの腕ってどんな所をいうのか・・・

そんなのも発見できると思います。

 

大谷石を使った、太陽熱の蓄熱システムは日本初です。

 

とにかく・・・

 

窓を強化しただけで、家が単純に暖かくなるわけではありません。

2019年02月08日

即日設計課題に挑戦!

話題としては、北海道研修から帰ってきた日の事です(笑)

埼玉県東松山市で、予約でいっぱいの人気工務店でもあり、
新住協関東支部の支部長でもある岸野さんが社長を務める・・・

「夢・建築工房」さんへ1泊2日で行ってまいりました!
通称:ゆめけん さん(笑)

宇都宮からは、家も近くの吉田クラフトの吉田社長と一緒に行きました!

講師は、軽井沢で素晴らしいQ1.0住宅の設計をしている、アトリエカムイの井野さんです。


いわゆる、新住協関東支部の若手メンバーの一部です。

 

即日設計課題とは・・・

実際に家を計画する土地を見て、実際の施主様の要望を考えながら2時間で間取りと、出来れば立面を完成させるというもの。

 

やってみての感想ですが・・・

む・・・むずい!!(;´∀`)

普段、PCでパースソフト使ってやっているので、手書きで考えるという習慣が全くないので、建築士の試験をやってる感覚でした(笑)

1級の製図試験の完成率は95%、2級は75%くらいと確か言われていた当時(15年前)。
その為、2級建築士の製図試験は、当時はプランから作図まで、3.5時間というスピード勝負の試験だったのですが、20年ぶりに伏図を書く必要があり、さらに難易度高いと言われた試験でしたが、
僕、プラン15分で考え終わり、試験終了まで40分も余るという超余裕の試験でした(笑)
高校、大学と、図面は沢山描きましたので、製図試験は学校へ行かず、矩計図だけ6回くらい書いたかな。
プランも4回くらい練習しただけで合格しましたが・・・

 

今回は、実際に住まい手がいますし、温熱もしっかり考えようとしたために、間取りを考えるので精一杯でした・・・
(;´∀`)

 

発表前の談笑。

 

講師の井野先生に、いい所、ちょっとダメな所をみんなの前で指摘をされるという、辱めを受けるものでした(笑)

まあ、辱めを受けるというのは冗談として・・・

井野先生も、指摘しにくいと思いましたけどね(笑)

 

岸野さんの社員さんも参加しました。

 

若い女の子たちですが、流石、普段から岸野イズムに触れているせいか、レベル高いっす!

岸野さんもすごく素晴らしいプラン造ってました!

へ~~凄いな~~って思いながら聞いてました。

 

最後は井野先生のプランを披露していただけましたが・・・

こちらもすげ~~~(;´∀`)

 

↓岸野さんも真剣!?

 

マジでビックリするくらい、素敵な間取りプランでした。

 

正直、とても勉強になりました。

そして、とても楽しかった。

 

他の人の考えのプロセスとか、根拠などを聞く事が出来るのは、すっごく勉強になる。

 

最後は皆で記念撮影♪

 

「え~~~神長さん写らなくていいんかい!?」

って感じだったで、皆さんとても笑顔です(笑)

 

SONYのスマホのインカメ、画質悪っ(笑)

 

 

最後は、優しい社員さんが撮ってくださいました(笑)

 

 

何だか、本当に素晴らしい2日間でしたね。

 

設計合宿というのでしょうか?

 

初日は、ゆめけんさんのほぼ工事完成している物件を見せていただき、夜はかなりの飲み食い(笑)

 

そして、深夜まで建築談義。

 

宿泊場所は、ゆめけんさんの会社!

ふとん敷いてくださった社員さん・・・

男同士で寝るのに、新婚さん並みに近くね!?(笑)

 

 

しかしながらQ値1.6の会社・・・

暖かい!

 

色んなディテールに興味津々(笑)

 

夢・建築工房さんは、個人的に、日本で3本の指に入るくらいの凄い会社だと思っています。

 

岸野さんが出している、最強の現場本!
『エコハウス現場写真帖』


実は、僕の現場にも置いて、大工さんにも見てもらってます!

 

 

岸野社長が支部長に就任されてから、研修会も非常に素晴らしい内容ばかりだ。

長く支部長でいて欲しいので、沢山バックアップしていかなくては!と誓った日でもありました(笑)

 

岸野さん、社員の皆様、ありがとうございました!

井野さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

吉田さん、ずんだシェイクご馳走していただきありがとうございました(笑)

 

ソイルペディアの佐藤社長、曽根さん、色んな指摘とお話(セミナー)ありがとうございました。

2019年02月07日

札幌の爆発事故を受けて思う事

何だか・・・

色んな意味で残念な事故でした。

そして、死亡者が一人もいなかったのは、不幸中の幸いだったのではないでしょうか?


スプレー缶のガス抜きは、本数が少しでも多いなら室内でやる事自体、有り得ないですし、

「知らなかった」って・・・

注意書き誰も読まないのね。

 

カップラーメンのカヤクとかスープとか、いつのタイミングで入れるのか、カップに書いてある説明書きとか読まないレベルとは危険度が違うんだからさ。

 

皆さん、賃貸のマンション・アパートに入居&退去する時、きちんと契約書を確認していますか?

 

僕はね、これまで2回の引越しをしていますが、退去時にいつもバトルします(笑)

新しい所でいうと・・・

「クロスの全面張り替え費用」

です。

これねぇ~~・・・

「は!?何で自分達が入居した時、クロスの全面張り替えなんてされてなかったのに、退去時にうちらが全面張り替え費用負担すんのよ!?」

って感じでしたよね(笑)

畳の部屋があった時、張り替えた感じも無かったです。

クロスだって、少し落書きされていた所もあった。

普通、これって、退去時に、この部分のクロス張り替えで¥15000円くらい取られているはずなんです。

 

基本的に、凄く小さい部分でもクロスの補修費はそれくらいだと思います。

理由は、それの為だけに職人を呼ぶと、人件費がかかるから。

例えば、実際に1000円くらいの費用だとします。

クロスが200円、人件費800円で、職人来てくれるわけがないですよね?(笑)

 

除菌や抗菌作業だって、僕は「すべて完了した所、見せてくれるんですか?」

って言った事あります(笑)

勿論断られましたが。

 

まあ敷金・礼金問題にも発展しそうな話題ですが・・・

いづれにしても、退去時の補修費用は、取られても、実行されていない疑惑は僕の中で常にありました。

それは、今回のニュースを初めて見た時、「どう考えても、スプレーやってない缶の処分だろ」って思いましたよね。

 

ま、兎に角・・・

入居する時は、現在の状況を事細かくメモして、退去時に不動産屋に見せるのが重要ですし、おススメです。

2018年12月23日

太陽光発電は付けてよかった?

まーた、話のレベルが低すぎるメルマガ登場・・・。

「太陽光発電は付けてよかった?」

という話。

なんか・・・

住まい手も我々プロ側の人間も、ちゃんと理解していないんだな~って思ったのが率直な感想です。

 

下記の様なタイプ別に分かれます。

  • 重さと維持管理派
  • 初期費用が高い派
  • 雪が降るから派
  • 時期をみたい派

 

付けなかった人たちは、それぞれこんな意見です。
見れ見ましょう。

  • 重さと維持管理派
  • 蓄電用のバッテリーは消耗品であり、維持費を計算すると費用が高すぎるから。
  • 屋根の上に乗せた場合、荷重により地震に弱くなるから。
  • パソコンを仕事で使っているので、電圧の安定化が必要不可欠だったから。
  • 設置すると屋根上が重くなるので災害時の不安があった
  • 設置後のパネルのメンテナンス費用、パネルや蓄電池の耐用年数、特に蓄電池の耐用年数が10年程とのことでその時点で交換する費用など、設置後にかかってくる資金を考えるとメリットが感じられなかった。
  • 費用対効果がない、メンテナンス等の維持管理があるから(メンテナンスフリーというのは信頼できなかった) 。
  • 災害時に躯体への影響が計り知れないし、売電価格がそのうち下がると思ったから。
  • 不具合が発生した場合やメンテナンスにコストがかかるため。
  • 家をつくる時に検討したが、結局メンテナンスや維持費もかかり、費用面で心配になったため。
  • あまり魅力を感じない。屋根の負担・メンテナンスを考えて
    総評(ラファエル設計)
    ラファエル設計は「エコテクノルーフ」という太陽光一体型の屋根を使います。
    固定資産も、「屋根」として認められます。
    まず、「重さ」ですが、ラファエル設計は、この「重さ」も考慮して、許容応力度計算をして、耐震等級3をクリアします。
    そして、制震ダンパーも付けますので、『屋根の上に乗せた場合、荷重により地震に弱くなるから。』という意見が通るような、貧弱な家の設計をしていません。

    維持費の事を兎に角気にしているようですが、今後の太陽光を載せる意味は、「電気を買わない」という所にあると思っています。
    買うより、自分の所で使う方が「安い」のです。

    屋根一体型ではない太陽光の場合、メンテナンスというか、シーリング(コーキング)の劣化のメンテなどが一番大変なのではないでしょうかね。
    約500か所くらいありますので。

    なので、従来型の太陽光は、個人的に否定派です。
    エコテクノルーフは大賛成です。

     

     

    • 初期費用が高い派
    • 他の部分に思った以上に費用がかかり設置費用が捻出できなかったことと、設置費用がペイ出来るまでに思った以上の年月が掛かる事がわかったため。
    • もう3~4年早かったらローン金額増やしても設置していたかも。
    • 初期投資がかかるので、新築を建てる時には資金不足でした。
    • 初期費用が、結構かかるので。その当時優遇措置がなかった。
    • 初期費用が高かったこと、使用者からの説明で、初期設備費を回収できるのに10年かかると伺い、新築時に導入を諦めました。しかし、今は初期費用が安いと聞いています。
    • 停電時でも 太陽が出ていれば 少しの電力を使用できると聞き設置したいと思ったが、 暑すぎると稼働率が落ちる 初期費用が高く取り戻すまでに10年かかる、電力の売値が高いのは最初だけ、などデメリットも多い。
    • 地熱発電の方が良いという情報もあった。地熱が主流にならないか様子をみている。
    総評(ラファエル設計)
    これは、依頼する工務店とかハウスメーカーにもよると思いますが、普通に載せる太陽光だと、高いですよね。
    屋根+太陽光です。
    エコテクノルーフの場合は、切妻屋根なら、半分太陽光、半分屋根仕上という感じです。
    ラファエル設計の場合、載せるキロ数にもよりますが、35年ローンなら、月々数千円UPという感じで済むと思います。
    これからの太陽光は10年後、売電が8~11円と言われていますので、売電を目的にメリットデメリットを考えるのは、ナンセンスですし、プロ側が、「そんなに安いからつけるメリットないですよ」とか言っていたら終わってます。そんな会社に依頼するのは止めた方が無難です。
    高断熱高気密の家なんて、造れないと思います。

     

     

    • 雪が降るから派
    • オール電化なので、当初は検討していましたが、北海道なので屋根の雪降ろしのことを考え、土地も十分な広さがあったので、勾配がきつめな寄棟屋根にしました。

      そして屋根裏部屋の窓をドーマー屋根にしたので、南面の屋根には太陽光パネルを設置する場所がありません。 太陽光発電より、屋根の形、雪の処理を重要視したので、太陽光発電は設置しませんでした。
    • 売電価格、メンテナンス、廃棄時の費用など考えるとメリットがあると思えなかったため。 地域柄、年に数回水分を多く含んだ雪が降り、そのまま融解、凍結を繰り返すため、屋根や太陽光が壊れる話をよく聞く。修繕が発生するのを避けたかったため。
    • 一年の半分以上が晴れ以外の天気(雨・雪・曇り)であること、ランニングコストがかかること、初期投機コストが高いこと。
    総評(ラファエル設計)
    災害の時、とても重要性が発揮されますよね。

    デザインの話をしますが、寄棟屋根で太陽光とか「のり弁」みたいな感じでとても格好悪いと思っています。
    そもそも、寄棟という時点で、太陽光をどれくらい載せるか?という考えが後手になります。



    • 時期をみたい派
    • まだ技術的に改善の余地があるような気がするので。 もっと値段が下がってから考えたい。
    • メンテナンスにお金がかかりそうだったから。将来的に導入コストが下がるのではないかと思ったから。
    • 新築当時には販売されているものが高価であり、性能も低いものと思われた。電気もためられず、あまり便利とは考えられなかった。また、売り価格が不安定なのも気になった。今後は、蓄電式を考えてみたい。
    総評(ラファエル設計)
    時期を見たいだって!?

    今やらなくて、将来設置なんて、普通に載せるタイプしか選択肢がないし、将来なんて載せる事なんて、ほとんどないと思うな。
    蓄電池は現在高額なので、将来設置が出来るような価格帯になってから設置できるようにしておくのも手ですよね。


    はい、こんな感じでした。

    全体的な総評としては・・・

    全てが屋根一体型ではなく、「載せるタイプ?」と思いました。

    基本的に、載せるタイプは止めた方がいいと思っています。

    特に、スレート屋根なんかは、500か所も穴をあける訳ですから、今何もなくても、将来的に何処かから雨漏りするんじゃないの?という可能性が全然消えない為、ガルバに挟む以外は、基本NGだと思っています。

    というか、屋根一体型のエコテクノルーフ以外は使わないです。

    これには「集熱」という「発電」以外の考えがあり、これが凄い暖房システムを生み出すのだ。

     

    断熱性能が悪いハウスメーカーで家は高くても建てるのに、太陽光になるとメリットを感じないとか、メンテナンス費用が掛かるとかさ・・・

    今、その造っている・造った家も、光熱費はかかるわ、メンテナンス費用はかかるわ・・・

    どうしようもないのでは?(;´Д`)

     

    太陽光載せて耐震性が不安とか・・・

    僕からすれば、載せなくても「その家、本当に大丈夫?」って思ってしまいますけどね・・・
    (;´▽`A``

     

    ラファエル設計を頼ってくださるお客様には、このような不安は全て解消出来ます。

    本当に冷暖房費のかからない家を提案出来ちゃいますので、ご安心を。

    最低レベルの自然素材使わないのにクソ高いハウスメーカーより・・・

    最高レベルでハウスメーカーより安い自然素材の家を提供しますからね!(笑)

    2018年12月23日

    住宅の省エネ基準適合義務化の撤回!?

    冒頭からですが・・・

    もう、今後の日本の家づくりに大きな期待は出来ない事を意味するような動きになりそうです。

    2020年、小規模である住宅も、省エネ法の適合義務化がH28年頃から騒がれ始めていた。

    少し前から、延期になるのでは?という噂が結構あったが、それも含めて完全撤回となる感じになってきました。

     

    日本の家づくりが大きく変わるだろうと言われてきた「2020年問題」

    ラファエル設計はH25年基準の時から、この時(2020年)の義務化に向けて、色々動いてきました。

    まずは、「省エネ基準技術者講習」を受けました。

    これを受講していないと、確認申請や設計監理が出来ないと言われてきたからです。

     

    新建ハウジングで下記の様な記事が出ていました。



    小規模住宅への省エネ基準適合 

     

    設計時に「説明」を義務化

    国土交通省は12月3日に開かれた有識者会議で住宅・建築物に対する省エネルギー規制に関する今後の施策の方針案を示した。戸建て住宅など小規模住宅・小規模建築物については、設計時に建築士が省エネ基準への適合可否を説明することを義務付ける。ただし、大規模事業者が提供する注文住宅や賃貸住宅については、建売住宅で導入されている「住宅トップランナー制度」と同じような枠組みで、一定の基準への適合を求める。今回の案に関して、12月上旬から来年1月上旬にかけて一般からの意見を募集し、最終的な取りまとめを行う。



    これがどういうことか分かります?

    こう来たか・・・っていうくらいの方向転換ですよ(笑)

    自分が設計した家が、省エネ基準に適合していない場合、
    「この家は省エネ基準に適合していません、しかし、適合義務はないから、お金かけて適合しなくても大丈夫です。今の家は暖かいですから」
    こんな説明を受ける人が出てくると思います。


    もうね・・・

    こうなったのは、義務化に反対する人たちが多かったという事ですかね・・・。

    反対している人たち・・・

    マジであり得ない。

    かまくら(イグルー)の中の室温は13~15℃と言われています。

     

    そもそも、全く暖かくもない「次世代省エネ基準の家」
    無暖房だとクソ寒い子供室!

    5.6℃ですよ!

     

    トリプルガラスに断熱材の厚みが厚い為、UA0.46でお客様に「暖かい家ですよ!」と言っていたZEHがクリア出来るレベルの性能のハウスメーカーの家↓

    冬寝る時に、14℃で、エアコン止めて朝起きる時は10℃以下になるのが「我慢の日本の常識」なのです。

     

    もう一度・・・

    皆が、「金がかかる~~~」「省エネ計算出来ないから義務化やめろ~~」

    って騒いで、義務化がなくなりそうな、日本の当たり前の家がこちら↓

     

    ラファエル設計が提案するQ1.0住宅は、同じ間取りで・・・

     

    両方とも無暖房ですからね。

     

    世間一般、工務店、ハウスメーカー含め・・・

    「次世代省エネ基準クリアしているので、暖かい家です!」

    と、義務化になる説明をします。

    実際はこんなです↓

     

     

    Q1.0住宅と皆が拒否している次世代省エネの家を比較しましょう!

     

    これ、ラファエル設計の間取、窓の設計に合わせているから、次世代省エネの家でも子供室は5.6℃です。

    これね、普通のローコストメーカー、工務店の設定にすると、0℃くらいになったりしますからね!?(笑)

     

    もう、こんなのさ!

    ディズニー行ってさ、ミッキーの家とドナルドの家に行ったら、こんなだった↓

     

    ってレベルの話だしさ、日本が目指す先が全然意味不明でしかない。

     

    住まい手はさ、次世代省エネ基準クリアしているという説明だけ受けて、それがどんな性能なのか分からないよね!?

     

    もう、ガッカリでしかないわ・・・。

     

    次世代省エネ基適合って言われて、まさか10℃以下にしかならないなんて、誰も思わないって(笑)

     

    真冬の朝、0℃~5℃前後にしかならない家を積極的に造っていく意味が分からないわ・・・。

    無暖房でも19℃とかに出来るのに、それをやらない理由が僕には分からない。

    予算がないから?

    煙草止めたり、外食を月に一回分辞めれば100万のコストアップなんて余裕じゃないですか?

    35年ローンで、100万UPで¥3000円の返済UPです。
    200万なら¥6000円くらいです。

     

    という事で、未来の子どもたちの為、より良い住環境が整備される、より良い未来へ変わるきっかけを国は放棄した。

    つまり、住まい手が、こんなクッソ寒い家に数千万も出す価値が無い事を、理解する必要があるってわけだ。

     

    国と家づくりは変わらないが、家を求める人達の意識が変わればいいんだ!!

     

    デザインが重要、自分が住みたい家の好み・・・

    人それぞれ、色んな考えがあるだろう・・・。

     

    しかし、断熱性能というのは「命の基本仕様」だ。

     

    基本、それだけ暖かい服を作っても、ノーブランドでデザインが良くなければ着ようとも思わない人が多い。

    しかし、ペラペラのものでも、「ブランド」が付けば、求める人も多い。

     

    家というのは、断熱性能だけウリにしても、全くと言っていい程、売れないのだ。

    それは、断熱性能というものがイメージしにくいのもあるし、多くの人達が、今の時代の家は、

    「暖かいもの」

    だと思っている。

     

    以前、ローコストメーカーで家づくりを進めている、東京の方から問い合わせがあった事がある。

    「今の家はとても寒い」

    「暖かい家にしたい」

    という要望だった。

    その方も、「今の家はとても暖かい」と思っていた。

    しかし、シミュレーションをすると、暖かくなる事を望んでいた、1階の寝室は0℃だった。

     

    そりゃ、ビックリですよね。

     

    でも、シミュレーションで、太陽の影は、現地の建物に当たる影など、ほぼ一致していた。

     

    もうね・・・

    今回の義務化なしの話・・・

    僕は本当に落胆している。

     

    なんかさ・・・

    電気つけっぱなしとか、冷蔵庫のドアをすぐ閉めないと怒る人いるよね?

    その人が新築で、次世代省エネの家以下の性能の家を建てたとするじゃない?

    それってね、エアコンかければ暖気ダダ漏れ。。。

    冷房かけても冷気ダダ漏れ・・・

     

    そんな状態なんですからね?

     

    まあ、今回、義務化にならないならそれでもういいよ。

    日本というか、今の政治家たちには何も期待できない。

     

    とにかく、住まい手が変わるしかない。

     

    もう、住宅展示場とか、工務店探しの時は、皆さん、呪文のようにこう唱えましょう・・・

     

    燃費ってどれくらいですか?

    2018年12月04日

    新住協総会in大阪(セミナー編)

    実は、10/2~4日の間、大阪に出張でした!

    理由は、全国の温熱変態人の人達が集まる、新住協の「総会」の為です。

    年に一度あります。

     

    所長ブログ①に、「旅編」を書いております。

     

    今回は、旅のメイン「セミナー編」を書いていきます。

    セミナー会場は「梅田スカイビルタワー」

     

    全国から約300人の温熱マニアの人達が集まります。

    会場はこんな感じ。

     


    席は、勿論ど真ん中の一番前に陣取りです(笑)

     

    理事の人達の挨拶。
    (Facebook等でもお世話になっている方を、ここではご紹介)

    一番右が「心の師匠、岩手支部の木の香の家、白鳥さん」

     

    秋田支部、西方設計の西方さん

     

    大阪支部、ダイシンビルドの清水さん

     

    関東支部会長、我らの誇り、目指すべきお方・・・
    夢建築工房の岸野さん



    午前中は、予算・議案などの話から始まり、鎌田先生直々の講習会へ!

     

    105mm付加断熱の合理化と大工の習熟

    • 熱橋(ヒートブリッジ)を少なくする工法
    • 通気層を30mmとする
    • 外壁角部の納まり、転び止め、窓周り下枠の納まりなど
    • 大工の習熟により、コスト削減の話
    • 習熟すれば、コストが坪1万程度のUPで済む
    • 通気層30にする事で、外壁を留める際、透湿防水シートのタイベックの貫通が避けられる

    などなど・・・

    住まい手にとって、職人にとって、設計者にとって・・・

    大切な事の確認などを含め、もの凄く考えられたものを、学んでいきます。


    下記は、どういった工法が、壁の表面温度があがるのか?
    って事を力説しています。

     

    ほんと・・・

    マジですげえよ・・・

     

    まあ、そんな感じで、午前中で、頭はもうお腹いっぱい(笑)

     

    お昼のお弁当

     

    午後は・・・

    完全に写真撮るの忘れてたのですが・・・

     

    同じ関東支部で、軽井沢でデザインQ1.0住宅を設計している「アトリエカムイ」の井野さんが、

    『1.0住宅をさらに魅力的にする設計』

     

    札幌支部の「東晶」齊藤さんが、

    『2.5x6間 プロトタイプ住宅の建設』

     

    関西支部の「MUK」村上さんが

    『特別でないQ1.0住宅を目指して~猛暑の大阪で全室連続冷房~』

    を発表されました!

    ちなみに、村上さんが発表している「全室」連続暖房とは、ハウスメーカーが導入するような、全ての部屋に吹き出し口がある、高価な全館冷房ではなく、ルームエアコン1台ですからね。

     

    その後は、「パネルディスカッション」

    テーマは、すさまじい魅力的な内容で・・・

     

    『全室冷房をどう実現するか』

     

    パネラーは4人。

    広島のカオル建設 衣川さん

    広島の坂本建設工業 坂本さん

    大阪のダイシンビルドの清水さん

    横浜のエコハウス 大澤さん

     

    皆さん、結構マニアックな手法を取っておられる。

    中でも、エコハウスの大澤さんが発表された内容に、目が輝いた(笑)

    夏季の温湿度コントロール事例として・・・

    「水平に効かせる」
    床下エアコン冷房事例+床ガラリの風量測定結果

    「上から下に効かせる」

    小屋裏エアコン冷房事例

     

    そして「現状の」課題。

     

    床下エアコンの冷房に関しての工夫や注意事項ってのも、非常に勉強になりました。

     

    新住協の素晴らしい所は、代表の鎌田先生の考えを元に、1つの事にとらわれず、各工務店さんが、応用したりして、色んな取り組みをして、血肉としていく。
    そして、その成功例、失敗例を、みんなで共有する場があるという事だ。

     

    その地域によって、省エネlevelも違うし、工法も若干異なってきたりする。

     

    でも、これらの発表を学ぶために、1つの会場に300人近い人たちが集まるのだ。

     

    Q1.0住宅というのは、本当に日本中の人たちが建てるべき性能だと思っています。

    Q1.0住宅の性能や工法を知ってしまうと、本当にハウスメーカーで建てる事の無駄さが、切実に理解出来てくる。

     

    鎌田先生は、職人さんの手間やコストの面も、本当によく考えていらっしゃる。

    で、本当にすごいなって思うのが、鎌田先生は、多くの工務店の意見も聞いて、目指すべき道を開拓しているように思う。

    本当に素晴らしい人だなと思う。

     

    まあ、そんな感じで、とても充実した1日目の研修会は終了で・・・

     

    懇親会へ!
    席はくじ引き(笑)

     

    食事はこんな感じ↓

     

    ちょっと、今度、太陽光一体型屋根に集熱パネルを乗っけて、冬はその熱を利用した全室暖房を行う「鎌田式」を採用するので、床断熱と基礎断熱なども含めて、直接鎌田先生に伝授していただきました。

     

    ここで・・・

    「ああ~君かあ!関東支部で温熱に関して理論派で色々情報発信しているというのは!!」

    という、何だか怖い一言が(笑)

    「何処情報ですか!?」と思わず聞いちゃいましたよ(笑)

     

    「誰かが言ってた」

    が答えでした(笑)

     

    まあこんな感じで懇親会は終了。

    この時、体調が本調子ではなかったので、二次会へは行かず、常務理事の会沢さんとホテルが近かったので、一緒に帰り、途中お寿司屋さんで少しおつまみ!

     

    美味しいお寿司でした!!

    写真は大好きな「とり貝」です。

     

    そんな感じで・・・

    夜中3時までやっているたこ焼き屋さんへもレッツゴー!!

    おススメでも聞いて、ホテルにも近かったので、行ってみた!

    『たこ長』

     

    持ち帰り専門らしいけど、目の前で食べていいですよ!っていうので、食べたけど、激熱でやけどするレベル!
    お見せの人も、「ホンマに熱いんで、ゆっくり食べてください」と(笑)

     

    ネギの方は、生地の味を楽しむやつ。

    両方、美味しかった!!

    好みの「べちゃとろ」です!

    あまりの熱さに、ゆっくり食べたら、邪魔になると思い、半分持ち帰り(笑)

    ホテルで食べたら、美味しさ半減どころか、微妙なレベルに
    (;´▽`A``

    しくじりました・・・。

    まあ、そんな感じで、もうたこ焼きは徹底的に食べた気がするので、満足です。

     

    はい、こんな感じで大阪2日目の夜は終わりました(笑)

    明日は、研修会2日目の様子をブログに書きます!

     

    2018年10月27日

    4号特例は今すぐ撤廃すべき!

    皆さま、4号特例というのをご存知でしょうか?

    まずは一般ユーザーにも分かりやすく、簡単にお話しますね!

    4号というのは・・・

    というより、4号特例とは・・・

    住宅のような、建築基準法上、簡単な(法適合義務項目があまりない)審査で終わるものは、確認申請の時に、

    「構造図」や「採光計算」などの図面が不要というものです。

     

    住宅の確認申請に必要な、図面は下記です。

    • 配置図
    • 敷地求積図
    • 案内図
    • 平面図
    • 立面図(2面以上)
    • 断面図(2面以上)※立面図に高さを書けば、断面図は審査機関によって省略可
    • シックハウス関連(24時間換気計算など)
    • 仕上表(立面図などに書いてしまえば審査機関によって省略可)
    • 面積表

     

    これだけで終了です。

    なので、住宅の確認申請は、5~6枚の図面で済んでしまいます。

    1枚の図面に色々ぶっこめば、3~4枚で済む事もあるかと思います。

     

    住宅以外のマンションとか、病院とか、学校とか、そういった物は「特殊建築物」といって、もっと必要な図面が増えてきます。

    排煙設備の話とか、非常照明の話とか・・・

    つまり、「避難」する為に必要なものを確認出来る図面が増えます。

    そして、消防法にも適合しているかの確認を、消防にしてもらいます。

    更に、構造計算によって安全が確認できるかの審査も必要になってきます。

     

    4号特例とは言ってみれば、役所の人達をはじめ、「審査する人」の負担を軽減するような法律です。

    設計者にとっては、何が軽減されるかというと、「印刷代」と「消防同意」くらいですからね。
    だって、構造計算とかは、やっているのが大前提ですから。

     

    • 4号特例の何が問題なのか?

     

    もう一度完結にお話しすると・・・

    住宅の確認申請には、

    構造計算関係の計算書や図面の添付が不要

     

    もう一度大切な所を言います。

    添付が不要。

     

    もう一度いいます。

    添付が不要。

     

    そう・・・

    「添付が」不要なのです。

     

    つまり、構造計算などは、「添付が必要」なだけであって、

    「構造計算が不要」なんて誰も言っていない

    のですよ。

     

    で、多くの人が、これを自分の都合のいいように解釈して、どんな事になっているかというと・・・

    「確認申請に不要なものは、やらなくていい」

    という風潮になっているのです。

     

    つまり、「構造計算は、やらなくていいんだ!!」

    という解釈に、多くの工務店がなっているのです。


    これ、信じられないかもしれませんが、建築業界というか、住宅建築業界の、真っ黒な闇です。

    「漆黒の闇」

    です。

    あ~あ・・・

    僕、ついに言っちゃったよ・・・。

    苦情来るかな~~~。

     

    でね、もっというと、ほとんどの会社が、部材の算出は「プレカット工場」におまかせしているという現状。


    これ、「構造計算」されているわけではありませんからね?

     

    一般ユーザー含めて、「住宅」というものを、とても軽く扱っています。

     

    • 建築士の業務範囲

     

    今回は「住宅」に関して説明致しますが、建物の設計範囲というのが建築士の「資格」によって決められています。

    木造住宅で言えば

    3階建て
    1級建築士のみ
    2階建て(100~300㎡)
    ・1級建築士
    ・2級建築士
    ・木造建築士
    2階建て(300~500㎡)
    ・1級建築士
    ・2級建築士
    2階建て(0~100㎡)
    誰でもOK(資格なくても)

    私は現在2級建築士なので、法律上は3階建ての木造住宅は設計してはいけない事になっています。
    知識として全然出来ますが、お金をもらっての業務が出来ないのです。

    しいて言えば、2階建てだとしても高さが13m&軒の高さが9m超えると、1級の範囲になります。

    独立前は15階建てのマンションなどの設計も携わっていました。

    ややこしい話なのですが、1級建築士事務所として登録している設計事務所で働くスタッフは、無資格でも、法律で決められた建物範囲を超えて、設計・監理しています。

    それは、図面を描いているのがスタッフであれば、法律違反にはならないという事。
    「設計者」となるのか、がポイントなのです。

    要は、建築基準法の罰則などは「設計者」にかかってきます。

     

    なので、1級建築士と2級建築士というのは、設計出来る知識は関係なく、設計出来る建物の規模によって区分けされているという事です。

    1級建築士は、どんな建物でも報酬を得て、設計出来ます。

     

    社員に1級建築士がいて、社長は2級建築士とか無資格だとしても、資格を持っている社員が「管理建築士」となれば、その事務所は「一級建築士事務所」となり、他の社員や社長が無資格でも、1級建築士の業務範囲の設計が出来るようになります。

     

    言ってみれば、2階建て木造住宅しかやらない!という場合、1級建築士である必要性がないという事になるのですが、来年は、本気で1級建築士を目指す予定です。

     

    まあ、こんな感じで、住宅というのは、多くが100~300㎡の範囲になります。

    むしろ、80~150㎡くらいが多いのではないですかね?

    100㎡は大体30坪です。

     

    なので、25坪とか30坪くらいですと、誰でも設計出来てしまう法律なのです。

    素人だって出来るのです。

    まあ、地震などの被害にあった時、どれだけ被害が大きいかって所がポイントなのかもしれませんが、小さい建物は、被害が小さいと思われているわけですよね。

     

    ちなみに、300㎡以上が「省エネ法」でUA値とか、一次エネルギーの計算が必要になって来ます。

    今までは2000㎡とかだったのですがね。

     

    そんな感じなので、僕も昔バイトしていたPIZZA-LAで例えるなら、

    ピザを作っているのは、メイクさんと言われる、「高校生のバイト」が主です。

    当然ながら、調理師免許なんて持ってないですよ。

    配達は、当然バイクの免許がないとダメですけど。

    でも、大型のバイク免許はいらないわけです。

     

    基本的に、今の家づくりって・・・

    お客様の為、施主様の為といって・・・

    全然そんな事になっていないのですよね。

     

    確認申請に不要だから、構造計算はやらない

    省エネ法で、基準面積に満たないから外皮計算・エネルギー計算やらない

     

    間違っていると思いませんか?

     

    そもそも、建築士の業務範囲の建物は、確認申請が不要だとしても、

    「建築士が設計しているんだから構造計算は当然やっているよね?」

    という話なのですよ。

     

    過去の経験からとか、大工の勘とか、そういったものは、

    「構造計算をやった事ある人が初めて発言できる」

    ものなのですよ。

     

    だってさ、家庭料理が得意な人がいて、ポルトガル料理を知らないとして、ポルトガル料理しろって言ってさ・・・

    作れる!?

    それこそ、今までの料理上手の腕の勘とか経験ですよね。

     

    なので、「本物」のポルトガル料理は出来ないですよ。

    見た目はフランス料理かもしれませんが。

     

    それといっしょで、木造住宅も、梁の大きさがこれだと大きいとか、小さいとか、実際に構造計算をしなければ「根拠」が無いのですよ。

    構造計算をしないで出来た家は、「何となく木造住宅」って事です。

    で、これが地震ですぐ倒壊するかと言ったら、多くはそうなりません。

     

    そういった住宅を建てている人たちは、大きな地震で倒壊したら、その責任は「地震」だというのですよ。

    現在、震度7までしかありませんが、震度7までの地震は、誰もが想定できるのです。

     

    なので、想定できる被害を、確率論で片付けるのは、プロとしてやっていはいけない事だと思っています。

    予算がないから耐震性を基準法レベルにすれば問題ないとか、そういう事ではないと思うのですよね。

     

    そもそも、建築基準法も、省エネ法なども、「法律」や「基準」というのは「最低レベル」に設定されているわけです。

    つまり、UA値などで言えば、基準をクリア出来れば凄い家を提供しているのではなく、最低レベルの家を提供しているという事。

    省エネ基準もクリア出来ない家は、最低以下であり、断熱材が入っていようが、20年前の家と変わりないのです。

     

    • 基準設定のハードル

    まあ、こんな感じで、
    「やらなければ本当はいけないんだよな~」って人とか、
    「本当はやった方がいいんだよね~」って人が多くいます。

    ソフトを扱えない場合、外注すればいいと思いませんか?

    そのお金は、しっかりお客様から、いただけばいいのです。

    お客様は、「絶対必要経費」と思うべきなのです。

     

    逆に言うと、外皮計算とか構造計算をやってもらえないor知識がない会社に、何故に依頼しようと思うのですかね?

     

    つまり、基準のハードルを上げると、もの凄い勢いで、「そんな基準つくるんじゃね~」って反論が起きるのです。

    パソコンとか得意じゃない会社は、死活問題です。


    でもね、あなた方は造っている家は誰のなの?

    って事を、再確認する必要がありませんかね?

     

    何でもかんでも、「急ぎ急ぎ」の今日。

     

    今までの設計工期のまま、外皮計算とか、やる事が増えたら、そりゃ誰だってきついですよ。

    僕だってきついです。

     

    しっかり、必要なものに、お金と時間をかける事が出来れば、可能なのです。

     

    それをケチるのは、半分は施主側にあると思っています。

    合計30万とかする照明や家具を入れたいからといって、構造計算費を削除項目として考えるのは誰ですかね?

     

    構造計算は確認申請に必要ないから、やらなくてもいいんじゃないですかね~?って提案する業者?

    構造計算は確認申請に必要ないから、やらなくてもいいんじゃないですかね~?って提案する施主?

     

    ラファエル設計は、そんな選択肢を与えません。

    真冬の無暖房での18℃~20以上を可能にするQ1.0住宅、
    許容応力度計算をしての耐震等級3・・・
    地震が来ても、揺れを提言する制震ダンパー

    これらは、「標準」です。

    住まい手の好みによって・予算によって削減する項目ではありません。

     

    やりすぎとか、そんなこれではありません。

    当たり前なのです。

     

    4号特例という、混乱を招く法律があるせいで、本来提供すべく家が、提供できない状況になっているです。

    2018年10月25日

    栃木県に高断熱住宅は必要ない!?これを見て!

    栃木県で高断熱住宅に対するイメージがこうです。

    • ここは栃木!北海道じゃね~んだ
    • 日光や那須とかならわかるけど他は寒冷地じゃない
    • 寒くたって死にやしない
    • 薪ストーブ入れればいいでしょ?

    みたいな感じです。

    まず初めに言っておきます。

     

    Q1.0住宅のような高断熱住宅を否定して安さ重視の家を建てるなら、はっきり言ってお金の無駄使いです。

     

    去年の12月、ちょっと午前中と夜で、Googleさんの天気を使って各地の気温を調べて見ました。

    「ここは北海道じゃね~」とか

    「日光や那須が寒い」

    と言っている・思っている人ほど、良く見ていただきたい。

    栃木の午前中(2017/12/16)
    北海道の午前中(2017/12/16)
    栃木の夜(2017/12/19)
    寒冷地の夜(2017/12/19)

     

    寒冷地も温暖と言われる栃木も、ほとんど変わらないですよね?

    省エネ基準の地域区分で言うと、札幌は2地域、函館3地域、
    僕は散々言ってる、2℃の差って、小さいようで、メチャクチャ大きい温度差なんですよ。

    5地域の実家のある栃木県鹿沼市と3地域の秋田と12/19日の夜はマイナス1℃で同じですよ!?
    しかも、4地域の仙台は1℃、5地域の宇都宮も1℃。

    そりゃ、寒冷建築なんて必要ないという人がとても多い栃木県の人達。
    申し訳ないけど、冬の死亡率日本一と言われても、当たり前の結果だと思います。

    地域区分 地域詳細(一部) 熱損失係数 外皮平均熱貫流率 冷房期の平均日射熱取得率
    1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) Q1.6 UA値0.46
    2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) Q1.9 UA値0.46
    3地域  函館・青森・山形・秋田・日光 Q2.4 UA値0.56
    4地域  宮城・福島・栃木県(那須) Q2.4 UA値0.75
    5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) Q2.7 UA値0.87 ηA値3.0
    6地域  千葉・横浜 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.8
    7地域  長崎・鹿児島 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.7
    8地域  沖縄 Q3.7 ηA値3.2

     

    まあこんな感じで、夜は栃木も函館も同じような外気温なのですよ。

    栃木が違うのは、北海道は日中も雪の為、平均して低い温度だけど、栃木なんかは、10℃くらいに日中は上がる。

    寒暖差が激しいとも言える。

    なので、日中の太陽熱をどれだけ取り込んで、逃がさないか?という家づくりが重要なのだ。

    トリプルガラスを使ったら暖かいとか、重要なのはそこではない。

    トリプルガラスは、日射取得率が50%以下。20~40%台だったりする。

    なので、南にまでトリプルガラスを設置しようなんて会社は、正確な知識を得るまで、理解するまで家づくりストップするべきだよね。

    ラファエル設計が採用する日射取得率は70%以上。

    この熱を逃がさないように設計するのです。

    逆に、夏は、熱を入れないように設計するのです。

     

    まあ、この気温を見てしまうと、ハウスメーカーで寒い家を建てる意味が全く共感出来ないんですよね。

    デザイン重視で建てたとして、自分の子どもや孫たちは、室内環境重視かも知れない。

     

    高気密に住むと、ビニールハウスに住んでいるようだと表現する人も、正直終わってる。

    住んでいてビニールが見えるかよ!?(笑)

     

    Q1.0住宅に住む人からは、「快適」という感想以外、ビニールハウスなんて感想は一切ない。

     

    これから家を建てようとしている人、
    家の中でユニクロのフリースとか着るの、もう止めましょうよ。

    2018年10月11日

    ホームインスペクション(住宅診断)を利用しての新築依頼ってどうよ?

