子どもを育てるという事(育児)

双子達が生まれる前も、生まれてからも、「こども」というワードにはずっと大変な思いをしてきましたが…
この身体の痛みも、育児の辛さも2人が誕生してくれたから味わえる痛みであり、辛さでもある。

息子は老若男女問わずに、「おちんちん」と連呼してケラケラ笑ってセクハラboyに育っていて、
娘は女の子らしく育っている。
息子の方が手がかかるし、抱っこも肩車もパパの取り合い・・・。

いつも息子の方がグズリが酷いので、娘が
「抱っこしたい!」
「肩車したい!」
といっても先客の息子がいるので中々娘にはしてあげれていない。

昨日息子を肩車してる最中、肩車したいとねだる娘が「お兄ちゃんも歩きなよ~~」
って泣きながら言っていたのを見て・・・
「すげー我慢してるんだな」
と思いました(;´Д`)

両方同じように接していても、実際にそれが出来ていないと教えられました。

 


 

以前もブログで書きましたが、
正直、育児が辛過ぎて0歳~1歳くらいまでは子ども達を可愛いと思えた事が少なかった…
(T_T)
あれほど…2006年に結婚して何年も待ち望んだ子供でも…。

でも、そんな歳月が育児を頑張るパワーにもなったのは事実。
パワフルな子ども達に「パパlevel」も上げてもらえて、ようやくパパlevel3になりました(笑)
でも育児技は、母乳あげる以外全て出来ます(*^^)v

この時期にパパが育児をどれだけしたかによって、ママの「恨み」が生まれるか「感謝」が生まれるか・・・
だと思います(;´▽`A``
「育児」ですよ?
「育児の手伝い」ではないですからね?

育児って・・・
初めての子どもならママも親になって0歳。
超初心者です。

パパは、「ママと子どもの為に仕事をしている
超当然でもあり、当たり前の言い分があると思います。

でも・・・
そのパパの仕事はお金の為の「外の仕事」だとするならば、
ママの仕事は我が子の為の「家での仕事」

僕は月に残業100~200時間は当たり前にしていた仕事環境でした。
設計コンペなんかの担当になると1ヶ月夜中1~2時なんて当たり前。
締め切り1週間前なら朝の5時頃までやる事もしょっちゅう。
設計事務所なので肉体労働ではなかったということあるかもしれませんが・・・

育児の方が比べ物にならないくらいに大変です(笑)

基本的に・・・
仕事は家出てから帰宅まで10~12時間だとすると、
育児は24時間です(笑)

仕事は自分で調整や思い通りに行きますが、
ママの相手は思い通りに行かない&ならない、怪獣のような赤ちゃんです。
ママが休めるのは赤ちゃんと一緒に寝ている時だけ。

パパからすれば、寝てるだけだろ?
なんて、最低発言飛び出しそうですが、

「熟睡」

なんて出来ないのがママです。

基本的に「睡眠」が無いんですよ。

「睡眠」が取れないというのは一番のストレスかもしれません。

パパが夜7時に帰ってきたなら、育児の時間です。
次の日の仕事に影響あったら本末転倒なので、夜の12時までくらいでもいいと思います。

ママの身体は出産と育児でズタボロです。

ミルクを作ったり、オムツを変えたり・・・
そんなちょっとした事をママがやらなくてもいい時間があるだけでも、かなりの違いが生まれます。

うちは双子なので、1人よりくらい大変!
と思うかもしれませんが・・・

4倍以上大変です!!(笑)

 

例えば寝かしつけ。

2人を寝かすのにまず2倍です。
お兄ちゃん→妹の順で寝かせたとしても・・・
お兄ちゃんが泣いて起きれば、妹も起きます(笑)
1からやり直しです(笑)
これでもう4倍です(笑)

初めの寝かしつけで1時間とかかかっているのに、1からやり直しで今度は30分かかる時もあれば、そのまま寝ない時もしょっちゅうでした。

 

ウイルスにかかった時も、2人で移し合い。
これは兄弟がいれば皆同じかもしれませんが、高熱で泣き叫んでいる時に1人で病院連れて行くのは結構キツイ。
無理なレベル(笑)

 

子どもを授かるというのは本当に奇跡。

そんな奇跡をいつしか忘れてしまうのはパパが多いだろう。

パパも育児がしっかり出来れば、孫が出来た時、育児が出来ます。
自分の子どもの奥さんに頼る親がいない時、そして、妻が亡くなりじいじの自分も育児が出来ない時・・・

子どもも育児がなかなか参加出来ない時・・・

子どもの奥さんはきっと「孤独」です。

パパが育児に参加するという事は、未来の孫や子供の家族の幸せを守ることにもつながると思います。

2017年04月19日