『省エネ・断熱』みんなの勘違い

ここでは、【省エネ・断熱】について、あまりにも間違った知識を持っているプロの方・一般ユーザーの方が多すぎるので、本当の知識を知っていただく為に色んな角度から解説していきます。

  • 断熱設計ってそんなに重要?
  • 断熱にお金出すなら、普通断熱で安い方がいい
  • 断熱にこだわる設計=余計な出費
  • 普通断熱で安い方がいい。雪国じゃないんだから断熱にこだわる必要なんてある・・・?
  • 寒くたって、しにゃ~しない

このような考えの方は、沢山いらっしゃると思います。
下に行くほど、『ガッカリレベル』が最高潮に達する程残念ですが・・・。

私は中学生、高校生の時、↓こんな事をいつも不思議に考えてました。

  • 『冬・・・何故に家の中でアウターを着る程、家の中の方が外より寒いの!?』
  • 将来栃木県にも寒冷建築を取り入れた設計がしたい!
  • 自ら北海道で寒さを体験して、4年も住めば身をもって勉強できる!


それが理由で北海道の道都大学(美術学部 美術建築工学コース)へと進学した訳ですが、行ってすぐ、
『凄い!!』
と思いました。
真冬の外気温がマイナス18度の時だとしても、暖房ONからしばらくして家の中TシャツでOKなのです。

 

  • 断熱=寒さ対策

そう思ったりしてませんか?
住宅展示場などで、断熱について少しでも強い思いを営業さんに話すると・・・
笑顔でこう言われた経験ありませんか?

 

  • 『この辺の地域じゃ性能いい断熱なんて必要ないですよ』

 


  • ・・・ナンセンス過ぎます!!その考え自体が。

 

断熱設計とは、寒さと暑さの両方、そして結露などに対して考えて設計するものです。
省エネルギーの考えの1つですね。

何より、光熱費が安く済みます。

 

 

断熱設計が優れていると、室温が外気温の影響を受けにくくなります。
よって、冷房効率や暖房効率も上がります。
「寒いか暑いか」だけの考えだけで、断熱不要論は語れません。

  • 住宅省エネルギー技術

現在(2017年現在)は『住宅省エネルギー技術』について、義務化はされていません。
平成32年を目途に、全ての新築住宅において『省エネルギー基準適合の義務化』が予定されています。
しかし、Raphael設計は例え義務化になっていない現在でも、積極的に設計・施工を行うことを基本としております。
Raphael設計は住宅省エネルギー技術の設計・施工の両方の『修了証』を得ております。

基本的に新住協の正会員として所属し、日々勉強させていただき、その成果を設計に反映させます。
最新の設備機器などを沢山利用したゼロエネルギーハウスではなく、エアコン1台で家全体を暖めるような省エネ住宅を目指して行きます。

栃木県で高断熱住宅を広めたいと思っています。

  • 夏涼しく、冬暖かい家


月々、ローンの返済が・・・
¥3000円くらい負担するだけでそんな最高の家に住めたら幸せだと思いませんか?
¥6000円くらいにUPだとしても、考えてみたくなりませんか?
興味が沸いてきたら来たら、左側のバーから断熱設計の考えを読んでいただけると幸いです。

 

断熱って何の為に考えるの?
健康の為です
死亡リスクを減らして健康で長生きを目指す為です。
基礎体温が上がるので、免疫力もつき、医療抑制にも繋がるという事です。

「温室育ちで身体が弱体化する」というような、全く根拠のない意見は無視しましょう。

断熱の他に「気密」や「換気」も重要です。

気密や換気が不十分ですと、結露が起きてカビが繁殖、ダニも大量発生。
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを引き起こします。

冒頭にも書いたように、断熱とはそれらを総合して『健康の為』となるのです。

下記でかなり詳しく説明しております。