    初めに「ホームインスペクション(住宅診断)」ついて」解説します。

    ホームインスペクション(住宅診断)とは?
    住宅に精通した「住宅診断士」をホームインスペクターと呼びます。
    中古住宅を購入の際、このホームインスペクションを行ってからではないと、売買契約出来ない法律が出来ました。

    ラファエル設計も資格を持っています。

    早い話、第三者的な立場&専門家の見地から・・・
    • 住宅の劣化状況
    • 欠陥の有無
    • 改修すべき箇所
    • 改修すべきその時期
    • 改修の費用

    などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を『ホームインスペクション(住宅診断)』と言います。

    住宅の「かかりつけのお医者さん」的な立場と日本ホームインスペクターズ協会は定義しています。
    メリットは?
    ※出典:日本ホームインスペクターズ協会原文

    住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行なうことで、建物のコンディションを把握し、
    安心して取引を行うことができます。
    居住中のご自宅について調べることもあります。
    また、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。
    診断の方法は?
    ※出典:日本ホームインスペクターズ協会原文

    目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。機材を使用する詳細診断もあります。
    米国では、州によって異なりますが、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。日本でも近年、急速に普及しはじめています。
    ホームインスペクションの位置づけ
    ※出典:日本ホームインスペクターズ協会原文

    住宅の診断は、多岐にわたります。雨漏りの根本原因を探ったり、特定の部材の劣化進度を調べたり、「耐震診断」したりすることも含まれるでしょう。ただし、それは消費者(診断の依頼者)が何を目的としているかによって、異なってくるものです。

    当協会が「ホームインスペクション」と呼んでいるのは、消費者が主に中古住宅を売買する前に、主に目視で住宅のコンディションを把握して報告する、という業務です。比較的短時間で、可能な範囲で行う「一次診断」です。これは病院に例えるなら、「健康診断」のレベルといってよいでしょう。

    健康診断を受けた人は、診断結果についてまず、医師からの説明を受けるでしょう。治療を必要とするほどではないものの経過観察が必要、ということもあれば、精密検査が必要だと勧められることもあります。そして、二次診断として精密検査を実施することになった人は、専門的な検査器具を用い、その分野の専門医療を行っている総合病院などで診てもらうことになります。


    ホームインスペクションは、この最初の「一次診断」に相当します。外壁や基礎に不具合の 兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなどを目視で確認し、建物のコンディションを診断依頼者に説明します。また、ホームインスペクションではわからない項目で懸念があるものは、二次診断の可能性を診断依頼者に説明します。

     

    まあ、こんな感じなのですが、新築でいれば、早い話が「欠陥住宅を未然に防ぐ」為に、ホームインスペクションを行うという事ですね。

    真面目にやっている会社からすれば、正直「信用してないの?」って感じですよね。

    色んな考えがあると思いますが、こんな事をしないと信用してもらえないなら、その後も信頼関係は築けないですね。

     

    こんな話を聞きました。

    「ハウスメーカーの住宅展示場を回り、その都度、ホームインスペクションをお願いしたい」と言って回っている方がいるようで・・・

    そもそも、ハウスメーカーは、苦情回避の分野に関しては超一流です。

    今時、昔の様にビー玉転がるような欠陥住宅を造っている会社なんて、ほとんどいませんよ。

    ましてや、ハウスメーカーでそんな事はあり得ないと思います。

    どちらかというと、ほとんどのハウスメーカーや工務店が、別の欠陥住宅を当たり前のように造っています。

    それが「温熱欠陥住宅」です。

     

    昔の家を買うのに、ホームインスペクションを行うのは当たり前の話です。

    ですが、新築をお願いする会社に、付き合いが短いから信用できないのでホームインスペクションを行いたいとか・・・

    そんな考えの人は、マンションにでも住んでくださいという感じですね(笑)

     

    ラファエル設計がもし、契約後にそんな事を言われたら、勿論断る理由もないし、調査されても問題ない家づくりを行っています。

    むしろ、積極的にお客様に現場を見てもらっています。

    なので、そんな事言われたら、私の方が、お客様に対して不信感が出ますよね(笑)

    「え?ラファエル設計に何で依頼しようと思ったの?」って思います。

    ホームインスペクション依頼して、安心できる家づくりをしたいなら、他の会社でもいいじゃないですか?

    ラファエル設計に何をお求めなのですか?という感じです。

     

    基本的に思っている事を、ハッキリ言っちゃいますね!

    今の時代、ネットで色んな情報が手に入ります。

    家づくりに関しての掲示板なんかも沢山存在すると思いますが、共通して言える事は・・・

    素人の話は信じるが、プロの話は疑ってかかる

    というもの。

     

    例えば、ラファエル設計がおススメするものは、現時点で最良だと思う物を、自分で体験して、勉強して、選りすぐったもので設計します。

    それに対して・・・

    他の工務店にそれはどう思うか?


    ホームページ書かれているものに関して、掲示板にどう思うか?と聞いてみたり・・・

     

    どれも、同じ事が言えます。

     

    他の人に聞いて、その人が否定したら、その人を信じるのですか?

    逆に、その人はどれだけの知識がある人なのですかね?

    主観などが入った考察は、時に好みに分かれます。

     

    その人がいいと言えば、信じるのですか?


    その人は、相談者の好みや性格をどれくらい理解して、回答しているのですかね?

     

    ラファエル設計にも相談者が来たり、相談メールが来ますが・・・

    多くは「ネットで調べまくってどれが本当の事言っているのかわからなくなった」

    というもの。

     

    皆さんは、素人同士が集まる掲示板に、何を求めているのでしょうか?

    真実を求めているのですか?

     

    例えば掲示板に、「断熱材は何がいいの?」なんて質問があったとします。

    多分、正解なんて書いてないですし、回答者の根拠のない主観ばかりの話になっているはずです。

    素人の方は、それらを調べまくって、自分の中での多数決によって、良いものを選んでいる「つもり」になっているだけにすぎません。

     

    ここで、「断熱材は何がいいの?」の答えを書くと・・・

    「高断熱住宅を造る上では何でもいい」というのが答えになります。

    多分、ウレタンとグラスウールで迷っている人は、調べると、多数決でウレタンが勝つと思います。

     

    ハッキリ言って、調べる時間が無駄です。

    何だって高断熱住宅は造れるのに、必死に調べるんですから。

    ウレタンが良いと思う人は、ウレタンの欠点を探そうとするでしょう。

    グラスウールが良いと思う人は、同じように欠点を探すでしょう。

    そうなると、施工が大変とかでグラスウールが負けます。

    で、施工者にとって楽な方法で出来る高額なウレタンを、住まい手はプロ側の為にお金を払ってあげているという構図が生まれます。

     

    ホームインスペクションの話に戻りますが・・・

    そもそも、その調査する方が、どれだけのスキルを持っているの?ってのが重要です。

    単純に、一級建築士を大卒2年の実務での初受験で合格した人がいるとします。

    普段の仕事は、図面の手伝いで現場経験はほぼ無し。

    講習会受けて、ホームインスペクションを初めて行うという人が、適切な調査が出来るでしょうか?

     

    省エネ計算を一度も行った事が無いインスペクターの人が、温熱に関する欠陥を見つける事が出来るでしょうか?

     

    ホームインスペクションって、名前はカッコイイから、さぞ凄い事やってくれそうですが、基本は目視検査の初期診断的な感じですからね。

     

    ホームインスペクションを依頼するなら、しっかり最後まで設計監理をしてくれる建築士が存在する家づくりを行うべきです。

    言い方悪いですが。設計監理費をケチると、素人は限界を感じます。

    で、ネットとかで情報を得ようとします。

    で、専門家の建築士とかが、現場などを見てもいないのに、発言する。

     

    ラファエル設計が行ってきた家づくりでは、必ずお客様が「安心」という事を言ってくださいますし、最後に、「監理をお願いして良かった」と言ってくださっています。

     

    という事で、考えは色々あるかもしれませんが、設計監理はお金がかかるからやらず、ホームインスペクションで済ませるという考え自体、僕からしたらめちゃくちゃだと思いますけどね。

     

    正直、家づくりは、全てが完璧にはいきません。

    間違いだってありますし、完璧な建材などもありません。

     

    ただ言える事は、自然素材を希望されるのに、ひび割れを少しも許容しないとか、木を使いたいのに、シルバーグレイになるのが嫌だとか・・・

    そういった人は、ラファエル設計との家づくりは合わないと思いますし、自然素材での家づくりは止めた方がいいです。

     

    メンテナンスに優れた外壁は?という質問をよく受けますが、基本的には「板張り」だと思っています。

    ダメになったらそこの板だけ交換すればいいのですからね。

    でもね、メンテンナンス結構重要とかいうのに、板張りは嫌いとかね・・・(笑)

    そしたら、その人にマッチしたメンテナンスに優れた外壁は、シールをしないサイディングしかなくなるわけですよ(笑)

    でも、サイディングは好きじゃないとか・・・

    そうなると、何も存在しませんよそんなのは(笑)

     

    自然素材というのは、ひび割れたり、膨張したり、伸縮したり、色が変化するのが「自然」な「素材」なわけです。

     

    こういった事をホームインスペクションでは考えないですからね?(笑)

     

    まあ、とにかく・・・

    新築住宅でホームインスペクションやりたいとかいうなら、他でお願いします!と笑顔で言うと思います(笑)

    2018年09月23日

    東大の前先生にお呼ばれした結果

    何と・・・

    日本を代表する温熱部門の・・・

    恐らく日本一の温熱環境のスペシャリスト・・・

    東京大学の「前真之准教授」が、ラファエル設計の、とあるブログを読んでくださり、話を聞かせて欲しいとの事で、メールをいただきました。

    初め、宇都宮までいらっしゃるというのですが、おそれ多すぎて、僕から伺う事にしました(笑)

    建築知識ビルダーズという雑誌編集長も話を聞きたいとの事で、ご一緒した次第です。

    東大なんて、僕には程遠い所なのにも関わらず、しかも行く目的が前先生という大御所(;´∀`)

     

    ちょっと前先生をご紹介。

    去年、アジアカンファレンスが東大で行われ、日本では3人の方々が登壇されたのですが、その内のおひとりです。

     

     

    前 真之 准教授(パッシブハウスジャパンHPより転記)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 准教授
    専門分野:建築環境工学
    研究テーマ:住宅のエネルギー消費全般
    特に省エネ基準における給湯・コジェネ設備の実態に即した1次エネ評価手法の開発に関わる。現在は、省エネで快適性の高い住宅に向けた要素技術と設計手法の開発に取り組んでいる。
    1998年03月  東京大学工学部建築学科卒業
    2000年03月  東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了
    2003年03月  東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了
    2003年04月  日本学術振興会特別研究員として建築研究所に勤務
    2004年04月  独立行政法人建築研究所 研究員
    2004年10月  東京大学大学院 東京電力寄付講座 客員助教授
    委員会等:
    国土交通省 建築物省エネ法・社会資本整備審議会小委員会 委員
    国土交通省 社会資本整備審議会建築分科会 委員
    建築環境・省エネルギー機構 設備込評価WG 給湯コジェネSWG 主査    他多数
    所属学会:日本建築学会、空気調和・衛生工学会、日本太陽エネルギー学会
    出版物
    僕も持っています。

    ラファエル設計が愛用している「ホームズ君」の室温シミュレーションは、この前先生の研究データなどが採用されています。
    開発者の立場の方ですね。

     

    前先生の待つ工学部1号館へ!

     

     

    前先生は「ホームズ君」の使い勝手とかを聞きたいのかと思っていたのですが、流れ的に、前先生に温熱シミュレーションのプレゼンをやっているような状態に(笑)

    正直、すげーーーーー緊張しましたぞ!!

    普段、講習会で話聞く立場ですからね
    (;´∀`)

     

    話の流れ的に、前先生は実務で設計の仕事をしている訳ではないので、実務でどういった感じでホームズ君を使いこなしているのかという話をご要望されました。

    開発者にプレゼンしている状態です(笑)

     

    ホームズ君の改善点を含めて、『自然温度差』という所に注目して設計しているというお話もさせていただきました。

     

    初めに前先生から

    「UA値やQ値をどう思いますか?」

    という質問をされました。

    僕は「結果論だと思っています」

    と答えました。

    理由として、「室温」「自然温度差」というポイントを重要視する事で、UAやQ値なんて、正直どうでもいいというか、『自然温度差が大きい=本物の高断熱』となりますので、UAやQ値の数値なんて、省エネ法などの申請に必要な数値でしかないんですよね。

    一応、住宅性能の評価の1つのポイントとして目安でもあり、ブログとかでも表記していますが。

     

    ↓窓の配置を見極めて、5℃くらい室温を上げた話などをしています。
    建築知識ビルダーズの編集長&前研究室の大学院生も、論文の参考の為に参加していたので、あまり難しい専門用語は使わないように話しました。

     

    大学院生からの質疑に2つ答えています。

     


    最後、前先生から写真撮りましょう!と言っていただき、しかも真ん中でという・・・(笑)

    恐縮過ぎました(;´∀`)

    工学部1号館の前で♪

    この写真をFacebookで見た住宅設計の巨匠である伊礼智さんが

    「まるで神長さんが教授に見える?!笑」

    と(笑)

    ポケットに手を入れているように見えますが、手は後ろです。

    見事に背の順見たくなりましたね(笑)

     


    以下、前先生が投稿してくださった内容です。
    本日、宇都宮でご活躍のラファエル設計 神長様にお越しいただいて、パッシブ設計の実際を丁寧に教えていただくとともに、いくつもの検証事例をみせていただきました。

    断熱のUA値が同じでも、壁が弱いまま窓だけトリプルにして無理に数字をつくっても、3重ガラスは日射取得量が減るので自然室温は低いまま、というのはとても印象的でした。

    同じUA値でも壁をしっかり作って窓はペアで日射取得を増やした方が、自然室温ははるかに高くなります。開口部は断熱性だけでなく日射取得のバランスも重要だと再認識した次第です。

    動的室温計算を膨大にこなされている中で、こうした自然室温に敏感になられていると感じました。

    神長様は複数のソフトを駆使して、プランと構造・環境、全ての要素を自分の手の内で組み上げていけるというのは、すごい強みだと思います。外注ばかりしていては自分の手の内にある得物が少なくなり、設計の自由度やコスト削減の余地もなくなってしまう気がします。

    知恵を駆使し効果を可視化し一つ一つ地道に確認しながらベストな設計に近づけていく、神長様のような設計者が地域地域でご活躍されていくこと、心より期待します!

     


     

    非常に温かいお言葉・・・嬉しいです!

    プレゼン中も、非常に共感していただける部分があり、前先生が目指しているものと、ラファエル設計が目指している住宅設計のプロセスは、同じ方向を向いている、向けているように感じました。

    僕がホームズ君に、今は機能として無いけど必要と感じでいる部分を話させていただいたのですが、それも含めて、どんどん良いソフトに進化していく予感がしっかりと感じ取れました。

    次の機会の話もしていただけましたので、僕自身、もっともっとレベルアップしなくちゃな!と思いましたよね。

     

    9:30~12時まで、かなり濃密な勉強会でしたので、その後は院生と編集長と、東大の学食でランチ!

    地下にあるのですが、普通に探せない(笑)

    その写真を撮るの忘れました・・・。

    空中渡り廊下を渡って、下が学食です。
    写真は学食の右半分で左半分も写真外にあります。

     

    おススメは?と院生に聞くと「赤門ラーメン」との事なので、食べて見ました!

    気管支炎で喉が痛かったので、辛さもあり少し残してしまいました(;´∀`)

     

     

    最後に、少し話題?になったブログを紹介して終わります。

    下記ブログは、こういった温熱ソフトなどを、UA値、Q値を出す為だけに使用するにはどのソフトがいいのか?と悩まれている方々が非常に多いので、書いたものです。
    ソフトというのは、それぞれ、自身が持つポテンシャルをそれぞれ秘めています。

    それを引き出し、最大限発揮してやるのが『設計』という仕事の1つだと思っています。


    ↓はアジアカンファレンスの記事

     

    2018年09月21日

    質はそのままにローコスト住宅

    質はそのままにローコスト住宅。アホな話だ。

     

    皆さん、↑のような広告がYahoo!とか見ていると広告表示されませんかね?

    坪20~40万台の家づくりとか、ラファエル設計ではありえないです。

    安すぎます。

    この価格は、本体工事に含むべき金額を付帯工事に沢山入れてるからなのか・・・

    『質はそのままにローコスト』

    ってさ、職人さんたち叩くか、もともと高い家との比較じゃないと、命の基本仕様の担保は無理じゃない?

    職人さんたちへの金額を叩くなんて有り得ないので、性能担保して坪20万とか40万で出来るなら見習いたいです。

    住宅設備とか施主支給なのだろうか・・・

    施主も手伝わされるのだろうか・・・

     

    皆さん、「質」って何ですかね?

    「質はそのままに」って。

    商品価格が安くなるなら話は別ですが・・・

    「安くなる」って事は、何処かで『減額』という事が起きている。

     

    前にも坪単価の話とか坪単価のカラクリは話していますが、坪いくら?ってのは、いくらでも金額操作できちゃうんですよ。

    これによって騙されます。

     

    皆さん、よく考えてください。

     

    例えばね?

     

    単純計算でローン手数料とか登記代とか、火災保険とか、そういった話は抜きにして、分かりやすく話します。

     

    1000万の家。

    職人さんたちの手間が全部で400万だとします。

    そうすると、1400万の家になりますよ?

     

    1000万の家の質を変えないという事は、家の金額は、使っている建材のグレードを下げるか、同等でも安いものを使うしかなくなりますよね?

    例えば、外壁のグレードを下げようと、一番安いものにしたとします。

    質はそのままにっていうのですから、例えばケイミューの外壁なら上から2番目のグレードの「親水セラ」の中で、安いものという考えになる。


    一番高い「光セラ」と二番目の「親水セラ」では金額にしたら1000円/㎡くらいだったりする。

    仮に外壁面積が200㎡だとして

    1000円の違いなら20万くらいの差になる。

    親水セラ同士なら違っても数百円。

    500円の違いなら10万円だ。

     

    これくらいではローコストにはならない。

    他も色々と各項目で10万円減額を10項目積上げたら100万円です。

    つまり、仕様変更では、ある程度大きい面積の家であれば、100万円~200万円程度にしかならない。

    30坪とかの家ではここまでの減額はなかなかならないだろう。

     

    そうすると、今度は命の基本仕様である断熱材を貧弱にする為に手をだす。

    会社によっては、こっちの方を先に手を出すかもしれない。

     

    後は、住宅設備を安いものにするという考えもある。

     

    一番最悪なのは、職人さんたちへの報酬を叩いてカットする方法。

    これはマジでありえない。

     

    そもそも、坪20万なんかで、まともな家が建つはずがない。

    20坪なら400万ですよ?

    40坪でも800万ですよ?

     

    断熱材がしっかり入っていて、断熱性の高い窓が入っているはずがない。

     

    ↓は以前、坪単価について書いた内容です。

     

     

    2018年09月12日

    エコテクノルーフ「鎌田モデル」検証の為、横浜へ!

    初めに解説しますと、「エコテクノルーフ」とは、タニタハウジングウェアが開発した太陽光一体型の屋根。

    タニタ食堂でも有名なタニタさんです。

    タニタさんは、屋根とか雨樋のメーカーでもあるので、雨漏れ対策に関しては天下一品な感じ。

    そんな商品を施工する「資格」を得る為、これからラファエル設計のQ1.0住宅を建ててくれる勉強熱心な大工さんと、ID研修というものを受講してきました。

    ↓模擬屋根に、実際に施工していくというものです。

     

    工場内でしたが暑くて暑くて、汗だく(笑)

    そして完成!

     

    2日目は「電気」の講習でした。

    これからの太陽光の考え方なども含めて学びました。

     

    まあ、そんな中、ラファエル設計がやろうとしているのが、エコテクノルーフ「鎌田モデル」。

    鎌田とは、所属する新住居のボスである鎌田先生の事で、鎌田先生が考えた、素晴らしいシステムなのです。

    ざっくり話すると、冬は太陽光の「発電」だけではなく、「集熱」もさせて、太陽熱で暖房するというOMソーラーのような発想なのですが、基本的に違う所は、室内の暖めた空気を外に換気によって捨てないという考え。

    床暖房的な感じになるのも素晴らしいですよね。

    床下に、「蓄熱」させるのですが、この蓄熱はラファエル設計オリジナルとなりますが・・・

    「大谷石」を使っちゃうわけですよ!
    (/ω\)

     

    夏は、冷房1台で全館空調するという考え。

     

    そんなシステムが去年だったか?新住協内で発表されたわけですが、

    それを施工した日本第一号である、横浜の小泉木材さんへ!
    初めて行きましたが、バス降りて振り向いた瞬間、嗚呼あそこだろって感じでした(笑)

     

    設置後の感想、体感含めて、学ばせていただきに、横浜まで行ったという事です。

     

    現在、第二号は北海道の岩見沢、第三号が忘れた(笑)

    ラファエル設計が実際に行う次のQ1.0住宅が、第4号目となります!

    しかしながら、小泉社長は、新住協の東京支部所属ですが、家づくりに対する意識が高い!!

     

    新住協に加入する理由として・・・

    • 本気でQ1.0住宅を目指す人
    • QPEX(省エネ計算ソフト)をGETする為
    • 単に勉強出来ると考える人

    こんな感じで分類されます。

    なので、勉強会に一度も参加されない会社さんもいらっしゃるのが事実でもあります。

     

    本当は、研修会とかで見学するレベルなのですが、私1人とタニタの担当者の方を相手に時間を取ってくださり、本当に感謝でした。

     

    もうね、このシステムで行く以外は考えられないと思いましたよね。

    全国的に実績がないという事は関係ない。

    正しい知識と技術があれば、新しいモンスターアイテムも、扱えるという事を学んだ気がしました。

     

    まあ、こんな感じなので、依頼者側と設計側との「信頼関係」というものがなければダメですよね。

     

    今や、ブランド会社・大きい会社が絶対的な信頼があるのかと言えば、家づくりに限ってはそうではない。


    ラファエル設計のQ1.0住宅を建ててくれる職人さんは、誰でもいいというわけではない。

    しっかりと、設計の意図を理解して、「住まい手の為」に家づくりは行われなければならない。

     

    新しいものには、遠方だろうが、しっかりと自分の目で確かめて、身体で感じて、良いと思えば採用する。

    良いというのは、住まい手にとっての話です。

     

    ちょっと話変わりますが、「全館空調」って、トイレとか納戸とかウォークインクローゼットとかまで、全ての部屋に吹き出し口があるのが全館空調だと思いますか?

    違いますよ。

    前回導入したパッシブエアコンは、居室に吹き出し口があり、トイレとかにはありません。

    それでも、全室、設定温度以下になっていました。

    これが、「外皮性能」「断熱性能」を上げるという結果です。

    全室に吹き出し口があるって事は、そうしないと冬は寒いし、夏は暑いって事です。

     

    まさにエアコンに頼りまくる家って事です。

     

    鎌田モデルは本当にルームエアコン1台で全室冷暖房するシステムです。

    ここではそのシステムを詳しく説明する事はないですが、気になった方は相談に来てください。

     

    2018年08月31日

    ラファエル設計が住宅設計で使うソフトは全部で10種類!

    昨日、【構造塾 特別編】に参加。
    『木造の耐震補強の基礎と実践』で最後は特別サービス的なセミナーも聴くことが出来ました!二次会は家づくりのマニアック軍団の人達の集まり!
    構造的な考えで、最近生まれた疑問も佐藤先生にいくつか質問する事が出来たので、解決されました!

    そんな中、数名の方々から・・・

    どのようなソフトを使っているのか?

    どのような使い方をしているのか?

    そんな質問があり、お話させていただきましたが再度、ラファエル設計の使い方をお話したいと思います。

     

    • 家を設計する際に、使っているソフトは全部で9種類です。


    見積もりソフトを入れると全部で10種類ですね(笑)

    ソフト代を合計すると、約440万円くらいの設備です(笑)

    セット価格などで安くなっている部分もあります。

    それぞれ単体で揃えるともっと高額になります。

    では、使う順序的な形でご説明致します。

    ①ebifit
    性能数値シミュレーションコスト試算表で、目指すQ値、UA値でどれくらいの予算が必要になるのかを算出してくれるソフトです。
    どちらかというとこのソフトは、住まい手側の要望をこれだけ入れると、こんだけの金額になるよ!という提案の仕方というか、目安の表示になりますかね。
    下記は、まだキチンと設定していないデータですが、窓が取付不可となっています(笑)
    ラファエル設計も、自社での建築棟数が増えてくれば、結構ニアリーなデータになると思っています。
    必要な費用の入力が結構細かく必要なので、自社のデータを蓄積していくと、かなり使えるソフトだと思います。
    そのようなソフトがなくても、坪いくら必要ってデータが自社管理出来る場合は、必要ないかもしれませんが、あくまでも建築初期の費用算出の面で、使えると思います。
    正直・・・
    弊社はまだ使いこなしていません(;´∀`)
    ②マイホームデザイナーpro9EX
    これは、間取りや外観パースを簡単に作成でき、お客様もとてもイメージしやすいので、実施設計まではこのソフトがメインです。
    下記は増築部分の建て替えですが、間取りも楽に変形でしますし、「間取り」をお客様の前でサクサク作れるので、その日の打合せで色々変更とか出来ます。
    間取りを少し立体的に見せる事も出来るので、「平面図(間取り図)」を見ても、立体的にイメージ出来ない方にも同じようなイメージの共有意識を持つことが出来ます。
    外観パースも一瞬で出来ます。
    下記は、総ヒノキで依頼された時のもので、既存の住宅は黒い瓦屋根に白い外壁なので、一体感を持たせなくてよいかどうかと言うイメージも共有しやすいです。


    ちょっと物件を変えますが・・・
    同じく内観パースも外観パースも一瞬で出来ますので、LINEなどを使って、お客様に送れば、紙に出力するよりも手軽でキレイに表現出来ますし、お客様が時間ある時にちょくちょくその画像を見ていただけるので、変更が必要かどうかもイメージしやすいと思うのですよね。

    下記はLINEで送る時の画像です。
    下記は外観パース下記は実際の竣工写真。そんなに変わらないですよね?(笑)
    影の当たり方も、大体合っていますよね?

    あと、朝6時にキッチンに立った時に「朝日を浴びたい」というお客様の要望にも、シミュレーションで確認する事が出来ます。↓でキッチンとか壁に朝日が射しこんでいるのが分かりますかね?
    ちなみにこれらは、春夏秋冬確認できます。
    単に内観パースや外観パースを使うだけでなく、こういった日照シミュレーションも出来るのもありがたいですね。
    ③ホームズ君(省エネ)
    省エネ住宅の基本は、UA値を低くするために目指すものではありません。
    冬は、窓からの日射をどれだけ取り込んで、逃がさないという設計が出来るかが、省エネ住宅を造るポイントになって来ます。
    その為に使用するソフトがホームズ君です。
    皆さん、省エネのソフトは、UA値やQ値を出す為のソフトとしての認識が高いようですが、それは違います。
    UA値やQ値なんて、結果論でしかありません。
    それぞれ、ラファエル設計が使用するソフトにはそれぞれ役割があるのですよね。
    ホームズ君を使うと、窓の設計が容易になります。
    間取りが決まる前に、方位から、どの辺に窓が欲しいのかを把握する為に、まず、使うのがホームズ君です。

    下記は、夏の時期に北側に日射があるのかをまず把握するシミュレーションです。
    それにより、7:00~10:00の間だけ、北側に直射日光が当たる事が把握できます。
    下図は、隣地の建物からの影の影響がどれくらいあるのかを把握する事が出来ます。
    このようなお宅は、南側よりも北側・西側の方が環境としては良くなります。
    それによって、デザインや間取りの配置も、この家独自の発想となります。
    こういった事を、設計者である自分自身が理解して設計しないと、ダメだと思うのですよね。
    下図は、東側の窓をどの位置に設け、どれくらいの大きさがベストなのかをシミュレーションしている感じです。
    僅かに空いている家と家の隙間から、ピンポイントで窓を設けたい時に、的確な設計が出来ます。
    下図は、山奥のこれから建てるQ1.0住宅で、太陽光を載せるので、山の影にならないか、実際に朝から現地にいって2時間くらい影の調査をし、山の高さなどを家で見立てて作成したシミュレーションです。
    隣の家に当たる光も参考にしながら、9:00では1階に陽が入らない事も分かったし、太陽光は発電してくれるという事が分かりました。
    10:00になると、影の位置も大体合っているので、これで住まい手の方も、山の影に怯えないで済むという感じです(笑)


    間取りが大体決まったら、窓の位置や大きさも適切かをお客様にも見て見らう為に、使うソフトでもあります。
    窓からの日射がしっかりとれているか、日射による1日の熱量を自分で把握します。
    この時、室内の明るさも照明OFFでどれくらいあるかをお客様にも見て見らいます。
    団らん時にリビングは問題ないかなど・・・。


    窓の位置、大きさ・種類が適切に設計できると、真冬の寒い時でも無暖房でも20℃くらいの室温になる設計が出来ます。下図は宇都宮市です。
    小山市ですと、マイナス8.2℃になるので、2℃くらい下がりますね。
    ちなみにこれで、
    Q値1.19
    UA値0.32
    です。
    窓はあえて樹脂窓使ってます。
    ホームズ君の素晴らしい所は、UA値とQ値がリアルタイムで表示される所です。
    部分リフォームにも対応しています。
    下記Q*(キュースター)もリアルタイム表示が素晴らしい。

    そして、中間期以外で冷暖房を24時間つけっぱでも、2万円以下で抑える事を目標としていますので、それをお客様にも見てもらいます。

    これらのプロセスを踏んで、お客様には自信をもって、提案します。
    これ以外の設計はないという所まで、自分自身であらゆる可能性を潰していきます。

    冷暖房費や室温変動シミュレーションによって、そこまでお金を掛けなくても快適だろうという範囲を模索します。

    こんな感じになれば、UA値もQ値も、まったく気にしていません(笑)

    窓も木製サッシを使えばもっともっと室温も光熱費もよくなるのですが、今の時代は、まだまだ高額で、誰もが使えるわけではないので、お客様の予算内で最高の提案が出来るのか、ある程度判断出来るようになりますよね。
    さすがに坪単価50万とかの方で、ここまでの性能は出せないと思いますが・・・(;´∀`)
    ④QPEX
    これは、僕が所属している新住協で、開発などをしているソフトになります。
    これも、部類としては、ホームズ君同様、省エネ計算ソフトになります。
    燃費と言う事で、電気や灯油の消費量が計算できます。

    ホームズ君と違う所は専門的な所で多々あるのですが、こちらは室温が分かりません。
    しかし、「自然温度差」というのはQPEXでしか出せません。
    QPEXを使う一番の理由は、「エネルギー消費」をしっかり考えられるからですね。
    まあ、ホームズ君の方で、冷暖房費が少なくなれば、QPEXでやってもエネルギー削減にはなりますが、何パーセントくらいという数値では分からないので、そこはQPEXに軍配が上がる。

    施主様向けプレゼンシートは下記な感じです。
    下記は、新住協のマスター会員登録申請した物件のデータです。
    Q値、UA値、断熱材の大まかな仕様、自然温度差、冷暖房負荷、Q1.0住宅のレベル判定、燃費が分かります。

    下図は上記プレゼンシートの部分拡大したものです。
    UA値は0.36ですが、Q値が良い為、次世代省エネ基準の約85%OFFの暖房エネルギーで済んでいます。

    実はこのQPEX、どちらかというと、実務者向けな感じがしています。
    つまり、実務者が使う事によって、「省エネ住宅とはどんな事に留意するのか?」という事が分かります。

    ホームズ君と併せて使う事により、計算間違いなども発見できる所がメリットでもあります。

    あと、QPEXの場合、色んな窓メーカーのU値が「計算値」として実際のU値がボタン一つで自動算出できる所が魅力です。
    下記はQPEXで最も面倒な、窓のサイズや庇と窓の高さの入力です。
    設計者として自分の設計している家の性能を理解しなくてはいけないものがQPEXでは分かる。
    それが下記です。
    青線は、暖房の働きを助ける為の力量みたいなものです。
    特に日射取得熱が貧弱ですと、暖房がかなり頑張らないと、ダメと言う家という事です。
    まず、QA(総熱損失係数)が重要である。
    これは、1℃に必要な熱量を示します。

    QAが分かると、↓の様な問題が解けるようになります。

    QAについて詳しくは↓を参照してください。
    このような感じで、ホームズ君も、QPEXも、何か実際の物件がある時に使うのではなく、「ゲーム感覚」というか、「遊び感覚」で使うと、とても楽しく使えると思いますよ。
    QPEXも、どんな窓を使うと、燃費はどう変わるのかなど、あくまでも『設計』という視点で使用するソフトだという事です。
    UA値やQ値を知る為に使うソフトではありません。
    ⑤エネルギーパス
    私はエネルギーエージェントとして登録されています。
    通称エネパスは、世界基準の「ものさし」で家の燃費を表示できます。
    最近、ホームズ君と連携出来るようになったので、入力が楽になりました。
    設定で、35年間などの太陽光搭載と非搭載の場合の光熱費のシミュレーションが出来ます。

    しかしながら、実際の住まい方を入力しての光熱費シミュレーションなので、実際よりも大きく出過ぎています。
    でも、これが「ものさし」というもので、この家はこれだけの「燃費」という基準となるのです。
    ものさしというのは、住まい方や誰かの主観で変わったら、基準がブレブレですよね(笑)

    車で言えば、ドリフトしながら運転しているような人と、そうでない人では、同じ車に乗っても燃費は全く変わりますし、毎日高速道路を運転する人と、近場での通勤メインの人では、後者の方が燃費は悪くなります。
    しかし、燃費は悪いけど、距離を乗らないから1か月に給油する回数は少ないはずです。

    下記はQ1.0住宅レベル3の家です。
    エネパスでの資料の一部ですが、省エネ基準の家と比べて、圧倒的に少ない半分以下のエネルギーでOKなのは変わりありませんね。

    エネパスでやるとQ値が0.65とよくなりすぎるな~。
    ⑥ホームズ君(構造計算)
    省エネの次は、一番難易度が高いというか、詳細な計算方法になる「許容応力度計算」を行います。
    それにより、耐震等級3かどうかの確認をします。
    ⑦wallstat(ウォールスタット)
    木造軸組構法住宅を対象とする倒壊の解析をするソフトウェアです。
    下図は耐震等級3の住宅です。


    大地震(熊本地震)を発生させてみます。
    この角度では下図で赤矢印の部分が壊れていますが、耐震等級3の為、全壊もしませんし半壊もしません。
    それが、構造計算をせず、てきとうな設計をすると・・・
    ↓倒壊(全壊)します。
    こういったシミュレーションが出来るのって、すごい事ですよね。
    ⑧ARCHITREND ZERO
    これは、人を1人雇いたくなった時に導入すべき、車が1台買えるくらいの値段のソフトです。
    平面詳細図や矩計図などを、「自動で!」やってくれます。
    当然、自動の結果になるように、詳細な入力が必要なわけですが、これが面倒・出来ないって会社は、導入するだけお金の無駄になります。
    こういった図面が一瞬で出来るので、今まで10日かけて造っていた図面は3日で終わるくらいに、劇的な人工削減となりました。
    ⑨DRA-CAD
    基本的にこのDRA-CADは、図面を線一本一本描いていくためのソフトです。
    就職してから使っているので、約14年使い続けているソフトです。
    このCADの凄い所は、文字の一括変換と、手足の様に操作できるような所です。
    例えば図面100枚あったとして、図面名称が変ったとします。
    これが一瞬で行えますし、数字の自動計算などもしてくれます。

    キーボードに、色んなコマンドを設定できるので、とにかく、画面を見たまま、手で描いているような感じで図面が描けます。
    といっても、手で描くより断然早いのは当たり前の事実ですけどね(笑)

    このDRA-CADは、「仕上」として使用しています。
    図面の着色だったり、部分詳細図をより細かく描いたりと、
    ようは、現場に見易いように、また、伝えやすいように仕上げる為に、使用する感じですね。

    ↓特に展開図でDRA-CADが必要です。
    壁など、テクスチャが貼れるので、お客様でも分かりやすいですよね。
    ⑩見積もりソフト(あっと簡単見積もり)
    これは、ホームズ君シリーズの、見積もりソフトです。
    特に多くを語る必要がないくらい「便利」って事です(笑)

     

    • まとめ

     

    はい、こんな感じです。

    家一軒設計するのに、色んな事やってます(笑)

    でも、これらはラファエル設計にとっては普通です。

     

    基本的に、家の設計って、お客様にとっては「計画段階」が最も重要であり、

    「実施設計」になったら、現場側にとって重要な図面でもあります。

    細かい部分だけがお客様にとって重要な所ですよね。

     

    1つのソフトで全部が出来ればそれはそれで楽なのですが・・・

    それは不可能に近い。(笑)

     

    それぞれ、ソフト製作者がどのような使い方をして欲しいか、その思いが強いソフトメーカーほど、アップデートを重ねて、魅力的なものになっていく。

    特に省エネソフトに関して言えば、単純な外皮を求めるだけならエクセルでの計算式でも出来る話だ(笑)

    設計者としての役目は、全く持ってそれではない。

     

    ソフトを使わなければ、手計算でなんてやってられない(笑)

    改めていうけど、「省エネ計算」=「外皮計算」ではないですからね。

    「省エネ」というのは一次エネルギーの入力をして「燃費」というものが出てくるが、今の国のプログラムは、どれだけ省エネ設計をしても、家の面積がデカければ年間30万とか40万とかになる(笑)

    かなりいい加減ですよね(笑)

     

    吹抜けでつながっていれば、主要な居室がかなり大きな面積になってしまい、それにともなって、エネルギー使用量も大きくなる感じ。

    ここは、もっと現実に近付けたロジックにしてもらいたいな~

     

    次は、あくまでも僕が調査した内容での話になるが・・・

    • 事例1 UA0.36 Q1.34(Q1.0住宅ではない付加断熱)

    夫婦2人
    子ども1人(小学生)
    の3人家族で・・・

    パパは夜帰宅
    ママは基本在宅

    子どもは夕方前に帰宅

    という生活スタイルで、空気清浄機を使わない&冬に加湿器を使わない場合で、中間期の月の電気代は大体8,000円台。

    1年間だと96,000円となる。

    これに冷暖房費が加われば、その家庭の年間電気代になるわけだ。

    1月、2月の電気代が15,000円くらいの家庭は1年間の合計は約14万前後となるはず。

    そうすると、年間の冷暖房費は約4万円前後ということだ。

     

    • 事例2 UA0.46 Q1.75(Q1.0住宅ではない付加断熱)

    夫婦2人
    子ども2人(幼稚園以下)
    の4人家族で・・・

    パパは夜帰宅
    ママはたまに在宅でほぼパート
    子どもは夕方まで保育園
    という生活スタイルで、空気清浄機を使わない&冬に加湿器を使う場合で、中間期の月の電気代は大体6,000円台。

    1年間だと72,000円となる。

    1月、2月の電気代が15,000円くらいの家庭は1年間の合計は約12~15万前後となるはず。

    やはりQ値が1.7でUA値が0.5に近いと、住まい方で冷暖房費が大きく幅が出てくる。

    ホームズ君では間歇運転で冷暖房費7.8万円と出る。

    実際に1年住んだデータでは、エアコンを我慢はせず、5.8万円くらいで納まっているようだ。
    つまり、年間の電気代は13万円で済んでいる。

     

    • 冷暖房費シミュレーションについて

    ホームズ君やQPEXではここの部分が算出できる。

    4万円くらいかかる家は、冬の暖房エネルギーが多いので、Ua値がheat20のG2グレードを超えていても、
    Q1.0住宅のエネルギー削減率には至らない。

     

    実際に、1年間住んだ家の電気代と、ホームズ君での冷暖房費も併せたシミュレーションをした結果、一番近いお宅は117円の差だった。

    つまり、UA値よりも、Q値が低い程、Q値を参考にした方が、ホームズ君の冷暖房費シミュレーションは結構精度が高いと思われる。


    事例2のケースでは、実際と2万円もの差が出ているが、シミュレーションよりも高くはなっていない。

     

    現在は、Q1.0住宅以外造るつもりはない。

     

    こんな感じで、何となく自分の中でのデータがあると、ホームズ君だけで、省エネに関する大体の予想は付けられるようになる。

    もっと言えば、方位の角度によって、窓に何時間くらい日射があるかな~って感じで、無暖房での室温も予想がつくようになる。

     

    ただ、エネルギーパスに関しては、「世界のものさし」なので、誰かの主観とかで決まる訳ではないのですよね。

    まあ、お客様にとって「シミュレーション」という話から言えば、実際に掛かる光熱費と近い方が嬉しいと思います(笑)

     

    ソフトは、使いこなしてこそ、使う意味があると思っています。

    そういった意味では、構造計算系の部分は、まだ勉強が必要だけど、今年はすべてマスターできるように頑張りたいと思っています。

    使い過ぎじゃないの?って思うかもしれませんが、使用割合(長い期間使う)で大きいのは・・・

    • マイホームデザイナーpro9EX
    • ホームズ君(省エネ)
    • DRA-CAD

    って感じですね。


    他は使っても1~3日間くらいです。

    しかしながら、素晴らしい活躍をしてくれています。

     

    どのソフトを使うのか?という考えに関しては、どう考えてもホームズ君は外せないソフトである事は間違いないと思っています。

    何より、ソフト開発に携わる方々の意識の高さと、サポートが素晴らしい。


    ARCHITREND ZEROは福井コンピュータですが、営業の方々もとても良い方ばかりですし、サポートの人達もこれまた素晴らしい!

