木目調の軒天(軒裏)施工完了
栃木県鹿沼市で建てる「ダブル断熱 注文住宅」
ダブル断熱のデザイン住宅も段々と進んでまいりました。
ちょっと今日は、軒天にまつわるお話を少し致します♪
遂にバルコニー下面、玄関上の木目調の軒天が施工完了しました。カッコイイです!
釘の仕上がりもキレイです。
何処に釘を打っているか分からないくらいに!
穴あきは、通気の為です。
交互にデザイン的になるように張りました!
これからセルロースファイバー充填の為の工事も進んで行きます♪
実はですね、
以前、僕とは全く無関係のビルダー(工務店)さんで工事進行中の方から、軒天に関して相談がありました。
相談を受けて現場を見に行ったのですが・・・
超絶に雑な施工がこちら↓
全部同じ現場の軒天です。
超NGなやつです。
- 思いっきり釘穴が凹んでいます(;´Д`)
- これだと、表面のプリントぶが食い込んでますので、水分が侵入してしまいます。
メーカーにも一応確認しましたが、NGでした。当たり前ですよね。 - 拡大
- 機械の圧が強すぎて、バウンドしてダブル打撃
- 正しい軒天
- ラファエル設計の考えと過去にやった施工写真を相談者様に見てもらい、過去にやったお客様のお宅へも同行していただき、自分の所の軒天はどう考えてもおかしいという事をご理解いただき、工務店社長と決戦。
ラファエル設計の設計したお宅の木目調軒天をお見せした写真がこちら↓
釘、分かります?(笑)見つけて見てください(笑) - 工務店の社長の言い分
- 上記の写真の様にやるのが一番だけど、それにはコスト(お金)と手間、時間がかかる!
最後にはすべてキレイにするから、今はそんなに指摘しないでください。
という事のようでした・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
で、後日、全ての箇所を2日がかりで補修したようなのですが、まあ、目立ってました
(;´Д`)
何て残念な事でしょう!!
木目調の軒天は結構値段高いです。
デザイン的にこだわる人が選定するものです。
相談者の方も、もの凄く軒天のデザインには拘りをもっていた方でした。
それが・・・↓
相談者は病んでしまうくらいに悩んでました。
社長の言い分も意味が分からなかったですが、こんなに凹んだ施工を見たのは初めてだったので、僕も驚愕でした。
現場にあまり来ないでくれと言われたらしいですが・・・
そりゃあ、こんな施工してたら来てほしくないですわね。
以前別な方からの相談で・・・
「ラファエル設計さんの現場は工事中見学OKなのですか?」
と聞かれました。
断る理由は1mmもありません(笑)
むしろ、毎日でもいいから観てくださいって感じですね。
皆さんも、木目調などのようなデザイン性の高い軒天の時は注意してみてください。
ちなみに、この工務店さんの展示場や実際建てた家を相談者と見て回ってみましたが、同じようでした!
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
相談者も、「気付けなかった自分たちが悪いか・・・」
という発言されていましたが、それは違いますよね・・・。
家づくりは、ただ仕上を張って終了ではありません。
材料にも命があります。
施工者も、後で補修するんだったら、初めから丁寧な施工を心掛けて欲しいですよね。