ホントは安いエコハウス

楽しみにしていた本が届きました!

『ホントは安いエコハウス』
松尾和也さん著
日経ホームビルダー編


火曜日までの仕事片付けてから来週、ゆっくり読む予定です!

もうね・・・

「プロでも陥る25に勘違い」

 

って所が非常に重要な所で・・・

「設計」というのはこれらの事も含めて考えるものです。

それが「設計士」であり「建築士」です。

1級・2級は関係ありません。


間取りや外観・内観デザインを考えるのが「設計料」ではありません。

 

省エネ性能や耐震・光熱費などについても考えてこその「設計料」です。

 

最近…個人的に思うこと。


こういった本は、家造りを始めた人、真っ最中の人にこそお勧めしたいです。
難しくて理解出来ない!という人でも、
「こう書いてあるよ!」
くらいは言えるようになって欲しいですね!

高断熱・中気密
高断熱・低気密

でのよいと考える会社が当たり前のようにあるのは、間違った知識と言うのもありますが、『目先の安さ勝負の家造り』が存在するから。

高断熱・高気密以外は有り得ないのですが…
高断熱・高気密=コストアップ
という所にしかフォーカスできないからです。

家造りをする方が、
『何千万も出してこんな性能の家造る気ですか!?』
と言えるようになると、少しづつ栃木も変わって行ける…と信じたい。

やはり、『家のローンは光熱費も一緒に考える』という所で、考えなくては絶対ダメです。

初めに高いお金出して、性能の良い窓や厚い断熱材を買えば、光熱費はかからなくなるのです。

光熱費を買いまくる家を建てるのか、買わなくなる家を建てるのかです。

ちなみに、宇都宮で『次世代省エネ基準クリア!!』
と謳う性能の会社のオープンハウスに極寒の季節、35℃くらいの暑さの時に行きましたが、冬は3時間前から暖房つけても室内極寒、厚い日は冷房ジェット運転しなくちゃダメなレベルです。
数値でいくらクリアしてても気密が取れてなければその数値は意味がありません。

何故なら、断熱材の効果が全然なくなるのですから。

会社のデカさ=当たり前きちんとやっている
という図式は当てはまりませんよ~

とは言え、僕もまだまだ日々勉強中でございます(笑)

2017年07月22日