    なので、両者とも、「保守サービス」に加入しないと、操作がわからず、段々手つかずになり、ソフト買って終わりのパターンとなるだろう(笑)

    とにかく、しつこいようだが、ソフトは楽しく使い続けながらじゃないと、覚えられないし、忘れてしまうものです。

    ホームズ君なんて特にそうですが、やり込んでいくと、「ああ~ここでこういった操作が出来るといいのにな~」ってのが出てくる(笑)

    そういった実務レベルでの要求が増えてくると、そのソフトも使いやすさが増していくのだと思う。

    2018年08月24日

    何処よりも為になる断熱材選び。住宅の断熱材にグラスウールは絶対使ってはいけない?

    住宅の断熱材にグラスウールは絶対使ってはいけない?

    アホか!

     

    そんな事言ってる人は知識無さ過ぎです。

    プロの人も含めて、「断熱材は何がいいの?」と言う人が沢山いますので、改めて解説します。

    いきなり答えを言うと、
    ラファエル設計は、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーが良いと思っています。


    • 断熱材は何がいいの?

     

    まず、「断熱材選定」というものに対して、ネットで調べようとすると、正確な答えを述べているものは、まず見られません。

    「断熱材の選び方」なんて書いてあるサイトでも、特に答えは言ってない。

    大体、以下のような事は、どこのサイトにも書いてある。

    • 断熱材の種類
    • 断熱材の熱伝導率
    • 断熱材の熱抵抗
    • 各種断熱材のメリット・デメリット
    • 断熱工法(充填断熱、外張り断熱)
    • 断熱材の費用対効果

    まあこんな感じの事は書いてありますよね。

    それらのサイトで共通していえる酷い所は・・・
    「賢く断熱材を選べるといいですね!」
    とか
    「断熱材は業者としっかり打ち合わせして選ぶ」
    なんて書いてある(笑)

    誰がそのナビしてくれるんだよ!って感じですよね(笑)

    全ての業者が断熱材について詳しいとは思えないです(笑)

    では、各サイトで調べた時に、自身が迷わないようにする為のポイントを解説していきましょうかね。

     

    • 断熱材の種類について

    断熱材は、〇〇系という感じで分類されます。

    発泡プラスチック系
    ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンなど
    繊維系
    グラスウールやセルロースファイバー、ロックウール
    自然素材系
    羊毛など

    これらについて、施工上のメリット・デメリットをいくら調べても、住まい手に取っては、全く関係ありません。


    大体、ウレタンがグラスウールより優れているような内容のサイトが多い感じしますが・・・

    ウレタン系を推すようなサイトは、グラスウールのデメリットとして、
    「施工性の悪さ・難しさ」
    を上げています。

    よく考えてみてくださいね?

    施工性の悪さ・難しさはデメリットかもしれませんが、新住協の会員さんたちのような人達は、しっかりとグラスウールでも施工しているのですよ。

    つまり、キチンとした知識と施工技術がある場合、批判されるような程のデメリットではなくなるのですよ。

     

    そうなれば、別に施工上の問題から、グラスウールが選択肢から外れるとか、グラスウールよりウレタンの方がいいとか、そういった話は無駄になります。

    グラスウールをしっかりと施工できない方々が多いから、こういった議論が生まれる要因でもあります。

    ラファエル設計の場合、安価ですむグラスウールを基本的に選択します。

     

    • 断熱材の性能(熱伝導率)について
    熱伝導率【単位:W/(m・K)】※数値が小さいと熱が伝わりにくい
    吹込みセルロースファイバー:0.040
    グラスウール断熱材:16K(kg/㎥):0.045
    グラスウール断熱材:24K(kg/㎥):0.038
    高性能グラスウール断熱材:16K(kg/㎥):0.038
    高性能グラスウール断熱材:24K(kg/㎥):0.036
    吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材A種(1,2):0.034
    吹付け硬質ウレタンフォーム断熱材A種(3):0.040
    熱抵抗値R ※数値が大きいと熱が伝わりにくい
    熱抵抗値R「厚み÷熱伝導率」 の計算をすると、実際の壁の 厚み&断熱材で、 熱抵抗が分かります。
    抵抗なので、数値が大きければそれだけ抵抗してくれるという事で、断熱性が高いといえます。
    つまり、 厚みが重要ですよって事です。

     

    こんな感じなのですが、あるサイトでは、この熱伝導率・熱抵抗だけに注目して、ウレタンが一番いい断熱材と評価している所もあります。

    まあ、確かにこれだけ見たら、ウレタンが一番いいです。

    ちなみに、セルロースファイバーがもの凄く断熱性が良いと思っている方は、この熱伝導率を知らず、高性能グラスウールより、多少熱伝導率が悪い事にビックリします。

    これらのサイトなどで言える事は・・・

    「断熱材のみの勝負」をしているだけにすぎません。

    それだけで家の性能が決まる訳ではありません。

    つまり、熱伝導率・熱抵抗のみに注目して、断熱材を選ぶ意味は、全くないという事です。

    そんなのウソだろ?って思うかもしれませんが、本当です。

    例えば、105mmの断熱材で家を包んだ場合の比較であれば、当然熱抵抗の大きいウレタンが一番性能が良くなるのは当たり前ですが、安価なグラスウールでも、しっかりとした性能を出す為に、ラファエル設計は充填断熱+外断熱のダブル断熱(付加断熱)という手法を取り入れます。

    下記は、ラファエル設計のグラスウールでのダブル断熱と、ウレタン使ったダブル断熱ではなく充填断熱との差です。

    高性能グラスウール105+105mm付加断熱(1階)
    Q値:1.19
    UA値:0.32

    ウレタン105mm充填(1階)
    Q値:1.64
    UA値:0.50

    高性能グラスウール105+105mm付加断熱(2階)
    Q値:1.19
    UA値:0.32

    ウレタン105mm充填(2階)
    Q値:1.64
    UA値:0.50

    はい、いかがでしょうか?

    熱伝導率・熱抵抗のみで判断しても、全く意味が無い事が分かりますね?

    所詮、充填断熱レベルでは、柱や間柱からのヒートブリッジ(熱橋)により、熱が逃げてしまうのですよ。

    充填断熱による熱が逃げるイメージ
    ダブル断熱(付加断熱)による熱が逃げるのを防ぐイメージ

    はい、こんな感じで、家と言うのは、「熱が逃げる部分」というのが数多く存在します。

    つまり、いくら熱伝導率や熱抵抗を追い求めても、柱や間柱などから熱が逃げる事を考えなければ、全く意味がない議論だという事がお分かりいただけたでしょうか?

    水道に例えるなら、蛇口が緩んだ状態でしかないという事です。

     

    • 断熱材の湿気の弱さ

    これもまた、意味ない事言ってるな~って感じの話なのですが・・・。

    あるサイトには、グラスウールは湿気に弱いからウレタンの方がいい!とか書いてありますが、そもそも、湿気がグラスウールに到達すること自体、「ずさんな施工前提」という話ですよ。

    キチンとした施工が出来れば、グラスウールが湿気を帯びる事なんて、まずありません。

    その為のものが、下記の黄色い気密シートです。(赤いのが裸のグラスウール)


    外壁側に関しては、夏型結露の話とかありますが、通気と施工がしっかりしていれば大丈夫です。

       

       

      • グラスウールは結局おススメできないの?

      これまでお話したように、絶対にグラスウールは使ってはダメ!なんて言っている人や会社では、それだけの施工技術がないと言っているようなものだと僕は思いますけどね(笑)

      グラスウールの場合、湿気などの話の他に、「気流を生じさせてはいけない」というのもあります。

      壁の中のグラスウール内で空気が動くと、断熱性能は6倍くらい低下します。

      なので、こういった問題から、グラスウール否定派がいるわけですが、これもしっかりとした「気流止め」が出来れば解決できます。

      やはり、これも施工上の問題ともいえますが、設計上の問題でもあります。

      グラスウールをおススメしない人たちは、単純に扱いの難しいグラスウールから逃げているだけだと思いますけどね(笑)

       

      • ここまでのまとめ

      はい、という事で、一旦ここまでの考えをまとめますが、施工がしっかり出来れば、断熱材は好きなの選びなよ~~ってのが、ラファエル設計の考えです。

      施工が難しいとか、知識がない施工する側の要因によって起こる問題が、断熱材の問題点と言うか、デメリットにはならないという考えがラファエル設計の考えです。

       

      一旦これまでをまとめましたが、なんだかんだで断熱材選びに一番重要なのは、「火災」だと思います。

      • 誰も触れない問題

      結局ね、家の断熱性能だけの話で言えば、どんな断熱材だろうが、無暖房で20℃近く行く家は設計出来るのですよ。

      その上でね、しっかり考えなくてはいけないのが「火災」だと思うのです。


      で、皆が触れもしない、考えもしないのが「落雷火災」です。

       

      建築基準法では、落雷による火災を想定していません。

       

      火災レベルの炎で、燃えないウレタンは存在しません。

      燃えないのが、セルロースだったりグラスウール、ロックウールです。

      有毒ガスが出る断熱材なのか、出ない断熱材なのか・・・

      そういった選択肢も考えの1つに入れなければなりません。

       

      • ラファエル設計は、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバーが良いと思っています。

       

      これが冒頭にも申した通り、ラファエル設計が良いと思う最大の理由であります。

      施工がしっかりと出来る自信がありますので、断熱材は、何を選んでも断熱性能は担保できます。

      後の決め手は、落雷火災。

      ここが全てだと言っても過言ではないです。

      田んぼ・畑の真ん中に建っているような家では、周囲からの延焼は発生しませんが、「落雷による火災」という確率は、雷の度に危険があるわけですから、高いですよね。

       

      耐震に関する話でもそうですが、「確率論」での家づくりは、ラファエル設計はしません。

      人間のせいで起きている地球温暖化によっての自然災害。

      今までの常識が通用しないのが今です。

       

      家づくりと言うのは、色んな角度から物事を考えなくては、何がベストなのかが見えてきません。

      なので、僕から言わせれば、「断熱材は何がいい?」って聞かれたら、

      「落雷火災を考えて、安全で安いグラスウールorセルロースファイバーがいい」

      という答えで終わります。

       

      室温シミュレーションを見て見るよくわかると思いますが、結局は断熱材を活かす「腕」「知識」さえあれば、最高の室内環境は提供できるんですよ。

       

      なので、住まい手が一番考えるべき視点は「落雷火災」だと思うのです。

      それをクリア出来る断熱材の中から、熱抵抗が高いものを選ぶというだけで、いいと思います。

      施工がしっかりするのというのは当たり前の話ですがね。

       

      というわけで、断熱材選びのサイトは、「断熱材を選定」という視点では、
      ほとんど参考にならないものばかりという結論でございます(笑)

       

      だって、最後は「業者としっかり話し合って」とか「賢く断熱材を選びましょう!」とかさ・・・

      皆さん、どの断熱材を使ったらいいのか知りたいわけですよ(笑)

      それが最後は他人任せとは(笑)

       

      他社様の事は詳しく分かりませんが、少なくとも、新住協の会員さんで研修会にも毎回参加しているような会社は、しっかりとした施工知識を思っていると思いますよ。

       

      2018年08月20日

      低燃費住宅とは?車の燃費に例えて解説しましょう!

      低燃費住宅とは?車の燃費に例えて解説しましょう!

       

      低燃費住宅って、聞いたことありますか?

      燃費=光熱費

      光熱費→安い

      こんな感じで、光熱費が安くて済む家を「低燃費住宅」っていいます。

       

      でね、この低燃費住宅ですが、「冬暖かく、夏涼しい」という、うたい文句の家が低燃費ではないという事。

      それは勘違いしないでください。

       

      そもそも「冬暖かく、夏涼しい」とうたっている会社が、すべて省エネ計算しているとは限りません。

      そのような会社に依頼しようとしているそこの貴方!

       

      「この家って、Q値とUA値はいくつなのでしょうか?」

      と聞いてみてください。

       

      そして究極は、「光熱費ってどれくらいの家になるんですか?」

      と聞いてみてください。

       

      本物の省エネ住宅、健康住宅、低燃費住宅というのは、しっかりと「冬のエネルギー」を削減できなければ、全て偽物だと思っても過言ではありません。

      UA値やQ値なんて、簡単に良く出来ます。

      UA値はQ値が良くでも、エネルギーが削減できない家というのも、簡単に出来てしまいます。

       

      極論は、窓が少ない家はUA値が良くなります。

      でも、エネルギー削減は絶対に出来ません。

       

      付加断熱や気密処理をしない住宅で、熱交換の第一種換気扇を導入しても、これまたほとんど意味がありません。

      大手ハウスメーカーなどでも、普通の断熱工法なら、全然、熱交換の恩恵がないです。

      外の冷風は入ってこないかもしれませんけど、それ以上に、室内の熱は逃げまくってますからね。
      普通の断熱工法で、部屋が暖かくなると思って熱交換をお考えの方、お金の無駄ですから、止めた方がいいですからね。

       

      • 基本的に、低燃費というのは、車で言えば「プリウス」みたいなものです。

       

      同じガソリンの量で低燃費車は1ℓ辺り20km以上走るのに対して、他の車は1ℓ辺り10kmしか走らない。

      言ってみれば、これが燃費半分の車って事です。

      Q1.0住宅も同じです。

      日本人の一般的な光熱費は年間20~25万といわれています。

      その半分の光熱費で済むのが「燃費半分の家」であり、Q1.0住宅がそれにあたります。

      そうする為には、冬の暖房エネルギーの削減が出来ないと、そうなりません。

       

      皆さんも、年間の光熱費をきちんとデータとって欲しいのですが、恐らく1月、2月が一年で一番光熱費が掛かっていると思います。

       

      Q1.0住宅は、普通の家よりも省エネという位置づけである、次世代省エネ基準を対象基準としており、

      次世代省エネ基準の暖房エネルギーが100%とした時、40%のエネルギーで済むのがQ1.0住宅です。

      つまり、燃費半分の家って事ですよね。

       

       

      • ラファエル設計では、「燃費」を必ず表示しています。

       

      下記はQPEXでの計算結果です。

      冬は14,688円
      夏は8,327円

      合計23,015円
      で済む家という事です。

       

       

      • 実際の光熱費(電気代)って燃費とどう関係してくるの?

       

      目安としては、大人2人の子ども1人

      パパは1日夕方まで仕事、ママが基本家にいて、子どもは小学生くらいの生活スタイルですと・・・

      UA値0.36くらいでも、冬のエネルギー削減があまりなく、次世代省エネ基準くらいの家の性能ですと、

      冷暖房を使わない中間期で、光熱費は月8,000円台くらいです。

      年間約23,000円の燃費となると月々平均にすれば、月1,917円の冷暖房費という事になります。

      それを基本の8,000円にプラスしてやればいいので・・・

      8,000+1,917=9,917円/月

      となり、年間の光熱費は119,004円となります。

      仮に月8,999円がベースとすれば、月10,916円となり、

      年間の光熱費は130,992円となります。

       

      • 低燃費住宅といえる基準は?

      という事で、ラファエル設計の考える低燃費住宅というのは、
      年間で119,000円~131,000円
      くらいの光熱費以下となる考えでいます。

      新住協加入前に取り組んでいたダブル断熱工法は、Q1.0住宅までのエネルギー削減とはいってませんでしたが、

      お客様に年間の光熱費を教えていただいた所、年間約13万という感じでした。

      そこのお宅の住まいは、お子さんは小さいですが、やはりママは1日家にいるような生活スタイルですね。

       

      実際のシミュレーションと比べると、生活スタイルなどを詳細に入力して行ったら、この前行ったシミュレーション結果は、実際の光熱費と117円しか違わなかったので、結構ラファエル設計のシミュレーションは正確な感じしてます(笑)

       

      まあ、月々の光熱費が約1万円前後というのは、安いですよね。

      あ、ちなみにこれに水道代は入ってません。

      電気代って事です。

       

      • 家のローンと光熱費

       

      本当の低燃費住宅を建てれば、月1万円前後となるわけですから、家のローンが月8万円だとすると、
      家のローンとしては、月々9万円と考えればいいのです。

      逆に、次世代省エネ基準の家くらいの性能で月7.4万、光熱費1.6万円だとしても、
      家のローンとしては、月々9万円と同じなんですよね。

      8万円と7.4万円・・・

      その差6000円

      これは、35年ローンで考えると、家の値段は200万円くらいの差になります。

      どうですか?

      結局200万けちると、その分、35年かけて200万の電気代を払う事になるのです。

      つまり、36年目からは、初期投資の金額に対する家の値段が逆転するという事です。

      200万てね・・・

      太陽光とか載せれますし、トリプルガラスの窓だって余裕で入れられますよ。

      ダブル断熱(付加断熱)にだって余裕で出来ますよ。

      全館空調(パッシブエアコン)だって余裕で入れられます。

       

      最近、低燃費住宅とか省エネ住宅について、一生懸命説明しても、それを否定しようとしている人に、いくら話しても無駄って事が分かってきました(笑)

       

      否定しようとしている人は、絶対に同調しようとしません。

      こちらの考えに、耳を傾けるという事もありません。

       

      電気代もローンの一部として考える

      という考えが納得できない人、本当にそうなのか?
      と疑ってかかる人は、どうぞ、普通の電気代のかかる、廊下とかお風呂が寒い家を建ててくださいと思います。

      だって、安くそういった家を建てたい!と思うわけで、初期投資のかかるQ1.0住宅を建てる必要がないと、自分に言い聞かせたいのですから、それ以上、私も説明するつもりもないです(笑)

       

      • Q1.0住宅というのは、ある意味「ブランド」だと思っています。

       

      ユニクロやGUで全然よいと思っている人は、ヴィトンやシャネルなんて着ようと思わないですよね?

      例えるならば・・・

      ヴィトンやシャネル、クロムハーツなどの50万とかする本革コートを着ようとする人に、

      「何でユニクロのフリースとかヒートテックじゃダメなんですか?」

      と言っているのと同じです。

       

      でもね、Q1.0住宅というのは、大手ハウスメーカーに比べて「安くて高性能」だと思っています。

      つまり、ユニクロやGUを着たいと思う人は、どちらかというと、Q1.0住宅を求めようとする人たちなのですよ?

       

      ユニクロやGUは、耐久性に難ありですが・・・(笑)

       

      家の場合は、ブランド力だけあって、性能が低いなら、意味がないんです。

       

      ファッション関係でいえば、買ったり売ったり、気に入らなければ、買い替えたりできますが、

      家の場合は、値段の桁数が全然違いますよね?(笑)

       

      • 車で例えて見ましょう!

       

      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      排気量 1,797 cc
      燃料タンク 38 L
      低燃費の軽自動車150万、燃費28km/L
      排気量 658 cc
      燃料タンク 30 L
      人気NO1の低燃費セレナ250万、燃費17 km/L
      排気量 1,997 cc
      燃料タンク 55 L

       

      まず、皆さん何処に一番注目しましたか?

      低燃費?
      プリウス?
      軽自動車?
      セレナ?
      人気NO1?
      値段?
      燃費?
      排気量?

      • どれが一番初めに対象から外れます?

      と聞かれたら、まず、排気量なんかより先に、デザイン&値段と燃費を見ませんか?

      そして、こんな比較をしませんか?

      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      低燃費の軽自動車150万、燃費28km/L


      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      人気NO1のセレナ250万、燃費17 km/L

      この2つを比較すると、50万高いプリウスは23km/Lも多く走ります。

      そして、1回の給油量とガソリン代、月に皆さんどれくらいですかね?

      これはね、「燃料タンク」の容量を知らなきゃ分からないんですよ。

      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      燃料タンク 38 L
      低燃費の軽自動車150万、燃費28km/L
      燃料タンク 30 L
      人気NO1の低燃費セレナ250万、燃費17 km/L
      燃料タンク 55 L

      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      低燃費の軽自動車150万、燃費28km/L

      これだけなら、何となく軽自動車の方が半分の値段だけど、燃費は半分よりも多い。
      軽自動車の方がいいのかな?って思いません?

      ですが、燃料タンクは軽自動車は8L小さいだけですよ。

      つまり、軽自動車は、プリウスに比べて月に1.4倍の給油が必要って事です。

       

      では、
      低燃費のプリウス300万、燃費40km/L
      人気NO1のセレナ250万、燃費17 km/L

      これはどうですかね?

      セレナは50万安いけど、燃費は2.3倍も悪い。
      そして燃料タンクも大きい!
      145円/Lなら満タン入れて・・・
      プリウスは5510円。
      セレナは7975円

      その差2465円。

      燃費は2.3倍悪いので5669.5円の差となる。

      プリウスが月に1回の給油だとしたら最低2回でセレナは11339円くらいの差が出てくる。

      50か月(約4年)乗った場合、多分50万安かったセレナよりも、プリウスの方が、ガソリン代はかからないので、差額はペイ出来そうじゃないですか?

      だから、プリウスの方が買い!!!

      とはならないですよね。人によっては。

      何故ならセレナは8人乗りだから。

      プリウスは5人です。

       

      エアコンと一緒で、対応人数が大きくなれば、燃費は悪くなります。

      でも、セレナも結構頑張っている方だと思います!

       

      まあ、こんな感じで、車を買う時って「燃費」を必死に考えるんですよ。

       

      • では皆さん、家を買う時どうしてますか?

       

      車の値段の10倍はする家ですが、「家の燃費」って表示されてるの見た事あります?

      • 車の展示場に行く行為=住宅展示場に行く行為
      • 車の試乗=展示場の家巡り
      • 車の値段交渉=家の値段交渉
      • 車のオプション攻撃=家のオプション攻撃
      • 車今日決めてくれたら○○円安くします=家今週決めてくれたら○○円安くします

      はい、こんな感じで車買う時、家買う時、行動は激似です(笑)

      この中で足りないもの・・・

      『車の燃費は?40km/Lです=家の燃費は?計算したことありません』

      この図式ですよね。

       

      皆さん、よく考えてくださいね?

      何故、250万の車の燃費は必死に考えるのに、2500万の家の燃費は誰も考えないのでしょうか?

      よく、そのような家を35年もローン組んで買えるのかと思いませんか?

      というか、燃費計算をしない会社の「家」を信用できますよね!って話です。


      会社、人は、話したりすれば、信用できます。

      では、その信用出来た人たちが造る家が、子どもや自分達が病気になりまくる家だったり、アレルギーが酷くなる家だったらどうするんですかね?

      『いい人で終わる』

      って、そんなゴールデンボンバーの歌みたいな事になったら大変ですよね?(笑)

      『いい人で終わるな!』って感じですよね。

       

      では、世界が電気自動車のみの販売となりました。

       

      皆さん、どんな事考えます?

      どれくらい走るのか?要は燃費ですよね?

      充電はどうするのか?

      では、自然災害により、充電が出来なくなった時どうしますかね?

       

      太陽の力で充電できる電気自動車と、出来ない電気自動車、どちらを欲しいと思いますか?

       

      当然、前者ですよね。

       

      • 今の住宅業界、低燃費住宅や高気密高断熱という明確な基準がありません。

       

      エアコンに頼る家というのは、高気密高断熱であっても、低燃費ではないんですよ。

      暖房エネルギーが削減出来ない家というのは、高気密高断熱であっても、太陽の力で充電出来ない電気自動車と同じなんですよ。

      Q1.0住宅のような本物の高気密高断熱は、太陽の力を蓄える事が出来て、逃がさないので、「低燃費住宅」である理由なのです。

       

      • 高気密高断熱住宅はビニールハウスのようだ

      こんなアホな事いう人がいます。

      「お前はビニールハウスに1週間でも住んだことがあんのか?」

      と聞きたい。

       

      高気密高断熱や低燃費住宅のデメリットを必死で探そうとする人は、正直どんな答えを知りたいんですかね?


      初期投資に対する失敗を恐れているんですかね?

      デメリットが、費用が高いという人がいれば、普通の家のデメリットに「光熱費が高くなる」って書いてあるんですかね?

      それとも、普通の家のデメリットには、
      「冬は我慢すれば光熱費が安くなる」とか
      「冬は気合で乗り切れば光熱費が安くなる」とか書いてあるんですかね?

      普通の家のデメリットに、「ヒートショックで死ぬ確率が上がる」とか

      「病気になる確率が増える」って書いてありますかね?

       

      逆に、低燃費住宅を目指さない事のメリットって何ですか?

      教えてください(笑)

      2018年08月12日

      壁内結露を防ぐ近道が何故ウレタン!?見極めポイント②

      壁内結露を防ぐ近道が何故ウレタン!?見極めポイント②。

      ウレタン関係ないから。

       

      はい、昨日から連日お届けする「経年劣化しない建物の見極めポイント」

      雑誌に載っていたその特集がちょっと無理やり感満載なので、独自の目線で、消費者が変な知識を植え付けられないように、生意気にもぶった切るブログです。

      では、早速取り上げます。

       

      雑誌にはこんな見出しです。

      経年劣化しない建物の見極めポイント②

      • 採用されている断熱材自体の『耐水性能』に不安がないか?

      雑誌の文言そのままで書いていきますね。


      建物に水分を寄せ付けない事が、壁内結露対策の最重要ポイントだ。

      「耐水性能に優れた断熱材=ウレタン」の特性を知ろう。


       

      という事で、壁内結露に関しても、結論的にウレタンが一番いいという、訳ワカメな事が書いてあります。

       

      そこで、これまたこんな写真載せる意味が何故ある?という写真が載っていました。

      ↓ですが、水の中に断熱材を沈めた浸水実験の写真で、
      左の赤い方が多分グラスウールで、右がウレタンです。

       

      下記は雑誌の文言そのまま記載します。


      他の素材はやがて沈んでしまうが、ヨットやサーフボードなどに使用されるウレタン素材は浸水性が極めて低い為、沈まず浮かび上がる。

      また下の模型はウレタンの耐水性をイメージしたもの。

       

      プラスチック容器の左側に入った水は、中央のウレタンで仕切られた部分を境に右側へ侵入しない。
      優れた防水性能を表す。

      建物を経年劣化させる張本人=壁内結露
      をシャットアウトする為には、原因となる水蒸気の侵入、吸湿、滞留そして極端な温度差を防ぐこと。
      それには断熱材に耐水性に優れるウレタン素材を採用する事が近道の1つだ。

      発泡状態のウレタンを専用設計の木枠の中に圧力を掛けて充填し製造した「FPウレタン断熱パネル」
      この水に強い構造材を、建物に隙間なく取り囲むように施工する事で、壁内結露を限りなく「ゼロ」へと近づけた画期的アイテムの住宅が「FPの家」なのだ。


      という事が書いてあり、そのまま転記しました。

       

      まず、この特集記事を読んで、一番初めに思った事は・・・

      「え!?水の中に家建てるんですか?」

      です(笑)


      次に思った事は、
      「壁内に結露が生じる事を前提とした施工をしているから、耐水性に優れるウレタンが壁内結露防止の為の近道なの?」

       

      まあ、恐らく、「夏型結露」の観点から、ウレタンを推奨しているのかもしれませんが・・・

      そもそも、充填断熱の場合、それらを防ぐのは、断熱材ではありません。

      外貼り断熱の場合は、蒸し返し現象は起きなくなると思いますが、木材の外側にウレタンを貼った場合によりますよね。

       

      なので、壁内結露に有効なのがウレタンという持って行き方は、無理やりすぎて正直笑ってしまいます(笑)

       

      まあ、仮に壁内結露が生じた場合、断熱材が無効化されるかという観点からみたら、グラスウールに比べてウレタンは優れているでしょう。

      がしかし、浸水実験みたいな状況って、Q1.0住宅の工法であれば、まずありえないですし、夏型結露によって壁内に大量の水が浸入するという事も、しっかりした設計・施工をすれば、ありえません。

       

      ちょっとここで、夏型結露を話すると、長くなりすぎるので、割愛します。
      別のブログで解説します。
      夏型結露

       

      ざっくりお話すると、夏の暑い時、日射を受けた外壁は50℃近くになり、その外壁の下地である木材が熱を発し、水蒸気が吹き出す為、太陽が木材を蒸している状態ってわけです。

      これを『蒸し返し現象』と呼びます。

      その水蒸気が室内の方へ行き、防湿層までたどり着いた時に、キンキンに冷えた室内側の影響で、冷やされて、そこで結露するわけですね。

      夏型結露は、室内側の手前の防湿層で結露するけど、その水分は通気層から排出されます。

       

      • 夏型結露を防ぐ方法はあるの?

      夏型結露というのは、室内の温度が27℃とか28℃であれば、重大な夏型結露が起きる環境にはなりません。

      なので、夏型結露を防ぐには、Q1.0住宅のような、高気密高断熱の家で、室温も26~27℃程度でOKな室内環境を保てるのが、夏型結露を防ぐ為の基本だと思います。

       

      とりあえず、ダメな施工というのを解説しちゃいますよ。
      まず、通気が重要になってくるわけですが、結構、この通気が取れないような下地を作っている職人さん、多いですよ。

      基本的に、今の世の中の家作りでは、サイディングの外壁が圧倒的に多いです。

      で、その多くは「通気工法」というもので、サイディングを貼って行きます。

      サイディングを横に張る場合は、下地が「縦胴縁」

      サイディングを縦に張る場合は、下地が「横胴縁」

      となるのが一般的だと思います。

      通気工法は下記の様な考えです。

      通気層工法の湿気の放散・雨水の排水の仕組み(イメージ縦断面図)
      通気層は湿気を逃がす役割を担います。※出典:デユポン タイペック カタログ
      通気層が取れなくなるダメな施工(横胴縁)
      茶色の部分が木材で胴縁と言います。
      横に取りつけてあるので「横胴縁」といいます。
      赤くなっているのは、矢印の向きに湿気が逃げて行かない事を表しています。
      こういう施工をしちゃうなら、ウレタンは有効かもしれませんが、そもそもこんな施工してたら経年劣化以前の問題で劣化します。
      通気層が取れる最適な施工(横胴縁)
      窓廻りが特に、通気が遮断されるポイントなので、横胴縁をさっきみたいにぶつける人が多いんですよね。
      下図のように通気が出来れば、OKです。
      グラスウールでも、全く問題ありません。
      通気層が取れなくなるダメな施工(縦胴縁)
      茶色の部分が木材で胴縁と言います。縦に取りつけてあるので「縦胴縁」といいます。
      赤くなっているのは、矢印の向きに湿気が逃げて行かない事を表しています。
      先ほど同様、こういう施工をしちゃうなら、ウレタンは有効かもしれませんが、そもそもこんな施工してたら経年劣化以前の問題で劣化します。
      やはり、窓廻りでこういった事が起きやすいです。
      初めて付き合う職人さんにはこの辺をしっかり説明しないといけません。
      僕に依頼する設計監理というのは、こういった所もチェックします。
      こういった所に、住まい手はお金を出さずに、自分でチェック出来ますかね?
      通気層が取れる最適な施工(縦胴縁)
      窓廻りで縦胴縁を離します。
      こうする事で、通気が正常に働きます。
      これもまた、グラスウールでも全く問題ありません。

       

      まあ、こんな感じで、施工が悪かったり、断熱・気密性能が悪い家と比較してなら、ウレタンの工法でもいいのかもしれませんが、ラファエル設計は、絶対的にウレタンを使うメリットをこの特集記事を読んでも、思いつきません。

      雑誌に書かれている事は、別にグラスウールを使ったって、問題なく解決できる問題ですから。

       

      新住協では、施工後の壁体内検証を数件行っています。

      その記事も、後日ブログで書きますね。

      結論をいうと、施工がしっかりしていればグラスウールを使った新住協の工法で全く問題ないという検証結果が出ています。

       

      • まとめ

      ちょっとまとめます。

      そもそも、この特集記事は、前回同様、「ウレタンは超絶最高」と言わんばかりの無いようなわけですが・・・

      ウレタンに頼った家づくりをしているのかと思うくらい、一般ユーザーに対して、結論への持って行き方が、無理やりすぎます。

      水に強いから、壁内結露を防ぐ方法の近道がウレタンって・・・

      そうじゃないですよね(笑)

      こういった内容のものを見た一般ユーザーは、多分ウレタン最強だと思い、ウレタン以外は眼中にない状態になるでしょうね。

      前回の無いようにも少し触れますが・・・

      グラスウールとウレタンで、両者全く同じ厚みで比べた場合、ウレタンの方が、Q値もUA値も良くなるのは当たり前です。
      でも、そうはならないのが付加断熱だったりするわけです。

      今回も、ウレタンを使った家づくりを否定するわけではないです。

      ウレタン最強説へ持って行こうとする内容を否定したいだけです(笑)

       

      「高性能な家」とか「快適な家」、「経年劣化に強い家」というのは、どの断熱材を使えばそうなるかというのは、まずあり得ないんですよ。

      どんな断熱材を使っても、しっかり施工すれば、どれも同じ性能が出せますから。

      適材適所というべきでしょうか・・・

      皆さん、あまりこういった雑誌の内容を100%鵜呑みにしないでくださいね。

       

      断熱材は特にですけど、何かが突出して、それが家全体に影響を及ぼすほどの最強のものってないですから。

       

      壁内結露を防ぐ見極めポイント・・・

      それは断熱性能・気密性能、外壁の通気を意識している設計がされているか?という所だと思いますよ。

      2018年08月10日

      ウレタンが理想的だと!?見極めポイント①

      理想的な断熱材がウレタンだと!?そんなバカな!

      僕からすれば、それはありえない。

       


      本屋さんに立ち寄った際、建築雑誌コーナーにこんな雑誌が置いてありました。

      「建てた人に聞く、家づくりの本音。すみごこち」

      「へ~~」と思い、ちょっと立ち読み。

      結論を申し上げるとFPの家で建てている家ばかりで、所々、「FPの家」という文字が出てくるので、FPの家が監修的な構成なのだろう。

      住み心地というのは、住まい手の体系・作業状態などによっても、「快適性」という意味で言えば、感想は異なってくるものだ。

      なので、こういった雑誌全般に言える事だが・・・

      どんな断熱材を使って、その厚さが何mmなのか?

      窓はどのメーカーのどんなものを使っているのか?

      UA値、Q値はいくつなのか?

      外と室内の、自然温度差は何℃なのか?

      そんな情報は全く書かれていない。


       

      まあ、そんな中で、読み進めて行くと、「はあ?」という内容が出てきた。

      『経年劣化しない建物の見極めポイント』

      という事で、見極めポイント1として、
      長期的に劣化しにくい、「バランスに優れた断熱素材」を採用しているのか?

      という見出しがあり、最初のポイントは言うまでもなく「適切な断熱材選び」で断熱材選びに失敗しないよう基礎知識を頭に入れよう!と書いてある。

      結論は、「硬質ウレタンフォームは理想的な断熱素材と言えるだろう」と締めくくっているのだが、これには賛同できないです。

      理由は、「燃える」から。

      他にも理由も含めて色々突っ込みたい所はありますが、とりあえず・・・

      そこに至る過程を、本に書かれている文章では分かりにくいと思うので、本に書かれている文言そのまま使用して、僕なりにまとめてみますね。

      グラスウール(繊維系断熱材)
      【長所】
      断熱性、難燃性、防音性に充分対応している

      【短所】
      • 隙間なく施工するのが難しい
      • 施工後に自重や度重なる地震等により少しずつずり落ちてしまう点で性能が劣化するリスクが高い
      ポリスチレンフォーム
      【長所】
      防水性、耐久性に富み、外貼り断熱として多用される

      【短所】
      熱に弱く、脆い
      セルロースファイバー
      【長所】
      無記載

      【短所】
      作業工程に手間がかかり、やはり隙間が出来やすい
      硬質ウレタンフォーム
      【長所】
      • 性能数値に優れるのは勿論
      • 他の断熱材に較べて致命的な欠点が見当たらない比較的バランスの取れた素材といえよう
      • 断熱性能(熱伝導率の値)は他を圧倒している
      • 断熱材の厚みと断熱力との相関ではグラスウールよりも有利

      って感じで、ウレタンごり押しなのですが・・・

      そもそも、この熱伝導率だけに着目した内容での議論は全く意味がないし、上記内容は洗脳レベルの話ですよ。
      厚みの表では、何故ウレタンだけ厚み105mmで、他は100mmとか50mmなんだよ(笑)

      熱伝導率が一番低いウレタンだけ厚み一番大きくしたら、他より圧倒的に熱抵抗良くなるのは当たり前だろ(笑)

      そして、そもそも、普通のグラスウールなんて今時使わないから(笑)
      高性能グラスウールで16kg(16K)なら「熱伝導率0.038」辺りを使います。

      仮に、厚みを同じにしても、ウレタンが一番抵抗力は強くなるのだが、
      熱が損失・伝導する部分は、床・壁・天井(屋根)・窓・換気です。

      充填断熱の場合は、断熱材の厚みをいくら厚くしても、断熱材が入らない部分が出てきます。
      それが柱の部分です。

      そういった所をヒートブリッジ(熱橋)といいます。

       

       

      それを防ぐ為に、ラファエル設計では「付加断熱」をします。

      断熱材の厚み勝負で言ったらウレタンにグラスウールは勝てないですけど、例えば外壁であれば・・・
      構造用合板9mm+断熱材+石膏ボード12.5mm
      という構成になり、
      断熱材の部分が・・・
      ウレタンならU値は0.32
      付加断熱の高性能グラスウールならU値は0.2と、圧倒的に勝ちます。

      外壁だけ高性能グラスウールのQ1.0住宅仕様から、付加断熱ではなく、雑誌がごり押しのウレタンに変えて見ます。
      そうすると・・・

      高性能グラスウール105+105mm付加断熱
      Q値:1.19
      UA値:0.32
      ウレタン
      Q値:1.33
      UA値:0.37

      断熱材では圧倒的に勝っていたウレタンのはずなのに、Q値もUA値も、グラスウール付加断熱のQ1.0住宅に負けましたね。

      再度確認ですが、外壁以外、窓や天井、基礎の断熱、換気など、全て同じ条件での比較です。

       

      それを、室温変動で見て見ましょう。
      一応言って行きますが、Q1.0住宅仕様がベースで、外壁だけ変えたものです。
      ベースが、しっかり日射取得を考えたQ1.0住宅なので、両者とも外気温マイナス8.2℃でも無暖房で驚異的な室温です(笑)

      高性能グラスウール105+105mm付加断熱(1階)
      Q値:1.19
      UA値:0.32

      ウレタン105mm充填(1階)
      Q値:1.33
      UA値:0.37

      高性能グラスウール105+105mm付加断熱(2階)
      Q値:1.19
      UA値:0.32

      ウレタン105mm充填(2階)
      Q値:1.33
      UA値:0.37

      ウレタンの方が2℃も低いですね。

      たかが2℃だと思うなかれ!

