太陽光発電は付けてよかった?

まーた、話のレベルが低すぎるメルマガ登場・・・。

「太陽光発電は付けてよかった?」

という話。

なんか・・・

住まい手も我々プロ側の人間も、ちゃんと理解していないんだな~って思ったのが率直な感想です。

 

下記の様なタイプ別に分かれます。

  • 重さと維持管理派
  • 初期費用が高い派
  • 雪が降るから派
  • 時期をみたい派

 

付けなかった人たちは、それぞれこんな意見です。
見れ見ましょう。

  • 重さと維持管理派
  • 蓄電用のバッテリーは消耗品であり、維持費を計算すると費用が高すぎるから。
  • 屋根の上に乗せた場合、荷重により地震に弱くなるから。
  • パソコンを仕事で使っているので、電圧の安定化が必要不可欠だったから。
  • 設置すると屋根上が重くなるので災害時の不安があった
  • 設置後のパネルのメンテナンス費用、パネルや蓄電池の耐用年数、特に蓄電池の耐用年数が10年程とのことでその時点で交換する費用など、設置後にかかってくる資金を考えるとメリットが感じられなかった。
  • 費用対効果がない、メンテナンス等の維持管理があるから(メンテナンスフリーというのは信頼できなかった) 。
  • 災害時に躯体への影響が計り知れないし、売電価格がそのうち下がると思ったから。
  • 不具合が発生した場合やメンテナンスにコストがかかるため。
  • 家をつくる時に検討したが、結局メンテナンスや維持費もかかり、費用面で心配になったため。
  • あまり魅力を感じない。屋根の負担・メンテナンスを考えて
    総評(ラファエル設計)
    ラファエル設計は「エコテクノルーフ」という太陽光一体型の屋根を使います。
    固定資産も、「屋根」として認められます。
    まず、「重さ」ですが、ラファエル設計は、この「重さ」も考慮して、許容応力度計算をして、耐震等級3をクリアします。
    そして、制震ダンパーも付けますので、『屋根の上に乗せた場合、荷重により地震に弱くなるから。』という意見が通るような、貧弱な家の設計をしていません。

    維持費の事を兎に角気にしているようですが、今後の太陽光を載せる意味は、「電気を買わない」という所にあると思っています。
    買うより、自分の所で使う方が「安い」のです。

    屋根一体型ではない太陽光の場合、メンテナンスというか、シーリング(コーキング)の劣化のメンテなどが一番大変なのではないでしょうかね。
    約500か所くらいありますので。

    なので、従来型の太陽光は、個人的に否定派です。
    エコテクノルーフは大賛成です。

     

     

    • 初期費用が高い派
    • 他の部分に思った以上に費用がかかり設置費用が捻出できなかったことと、設置費用がペイ出来るまでに思った以上の年月が掛かる事がわかったため。
    • もう3~4年早かったらローン金額増やしても設置していたかも。
    • 初期投資がかかるので、新築を建てる時には資金不足でした。
    • 初期費用が、結構かかるので。その当時優遇措置がなかった。
    • 初期費用が高かったこと、使用者からの説明で、初期設備費を回収できるのに10年かかると伺い、新築時に導入を諦めました。しかし、今は初期費用が安いと聞いています。
    • 停電時でも 太陽が出ていれば 少しの電力を使用できると聞き設置したいと思ったが、 暑すぎると稼働率が落ちる 初期費用が高く取り戻すまでに10年かかる、電力の売値が高いのは最初だけ、などデメリットも多い。
    • 地熱発電の方が良いという情報もあった。地熱が主流にならないか様子をみている。
    総評(ラファエル設計)
    これは、依頼する工務店とかハウスメーカーにもよると思いますが、普通に載せる太陽光だと、高いですよね。
    屋根+太陽光です。
    エコテクノルーフの場合は、切妻屋根なら、半分太陽光、半分屋根仕上という感じです。
    ラファエル設計の場合、載せるキロ数にもよりますが、35年ローンなら、月々数千円UPという感じで済むと思います。
    これからの太陽光は10年後、売電が8~11円と言われていますので、売電を目的にメリットデメリットを考えるのは、ナンセンスですし、プロ側が、「そんなに安いからつけるメリットないですよ」とか言っていたら終わってます。そんな会社に依頼するのは止めた方が無難です。
    高断熱高気密の家なんて、造れないと思います。

