室温シミュレーションの重要性が知られてくる
ラファエル設計の個人的代名詞といえば・・・
「室温シミュレーション」
です。
先日、大工さんから
「あれだけやって10万って、安くないですか!?」
って言われましたが・・・
これは人によると思いますよね。
数千万もする買い物である家を買う際、
自分の家はどれくらいの室温になるのか?
どれくらいの燃費になるのか?
これらを設計段階から知れる事の凄さと重要性を深く理解している人は・・・「高い」って思わないと思っています。
逆に、「今の時代の家なら、何処で建てても同じでしょ?」的な考えの方は・・・「高い」って思うのだと思います。
下記は、他社で契約済みの方だったのですが、無料間取り診断をやっていた時期に、室温シミュレーションも体験してもらうべく、お願いした方の、感想・レビューです。
- 設計相談(温熱環境の見える化シミュレーション)感想
- 他の工務店で家を建てるにあたり無料間取り診断をしていただいたのですが、知り合いだったこともあり、日射熱シミュレーションもして頂きました。
どういう情報を頂けるのかあまりよくわかっていなかったのですが、100ページ近いPDFが送られてきてびっくり!
家の形、間取り、家を建てる場所の情報が詳細まで盛り込まれているようで、どうやって作成しているのかはわかりませんが、おそらくめちゃくちゃ手間と時間がかかっている診断なのではないかと思いました。
診断内容は多岐にわたり、太陽の当たり方や入り方、陰のでき方、それぞれの部屋の室温が24時間365日、それぞれの日時で何度になるか等々。
一番驚いたのは、エアコンを使わない場合の室内の温度だけではなく、エアコンを1日中つけっぱなしにした場合の温度と冷暖房費の計算や、つけたり消したりして過ごした場合の温度と冷暖房費の計算をしてくれたことです。
建てようとしている家に住んだ場合にエアコンをどのくらい使う必要があり、冷房費や暖房費がどのくらいかかるかを考える人はほとんどいないと思うし、どの工務店やハウスメーカーでもそんな話をしていたところはありませんでした。だけど、自分たちの生活に関わる大切なことであり、それを建てる前に具体的に知れることはとてもメリットがあるなと思いました。
うちの場合は、シミュレーションをする前に断熱材に関してご指摘頂き、断熱材を厚くしたおかげか、私にとっては夏も冬もエアコンなしでも十分過ごせそうだなーと思ったのですが、世界的に見ると日本の家の温度環境は悪く、うちの場合もまだまだ十分とは言えないそうで驚きました。
これだけボリュームのある内容なので自分一人ではどのような見方をすればよいのかわからなかったのですが、神長さんが電話で要点を丁寧に解説してくださったので、しっかり理解することができました。
神長さんの知識はすごい量で、かなり深いことまでお話されるのですが、素人の私にも分かりやすいことばや例えで説明してくださるので助かりました。
難しそうな話をとても分かりやすくお話してくれ、わからない時に質問すると嫌な顔せずさらに噛み砕いて説明してくださったので知識が増えました。
ほぼ徹夜の日が続いているとおっしゃっていた中でこんなに親切かつ丁寧に対応していただけたことに感謝のことばしかありません。
シミュレーション後も、ちょっとした相談にもしっかりとしたアドバイスをしてくださり、どれだけ心の広い方なんだろうと感動しています。
私は知人を通して神長さんと知り合えて本当に良かったです。
人生で一度の一番大きな買い物で失敗したくない人、工務店やハウスメーカーと契約したけれど、第三者の目線でアドバイスがほしい人、夏は涼しく冬暖かい家に住みたい人は是非神長さんに相談してみてください!
日射熱シミュレーションは取り扱える人がまだ少ないようなので、とても貴重な存在だと思います。
メールや電話で少しやり取りすれば彼の優しさや真面目さ、几帳面さがわかると思うので是非気軽にお問い合わせください!(回し者みたい(笑))
私もまだ家づくりの途中なので、また相談にのってしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします!
この度は本当にありがとうございました!
この方にも、以前、室温シミュレーションにどれくらい費用を出せるか?
というもの聞いてみました。
『10万でも安いかもしれない』
って言ってました。
理由は・・・
上記の感想以外の事で言えば、現状の断熱材の厚みが適切なのか?とか、窓の種別が適切なのか?
