Q1.0住宅都賀②の室温状況と竣工写真

本日、先日引き渡しとなったQ1.0住宅都賀②の室温状況を報告いたします。


 

 

上記赤矢印の部分に測定器を置いています。

室内17か所と屋外屋外1か所で合計18か所で測定しているのですが、データ収集のための電波状況が悪いのか、結構無線が切れてしまっていて、いくつか時々測れていません。

 

8/17日 22:43分の状況です。

 

赤枠は、エアコンが設置されている床下です。

室温は、室内側のリモコンで設定温度を感知します。

まだ、カーテンが何もついていないので、純粋に太陽の日射取得に影響を受けないこの夜の時間で、きちんと設定温度になっているか、確認です。

 

エアコン設定温度は25℃です。

約62帖の部屋を、14帖エアコン1台で運転しています。

もう一度見てみましょう。

寝室は、WICと同じ空間でもあるので、恐らく24.6~24.9℃と思われます。

9玄関床下は、たぶん8番よりも日中1℃低かったので、19.5℃くらいでしょう。

地下は22.5℃ということで、日中も他より3℃くらい低かったので、やっぱり夏は気持ちいいですよね。

小屋裏25.9℃です(笑)

日中も大体室内と2℃以内の温度差だったと思います。

 

純粋に室内で一番高いのが子供室のクローゼット内で枕棚に設置しているので、床から1.8mくらいの位置で・・・

室温25.3℃
湿度55%
絶対湿度11.1g

一番低いのが玄関で・・・
室温24.1℃
湿度52%
絶対湿度9.7g

 

全室で温度差1.2℃以内という感じです。

地下はちょっと除外しないと不公平なので除外します。

 

夜に、エアコン設定温25℃で、室内温度が24.1~25.3℃というのは設定温度通りのことを可能としていることを意味します。

なので、日中は、日射遮蔽をしっかりできればこのように簡単に全室体感温度はほとんど変わらないということになります。

基本、設置している箇所が頭上あたりのところが25℃台、それより下に設置している部分が24℃台って感じがします。

 

とりあえず、室内写真をUPしていきます。

リビング&ゴロゴロスペース
八溝杉のフローリングが美しい・・・
子供室
将来二つに分かれます。
キッチン
造作のカップボードが素敵ですね
ランドリースペース(洗面所)
造作の洗面台です。
寝室の方に一直線に抜けます。

ドアは目隠しのような意味合いで、こちらもリビング&キッチン側が一直線に抜けます。
寝室

左端のところに測定器が置いてあります。
併設してWICがあります。
造作です。棚に測定器があります。

こちらも、ランドリースペースと外が一直線に抜けます。
地下
夢の地下空間です。
玄関

とにかく、八溝杉が美しいです。

理由は、やはりクリア塗装だから。

 

今回の内装なんかの好みはほぼ住まい手さんの希望通りです。

杉の床は歩いていてとても気持ちがいい。

 

後で、竣工写真のコーナーに載せます。

外観はこんな感じで、杉の無塗装です。

 

無塗装も、住まい手さんのご希望です。

僕も無塗装派です。

カビなんか、ある程度ウェルカムです。

 

外構はこれからなので、ちょっと家の周り散らかってる感じしますが
(^_^;)

 

住まい手さんは

「本当に家の中の環境がすごい!」

と感動してくれているので、僕も満足です(笑)

 

プロの人達も数名見に来て、一部玄関のみで温熱体験となった方もいますが、玄関入った瞬間に違いが判るようですね。

 

やっぱりどこの部屋も同じ体感温度と言っていました。

 

高性能な家というのは、断熱とか窓を最強スペックにしただけではだめで、特に夏の空調設計が今一だと、金かけて高性能住宅作った割には、不快感が生まれる。

 

空調と還気&換気の黄金比を取り入れることができると、エアコン1台で全館空調ができるようになる。

 

コロナがなければ、お客様もたくさんの人たちに見てもらいたいと言っていたのですが、完成見学会をやらなかったのは、ご理解ください。

 

本当は体感していただきたいですが、それらができない代わりに、このように室温とかサーモ調査の結果とか、包み隠さずブログに載せております。

 

まあこれまで調査をしてきて、自信をもってお客様に住んでもらえる事が、確信を持てました。

やっぱり、お客様が満足したとしても、自分が納得いかないものは提供したくないので、良かったなと思います。

2020年08月17日