      27℃の室温と25℃の室温、夏をイメージしてもらえば、どちらが汗ばむか想像出来ると思います。

      Ua値が0.7~0.6あたりの家ですと、1℃室温上げるのに必要な家の性能のコストUPは、大体100万円です。

      断熱材の熱伝導率だけ見れば、ウレタンはかなり熱抵抗が高いですが、家というのは、損失する部分が沢山点在します。

       

      さっきの比較は、あくまでも外壁だけを変えたらそうなるかという比較で、
      UAもQ値もどちらもいい同士の比較なので、ちょと実際に基礎とか天井とかウレタンで、UA0.5くらいの家を、モデル化してみます。※ベースはQ1.0住宅ではありません。

      ウレタンでUA0.5辺りですと、次世代省エネ基準より、高性能という事で宣伝している会社もあります。

      では、無暖房での比較を見て見ましょう!

      外気温はすべてマイナス8.2℃です。

      高性能グラスウール105+105mm付加断熱(1階)
      Q値:1.19
      UA値:0.32

      ウレタン105mm充填(1階)
      Q値:1.64
      UA値:0.50

      高性能グラスウール105+105mm付加断熱(2階)
      Q値:1.19
      UA値:0.32

      ウレタン105mm充填(2階)
      Q値:1.64
      UA値:0.50

       

      はい、今度は結構な差が出ましたね。

      真っ青な方が、雑誌では「理想的な断熱材」として「見極めポイント1」だと言っているのです。


      これで見てもらうと理解出来たと思いますが、断熱材なんて、断熱材だけに着目して、熱伝導が低いだの熱抵抗が高いだの話していても意味がないのです。

       

      もう一度、長所・短所を見てみましょう!

       

      今度はそれぞれ、私の見解を「赤字」で入れて行きます。

      グラスウール(繊維系断熱材)
      【長所】
      断熱性、難燃性、防音性に充分対応している

      ラファエル設計は新住協のマスター会員として、高性能グラスウールを使います。


      【短所】
      • 隙間なく施工するのが難しい
      • 施工後に自重や度重なる地震等により少しずつずり落ちてしまう点で性能が劣化するリスクが高い

      これはその通りです。
      グラスウールには、裸のグラスウールと気密フィルム付のグラスウールがあります。

      【裸のグラスウール】※黄色の部分が気密シート0.2mm
      【フィルム付グラスウール】※気密フィルム0.1mm
      ラファエル設計をはじめ、グラスウールで高性能な家を造っている人たちは、共通点があります。
      それは・・・
      フィルム付グラスウールは絶対に使わないという事。

      フィルム付のやつは、元から気密シートが付いているので、施工が楽と思われがちですが、これがまた施工の難易度をあげます。

      掛け布団のカバーと中綿とかの部分を紐で結んでいないと、中綿部分だけズレますよね?(笑)

      そんなイメージなのですが、ラファエル設計の現場でも、浴室周りにだけ、断熱・防音なども含めてこのフィルム付を使用したことがあります。

      が!!上部だけ少し沈んでしまっている写真が↓です。
      グラスウールは黄色なのですが、梁から5cmくらい下がっているのです。
      監理していて気が付いたので、直してもらいました。

      なので、しっかりと施工状況がわかる裸のグラスウールを使用して、腕の良い大工さんがしっかりとやれば、グラスウールがダメと言う理由には全くなりません。

      ポリスチレンフォーム
      【長所】
      防水性、耐久性に富み、外貼り断熱として多用される

      【短所】
      熱に弱く、脆い

      これは、落雷火災の際、やっぱり危ないです。
      よって、ラファエル設計では外壁、屋根には使用しません。
      セルロースファイバー
      【長所】
      無記載

      何故長所を語ってやらない!?(笑)
      セルロースファイバーも、基本は火事に強いですよ。
      金額があえば、基本的にはセルロースを使いたいです。
      隙間なく充填出来ますので。


      【短所】
      作業工程に手間がかかり、やはり隙間が出来やすい

      おいおい・・・
      手間がかかるって・・・?
      そんな事ないでしょ!
      それは全然短所でも何でもないからね。

      隙間が出来やすい?
      きちんと60K(60kg)くらい入っていれば、パンパンですからね。
      45Kとかにケチってしまうと、自重で自沈します。
      そんな事も知らずに、欠点だとか言う人が実際にいます。
      硬質ウレタンフォーム
      【長所】
      • 性能数値に優れるのは勿論
      • 他の断熱材に較べて致命的な欠点が見当たらない比較的バランスの取れた素材といえよう

        え!?
        燃えまくるのがウレタンですよね?
        致命的だと思うのですが・・・。
      • 断熱性能(熱伝導率の値)は他を圧倒している
      • 断熱材の厚みと断熱力との相関ではグラスウールよりも有利さっきの室温変動、省エネ計算結果からそういう見解述べてくれる?


        てゆーか、ウレタンの「短所」については一切触れずかい!!?(笑)

        では、僕が触れましょう。
        ウレタンは、グラスウールに比べて燃えます。

        ウレタンは250℃まで発火しないとか書いてあったりしますが・・・
        火事というのは、250℃ではなく、700℃以上になるわけですよ。

        ウレタンの燃える「自社実験」というのは、どういった実験したのかまで書いていない。

        最近のウレタンの事故・ニュース、知ってますよね?
        ロンドン火災とかもそうですけど。

        「燃えないウレタン」なんて、この世に存在しません。

      はい、まあこんな感じです。

      この見極めポイントというのは、「バランスに優れた断熱素材を採用しているか?」がポイントですよね。

      断熱性能も、火災についても、長期的に劣化しにくいという点でも・・・

      ラファエル設計が行う家づくりでは、グラスウールかセルロースファイバーを充填断熱に使います。

      理由は、これまで述べられてきた「短所」は、いい加減な施工ありきの「短所」ですもん。

      ウレタンが施工性が楽というならば、それは施工者によってのメリットであって、住まい手にとっては関係ないです。

      手間が掛かればその人工分は、お客様に負担となるかもしれませんが、ラファエル設計の場合、そこまで大きな施工手間代を取っていません。

      ラファエル設計の所属する新住協では、数年経過後のグラスウール劣化検証というのもの行っており、全く問題ないという検証結果も出ています。

       

      長期的に劣化しやすいかし難いかというのは、「施工がしっかり出来ているか?」という所が正直一番大きい所ですよ。

      ウレタンは、「他の断熱材に較べて致命的な欠点が見当たらない比較的バランスの取れた素材といえよう」って、明らかにおかしな情報操作ですよ(笑)

      落雷火災が起きた時には、もの凄く危険です。

      外貼り断熱での短所に、熱に弱く脆いと言っていますが、火事レベルになったら、ウレタンだって同じような短所だと思いますけどね。

       

      いずれにしても、ここらへんの話は、正直「水掛け論」的に発展していきます。

      ちょっとまとめますが・・・

       

      ウレタンを使った断熱工法を、ラファエル設計は「危険」と思うから、絶対にやらないですけど、ウレタンを肯定している人たちを否定したいわけではありません。

      ウレタンを使った断熱工法で家を建てたい人は、ご自由に建てればいいと思いますよ。

       

      家づくりの工法については、その人たちが考える「視点」からメリット・デメリットの話が生まれます。

       

      ウレタンだって、火事が起きなきゃ、全然いいわけですよ。

      耐震等級3だって、加速度の大きい地震が起きないと思う人は、別に建てなきゃいい話です。

       

      ラファエル設計は、「家づくり」という行為を色んな角度から見た時に、現時点で考えられるベストな方法を、選定していきます。

      地震が起きる確率とか、火事が起きる確率を考えていても、ハッキリいって時間の無駄なわけです。

      「どんな状況であっても、住まい手にとって、快適で安心できる家」というのを提供したいと考えています。

      確率論で家を提供して、例えば1%の確率で起こるかもしれない問題が起きてしまった時、それを自然現象のせいとかに、皆さんはするんですかね?
      僕はそんな事はしないです。

      地震にしても、落雷火災にして、起きるかもしれないという「予想」が出来るものなのですから。

      それに対して何の対策もアプローチもしない方が、僕からしたら信じられない行為です。

       

      今回、ウレタンを使用した家と、グラスウールで建てた家の室温変動を、わざわざ作って説明しました(笑)
      UA値とQ値も出しました。

      これが、ラファエル設計の考える家づくりの「根拠」の1つです。

      断熱材を選定する上での「根拠」の1つです。

      ウレタンが理想的な断熱材でも、工法によってはグラスウールだって、その理想的なウレタンを圧倒する室温を高める事が出来る。

       

      僕は、しっかりと「根拠」を示しての説明をさせていただきました。

      単に、ウレタンがいいとか、グラスウールが良いという「イメージ」での話は避けました。

       

      結局ね、断熱材は、熱伝導率と熱抵抗だけ見て、その断熱材が理想的なんていう事が間違っていると僕は思うのです。

      熱伝導率と熱抵抗が劣っている欠点だとするならば、長所や、欠点を伸ばしてやる工法で家を造ってあげればいいのです。

      何の断熱材を選んだ方がいいか?というのは、正直・・・
      素人である一般ユーザーが考えるものではありませんよ。

      何の断熱材がいいと思う?かは、プロ側が選ぶものです。

      そのプロが提供する断熱材が良いかどうかは、一般ユーザーが決めるものなのですが、正直、それが良いかどうかなんて、分からないと思いますよ。

      ラファエル設計が示すような室温変動なども見せてもらいながら提案されれば、判断も付けやすいとは思いますけどね。

      極論言えば・・・

      無暖房でも、寝室などの室温は20℃とかあれば、住まい手はどんな断熱材使おうがいいわけです。

      コスト的にも同じくらいなら、住まい手はどんな断熱材だろうがいいわけです。

      そうなると、後は火事の時に燃えやすいとか、経年劣化で断熱材がどうなるのか?

      という議論になります。

      これも、経年劣化の部分は、大工さんの腕によるものも出てきます。

       

      なので、ブローイングでグラスウールとかセルロースファイバーを、自沈しないように充填すれば簡単な話なんですけどね(笑)

      いずれにしても、ネットや雑誌含めて、家の性能自体がまるで掲載されていない。

      これは、そういった計算自体をしていない可能性も高い。

      今の日本の家づくりなんて、それくらいずさんです。

       

      下記の雑誌には、QPEXというソフトで計算した結果が、きちんと全て表記されています。

       

       

      余談ですが・・・初めていくレストランに、下記のメニューがあった場合、どう思いますか?

      「濃厚ミートソース」

      「じっくり煮込んだミートソース」

      僕なら「どっちも美味そうだな」と絶対に言います(笑)

       

      では・・・

      「1時間煮込んだ濃厚ミートソース」

      「24時間じっくり煮込んだミートソース」

      こうなった場合、どちらを注文しますか?

      多分、24時間煮込んだ方を選びませんか?(笑)

      「濃厚」という言葉が24時間の方にはないのですが、24時間煮込んでいるという時点で、勝手に濃厚だと思い込むわけですよね。

      もしかすると、1時間の方は、赤ワインを入れて濃厚さを出しているかもしれません。

      24時間の方は、赤ワインを使わずに、トマトを24時間煮込んで作った滑らかな舌触りのソースかもしれません。

       

      もし、料理人がそれぞれの特徴を説明してくれれば、1時間煮込んだ濃厚ミートソースを選ぶかもしれませんよね。

      これって、食べに来てくれるお客様の事を考えた、メニュー作りだと思いませんか?

       

      素材の活かし方を知っている料理人にしか出来ないですよね。

       

      2種類のメニューの違いを説明されて、食して、味が美味しければ、余計に美味しさ倍増しそうですけどね(笑)

       

      他にいうと、生の肉とか、牡蠣で、食あたりとか、なる訳ないと思って食べても、なる人はなりますよね。

      それって、それらを食べようか迷った時、確率論の話になるわけですよね。

       

      家というのは、何千万も払って、数十年のローンを組んで、購入するものです。

      依頼しようとしている会社の家の性能がどういったものなのか、

      選定している建材を選ぶ理由はなんなのか?

      色々と気になる所はあると思いますが、今日はこの辺で終わりたいと思います。

       

      明日は、見極めポイント②「採用されている断熱性能の耐水性能に不安がないか?」を取り上げたいというか、思いっきり突っ込んで行きたいと思います。

       

      P.S

      このブログを書く題材にする為に¥540円も払って、僕自身、全く不要な雑誌を買いました(笑)

      明日もお楽しみに(笑)

      2018年08月09日

      エアコンの電気代計算

      所長ブログの方で『エアコンの電気代っていくら?エアコンの選び方も解説します!

      を大ボリュームで書きました。タイトルクリックでURL飛べます。

       

      エアコンに限らず、電気代というのは次式で計算できます。

      「消費電力 ÷ 1000 x 使用時間 x 電気の単価」

       

       

      エアコンのカタログには、こんな性能表が載っています。

       

      6帖用エアコンの場合の1時間当たりの、電気代を計算します。

      冷房の消費電力が425wの場合、カッコの中(220~820)で計算します。

      【最小時】110W÷1000×1時間×27円≒2.97円
      【最大時】780W÷1000×1時間×27円≒21.06円

      24時間つけっぱなしの場合、約72円~505円の冷房代がかかるという事です。
      1か月(30日)つけっぱの場合は約2160円~15150円の冷房代が掛かるという事です。

       

      最近、エアコンは付けっぱなしがいいのかどうか、外出何時間ならお得なの?とか、TVでも取り上げられていますが・・・

      基本的に、これらの検証が、自分の家と一致するという事は、あまりありません。

      でも説明している事ですが・・・

      まず、外皮性能(断熱性能)が違います。

      次に、気密性も違います。

      よって、エアコンがどれだけ頑張れば、設定温度になるのか?

      という部分で、消費電力が変わります。

       

      さっきの6帖エアコンなら、Q1.0住宅などでチョロチョロ運転していた場合、一日付けっぱなしでも、約72円で済むわけです。

      ですが、次世代省エネ基準くらいの性能ですと、JET運転にしないとダメな時だってあるわけです。

      そうしたら、ちょっと出かける時ならお得とか、そういった話の土台には乗らないのですよね。


      下図は、日射遮蔽を全くせずに、あえて冷房負荷となるような窓の配置をしたQ1.0住宅でのエアコン(冷暖房)の電気代です。※24時間付けっぱなしです。

      5月:321円
      6月:1545円
      7月:2587円
      8月:3003円
      9月:2004円

      基本的に、窓だけが極端に弱点となっているのですが、24時間つけっぱなしで、8月が最高の3003円ですよ(笑)

      これって・・・

      これだけで済むなら、つけっぱなしでずっといた方が、家じゅう快適な温度ってわけですよね。

      宅配PIZZAの1枚くらいの値段ですよ(笑)

       

      TVとか、ネットの情報を信じるのではなく、自分の使っているエアコンの消費電力が何wで、どれくらいつければいくらになるのか?という事を計算すれば、目安の金額は算出できます。

      慣れれば簡単ですし、加湿器の電気代なども算出出来ますので、やってみてください。

      2018年08月07日

      2x6工法は在来工法よりも断熱性能優れているの?

      2x6工法は在来工法よりも断熱性能優れているの?

      誰がそんなデタラメな話をしたのか分かりませんが、恐らくこんな話の流れです。

      ラファエル設計が行う設計でもある在来工法の場合、柱は基本的に105mmx105mmです。
      つまり、断熱材は内断熱(充填断熱)の場合、105mm以上断熱材は入れる事が出来ません。

      しかし、ハウスメーカーが行う2x6(ツーバイシックス)とは、壁厚が140mmとなり、断熱材も140mm入れる事ができます。

       

      というわけで、ハウスメーカーの営業マンが恐らくこう言います。

      『140mmの断熱材が入るから、在来工法よりも、断熱性能は優れています!在来なんて105mmですからね!』

      と。

       

      もう、本当にこういった間違いな情報を植え付けないでいただきたい。

      断熱材単体でみたら、そりゃ105mmよりも140mmの方が優れていますし、僕のHPでも断熱材は厚みが大切です!と言っています。

      ですが、こういった事をいう営業マンも勿論存在するのですが、プロの設計士たちでさえ・・・
      例えばダブル断熱で家を造れば、「夏涼しく、冬暖かい」という錯覚を起こすのです。

      これは、実話です。

      実際に調査もしています。

      相談に来社していただいた方にはそのサーモカメラ画像もお見せしてます。

       

      まず、壁の断熱材だけが厚くても、全く意味が無い事を理解してください。

      室内の熱というのは・・・

      • 天井(屋根)
      • 換気扇

      から逃げます。

      これを防ごうとするのが「冬」の考えです。

      下図のU値が逃げる熱の値です。
      これらを平均したのがUA値です。

      つまり、140mmの断熱材とか、ダブル断熱というのは、外壁だけの話であり、基礎や屋根、窓の断熱性能も上げないと意味が無い事が理解出来ますよね?

       

      逆に、夏は、下図でも分かる通り、日射が・・・

      • 屋根
      • 外壁

      を通じて室内に侵入します。
      夏は、下図のように屋根や壁から熱は逃げません。
      生活熱(照明や家電、人間)も室内を暖める要因となります。
      食洗器はかなりの天敵となります。

       

      断熱性能の話を、住まい手に話をする時は、これらの事を説明しないと、全然意味がないんですよ。

      そして、外壁の断熱材を140mmにしただけでも、ダブル断熱にしただけでも、他を強化しない限り、全く意味がありません。

      スキー場に、上半身スキーウェアで、下半身パンツ一枚で行くみたいな状況なわけです。

      というわけで、2x6の140mmにして窓をトリプルガラスにしたハウスメーカーのピッタリな参考がありますので見て見ましょう!(いつものやつです(笑))

      ↓1月2日の朝7:00、外気温マイナス8.2℃の時の室温

       

      ↓同じ間取りでラファエル設計が考えた断熱工法
      ※時間帯など同じ
      違う所は、壁はダブル断熱105mm+105mm
      窓は樹脂でトリプルではなくダブル
      基礎や屋根も少し変えています。

       

      という感じで外壁と窓だけ強化しても、
      屋根とか基礎などもしっかり考えると、窓が若干劣っても、室温はこんなに違う。
      約8℃くらい温度差がでる。

      それでいて、ラファエル設計の見積もりよりも、1200万も高いハウスメーカーでした。

       

      最近よく思うのは・・・
      ダブル断熱の欠点とか、Q1.0住宅の欠点、高気密高断熱の欠点というのを、皆さん必死に探して、普通断熱のクソ寒くて、クソ暑い家を、心の何処かで求めようとする。
      そんな家を直接的に求めようとしている訳ではないのですが、断熱性能が普通の家は、そういう家なのですよ。
      結果的に、殺人的な暑さ&殺人的な寒さの家を求めているのです。

      誰もが安く家を建てたいわけで、自分達には高気密高断熱の家は、手が届かないんじゃないか?と思ってしまう。

       

      これもよく言われたりするのですが・・・

      エアコンをつけたりすれば築60年の無断熱の家だって、暖かくなるんですよ。

      寒かったら暖房・ストーブつければいいじゃん!

      暑かったら冷房つければいいじゃん!

      って、高断熱住宅に否定的な人は、みんな言います。

       

      でもね、震災にあって、電気が使えなくなったら、どうするんですか?

      最近、異常気象が続いていますが、これは地球温暖化が影響している可能性はとても高いですよね?

      住宅分譲地などで、隣の家が近い場合、隣の家がエアコンガンガンかけていて、夏何かは特に周辺の地面の温度は40~50℃になるなか、窓なんて開けられませんよ。

      夏、電気代を気にして、35℃近くの熱風を扇風機で代用しても、室内の熱中症になるだけです。

      冬は、特に床暖房なんて入れた家は、電気代気にして、2年目からは付けない家が多いですよ。

      リビングなどは暖かくでも、廊下や浴室は寒い。

      ヒートショックの原因です。

       

      僕は毎回、温熱の話になると、同じような内容のブログを書いています。

      これは、記憶を定着させる「海馬」という脳の部分からふるい落とされないようにする為です。

      人の記憶というのは、「海馬」のふるいのような網目を通過する程、忘れます。

      右の耳から聞いて、左の耳から抜けてしまうような感じですね(笑)

       

      だから、一般の人でも最低限理解出来る内容の話をしています。

      何処の会社で家を建てても自由です。

      ただ、多くの人は、何故光熱費が沢山かかり、夏は暑くて冬は寒い家を、2000~3000万で買うのですよ。

      35年ローンを組むのですよ。

       

      ここまで述べた事を全く理解していないハウスメーカーの営業マン・工務店から
      『140mmの断熱材が入るから、在来工法よりも、断熱性能は優れています!在来なんて105mmですからね!』

      と言われただけで、2x6の家しか選択肢に入らなくなり、結果的に地球温暖化を加速させる家を買ってしまう。

      こんな悲惨な事にはなって欲しくない。

       

      家を建てようとする「素人」の方も、
      『140mmの断熱材が入るから、在来工法よりも、断熱性能は優れています!在来なんて105mmですからね!』
      という「プロ」の立場の人も・・・

      『同じ素人』です。

      2x6だから構造的にも優れているとか言っている人も「素人」です。

       

      家が快適かどうか?というのは、室内環境と外気環境を、冬にも夏にもアプローチして設計出来て、初めてその議論の基礎が出来ます。

       

      信頼できる設計事務所なのか、工務店なのか、ハウスメーカーなのか・・・

      それは、素敵なデザインやネームバリューが優れているかという所は、あまり関係ないと思うのです。

       

      しっかりと温熱環境を考えている会社というのは、住まい手の負担となる光熱費まで考えている事ですから。

      これこそ、住まい手にとっては信頼性が高いのではないでしょうか?

       

      2x6工法は在来工法よりも断熱性能優れているの?

      特に大きな差はありません。

      2018年08月05日

      鹿沼市で建てた高気密高断熱住宅の感想

      先日、鹿沼市で建てた高気密高断熱住宅である、ダブル断熱を採用していただいたお客様の元へ、ヒヤリングしてきました。

      ここは、鹿沼市の新築住宅で、「オーダーメイド」満載のお宅です。また、デザイン住宅でもあります。

       

      この殺人的な猛暑にも関わらず、とても快適だという話でした。

      光熱費も、新居前の住まいから比べると、かなり減っている模様。

      月々も、想定していた1万円くらい安いという話も聞きました。

       

      住まい手のお母様がこんな事を話してくれました。

      『おかげ様で、この家は色んな人から褒められるの』

      『本当にありがとうございました』


      息子様からも、
      『デザインについて黒と茶色の柱が結構効いているみたい』

      との事。

      柱が黒と茶色の理由に関しては↓で。

      外部足場が撤去されました!

      家のデザインは、こんなのどうですか~?って感じで提案して、お客様も『面白そう!』って感じで、特に反対もなく、大体受け入れてくれた感じでした。
      この場所は、道路拡幅によって、建て替えを余儀なくされたおうちだったので、周りも軒並み新築が並ぶ通りなのですが、このおうちのデザインのような感じは他にない!という事も自覚され、周りからも言われるようです。

       

      夏も冬も、エアコン1台づつつければ全然大丈夫らしく、僕も、家に入った瞬間、「涼しい!」と思いました。

      設定温度は25℃のようでした。

       

      僕は基本的に、外観デザインに関してはお客様のご希望になるべく沿ったデザインに出来るように心がけています。

      ここのお客様は、デザインに関しては、
      「のっぺりしない方がいい」
      「無理にでも凹凸つけたい」
      「バルコニーを兎に角格好良く!」
      というくらいのご要望でしたので、全体的なデザインはほぼラファエル設計の提案でしたね。

       

      まあ、いずれにしても、デザインに関しては、住まい手が一番喜んでくだされば良いわけで、

      室内の快適性も、しっかり「快適」という事なので、安心しました。

       

      うちの双子たちが小学校上がる前に、実家の鹿沼市に引っ越す予定なので、数年後はラファエル設計の所在地は鹿沼市になります。

      宇都宮市でも、鹿沼市でも信頼できる設計事務所として頑張って行きたいと思います。

      2018年08月04日

      自立循環型住宅関東ゼミ『第3回』に参加

      今日は自立循環型住宅関東ゼミで東大の前真之先生による講義。

      主催者の方から「神長さん特等席で!」といって一番前を指示される(笑)
      まあ、講習会・セミナーは必ず一番前に座るのがポリシーですけどね(笑)


      前先生の話はいつもかなり面白い。

      今回の話では、人類の祖先の話から、普段聞けないような話を聞くお事が出来ました。

      メインは温熱の話です。

      PMVとPPDの話と空気線図の書き方・読み取り方を勉強しました。
      一級建築士試験では定番の問題なので、問題なく知っている知識でした♪

      放射の不均一性の限界が、冷たい壁面は10℃以内、暖かい天井は5℃以内と言うのも定番だ。
      何で暖かい天井の方が数値が厳しいかというと、足元寒くて頭付近が暖かいと不快度が高くなるからですね。
      実はこの基準は、世界のISOで決まっています。

      ラファエル設計のQ1.0住宅は、温かい天井も床も、全て1℃以内な感じです。

      サーモカメラの設定とか意外に参考になった部分もあった!

       

      ちょっと空気線図というものをご紹介します。

      結露が分かる(冬季)
      結露というのは「相対湿度(湿度計が示す)が100%」の状態である「露点温度」に達すると結露発生となるのですが、室温度と湿度の関係などは、『湿り空気線図』と呼ばれる下記の図で簡単に分かります!

      うわっ!!ミカンのネットみたいで見るのやだ~~~ってなると思いますが、とりあえず、室温と湿度が分かれば結露は何度で発生するのか分かればOKですよ♪

      室温24℃、湿度50%の時、窓面など約13℃以下のものが結露発生となります!
      グラスのコップなども結露が起きます。
      別パターン
      室温20℃、湿度50%の時、窓面など約9℃以下のものが結露発生となります!
      室温と湿度の交点から左に矢印!(相対湿度100%の所まで)
      そして下に矢印!
      そこが結露する温度です!!

      簡単でしょ?(笑)
      上記は冬の室内を想定して説明しております。

      「夏型結露」は室温が高く、湿度も高いので、結露の発生温度も高くなります。

      温度が高い程、水蒸気を多く含むことが出来るので、そういった感じになります。

      まあ、講義ではもっと多くの読取をやったのですが、それは高度で専門的な話ですので、割愛します。

      エンタルピーとかの話しても、子守歌のようになってしまいますからね(笑)

      一般の方は、上記の空気線図が読めれば、「結露する温度と湿度の関係」について、分かると思います。

       

      講義の最後で、まさにホームズ君(ソフト名は言ってないけど)を使ったプレゼン順序の話がありました!
      僕のプレゼン順序は全く一緒だったので、ソフト開発者の方々が望むような使い方に沿って、ソフト使えているのかもしれないと、思えました(^-^)

      ホームズ君は、この前先生の研究結果によって生み出されたソフトです。


      つ~か、前先生も参加する懇親会に出られなかったのが、ショック過ぎる・・・

      胸くそ悪い打合せを強制的に入れられて、大バトルの話し合いをしてきました。
      こんな打合せの為にと思うと悲しい・・・

      という事で・・・

      ↓去年の写真(笑)


      2018年07月31日

      落雷による火災ってあるの知ってる?

      タイトル通りですが、「落雷」によって火災が発生するのはご存知ですか?

      新住協のQ1.0住宅は、火事にも強い家というコンセプトを持っているのですが、それは落雷火災にも対応しています。

      建築基準法の防火認定などは、落雷を想定していません。

      外壁(サイディング)~断熱材~内壁(石膏ボード)という、いわゆるサンドイッチされた状態をイメージして、認定が取れています。

      もっと詳しく説明すると、釘やビスなども含めての認定なので、これらの構成が変わると認定外になるという事。
      これって、リノベーションする時に、かなり問題になる話です。

      つまり、タマゴサンドの具がハムになったら、それはタマゴサンドとは言わないですよね。

      まあ、そんなイメージです。

      これらの認定は沢山あるのですが、セルロースファイバーを使った断熱工法の場合は、そのメーカーが認定取ってる事も多く、サイディングを使用する場合は、サイディング協会で認定取っているものだったりするわけですね。

       

      話を戻しますが、建築基準法の防火認定というのは、サンドイッチで例えるなら、パンの部分を強化する感じです。

      サンドイッチを側面からみた時、タマゴサンドならタマゴが見えますよね。

      ペロンと舐めたら、タマゴだけ舐められますねど、パンの部分から舐めても、タマゴには届かないですよね?(笑)

      つまり、パンの部分から舐めようとするのが、建築基準法で想定している火災です。

      しかし、落雷火災というのは、サイドからタマゴを舐めようとする状態です。

      なので、ウレタンなんて使用すると、即効で燃えまくるわけです。

      一酸化炭素中毒死に一番なるのがウレタンだと思っています。

      ロンドン火災などもそうです。

       

      ↓写真の右上が良く分かると思いますが、ウレタンです。

      燃えると有毒ガスが出る断熱材なので、ラファエル設計では木造住宅の設計で使った事がありません。
      とても危険です。

       

      ちょっと、落雷火災の記事を見て見ましょうか!

      2016年12月 新潟
      2012年5月 新潟
      2007年6月 山形
      2015年4月 北海道
      落雷による火災が各地で発生というニュース(群馬)
      落雷による火災が各地で発生というニュース(福岡)
      落雷による火災が各地で発生というニュース(佐賀)

      まあ、とりあえずこのような感じで、ニュースにもなったりしているわけですね。

      以前、無料間取り診断を行っていた際、この落雷による火災のお話をさせていただいた機会があった相談者の方がいて、

      おじい様が火災で亡くなられていたから、自分達は火事に強い家を求めていた・・・けど

      忘れてしまっていたという事がありました。

       

      ハッとしました。という事を仰っていました。

      その後感謝のメールをいただき「私達家族の未来を考えてくださった」という内容の事を言っていただけました。

       

      ウレタンって、基本的に「高断熱化」というと、ほとんどがウレタン使ってる工務店多いんですよね~。

      栃木県でも、高断熱のオプションだとウレタン使うという工務店もいましたし、オープンハウスでUA値0.55!とかって宣伝していた工務店もウレタンでしたね。

      ハウスメーカーでもウレタンの所ありますよね。

       

      僕は、ウレタンに関しては一切使う気もないので、営業さんには申し訳ないですけど、話を聞く事もないです
      (;´∀`)

      前に、営業断る事しばしば・・・。

       

      落雷の火災というのは、サンドイッチの側面を見ているような状態で火が回りますから、火に強いサイディングとか石膏ボードを使っていても、断熱材(タマゴ)が火で直で燃やされますから、どんどん燃えて行きますよね。

      建築基準法は、横方向に壁を貫通しないような決まりですが、落雷は壁を縦に貫通していくような感じですからね。

       

      グラスウールを使う理由は、一番はこの落雷火災による危険性を最小限にするという狙いもあるわけです。

      単に他の標品使えば、グラスウールの半分の厚みで同程度の断熱性能を発揮できる商品もありますが、それらは全て火災で燃えまくる商品です。

      なので、あえてグラスウールを使うという事なのです。

      壁の厚みが200mmm以上なんて分厚くてカッコ悪い~なんて言う人いますが、落雷火災の現状を知っていると、他の商品は使いたくないというのが正直な所です。

      充填断熱部分は、セルロースファイバーとかロックウールでもよいと思いますけど、値段が高いですよね。

       

      ラファエル設計の家づくりというのは、大きく・・・

      ・断熱性

      ・自然素材

      ・耐震等級3

      というのを掲げていますが、隠れメニュー的に、「落雷火災による危険防止」というものもしっかり考えているという事を知っていただけると、嬉しいですね。

       

      いつか、この落雷火災の事は書こうと思っていたのですが、1年以上経ってしまった
      (;´∀`)

       

      基本的に、基準法を守れるように、各メーカー達も認定取っているので、家事に弱いという概念もないのが一般的なんですよね。

      落雷火災なんて、確率論でもありますが、その確率論によって、家の性能を決めるという事はしません。

       

      田んぼのど真ん中にポツンと一軒建っているような家なら、隣の家はないので、自分の敷地外の家からの延焼は考えられないですが、落雷によっての火災の発生率は、隣家の延焼よりも高いわけです。

      なので、僕は田舎の方に建つ家こそ、落雷による火災にも強い家づくりをするべきだと思っています。

      2018年07月28日

      Q1.0住宅の実力!この猛暑での室温設定は何と・・・

      Q1.0住宅の実力!この猛暑での室温設定は何と・・・

       

      『27℃で快適です!!』

       

      という、住まい手からの驚愕のお話(笑)

       

      実は本日、4月に引き渡ししたQ1.0住宅に導入した「パッシブエアコン(全館空調)」が、どうも子供室への風量が足らないという報告を受けたので、調査&是正に行ってきました。

      ここは、栃木市の新築住宅で、「オーダーメイド」満載のお宅です。また、デザイン住宅でもあります。

       

       

      室温は何度に設定しているか?という質問に対し、「27℃です」と。

      確かに、冷房の設定は、省エネ計算などで27℃で計算する話をして、一応27℃が良いけれど、外が暑い時は25℃とかにしても問題ない事はお伝えしていたので、僕の話をキッチリ守ってくださったのか!?

      と思ったわけですが・・・

      子供室以外は、27℃設定で全く問題ないとの事。

      この殺人的な猛暑の中、27℃の設定から変えていないというのが、驚きでした(笑)

       

      外気温が40℃近い時は25℃とか23℃にしても大丈夫ですからね?

      と言っても、27℃で大丈夫との返答(笑)

      これには、設計した僕自身がビックリΣ(・ω・ノ)ノ!

      でした。

       

      で、まあ・・・

      暑いという子供室にあった温度計を見ると、26.1℃とか26.7℃でした。

      勿論、設定温度は27℃。

      色んな所の表面温度を、40万するサーモカメラで測定。

      殆ど25~26℃台。

      1階も2階も。

      2階の天井裏なんて、普通殺人的な暑さと思うけど、点検口から小屋裏覗いても、全く暑くない。

      高断熱にすると、夏はめちゃくちゃ暑くなるという勘違い発言をする人がプロも含めていますが、全くそんな話はデタラメで、高気密高断熱にしたのに、2階が暑いという人は、申し訳ないですが・・・

      「なんちゃって高気密高断熱」

      の可能性が大です。

       

      よく、ビニールハウスに住むイメージだとかクレイジーな事を言う人がいますが、本当にビニールハウスのような家だったら「快適」なんて言葉は出てきませんよ(笑)

       

      基本的に、玄関なども、表面温度25~26℃台。

       

      閉め切りのトイレなども26℃台。

      ウォークインクローゼットの中も26℃台。

       

      まあ、家の性能とパッシブエアコンがベストマッチした結果と言えるでしょう。

      では、そんな様子を画像で見ていただきます。

      2Fサブリビング&廊下&子供室入口
      外気温29℃
      エアコン設定温度27℃

      各部分の表面温度25℃台

      カメラの中で、温度差が無いと一面同じような色になります。
      1Fキッチン・ダイニング
      外気温29℃
      エアコン設定温度27℃

      各部分の表面温度26℃台
      ※窓のガラス部分は約28℃

      窓部分と温度差があるので、天井面などは青くなっていますが、窓ガラス部分約28℃に対して天井面は26.5℃くらい。
      玄関の床と玄関ドアの枠とガラス部
      外気温29℃
      エアコン設定温度27℃

      各部分の表面温度25℃台
      ガラス部分が28.6℃
      枠下27.5℃
      玄関上部
      外気温29℃
      エアコン設定温度27℃

      各部分の表面温度25℃台
      ガラス部分が29℃
      枠上29.9℃
      エアコン吹き出しの風量と温度の測定
      風がどのように出ているのか、どのように冷やされているかをサーモカメラで確認。

      まあ、こんな感じで、他にも撮ってますが、同じような画像ばっかりなので、これらでご勘弁を(笑)

      注目すべきは、玄関とキッチンが同じような表面温度という事。

      これにより、帰宅時の「ムワッ」っていう感じが無いという事です。

      29℃の外から入ると、やはり涼しく感じました。

       

      帰り際、住まい手の奥様から・・・

      『こんなに素晴らしい家を造ってくださり、ありがとうございます』

      という言葉に、設計者としての喜びを感じる瞬間でした。

      栃木市でも、信頼できる設計事務所として頑張って行きたいと思います。

      2018年07月27日

      問題です!解ける人は何人くらいいますかね?

      まず初めに・・・

      ①何故Q1.0住宅が求められるのか

      ②何故QPEXやホームズ君のようなシミュレーションを行うのか?

      そんな話から入りたいと思います。

      ここの所、Q値やUA値、エネルギーの事について色々書いてます。

       

      多分、この問題をやると、僕の行っている事が、何となく理解出来ると思います。

      UA値というのは、省エネ基準をクリアする為だけに求める数値だという事。

      単純にエクセルとかで外皮計算だけやっても意味がないという事。

      そんな事が見えてくるでしょう!

       

      下記の問題を解けないプロの方は、解けるようになった時、今まで見えなかったものが見えてくると思います。

      それをこれからの家づくりに生かしてください。

       

      では問題です。

       

      分かりますか?

      これはですね、QPEXでの計算結果を理解していると、解ける問題です。

      Q値は、建物にどんな影響があるのか?ってのが分かります。

       

      ヒントは、QA(総熱損失係数)を求めればいいのですね。

       

       

       

      では、答えです。

      初めにQA(総熱損失係数)を求めます。
      2.4x100㎡=240 Wh℃(K)

       

      室温を考える時に↓を頭にイメージする


      問題文で、生活熱Wと日射取得熱Wが与えられていますね。

      これをQAを使って、Wを℃に変換します。

      生活熱465Wは 465÷240(QA)=1.94℃に相当。
      日射熱635Wは 635÷240 (QA)= 2.65℃に相当。


      ここまでくれば、表に埋めるだけですね。

      したがって暖房器は、外気温10℃-(1.94℃+2.65℃)=5.42

       

      こんな感じで、暖房は5.42℃分の働きをしなくてはいけなくなるという事です。

      つまり、これが『エアコンに頼る家』と僕は呼んでいます。

      だって、日射熱が暖房よりも低いんですから。

      Q1.0住宅というのは、暖房熱がとても小さくなります。

       

      これが、外気温0℃の時は、暖房熱は15.42℃の働きをしなくてはいけないという事です。

      日射熱が全然ない深夜~朝方なんかは、18.07℃分も、暖房が頑張らないといけないわけです。

      『どこまでもエアコンに頼る家』

      って言いたくなるのが分かりますか?

       

      ここまでで、皆さん気が付きましたか?

      UAなんて、一つも出てこないんですね。

       

      Q値というのは、UAのように、熱の損失をイメージしていただければ分かりやすいと思います。

      つまり、室温1℃上げる為に必要な情報というのは、UAではなくQ値から求められるQAなのです。

      室温20℃の場合、QAが20個積み重なって、その室温になるのです。
      つまり、少ないQAが積み重なれば、容量は軽いですよね。

      省エネって事です。

       

      この考えは、省エネ基準にはありません。

      だから、Uaというのは、省エネ基準をクリアする為に存在する、いわば、「届出の為の数値」だと思っています。


      これらの事から、「次世代省エネ基準」「低炭素住宅」というのは基準として、大した事ない性能なんだなと思うわけです。

      問題文のQ値2.4って、以前の省エネ基準クリアしている数値です。

       

      先日、別なブログでこんな事を書きました。

      家の性能を語る上での要素
      ①Q値
      ②UA値
      ③気密性
      ④換気(漏気)
      ⑤日射熱
      ⑥生活熱
      ⑦外気温
      ⑧室温
      ⑨周辺環境
      ⑩方位
      これらが関係してきます。

      ①~⑩の事を全て考えた上で、その家は「暖かいのか、寒いのか」という判断が初めてできます。ネット上や、プロの人でも、ほとんどが①と②、若しくは①~④くらいまでのことだけ考えての話にしかなっていません。だから、UA値とQ値だけ考えても家の本当の性能なんて分かりっこないのです。目安でしかないという事ですね。

      さっきの問題で上記の要素に絡んでくるのは・・・
      ①Q値
      ④換気(漏気)
      ⑤日射熱
      ⑥生活熱
      ⑦外気温
      ⑧室温
      ⑨周辺環境
      ⑩方位

      ですね。

      日射熱というのは、周辺環境と方位も大きく関係します。

       

      如何でしたでしょうか?

      以前、新住協の勉強会で、講師として登壇した際に、この問題を取り上げたのですが、初めての人はちょっと難易度高いと感じたようですが、理解してしまえば簡単ですよね。

      家づくりに関しては素人だと思っている、住まい手の皆さん・・・

      この↓表くらいはイメージ出来ますよね?



