ついに建築士会へ入会

遂に!!って大げさなわけではないです(笑)

独立してから、2年・・・
激動過ぎる双子の子育ても、段々と落ち着いてきて・・・
と言ってまだまだ大変な所ありますが・・・
(同時に発熱とかされると数日の予定が飛びます)

ある目標があったので、入会しました。

  • 専攻建築士を目指す為

これです!

専攻建築士とは・・・

「専攻建築士制度」という感じなのですが、

【概要】
消費者に対して専門家として社会に責任の取りうる業務領域(専攻専門領域)を認定・登録し社会に示す制度です。
建築士の業務は、多様に専門分化しながら上流・下流に拡大しています。
建築士は「法に守られた資格者」として自らの専攻・専門分野を、実務実績をベースに消費者に示す〈社会的責任〉があります。

何だか難しいことが書いてありますが・・・
要は、建築士の資格を取っても何の向上心もないまま、ペーパードライバーみたいな状態ではダメでしょう!という事ですね。

それで、この専攻建築士、誰でも経験と知識があれば、すぐなれる訳ではないのです。
↓下記の制度に従ってプロセスを踏まなければなりません。

  • 建築士会継続能力開発(CPD)制度

これにより、CPD・・・大学でいう、『単位』を取る感じです。
年間12単位以上取得し、5年で60単位以上取る事が出来れば、制度が変わらなければ、専攻建築士を目指せるわけです。
実務経験は、建築士の資格を取得してから12年経っているので、私はこのCPDを頑張って取得していく事になります。

ここで、出鼻をくじかれた事が・・・
1年で60単位取っても、ダメと言う事(笑)
5年掛けてゆっくりじっくりと熟さないとならないという事ですね。

CPDって何ですか?
欧米では専門職のために「Continuing Professional Development(略してCPD)」という継続的に技術の向上を図るプログラムが、幅広く行われてきています。
日本でも医師、コンサルタントなどの団体では、この制度をいち早くから取り入れ展開しています。

建築士会としては、良質な建築を社会に提供する使命をもった建築士に、
建築士法第22条で定める・・・
『建築士は必要な知識と技能の維持向上に努めなければならない』
に即した技術、技能の向上のためのプログラムを提供することを役割としていますが、これに加え独自の継続能力開発制度を研究し、体系的なプログラムをCPD制度として進めています・・・
って事のようです。
CPDって義務なの?
義務ではありません。『努力義務』です。

義務=絶対
努力義務=出来ればやる

建築士法では上記でも述べたように、
建築士は必要な知識と技能の維持向上に努めなければならない
とあります。
CPD制度はこれらを補うために建築士会が提唱する「建築士に課せられる努力義務」としているのですね。

 

今まで、事務所勤めしていた時や、独立してから講習会へは何度か参加していたのですが、CPD制度に登録したくても登録出来なかったので、やっと出来る!!って感じです。

向上心が無いままこれから5年過ごすのと、
向上心を持ってこれから5年過ごすのでは・・・
濃密さが違います。
CPDの単位欲しさだけの気持ちで講習会など参加して寝ていたら意味がありません。
カタチだけプロセスを踏んでも意味がありません。

これから育児第一の生活からは少し脱却し・・・
自分の成長の為の一歩を踏み出そうと思っております。

こぼれ話・・・
建築士会入会と共にこんな素敵な書籍を頂きました!
『 栃木の建築 』
監修は・・・
私が宇都宮工業建築科1年生の時に、建築科長であり、
結婚式で挨拶していただいた・・・
『岡田 義治』先生でした。


大谷石って何とも言えない素敵な感じ・・・
外部に使うと劣化が気になりますので個人的には室内推奨です。

松が峰教会・・・ついこの前、高校の時からの友人が結婚式を挙げたので、証人としてご招待いただきましたが、中は私好みの感じで、テンションが更に上がりました!!

2016年11月08日