暖房を開始するのは何日くらいからですかね?

もう10月も終わりますね。

皆さんの家は、11月の何日くらいから暖房を入れ始めますかね?

もう既に入れ始めていますか?

本日、TOTOへ打合せに行ったのですが、暖房が効きすぎていて、とても暑く感じました。

 

ちょっと余談ですが、TOTOの浴室は下記の様な感じです。

  • 省エネで光熱費削減
  • あったか入浴

こんな事をうたっていて、魔法瓶浴槽とか、力を入れていますが、肝心のショールームが既に暖房をかけないと寒い?という状況・・・

ショールームが全然省エネじゃないのに、ユニットバスだけ省エネ頑張っても駄目だと思うのですが・・・

 

話戻します。

Q1.0住宅というのは、おさらいすると・・・

省エネ基準の暖房エネルギーより60%OFFがQ1.0住宅で、レベルで言いうと、レベル1という事になります。

基本的にQ1.0住宅であれば、暖房開始日が古い他の家より、遅くなります。

そもそも、「冬暖かい」と言われて建てた家は、11月下旬~12月上旬くらいから、暖房開始とならなければおかしいのです。

 

  • 暖房期間が短い
  • 暖房量が少なくなる

 

だから省エネなのです。

それが本来の省エネ住宅であり、Q1.0住宅なのです。


「冬暖かい」という、うたい文句の家はエアコンを使ってそうなるのか?

無暖房でもそうなるのか?

 

ここは非常に大切です。

 

去年の話になりますが、ラファエル設計でQ1.0住宅レベル3で建てたお宅は、11月下旬に朝と夜だけ何日かつけたみたいですが、基本的に12月入ってもほとんど付ける事は無かったそうです。

2018/11/28日の話です。

お客様からすっごい笑顔で言われたのが、

『今日の朝、外気温が2℃だったせいか、初めて無暖房で20℃を切ったんだよ~~』と。

19.8℃

だったらしいです。

新築するは、9月から暖房器具のお世話になっていたらしいのですが、11/22日の朝方と夜、初めて暖房を付けたそうなのです。

それまで無暖房で朝でも20℃を切る事は無かったそうなのです。

で、ほとんど20℃超えているからパッシブエアコンの設定温度20℃だとほぼ止まっちゃう!?みたいな事を言ってました(笑)

印象的だったのは、『贅沢な悩み』と、奥様が話されていた事です。

 

Q住宅に住む人たちって、このように「贅沢な悩み」と表現する人がとても多く感じます。

そして、とても笑顔で話をされる事が印象強いです。

 

また、地元鹿沼市の有名ビルダーで建てた家の住まい手は、

「結露が凄いんです」

と笑いながら、又は困惑した表情で話される事が印象強いです。

 

冬は太陽が、自然の暖房機となります。

夏は、当然太陽は敵になります。

 

冬の日射取得と夏の日射遮蔽が出来ない家に、エコハウスなんて言ってしまうこと自体、詐欺みたいなものです。

2019年10月31日