というのを、建ててからではどうにもならないから・・・
という理由でした。
ここが僕的には一番理解してもらいたい所ですよね。
僕は兎に角・・・
室温シミュレーションせずに、トリプルガラスとウレタン使ってUA良くしたり、窓を少なくしてUA良くして、
「冬暖かく夏涼しい」
っていうのを撲滅したいという気持ちが強いです。
冬の日射所得と夏の日射遮蔽が基本中の基本です。
基本的に、この両方を考えられない場合・・・
サッカーでいうならば、ゴールキーパーなしのチームと、ゴールキーパーだけのチームで試合するようなものです。
ゴールキーパーだけとか・・・
極上のM(マゾ)状態ですよね?(笑)
唯一点を取る方法は、相手の無人のゴールにキーパーが蹴り込むくらいの事が必要なわけですよね(笑)
これもサッカーに例えていますが、おかしな例えだろ!とか、極端すぎだろ!って思いますよね?
それはサッカーがどういう物か、皆さん知っているから、おかしな話って知っているのですよ。
サッカーは11人でやるものですから、上記の例はおかしいって思えるのですよ。
では、次に夢の国のキャラです。
どちらが本物か一発でわかりますよね?
両方偽物です(笑)
これは、何となくしかミッキーを知らない人は分からないですよね?
左は妖怪みたいな感じですから、本物じゃない事は、日本人ならわかると思いますが・・・(笑)
では、右は何処が間違っているかわかりますか?
これ、20秒くらい見つめてください。
ずっと見てると本物に見えてきます(笑)
この例えもそうですが、本物を知っているから、何となく違うって事がわかるのです。
じゃあ、これは何処が違うか分かります?
ないっすよ!本物だから(笑)
でもね?
家づくりって、プロも一般ユーザーも、それが分からないから、日射を取得すべき南側の窓を遮熱タイプにしてしまったり、遮熱タイプにすれば、カーテンとかいらない!って思う人が沢山いるのです。
その為、建築知識ビルダーズの連載3回目では、窓についてのシミュレーションの話を致しました。
Q1.0住宅もそうです。
今の時代、住まい手にとっての「本物」と言える家は、Q1.0住宅の様な家に疑いようの余地もないにも関わらず、Q1.0住宅の存在を知っても、そのQ1.0住宅を建てるしかない!と思える人もまた、少数なのです。
それは、値段だけで判断されることが多いから。
新たに質問です。
パークチケットを家族分4枚(¥7400x4=29600円)購入しました。
さて、いざ行ってみると、入口が2つありました。
下記どちらかの入口となります。
ってゆ~人もいれば・・・
って人もいると思います。
仮に、「どちらかがわかる方法があるのに、それを知らずに」
てきとうに入ってさ・・
こっちになったら最悪ですよね?
こんな風にさわやかな笑顔にで家族に謝罪出来ます?
では、シミュレーションで見える化致します。
凄いって思いますよね?(笑)
ここで・・・
シミュレーションにより入口Aは入っちゃいけない事がわかりますよね?
下記の遊園地は、実は食人キャラクターたちです。
こっちになれば、パークチケット安くなるなら、こっち行こうって思います?
死ぬ確率は高確率で発生します。
子ども泣きだしたりしませんかね?
こんな寒い家つくって、寒くて子供、泣いたりしませんかね?
家族が病気になったり、ヒートショックで死んだりしませんかね?
死ぬ確率は高確率で発生します。
シミュレーションすれば、無暖房でもこんなに暖かい家になる事が分かります。
ヒートショックで死ぬ確率も限りなく少なくなります。
寒い家で自分が病気になり、孫を抱く前に死ぬ事を受け入れられますか?
年金とか2000万問題とかやってますけど・・・
寒い家を建てたら、どんだけ光熱費が必要か?
って事も、報道した方がいいですよね。
高い年金とか払うの嫌?
高い光熱費は払うのOK?
これはあくあで僕の考えにすぎないし、医学的に証明するものではありませんが、暖かい家に住んだら、妊娠だってし易くなると思うんです。
僕は、子どもが長年出来ない辛さも知っています。
なので、お風呂はPANASONICの美泡湯を標準にしています。
※不要ならコストダウンとなりますが。
家族の未来を考えた家づくりってさ、それらしいことが色んな住宅会社の折り込み広告で書いてありますが・・・
間取りが素晴らしいとか、デザインが素晴らしいというもので、家族の未来はそんなに影響ないと思うんです。
子づくりしやすいのだって、寒い部屋とか嫌ですよね?
ローコストメーカーとかで、自然素材なんて使っている所はほぼ無いと思いますが、やはり無垢が一番です。
無垢の影響をシミュレーションする事は出来ませんが・・・
住まい手の、家族の未来を考えた家づくりってのは、やっぱり室温シミュレーションが非常に大切だと思うんです。
それがしっかりと理解出来た方、本気で素晴らしいマイホーム、
夢より素敵なマイホーム・・・
僕に設計させてください
m(__)m