エコテクノルーフ「鎌田モデル」検証の為、横浜へ!
初めに解説しますと、「エコテクノルーフ」とは、タニタハウジングウェアが開発した太陽光一体型の屋根。
タニタ食堂でも有名なタニタさんです。
タニタさんは、屋根とか雨樋のメーカーでもあるので、雨漏れ対策に関しては天下一品な感じ。
そんな商品を施工する「資格」を得る為、これからラファエル設計のQ1.0住宅を建ててくれる勉強熱心な大工さんと、ID研修というものを受講してきました。
↓模擬屋根に、実際に施工していくというものです。
工場内でしたが暑くて暑くて、汗だく(笑)
そして完成!
2日目は「電気」の講習でした。
これからの太陽光の考え方なども含めて学びました。
まあ、そんな中、ラファエル設計がやろうとしているのが、エコテクノルーフ「鎌田モデル」。
鎌田とは、所属する新住居のボスである鎌田先生の事で、鎌田先生が考えた、素晴らしいシステムなのです。
ざっくり話すると、冬は太陽光の「発電」だけではなく、「集熱」もさせて、太陽熱で暖房するというOMソーラーのような発想なのですが、基本的に違う所は、室内の暖めた空気を外に換気によって捨てないという考え。
床暖房的な感じになるのも素晴らしいですよね。
床下に、「蓄熱」させるのですが、この蓄熱はラファエル設計オリジナルとなりますが・・・
「大谷石」を使っちゃうわけですよ!
(/ω\)
夏は、冷房1台で全館空調するという考え。
そんなシステムが去年だったか?新住協内で発表されたわけですが、
それを施工した日本第一号である、横浜の小泉木材さんへ!
初めて行きましたが、バス降りて振り向いた瞬間、嗚呼あそこだろって感じでした(笑)
設置後の感想、体感含めて、学ばせていただきに、横浜まで行ったという事です。
現在、第二号は北海道の岩見沢、第三号が忘れた(笑)
ラファエル設計が実際に行う次のQ1.0住宅が、第4号目となります!
しかしながら、小泉社長は、新住協の東京支部所属ですが、家づくりに対する意識が高い!!
新住協に加入する理由として・・・
- 本気でQ1.0住宅を目指す人
- QPEX(省エネ計算ソフト)をGETする為
- 単に勉強出来ると考える人
こんな感じで分類されます。
なので、勉強会に一度も参加されない会社さんもいらっしゃるのが事実でもあります。
本当は、研修会とかで見学するレベルなのですが、私1人とタニタの担当者の方を相手に時間を取ってくださり、本当に感謝でした。
もうね、このシステムで行く以外は考えられないと思いましたよね。
全国的に実績がないという事は関係ない。
正しい知識と技術があれば、新しいモンスターアイテムも、扱えるという事を学んだ気がしました。
まあ、こんな感じなので、依頼者側と設計側との「信頼関係」というものがなければダメですよね。
今や、ブランド会社・大きい会社が絶対的な信頼があるのかと言えば、家づくりに限ってはそうではない。
ラファエル設計のQ1.0住宅を建ててくれる職人さんは、誰でもいいというわけではない。
しっかりと、設計の意図を理解して、「住まい手の為」に家づくりは行われなければならない。
新しいものには、遠方だろうが、しっかりと自分の目で確かめて、身体で感じて、良いと思えば採用する。
良いというのは、住まい手にとっての話です。
ちょっと話変わりますが、「全館空調」って、トイレとか納戸とかウォークインクローゼットとかまで、全ての部屋に吹き出し口があるのが全館空調だと思いますか?
違いますよ。
前回導入したパッシブエアコンは、居室に吹き出し口があり、トイレとかにはありません。
それでも、全室、設定温度以下になっていました。
これが、「外皮性能」「断熱性能」を上げるという結果です。
全室に吹き出し口があるって事は、そうしないと冬は寒いし、夏は暑いって事です。
まさにエアコンに頼りまくる家って事です。
鎌田モデルは本当にルームエアコン1台で全室冷暖房するシステムです。
ここではそのシステムを詳しく説明する事はないですが、気になった方は相談に来てください。