落雷による火災ってあるの知ってる?

タイトル通りですが、「落雷」によって火災が発生するのはご存知ですか?

新住協のQ1.0住宅は、火事にも強い家というコンセプトを持っているのですが、それは落雷火災にも対応しています。

建築基準法の防火認定などは、落雷を想定していません。

外壁(サイディング)~断熱材~内壁(石膏ボード)という、いわゆるサンドイッチされた状態をイメージして、認定が取れています。

もっと詳しく説明すると、釘やビスなども含めての認定なので、これらの構成が変わると認定外になるという事。
これって、リノベーションする時に、かなり問題になる話です。

つまり、タマゴサンドの具がハムになったら、それはタマゴサンドとは言わないですよね。

まあ、そんなイメージです。

これらの認定は沢山あるのですが、セルロースファイバーを使った断熱工法の場合は、そのメーカーが認定取ってる事も多く、サイディングを使用する場合は、サイディング協会で認定取っているものだったりするわけですね。

 

話を戻しますが、建築基準法の防火認定というのは、サンドイッチで例えるなら、パンの部分を強化する感じです。

サンドイッチを側面からみた時、タマゴサンドならタマゴが見えますよね。

ペロンと舐めたら、タマゴだけ舐められますねど、パンの部分から舐めても、タマゴには届かないですよね?(笑)

つまり、パンの部分から舐めようとするのが、建築基準法で想定している火災です。

しかし、落雷火災というのは、サイドからタマゴを舐めようとする状態です。

なので、ウレタンなんて使用すると、即効で燃えまくるわけです。

一酸化炭素中毒死に一番なるのがウレタンだと思っています。

ロンドン火災などもそうです。

 

↓写真の右上が良く分かると思いますが、ウレタンです。

燃えると有毒ガスが出る断熱材なので、ラファエル設計では木造住宅の設計で使った事がありません。
とても危険です。

 

ちょっと、落雷火災の記事を見て見ましょうか!

2016年12月 新潟
文字
2012年5月 新潟
2007年6月 山形
2015年4月 北海道
落雷による火災が各地で発生というニュース(群馬)
落雷による火災が各地で発生というニュース(福岡)
落雷による火災が各地で発生というニュース(佐賀)

まあ、とりあえずこのような感じで、ニュースにもなったりしているわけですね。

以前、無料間取り診断を行っていた際、この落雷による火災のお話をさせていただいた機会があった相談者の方がいて、

おじい様が火災で亡くなられていたから、自分達は火事に強い家を求めていた・・・けど

忘れてしまっていたという事がありました。

 

ハッとしました。という事を仰っていました。

その後感謝のメールをいただき「私達家族の未来を考えてくださった」という内容の事を言っていただけました。

 

ウレタンって、基本的に「高断熱化」というと、ほとんどがウレタン使ってる工務店多いんですよね~。

栃木県でも、高断熱のオプションだとウレタン使うという工務店もいましたし、オープンハウスでUA値0.55!とかって宣伝していた工務店もウレタンでしたね。

ハウスメーカーでもウレタンの所ありますよね。

 

僕は、ウレタンに関しては一切使う気もないので、営業さんには申し訳ないですけど、話を聞く事もないです
(;´∀`)

前に、営業断る事しばしば・・・。

 

落雷の火災というのは、サンドイッチの側面を見ているような状態で火が回りますから、火に強いサイディングとか石膏ボードを使っていても、断熱材(タマゴ)が火で直で燃やされますから、どんどん燃えて行きますよね。

建築基準法は、横方向に壁を貫通しないような決まりですが、落雷は壁を縦に貫通していくような感じですからね。

 

グラスウールを使う理由は、一番はこの落雷火災による危険性を最小限にするという狙いもあるわけです。

単に他の標品使えば、グラスウールの半分の厚みで同程度の断熱性能を発揮できる商品もありますが、それらは全て火災で燃えまくる商品です。

なので、あえてグラスウールを使うという事なのです。

壁の厚みが200mmm以上なんて分厚くてカッコ悪い~なんて言う人いますが、落雷火災の現状を知っていると、他の商品は使いたくないというのが正直な所です。

充填断熱部分は、セルロースファイバーとかロックウールでもよいと思いますけど、値段が高いですよね。

 

ラファエル設計の家づくりというのは、大きく・・・

・断熱性

・自然素材

・耐震等級3

というのを掲げていますが、隠れメニュー的に、「落雷火災による危険防止」というものもしっかり考えているという事を知っていただけると、嬉しいですね。

 

いつか、この落雷火災の事は書こうと思っていたのですが、1年以上経ってしまった
(;´∀`)

 

基本的に、基準法を守れるように、各メーカー達も認定取っているので、家事に弱いという概念もないのが一般的なんですよね。

落雷火災なんて、確率論でもありますが、その確率論によって、家の性能を決めるという事はしません。

 

田んぼのど真ん中にポツンと一軒建っているような家なら、隣の家はないので、自分の敷地外の家からの延焼は考えられないですが、落雷によっての火災の発生率は、隣家の延焼よりも高いわけです。

なので、僕は田舎の方に建つ家こそ、落雷による火災にも強い家づくりをするべきだと思っています。

2018年07月28日