本物を見分ける知識

皆さんに質問です。

 

どちらが本物か分かりますか?

分かりますよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

両方偽物だけどね!!(笑)

 

では、写真画質のキレイなこちらの写真・・・

背景もそれらしいですよ!

このミッキー、どこが可笑しいのか分かりますか?

 









 

本物なんだけどね(笑)

 

可笑しいと何故思いました?

 

これ、何が言いたいかというと・・・

超ローコストメーカーと、ハウスメーカーと、Q1.0住宅の例えです(笑)

 

皆さん、Q1.0住宅や、エコハウス、低燃費住宅というたぐいの、本物の家づくりに対して、デメリットを探そうとしていませんか?

Q1.0住宅・・・

高いよな~・・・本当に必要なのかな~・・・

って思っていませんか?

 

本物を知っているから偽物が分かる。

本物を知っているけど、正確に本物を知らない。

何処が違うか?と言われると、本物も疑う。

ミッキーを知らない人が初めて妖怪みたいなミッキーを見たら、ただ恐怖。

違う方を見たらこれがミッキーなのだと思う。

今もこれからも、Q1.0住宅は間違いなく本物の住宅であるけど、Q1.0住宅を知らないならば、温熱欠陥住宅である、偽物の住宅でも満足出来る可能性は高い。

本物を中途半端にしか知らないと、本物の必要性を否定されると、偽物でも良いのかと思い始める。

偽物でも、本物よりローコストならと妥協する。

偽物、温熱欠陥住宅に1000万出すのが、安い買い物なのか?

 

では、例え話しましょう。

ディズニーに行きました。

 

ミートミッキー。

 

ミッキーと写真を撮るのに、1時間前後、待つやつです。

ミッキーに会うことが出来ます!

中には「ミッキー~~~♥」って言って、抱きつく人がいます。

 

はい、では・・・

今日は激混み・・・

2時間待ってやっと写真撮る事が出来ます!

 

そんな中・・・

 

これがいたらどうします?

僕なら、スタッフに「何かテレビの撮影ですか?」

って聞きますね。

 

では・・・

これがいたらどうします?

多分、抱きつく女性・・・いるはずです。

 

 

では・・・

夢の国で、キャラクターと一緒に写真撮れるのに、お金が必要だったとして・・・

どれ選びます?

3000円
5000円
9800円
15000円
10万円
ステージ参加ボーナス

 

興味がない人は、どれも選びませんよね。

ミッキーを本当に知らない人は、3000円のミッキーでも撮るかもしれない。

 

では、どれかを必ず選ばなければならない状況だとして何選びます?

 

ネットで、口コミとか相談しますか?

それぞれのメリット、デメリットを相談しますか?

 

家づくりってさ・・・

何でもない建売とか、超ローコストを選ぶのって・・・

僕からしたら↓これを一番安いからと言って選ぶのと変わらないと思っています。

 

 

今まで撮ってきたサーモカメラの画像をお見せしましょう。

 

温熱欠陥住宅の数々です。

リビング(新築2か月)
足元が寒すぎ。上下でくっきりと暖かいゾーンと寒いゾーンに境界線が出来ている
リビングのコーナー(入隅)
(新築2か月)
濃い紫色の部分が、熱橋や施工不良の所です
天井との取り合い(新築2か月)
屋根からの冷気が侵入しまくりです
コンセントBOXまわり(新築)
もの凄い熱の損失が分かりますよね?
キッチン周り(新築)
青くなっているのがキッチン側。これは超ローコストで有名なメーカーの家です。
窓の上が断熱材の施工不良(新築)
これも超ローコストメーカーの家です。
他が青で、窓上だけ黄色・・・
つまり、外の熱がその部分だけ侵入してきている事が分かります。
階段周り(新築)
これもまた酷い。凄まじい温度ムラです。
坪単価50万~70万以下の家は総じてこんなもんです。
ハウスメーカーで建てて、高級外壁とか、オーダーキッチンとかで坪単価80万超えていても、断熱材などの施工は変わりませんので、この画像のようになるはずです。
玄関周り(新築)
玄関ドアからの熱の損失が凄いです。
天井①(新築2年)
部分的に青くなっています。調査の結果、エアコンの隠蔽配管のせいでした。
天井②(新築2年)
これも天井断熱の施工不良です。
天井断熱なんて、この程度ですね。
外壁(新築10年)
梁と柱が浮き出ています。
また、上部からの熱の損失が凄いです。
これは、100年住宅といって、CMでもやってる超有名ハウスメーカーで建てた家の10年目の画像です。

このような家は北面が黒くなります。
窓廻り(新築2年)
アルミ樹脂の窓です。LIXILのサーモスⅡ-Hですが、その周りの気密処理などの断熱施工も非常に酷いですね。これが、気密処理がきちんと出来ていない、家。
日本の家のほとんどがこうです。
なので、この家だけが酷いわけではなく、ハウスメーカー含めてこのようになります。
文句をいった所で、住まい手側が負けるでしょう。
ローコストとうたっている所は、まずこの画像のようになるでしょうね。

 

どうですか?

