温度ムラの無い家づくり
ラファエル設計がお届けする家づくりは、どこでも家じゅう温度差がほぼない家づくり。
勿論、人が住んで、料理をしたりお風呂に入ったり、6帖の寝室に4人の人間が寝れば内部発生熱が高まって湿度も増えれば二酸化炭素も増えるので、その部屋の温度・湿度などは多少変化する。
重要なのは、引き渡し時において、基本となる家の温熱環境として東西南北の床・壁・天井の表面温度にムラが無いかという事。
毎回引き渡し時には私自信で確認して、お客様にも確認してもらう。
今回、サーモカメラをお客様に持たせて好きな所を見てもらった。
お客様的に、「流石にこんな所は多少ムラあるだろう」と思ってサーモカメラで見た所、見事にムラがなくてびっくりしたそうです。
では、そんなサーモカメラ画像を見てみよう。
冷房設定温度は26℃

↓南の窓と西の方の壁

25.6℃
↓南の窓と東の外壁面に面する壁とか

26.1℃
↓北の窓

25.8℃
こんな感じで、サーモカメラはほぼ2色くらいに見える感じ。
「高気密高断熱」
それが本物かどうかは、サーモカメラで判断できる一つの材料。
今日、6年前にラファエル設計で建ててくださった別なお客様と会ってお話していた内容で、スイッチボットか何かの画面見せていただき・・・
エアコン、27℃設定で、LDKの室温は25℃で絶対湿度が9g/kg台だった。
その場合、相対湿度は45~46%くらい
この空調方式は、Raphael設計独自の空調方式として
建築知識ビルダーズの61号でも特集されていますので、是非読んでくださいね

30坪だろうが、60坪だろうが、70坪だろうが、エアコン1台で同じ環境創り出せます。
昔、小屋裏エアコンで有名な実務者の方が私の方式を見た時に
「自分の小屋裏エアコンシステムは12g/kgを下回ることができない」
と言っていた。
夏の暑さは「湿度(絶対湿度)」による物が非常に大きい。
私の空調方式は、26~27℃で絶対湿度が10g/kg台だったりするので、27℃なんて少し暑いと思うかもしれないけど、体感25℃以下に感じるのです。
昔、電気屋さんが家の中に入ってきたとき「寒っ!!」って言っていたのですが、その時は27℃で絶対湿度が10g/kg台。
もうこんな環境だと、「夏型結露」なんて言われる現象はまず起きない。
だから、可変透湿シートなんて超高額シート、まじ不要。
湿度の為に高額な羊毛断熱材とか・・・
は?
って感じ。
安価なグラスウールでとにかく十分。
高価なテープもまじ不要。
もう、5地域以南とか、そういったくくりで考えるのはダメと私は思っている。
だって、今の夏、北海道が35℃超えてくるのが普通だし。
僕が大学の時なんてマンションの窓とドア少し開けていたら通風で十分夏涼しかった。
家にエアコンないって友達の話に驚愕したが、今では北海道も夏のエアコンないと家の中の熱中症で危険。
ラファエル設計は、このような温熱環境をお客様に聞くまでもなく、標準でつくる。
ラーメン屋のトッピングのように、予算で変わることはない。
請負い始めてからどの家も同じ性能、同じ空調方式でこれまでやってきている。