床暖房の電気代ってこんなに高い!ホントいらないよ

今回は、メーカーが出した床暖房費を取り上げたいと思います。

私の設計で導入する訳ではありませんので、勘違いしないようお願い致します(笑)

 

まず、おさらいですが・・・

私は、床暖房は絶対にいらない派です。

 

↓床暖房について、何度か触れていますので、よかったらどうぞ。

 

えーと、まず、床暖房って・・・

入れるとすれば、「リビング」や「キッチン」「ダイニング」を提案されるのではないでしょうか?

設置面積は、室面積の8割を目安にしたりして。


では、参考例を目安に取り上げて見たいと思います。

 

電気式床暖房です。

17帖程度のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)
緑がリビング用
青がダイニングスペース用
です。

★緑のリビング用の床暖房面積は2.43㎡×3枚=7.29㎡
電圧200V
電流2.65A
容量0.53kw
合計電流7.95A
総容量1.59kw
1か月の電気代目安¥3,550円

★青のダイニングスペース用の床暖房面積は
2.43㎡×1枚
1.62㎡×1枚
合計4.05㎡

電圧200V
電流2.65A+1.65A
容量0.53kw+0.33kw
合計電流2.65A+1.65A=4.3A
総容量0.86kw
1か月の電気代目安¥1,920円

両方つけると¥5,470
18帖程度のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)

★緑のリビング用の床暖房面積は2.43㎡×4枚=9.72㎡

電圧200V
電流2.65A
容量0.53kw
合計電流10.6A
総容量2.12kw

1か月の電気代目安¥4,730円

★青と赤のダイニングスペース用の床暖房面積は
1.08㎡×1枚
1.44㎡×1枚
1.62㎡×2枚
合計15.48㎡
電圧200V
電流1.1A+1.47A+1.77A
容量0.22kw+0.294kw+0.354kw
合計電流1.1A+1.47A+3.54A=6.11A
総容量1.22kw

1か月の電気代目安¥2,720円

両方つけると¥7,450

 

いかがでしょうか?

とてもアホらしいぞ床暖房!
って感じです。

 

そもそも、床暖房が必要な家というのは、

『床暖房がないと寒い』

という事なわけですよ。

そうすると、エアコンの設定温度は23~26℃くらいになるはずです。

その場合の一ヶ月の電気代というのは、3万前後になるはずです。

エアコンの設定温度が20~22℃くらいで1~2万円代となるはずです。
※あくまでも目安で。

 

つまり、繰り返しますが・・・

床暖房が必要な家というのは、エアコン設定が25℃前後以上でないと、寒いという事。

電気代3万前後に5000~7000円の床暖房費が加算される訳です。

 

そりゃ、皆さん、電気代を気にして使わなくなったりしますよね。

月の光熱費が4万近くになるなんて、誰もそんなに払いたくないですよね!!

 

ラファエル設計の設計するQ1.0(キューワン)住宅は、床暖房なんて全く必要がなく、寒さに我慢なんてしなくても良いのです。

下記は24時間エアコンずっとつけっぱなしの冷暖房費のシミュレーション結果です。
年間約15,000円です。

※この他に冷暖房以外の電気代が加算されます。

 

このような安いエアコン代という事は、
冬は室温20℃
夏は室温27℃
という室温を、エアコンほぼ無しでOKという事なのです。

 

冷暖房費のシミュレーションを数多く行っておりますが、エアコン1台で、24時間つけっぱなしで、
高くても2万円台には納まるように設計しております。

床暖房に月7000円も払うんだったら、迷うことなく断熱材の厚みを厚くしたりした方が良いです。

 

一応確認ですが、これらは17~18帖のリビングのみの場合です。

1階と2階で導入しようとするならば、1万円は超えてくると思います。

 

う~~~ん・・・

ホントに床暖房なんて無駄すぎる。

 

設備機器に思いっきり頼らないと室温20℃にならない家づくりって、悲しくないですか?

だってその家、2千万とか行きますよね?

もし、東日本大震災のような地震が来て、計画停電などが実施されたりして、電気が使えなったらどうします?

床暖房なんて使えないですよね?

エアコンだって使えないですよね?

 

一生に一度の家づくり・・・

もっと最高のものにしませんか?

 

単刀直入に申し上げますと・・・

Q1.0住宅を建てませんか?

2018年02月25日