僕が温熱欠陥住宅と言っている意味がわかりましたか?

 

この画像たちが初登場するのは、このような画像を載せる事をずっとためらっていたからです。

でも、今の日本の家づくりの酷さを伝える為に、載せる事にしました。

 

Q1.0住宅の様な家づくりを「高い」と言って、見た目のデザインだけに走ったり、土地付きローコスト住宅と言われる会社の家づくりを選んだのは住まい手です。

言ってみれば自己責任。

 

これを自己責任で片付けるには、あまりにもひどいですよね。

でも、僕の様な設計監理者を必要と思わない人たちもまた、勉強不足でもありますし、監理者の重要性をあまりにも軽視している結果なのです。

 

なので、こういった家を選ばないようにどうすればいいのか?

という一般ユーザーセミナーを本気で開催したい。

 

では・・・

ラファエル設計のQ1.0住宅のサーモ画像を載せます。

偽ミッキーと本物のミッキーくらいの違いを目に焼き付けてくださいね。

全部同じ物件ではありません。

天井壁コーナー(入隅)
ほとんど緑と黄緑の2色くらいですよね。温度ムラが無い事を示しています。
玄関の床
玄関の床でも22.2℃ありますし、同じ様に緑と黄緑の2色くらいです。
階段部分
緑と黄緑の2色くらいです。
玄関ホールの床・壁(コーナー)
緑と黄緑の2色くらいです。
右側は外壁面に床と壁になりますが、熱損失の様子もありません。
北面のトイレに向かう廊下
緑と黄緑の2色くらいです。何が写っているのか変わりません。
これも温度ムラが無い証拠です。
外壁(北面)
梁や柱は見えませんし、窓からの熱損失もほとんど見られません。これなら、北面が黒くなることはありません。
北側の外壁面の内壁(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。窓からの損失もまずありませんね。
吹抜けのある2階ホール(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。
右奥に見える掃き出し窓からの損失もまずありませんね。
吹抜けに面していても、床が青く(寒く)なるような感じは全くありません。
右の窓が西面、左の窓が南面(工事中)
工事中のものですが、同じ様に黄緑と緑です。窓からの損失もまずありませんね。コーナー(入隅)からの熱の損失も見受けられません。
青くなっている所なんてないですよね?

はい、いかがでしょうか?

本物の高気密高断熱(Q1.0住宅)、ラファエル設計の家づくりが、どれだけ本物か、お分かりいただけたでしょうか?

 

これを見た上で、確認のために質問したいと思います。

超ローコスト住宅やハウスメーカーなどの家と、ラファエル設計のQ1.0住宅、信頼が置けるのはどちらですか?

 

また・・・

これらのサーモカメラでの実証写真で、
内容で30坪くらいの総2階建てで・・・

  • 坪単価57万前後の1700万のローコスト住宅
  • 坪単価77万の2300万のQ1.0住宅

「値段が高い」のはどちらですか?

 

1700万のローコストで、敷地の坪単価が24万で50坪の敷地の場合、敷地の値段は1200万です。

建売だとして、合計すると2900万です。

 

敷地に罪はないけど、建物に罪があり過ぎる。

僕からしたら、↓このようなキッチン周りの温熱環境の家に、100万でも高いと思いますわ。

 

雨風凌げる家を手にいれるという点で考えれば100万は安いと思うけど・・・

このような家、ヒートショックで死んじゃう確率高いですから、自分の命の値段と比べたら、このような家に住むのは自殺行為だと思っています。

50歳を超えたら特にそう思います。

 

ラファエル設計は、た~だ文句言っているとか、きつい事ばかり言っているとか思うかもしれませんが・・・

レインボーなサーモ画像になる家を、数千万で住まい手に売るという家づくりが信じられないし、これらの家と比較してQ1.0住宅が高いと言われる事に、一番腹が立ちます。

 

じゃあ、本物が高いというならば、

ディズニーにこんなのしかいなかったとしても、
「安くていいよね~」
って言えよな!って思います(笑)

 

本物がいる所は高いよな~って・・

これがいる所でいいよな!

ってなりますか?

 

緑と黄緑の2色のサーモ画像になるような・・・
ほぼ一色になるような「本物」の温熱環境家を知ると、レインボーになるようなサーモ画像の家は「本物ではない」と判断できます。

これは、誰が何といおうと、間違いではありません。

文句を言われようが、正しい事を言っている自信があります。

 

ちゃんとやろうと思えばお金がかかるというのもおかしな発想です。

本来、本物と言われる家づくりが「標準」でなくてはならないのです。

皆が本物を造り出せば、コストも安くなっていくのです。

 

もし、建売を購入しようとしている方がいれば、サーモ画像の調査を有料ですが受付しております。

漏水調査なども出来ます。

 

ラファエル設計は、お客様や相談者様を現場に案内した時、工事中もサーモカメラで確認してもらっていますし、完成した後もサーモカメラで見ていただいております。

 

皆さん、家づくりは、値段が「高い・安い」も大切ですが、「本物・偽物」の判断も付けられるようになって下さいね。

2019年07月07日