減額案・・・坪単価で考えてはいけません

初めにいいます!

坪単価とは結果論でしかないです。



さあ、家づくり終盤?

希望のものを盛り込んでいくと、予算オーバー。。。

 

そこで、本格的に減額して行かなきゃならないな・・・
となる訳ですが、

減額の一番は家の面積を小さくする事か住宅設備の仕様を落とす事です。

断熱材の厚みを最低基準に薄くしたりは、間違ってもしてはいけません。

 

で、家を小さくする時に、勘違いしている人が多いのが、坪単価。

例えば、坪80万の見積もり。

40坪で3200万。

 

【間違いの例】

坪80万だから、仮に1坪減らせばマイナス80万。

3坪減らせば240万マイナスに出来る・・・

 

これは大きな間違いです。

坪単価というのは、キッチンやトイレの住宅設備も含んでの坪単価です。

もっと言えば、ウッドデッキやバルコニーなども含んでの坪単価。

 

だから、10坪の部屋を7坪にしただけで、単純にフローリングと天井、壁の面積しか減らないんであれば、3坪小さくしたってマイナス240万にはなりません。

だってそうですよね?

住宅設備を含んでの坪単価なわけですから、住宅設備が絡まない部分を減らしたって、住宅設備分の金額の恩恵を、マイナス部分で受けられるわけではないですからね(笑)

 

僕は坪いくら?って話で高い・安いを判断する話は好きではありません。

だって、キッチン100万の家と300万の家では、キッチン以外の仕様が全て同じでも、坪単価は大きく違います。

だから、目安で話するならいいのですが、坪いくら×坪数で減額なんて考えたら滅茶苦茶な話になってるだけです。

単に坪数削って、凸凹の平面になったら、外壁面積が大きくなったり、構造部材が大きくなったりで、見えない所で逆にコストアップになります。

なので、削るなら、キレイな形になるように削るのが、減額のポイントでもありますよ!

2018年04月17日