      室温を形成する者たちは、この表をイメージ出来れば簡単ですよね?

      つまり、Q値やUA値がどれくらい低い(良い)か?という事を勝負しあっても、なんら意味がないという事です。

      特に、これも最近話題に出していますが・・・

      『UA値⇔Q値換算式は当てにならないよ』問題。

       

      いいですか?

      換算式というのは、テキトウです。

       

      UA値から、Q値を算出して、このQ値が当てにならなかったら、生活熱、日射熱、暖房熱まで間違えるというか、あてにならない数値になるのです。

       

      冒頭の話に戻りましょう。

      ①何故Q1.0住宅が求められるのか

      エアコンに頼らない家が、本当の低炭素化になるからです。
      自然災害が起きているこの地球にとって、必要な家づくりなのです。


      ②何故QPEXやホームズ君のようなシミュレーションを行うのか?

      Q値、UA値を含めて、それ以外の家の性能を正確に知る為です。
      自分が、どんな家の性能を、住まい手に提供しているのか?というのを把握する為です。

       

      下記は、全棟標準で行う、QPEX計算書の一部です。
      上記の内容も含めて、依頼者に提示・お渡ししています。

       

      このような計算書を添付しない、若しくは、ソフトで計算もしない・・・

      というのは、自分が、どんな家を設計・施工しているのか?

      住まい手に、どんな家を提供しているのか?

      全く分からない状態

      という事ですからね。

       

      レストランで言えば、一切味見をしないで、新作の料理を作り・・・

      「美味しいですよ」

      「絶品ですよ」

      と言っているのと同じです。

      もっと言えば、分量も毎回テキトウなので、味も毎回違うわけです。

      このような計算をしないというのは、

      『冬暖かく、夏涼しい』

      ってホントなの?って事です。

       

      このような計算を行わずに、単純に外皮計算してUA値出しただけで、

      『冬暖かく、夏涼しい』

      って言うのは、味見をしないで料理を出しているレストランと同じ事ですからね。

       

      誰の為の家づくり?

      誰の為の仕事なの?

       

      自分の造ろうとしている家の性能が一切分からないで、よくお客様に

      「夢のマイホーム」として提供出来ますよね。

       

      住まい手の皆さんに、もう一度いいますね。

      UA値、Q値だけで、家の性能を評価するのは危険です。

      止めてください。

      依頼する会社には、計算書をちゃんと作成してもらい、下記の様な部分を自分の目で確かめて、契約してください。
      そうでないなら、燃費性能とか一切分からない車を高いお金出して買うのと同じ行為ですからね。

       

      僕はUAなんか興味はなくて、上記表の「自然温度差」を重要視して設計しています。

      9.5℃というのは、外気温との差が平均して9.5℃あると思っていただければ良いです。

      この計算書のQ1.0住宅はレベル3という性能ですが、10℃以上になると、Q1.0住宅level4という最高レベルにいける感じになりますね。

      現行の次世代省エネ基準よりも、
      エネルギーを
      60%以上削減がQ1.0住宅level1
      70%以上削減がQ1.0住宅level2
      80%以上削減がQ1.0住宅level3
      90%以上削減がQ1.0住宅level4
      という事になります。

       

      ラファエル設計は、UA値もQ値も、専用のソフトでしっかり計算して、冬暖かく夏涼しいという根拠を出しています。

      とりあえず、頭の中は↓の表を常に思い描いています(笑)

       

      兎に角、素人の方で、よく分からないという場合、日射熱を多くして、暖房熱を小さくするのが省エネ住宅だと思っていただければよいと思います。

      そして、「日射熱」が多くなればなるほど、光熱費も安くなります。

      そしてこの日射熱は冬は味方ですが、夏は敵になりますので、遮蔽が必要になります。

      一番効果的なのは、窓の外で遮蔽をする事。

      つまり、外付けブラインドやよしずなんかも有効です。

       

      日射熱を巧く料理できれば「冬暖かく、夏涼しい」となります。

       

      夏の日射にビビって、南側の大開口窓(ガラス)に遮熱タイプを選んでしまうと・・・

      『冬寒くて、夏涼しい』家となります。


      夏の日射遮蔽の考えが不十分で、南側の大開口窓(ガラス)に断熱性もない普通の内側ロールスクリーンを選定してしまうと・・・

      『冬暖かく、夏地獄』の家となります。

       

      家づくりには、太陽の性格を見極めないと、全然省エネにもならないし、快適にもならないという事ですね。

       

      数千万も出して購入する家です。

      これらの計算書を出してもらわないで、家を買うのって、恐ろし過ぎませんか?

       

      プロの方は、今回も問題をパッと解答できるくらいの知識は持っておいた方が良いと思います。

      2018年07月11日

      heat20のG2グレード(UA0.34)って凄いの?

      heat20のG2グレード(UA0.34)って凄いの?

      別に凄くありません(笑)

      UA値0.34というのは、那須、日光を除く栃木県の場合、省エネの地域区分は「5地域」となりますので、
      5地域でUA値0.34以下となれば、G2グレードとなり、国内最高レベルの省エネ性能となります。

       

      え!?それなのに凄くないの?

      と思うかもしれませんが、凄くないです(笑)

       

      下記を見てください。

       

      赤線の注意書きを分かりやすく説明すると・・・

      いくらこれらのUA値をクリアしても、日射遮蔽(しゃへい)と日射取得が出来なければ、性能を発揮出来ませんよ!
      と言ってるわけです。

      heat20では、上記のUAを目指すと、室温と体感温度がどんな感じになるのかというのも発表されています。

      ↓な感じで、暖房したり、しなかったりで、どうなるのか?って事です。

       

      結果としては↓になります。

      次世代省エネ基準のUa値(0.87)の場合、『冬の家の中での体感温度が15℃未満となる割合』が30%程度
      と言ってます。

      一方、4~7地域(福島~関西方面とか南の方)の場合でG2グレードなら体感温度が15℃未満となる割合は15%程度と言っています。

      次世代省エネ基準の半分になるって事ですね。

      また、表3では、冬に体感温度が大体8℃を下回らないのが次世代省エネ基準の家で、大体13℃を下回らないのがG2グレードだと言っているのですね。

       

      では、見て見ましょう!

      ドーーん!!

      上記は宇都宮での次世代省エネ基準クリアの家です。
      大体8℃を下回らない・・・のですが、無暖房で朝方は、余裕で8℃以下になります。

       

      はい、では、G1グレードをクリアしたハウスメーカーの家。
      (UA0.46)

      ドーーーーん!!

      上記は小山でのG1グレードクリアの家です。

      大体10℃を下回らない・・・はずですが・・・

      午前10時になっても外気温が-0.3℃くらいだと10℃下回っていますね。

      実は、この家、全てトリプルガラスの樹脂サッシです。

       

      では、UA0.27というG2グレードクリアの家を見て見ましょう。
      場所は黒磯です。

      ドーーーん!!!!

       

      大体13℃を下回らないはずが・・・朝も夜も13℃以下です。
      朝方なんて、ほぼ10℃以下ですね。

       

      はい、もう一度、振り返ってみましょう!
      上記のUA0.27というのは、北海道の一番寒い所のG2グレードの基準さえもクリアしているのです。

      恐らく、G2グレードをクリアしていたとしても、北海道で-20℃くらいになる地域であれば、室温も0℃に近付くでしょう。

       

       

      もう一度この表を見てください。
      リビングや寝室などの居室は、暖房をしているけど、トイレや廊下、洗面・浴室は無暖房なので、さっきのシミュレーション通りになるわけです。

      これは思いっきり、「ヒートショック」の状況が出来上がるというわけですね。

       

      G2グレードにするという事は、次世代省エネ基準クリアの家からすれば、プラス300万くらいはUPするはずです。

      それなのに、上記シミュレーションの様な家になったとしたら、無意味に高いお金出して、寒い家になっているという事なんですよね。

       

      それは何故か!?

      下記表の、赤線注意書きが全てです。

       

      冬の日射取得と夏の日射遮蔽(しゃへい)・・・

      つまり、冬は太陽を取り込んで、夏は日射熱をカットするという事が出来なければ、

      意味がないという事なのです。

       

      ちなみに・・・
      下記のプランは、北が30度くらい振れています。
      南東や東面に大きな窓があるのですが、太陽が1日のうち、3時間も当たらないのです。
      そうなると、室温を上げる為には、エアコンに頼るしかなくなります。

       

       

      これは、相談された物件なのですが、上記のプランから窓の配置や大きさをアドバイスした所・・・
      こんなに室温が変わりました↓

      ビフォー

       

      アフター

       

       

      ちなみに・・・

      UA値が同じくらい(0.27)でラファエル設計のQ1.0住宅であれば・・・

      宇都宮の朝5:00、外気温マイナス5.2℃でも、一日中『無暖房』で室温は全て20℃超えてます↓。

       

       

      ここで、正確な情報をお伝えします。

      UA値というのはUのA(アベレージ)『平均値』なのです。
      UA値がheat20のG2グレードをクリアしてようが、日射取得と日射遮蔽という、「エネルギー」に対してもアプローチしたG2グレードでなければ、数値だけよくして喜んでいるだけとなるのです。

       

      厚くて高性能な断熱材のU値を0.5としてみましょう。無断熱は1.0とします。

      • 屋根U値 0.5点(屋根の熱貫流率U値)
      • 外壁U値 0.5点(外壁の熱貫流率U値)
      • 窓U値  0.5点(窓の熱貫流率U値)
      • 基礎U値 1.0点(基礎の熱貫流率U値)

      平均(UA値)はなんと0.625となり、次世代省エネ基準をクリア出来てしまうのです。
      信じられますか?
      床か基礎が無断熱でも、UA値とは平均となる為、他の部分の性能が良くなれば、次世代省エネ基準なんて、楽勝でクリア出来てしまうのです。

       

      よく、「窓が弱点だから、窓の性能を上げる」という話を住宅展示場巡りなどをした時に聞いたりしませんか?
      それが上記で言っている事です。
      窓以外の断熱性能は大したことないのに、窓だけ性能上げて、『うちは高断熱住宅仕様です』というのは、どういう事か、下記で説明します。

      • 屋根U値 0.7点(屋根の熱貫流率U値)
      • 外壁U値 0.7点(外壁の熱貫流率U値)
      • 窓U値  0.1(窓の熱貫流率U値)
      • 基礎U値 0.7点(基礎の熱貫流率U値)

      UA値0.55です。
      5地域のZEH(ゼロエネルギーハウス)のUA値0.6をクリア出来る基準となります。

      これは、性能だけクリアしているけど、実際は寒いという事になります。

      だって、窓以外は断熱材薄いんですから(笑)

      この例が下記です。

      窓だけトリプルガラスで、他の断熱は普通。という状況。

       

      このパターンは、南までトリプルにして、日射取得の低いガラスを選定してしまっているのですよね。

      「トリプルガラス」=暖かい

      みたいな、思いっきり勘違いから、住まい手に勧めてしまうという、悲しい事例です。

      ちなみに、このような事例も、ラファエル設計のQ1.0住宅仕様になると、下記まで室温はあがります。

      勿論、無暖房です。

      外気温マイナス8.2℃という条件と時間も同じです。

      UAもheat20のG1グレード内です。

       


      これでお分かり頂けたでしょうか?

      heat20のG2グレードをクリアするUA値なら、【凄い】わけではないのです。

      heat20に限らず、UAというのは、あくまでも「省エネ基準」をクリアする為の数値なのです。

      しかも、この省エネ基準というのは、これまでシミュレーション結果をお見せした通り、クソみたいなもんです。

       

      基準を厳しくすると、単に安くて寒い家を造っている人たちが、文句の声をあげるのです。

       

      Ua値なんて、ハッキリ言って、結果論です。

      平均点なんですから、いくらでも数値上のごまかしは、し放題なのですよ。

       

      家の性能というのは、Q値もしっかり考えなくてはなりません。

      ですが、このQ値、今の省エネ基準から消されてしまい、本当に都合よく、偽物の省エネ住宅を普及する手助けの
      省エネ基準となっているのです。

       

      このQ値ですが、ちょっと笑ってしまうような内容がネット上で出回っているようです。
      相談あって僕も知ったのですが・・・

      UA値ーQ値の換算式の存在です。

      Ua ≒ 0.37Q ー 0.13

      って式。

      この換算式は当てになりませんからね(笑)。

      Q2.7,UA0.87という次世代省エネ基準に合わせて算出すれば、何となく合っているような感じがしますが、Q値は家の形状などによっても、全然変わってきますし、延面積でも変わります。

      つまり、全ての家で、この式が当てはまる訳がないのです。

      先日竣工したQ1.0住宅は、QPEXで計算すると・・・
      Q値0.89
      UA値0.36
      です。

      ちなみにこのUA値を、ネットの換算式で計算すると・・・

      Q値は実際0.89が1.3となります。
      UA値は実際0.36が0.19というバカげた数値になります。

       

      ネットではこの換算式を利用して、

      『Q値0.89だからUA値は換算して0.19です!』

      『だから家の性能は高い!』
      『○○ハウスメーカーの性能は高い!』
      『〇〇工務店の性能は高い!』

      なんて書いてあったりするみたいですが・・・

      スルーしてください(笑)

      UA値からQ値を換算する場合、実際よりも悪く出ると思うので、「参考」までに換算するのは、まあ目安でやれば?という感じですが、Q値からUA値を換算すると、凄まじく良くなりすぎる場合がありますので、全く当てになりませんよ。

      いずれにしても、目安にするのはいいかも知れませんが、それで性能が良い・悪いを判断するのはナンセンスです。

      Q値換算式でQ値がいくつ? みたいな話をネット上でしている人達は、QPEXのようなソフトで、温熱計算をした事が無い人たちが殆どだと思います。これはプロの人達でも同じ事です。

      エクセルなどで外皮のUA値出して、上記の換算式でQ値は〇〇です!なんて言っているプロの人がいたら、そこに依頼するのは止めた方がいいです。

      それは「嘘」といいます。終わってます。

       

      これって、Q値もUA値も、しっかりと住まい手に示していないから、こんな事が起きるんですよね。
      (;´∀`)

      Q値0.89
      UA値0.36

      本来はこのような性能だとしても、換算式で評価した場合、

      Q値を換算して評価したなら、実際は0.89という高性能な設計をしている会社を過小評価する事になります。

      また、Ua値を換算して評価したなら、実際よりも数倍の性能になりますので、『住んでみたら思ったより寒い』という事が起きると思います。

      実際に建ってから、そういったUA換算をして自邸を評価した場合、実際の性能よりも高性能をうたうわけですから、「ホラ吹き」状態となってしまいます。

      嘘つきという事です。

       

      こういった事が、ネットでは信用できない項目なんですよね。

       

      今の時代、素人のブログの方が影響力高いと感じる人もいますからね~・・・。

      僕からすれば、Q値がいくつ、UAがいくつって豪語するのは自由ですが・・・

      で!?

      という感じです。

      Q値やUA値が良ければ、室温が良くなるわけではないんですよ。

      室温が良くならないという事は、省エネではないんですよ。

      なんちゃって高断熱住宅

      です。

      自然温度差は何℃になるのか?

      エネルギーはどれくらい軽減できるのか?

      暖房エネルギーはどれくらい必要なのか?

      ここらへんもしっかり考えられた情報を見ない限り、単にQ値やUA値だけで評価は出来ないですよ。

      だって、これら全部含めて「家の燃費」ですからね?

      燃費というのは「光熱費」です。

      車でいうガソリン代です。

       

      UAがheat20のG2グレードをクリアしていたとしても、エネルギーの事を考えられなければ、光熱費は安くなりません。

      実際の案件ですが・・・

      ラファエル設計のダブル断熱でUA0.49という家と、他社の設計したheat20のG2に後一歩のUA0.37という家があるのですが・・・

      去年の一年間の光熱費を比較すると・・・

      ラファエル設計のUA0.49の家は年間約13万円

      他社のUa0.37の家は年間約14万円


      家族構成など、同じようなケースの比較です。

      どちらも、エアコンを我慢するような生活ではありません。

      自動でつけっぱなしです。

       

      Uaだけで比較すると、ラファエル設計の家の性能は圧倒的に負けてますが、光熱費では勝っています。

      Uaが悪かったとしても、冬なら熱が逃げる量より日射熱を沢山取込めれば、省エネになります。
      そして住まい手は「快適」と感じるものです。

       

      取り合えず、今回はこの辺で♪

       

      今回は、あまりにもテキトウな内容がネットに溢れているので、

      有料のセミナーレベル(一部)で、お話をさせていただきました。

      2018年07月06日

      基礎断熱『タイトモールド工法』見学

      昨日ですが、父と一緒に前橋へ行ってきました!

      目的は、基礎断熱『タイトモールド工法』を父に見てもらう為。

      以前から注目していて、今までも使いたかったのですが、あまりにも高額な見積もりで、工務店さんが出してくるので採用を見送っていました。

      70~90万プラスくらいで、ちょっとこれではふざけた単価過ぎます(笑)

       

      ですが、これからは、実家の神力建設と一緒に家づくりをはじめる準備が整いました。

      実家は基礎やです。

      特に大幅なコストアップせずに、採用できそうです。

       

      日本人は、新しいものに対して、邪険に扱う習慣があります。

      「出る杭は打つ」

      みたいな・・・。

       

      僕は、高校生の夏休みの時に、実家で基礎工事を友人たちと一緒に、アルバイトしました。


      実は僕は中学生から経験あります(笑)

       

      実は、真夏の基礎工事って、死ぬほどつらいです。

      10棟くらいは基礎工事を経験しました。

      本当にきついです。

      何か若いのもあってか、楽しかったですけどね(笑)

       

      実は、実家は、中学卒業の生徒さんを採用する事が多いです。

      父が、バスケットボールの外部指導を、小学校は45年、中学校を20年以上行っているのもあるとは思います。

      ですが、そんな採用をしてきた中で現在、続いている人材は、僕が中学校を卒業してから1人だけです。

      22年間で1人だけです(;´∀`)

       

      それくらいに、「辛い仕事」というわけです。

       

      まず、基礎工事って、下記の様な鋼製型枠を使います。

       

      これをですね、

      • ダンプへ積む(現場へ運ぶため)
      • ダンプから降ろす(組む為)
      • 組む
      • バラす
      • ダンプへ積む(持ち帰る)
      • ダンプから降ろす(持ち帰った後)

      これらの作業をしなくてはなりません。

      これが、非常にキツイ!!

       

      これらの作業がキツイ為、根性がある人じゃないと、続きません。

      基礎工事をやる人が、年々減っているのも、これらの辛さがあると思います。

       

      しかし・・・

      タイトモールド工法は、「組む」以外、自分達ではやる必要がありません(笑)

      断熱型枠の為、組んだらそれで終わりです!

      基礎断熱として、家を守ってくれるのです。

      (出典:司コーポレーション)

       

      実は、地下空間も出来ちゃいます!

      これからラファエル設計のホームページでも、『地下空間のある家づくり』を取り入れていきますので、近々案内致します!

       

      こういった工法を取り入れる事で、職人さんも、肉体的に作業し易い環境の家づくりって大切だなと思ってます。

      2018年05月20日

      窓は弱点、玄関も弱点ですよ!

      【窓は弱点】

      これは、プロでも分かる事であり、一般ユーザーの方々も、少し調べれば当たり前のように答えが見つかります。

      そうです、弱点です。

      しかし、あまりにも皆が弱点弱点と言うもんだから、『熱を逃がさない』という事にしかフォーカス出来ていません。

      前回のブログでも書きましたが、窓は、冬に日射熱を必要とし、その熱を逃がさないというのが正しい考えです。

      なので、日射熱を取り込めるのは窓だけであり、窓だけが持つ長所の1つなのです。

      これを、忘れないようにしましょう!

       

      そして、今回のブログはここからが本題(笑)

      実は、大手ハウスメーカーの設計について、何とも残念な考えで家づくりが進んでいる物件を拝見しました。

      窓はLIXILの「サーモスX」で、アルミ樹脂ながら、少し断熱仕様のいい窓です。

      省エネ基準の仕様値では熱貫流率2.33です。

       

      ですが・・・

      玄関は、熱貫流率4.07という、断熱性は全くないドアを選定しているのです。

      普通のシャッターで6くらいですからね(笑)

      カタログを見て、寒冷地仕様かそうでないかで決めている。

       

      省エネ住宅を設計する上で、熱貫流率は1.3前後くらいで考えられると、栃木県ではとても省エネになる感じです。

      まあ、それでも、日射取得率のよいガラスを選定して、適切に配置をしないと意味ないですが・・・。

       

      実は、玄関って、個人的には一番の弱点だと思っています。

      理由は・・・

      熱が逃げる部分がとても多いからです。

      ラファエル設計は、玄関の平場は約30cmくらい断熱材を敷き込み、立上りも外周部を断熱材で包みます。
      これ教えるの、ちょっと特別サービスね(笑)

       

      完成時、3月下旬でしたが、無垢のフローリング部は表面温度20度あり、玄関タイルは18~19℃もありましたね。

      こうしないと、玄関タイルや基礎の立上り部分で、思いっきり熱が逃げて行きます。

      リビングと玄関が一体になっているようなお宅で、これくらいやらないと、暖房なんて全然効かなくなりますよ。

       

      玄関って、ホールも入れると基本的に1坪~2坪くらいとったりしませんか?

      そんな小さい面積ながら、幅1m×高さ2mもの玄関ドアが付き、更に、窓なんかを沢山つけたりしますよね?

      つまり、面積が小さいくせに、玄関ドアは必ず付くものなので、開口部が増え、もの凄く弱点なのですよ。

       

      そんな中、基礎断熱、玄関土間断熱もしない、玄関ドアも断熱性なし・・・

      これで窓だけ断熱性考えても、あまり意味がありません。

      さらに、このような状況で、壁をダブル断熱にしても、全く効果がないという事態になります。

       

      窓が弱点というのは、断熱材の入らない「開口部」だからです。

      ガラスの性能は良いので、窓は、窓枠が弱点という感じです。

       

      「開口部」っていうのは、窓以外にも、玄関ドアだって開口部です。

      垂直面で考えた場合ね。

      水平面で考えれば、床下点検口、床下収納庫、天井点検口も開口部です。

      ローコストハウスメーカーは、この床下点検口を、断熱タイプではなく、「気密タイプ」というものを標準としていたりします。

      気密タイプは、断熱性能は全くありません。

      断熱性能が不要な部分に使う商品です。

      これはメーカーも言ってますから。

       

      こうしたように、「窓が弱点」ってのは、呪文のように皆が唱えているのですが、それ以外の弱点を知らないというか、考えられないのが、日本の家づくりの現状です。

       

      家づくりを依頼する会社の選別する為に、UA値、Q値、C値を聞くのは有効ですが、

      玄関土間の断熱、玄関全体についての断熱をどのように考えているかで、キチンと熱損失、ヒートブリッジ(熱橋)の事などをしっかり考えた設計・施工を行っているかが分かります。

      外貼り基礎断熱以外で、例えば多くで採用されている床断熱の場合で、

      玄関の立上りの断熱をしない時点で、もうそこの会社は無しだと思います。

       

      例えば、窓が弱点という人がいれば、「窓のどの部分が弱点なのですか?」って聞いてみてください(笑)

      2018年05月18日

      QA値って説明できる人いる?Q値、UA値が良くてもあるものを考えなければ意味ないよ!

      これまで、色んなページでUA値、Q値、C値の話をしています。

      家づくり選定の際、これら3つを聞く事が、家づくりをお願いする一つの目安にもなるという事を知っておいてください。

      ざっくり説明すると・・・

      Q値=建物からの熱の逃げにくさを表します

      UA値=窓や外壁から熱が移動・通過する量を表します

      C値=気密性能でもある、家全体の隙間を表します

      省エネを示す数値なので、基本的に数値は小さい方が省エネであり、家の性能も良くなります。

       

      家づくりの際、これらの数値を目安にする事は大切ですが、これだけではダメな事を知って欲しいと思っています。

       

      これだけで難しく思う方は・・・

      Q値とUA値は、建物の熱がどれくらい逃げるのか?

      と一括りに思ってくださればイメージはつかめると思いますよ。

      下記は別ページでも使用している解説となり。少し詳しく説明していますが、難しい方は、下までスクロールジャンプしてください(笑)
      (※緑の背景の部分は一度スルー)

      ここから・・・


       

      Q値(熱損失係数)
      ※建物からの熱の逃げにくさを表します。

      数値が小さい方が高性能

      現在は省エネ基準から無くなり、下で説明するUA値へ変わりました。
      ※ポイントは画像※1に記載のある
      換気と漏気で失う熱量を含みますよ
      って所。

      基準からは無くなりましたが、無視できない数値となります。
      つまり、基準改定後もきちんと計算して算出する事が重要です。
      UA値(外皮平均熱貫流率)
      ※窓や外壁から熱が移動・通過する量を表します。

      数値が小さい方が高性能

      ここでポイントは、画像※2に記載のある
      『換気と漏気で失う熱量は考慮してない』
      って所。

      気密性が悪くて隙間だらけの家でも、UA値が小さければ高性能です!
      と言えてしまう矛盾。

      何故そうなるのかというとUAのAはアベレージ(平均)のAなのです。
      U値というのは熱貫流率(W/㎡・K)の事で、熱の通りやすさを表します。
      U値が大きいという事は、それだけ熱が通過しやすいという事です。

      建物には、どんなに高性能な家を造ろうと、屋根や外壁、窓や基礎で熱貫流が発生します。

      • 屋根の熱貫流率U値
      • 外壁の熱貫流率U値
      • 窓の熱貫流率U値
      • 基礎の熱貫流率U値
      これらを平均したものがUA値と思っていただければOKイメージしやすいと思います。
      ここで問題なのが、このUA値には、換気扇などから失う熱量が抜けちゃったという事なのです。

      理解しやすいように、もっと噛み砕きます。
      下記の様にイメージしてください。
      • 国語(屋根の熱貫流率U値)
      • 数学(外壁の熱貫流率U値)
      • 理科(窓の熱貫流率U値)
      • 社会(基礎の熱貫流率U値)
      • 英語(換気と漏気で失う熱量)
      これらに点数を付けて見ます。
      • 国語 100点(屋根の熱貫流率U値)
      • 数学 100点(外壁の熱貫流率U値)
      • 理科 100点(窓の熱貫流率U値)
      • 社会 100点(基礎の熱貫流率U値)
      • 英語 0点(換気と漏気で失う熱量)
      青字の部分がUA値になりますので、平均点は400点で満点です。
      でも、Q値で考えたら同じ400点/500点ですが、満点ではなくなりますよね?
      平均点80点です。

      UA値とは、残念な役人さんたちが作った、謎仕様なのです。
      如何にQ値の大切さがわかるのです。

      では、UA値で同じことを考えて見ましょう。
      今度は断熱材の有無で考えます。
      断熱性能というのは数値が小さい方が高性能となります。
      薄い断熱材が入っていれば0.87とします。
      無断熱は1.0とします。
      • 屋根U値 0.87点(屋根の熱貫流率U値)
      • 外壁U値 0.87点(外壁の熱貫流率U値)
      • 窓U値  0.87点(窓の熱貫流率U値)
      • 基礎U値 1.0点(基礎の熱貫流率U値)
      平均(UA値)は0.9025なので、次世代省エネ基準はクリア出来ない事になります。

      では、今度は厚くて高性能な断熱材を0.5としてみましょう。
      無断熱は1.0とします。
      • 屋根U値 0.5点(屋根の熱貫流率U値)
      • 外壁U値 0.5点(外壁の熱貫流率U値)
      • 窓U値  0.5点(窓の熱貫流率U値)
      • 基礎U値 1.0点(基礎の熱貫流率U値)
      平均(UA値)はなんと0.625となり、次世代省エネ基準をクリア出来てしまうのです。

      信じられますか?
      床か基礎が無断熱でも、UA値とは平均となる為、他の部分の性能が良くなれば、次世代省エネ基準なんて、楽勝でクリア出来てしまうのです。

      よく、「窓が弱点だから、窓の性能を上げる」という話を住宅展示場巡りなどをした時に聞いたりしませんか?
      それが上記で言っている事です。

      窓以外の断熱性能は大したことないのに、窓だけ性能上げて、
      『うちは高断熱住宅仕様です』
      というのはこういう事です。
      • 屋根U値 0.7点(屋根の熱貫流率U値)
      • 外壁U値 0.7点(外壁の熱貫流率U値)
      • 窓U値  0.1点(窓の熱貫流率U値)
      • 基礎U値 0.7点(基礎の熱貫流率U値)
      UA値0.55です。
      ZEH(ゼロエネルギーハウス)をクリア出来る基準となります。

      これは、性能だけクリアしているけど、実際は寒いという事になります。

      冒頭でQ値は換気と漏気で失う熱量を含みますという事を説明しました。

      なので、下で説明する『C値』も漏気に係わるので重要なのです。
      C値(相当隙間面積)
      ※気密性能を表します。
      家全体の隙間を表します。

      数値が小さい方が高性能です。

      C値1.0というのは
      1㎠/m²
      となります。
      床面積1m²につき1の隙間があるという事です。

      ハガキに例えます。
      ハガキというのは10cm×14.8cmです。

      面積にすると148㎠になりますね。

      家の床面積が148㎡(44.8坪)でC値1.0なら、その家は隙間を合計すると、
      ハガキ1枚分の隙間があるという事です。

      C値が0.5なら、半分となりますのでハガキ半分の隙間という事になります。

      ただ、勘違いしてはいけないのが、このC値は『家全体』の隙間であるという事。

      窓の気密性能だったり、ドアのカギ穴だったり、そういった所にも影響されるのがC値です。

      個人的に、C値が1.0以下であれば、0.5でも1.0でも、それほど室温に影響するとは思っていません。
      測定は換気扇や給気口などを塞いで測定しますが、
      実際の暮らしでは、換気扇回せば暖かい空気は逃げますし、窓を開ければもっと暖かい空気は逃げます。
      第三種換気の場合、給気口全て開けたら実際のC値は大きくなります。

      どちらかというと、グラスウールであれば、気流が起きれば断熱性能は6倍以上低下してしまうので、気流止めが必要なわけです。
      気流が起きてしまうような建物の場合、C値がいくら良くても断熱性能はほぼ無いです。
      気密を取るのは勿論重要ですが、C値だけで家の性能を判断するのは間違いです。

      断熱材の厚みや種類の方がよっぽど重要です。

      C値0.1とか0.2が出せれば、それはかなり凄い事ですが、0.5切れなかったからダメとか文句言うとか、
      そういったレベルの話ではありません。

      そして、壁の中で気流が起きないように、入口と出口を造らないようにする事の方が重要です。
      まとめ・注意事項
      よく、UA値を小さくする為に窓が少なくほとんど壁ってデザインを見ますが、これは光熱費削減の観点からしたら巧いデザインではありません。

      トリプルガラスを多用してUA値を下げるという事をしても、屋根や天井・壁の断熱材の厚みが薄かったり、熱橋が多くては、熱がジワジワと逃げて行ってしまいます。

      大体、光熱費が一番かかるのは1月です。
      12~2月が1年で一番高くなる時期でしょう。

      つまり、夏のエネルギーよりも冬のエネルギーの方が沢山使うのです。

      太陽は自然の暖房機です。

      太陽に素直な窓の計画をしない事には、いくら数値を良くしても、
      『思ったより』寒いという事が実際に起きます。

      家づくりをする際は、これらの事をしっかりと話が出来る会社と契約するようにしましょう!

       


      ここまでジャンプ!!(笑)

      ハウスメーカーでも、目標としているUA値やQ値を公表している所もあると思うのですが・・・

      何故、これだけで評価してはダメなのか?

      ここを詳しくご説明致します。

       

      まず、Q値とUA値というのは、24時間換気などによって熱が逃げるという考えを、無くしてしまって、
      もの凄く、都合よく、高性能だと錯覚させる為に出来上がったものが『UA値』というのもです。

      何故、このようなUA値が出来てしまったのか、意味不明ですが・・・

       

      実は、これらの数値だけでは、実際の省エネ性能は評価出来ません。

      先ほども話したように、『建物の熱が逃げる』という数値であると説明しました。

      『建物の』ですが、そもそも、家の中にあるその熱は、一体どこからやってくるのでしょうか?

      どれだけ高気密高断熱の家を造ったとしても、外気温が0℃なら、室温も0℃に向かっていきます。

       

      ケーキなどをお土産で買う時など、保冷剤を付ける為に、持ち帰り時間を聞かれたりしませんか?


      それと同じで、クーラーボックスや保温バッグがあれば、保冷剤のもちが全然違いますよね。

      保温のお弁当も、熱を保つために、味噌汁などのスープが必要ですよね?

       

      家の場合は、それらの熱は、色んなものから発せられています。

      • 人間
      • 家電(冷暖房器具以外)
      • キッチンの食洗器など
      • 照明
      • 太陽

      などなど・・・。

      人間なども含めて、太陽以外を『生活熱』と呼びます。

      太陽を『日射熱』と呼びます。

      冷暖房器を『冷暖房熱』と呼びます。

      それぞれの熱を数値化すると、単位はW/hとなります。

      hは時間で、1時間当たり、どれくらいの熱があるの?って考えるとイメージしやすいと思います。

      Wは、ストーブなどで300W、500W、1200Wとか暖房能力を示しますよね?

      当然、1200Wとかの方が、沢山の熱を発する事が出来る訳です。

      これで、またイメージしやすくなりましたか?(笑)

       

      先ほどもお話したように、家の中では、1時間あたり、生活熱で400Wとかの熱が生み出され、太陽からは600Wとかの熱が、窓を通じでやってきます。

      これらの熱が、高くなるほど、室温は上がるのです。

      そこで、これらの熱が、どれだけ逃げてしまうのか?

      というがQ値やUA値なのですね。

      当然、断熱性能が良い家は、熱を逃がすスピードが遅いわけですから、『保温力が高い』というわけです。

       

      例えば、室内の熱(生活熱+日射熱)が1時間で1000W、

      Q値が2.4の場合、どれくらい熱が逃げるのか?

      実はこれだけでは分かりません。ってゆーか、全くイメージ出来ませんよね(笑)

      ここで必要なのが、ブログタイトルにもある、QA値という値です。

      Q値は熱損失係数ですが

      QA値は総熱損失係数と言います。

       

      家は、四角い家もあれば、L字の様な家もあり、凸のような家、凹のような家、色々あります。

      Q値は床面積に左右され、UA値は外皮の面積に左右されます。

      つまり、延べ床面積が同じ建物でUA値が同じだとしても、1階の面積が広くて凹の形状の様な平屋の方がQ値は悪くなるという事です。

      逆に言うと、Q値は悪いはずなのに、UA値は良く出てしまうという事になります。

       

      なので、平屋が流行っているとかあるかもしれませんが、UA値だけだしてもQ値も知らなきゃ、本当の性能は不透明です。

       

      で、重要なのがやっぱりQ値・・・というかQA値

      このQA値が分かれば、室温1℃上げるために、それだけの熱量が必要か、分かるのです!!

      こういった事を考えながら設計している人はほどんといないと思いますが(笑)

      それではこれからの時代、ダメなのですよね。

       

      話を戻しましょう。

       

      室内の熱(生活熱+日射熱)が1時間で1000W、
      Q値が2.4の場合、そして床面積が100㎡の場合、どれくらい熱が必要か?が分かるようになります。

       

      つまり、こういう事です。

      Q値2.4、床面積100㎡の家で・・・
      外気温10℃、生活熱が400W、日射熱が600Wの場合、
      室温を20℃にするには、どれくらい暖房が働かなくてはいけないのか?ってのが分かります。

      暖房に働いた分は、その賃金を東電とかに支払わなくてはなりません。

      エアコンというのは、派遣社員のようなものです。

      この家の場合、生活熱+日射熱で『約4.17℃』室温を上げる事が出来ます。

      外気温10℃ですから、現在の室温は14.17℃という事になります。

      つまり、室温20℃にする為に、暖房は5.83℃の働きをしなくてはいけないという事です。

      では、この家で、生活熱+日射熱が変らなかったとしたら、
      外気温が0℃になった場合は15.83℃もの働きをエアコンがしなくてはいけません。

       

      しかし、真冬の深夜~早朝の場合、生活熱は殆ど期待できませんし、日射熱は0です。

      外気温が0℃の場合、生活熱は100Wとすると室温は0.5℃分の熱量しかないわけですから、エアコンは19.5℃もの働きをしなくてはならないのです。

      つまり、エアコンは一瞬で20℃に室温をするには、4000Wもの働きをしなくてはいけないのですよ。

      でもまあ、そんな一瞬では不可能なのでジワジワ暖めるわけです。

      ですが、家には隙間・気密性を示すC値もあり、熱が逃げるQ値やUa値があるので・・・

      無数に穴の開いたバケツに水を入れ続けるというイメージしていただくと分かりやすいかと思いますが、

      入れる水 VS 漏れる水

      ならぬ

      暖める熱 VS 逃げる熱

      というバトルが生まれるわけですね。

      つまり、Q値が2.4という家は、常にエアコンが頑張り続けるという事になり、

      Q値1.0のような家は、エアコンが殆ど動かない、もしくはスタートだけ動いであとは休憩。

      という状態なのですね。

       

      そこで皆さん、思い出してください。

      僕は、冬の日射取得と、夏の日射遮蔽(日射カット)が重要だといつも話しております。

      そうです!冬の日射取得とは、これまで話してきた、『日射熱』の事です。

      今回のブログタイトルの「あるもの」とは日射熱です!!

      つまり、窓が弱点といって、窓を小さくしたり、窓が殆どなくてUA値が良いというような家というのは、この太陽エネルギーである日射熱が殆ど取込めないのですね。

      つまり、Q値やUA値が低くて「省エネ住宅」と言っても間違いではないのですが、僕からすれば、そのような省エネ住宅は「まがい物」。レプリカという事です。

      だって、冬は日射熱がなければ、エアコンが頑張るしかないんですから(笑)

      これは、南側の窓を大きくして、遮熱ガラスにしちゃうという行為も同じです。

      昔、南側の縁側のような所などの暖かさをイメージしている人が、遮熱ガラスの南側の家に住むと、その心地よさもなくなり、むしろ「寒い」と思うようになり、窓を開けた方が日射熱が取込めて、その場所は暖かいという現象が起きます。

       

      UA値というのは、省エネ法の届出で算出が必要な数値であり、Q値は現在省エネ法から削除されたから、Q値を示す意味がないという人もいるし、シミュレーションソフトメーカーも、そういった理由からQ値が出せないという事になっていました。

      なので、ソフトメーカーにもQ値を出せるようにしてくださいと、ずっと言い続けてきて、やっと実現しました。

      今までは、別のソフトでQ値を出していたので、二度手間だったのですが、だいぶ楽になりました。

      ちなみに・・・

      Q値1.0、床面積100㎡の家で・・・

      外気温10℃、生活熱が400W、日射熱が600Wの場合、室温を20℃にするには、どれくらい暖房が働かなくてはいけないのか?

      この家の場合、生活熱+日射熱で『約10℃』室温を上げる事が出来ます。
      先ほどQ2.4の家は『約4.17℃』でしたね。
      外気温10℃の場合、現在の室温は20℃という事になります。
      つまり、室温20℃にする為に、暖房は『停止状態』いう事です。
      では、この家で、生活熱+日射熱が変らなかったとしたら、外気温が0℃になった場合は10℃の働きをエアコンがするようになるという事です。

      5.8℃の差がある訳ですが、気温で5.8℃も違ったら、全然違いますよね(笑)

       

      換気設備を熱交換型の第一種でやるか、熱交換のない自然給気口の第三種、高気密高断熱に熱交換がないのはあり得ないという考えの人もいるかもしれませんが、別にそんな事はありません。

      窓も熱損失の為の「弱点」だと考えられる人は多いけど、日射取得の為の「長所」と考えられる人は少ない。

      C値でもある、気密性能も、1以下であれば高気密と言えると思いますが、1と0.5でメチャクチャ違うかと言えば、室温にはそれほど影響はない。

       

      本物の省エネ住宅というのは、お金を掛けて、木製サッシやら熱交換器やらに出来れば、UA値やQ値を良くするのは簡単過ぎますが、実際に重要なのは『室温』や床・壁・天井の『表面温度』です。

      窓が弱点という人は、窓ばっかり性能上げて、外壁の性能は低かったりする。

      玄関のドアをもの凄く性能が良く、高いお金出しているのに土間の断熱は一切してないとか・・・

      そんなのは住まい手に「ただ高いお金出させているだけの家」でしかありません。

       

      家というのは、断熱性能だけ上げれば暖かいと勘違いしている人が、プロでも、高断熱を造っているプロたちでも理解していない人が多いです。

       

      つまり、省エネ住宅は造っているけど、キチンと温熱について、理解しながら設計・施工をしているのか?

