『気流止め』って一般的ではない?

最近、『気流止め』に関する質問もメール来たりしました。

 

皆さん、「気流止め」って知ってますか?

僕は、今まで色んな所で「気流止め」について触れてきました。

 

SNSでもちょっと気流止めについて触れて見ましたが、印象としては、我々プロ側の人間も、知らないという人、会社も多いような事が分かってきました。

ハッキリ言って、驚愕です。

ONE PIECEでいう「エネル顔」になります。

 

 

『気流止め』って何か?

1階の床下は基礎ですが、日本の家は多くが「床断熱」↓
土台の間に挟まっているのが「スタイロフォーム」という断熱材です。

 

この「床断熱」の場合、基礎と土台の間に、「通気パッキン」というのを設けて、床下空間を通気します。
昔の様な床下換気口は今の時代、設けません。

 


つまり、1階の床下は「外気」となる事が分かりますよね?

 

ここが、昔の家も、今の家も寒い原因になっているわけですが・・・

『気流止め』というのは、この床下の外気というか冷気を、壁などを通じて通らないようにするための「処置」を言います。

下記が、最近ブログで紹介している、昔も今も、守られていない欠陥の概念図です。
皆さん、こういった家を、数千万出して買っているのですからね。

この図を見て、気流止めが何処に無いとダメか、分かりますか?

 

↓この部分です。

 

上記の部分は、基本的に「根太工法」の場合に生じます。

今の家は、ほとんど「根太レス」と言って、24mmか28mmの合板を張って、床を張る工法が一般的なのではないでしょうか?


根太レスの場合、合板がそのまま気流止めの役目を果たしてくれます。



気流止めというのは、下記でいう「乾燥木材」がそうです。

この乾燥木材がないと、床下から断熱材の中を冷気が通る事になります。

グラスウールというのは、「静止空気」によって、その断熱性能を発揮する断熱材です。

冷気が通るという事は、気流がおき、空気が止ってない状態になる為、断熱性能は6倍低下します。

6倍ってね、ほとんど意味がないって事です。

 

よく、2階が跳ね出しの部分などがありますが、ここにも勿論気流止めが必要です。

 

1階の床とかに、段差がある場合、これも気流止めが必要です。

 

これらの気流止めがないと、外壁側は、断熱性能の話をしましたが、間仕切壁の間も、勿論通過しますからね。

 

↓ここの部分の話ってのが・・・

 

↓これです。



ちなみにハウスメーカーでも天井断熱がほとんどだと思いますが、基本的に、ダクトなどが多かったり、電気配線の絡みから、隙間が出来たりするので、ちゃんと効いてるの?って感じです。

 

ラファエル設計は、今まで天井断熱をやった事がありません。
理由は先ほど述べた通り、効くわけがないと思っているからです。

 

 

どうですか?

よく、設計事務所に依頼すると、設計監理料が無駄とか勿体ないとか、思う人が多いですが・・・

こういった「気流止め」を素人の人達が監理出来ると思いますか?(笑)

そして、設計の人がたとえ1級建築士だとしても、知らない人多いですからね?

 

気流止めとはまたちょっと違う話というか、まあ似たような話なのですが、根太レスだから安心とか思っちゃいけません。

根太レスでも、寒い原因は、柱部分にあります。

合板は、柱の周りには「隙間」があいています。

必ずです。

 

 

日本住環境という会社では、下記の様な気密部材もありますが、ラファエル設計はテープ処理です。

 

 

いずれにしても、気流止めというのは、「最重要施工項目」です。

 

気流止めは、とても大切な事です。

これを即答出来ないという事はどういう事か?

彼氏、彼女に『自分のこと大切?』って聞かれて、一週間後のデートで『大切だよ』と答える。

 

そして、何故大切かを説明する・・・。

 

え!?

 

って思いません?(笑)

イラストの彼女さん、顔真っ赤にしてる場合じゃないぜ?(笑)


普段から、貴方の大切さ、分かってないのですか?

 

 

つまり・・・

普段から、気流止めの大切さを分かっていないのですか?

そのような工務店に家づくり依頼するのって・・・

 

めちゃくちゃ不安じゃないですか!?
(;´▽`A``

2019年02月17日