耐震等級3相当などについて

耐震等級3の家づくりと、耐震等級3+制震

という家づくりのページを新たに追加しました。

 

ラファエル設計は、『耐震等級3+制震』を標準に考えています。

それを詳しく説明しても、皆さん、あくびする人が多いです(笑)

栃木県では、地震に対して、真剣に向き合った家づくりをどれだけの人がしている?

と思っていても・・・

東日本大震災で、大きな被害があったのは一部の地域だけなので、耐震等級3とかの考えって、高気密高断熱住宅を否定されるくらいと同じレベルで否定しようとする人が多いように思います。

 

ですが、最近・・・耐震等級3に対する問い合わせや、耐震等級3「相当」に関する質問を受けます。

相談にいらっしゃる方は、耐震等級3に対しても興味がある方が多いように思ってきた所です。

 

みんな、耐震等級3がいいのは分かるけど、ちゃんと理解していない人、正直多いです。

ちょっと耳を疑うのは、耐震等級3「相当」という、「相当」って何よ?ってね(笑)

 

各社、耐震等級3!とうたうのですが小さく「相当」って書いてあったりして、契約後に「相当」だという事がわかり、怒りに震えるという方も実際にいらっしゃいます。

 

まあ、新しく作成したページにも書きましたが、耐震等級3というのは、「公的に認められて等級3」となるわけですね。

 

早い話、ちゃんとした「相当」もあれば、いいかげんな「相当」も存在するという事です。

エクセルでただ外皮計算してUA値出して、それが0.46とかだったら、「高気密高断熱」と言っちゃうとか、

外皮計算していないにも関わらず、ダブル断熱(付加断熱)とかにしただけで

「冬暖かく、夏涼しい」

みたいな宣伝広告をうたっちゃう・・・というね。

 

という事で、新たに、ラファエル設計が考える「耐震等級3」に対する思いというか、考えを隅々までアウトプットする形で書いてみました。

 

 

結構、僕のブログやHPを見てくださっていて、

「いつも見てたら、結構家づくりに詳しくなれました~」

とか

「ここまで、無料のHPで公開していいの?」

とか

始めていくセミナーで名刺交換すると

「ブログとか読ませてもらっています!」

なんて方に出逢います(笑)

 

今回追加した耐震に関するページも、初め眠くなるかもしれませんが、ちゃんと読み込めば、僕がどんな思いで構造設計と向き合っているのか、わかってくださると思います。

 

皆さん、耐震等級3を目指すのはいいのですが、家だけ強くしても、
「地盤」に対しての地震力の考えにも、しっかりアプローチしないと、ダメなんですよ。

 

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一応リンク張っておきます。

耐震等級3の家づくり

2018年07月12日