      って事です。

      せっかく省エネ住宅を造ったなら、光熱費だって安くならなきゃ意味がありません。

       

      UA値、Q値、C値というものは、家づくりの依頼先を、ふるいに落とす材料となりますが・・・

      そこから先は、これらの数値の意味と理解などの領域に入っていくのではないでしょうか?

      2018年05月12日

      バルコニーの存在意義

      突然ですが皆さん・・・

      バルコニーって必要ですか??(笑)

       

      僕は、いらない派です(笑)


      理由その①

      妻がかなりの花粉症

      僕も花粉症

      なので、絶対に外には干したくない(笑)

       

      理由その②

      布団とかはレイコップでいいんじゃない!?

      天日干しよりも除菌力高いみたいですもんね

       

      理由その③

      乾燥機付きのドラム洗濯機があるので、ほとんど乾燥機使用でOK

       

      まあ、そんなわけで、バルコニーってほぼ使ってないです。

      バルコニーって、なければかなりの建築コスト削減になりますし、あまり必要性を感じないのですよね(笑)

       

      太陽で干した後のシーツやふとんってメチャ気持ちいい感じしますけど・・・

      環境によっては埃っぽい所もありますし、僕は外にはあまり干したくないのです。

       

      高気密高断熱の家にすれば、洗濯物もすぐ乾きます。

      バルコニーって、洗濯動線長くなりますし、1階に干す人なら、バルコニーの存在意義は布団を干すくらいしかないんですよね~。

      まあ、庇代わりにはなりますが、どうしてもバルコニーが欲しい場合、すのこのような床にすると、防水も不要なので建築コストは安く抑えられます。

      1階に洗濯物を干す事が出来なかったりするのであれば、また話は別ですが・・・

      バルコニー不要論を必ず一回は打合せで話しますが、不要という方に出逢った事がありません(笑)

      2018年04月29日

      減額案・・・坪単価で考えてはいけません

      初めにいいます!

      坪単価とは結果論でしかないです。



      さあ、家づくり終盤?

      希望のものを盛り込んでいくと、予算オーバー。。。

       

      そこで、本格的に減額して行かなきゃならないな・・・
      となる訳ですが、

      減額の一番は家の面積を小さくする事か住宅設備の仕様を落とす事です。

      断熱材の厚みを最低基準に薄くしたりは、間違ってもしてはいけません。

       

      で、家を小さくする時に、勘違いしている人が多いのが、坪単価。

      例えば、坪80万の見積もり。

      40坪で3200万。

       

      【間違いの例】

      坪80万だから、仮に1坪減らせばマイナス80万。

      3坪減らせば240万マイナスに出来る・・・

       

      これは大きな間違いです。

      坪単価というのは、キッチンやトイレの住宅設備も含んでの坪単価です。

      もっと言えば、ウッドデッキやバルコニーなども含んでの坪単価。

       

      だから、10坪の部屋を7坪にしただけで、単純にフローリングと天井、壁の面積しか減らないんであれば、3坪小さくしたってマイナス240万にはなりません。

      だってそうですよね?

      住宅設備を含んでの坪単価なわけですから、住宅設備が絡まない部分を減らしたって、住宅設備分の金額の恩恵を、マイナス部分で受けられるわけではないですからね(笑)

       

      僕は坪いくら?って話で高い・安いを判断する話は好きではありません。

      だって、キッチン100万の家と300万の家では、キッチン以外の仕様が全て同じでも、坪単価は大きく違います。

      だから、目安で話するならいいのですが、坪いくら×坪数で減額なんて考えたら滅茶苦茶な話になってるだけです。

      単に坪数削って、凸凹の平面になったら、外壁面積が大きくなったり、構造部材が大きくなったりで、見えない所で逆にコストアップになります。

      なので、削るなら、キレイな形になるように削るのが、減額のポイントでもありますよ!

      2018年04月17日

      Q1.0住宅 気密測定の結果は!?

      家には、どれくらい漏気しているかを示す『隙間の数値』として、C値というものがあります。

      現在は撤廃されてしまいましたが・・・
      以前の省エネ基準では宮城辺りから南の地域の省エネ基準でC値は5㎠/㎡でした。
      以前は5㎠/㎡以下であれば、高気密住宅と言えたわけです。

      ですが・・・
      基本的に僕は1㎠/㎡を切るべきだと思っていまして・・・
      聞いた話ですと、一条工務店は0.6を目指してやっているみたいですね。

       

      本題です。
      本日気密測定を行いました。

       

      3回行い、本番として2回行い・・・

      【結果】

      0.44㎠/㎡
      0.45㎠/㎡

      とてもいい数値だと思います。

      今回は、床面積が約192㎡なので約86㎠/㎡の隙間があるという事です。

      以前の省エネ基準で例えるなら、960㎠/㎡で高気密認定となっていたわけです。
      それに比べたら、約11倍以上の気密性があるという事です。

      C値(相当隙間面積)
      ※気密性能を表します。
      家全体の隙間を表します。

      数値が小さい方が高性能です。

      C値1.0というのは
      1㎠/m²
      となります。
      床面積1m²につき1の隙間があるという事です。

      ハガキに例えます。
      ハガキというのは10cm×14.8cmです。

      面積にすると148㎠になりますね。

      家の床面積が148㎡(44.8坪)でC値1.0なら、その家は隙間を合計すると、
      ハガキ1枚分の隙間があるという事です。

      C値が0.5なら、半分となりますのでハガキ半分の74㎠/㎡の隙間という事になります。

      気密性の悪い引き違い窓を2つ使ってこの数値なので、気密性の良い窓にこだわればもうちょっと良い数値出せたかもしれませんが、今回の様な数値であれば、そんなに気にする必要もないです。

      勘違いしてはいけないのが、このC値は『家全体』の合計の隙間であるという事。

      窓の気密性能だったり、ドアのカギ穴だったり、そういった所にも影響されるのがC値です。

      個人的に、C値が1.0以下であれば、0.5でも1.0でも、それほど室温に影響するとは思っていません。
      測定は換気扇や給気口などを塞いで測定しますが、
      実際の暮らしでは、換気扇回せば暖かい空気は逃げますし、窓を開ければもっと暖かい空気は逃げます。
      第三種換気の場合、給気口全て開けたら実際のC値は大きくなります。

      どちらかというと、グラスウールであれば、気流が起きれば断熱性能は6倍以上低下してしまうので、気流止めが必要なわけです。
      気流が起きてしまうような建物の場合、C値がいくら良くても断熱性能はほぼ無いです。
      気密を取るのは勿論重要ですが、C値だけで家の性能を判断するのは間違いです。

      断熱材の厚みや種類の方がよっぽど重要です。

      C値0.1とか0.2が出せれば、それはかなり凄い事ですが、0.5切れなかったからダメとか文句言うとか、
      そういったレベルの話ではありません。

      そして、壁の中で気流が起きないように、入口と出口を造らないようにする事の方が重要です。

      本日来ていただいた気密測定士の方の話ですと、その方は0.5を切る事は殆ど経験が無いみたいですね。
      一般的な工務店で2㎠/㎡とか3㎠/㎡って所も沢山あるようです。
      ちょっとそれは、室内の空気ダダ漏れですね
      (;´∀`)


      気密測定士の方は、測定中、
      「あれ!?全然気流感じないですね!!かなり良い数値出るんじゃないですか?」

      と言っていましたが、
      工事中、かなり気密に関しては細かく監理・指導してきたので、その成果ですね!

      コンセントBOXの近くに手をかざしても、全然気流を感じなく、床下の基礎空間にも全然気流を感じませんでした。

      これで、このお宅に関しては、設計の話だけで高気密高断熱という事ではなく、
      実際にそうだという事が証明出来ましたね♪

      2018年03月28日

      ラファエル設計のQ1.0住宅は工事段階から暖かい

      本日、現在進行中のQ1.0(キューワン)住宅の現場監理に行っていました。

      UA値0.37
      Q値1.3
      という性能の家です。

      24時間エアコン1台つけっぱなしで、

      冬は20℃
      夏は27℃
      に保つための冷暖房費は年間約15,000円という凄まじさです(笑)

      キチンと窓の配置や室温シミュレーションをしているので、このような数値を実現出来ております。

       

      2階へ行くと、室温と湿度計付の時計が!!

       

      AM11:09分

      室温16.6℃

      湿度41%

      外気温8℃

       

      2階の部屋ですが、南側の窓の日射取得を高めてやるだけでこんなにも内外温度差が出ます!
      遮熱タイプの窓にしてしまうと、こうはなりません。


      まだまだ工事途中で換気の穴とか空いてるし玄関ドアとか開いてる状態だけど結構暖かい!

       

      お施主様も、先日寒い時に現場来ていただき、

      『さみぃ~~』

      と震えてましたが、

      家に入った瞬間

      『あったけぇーー』

      と(笑)


      職人さんたちも、かなり暖かさを感じているようです。

      勿論、暖房なんてついてませんよ(笑)

       

      完成は今月末。

      これから室内の壁は漆喰で塗って行きます。

      写真右側に見えるのは、どんな塗り方にしましょうか~?ってお客様と決めていた形跡です。

       

      いや~ほんと完成が楽しみですね(^-^)

      2018年03月02日

      床暖房の電気代ってこんなに高い!ホントいらないよ

      今回は、メーカーが出した床暖房費を取り上げたいと思います。

      私の設計で導入する訳ではありませんので、勘違いしないようお願い致します(笑)

       

      まず、おさらいですが・・・

      私は、床暖房は絶対にいらない派です。

       

      ↓床暖房について、何度か触れていますので、よかったらどうぞ。

       

      えーと、まず、床暖房って・・・

      入れるとすれば、「リビング」や「キッチン」「ダイニング」を提案されるのではないでしょうか?

      設置面積は、室面積の8割を目安にしたりして。


      では、参考例を目安に取り上げて見たいと思います。

       

      電気式床暖房です。

      17帖程度のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)
      緑がリビング用
      青がダイニングスペース用
      です。

      ★緑のリビング用の床暖房面積は2.43㎡×3枚=7.29㎡
      電圧200V
      電流2.65A
      容量0.53kw
      合計電流7.95A
      総容量1.59kw
      1か月の電気代目安¥3,550円

      ★青のダイニングスペース用の床暖房面積は
      2.43㎡×1枚
      1.62㎡×1枚
      合計4.05㎡

      電圧200V
      電流2.65A+1.65A
      容量0.53kw+0.33kw
      合計電流2.65A+1.65A=4.3A
      総容量0.86kw
      1か月の電気代目安¥1,920円

      両方つけると¥5,470
      18帖程度のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)

      ★緑のリビング用の床暖房面積は2.43㎡×4枚=9.72㎡

      電圧200V
      電流2.65A
      容量0.53kw
      合計電流10.6A
      総容量2.12kw

      1か月の電気代目安¥4,730円

      ★青と赤のダイニングスペース用の床暖房面積は
      1.08㎡×1枚
      1.44㎡×1枚
      1.62㎡×2枚
      合計15.48㎡
      電圧200V
      電流1.1A+1.47A+1.77A
      容量0.22kw+0.294kw+0.354kw
      合計電流1.1A+1.47A+3.54A=6.11A
      総容量1.22kw

      1か月の電気代目安¥2,720円

      両方つけると¥7,450

       

      いかがでしょうか?

      とてもアホらしいぞ床暖房!
      って感じです。

       

      そもそも、床暖房が必要な家というのは、

      『床暖房がないと寒い』

      という事なわけですよ。

      そうすると、エアコンの設定温度は23~26℃くらいになるはずです。

      その場合の一ヶ月の電気代というのは、3万前後になるはずです。

      エアコンの設定温度が20~22℃くらいで1~2万円代となるはずです。
      ※あくまでも目安で。

       

      つまり、繰り返しますが・・・

      床暖房が必要な家というのは、エアコン設定が25℃前後以上でないと、寒いという事。

      電気代3万前後に5000~7000円の床暖房費が加算される訳です。

       

      そりゃ、皆さん、電気代を気にして使わなくなったりしますよね。

      月の光熱費が4万近くになるなんて、誰もそんなに払いたくないですよね!!

       

      ラファエル設計の設計するQ1.0(キューワン)住宅は、床暖房なんて全く必要がなく、寒さに我慢なんてしなくても良いのです。

      下記は24時間エアコンずっとつけっぱなしの冷暖房費のシミュレーション結果です。
      年間約15,000円です。

      ※この他に冷暖房以外の電気代が加算されます。

       

      このような安いエアコン代という事は、
      冬は室温20℃
      夏は室温27℃
      という室温を、エアコンほぼ無しでOKという事なのです。

       

      冷暖房費のシミュレーションを数多く行っておりますが、エアコン1台で、24時間つけっぱなしで、
      高くても2万円台には納まるように設計しております。

      床暖房に月7000円も払うんだったら、迷うことなく断熱材の厚みを厚くしたりした方が良いです。

       

      一応確認ですが、これらは17~18帖のリビングのみの場合です。

      1階と2階で導入しようとするならば、1万円は超えてくると思います。

       

      う~~~ん・・・

      ホントに床暖房なんて無駄すぎる。

       

      設備機器に思いっきり頼らないと室温20℃にならない家づくりって、悲しくないですか?

      だってその家、2千万とか行きますよね?

      もし、東日本大震災のような地震が来て、計画停電などが実施されたりして、電気が使えなったらどうします?

      床暖房なんて使えないですよね?

      エアコンだって使えないですよね?

       

      一生に一度の家づくり・・・

      もっと最高のものにしませんか?

       

      単刀直入に申し上げますと・・・

      Q1.0住宅を建てませんか?

      2018年02月25日

      「プロでもウソ発信」ネットの建築情報、見抜き方

      「医師でもウソ発信」 ネットの医療情報、現役医師が教える見抜き方

      というネットの記事を読みました。

       

      今回はその内容ではなく、タイトル通り、プロでも『ウソ発信』という事について述べたいと思います。

      どんなものかというと・・・

      『夏涼しく、冬暖かい』

      『冬暖かく、夏涼しい』

      『エアコン1台で暖かい家』

      これらについて述べたいと思います。

      よく、新築の完成広告などにうたい文句で入っているものです。

       

      これ・・・

      ハッキリ言って、言ったもん勝ちみたいな危険性があるのを知ってもらいたくて、書く事にしました。

       

      まず・・・

      『夏涼しく、冬暖かい』
      『冬暖かく、夏涼しい』

      どちらも同じ事ですが、これって本当に間違っている会社がとても多いです。

       

      結論を先に申し上げますと、そのうたい文句通りになっていないという事です。

       

      ダメなパターンでどんな感じになっているかというとですね、

      • 充填断熱(厚み100mm)で窓がトリプルサッシ
      • ウレタンの断熱材で隙間なく!窓は樹脂サッシ
      • 次世代省エネ基準クリアの家
      • 外断熱だから暖かい
      • ダブル断熱(付加断熱)だから結露もしないし暖かい

      みたいな感じですね。

       

      何がダメなのかというと・・・

      『夏涼しく、冬暖かい』『冬暖かく、夏涼しい』

      というのは、何か2つ3つ部分を性能UPしただけでは、実現不可能だという事です。



      充填断熱(厚み100mm)で窓がトリプルサッシ
      これだけでは、壁から熱が逃げていく量が大きいです。
      何故なら、ヒートブリッジ(熱橋)が防がれていないから。
      2x6工法で断熱材140mmとかになったとしても、同じで、窓ガラスをトリプルにしようが室温は保たれません。
      ウレタンの断熱材で隙間なく!窓は樹脂サッシ
      ウレタン=暖かいと勘違いされている方も多いですが、木が伸縮したりすれば隙間が出来ます。
      また、ウレタンだろうが、上記と同じでヒートブリッジを防がなければ、窓が樹脂だろうが熱は逃げる一方です。
      外断熱だから暖かい
      外断熱ならヒートブリッジは充填断熱よりも防げますが、それだけではダメです。
      例えば、外断熱+窓をトリプルや樹脂窓にすれば大丈夫か?と思われるかもしれませんが、熱が逃げるのは、
      天井面や床面にもあるのです。
      なので、ダクトが沢山通る天井面に天井断熱をしてみたり、床断熱で省エネ基準ギリギリの厚みの断熱材が入っているだけだとしたらこれまた同じ事で、暖かいとはなりません。
      気密処理がきちんとされていなかったり、断熱材の施工が悪ければ意味がありません。
      ダブル断熱(付加断熱)だから結露もしないし暖かい
      これは、ダブル断熱をすれば暖かいと思っている人が沢山いるのが問題で、これも、上記の外断熱の話と一緒で、ダブル断熱にしただけで暖かくなるはずがなく、結露の問題も、冬寒いからと言って24時間換気扇などを止めてしまうと結露は100%起きます。
      ダブル断熱って、結局壁だけなのですよ。
      天井断熱が150mm程度しかなかったり、気流止めがしっかりなされていなければ、天井面からガンガン熱は逃げて行きます。

      少しはお分かりいただけたでしょうか?

      要するに、『夏涼しく、冬暖かい』『冬暖かく、夏涼しい』ってのは、断熱・気密・換気などの施工がしっかりとなされているもので、それらがバランスよく設計されていないと、そうにはならないという事なのですよ。

      そうしないと、暖房が全然効かなかったりするわけです。

      恐らく、ハウスメーカーで建てた人は、最近だとしても、エアコンがあまり効かないか、効いてもそれはリビングなどだけで、トイレや洗面所は極寒だったりするはずなんです。

      ラファエル設計は、壁は100%付加断熱で、
      高性能グラスウール充填105mm+高性能グラスウール外105mmで行っております。
      更には、裸のグラスウールで、0.2mmの気密シートを別張りしています。

      天井は300mm断熱、基礎断熱で全面に断熱材を敷いています。

      ダクトや配管、金物が外部に貫通する所は、ウレタンでヒートブリッジを防ぎ、窓廻りも気密・断熱性を考慮しています。

       

      以前は充填セルロースファイバー+外EPSで行っていましたが、Q1.0住宅マスター会員となる為に、燃えやすいEPSは使用しない事にしました。
      燃えやすいと言っても、きちんと防火認定を取得した工法で行っていたので、基準法をクリアしています。

       

      次に『エアコン1台で暖かい家』ですが、これまた勘違いしている人が多いのですが、夏も冬も一家に1台だけエアコンがある訳ではありません。

      夏用・冬用と2台購入する必要があると思います。

      大抵は、冬用は1階で夏用が2階になると思います。

      理由は、暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降するからですね。

      真夏、2階が地獄の様に暑くなるのは、屋根面の断熱性能が悪い証拠ですね。

       

      この手のオープンハウスに行った時、必ず見て欲しいのは床点検口からの基礎断熱の状況です。

      床断熱の場合は基礎に断熱はされていませんが、基礎にウレタンを吹く事が結構多くなっているのですが、問題は次のポイントです。

      赤い部分の様に、外周部にぶつかる基礎がある場合(アルファベットのTになる場合)、そこにも断熱材を折り返さないと黄色矢印の部分から熱が逃げて行きます。

      基礎断熱の意味があまりない状態です。

      スラブ面も、省エネの計算上は45cmまでしか計算に含む事が出来ない為に、45cmだけ断熱材を敷くのでは、効果が薄いのです。

      ラファエル設計では、このスラブ面を全て断熱材で敷き詰めて、コンクリート面が見えないようにします。

      壁面をウレタンで断熱する場合、基礎もウレタンで断熱を行う場合が多いと思います。

      そんな時、赤色の部分を断熱してない事が多々あります。

      ここはコストにも結構違いが出てくる所です。
      安さ勝負の家づくりでは、ここら辺はきちんとやっていない事が殆どでしょうね。

      ちなみに、UA値の計算でこの赤色をやったものとやっていないものでUA値は変わらない可能性が高いです。
      やってもやらなくてもUA値0.5で変わらず・・・みたいな。

      特に、玄関で基礎の立上りをやらない事がほとんどという悲しい現実があるのですが、これもUA値にはほとんど影響しない為、例えば同じUA値でも、当然しっかり断熱材を入れている方が室内の温度は高くなります。

      やってなければ、玄関はとても寒いような状態にもなったりします。

      なので、土間・玄関と室内が一体空間のような感じですと、玄関の床面に室内の熱が奪われたりして、暖房の効きが悪くなったりします。

      玄関というのは、小さい面積ながら、玄関ドアや採光の為の窓がついていたりするので、熱の損失がとても大きい部分でもあるのです。

      よく、玄関ドアだけめちゃ性能の高いドアにしている会社もありますが、土間のヒートブリッジを防がない事には、本来の効果を発揮できないでしょう。

       

      熱が損失する部分というのは・・・

      • 基礎
      • 外壁
      • 天井
      • 屋根
      • 換気

      です。

      どんなに凄まじい高性能な高断熱住宅を造ったとしても、外気温0℃ならば、0℃に向かって室温は下がって行きます。

      ですが、家の場合そうはなりません。

      理由は、室内で発生する「熱」がある為です。

      その熱とは・・・

      • 照明
      • 家電製品
      • 人間

      などです。

      それに加えて、室内の温度を上昇させるには【太陽】が必要です。

      なので、窓じゃ弱点だと言って、窓を小さくした家の場合は、太陽以外の熱やエアコンの暖房に頼るしかなくなるわけです。

      これらの熱を如何に逃がさないかというのが『高気密高断熱住宅』という物です。

       

      では、これらの事を絵でお見せ致します。

       

      【設計】
      Q1.0住宅レベルの
      UA値0.29の家

      VS


      【比較】
      次世代省エネ基準クリアの
      UA値0.69の家

      ※UA値は小さい程高性能です。

       

      Q1.0住宅の方は、暖房負荷が2,235kwhに対し、
      次世代省エネ基準の方は13,996kwhもあります。

      これが光熱費にどうかかわってくるかというと・・・

      冷暖房24時間連続運転

      【Q1.0住宅】
      暖房費24,231円

      【次世代省エネ基準住宅】
      暖房費173,611円

      その差、約15万円です。

       

      上部は栃木県の中でも寒冷地での設定です。

       

      例えばこの次世代省エネ基準クリアという家が宇都宮だとして
      『夏涼しく、冬暖かい』
      『冬暖かく、夏涼しい』

      とうたっているならば、省エネ基準UA値0.87に対して0.69ですから、結構余裕をもってクリアしているので、そうだと思っちゃいますよね。

      Q1.0住宅の方は、

      • 基礎
      • 外壁
      • 天井
      • 屋根
      • 換気

      全てにおいて、結構細かくヒートブリッジを防ぐような設計をしています。

      それもグラフで見て見ましょう!

      『損失』を補う為に、どれくらい『取得』があればいいのか?という考えで見てください。

       

      Q1.0住宅(設計プラン)と次世代省エネ基準住宅(比較プラン)で、それぞれの「取得」を見てもらうと分かりますが、「暖」というのが暖房です。
      暖房以外の取得はほぼ同じという事が読み取れますか?

      次に『損失』を見てください。
      比較プランである次世代省エネ基準住宅は、外&窓からの損失が、設計プランのQ1.0住宅に比べて、
      倍以上大きい事が分かりますか?

      Q1.0住宅はダブル断熱(付加断熱)であり、次世代は普通の充填断熱です。

      始めの方にご説明しましたが・・・

      窓だけトリプルにすると、窓の損失が減りますが、「外」の部分は変わりませんので、外に対する損失は大きいままです。

      これが、どれかの部分だけ性能UPしてもダメという事なのです。

      仮に、窓の性能を上げれば次世代省エネ住宅のUA値は0.69から0.5台まで減るでしょう。

       

      でも、外からの損失が大きいですので、

      UA値が良くでもエアコンの効きが悪い

      思ったより寒い

      なんて事が起きるわけです。

      オープンハウスに行って、「窓」に対する性能アップしか話ししてこない会社は、今まさに話している通りの

      「窓の部分のグラフを下げる事しかやっていない」

      という事なのですよ。

       

      窓が弱点というのは間違っていません。

      ただ、窓というのは、ガラスと窓枠で成り立っていまして、窓の熱の伝わりは両者を合わせた数値になっているのです。

      窓の性能を高くしても、窓廻りの断熱気密処理がしっかりなされていなければ、そっちの方からも熱は逃げます。

      逆に、窓が弱点といって、窓を小さくすれば『窓の取得』は減りますので『暖房』のグラフが増えます。

       

      そうすると、暖房費はUPしますよね?

       

      じゃあ、窓はデカく!!!

      となりそうですが、そうなると今度は「夏」に対しての『冷房負荷』を考えなくてはなりません。

      高断熱住宅になれば、夏の日射熱が侵入しては、室内はオーバーヒートしてサウナ状態になります。

      だからこちらでも、そのような事が無いようにと窓を小さくしたがる人が沢山いますが、

      そうなると、さっきの話に戻って、窓からの熱取得がないから暖房費が上がるという事になります。

       

      つまり・・・

      日射遮蔽と日射取得

      をしっかり考えられない家は問題外であり、設計者としても大問題です。

      この手の話は、建築のプロの人に話をしていても、頭がパンクします(笑)

       

      理解すれば簡単なのですが・・・

      日射遮蔽とは、熱を遮る事であり、外付けブラインドや断熱カーテン、オーニングなども有効です。

      日射取得とは、太陽を味方につける事です。

      で、こう考えれば簡単な話だと思いますが、後の問題はコストです。

      お金ですね。

       

      例えば、窓を全部遮蔽タイプではなく「取得タイプ」にすれば、いいじゃーん!

      となり、

      夏は全部外付けブラインドつければいいじゃーーん!

      となる人がいますが、これはクレイジーです(笑)

      どんだけコストUPするんだ?という話ですよ(笑)

       

      たまに、東西の面に窓が沢山あり、冬の為に窓を取得タイプにしました!っていうプランの相談をうけますが、
      外付けブラインドなどを設けられない場合は、カーテンなどになる訳ですけど、

      カーテンって結構高いですからね!?

      ニトリや通販などで自分で揃えれば安くはなるでしょうが、この辺の事まで提案出来ないと、施主様に余計な出費を生み出す原因にもなるのですよね。

       

      ここまで、少し難しい話になりましたが、これらを理解しなければ、ハウスメーカーや工務店の言いなりになってしまい、住んでから不満爆発という結果を歩むことになる確率がとても高いです。

       

      ドラクエで例えるなら・・・
      「勇者の鎧」という最強防具は装備してステータス(UA値)は良くなっているけど、
      勇者の盾は未装備、
      武器はこん棒・・・
      故に寒さという敵を倒せない。

      「こごえる吹雪」攻撃食らいまくって、回復(暖房)いくらしても回復できない・・・

      みたいな家が多いように思います。

       

      何度も言いますが・・・

      窓やドアの性能が良ければ、その家はすごく性能が良いと勘違いしてはいけません。
      U値が1を切るようなサッシやドアを設けたとしても、日射取得が出来なければ熱源は家電か人間などしかなくなるので、外気温度差はさほど大きくならないので、住んでみると思ったより光熱費かかるという現実。

      結局、窓が弱点と言って窓だけ性能上げても、床・壁・天井の断熱がザルなら無駄に金掛けてるみたいな感じなどが分からない。

       

      高気密高断熱の家というのは、『小さな積み重ねとバランス』なのですよ。

      ドラクエやFFでいうならば、中途半端な装備でラスボスに挑んでも全滅させられますよね?

      ワンピースで例えるなら、ルフィだけでは海賊王になれませんよね?

      ゾロやサンジやナミやチョッパー、ウソップ、フランキーやロビンやブルックがいなくては海賊王になる為の旅は出来ません。

      どんなに素晴らしい仲間がいても『船』が無くては海は進めませんし、
      性能が良くなくては新世界は航海出来ません。

      つまり、船という名の命の基本仕様である「断熱性能」が良く、その船で旅する仲間がしっかりした強さが無ければ、ダメなんですよ。

       

      ラファエル設計が行う温熱シミュレーションは、航海士であるナミのような役割です。

      その航路で行くのが住まい手にとって最適なのかを見極めるのです。

       

      ネットの情報などに惑わされない為には、これらの命の基本仕様の概念を理解するしかありません。

       

      今回のブログが、家づくりをしている方々の道しるべ(ログポース)となってくれることを願います。

       

      2018年02月13日

      UA値が良い=家の内外温度差が大きくなるわけではない

      始めに、UA値とは『外皮平均熱貫流率』を言います。

      このUA値問題に関する内容は、色んな視点からブログ等で書いてますが、先日発売になった、ラファエル設計も掲載されている『北関東の高断熱住宅』の書籍からピックアップしてみます。

      新住協のQ1.0住宅を判定するのにも使用する「QPEX」というソフトで省エネ計算を行うと、

      【自然温度差】

      ってのが分かります。

      それを見て見ましょう!

      まずは表の見方です。

       

      ケース1
      まずは、下記の2社の性能の違いから見て見ましょう!
      Q値もU値(UA値)も似たような感じ。

      UA値0.3W台 自然温度差7℃台

      どちらも数字が低い方が優れた性能です。
      上の画像の会社の方がどちらも数値が低いので、性能としては優れていて、自然温度差も優れた性能を表していますね。
      まあトリプルガラスを使用しているのでQ値もU値も良くなるのは当たり前の結果と言えます。
      ケース2
      こちらのケースはQ値もU値も凄まじく良い性能であり、国の基準を圧倒的に凌駕している性能です。

      赤線をよ~~く見てください。
      上はQ値が勝っていてU値は下に負けてます。
      ※勝ち負け判定をするわけではなく、分かりやすいようにこのような表現をしています。



      おや?
      上下の性能(Q値・U値)ってほとんど違いませんよね?
      しかし、自然温度差が上は9.22℃もあるのに、下はケース1と同じ7℃台です。
      ケース1よりもU値は0.143Wも低い数値を出していて、北関東でU値0.2台って、北海道などで建てる高断熱レベルの数値です。

      何故でしょうかね?
      理由は最後に説明します。
      ケース3
      ラファエル設計登場です(笑)

      このケース3は、これまでのモノと比べると数値の面では若干悪くなりますがZEHをクリア出来る数値はちゃんと出ています。

      では見て見ましょう!



      おやおや!?
      U値はラファエル設計の方がいいけどQ値は下の会社の方がいい。
      それよりも自然温度差がかなり違いますよね!?

      3.33℃もラファエル設計よりも大きいです。
      というか、ケース2の下の会社の比べて倍の性能をもつケース2の方が自然温度差が負けてますね!!

      不思議な事が起きまくっています(笑)
      理由は簡単というか複雑なので、少しづつ解説しますね♪
      まずはこのケース3の違いから説明しましょう!
      まず、「換気方式・回数」って所がQ値の上の欄に書いてありますのでご覧ください。

      ラファエル設計は第三種換気で、換気回数が1時間に0.5回
      下の会社は熱交換で回数は0.3回

      第三種というのは、皆さんも経験あると思いますが、給気口から冬は冷たい風が入って、トイレなどにある24時間換気扇から排気するというシステムです。さらに、0.5回換気するので、暖められた空気も排出されてしまうので、自然温度差は当然低くなります。

      ちなみに、0.5回というのは、建築基準法で決まっている回数です。
      シックハウスなどの対策の為ですね。

      下の場合は熱交換なので、冷たい空気を温風に変えて室内へ取込んでくれます。
      さらに、換気回数も0.3回と少ないので、室温は保たれます。
      これがまずケース3の大きな違いの1つです。

      また、この家は、色んな所から日射を取得出来てるんですね。
      なので、窓もトリプルでもなく、U値も0.55、Q値も約1.9なのに、このような自然温度差を出せてるのです。
      U値の下にη値が2.5となってますよね?
      η(イータ)と読みます。
      日射取得率なので、数値が多い方が日射を取得出来ている事になります。

      ラファエル設計は1.5ですので、性能的にはラファエル設計の方がいいのですが、このように自然温度差の話になると、勝敗が逆転するのです。

      ちなみに、このη値(平均日射熱取得率)は大きい窓を設けると値が大きくなって、栃木県あたりの地域ですと、3以下にしなくてはいけません。
      平均日射熱取得率】なのであくまでも平均です。

      つまり、夏が考えに入っているからです。
      冷房負荷になるって事です。

      ちなみに、ラファエル設計の性能データ表は一番数値が低いですが・・・
      『年間の光熱費』は約¥13万円となっています。
      これは、実際に1年住んでの結果です。
      U値が約0.5なので、エアコンを自動で24時間運転していても、動いてるか分からないそうです。

      実際に暖房つけて日射も入ると寒い日でも27℃くらいになってしまうので、暖房は消してしまうとお客様は話しておられました。
      ケース1からケース3までの自然温度差の勝者の比較
      優勝
      【ケース2】
      同率準優勝
      【ケース1】

      同率準優勝
      【ケース3】
      まとめ
      如何でしょうか?

      UA値勝負というのが如何に無駄というか、あてにならないか・・・。

      ケース1は熱交換で換気回数0.5回なので、自然温度差が低いのだと思われます。
      よって、同じ0.3回で計算すれば、ケース3が3位となるはずです。

      勘違いしてはいけないので補足しますが・・・
      ここに記載されている自然温度差が大きい方が性能がいい=光熱費が安くなる
      わけではないという事です。

      η値が大きく、冬の暖房の手助けになるという考えだけであればよいのですが、夏の冷房負荷をしっかり考えなければ、光熱費は冷房代が夏にかかるという事になります。

      つまり、ケース3だけでお話すると、ラファエル設計の家は冷房代が少ないという事ですね。

      今回のブログで何が言いたいかといいますと、タイトル通り・・・
      【UA値が良い=内外温度差が大きくなるわけではない】
      という事です。

      そして、UA値をよくするためにトリプルガラスなどを使わなくても、安価で光熱費のかからない家は設計出来るという事なんですよ!!

      温熱設計というのは、窓の種類によってもUA値は大きく変わってきますし、
      換気の方式や回数で自然温度差が大きく変わります。

      適材適所という言葉があるように、家を建てる地域・場所によって、これらの設計は大きく違うという事です。

      だから、UA値勝負になっているような今の風潮が間違っていると僕は言いたいのです。

      窓が弱点だからといって、窓を小さくしたり、無くしたりすれば、UA値はどんどん下がります。

      仮に、窓が全くないUA値0.1という凄まじい性能の家があったとします。
      しかし、無暖房では、太陽の力を全く借りる事が出来ないので、冬の光熱費がドンと高くなるのですよ。

      だから、UA値を小さくするために窓を小さくしたりする考えは、時に大間違いになるのです。

      UA値が小さいから性能はいいですよ!なんて説明受けて、家建てて住んでみたら・・・

      思ったより寒いぞ!?

      ってなるのは目に見えています。

      やっぱり、実際に建つ家の周辺環境などを考慮して下記の様な日当たりシミュレーションをしなくては、真実というか、目指すべき道は見えてこなくて、ゴールなんてたどり着けるわけもないのですよね。
      QPEXでいう、自然温度差で1℃違うと灯油に換算すると100ℓの差があるのです。

      今、ラファエル設計が初めた『温熱環境の見える化』ですが、今回のQPEXでデータ出したお宅の時代は室温変動をシミュレーションするソフトが出て無かったんですよね(^_^;)

      その時に存在していれば、もうちょっと光熱費を削減できる設計が出来たのかもしれませんが、年間光熱費13万というのはとても良い性能なんですよ♪
      Q1.0住宅であれば大体10万前後って感じです。

      光熱費が元々削減できるQ1.0住宅なら、太陽光載せれば、逆に儲けが出るという事にもなりますね(笑)

      まあ、兎に角、UA値ってのは、土間に断熱材入れて無くても言い数値が出てしまったりするので、実際の温熱環境に反映されるのかっていうと、ちゃんとシミュレーションしない限り、あまりあてにならないんですよ。

      UA値やQ値っていうのは、あくまでも設計段階での目安であり、一番大切なのは、気密をしっかり取った施工が出来という『施工精度』が何と言って大切なんです。
      机上の空論にならないようにするのが大変なので、施工する人の知識なんかも本当に重要なのです。


      間取りをしっかり考えるのも重要なのですが、目指すべきゴールという名の温熱環境が数値や結果で見えた設計をするのが一番初めの段階なのですよ。

      もう、これからの時代は温熱環境の設計が出来てこそ、住宅設計を仕事として出来るものだと考えています。

      ただ間取りや外観デザインをお洒落に考えるのが設計という時代ではなくなりましたよね。

      そこに温熱環境・省エネなどの要素も入らないとね。

      温熱官許の設計をして、耐震性も考えて、
      それらが「設計料」として反映されないと・・・
      そして、その設計料を払う価値があるクオリティの高い住宅設計を目指して、日々精進していきます。

       

      後日、こちらのブログを書きました。

      超高性能(UA0.29)な家なのに室温10℃だと!?

       

      2018年02月02日

      つららで分かる断熱気密

      今日は『つらら』に関する面白いお話をしたいと思います。

      北関東の高断熱住宅5号で掲載されている内容です。

       

      今回の大雪で屋根に沢山の雪が積もったと思います。

      皆さん、「つらら」が出来ていませんか?

      最近新築で出来ているのなら、それはちょっとヤバいです。

       

      下記の写真を見てください。

      つららがある部分と無い部分がありますね。

      (出典:北関東の高断熱住宅5号)

       


      つららは何故出来るのか?

      想像で分かると思いますが、屋根の雪解け水が屋根から落ちる時に凍る事で出来ます。

      宇都宮あたりだと出来なかったかな?

       

      雪が溶ける原因は2つあります。

      1つは簡単で、「太陽」ですよね。

       

       

      2つめは分かりますか?

       

       

       

       

      答えは・・・

       

       

      「家の中(部屋の中)の熱」です。

       

      暖房しますよね?

      その暖房した熱が2階の天井裏・・・
      つまり、小屋裏に侵入する事で、屋根の雪を小屋裏側から溶かすのです。

      ↓こういう事です。

       

      つまり、下記写真の様に片方だけつららがあるという事は、室内の熱が逃げている事になるのです。

       

      ハウスメーカーや安さ勝負の工務店に依頼した場合、こうなっている可能性は非常に高いです。

      いくら暖房をつけても寒いと感じたり、高断熱住宅のはずなのに寒い・エアコンが効かないというのは、こういった原因かもしれません。

      単純にUA値やQ値を計算するだけでは、こういった「熱が逃げる」という事が分からないのです。

      そもそも、気密はきちんと取れている前提の計算ですから。

      ラファエル設計が使っているシミュレーションソフトはUA値やQ値の計算は勿論出来ますが、実際の漏気や換気などを考慮した室温設計もきちんと出来ます。

       

      ちなみに、断熱性&気密性がダブルで悪い家は、暖房を強運転にすればするほど、つららはレベルアップして大きくなります。

       

      関東の家づくりというか、栃木県は家の中での冬の死亡増加率が日本一なので、雪が降り続けたらこうなるのですよ。

      雪がほとんど降らないし、つららが出来るような事がほとんどないから気が付かない・分からないだけです。

       

      なので、高断熱中気密とか、高断熱低気密とかあり得ないのですよ。

       

      ハウスメーカーや一般的な工務店は、「天井断熱」↓が基本です。

      木の所に天井を張ります。
      (天井の上が断熱材になるので天井断熱といいます。)

      天井断熱は、個人的に、ほとんど断熱性能を確保出来ない工法だと思っているので、絶対に天井断熱を設計・施工する事はあり得ません。
      どうしても安くしなくてはならない場合でも、やりません(笑)

      赤丸部分の所から気流の経路になってしまいます。

       

      ラファエル設計は、吹込み断熱材を使用した屋根断熱か桁上(桁中)断熱しか採用しません。

      下記は梁と梁の間にセルロースファイバーを充填する桁中断熱で、セレラップと記載されているシートから40cmくらい下がった所に天井を張ります。
      ここに設備のダクトや電気の配線を持ってくるので、梁に穴をあけたりという事もありません。


      ↓隙間が全く無くなります。



      下記は屋根断熱(母屋間)です。
      正確には屋根断熱とは垂木間に充填する事を言うので、下記は母屋間断熱というべきでしょうが、桁上・桁中断熱と違って、屋根面の下が断熱層になるので、全館空調などを設ける場合に適した断熱工法であり、外皮面積も上がりますので、UA値も良くなります。

       

      何より、小屋裏も部屋の中と同じ状況であり、屋根面を暖める事が限りなくなくなるので、つららとは無縁となります。
      下記画像の矢印が屋根にぶつかっている3つあると思いますが、ここにラファエル設計の場合は断熱材があるのです。
      下記の画像は天井が太い線であり、クネクネした表記のものが断熱材であり、天井断熱を表します。

       

       

      そして、間柱などの「気流止め」を忘れたり知らなかったりが当たり前なのですよ。

      気流止めなしと書いてある所から天井に抜けて、先ほどの天井断熱の気流経路の所から小屋裏に抜けます。

      すると、つららの出来上がりです。

       

      太陽光載せようが、効果のない暖房を付け続けるわけですから、電気代は上がる一方ですよね。

       

      エアコンをつけると、室内の空気はもの凄い動く事になります。

       

      まあ、こんな感じで、ラファエル設計が行う「設計」というのは、間取りや外観・内観デザインを考えるだけではないという事です。

      間取りや見た目のデザインなんて、学生でも出来るわけだし、主婦でも出来ます。

       

      『プロ』と呼ばれる為の仕事とは、「環境」なども考えた、それ以上の仕事です。

      学生や主婦では出来ない部分まで設計するのが「設計」という仕事です。

       

      最近新築したけど寒い・エアコンが全然効かないという方は、一度問い合わせください。

      サーモカメラを使用したりしての調査も行います。

      相談お待ちしております。

      2018年01月24日

      エアコンつけっぱなしVSこまめに消す

      現在12月中旬。

      結構寒くなってきましたよね!

