Q1.0住宅都賀②が完成間近
Q1.0住宅都賀②が完成間近です。
温熱調査を前日から2時間床下に潜ってサーモカメラや室温、相対湿度、絶対湿度の調査などをしていました。
詳細は後日ブログに書こうと思います。
ちょっとお詫びなのですが・・・
構造見学などにも来てくださった方は、完成後を見たかったと思いますが、コロナの影響もあり、連日の雨により、床の塗装がなかなか乾かないということにより、完成見学会は中止します。
お客様は、皆にぜひとも見てもらいたいという気持ちをお持ちですが・・・
ここは、私の最終判断として、中止です。
中止によって
「なんだよ、みせてくれね~のかよ」
という住まい手さんを責めるような気持ちをお持ちの方は、ラファエル設計のお客様には一人もいないはずですが、
この住まい手さんは、Q1.0住宅を体験しなくても、ラファエル設計と契約してくださった方です。
なので、体験・体感をしなくても、そして図面を一切描かなくても契約という勇気あるお客様です(笑)
そんなお客様の家で、僕の中で一番気に入っている部屋はこれ。
大工さんが造ってくれた造作の洗面台と、お客様が選んだタイル。
ここは、お客様のデザインとか想いが込められたものの一つ。
僕はね、何度も言っているように、家というのは作品ではないと思っている。
つまり、設計士が、建築士が設計したものにプラスして、お客様がたくさん考えたものがそこに誕生するというものがすごく好きなのだ。
この部屋は、ランドリールームとして、日射をたくさん取り込んで、サンルームのように使ってほしい部屋。
洗面所とかもそうだけど、そこに
「収納」
が欲しい場合、大きさや仕舞うものが住まい手によって変わってくる。
住宅の設計というのは、設計士のマスター●ーションで終わるのではなく、住まい手と設計士と、職人さんたちで造り上げていくものなのだ。
この部屋には、いろんな
「想い」
が感じられる部屋になっている。
温熱のネタバレを先にしていくと、こんな感じ。
まだカーテンもない南側の洗面所ですが、
室温:25.6℃
相対湿度:56.9%
絶対湿度:11.74g/kg
外は32℃くらいでした。
絶対湿度:11.74g/kgというのは、ジメジメ感を全く感じないと思います。
湿度も、この時期に56.9%って良い環境ですよね。
ちなみに、エアコン1台で、全室こんな感じです。
ラファエル設計は
「除湿モード」
「除湿器」
を使用しません。
エアコンは24時間つけっぱなしです。
電気代は、太陽光が賄ってくれるでしょう。
贅沢にエアコンを使ってくれ!
というのがラファエル設計が提案するQ1.0住宅です。
↓こんなにエアコンが必要なハウスメーカーと一緒にされたくないです(笑)
エアコン代だけで60~90万くらいの差が出そうですね。
空調というか、温熱設計というのは、机上の空論にさせないために、実測が必要なんです。
まあ、その話はあとで詳しく載せますね。