どうすればQ1.0住宅を手に入れられるのか?

予算が全然ない!

こんな少ない予算でQ1.0住宅に住みたいなんて言ったら、恥ずかしい?

基本的に、予算が無くて高気密高断熱の家を手に入れたいと願うならば・・・

家の大きさを小さくする事

これ以外、根本的な解決策はないと思います。

 

「予算が坪単価45万くらいしか無い。でも希望は平屋の30坪。」

これではQ1.0住宅はおろか、普通の家も無理だと思います。

それが可能となるなら、それは家としての資産価値があるのか?

と疑問が残ります。

 

Q1.0住宅って高いんでしょ?

何と比べて高いって言ってんの?

 

僕は・・・

「俺の作ったラーメンはスープから飲め!」

みたいな考えは持っておりません。

 

「そんな予算でQ1.0住宅建てようとしてんの?俺の設計はそんな安売りはしない」

なんて思ってもいません。

 

やっぱり、家の価値というのは、坪単価とか家の値段だけで比較したら、絶対にダメだと思っていますし、価値を見出す事なんて出来ません。

 

僕は、「無知」に対して、怒ったりするつもりは全くないですが、そこで学んだものを素直に聞き入れられるかどうか?

が重要だと思っています。

 

例えば、予算について質問が来る。

予算についての考え方を説明する。

ここで素直に受け入れられたら僕は何も言いません。

 

ここで問題だと思うのは・・・

「ラファエル設計さんの言っている事をハウスメーカーの営業に聞いたら、そんな事ないと言ってました。」

とか

「ネットなどで調べた感じだと、素人考えで申し訳ないが、やっぱりこういった考えなのだと思うのですが」

という反論的な質問・提案が議論として返ってくる所が問題だと思います。

 

じゃあ、質問すんなよ!って思いますし、ハウスメーカーの営業信じればいいだろ?って思いませんか?(笑)

何で私の言っている事よりも、ハウスメーカーの素人営業の言っている事の方が優先順位高くなるんだよ!って心の中で思いますが、ブログで話しているのでもう既に心の中の思いではなくなりました(笑)

 

私の言っている事が100%正解というわけではありません。

高気密を否定する人もいれば、絶対的肯定とする僕の様な人もいます。

 

予算が無い中でQ1.0住宅を求める場合、根拠のない予算でいきなり話をされてもどうしようもありません。

土地から探さなくてはいけない方で、どうしても予算が無い場合は、土地が安い所に引っ越すのも一つの選択肢ですよね。

そこの土地が良いという理由は、駅から近いとか、子どもの学校が近いとか、色々理由はあると思いますが・・・

子どもが学校に通う年月と、その家に住む年月、どちらが長いですか?

 

とにかく、予算が無くてQ1.0住宅に住みたい方は、単純に値段聞いてびっくりして、何も相談も考えもないまま、戦意喪失していきなり諦め・・・

みたいな事はせず、一度新住協の会員さんに相談するべきだと思います。

 

何処に相談すべきか分からない人は、本部へ問い合わせて見てください。

2019年11月14日