      暖房もフル稼働の家も多いのではないでしょうか?

       

      先日、実家に帰った時に母からこんな事を言われました。

      母『TVでやってたんだけど、暖房はつけっぱなしよりも、こまめに切った方が電気代安いらしいよ』

      僕『断熱性能が悪い家ではそうなるでしょうね』

       

      という会話をしました。

      そこで、ネットで色々調べてみると、結構色んな人が検証してますね(笑)

       

      そもそも、この話って、「冷房」に限っての話から拡散したのですが、いつの間にか、暖房も含まれてしまっているんですよね(笑)

      伝言ゲームの間違っているパターンです。

       

      まあ、そうはいっても・・・

      始めにちょっと指摘しますが・・・

      皆さん、大切な前提条件を忘れています

       

      『検証している家の断熱性能』

       

      家の性能、

      H25年までで言えば、Q値

      現在はUA値

      という数値が家の省エネ性能を表すものとなります。

       

      話を戻しますが・・・

      ネットで調べてみると、

      室内の環境を別な家と同じ様にして、2つの家(部屋)で比べている人もいました。

       

      調べた限りの全ての人が、全く無意味な検証と言えるでしょう。

      だって、家の性能が分からないし、家の気密性能だって違うんですから(笑)

      なので、途中で調べるの止めました(笑)

       

      どういう事か?

       

      例え話します。

      • 車って速い?


      という疑問があったとします。

      車とは、何の車種か指定されていない状態です。

      そこで・・・

      軽自動車に乗ってる人が『出だしはそんなに速くないよね』

      F1に乗ってる人が『メチャ速いよ』

      こういった意見が出ると思うんです。

      それと同じです。

       

      違う例え話します。

      • 車って燃費良い?

       

      という疑問があったとします。

      燃費とは、何の車種か指定されていない状態です。

      僕も載っていましたが・・・

      RX-7 FD3S(燃費リッター4.5kmでした)のような車に乗ってる人は
      『燃費悪い』というでしょう。

      逆に・・・

      プリウスに乗ってる人は
      『燃費良い』というでしょう。

       

      はい。

      どちらも、「前提条件」が全く違いますよね?

       

      では、今回のブログタイトルに似せた例えをしましょう。

      家を水槽に例えます。

      断熱性能は同じという前提です。

      C値というのは気密性能を示す数値で、小さい方が気密性が高い=隙間が少ない
      という事になります。

      C値は大工さんたちの施工精度にもよりますが、高気密で売ってる会社は0.2~0.5くらいだと思います。
      ラファエル設計は0.2~0.4あたりを目指してます。

       

      それで・・・
      ネットで検証している家(部屋)の断熱性能・気密性能がどれくらいのなの?

      って所が重要なのですよ。

       

      で、その例える水槽に穴が開いていて、穴がC値です。

      水を水槽いっぱいになると、水が自動で止まる仕組みです。
      溜め続けるには、連続で水を出しっぱなしがいいか、こまめに手動で水を出した方がいいか?

      という議論と同じような例えだと思ってください。

       

      昔の家の様な気密性能が低い住宅の人達(C値1~3)が水(暖房)を出しっぱなしなら、出ていく量も多いので、こまめに水を止めて、穴の位置まで水位が下がったらまた一気に水を出せばいい(エアコン強にすればいい)!

      という考えの人。

       

       

      当然、C値3.0の方が、穴(隙間)が大きいので、水を出しても出しても、水槽から出て行くだけですよね。

      暖房も同じです。

      断熱性能・気密性能が悪い家でエアコンを自動運転23℃に設定したとしても、暖気がダダ漏れなので、エアコン君は休まる暇もないですよね?

      つまり、電気代が高くなるという事です。

      寒くなってきたらエアコンつけるという方が、当然ながら電気代は安いです。

       

      ネットで調べた限り、皆さんこんな感じです。

      違うかもしれませんが、つけっぱなしの方が電気代高くなったというのが多いので、そうだと推測できます。

       

      一方・・・

      Q1.0住宅のような高気密高断熱住宅の場合、折角暖まった空気が殆ど逃げません。

      穴が小さいです。

       

      もう分かりますよね?

      エアコン君は、さぼりながら、楽しながら運転できるという事です。

      24時間運転しながらでも、穴の影響はほとんどないのです。

      つまり、光熱費が安いという事です。

       

      下記はQ1.0住宅の『年間』の冷暖房費です。

      24時間つけっぱなしで年間14873円です。

      暖房の設定温度は20℃、冷房の設定温度は27℃です。

      つまり、冬の室温が20℃、夏の室温が27℃になる為に、ほとんどエアコンをつけっぱなしでも、全然電気代がかからないという事がお分かりいただけますでしょうか?

       

       

      ここで、重要な事をお伝えしております。

      冬であれば、室温を18~21℃に保つことが非常に重要です。

      それ以下は健康被害が生じます。

      エアコンをつけっぱなしの方が安いかどうかという議論は、自分の命を守れるかどうか?という話と同じだと思ってください。

      この時期、「ヒートショック」による室内での死亡事故が多く発生します。

      栃木県はなんと、室内での冬の死亡率が日本1位です。

      世界を見ても、温暖地域と思っている国や地域ほど、死亡率が高いです。

      これはヒートショックによる影響がもの凄く多いです。

       

      上記をみても分かる通り、布団から出る時にヒートショックが起きます。

      廊下、トイレと続くたびに、死の危険が迫ります。

      特に入浴時は3回の死の危険があります。

      (出典:もっとモックセミナー)

       

      という事で・・・

      『エアコンつけっぱなし VS こまめに消す』

      対決は、対決する為の土俵が違うor劣悪な環境下に置いての検証が多い為、

      つけっぱなしがほとんど勝てるわけない(笑)

       

      こまめに消す方は、家の性能が悪い。
      そして電気代は安くなるが、死ぬ確率が高くなるという事。

      つけっぱなしの方が安いという結果を出している人は家の性能が良い可能性が高い。
      電気代も安くなるし、死ぬ確率も低くなる。

       

      こんな感じです。

       

      ネットの情報に惑わされないようにしてくださいね。

       

      そもそも論ですが・・・

      『エアコンつけっぱなし VS こまめに消す』

      という対決ならば、一番安いのは

      『エアコンつけなくても大丈夫という環境』

      です。

      2017年12月15日

      家の中が寒いと思う人結構います!

      先日こんなブログを書きました。

       

      ダブル断熱をはじめとする「付加断熱」のような高断熱住宅を体験してもらいたい・・・。

      この時期は本当に生死と隣り合わせの季節です。

       

      『ヒートショック』に注意する為に、高断熱住宅に住んでいる人たちは、ドアを全部開けて暖房して、家の中に寒い所が無いようにしましょう!

      高断熱住宅であれば、部屋単位で暖房するより、家全体を暖房するようにして、暖房設計温度を20℃辺りで消さずに連続運転させましょう!

      ちょくちょくON-OFF繰り返すよりも、連続運転の方が電気代も安くなるはずです。

      2017年12月07日

      「床暖房」必要かどうか問題

      今日は床暖房は必要か?問題に触れたいと思います。

      他のページも書いてる事は似たような感じなのですが(笑)

       

      結論からいうと、Q1.0住宅レベルの性能の家づくりをしている人からすると、

      「絶対に必要ない」

      と言われると思います。

       

      先日発売にもなり、ラファエル設計も掲載されている「北関東の高断熱住宅6号(最終号)」

      で、続々と感想のアンケート葉書が新住協の本部に届いているそうです。

      異例の事態で、大変好評のようですよ♪

       

      その中で、皆さんがとても参考になったと書いてくださっている所が、私も注目すべきところで紹介した

      「座談会 つくる側からのホンネのアドバイス」

      これがもの凄く参考になっているようですね。

       

      で、その中で何が参考になっているかというと、「床暖房」について。

       

      私も↓のページで書いてあるのでよかったら読んでみてください。



      私も相談を受けた時に必ずと言っていいほど話題に出るのが「床暖房」です。

      他でも同じこと答えてますが、結論は冒頭で書いた通り、Q1.0住宅のような高断熱住宅ではいらないという事ですね。

      で、補足すると・・・

      床材によってもそれは変わってくると思います。

      熱というのは、温度の高い方から低い方へ移動します。

      室内の体感温度というのは、床・壁・天井の表面温度で決まります。

       

      一番人の肌に触れているのが足元です。

      つまり、床面の表面温度が人の不快感を表すものに大きく左右されるという事です。

       

      これはイメージで構いませんので想像してください。

      鉄の床と無垢の床、冬なら室内が暖かくても鉄の方が冷たそうじゃないですか?

      一般的なフローリングと無垢の床材でももの凄く体感温度が異なります。

      スリッパが必要か不要かくらいに分かれます。

      これは無垢の床でも、基礎や床の断熱材の厚みや工法によっても変ってきますが、

      Q1.0住宅というのは、ただUA値などの数値がいいものを良しとするわけではなく、床暖房なくても大丈夫なように設計・施工するように気を使って家づくりをしています。

       

      ネットのサイトでも、〇〇工務店、〇〇ホームは床暖房必要ですか?とか暖かいですか?なんて質問あったりしますが、暖かいか寒いか?なんて、暖房つけたら暖かいと感じて答えているのか無暖房でも暖かいのと答えているのか分からないわけですよ。

       

      床暖房を入れたいと思うなら、床暖房を入れようとするお金と、維持・メンテナンスに必要なお金を断熱材や窓の性能を上げるのに使った方が、よっぽどいいですよ♪

      床暖房は足元が熱くなりすぎるので、頭付近が寒くなり、「局所不快感」が生じます。

      つまり、床面は暖かいけど、上着は厚着しないといられない状態だったりするわけです。

       

      局所不快感についてはこちら↓

      ざっくり説明すると

      局所不快感とは・・・

      • 部屋は暖かいのにフローリングに素足で立ってると、上半身は暖かいけど足が冷たい
      • 上半身は暖かいけど、手は寒い

      のような状態の事で、局部的(部分的)に寒かったり、暑かったりで、不快に感じる状態の事です。

      頭付近と足元付近で「局所不快感」を感じさせない限界温度は、3~4℃です。

      2℃を超えると局所不快感を感じると言われています。

      を見ていただくとお分かりいただけると思いますが・・・

      家じゅう同じ様な温度というのが非常に理想的な状態なのです。

       

      なので、床暖房を入れた方がいいかどうか?

      を気にするよりも、入れなくても大丈夫な設計、性能はどういうものなのか?というのを知識として持つべきです。

       

      床暖房を入れた方がいいと話す会社は性能が悪い家づくりをしている会社で

      不要と話す会社は高性能な家づくりをしている会社です。

      余談ですが、一条工務店は床暖房不要ですが、入れれば誰も文句を言わないからというスタンスで入れているようです。

       

      最後に言います。

      ラファエル設計の設計する「夢より素敵な家づくり」の場合、床暖房は不要です。

      ですので、床暖房を入れるだけの予算があるのであれば・・・
      ルイスポールセンなどのデザイン照明を入れても良し、
      デザイン家具を入れてもよし、
      さらに窓の性能を上げてもよし・・・

      お好きなようにその予算をお使いください(笑)

      2017年12月04日

      高い家=良い家・・・?家族の幸せって?

      先日、美容室に行った時に家の話になり、こんな話題が出ました。

      『家って、高いほどいい家なのかと思ってた』

      『ハウスメーカーはCMとかやってるし、何となく安心感がある』

      という事を思っているそうです。

       

      これは、世間一般的にそう思っている人が多いのではないでしょうか?

       

      まず、『高い家』ですが、何が高いのかにもよりますよ。

      これは、腕時計や家電、洋服などにだって言えます。

      ブランドによって高いのか、熟練の職人さんが造ったオンリーワンなものなのか、使用している素材が高いのか・・・。

      今回の家の場合で、ハウスメーカーの家は高いから凄くいい家というのは大きな間違いですよね(笑)

      ハウスメーカーが高い理由は、CMなどの膨大な広告料、展示場運営の為の資金、営業さんなどの人件費がもの凄くかかっているわけですよね。

      その分を回収しないといけませんから、僕が設計する家よりもメーカーによっては1000万も高くなります。

      で、その分性能なども結構いいのかと思えば、「え!?(;´・ω・)」って感じのが多いですよ正直。

       

      まず、ハウスメーカーなども含めてですが、一般的なクロスやフローリングなどは「新建材」が多いです。

      自然素材を売りにしている工務店でも壁だけ塗り壁なんて事もあります。

      「新建材」ってのは量産品でもありますので、その商品が廃盤・生産中止になった場合、

      例えば床を一部分張り替えたいと言ってもそのフローリングがこの世に存在しなければ、そこだけパッチワークみたいになってしまいます。

      一方で、無垢の床材であれば、生産中止になる事はありませんので、とても安心です。

      当然、一般的なフローリングよりも単価は高くなります。

      ラファエル設計の家は無垢の床材が基本で、ハウスメーカーは普通のフローリングが基本です。

      ラファエル設計は壁も塗り壁が基本ですが、ハウスメーカーは普通のクロスが基本です。

      まず、ここで考えれば当然ラファエル設計の方が高いはずですが、ハウスメーカーよりも断然安いです。

       

      断熱性能を見ても、ラファエル設計仕様はハウスメーカーの数倍性能がいいですが、断然安いです。

       

      次に

      『ハウスメーカーはCMとかやってるし、何となく安心感がある』

      という事ですが、完全に先入観というか、思い込みですよね。

       

      1つ・・・多くの人達が勘違いしてるであろう事をお話すると・・・

      ハウスメーカーの家を建ててる人は、地元の工務店などですからね?(笑)

      監督さんはハウスメーカーの人が基本でしょう。

      しかし、最終的な図面を描いたりするのは地元や県外の協力会社となっている「設計事務所」

      工事をするのは「工務店」

      って感じですからね。

      そして、展示場にいるお姉さんたちは、建築のプロの方ではない、一般のパートさん達が多いと思います。

      オプションの説明やキャンペーンの説明をするのはプロかもしれませんがね(笑)

       

      先日、床暖房を進める家は、性能が悪いとブログで書きましたが、

      一条工務店は、つける必要がないけどつけてるようなので、例外とすると、他のハスメーカーって床暖房がないと寒い家なんですよ・・・。


      ラファエル設計や他の高性能住宅を造る工務店が勧める
      『床暖房が必要ない性能の良い¥2000万の家』
      『光熱費10~13万』

      より

      ハウスメーカーが勧める
      『床暖房が必要な性能の悪い¥2500万の家』
      『光熱費18~25万』

      を何故求めるのか不思議でなりません(笑)

       

      車に例えるなら、

      ラファエル設計が行う家づくりは、
      地球環境にも優しい車で排気ガスもほぼ出さないし、燃費もよく、メンテナンスなどの維持費も財布に優しい車です。
      【高性能な軽自動車的存在】

       

      一方、ハウスメーカーの行う家づくりは、
      オプションなどを付けるという特典満載で購入させ、
      外観はカッコイイけど実は排気ガスバンバン出すし、燃費も悪い、メンテナンスなどの維持費が非常にかかる財布に厳しい車です。
      【見た目が高級なだけの存在】

       

      僕は、今の日本の家づくりが本当に変わって欲しいと思っています。

      高断熱住宅を造っている人たちのUA値勝負みたいな感じや、高性能住宅を造っている人達同士の性能の自慢大会みたいな感じがどうも違和感を感じます。

      性能が悪くてもお客さんが来るハウスメーカーこそ、高断熱住宅を造る姿勢を見せてもらいたいです。

       

      家づくりをする人たちにとって、展示場などは非常に参考になるものですし、家づくりのスタートラインみたいなものだと思っています。

      会社の規模や今の家づくりの現状をピラミッドにすると、頂点には間違いなくハウスメーカーが君臨します。

      ハウスメーカーの言いなりで業者さんたちは動かされています。

      断れば次は仕事ださね~ぞとか、ローテーションから外される怖さから、ハウスメーカーの家づくりをやらざる負えない工務店や大工さんが数多く存在している事を一般の人達が認識しなければダメだと思っています。

      ハウスメーカーではなく、地元の工務店が主導権を握るには、自分達で仕事を取れなくてはいけません。

      ハウスメーカーの下請けではなく、自分達が持っている高い技術を、日本のよりよい家づくりの為に生かせるようになれると、日本経済もすごくよくなるはずなのです。

       

      理由は、日本の黒字分が中東に思いっきり持っていかれている為です。

      何でか?

      エネルギー自給率3%くらいしかない日本が、エネルギー使いまくりの為です。

      分かりやすく説明すると、光熱費かかりまくっている家に多くの人が住んでいるし、今もそういった家を新築しまくっているからです。

       

      性能の良い家づくりをする事は、日本の未来にも繋がるのですよ。

      子どもを持つ親ならば、子どもの成長を楽しみにするし、子どもに苦労を掛けようなんて思わないはずです。

      しかし、省エネな家を新築しない限り、子どもや孫世代は親が造った性能の悪い家により、病気がちになったり、将来リフォームが必要になったり、親が造った総工費3000万もした家を壊して、子どもたちも同じような3000万の家を造って・・・

      みたいな事を繰り返すんですよね。

      お金の面では、間違いなく苦労させるのですよ。


      子どもの育て方みたいなものはものすごく親は勉強しますし、そういったセミナーみたいなものも多いですよね。

      それって「成長」に関しての事ですよね。

      自分の子どもが「天才」「すごい人」「えらい人」になる為の事しか考えられてなくて、

      「健康面」の事なんてほとんど考えられてないんですよね。

       

      分の家族にアトピーの人がいるという事で『自然素材の家』を望む人は圧倒的に多いですが、
      家族が健康であって欲しいという事で『健康な家』を望む人は、まずいません。

      空気がキレイという事で、そういった素材を選ぶことは多いと思いますが。

       

      多分、本屋に2つの本が並んでいて・・・

      どっち取ります?(笑)

      子どものお受験などをするような富裕層の方ほど「天才に育てる方法」を手に取るのではないでしょうか?(笑)

      富裕層でなくても、健康に育てる方法の本を一番最初に手に取りますかね?

       

      タイトルが変ったらどうですかね?

      これが他の建築雑誌と並んだ場合・・・

      恐らく、デザイン住宅特集を手に取るでしょう!(笑)

       

      タイトル変わったらどうでしょうか?

       

      デザイン系のタイトルと並んだ場合、我が子が健康な人は、これでもほとんど手に取らないかもしれませんね。

      僕は思うのですよ。

      我が子が天才になってくれたりすれば親からしてみれば凄く嬉しい事です。

      しかしそれ以前に、「健康」であってくれる事が一番の幸せなのではないのかと。

      そして・・・

      子どもからすれば、自分たち親には、長生きしてもらいたいと思っていませんかね?
      自分たち親は、子どもの成長を1日でも長く見届けたい=長生きしたいと思いませんかね?

      恐らく、そういう事を心底思う時って、自分が、家族が余命宣告されるような病気になった時なんですよね。

       

      家って、他の人にカッコイイデザインを自慢する為に建てるんじゃないですよ。

      やっぱり、家族の健康と幸せの為に、そしてこれからの未来の為の家づくりをして欲しいと心から思うし、願っている事です。

      これも他のページでも書いてる事ですが、ヒートショックなどで亡くなる人数は交通事故死亡者数の3~4倍ですよ。

      運転や外出している時よりも、安全なはずの家の中の方が危険なのですから。

      「いってらっしゃい気を付けて~」と見送る人の方が危険という話です。


      家づくりをはじめた人たちには、これだけは言いたいです。

      『家族の未来を考えた家づくりをしてください』

      2017年12月03日

      注文住宅を依頼・紹介、その基準は?

      先日、とっても残念なお話をお聞きしました。

      新築早々・・・雨漏り。

      何故そこでお願いしたのか?

      『親族が初めそこで建ててもらい、すごく良かったから紹介してもらった。』

      という話。

       

      話を聞いている限りだと、問題外というか・・・

      何故家づくりしてるんですか?レベル。

       

      皆さんも、自分が建ててもらった工務店、図面描いてもらった設計事務所、ハウスメーカーで、自分が良かったと思う会社を紹介ってしたくなったり、実際に紹介する事ってあると思うんです。

      でもね、ちょっと待ってくださいね。

       

      新築を建てた際、自身はどれくらい家づくりについて詳しくなりましたか?

       

      正直・・・

      依頼した会社の対応が良かったくらいの理由だけで、人に紹介してはいけません。

      安くやってくれたというだけの理由もいけません。

       

      対応が良かったのはどのタイミングですか?

      設計段階ですか?
      工事段階ですか?
      アフターフォローですか?
      全般的にですか?

       

      設計段階であれば・・・

      ちゃんと温熱環境のシミュレーションや、UA値などの省エネ計算しましたか?

      耐震等級3は取れてますか?

       

      工事段階であれば・・・

      監理報告書や工事監理の写真の提出はしてもらいましたか?

       

      アフターフォローであれば・・・

      どうすれば快適に住めるのか、どんな風の流れを計算して設計してるのか、引き渡しの時に説明ありましたか?
      つまり、「住まい方の説明」です。

       

      これらを『全て』しっかりやっている会社であれば、紹介すべき、素晴らしき会社です。


      紹介っていうのは、気軽そうで、ものすごい責任があるのです。

       

      家づくりのポイントというか、依頼する会社の評価ポイントとしては・・・

      • 温熱シミュレーションなどを行っている
      • 耐震等級3の家づくりをしている
      • 値引きにあまり応じない。元々適正価格で勝負している
      • 構造部分の施工の時など、お施主様を必ず現場に呼んで、見てもらうという事をしているかどうか。
      • お施主様が毎日現場に来ても文句を言わない・嫌がらない
      • 現場がキレイ
      • 気密測定をちゃんとしている
      • 現場監督がちゃんと現場にきて確認している。(電話確認などではダメ)
      • 監督に質問した時、ちゃんと現場の状況が分かっている
      • 安さ勝負ではなく、住まい手の為の家づくりをしている
      • 過去に施工したお宅を見せてもらえる
      • アフターフォローは、問題があった時の対応ではなく定期的に点検をしてくれる。(保全)

      これらは最低限、全ての項目にあてはまる会社でないと、僕は紹介なんてしませんね。

       

      よく考えてください。何千万もお金出して家を買うのです。

      上記の項目は、「当たり前」にやるべき事です。

       

      設計段階の項目は、家を建てる前に誰もが経験出来るので、依頼先の選定ポイントにはなりますが、家づくりをする人は、ちゃんとした家を建ててもらいたいのが当たり前です。

      しかし、工事始まった時の項目は、既に家を建てた人じゃないと、評価出来ないんですよね。

      だから、紹介する側の人は、その辺の評価をしっかり評価した上で、紹介しているのか?って事です。

       

      建った家に対しての評価だけではなんの評価にもなりません。

       

      紹介してくれる人がいない場合は、これらの項目について、自分自身で詳しく聞く他ありません。

      ここで注意なのは、「現場監督はしっかり現場監理してくれるんですか?」

      なんて質問はしても無駄です、

      「しっかりやります!!」って答えない人いないですから(笑)

      現場監理をしている様子の書類や写真を見せてもらってください。

       

      僕の現場監理についてこんな事をいう人たちがいます。

      ・公共事業じゃないんだから、そこまでやる必要あるの?
      ・ハウスメーカーでもそこまでやってないっすよ

      その考えの基準を逆に聞きたいっす(笑)

      監理指針には、住宅ならやらなくていいなんて書いてあるわけもないし、ハウスメーカーが何故絶対的に正しいと思うのか?

      ハウスメーカーなんて、自分たちが悪くならないよう工法にはお金出して、クレームが来ないようにするのは特化してますし、これらに関してはピカイチです(笑)

      しかし、温熱環境を良くしようなんて考えは全くありません。
      土間の断熱材だって入れないんですから(笑)

      理由は・・・

      高くなるから。

      何かの基準があれば、それをギリギリ満たすようにするのがハウスメーカーです。


      まあ、いずれにしても、これからの時代は、家の性能が高くないと、何十年か先、ローンを払い終える頃には全く価値が無く、何千万した建物が500万にもならない可能性だってあります。

      断熱リフォームが必要であれば、仮に500万で家買ってもそれも併せて1000万必要とかなりかねない。


      いずれにしても、家づくりの紹介者は、紹介する事に責任を持ち、
      家づくりを依頼する会社の選定は自分自身がしっかり見極めなくてはなりません。

      そういう事が出来ない人の為に、僕の様な設計事務所が存在します。

      設計事務所がすべて同じとはいいませんが、設計事務所含めて、じっくり選定する事が大切です。


      2017年11月28日

      北関東の高断熱住宅6号に掲載!!

      所属する新住協での企画の書籍
      『北関東の高断熱住宅』6号が発売されます。
      弊社、ラファエル設計も4ページ掲載されています。

      価格は280円と激安で凄まじく濃い内容です。




      今回の第6号が当初の予定通り最終号となるようです。
      注目すべきは、私の掲載ページというよりも、はじめのページから始まる『座談会』!!
      【つくる側からホンネのアドバイス】という事で載っています。


      高断熱住宅を長年建て続けている新住協の先輩方による、他では聴けないような話満載ですね(笑)
      いくらくらいで建てられるのか?という話や、超高断熱住宅に住んでの面白い裏話なども書かれています。

      これまで僕のホームページでも書いてあることの内容などもありますが、
      「うんうん!そうだねよ~」って思いながら読ませていただきました!

      色々と本の掲載量的に削ぎ落された内容があるようなので、次の勉強会で集まった時に話きかせてもらおうっと!


      これを読んでからハウスメーカーの展示場まわったりする方が、断然家づくりに対するものの見え方が変わると思います♪

      業務エリアの範囲で問合わせ頂いた方には無料でお配りすることを考えてます!

      書籍の方は、セブンイレブンを除くコンビニと書店で取り扱ってます。

      以前TSUTAYAで5号を見かけましたね!

      本を書店で読んでみて、聞いてみたい事などありましたらラファエル設計に問い合わせしてください♪

      実際にお会いして本の内容というよりQ1.0住宅についてなど、お話出来れば幸いです。

       

      初めにお断りしておきますが、屁理屈ばかり並べて、高断熱住宅を否定してやろう!って方には、
      お話する事ありません(笑)

       


       

      高断熱住宅に住む事のメリットは、健康面や医療費面、地球環境面でも実証されています。

      デメリットは建築時の工事費が200~300万くらいアップする事。
      しかしこのデメリットは、【建築時】にだけフォーカスした場合の話です。

      30年間で自分が住む家にかかるコストなど、光熱費なども一緒に考えた場合、デメリットではなくなります。

       

      これからの住宅は、長い目で家づくりを見る事が出来なければいけません。

       

      後でブログで書きますが・・・

      日本が不景気・お金ないのって、電気・ガソリンなどのエネルギーを中東に持っていかれているからです。

      アメリカや韓国に対してかなりの貿易黒字を出しても、中東へ全部持っていかれてる感じなのです。

      それは、我々がエネルギー自給率がないのに、エネルギー使いすぎという問題があるからです。

       

      ハウスメーカーの家ではなく、Q1.0住宅のような高断熱住宅に日本中が住む事で、景気も回復していくはずです。

      『保育園落ちた。日本〇ね』という問題がクローズアップされましたが、

      今の日本は65歳以上が0~14歳よりも圧倒的に多いのです。

      したがって、保育園造るよりも、老人ホームなどの方が必要なのです。

      がしかし・・・

      高断熱住宅に住むと、要介護になる年齢が4歳遅くなるという研究結果が出ています。

      今、寝たきりになる老人が多いのが、住宅環境が大きく影響している事がはっきり言えます。

      我々日本人が、安かろう悪かろうの家づくりを肯定してきた結果です。

      もっというと、我々日本人が、自分の国や地元に対してお金を使ってくれるようにならないと、我々の生活も豊かにはなりません。

      中東の人達は、日本に対してお金を落としてくれません。

      全くです。

      一方的に日本の片思い状態です・・・。

       

      再度言います。

      省エネ設備を導入しまくっても、意味がありません。

       

      省エネ設備を開発して、中国などに日本製を買ってもらって、かなりのお金を落として行ってくれるのに、我々がそれ以上に電気などのエネルギーを使いまくっているので、省エネ設備によって使用エネルギーは少し減ってますが、利益分のお金を中東へ持っていかれるので、全然国も潤わないし、高断熱住宅を建てないと、地元も潤いません。

       

      高断熱住宅を否定する人は、中東にお金を払うのを肯定する人たちと言う事です。

       

      高断熱住宅を建てる事により、地元の工務店などが潤います。

      木造であれば、鉄筋コンクリートなどの建物を造るよりも遥かに二酸化炭素も削減できるし、エネルギーも削減できます。

      地元工務店が潤えば、家族で食事に出かける事が多くなったりします。

      地元の食材を使っているお見せであれば、農家も潤います。

      こうやって地元がどんどん潤って行きます。

      高断熱住宅に住めば、健康でいられる確率も高くなり、医療費も削減出来ます。

      地元(市)も潤えば、子どもに対しての助成金なども手厚くなるのではないでしょうか?

       

      子どもも産みやすい・育てやすい街になったりしませんかね?

      不妊治療に対しての助成金だってもっと使いやすくなるかもしれません。

       

      待機児童問題などは、我々の劣悪な環境の住まいや、安さ勝負の家づくりが原因の一つとして僕は考えております。


      中東にお金を払いまくっているから。

       

      家の中で死亡する人の人数は交通事故による死亡者数の約3~4倍多いのご存知ですか?

      今の時期、芸能界に対してのニュースを連日ワイドショーで連日ヒートショックの危険性などを発信して欲しいですよね。

      不倫問題なんかよりも、今の家づくりの現状を連日報道してもらいたいです。

      マンションなんかに住むよりも高断熱住宅に住む方が長生きできるし、健康でいられる確率が高い事は事実です。

       

      日本に対して暴言を吐くよりも、保育園が造れなかったりする現状が、今の日本の家づくり・住まいが大きく影響している現実を皆が知らなくてはいけないと思っています。

       

       

      2017年11月24日

      高性能住宅のはずなのにエアコンに頼る家

      今回は、皆さんの誤解というか、勘違いのお話をしたいと思います。

      別なページでUA値の話はしてますが、まずはこちらでおさらい。
      UA値が小さいほど、高性能という事になり、下記のUA値をクリアしたものが

      「次世代省エネ基準」クリア!

      と言えます。

      ですが、前回もお話した通り、栃木県で次世代省エネ基準クリアのUA値を少し上回った所で、まったく凄くもありませんし、高性能でもなく、エアコンに頼りまくりの光熱費かかりまくりの家になります。

      つまり、UA値が低い(性能が良い)という事は、冬であれば家の中の暖かさが長時間続くという事です。

       

      地域区分 地域詳細(一部) 熱損失係数 外皮平均熱貫流率 冷房期の平均日射熱取得率
      1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) Q1.6 UA値0.46
      2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) Q1.9 UA値0.46
      3地域  函館・青森・山形・秋田 Q2.4 UA値0.56
      4地域  宮城・福島・栃木県(那須、日光) Q2.4 UA値0.75
      5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) Q2.7 UA値0.87 ηA値3.0
      6地域  千葉・横浜 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.8
      7地域  長崎・鹿児島 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.7
      8地域  沖縄 Q3.7 ηA値3.2

       

      ちなみに・・・

      ZEH(ゼッチ)をクリアするUA値は

      1~3地域は0.4

      4~7地域は0.6

      です。

      ラファエル設計の行うQ1.0住宅の設計のUA値は0.35前後が目安ですね。

      ダブル断熱は0.48~0.5くらいですね。

      栃木県の次世代省エネ基準の約半分といいますが、2倍の性能という事です。

      窓の性能をあげてやれば、UA値0.26くらいの性能の家は簡単に設計出来ますが、宇都宮でそこまでお金をかけなくても高性能で快適な家づくりは可能です。

       

      で!!

      ですよ・・・

       

      これから裁判事例にもなるんじゃないかと思うのがこの

      「UA値勝負」

      皆さんは、これまでの話を聞いても

      「UA値が低い住宅を造ってもらえれば、冬は暖かく、夏涼しい」

      と思ってませんか?

      実は、半分間違ってます。

      実はこのUA値、北側の外壁に断熱材を入れなくても、次世代省エネ基準ってクリア出来てしまうのです。

      もっというと、玄関土間の下などには断熱材を敷き、基礎の立上りにも断熱材を敷くのが熱損失の観点からも非常に有効なのですが・・・

      玄関土間の断熱材を敷かなくてもUA値って0.4とか出せちゃいます。

      という事は、同じUA値0.4の家でも、土間に断熱材が敷いてある家と敷いてない家では、室温の変動が全く違うわけです。
      つまり、光熱費が余計にかかるという事です。

       

      また、UA値に「気密」は関係ないので、外壁部のコンセントに「気密コンセントBOX」を使用しなくてもUA値は良いままで高性能と謳えてしまいます。

       

      要するに・・・

      UA値がよいだけでは高性能とは言えない


      って事です。

      だから、UA値がよいから高性能と思っていても、入居後、気密性が悪くて冬寒いなんて事が有り得ます。

      これが、裁判沙汰になるケースの1つかなと思っています。

       

      UA値は宇都宮でも、ダブル断熱にしなくても普通にLow-eガラスの窓を使用したりすれば、
      0.6~0.7くらいの性能は出せます。

      しかし、ダブル断熱の様に、付加断熱としなければ、熱が柱から逃げていきます。

      ダブル断熱
      内断熱(充填断熱) 一般的にこの断熱方法が日本ではほとんどです。

       

      なので、付加断熱にしないかぎり、いくらUA値が良くても、室温は保てないのが温熱環境シミュレーションをやりまくって分かった事です。

      つまり、高性能なのにエアコンに頼りまくる家って事です。

      太陽が殆ど入らないような所では、いくらダブル断熱やQ1.0住宅にしても、エアコンに頼らざる負えません。

      しかし、頼るのが良くないという意味ではありません。

      頼ってもいいけど、エアコンが頑張り過ぎないような性能にする事が大切なのです。

       

      シミュレーションを繰り返して分かっている事は・・・

      ダブル断熱でも太陽がほとんど入らないような敷地状況ですと、外気温がマイナス6℃の早朝、

      室温は5℃くらいにしかなりません。

      しかし、次世代省エネ基準クリア程度の家はマイナス2℃くらいの室温になってしまうのです

       

      エアコンに頼る家というのは、自分たちが我慢をすればエアコンに頼らないという意味ではありません。

      全く違います。

       

      そもそも、現在の日本の家づくりは「我慢」によって、光熱費を抑えたりしている現状です。


      まあ、究極の「パッシブ」は我慢とも言えなくもないですが・・・

      我慢をするのは人間ではありませんよ。

      機械(エアコンなど)がJET運転などをしなくても平気な家の性能が重要なのです。

       

      夏の日射を考慮して、窓を小さくするというのは、個人的にはNGです。

      光熱費というのは12~2月が断然高くなるのですが、大抵1月が1年で一番高いでしょう。

      冬のエネルギーというのは、本当にバカ高いし、極力使わない方が地球にも環境にもよいのです。

       

      太陽というのは暖房の代わりになります。

      なるべく安い家を造ろうとしている人は、何故、太陽の力をメインで使おうとしないで、電気代のかかるエアコンをメインで使おうとするのか不思議です。

       

      年間冷暖房費が・・・

      1万円前後ならエアコンに頼らない家。

      2~4万円以内ならちょっとエアコンに頼る家

      4~6万円以上ならエアコンに頼る家

      6~10万円ならエアコンに頼りまくる家

      10万円以上ならエアコン無しじゃ生きていけない家

      と言えるのではないでしょうか?

       

      栃木県でラファエル設計が行うQ1.0住宅は下記の様な冷暖房費を目指して設計致します。

      ちなみに、下記はエアコン1台で24時間連続運転のシミュレーション結果です。

      これ、トリプルガラスではなく、ダブルガラス(複層)でこの結果ですので、トリプルにして夏の日射遮蔽をもうちょっと出来れば冷暖房費は削減できます。


      最近、こういったシミュレーションをしての設計をしないと、設計にストーリー性がないなと思っています。

      これらを元に、窓の位置や大きさなども考慮した設計を行います。

      言ってみれば、余力を残した設計です。

      あえてトリプルガラスにもしないで、この結果ですので、建築コストも削減出来ているという事です。

      例えばこれで太陽光設備を載せられれば、冷暖房費はほとんどかからないという可能性も出てきます。

      トリプルガラスにする為の予算を太陽光設備の一部に持っていけるのですよ。

      一番最適な選択肢を見極めながら、設計をするという事です。

       

      一生に一度の家づくり・・・

      光熱費の事もしっかり考えた家づくりをするようになれば、栃木県も、家の中での冬の死亡率全国1位という汚名を返上できると思っています。

      これまでお話した事は・・・

      家事動線や子供室をどうするか?

      なんて悩みよりも重要な事達です。

      家づくりの最中で、このような考えをもった事が無い方、依頼しようとしている会社から説明もない場合、温熱環境と光熱費の話について、確認するようにしてください。

       

      家づくりにおいて、一番初めに基礎として知識として知っていなければならない事を、今回お話させていただきました。

      数千万も出して購入する家ですから、『生活の質』についてもしっかり考えられるようにしましょう!

      2017年11月21日

      めちゃ寒かったよ次世代省エネ基準クリアの家

      先日、次世代省エネ基準クリアの家が完成したという事で、見学する出来たので、行ってきました。

      初めに結論というか、感想を述べると・・・

      半端なく寒い!!!

