環境省、思いっきりミスリード

環境省が、ちょっと残念な、そしてミスリードになる記事を発表していたので、個人的見解を述べておきます。

Q1.0住宅に住むような人は、真似してはいけません。

ハウスメーカーとか、2階の室温が殺人的な暑さになるような家の場合はそうなのかもしれませんが・・・

僕はそのような家を設計した事がないのでわかりません。

いずれにしても、色々間違ってます。

記事を書いた人は、本物の高断熱住宅の存在を知らないのでしょう。

 


 

まあ、こんな感じですが・・・

初めに「ひと手間かけて、部屋の室温上昇を防ぐ」

とありますが、人間の手間によって、室温上昇を防がなくてはならない・・・

これこそが、「THEハウスメーカー」「ローコストメーカー」の家の特徴ですよ。

そして、Q1.0住宅のような本物の高断熱住宅なら有り得ない行為が上記の記事では推奨されています。

それは・・・

 


「帰宅直後の工夫」
エアコンを使う前に窓を開けて風を通す


 

 

どんだけめんどくせ~んだこの家(笑)

 

こんな家に数千万掛けたのなら、ご愁傷様としか言えないですね・・・。

いいすか?

 

今や外気ってのは、アスファルトとか50℃に熱されているのですよ。

窓を開けて室内の熱が逃げたとして、外からは40℃近い空気と、大量の湿気が入ってきます。

最近、家の中で実験してましたが、窓を開けていたら湿度は70%~80%以上です。

冷房かけていれば50%台になります。

 

Q1.0住宅の様な本物の高断熱住宅というのは、帰宅した時、窓を閉め切りの方が洞窟に入った時と様な涼しさを感じられます。

エアコン設定温度26度
1階、23.9℃

 

 

2階
25.7℃

 

2階はまだ工事中で日射遮蔽のブラインドなどを設置していないので、少し室温高いのは当たり前ですが、きちんと設定温度以下になっています。

 

以前も同じように無冷房で2階はこのような室温でした。

この日はエアコンも動いたり止まったりでした。

 

嘘だと思うならば、8/3と4日に開催される完成見学会でそれを体験してみてください。

 

2019年07月31日