Q1.0住宅旭 契約完了

本日、「Q1.0住宅旭」の基本設計契約が締結されました。

今回のお客様は、レベルが高い。

 

何のレベル?というと、ハウスメーカーや工務店の営業トークに疑問を持つ能力のレベルが高いという点だ。

 

お客様のお母様はこう言いました。

「家づくりの勉強をしないとダメですよね」

と。

 

それはごもっともです。

 

で、「勉強」というのは、ネットで素人たちの意見を寄せ集めるのは勉強と言いません。

ほとんどが、時間の無駄という行為です。

勿論、参考になるのも存在しますが。

 

今回のお客様が、素晴らしいのは下記の様な本をしっかり読んでらっしゃった事で、良し悪しを判断出来るようになっている事です。

 

他のお客様は素晴らしくないとか言っているのではなく、「勉強」するという行為の1つに、上記の様な書籍を利用していたという事です。

 

別に、勉強をしなくても、ラファエル設計に任せてもらえば、自動的に暖かくて耐震性も優れた家が出来るので大丈夫ですが・・・

多くの人がまず初めに買っちゃったりして、勉強した気になってしまうのが下記の様な本。

これは出版の方にも話したのですが、この本の僕が良くないと思っている所は、「坪単価」が書かれているのですが、

坪25万~

坪35万~

って、ふざけた坪単価が書かれている所にあります。

これ、家の本体価格がこんな単価で、正直キレイな犬小屋レベルの家にしかならないですよね。

 

雪で作った家の方が暖かい家になると思います。

 

だってさ、この坪単価20~30万台の家って、付帯工事どんだけ高いのよ?って疑問もあるし、これとQ1.0住宅では坪単価比較にしたら坪50万は違ってきますからね?(笑)

「Q1.0住宅がただ高い」という考えの助長となりますよね。

 

家づくりをはじめる時に買うべき本は、下記です。

 

もちろん、「だん」や「ビルダーズ」でも良いと思いますが、北関東の高断熱住宅は、新住協で出しているものでもありますが、キチンと「性能表」が載っているのです。

 

ちなみに、この性能レベルにも到達しないのに、坪単価100万とか言っている工務店、有り得ないから(笑)

 

家づくりって、一般ユーザーさんが勉強しなくてはダメと言うのは否定する所がないくらい、当たり前の話でもあるのですが・・・

それは、
「ラファエル設計や新住協のメンバー以外に家づくりをお願いする場合」

って感じですよね。

 

クッソ寒いのに、「暖かい」とか言ってる工務店やハウスメーカーが沢山存在するから、住まい手は勉強しなくてはならないという考えになってしまうのです。

これって、それだけ日本の家づくりは最低だという事を物語っているのです。

ラファエル設計は、キチンと室温シミュレーションをだして、「無暖房状態で」下記の様なものを提示しますが。。。

 

多くは、「暖かい」という根拠が「UA値」という数値だけに過ぎず、シミュレーションすると、下記の様に極寒などです。


これでも、省エネ基準クリアしてるわけで「省エネ住宅」と声を大にして言えるレベルの家が、この程度の室温ですよ。

 

そりゃ、住まい手は勉強しないと、ラファエル設計や新住協加入の工務店には出逢えないわね(笑)

「高いからいい家造っている」と大きな感じがいをされて、ある意味有難い勘違いの恩恵を受けているハウスメーカー達ですが、

展示場は上下記の様に室外機だらけのエアコン大量稼働しないと暖かくならない家を高額で売っているわけですよ。


住まい手が勉強しなくてはダメな理由というのが、

「寒い家を建てられないようにする為」

というのが、悲しい理由ですよね。

 

僕は間取りを考える時、住まい手に憑依するかの如くして、その家で生活するような感覚で行う為、お客様ご家族の事を凄く大好きになる必要があります。

 

お金じゃないんですよ。

お客様ご家族を凄く好きになれなければ、そのご家族の為の家なんて、心から考える事は出来ませんからね。

 

家づくりって、単純に間取り考えて、外観デザイン考えて・・・というだけではなく、「家づくり」という全体を通じて、ラファエル設計にお願いして本当に良かったなと思ってもらえるように、心がけていく事を常々思っています。

 

さて・・・

このブログを読んでいるであろうお客様・・・

設計が始まれば、凄まじい質問責めになると思いますので、そこから溢れてくる思考やアイディアを沢山拾ってくださいね(笑)

 

土地を現在お探し中のお客様も数組いらっしゃいますので、良い土地が見つかるといいな~~~

早く図面描きたくて仕方ないのです。

 

Q1.0住宅のレベル3の威力を体験しちゃうと、暖房している古い家の実家よりも暖かいとか、体験した事ない暖かさに、凄まじいカルチャーショックを受けるくらいに驚きと、人によっては感動が産まれています。

住んでみると、「快適過ぎる」という感想をいただくQ1.0住宅・・・

早くみんなに住んでもらいたいな~。

 

そして、自分も早く家建てたいな~~(笑)

2020年02月21日