     

     

    • 雪が降るから派
    • オール電化なので、当初は検討していましたが、北海道なので屋根の雪降ろしのことを考え、土地も十分な広さがあったので、勾配がきつめな寄棟屋根にしました。

      そして屋根裏部屋の窓をドーマー屋根にしたので、南面の屋根には太陽光パネルを設置する場所がありません。 太陽光発電より、屋根の形、雪の処理を重要視したので、太陽光発電は設置しませんでした。
    • 売電価格、メンテナンス、廃棄時の費用など考えるとメリットがあると思えなかったため。 地域柄、年に数回水分を多く含んだ雪が降り、そのまま融解、凍結を繰り返すため、屋根や太陽光が壊れる話をよく聞く。修繕が発生するのを避けたかったため。
    • 一年の半分以上が晴れ以外の天気(雨・雪・曇り)であること、ランニングコストがかかること、初期投機コストが高いこと。
    総評(ラファエル設計)
    災害の時、とても重要性が発揮されますよね。

    デザインの話をしますが、寄棟屋根で太陽光とか「のり弁」みたいな感じでとても格好悪いと思っています。
    そもそも、寄棟という時点で、太陽光をどれくらい載せるか?という考えが後手になります。



    • 時期をみたい派
    • まだ技術的に改善の余地があるような気がするので。 もっと値段が下がってから考えたい。
    • メンテナンスにお金がかかりそうだったから。将来的に導入コストが下がるのではないかと思ったから。
    • 新築当時には販売されているものが高価であり、性能も低いものと思われた。電気もためられず、あまり便利とは考えられなかった。また、売り価格が不安定なのも気になった。今後は、蓄電式を考えてみたい。
    総評(ラファエル設計)
    時期を見たいだって!?

    今やらなくて、将来設置なんて、普通に載せるタイプしか選択肢がないし、将来なんて載せる事なんて、ほとんどないと思うな。
    蓄電池は現在高額なので、将来設置が出来るような価格帯になってから設置できるようにしておくのも手ですよね。


    はい、こんな感じでした。

    全体的な総評としては・・・

    全てが屋根一体型ではなく、「載せるタイプ?」と思いました。

    基本的に、載せるタイプは止めた方がいいと思っています。

    特に、スレート屋根なんかは、500か所も穴をあける訳ですから、今何もなくても、将来的に何処かから雨漏りするんじゃないの?という可能性が全然消えない為、ガルバに挟む以外は、基本NGだと思っています。

    というか、屋根一体型のエコテクノルーフ以外は使わないです。

    これには「集熱」という「発電」以外の考えがあり、これが凄い暖房システムを生み出すのだ。

     

    断熱性能が悪いハウスメーカーで家は高くても建てるのに、太陽光になるとメリットを感じないとか、メンテナンス費用が掛かるとかさ・・・

    今、その造っている・造った家も、光熱費はかかるわ、メンテナンス費用はかかるわ・・・

    どうしようもないのでは?(;´Д`)

     

    太陽光載せて耐震性が不安とか・・・

    僕からすれば、載せなくても「その家、本当に大丈夫?」って思ってしまいますけどね・・・
    (;´▽`A``

     

    ラファエル設計を頼ってくださるお客様には、このような不安は全て解消出来ます。

    本当に冷暖房費のかからない家を提案出来ちゃいますので、ご安心を。

    最低レベルの自然素材使わないのにクソ高いハウスメーカーより・・・

    最高レベルでハウスメーカーより安い自然素材の家を提供しますからね!(笑)

    2018年12月23日