      の一言です。

      最近、新住協での研修会をはじめとして、素晴らしい高断熱住宅の見学ばかり参加していたので、余計に・・・

      天と地くらいの差を感じてしまいました・・・

      (;´▽`A``


      夏にもこのように見学する機会があったので、同じ次世代省エネ基準クリアの家を見てきましたが、
      正直、酷評しか出てきません。

      その時のブログは↓

      『オープンハウスを見学!凄い局所不快感』

       

      今回の話に戻ります。

      外もシャツ一枚では寒いような感じでした。

      室内は無垢などは一切使わずに、床はフローリングです。

      壁と天井はクロスです。

      窓はアルミ&樹脂サッシのLow-eでした。

      外観のデザインは、好きな人もいるだろう。

       

      最近は本当に自分の設計も含めて無垢の床材しか使った事がなかったし、高断熱住宅でも床は無垢だったので、

      普通のフローリングは新築では久々に拝見&触れました。

      やはり、かなりの冷たさ。

       

      熱は暖かい方から冷たい方へ移動します。

      つまり、人間の熱は冷たい床に奪われます。

      体感温度とは、(室温+表面温度)÷2

      で数値化できますが、人が感じる暖かさ、寒さというのは、室温というよりかは、

      床・壁・天井の表面温度で決まるのです。

      すなわち、室温が16℃、床が10℃だとすると、足元の体感温度は13℃になります。


      床暖房を入れるそうですが、そりゃ必要ですわねという感じですね。

      床暖房を入れるなら、床材は無垢にして、断熱性能をもっと上げて、床の表面温度を上げる工夫をすれば、全然必要ないんですけどね。

       

      次世代省エネ基準クリアの家は、夏に続いて今回秋を体験しましたが・・・

      「次世代省エネ基準クリアの家!」

      って宣伝している家は、寒いんだな、暑いんだなと見学に行かなくても分かるという事ですね。

       

      次世代省エネ基準

      って名前はカッコイイ感じしますが、激甘ちゃんな基準で、クリア出来ない方がおかしいレベルなのですよ。

      最低の断熱材の厚みを入れたりLow-eガラスの窓を入れたら簡単にクリア出来ます。

      なので、熱損失・ヒートブリッジ(熱橋)を防ぐことなんて一切考えなくても、次世代省エネ基準はクリア出来てしまう基準なのです。

       

      もし、同じような見学会などがあった場合、

      「どれだけ暖かいのかな」

      「どれだけ涼しいのかな」

      なんて期待していったらダメなレベルですよ(笑)

       

      最近非常に思う事は、インテリアや外観のデザインが如何に優れていようと、温熱環境が最悪な家にはまったく魅力を感じない所か、興味も沸かなくなりました。

      省エネ基準に関しては「やりすぎ」って事はないのです。

       

      例えば、ダブル断熱+外付けブラインドで年間光熱費が5000円安くなる場合と、外付けブラインドなしで5000円高い場合・・・

      外付けブラインドの設置に200万かかるとするなら、それはやりすぎと言えなくもないですが・・・

      「やりすぎ」という事をいうならば、その前提条件が大切って事です。

       

      まあ、今回も次世代省エネ基準クリアというものを体験しましたが、

      どれだけ劣悪な環境なのかを伝える知識量が増えた事くらいが良かったのか、悪かったのか・・・。

       

      とにかく、次世代省エネ基準クリアというならば、UA値を表記して欲しいですね(笑)

      現在、「本物のZEH(ゼッチ)と偽物のZEH」というブログを書いてる途中です。

      かなり濃い内容なので、なかなかまとめる時間が無くて書き上げられないですが、時間出来たらUPします。

      お楽しみに♪

      2017年11月19日

      外壁の色を黒にしたい!白がいい?

      外壁って悩ましい所ですよね~~~!

      黒はカッコイイ系

      白はかわいい系?そしてカッコイイ系にもなる!

       

      基本的に、室内の温熱環境を考える上で、「放射熱」を考慮しなくてはなりません。

      外壁などが熱をうけたら、その熱が室内に入ってくるという危険性です。

      断熱材が付いているガルバなどがありますが、それは結露防止の意味合いが強い。

       

      以前、オーブンハウス見学の記事を載せました。

      その抜粋をすると・・・

      1階でエアコンの影響を受けているような所は、24℃台。

      2階でエアコンの影響を受けているような所は、24℃台。

      それ以外は25℃~26℃くらい。

      基本的に場所によってバラバラ・・・。

      驚いたのが、1階の太陽光線を受けている外壁面の室内壁が28℃くらいになっていた事。

      断熱材が効いていない感じがしました。

      これは、「放射熱」を受けている影響と言えます。

       

      この放射熱のせいで、その部分が3℃も上がっているのですよ。

      室内の壁が、夏は暖房機になっているという事です。

      エアコンも効きませんよね(;´▽`A``

       

      断熱材が付加断熱・ダブル断熱で200mmとか入っていれば問題ないと思いますが、反射率の高い白系の方がいいと思っています。

      僕はガルバはあまり好きではないので採用しません。

      デザインもあまり好きではないです。

      兎に角、黒いガルバの外壁の場合、夏に窓を開けても上に上がっている熱が室内に入ってくる感じがどうなのかと思います。

       

      勘違いしないでいただきたいのは、黒がダメと言っているわけではありません。

      黒で問題あるかないかのレベルの議論でもありません。

      金属で黒の外壁は、カッコイイけど、僕は選びませんという話です。

      白は、飽きがこないし、好きです。

      白は汚れやすいか?

      外壁に関しては、それは白も黒も同じだと思います。

      洋服だと断然白の方が汚れやすいというか、目立ちますけどね(笑)

      白の外壁は汚れが目立ち、黒の外壁が目立たないという事よりも、低汚染なら大丈夫とか、そういった事を考えた方がいいです。

      外壁も、低汚染型のものを選べば何ら問題ないと思っています。

      黒い汚ダレがでたら、白も茶色も同じです。

       

      汚れに敏感なのであれば、杉板張りなどにしましょう。

      汚れたら張り替えればいいだけです。

      2017年11月16日

      夏涼しく、冬暖かい・・・ってホント?冬編

      よく、住宅の広告などでも目にしたり聞いたりする

      夏涼しく、冬暖かい・・・ってホント?

      今回は「冬暖かいって本当?」

      について触れたいと思います。

       

      現在、省エネ基準がH28年度基準という事で法律が変わって、これを満たしたのが

      「次世代省エネ基準クリア!」

      と謳っているわけなのですが・・・

      前回、そんな激アマな基準をギリギリクリアしても意味がないという話をしました。


      って記事を書きましたが、これを住まい手が感じるには、

      設計手法・設計の意図を住まい手にきちんと説明して、

      「住まい方の説明書」のようなものを引き渡しと一緒に贈呈すべきと考えています。

      今、「通風」について、通風を考慮すれば、シミュレーションや冷房負荷軽減になると言われたり、そう考えられるものですが、僕は、通風は考慮すべきではないと思っています。

      何故なら、じめじめした夏、窓を開けたら通風は確保されて、部屋の暖かい熱が逃げる!・・・

      何て思っても、外から熱帯雨林のような熱風が入ってくる場合、どうなります?

      窓閉めますよね?(笑)

      そうなると、シミュレーション通りにはいかないですよね。
      『夏涼しく、冬暖かい』って考えは、どれだけの会社が、キチンとシミュレーションソフトを使って、うたい文句にしているのだろう?って思います。

       

      そのような実例をお見せしますね!

      窓をトリプルLOW-Eガラスにしました!

      UA値は0.47です!

      断熱材は140mm入れます!

      屋根断熱で、性能がいい断熱材を入れます!!

       

      このような性能の家の室温です。
      間取りはとある大手ハウスメーカーのものです。
      家の総工費は¥5700万くらいする家です。

       

      アメダスデータは「栃木県小山市」に基づいてシミュレーションされています。

      床壁天井の表面温度を表しています。

      (室温+表面温度)÷2が体感温度となり、室温よりも表面温度が重要で、体温は表面温度の低い床や壁面に熱を奪われますので、表面温度が高い家づくりでなければなりません。

      栃木県小山市で最も寒い日の午前7時。
      外気温は氷点下マイナス8.2℃の時、寝室などは暖房使わないと6℃ですよ!?

      Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

       

      10時です。
      外気温は氷点下マイナス0.3℃
      全体的に10℃にもなりません。
      LDKは9℃台

      日射を取り入れられないので、室温は当然上がりません。



       

      14時です。

      外気温は5.3℃

      全体的に11~12℃台。

       

       

      暖房を入れないと寒くて仕方無いですよね!?

      (;´▽`A``

       

      これを、全く同じ間取り、同じ外観で、ラファエル設計の行う

      Q1.0(キューワン)住宅仕様にしてみましょう!

      ただしワザと、トリプルガラスではなく、安い値段の複層のLOW-Eガラスにしています。

      UA値は0.35です。

       

      全く同じ時間で比較します。

       

      栃木県で最も寒い日の午前7時。(同じく暖房無し)

      上がQ1.0住宅、下の画像は全てハウスメーカーです。比較の為に上下させています。

       

      外気温は氷点下マイナス8.2℃の時、寝室は14.7℃で子供室の2つは15℃を超えています。

      ハウスメーカーのトリプルLOW-Eの¥5700万家よりも1千万以上も遥かに安いラファエル設計の家の仕様の方が

      寝室だと8.7℃も高いです。

      全体を通じて8℃以上違う感じですよね(笑)

      ※上がQ1.0住宅

       

       

       

      10時です。

       

      LDKは18.6℃です。

      同じ様に8.7℃も違います。

      ちょうど、家事をしている時間になるそうです。

      寝室には多分誰もいませんが、20.9℃です。

      ※上がQ1.0住宅

       

       

       

      14時です。

      全室20℃超えています。(北東クローゼット19℃(笑))

      12時でLDKは20℃超えます。

      大手ハウスメーカーよりもLDKは10℃も違います。

      ※上がQ1.0住宅

       

      この後、夜19時までLDKは20℃を保っています。

       

       

      氷点下マイナス1.6℃の夜23時でこんな感じです。

       

       

      一応再確認ですが・・・

      1年で「最も寒い日」の氷点下の世界の結果ですからね?(笑)

       

      Q1.0住宅であれば12月の大晦日とか、日中は27℃くらいありますし、深夜でも17℃くらいはあります。

      ほとんど暖房いらずで過ごせます。

       

      大晦日、Q1.0住宅なら寒さいらず&暖房いらずで年を越せますよ♪(笑)

       

      ※21℃以上というのが、昼間の『居間』の最低推奨「室温」という事で、
      健康な温度としてイギリスの保健省で定められています。

       

      栃木でも宇都宮より南に位置する小山市で氷点下マイナス8℃とか行く事に驚きでしょうが、

      ハウスメーカーのUA値0.47というZEH(ゼッチ)をクリア出来る、基準としては最高レベルと言える「数値」の結果がこのような惨劇なわけです。

       

      建物以外の金額も含めた値段で

      ¥5700万のハウスメーカー仕様(内装:自然素材未使用)

      ¥4500万以下のラファエル設計仕様(内装:天井以外自然素材)

      その差¥1200万円

      ※断熱材・窓・内装以外は全て同じ仕様なのでこんなに高いです(笑)

       

      これは、ハウスメーカーで見ているものと同じ床暖房や住宅設備なので、当然床暖房なんて不要だと思いますし、自然素材も使わなければもっともっと金額は下がります。

      全館空調なども導入なのですが、ハウスメーカーのものより安く導入出来るので、さらに実際は安くなります。

       

      如何でしょうか?

      UA値が良くて、ZEH(ゼッチ)もクリア出来る仕様だとしても、暖房を使わないならこれだけの性能差があるのです。

       

      当然、暖房をガンガンかけないと、寒いという事です。

      つまり、光熱費が上がると言うわけです。

       

      一応、今回のQ1.0住宅の1年間の冷暖房費です。

      1日中連続運転なのに¥27,932円(笑)

      年間約3万円以下という感じですね。

      我が家は年間20万以上です(笑)

       

       

      UA値のおさらいです。

      次世代省エネ基準のUA値は0.87ですから、ハウスメーカーは北海道の一番寒い地域とほぼ同等の「性能値」なわけです。

      地域区分 地域詳細(一部) 熱損失係数 外皮平均熱貫流率 冷房期の平均日射熱取得率
      1地域  北海道(旭川・富良野・釧路・稚内) Q1.6 UA値0.46
      2地域  北海道(札幌・苫小牧・室蘭) Q1.9 UA値0.46
      3地域  函館・青森・山形・秋田 Q2.4 UA値0.56
      4地域  宮城・福島・栃木県(那須、日光) Q2.4 UA値0.75
      5地域  宇都宮(4地域以外の栃木県) Q2.7 UA値0.87 ηA値3.0
      6地域  千葉・横浜 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.8
      7地域  長崎・鹿児島 Q2.7 UA値0.87 ηA値2.7
      8地域  沖縄 Q3.7 ηA値3.2

       

      それなのにこのような表面温度の差が出ています。

      如何にUA値が当てにならないかって事ですよね。

      例えば北面の断熱材を半分無くしても、場合によっては次世代省エネ基準をクリア出来ます。

      ハウスメーカーは床断熱ですが、玄関などの「土間」部分は無断熱です。

      しかしUA値0.47という数値を出しています。

      ここらへんの所から熱が逃げまくっているのです。

       

      トリプルLOW-Wガラスや超断熱玄関ドアにお金を掛けても、上手く日射を取り入れられないとこのような結果になるという事です。

      一方、断熱やヒートブリッジとなる部分を防いで、日射を取り込んであげられるような設計であれば、
      トリプルLOW-Eガラスなどを使わなくても、室温は保てるという事です。

       

      今回は、そんな違いを見ていただく為のシミュレーションです。

       

      「夏涼しく、冬暖かい」

      の冬についてお伝えしました。

      例えば今回のハウスメーカーの仕様で¥2500万
      ラファエル設計の仕様で¥3000万

      どちらを建てたいと思いますか?

      僕なら¥1000万でも前者の仕様の家なんて建てません。

       

      まさにこれが、光熱費を考えたローンの基礎となります。

       

      一生に一度の家づくり・・・

      「夏涼しく、冬暖かい」

      という、うたい文句に安易に飛びついては行けないという事を知っておいてくださいね♪

       

      2017年08月26日

      室温21℃って何か分かる?

      健康でいられる目安の室温です。

      21℃(推奨温度)というのは?
      昼間の『居間』の最低推奨「室温」です。
      18℃(許容温度)
      夜間の『寝室』の最低推奨「室温」です。
      16℃未満
      呼吸器系疾患に影響あり
      9~12℃
      血圧上昇、心臓血管疾患のリスク
      ×5℃
      低体温症を起こすハイリスク

      下記は、温熱環境を勉強すると、一度は目にする画像です。

      (出典:英国保健省 冬季室内温度指針 2010.3及び慶応大学 伊香賀研究室)

       

      大手ハウスメーカーのエレガントのような外観など、デザインに特化したような外観の場合、どんなに断熱性能上げてもエアコンつけなきゃ9~12℃か、それ以下にしかなりません。
      温熱ソフトでシミュレーションしてそれが分かりました。

      冬は、如何に日射を取り込めるかによって、室温がまるで違います。

       

      健康な室温というのは冬『21℃以上』です。

      最低21℃ですからね?(笑)

      これは覚えておきましょう!!

      2017年08月18日

      環境問題~遅れている住宅部門~

      皆さんは、今、当たり前のように使用している『電気』って元は何だか知ってますか?

      何から「電気」が造られるのかです。

      電気ってどうやってつくるの?
      電気をつくる為には『エネルギー』が必要です。
      エネルギーって?
      • 石油
      • 天然ガス
      • 石炭
      • 原子力
      これらからつくられて行きます。
      これらの原料をを『化石燃料』『化石エネルギー』って呼びます。
      エネルギー自給率
      日本がどれくらいエネルギーを自給できるのか見て見ましょう!

      (出典:原子力コンセンサス)
      こんな感じです。
      僅か、6%ですよ・・・。

      日本はエネルギー赤ちゃんなわけです。
      自分じゃ何も出来ないに等しいのです。

      食料の自給率は39%です。

      エネルギー赤ちゃんの日本は、化石エネルギーを他国から輸入という形で手に入れなくてはなりません。
      エネルギー赤ちゃんなのに、電気使いすぎ日本

      日本は10.4×1000億kWhなわけです。
      同じ様なエネルギー赤ちゃんのフランスは約半分くらいしか電気を使っていません。
      ドイツは6.2×1000億kWhです。

      本来、日本もドイツくらいになるはずなのです。
      取り合えず今の日本では8×1000億kWhくらいにならないとダメって事です。

      エネルギー赤ちゃん日本の、化石エネルギーの輸入先を見てみましょう!
      原油の輸入先

      80%を超える割合で中東から輸入している事が分かりますね?
      もの凄く偏ってますよね・・・。
      石炭の輸入

      基本オーストラリアって感じですよね。
      天然ガスの輸入

      キレイに割合が散ってます。
      それでもちょっとオーストラリアが多いですけど・・・。
      電気を沢山買うとどうなる?
      これまで僕のホームページの色んな所で話していますが、
      安い家を建てて、電気代(光熱費)を買いまくると・・・

      中東などの○○王みたいな人の高級食事代などへ変わるわけです。
      化石エネルギー・化石燃料は何が悪い?
      地球温暖化の原因です。

      実は石炭はめちゅめちゃ二酸化炭素を排出する化石燃料なのです。
      ですが結構使われてますよね!!
      石炭を100%とすると・・・
      石油は80%
      天然ガスは60%って感じです。

      そんな中・・・日本は石炭34%です。
      天然ガス41%。

      化石エネルギー・化石燃料 枯渇問題
      今後進む化石燃料の価格高騰に供え、出来るだけエネルギーの必要ない省エネ住宅を普及させる事が非常に大切だと思いませんか?

      エネルギーを沢山購入するような建物は、エネルギーも無駄に排出するので温室効果ガスが発生し、二酸化炭素が増える原因です。

      温室効果ガス、二酸化炭素の増加が地球温暖化の原因の一部となる。
      気温が上がれば熱伝達率(熱の伝わりやすさ)も上がってしまう。
      熱伝達率(熱の伝わりやすさ)が上がるとどうなる?
      断熱材の効き目が弱くなるという事です。
      二酸化炭素は何処から発生?
      日本の部門別二酸化炭素排出量の割合があり、全13億トンの約36%が建物から発生しているのです。

      安さ勝負の家づくりが、ボディーブローのようにコツコツと二酸化炭素を増やし続けているのです。

      まるで、二酸化炭素の貯金です。
      地球温暖化の恐怖
      もう説明されなくても分かっていると思いますが・・・

      • 異常気象
      • 自然災害の増加
      • 海岸線の変化
      • シーズン観光業への影響(スキーなど)
      • 生物相の変化
      • 農林水産業への影響(お米の味など)
      • 特定生物の絶滅
      • 伝染病の原因となる生物の菌類の移動
      これらが起きます。
      化石燃料への依存はどれだけ無駄か
      • 再生不可能
      • 使ったら終わり
      • 価格変動により、家計・経済への打撃
      • 輸入する為のお金の無駄
      核燃料の使用
      • 廃棄物問題
      • テロリストの標的化
      このような事が起こってきます。
      これからの家づくり
      地球温暖化は自然災害の増加にもつながるので、エネルギー赤ちゃんの日本は、出来る限り化石燃料・エネルギーを使わない省エネ住宅を普及させる。
      そして省エネの建物は断熱性能もよいので、太陽熱などを取り入れたパッシブな手法が生かされる。
      その上で、化石燃料を使わなくても、再生可能エネルギーで発電などをする「創エネ」が出来るような住宅などを普及させる事が、一番求められている事である。
      省エネ化が遅れている家庭部門と業務部門が一番の急務であると言える。

       

      2017年08月06日

      家の「設計料」を軽視し過ぎてませんか?

      家を建てようとするとき、費用の面で問題に上がる「設計料」

      最近思う事は、設計士に依頼すると「設計料」が高くつくと思っている人がかなりいらっしゃるという事。

      そして、その「設計料」に対する認識は・・・

      • 間取りを考えてもらう
      • 外観デザインを考えてもらう

      この二つだけにしかフォーカスされてないんじゃないかと思っています。

       

      これによって、どんな事が起きるか?

      • 自分で間取りを考える
      • 気に入った外観の写真や雑誌を見せる
      • 自分でスケッチする

      こうなるのが殆どだと思います。

       

      設計料は10~20%くらいの間で様々な設定が各会社によって定められています。

      ラファエル設計はこちらで規定しています。

       

      これらを考えると、

      • 間取りを考えてもらう
      • 外観デザインを考えてもらう

      この2つだけに「設計」という付加価値があるのだとしたら、「設計料」は高いですよね(笑)

      実際にこれだけしかやらない設計なら、僕も高すぎると思います。

       

      ハウスメーカーや工務店に依頼すれば、設計料はかからないから、僕みたいな設計事務所に依頼して家づくりを行うよりも安く済ませる事が出来る。

      と考える方は、2000万とか出して、イグルー(かまくら)以下の性能しかない家を買うという事に、気が付いてもらいたい。

       

      勿論、工務店でも、素晴らしい家づくりをしている会社は沢山ありますが、全国の2割くらいだと思います。

      家は、買い替え可能な「家電」「車」ではないんです。

       

      家電を買いました。
      機種の価格は安かったけど、「電気代」がもの凄くかかるので、1か月で手放す。

       

      車を買いました。
      デザイン優先で、ガソリン代・燃費は目を瞑りました。
      ガソリン代高騰・・・2~4年で手放そう。

       

      家を可能な限り安く買いました。
      家は35年ローン。
      簡単に買い替えできません。
      しかし、その買った家が夏・冬ともエアコンをガンガンかけないと満足のいく室温・快適性が得られません。
      光熱費が冬は4万円にもなってしまいました。
      年間光熱費は25万円です。
      月々に直すと約21000円です。

      ローンは月8万円です。
      光熱費は月2万円です。
      合計10万円を月々支払うのが絶対です。

      2万円という金額は、35年のローンに換算すると、500~600万円くらいに相当します。

       

      という事は、家の値段を500万UPしたとしても、光熱費を払うのと同じような月々の出費で、
      室内環境もよい家、
      長生き出来る可能性の高い家、
      病気になりにくい家
      アトピーなどのアレルギーが緩和出来る家・・・

      そのような家を「設計」してもらえたら、月々の出費は同じなので、住まい手は嬉しくないですか?

      光熱費を抑えようとしたら、「我慢」するしかありません。

      「我慢」とは、エアコンをつけない事が一番思い浮かぶと思います。

      もし、夏に我慢をすれば、家の中で熱中症になる可能性が非常に高く、

      冬はヒートショックになる可能性も高くなります。

      2000万も出して建てた家が、このような状況。

       

      2000万だして、エアコンをつけないと快適な環境が得られない家を買うわけです。
      要介護に早い年齢でなってしまう可能性の家を買うわけです。
      病気になりやすい家を買うわけです。

      酷過ぎませんか?
      殺人レベルの家という事です。

       

      しかし、これらを解消できる家を「設計」してもらえるとすれば・・・
      「設計料」を払う価値がありませんか?

       

      僕のホームページでは、色んな所で光熱費との関係をお話しています。

      家を建てようとした時、

      大切なのは「家だけの値段」で決め手は駄目という事。

       

      設計料・光熱費も含めて、月々の支払が、安い家を買った時と同じであれば、十分・・・

      設計士に依頼する価値はあると思いませんか?

       

      ラファエル設計のお話をさせていただきます。

      他ではもっと安い設計料があるでしょう。

      ラファエル設計は、

      • 構造計算(耐震等級3)
      • 温熱環境シミュレーション
      • 30年間の光熱費のシミュレーション
      • ストーリー性のある間取り
      • 外観デザイン
      • 内観デザイン
      • 設計監理

      これらを行います。

      間取り&外観デザイン、設計監理だけ主な設計業務の会社とラファエル設計を比較しても、設計料に対する内容が違います。

      詳しい温熱環境のシミュレーション

      すまい燃費
      一次エネルギーを元に住宅の燃費性能(光熱費)を示す計算書を作成します。
      断熱性能や設備が異なった場合のプランの比較検討も行います。

      また、ラファエル設計はエネルギーエージェントの資格を有していますのでエネルギーパス協会でプログラムされたソフトも使用して、30年間の光熱費のシミュレーションも行います。
      精度も高く、ISOの世界基準もものさしで「家の性能」を見える化します。
      室温シミュレーション
      建物の外皮性能(UA値、ηA値)と気象データ(外気温、直達・天空日射量)、冷暖房設備の能力と運転計画を元に、部屋ごとの室温変化を見える化します。
      これらを元に、予想される室温とその部屋での「健康度」も見える化します。
      日射熱シミュレーション
      季節・期間ごとの日射熱取得量を見える化します。
      全国837地点の気象データによる直達・天空日射、軒や庇・隣の家、周辺の家からの日影の影響、
      窓・外壁・屋根の日射取得率(η)を考慮します。
      期間累計表示、指定時間単位のアニメーションで見える化します。
      照度シミュレーション
      隣の家や庇・軒の日射遮蔽を考慮しながら天空日射による照度の検討をします。
      読書する部屋、食事をする部屋、北側に面した洗面所など、各室に求められる明るさを見える化します。
      天窓や吹抜けによる採光の効果も見える化します。
      日照時間シミュレーション
      室内に入る日差し(直達日射)をもとに指定日、年間・月別などの日照時間を見える化します。
      1日累計表示、指定時間単位のアニメーション表示も可能です。
      夏期の日射遮蔽効果や冬期の隣接建物による日照障害もシミュレーションできます。
      将来の隣地計画を加味した設計が可能です。
      日影シミュレーション
      敷地周辺環境の建物や樹木などから受ける日影を見える化します。
      季節や時間ごとにリアルタイムに変化する一日の動きをアニメーションで見える化します。
      これを元に、配置の根拠、リビングの位置やキッチンの位置など、間取りの根拠を見える化します。

      これは、建物の配置などを決める上で一番初めに重要となる事です。
      日射断面図
      敷地周辺環境の建物や樹木の遮蔽物を考慮し、窓から日射がどれ程度家の中に入るのか見える化します。
      夏至、冬至、秋分などをはじめ、お客様が希望される指定日でも作成します。
      日射が必要な冬、周辺環境の遮蔽物がどれくらい邪魔するかなども見える化します。
      通風シミュレーション
      窓からの通風経路や各開口部の風量や風速も見える化します。
      効果的な「換気計画」と「涼感を得るための通風計画」を行います。
      天窓や高窓(ハイサイドライト)の効果も考慮します。
      太陽光発電シミュレーション
      太陽光発電の導入を検討するのに有効なシミュレーションで見える化します。
      熱収支の明細シミュレーション
      冬季において「日射や内部発熱(家電等)で熱をどのくらい得られているか」「窓と壁とで熱の取得や損失がどの程度の差があるか」など見える化します。
      最適エアコンの選定
      エアコンの効率や能力不足を簡単に確認でき、建物や生活条件に最適なエアコンを選定します。
      ヒートショック・熱中症の危険度を知る
      ヒートショック・熱中症の危険度を見える化します。

       

       

      『家は何処で建てても、完成しちゃえば一緒』

      なんて思っている方がいれば、正直、もうちょっと勉強してから自分の家の価値を見出した方がよいです。


      「設計」というのは、住まい手の家族・子孫の未来も設計するという事です。

      それが高いのか安いのか・・・

      そこら辺も考えた上で、「設計料」に対する付加価値を考えていただければ、原発問題・空家問題なども解決されていくのではないかと思っています。

       

      2017年08月05日

      エコハウスは高いイメージあります

      こんなコメントを頂きました。

      「エコハウスは高いイメージあります」

       

      なるほど・・・。

       

      僕の回答はこうです。

      エコハウスだけの値段で言うならば、200~400万高いと思います(^^;)

      だから手が届かない、関東は北海道並みに寒くないから安い家を建てよう!
      その結果、冬の死亡率全国1位というのが栃木県の結果であり、今まで住宅業界が行ってきた悪い手法です。

       

      誰も、光熱費をローンの一部として考えるという説明が出来なかったからでもあると思います。
      要は、車は燃費を考えて、ガソリン代が安くなるなら車の値段が少し高くても、ハイブリッドを選ぶと思います。

      プリンターでも、月に一回5~6千円出してインク買うなら2年間インク代かからなくて機種価格+2万円なら、高い方を選んだ方がよいという人もいます。

      家は車の10倍高く、車のように買い替えが出来るものでもありません。

      早い話…
      安い家を買って、30年間で光熱費を750万と買いまくるのか、
      高いエコハウスを買って、光熱費は375万で済むのかという話です(^-^)

      家建てた後に電力会社に375万を払うのか
      家建てる前に工務店に375万で断熱材の厚みや窓の性能分を払うのか。
      後者の方は、健康でいられる可能性も高くなるので、病気になりにくくなり、医療費なども抑えられるという可能性も秘めてます。

      光熱費=電気は使って終わり。
      断熱材や窓の性能は自分の孫世代にも残せる資産です。

      遠い未来、電気代は今より上がり、地球温暖化により、今までも安さ勝負の家づくりでは、家にいるのが苦痛になるかもしれません。

      安さ勝負の家の冬の室温10℃以下、
      かまくらは13℃。
      安さ勝負の家は『かまくら以下の室温』であり、かまくらよりも性能が悪い家に何千万も出す事が、『高い買いもの』という事です。
      2000万でかまくら以下の室温の家、
      2400万で震災により計画停電や本当に電気が使えなくなったとしても、室温16℃は保てる家、

      月々のローンで光熱費を入れたら、エコハウスを建てた場合の月々のローンが同じだった場合、建てたい家はどちらですか?
      という話のストーリーになっていきます(^-^)

      自分達家族の為にも、子供や孫世代の為にも、資産価値の高い家づくりを目指すべきという事以外、考える理由がないという感じです。

      勿論、ローンが支払える範囲でです。

      なにも考えずに窓の性能や断熱材を厚くしてお客様からお金出していただければ簡単な話ですが、太陽の日射を上手く利用したりして、窓の性能ランクが一番高くなくても、エコハウスというのは造れます。
      いかに安く、エコハウスを住まい手に提供出来るかというのが、我々設計士、工務店の課題です(笑)

      2017年08月03日

      吹抜けをつくる場所

      でも吹抜けの有り?無し?

      は絶対あり!絶対必要!とお伝えしました。

       

      ラファエル設計が吹抜けを絶対必要としている理由をおさらいしましょう!

      吹抜けの役目というのは、「家じゅう一定温度」を達成するために必要という事です。

       

      吹抜けという最高のアイテムを自信を持って提案できるのは、それだけ家の中の冷暖房効率も悪くならない性能の家を設計出来るからです。

       

      で、その吹抜けの場所なのですが、おすすめはリビングです。

      逆に設置してはいけない場所は「玄関」です。

       

      何故か?

      温熱環境の為に吹抜けは必要なアイテムです。

      例えば冬、玄関というのは、玄関ドアを開けたら冷気が入ってきます。

      玄関の床・壁・天井の表面温度が下がります。

      その冷気が吹抜けを通じて、2階へ行ってしまいます。

       

      玄関を風除室的に閉鎖できて、玄関ホールと繋がっているなら問題ないでしょう。

       

      現在の日本で、高断熱住宅に住んだことがある人は、恐らく10%~20%。

      吹抜けが冷暖房効率を悪くすると考えても、当たり前です。

      高断熱高気密の家の性能の凄さを知らないのですから。

      という事で、吹抜けは冷暖房効率が悪くなるという会社がいたら、そういった性能の家しか造った事が無いと言えます。

      今後、資産価値のない家を造る事になります。

      UA値などの数値競争が勃発しています。

      ZEH(ゼッチ)ビルダー登録して宣言している工務店も沢山あります。

      がしかし、登録しているにもかかわらず、話を聞くと気密の重要性を詳しく知らない工務店も数多く存在します。

       

      「夏涼しく、冬暖かい」と謳っている会社に、

      「吹抜け造ると、冷暖房効率悪くなりますか?」

      と質問してみましょう!

       

      「吹抜けは有効です」

      「冷暖房効率は悪くなっちゃいますね~」

      どちらかの回答が返ってきます。

      当然、後者は、自分の造っている家の性能が分かっていないという結果となります。

       

      吹抜けの設置場所・・・

      それは、「家じゅう一定温度にする為に最適な所に考える」

      という事が、最終的には重要な事です。

      2017年07月30日

      新住協マスター会員向け研修会

      今日の午後は新住協マスター会員向け研修会、Q1.0住宅についての解説を含め、省エネ計算ソフトQPEXの有効な使い方を学んできました。


      先日の東北大会in能代でも解説ありましたが、QPEXは、省エネ計算ソフトというより、窓の種類や性能、方位によって選定すべき窓、断熱材の入れ方による性能向上など、設計の根拠の為に一番使わなくてはならないものなのだと理解しました。
      それをやる理由としては、
      『安価にQ1.0住宅を設計する根拠』
      となるから。
      QPEXで設計の根拠を出して、エネルギー削減40%を目指してQ1.0住宅とする!
      そしてエネルギーエージェントとしてそのQ1.0住宅の30年間の光熱費の見える化を行う!

      凄いラリーだ!

      目先の安さの家造りではなく、Q1.0住宅を目指す理由、根拠をしっかり示せるようになる。

      正解のない、正解か不正解かも分からないまま色んな考えがある温熱環境…
      僕が出した答えの根拠を示せることは、僕自身も自信が持てる。

      しかしながら、新住協の技術指針は凄い…
      命の基本仕様の断熱、気密の取り方、施工の仕方までマニュアルである。
      これほどの事は、書店では絶対買えないので、新住協で色々学べることは、家造りをする僕にとっては『財産』です。

      温熱環境は、疑問が解決されると、また疑問が生まれる。
      これまでどれだけそのサイクルが繰り返されただろうか(笑)
      疑問が生まれる度、色々と楽しみが増えていきます( ´艸`)

      研修会終了後、新住協のトップ鎌田先生と理事の久保田さんも一緒に関東支部で食事して呑んで、色々聞きたいことも聞けました!

      2017年07月19日

      吹抜けって必要?

      吹抜けって必要?

      ラファエル設計に質問があったとしたら・・・

      温熱環境の観点からは・・・
      生活音を気にする場合 & 必要な部屋を設けなくなる場合以外

      絶対に必要です

      と答えます。


      何でもそうですが、人によって求めるものが違いますし、フォーカスポイントも違います。


      ラファエル設計の贈る住宅は、本物の高気密高断熱住宅です。

      家じゅう一定温度を目指すのが、何より重要であり、そのために吹抜けは最高のツールなのです。

      所属している新住協でも現場見学会などに何度も参加してますが、吹抜けが無かった事はないですね。

       

      手っ取り早く、吹抜けがあるラファエル設計のQ1.0住宅で証明します。

      外気温マイナス5.2℃の早朝5:00

      無暖房で全室20℃超えています。

      それを可能にしているのは吹抜けです。


       

       

      というわけで、吹抜けが必要だという答えは出ていますが・・・
      一般的な議論を一人でしてみましょう(笑)

       

      吹抜けってどんな印象でしょうか?

      何となく挙げてみましょう!

       

      吹抜けを取り入れる・取り入れた

      『肯定派』

      心理的・感覚的な問題
      • 開放感
      • 憧れ
      • 明るい
      • 広い感じがする
      現実的な問題
      • 日差しの取り入れの為
      • 風通しの為
      • 薪ストーブなどを活かす為
      • 余ったから
      • 容積率などの関係

       

       

      吹抜けを考えない
      『否定派』

      心理的・感覚的な問題
      • 臭い
      • 生活音
      • 自分の周りで後悔した人しかいない
      現実的な問題
      • 家の強度が悪くなる
      • 光熱費がかかる
      • 夏は冷房の冷気が逃げる
      • 冬は暖房の空気が逃げる
      • 冷暖房の効率が悪い
      • 空気を循環させないと温度差が発生する
      • 他に部屋が取れない
      • 清掃・メンテナンスが大変
      • 照明器具などのメンテナンス

       

      こんな感じでしょうか?

      心理的にOK・NGと感じる問題

      現実的にOK・NGと感じる問題

      に分けて見ました。

       

      まず、吹抜けが必要か不要かの後押しをする人がいると思います。

      温熱環境や結露、光熱費の観点から否定する意見は・・・
      「省エネ住宅に住んでいない人」
      と言えます。

      本当の高断熱高気密の家でなければ、否定派で多数の様に、エアコンの効率は悪くなります。
      光熱費も上がります。

      高断熱住宅であれば、全然問題ありません。
      夏の熱を逃がす設計なども重要です。

      もしも設計士が吹抜けのデメリットで光熱費や冷暖房効率が悪くなる話をしたら、性能の低い設計をしていると思っても過言ではないです。

      ↓断熱性能がかなりよい、吹抜けをもつ45帖空間のお宅の温熱レポートです。
      他に部屋が取れないで否定する意見は・・・
      「その通り」と言えます。

      吹抜けは「建築基準法の面積」には不算入ですが、「施工面積」には参入されます。

      家じゅう一定温度を目指すのに最高のツールですが、ないから家じゅう一定温度にならないというわけではございません。
      家の強度が悪くなるで否定する意見は・・・
      その根拠は何ですか?と逆に聞きたいです。
      確かに、吹抜けは造り方によって不利になり、耐震的に不利になる事がありますが、きちんとした構造計画を行えば全く問題ありません。
      照明などの清掃・メンテナンスが大変で否定する意見は・・・
      メンテナンスが大変になるものをつけてる事が正直悪いです。

      照明は天井に付けなくてはいけないものではありません。
      シーリングは、昇降式にすればいいだけの話です。

      ↓壁を照らして明るさを確保する手法です。
      上下を照らします。

      ↓昇降式のシーリングファン。
      1階の床につくまで降下します。
      臭いで否定する意見は・・・
      臭いを押し上げて排出する設計をすればよいと思います。

      例えば、キッチンで焼肉や焼き魚を料理するとしましょう!
      1階の天井が低いのであれば、臭いは1階に広まります。

      吹抜けがあれば2階へ行きます。

      更にハイサイドライトがあればそこから排出出来ます。

      個人的に・・・
      臭いは、建築材料の壁などで対応するか、空気清浄機で対応すれば問題ないと思っています。

      そもそも、臭いなどをに気にする人は、家でそういった料理しますか?

      階段があればそこから2階へ臭いは行きます。

      間取りでどうにかなる問題かなと思います。
      騒音で否定する意見は・・・
      これは仕方がない問題です。

      遮音の壁や床にすれば防げそうですが、吹抜けが有ろうとなかろうと、「騒音」というのは気になると思います。
      吹抜けになった瞬間、騒音を最大のデメリットと考えるのは少し違うかなと思います。
      壁に「セルロースファイバー」を充填すれば結構軽減も出来ると思います。
      まとめ
      吹抜けを不要とする前に・・・
      吹抜け不要論となっている問題に解決策はあるのか?

      それが重要かなと思います。

      面積を抑える為に・・・
      1階が大きくて2階が小さく、屋根ばっかり凸凹に出てきてしまったりする家をよく見ます。
      ↓こんな感じ。吹抜けを設けなくても構造的にも良くないです。
      雨仕舞も良くないです。

      であれば、↓こんな感じにすっきりさせて、吹抜け設けた方が断然メリットがあります。
      上記の画像は横幅も縦幅も同じイメージパースです。
      1階も同じ間取りで2階が違います。

      要は、吹抜けが不要となっている考えの「前提条件」がどこにあるかです。

      ほとんどが、対応できる問題ばかりです。

      吹抜けはメリットの方が大きいと思っています。

      「憧れ」や「開放的」を望むのに諦めかけている方は、あきらめる必要なんてありません。
      必要な室が取れなくなるのであれば仕方がないですが、心理的にも健康的にも大活躍の
      「吹抜け」
      積極的に取り入れる事をおススメ致します。

       

      2017年07月15日

      消費電力から電気代を計算してみよう!

      電化製品には「消費電力」という物があります。

      照明でも60Wとかありますよね!

      そう!このW(ワット)です。

      LED照明は5Wとかなので、照明をLEDに変えただけでもの凄い省エネ効果が期待できます。


      では、我が家の加湿器を例に挙げて見ましょう!

       

      1kwhあたりの電力を26円計算。

      加湿器 230W 1日10時間使用
      (230W÷1000)kW×10時間×26円≒60円

      1か月(30日)
      60円×30日=1800円となります。

      ちなみに、ハイブリットの加湿器だと1日8時間運転で考えると、
      強運転だとしても1か月84円です(笑)
      中運転で1か月54円(笑)
      扇風機 35W 1日10時間使用
      (35W÷1000)kW×10時間×26円≒9.1円

      1か月(30日) 9.1円×30日=273円となります。
      エアコン(出典:PANASONIC) 1時間当たり
      【冷房】
      最小
      (110W÷1000)kW×1時間×26円≒2.86円

      最大
      (780W÷1000)kW×1時間×26円≒20.28円

      1日10時間使用の場合
      1か月(30日) 2.86円×10時間×30日=858円
      1か月(30日) 20.28円×10時間×30日=6,084円
      858~6084円程度となります。


      【暖房】
      最小(105W÷1000)kW×1時間×26円≒2.73円

      最大(1480W÷1000)kW×1時間×26円≒38.48円

      1日10時間使用の場合
      1か月(30日) 2.73円×10時間×30日=819円
      1か月(30日) 38.48円×10時間×30日=11,544円
      819~11,544円程度となります。
      ラファエル設計のQ1.0(キューワン)住宅・ダブル断熱住宅
      暖房って最小運転で出来れば安いですが、最大ですと1万超えです。
      消費電力が違い過ぎるので仕方ないですが・・・

      しかも、これは6帖用と一