10分で分かる!夢より素敵な家づくり
Q1:見えるデザイン、見えないデザインとは?
Q2:家が完成後のデザイン満足度
- 見えるデザイン
- ①~④間取りや希望のデザイン、耐震など。完成時に見ただけで評価出来るものです。
- 見えないデザイン
- ⑪、⑮室内温熱環境や光熱費を評価出来るものです。
右から見ていくと分かりやすいです。
上図は『新築設計プロセスでの重視度と居住後の満足度』(出典:新しい家づくり教科書 )を示すものです。
『見えるデザイン』であるものは設計から居住後まで満足度が高い事が分かります。
間取は初め大事な事2位だったのが最終的に1位になっています。
見えるデザインというのは設計段階でも想像やイメージがし易いです。
一方で、『見えないデザイン』
である室内温熱環境や省エネ性能は・・・
- 初めに家族で大事に思っているんです。
- そして、設計者も勧めているんです。
- 話し合って大事にしてるんです。
- かなり重要視しているんですよ。
それなのに・・・
居住後の満足度が11位(16位中)
初め3位だったのが11位という現実
何故、そんなに不満かというと・・・
- 熱移動
- 熱は高温から低温へ移動します。
- サーモカメラ
- 赤い程「高温」、青い程「低温」
- 人間の体温
- 下記はサーモカメラで見た私ですが、赤いです。暑いです。高温です。
足元が黄色なので、冷たい床面に熱を奪われて、足元が寒くなっています。 - 局所不快感
- 頭とくるぶしの温度差が4℃を超えるほど不快感を感じます。
推奨は2~4℃です。
下図はルームエアコンの家ですが、かなりの温度差。
料理中、足元からも横の窓からも、熱奪われまくって、寒さを感じる状態です。
- 高断熱の家
- 国の基準を満たせば、省エネ住宅と言えちゃいます。
高断熱住宅と言えちゃいます。
がしかし、『性能レベル』というものがあるわけです。高断熱住宅=暖かい(涼しい)
とは絶対にならないです。
局所不快感が起きれば満足度は下位のままでしょう。
気密なども関係してきます。 - 夢の家
- 初めにお話ししたように、『見えるデザイン』に対して、自分の希望が通っていれば、完成時には
『夢のマイホーム!!』と満足度は最高潮でしょう。
家(住まい)とは、完成した後も満足出来なければ・・・ある意味ローン地獄です。
というより、満足できるような設計を標準でする事が何より大切です。
だって、断熱や省エネの「性能レベル」をいくら力説しても、経験・体験した事なければ、家づくりを始めようとしている方々は、イメージつかないんですから。
Q3:夢より素敵な家づくりとは?
ズバリ!
家じゅう一定温度。
床も壁も天井の「表面温度」も室温と同じくらいの室内温熱環境である事。
こういった環境です。(表面温度と体感温度は異なります。)
上下温度差推奨は2~4℃以内です。
局所不快感が発生しません。
要は、室温をキープしてくれるのでエアコンが頑張り過ぎないのです。
光熱費も削減=省エネとなるのです。
一番快適な室内温度というのは、寒くもなく暖かくもなくという、エアコンを稼働しないような中間期の環境だと思っています。
実際に、エアコンを我慢しているご家庭ほど、光熱費が高額なのです。
お金を掛ければ、何が映っているか分からないくらい黄色一色の超スーパー高気密高断熱になるのですが、誰もが安価で上記画像のような状態を目指す事が出来るような設計をする事が重要なのです。
- 家じゅう一定温度だと何がいいの?
-
- 冬のヒートショックによる家の中での死亡事故の確率が減ります
- 夏のエアコン我慢による家の中での熱中症(死亡事故)の確率が減ります
- 局所不快感が発生しません
- 光熱費削減=省エネ(恐らく今の半分以下になります)
- 夏なら外に出て初めて暑い事が分かる
- 冬なら外に出て初めて寒い事が分かる
- 冬の授乳中、夜布団から出ても寒くない
- 赤ちゃんの室内熱中症を防げる
- 冬に子どもが布団から出ても風邪ひかない
自分がおじいちゃん、おばあちゃんになった時・・・「孫」の顔を見たくはないですか?
妻の母は、この2人が産まれる1ヶ月前に亡くなりました。
自分も親も、何より家族が健康でいられる可能性が高いという家。
それが、夢より素敵な家づくりです。
- 『夢より素敵な家』
完成時に「見える部分」に対してお客様の満足を得られれば、それは夢の家
完成後も「見えない部分」に対してお客様の満足を得られれば、それは夢より素敵な家
Raphael設計が目指す家造りは、このような考えで設計しております。
それを実現できるのがQ1.0住宅です!
Q1.0住宅とは、エアコン1台で過ごす家が可能となる住宅です。
光熱費がかからない、若しくは半分になるような住宅です。