温熱診断・相談のページ追加

温熱相談・温熱診断のページを追加しました。

これを行う理由は下記の内容の相談が非常に多いからです

  • 依頼しようと思っている工務店の断熱仕様を見て欲しい
  • 依頼しようと思っている工務店は大丈夫そうか?
  • 一条工務店で契約済みだが、本当に冬暖かいのか?
  • heat20のG2グレードを目指せばいいのか?
  • heat20のG1グレードくらいは目指したい
  • 室温シミュレーションだけやってもらえないか?

これらって、無料相談で行う内容ではないのです。

 

既に他社と契約済み、又は契約しようと思っている方にお聞きしたい。

何故、その住宅会社を選んだんですか?

何故、その住宅会社を選ぼうとしているのに、第三者の意見が必要なのですか?

いいですか皆さん・・・

今、貴方は数千万というお金を35年ローンで、大金を払って、

大きな買い物をするのです。

 

何故、不安に思う会社にその大金を託せるのでしょうか?

 

高気密高断熱の家を建てようと思う事は、本当に素晴らしい事ですし、私もその家づくりを応援したい気持ちになります。

 

ですが、ここで大きく「おかしいよね?」って思う事があります。

相談者の多くもそうですが・・・

依頼者の方から、住宅会社へ高気密高断熱の家を要望するのです。

heat20のG2グレードを要望するのです。

 

皆さんは、おかしいって思いませんか?
多分、思わないですよね。

 

ラーメン屋に行って、「大盛りで!」とか「チャーシュートッピング!」みたいな感じなら普通ですが・・・

ラーメン屋に行って、「カロリーオフのスープと麺で!」

って言っているようなものです。

 

そもそも、そんな味のラーメン、出してね~よ!ってなりますよね?

でも、減塩醤油とか買ってくれば、ちょっとはカロリーオフになるかもしれないし、こんにゃく麺買ってくれば、その人には要望したラーメンを出せるかもしれません。

つまり、その出したラーメンに味の保証なんてないんすよ。

 

じゃあ、もっと現実的な話をしましょう!

眼科に行ったのに、耳鼻科の診察は出来ませんよね?

でも、医者であることに変わりありません。

 

それは、建築業界も同じです。

2級建築士・・・

これで言えば、僕も芸能人の菊川怜も同じ建築士と言えます。

 

菊川怜に、「Q1.0住宅造ってください」ってお願いしに行って、出来ると思います?(笑)

 

つまり、heat20のG2は、誰だって出来ますが、Q1.0住宅は、勉強しないと出来ないわけです。

heat20の数値は、単にUA値だけを見るもの。

Q1.0住宅は、エネルギー削減率や燃費も考慮して導き出されたものという事です。

 

現在、皆さんが目指す一つの温熱数値として存在するheat20。

少し温熱を調べたりした人は、G2にすれば高性能だと思ってるはずです。

しかし、このG2には、この数値をクリアしたら冬暖かくて夏涼しいなんて、何処にもうたっていないし、これを保障するものではないのです。

きちんと、日射取得と日射遮蔽が必須だと、書いてあります。

 

基準というものでもないという事なのです。

 

概ね13℃を下回らないというのは、冬の日射取得が出来た上での話です。

これを理解しないで・・・
heat20のG2をクリアすれば冬暖かいと思ったら大間違いです。

 

温熱の診断・相談にご興味ある方、設計だけでもラファエル設計に任せていただければ、一番話が早いのですが・・・(笑)

 

興味ある方は是非、相談お待ちしております。

 

heat20は詳しくは下記でご説明しています。

 

 

2019年06月17日