予告してた大発表!「専門誌(建築知識ビルダーズ)での連載開始」
11月初めのブログで・・・「凄い発表が出来ると思います!お楽しみに~~」
と書きましたが、タイトル通り、専門誌での連載が始まりました。
「建築知識」という専門誌を、同じ業界なら知らない人はいないと思うのですが、ビルダーズとは、家づくりをしている工務店向け?というか、工務店を特集する事が多いですね。
2017年1月に、「猫の為の家づくり」を建築知識で特集した時、約1680円の本が4000円以上で取引されるという、超プレミア化現象を巻き起こしたのは記憶に新しい(笑)
凄いよね!
人間の為の家づくりよりも、猫の為の家づくりの方が、売れまくるんですから(笑)
自分達家族の為より、猫ファーストの日本の家づくりの方が注目度高いとか・・・
アホらしっ(;´Д`)
まあとりあえず、連載のきっかけは、最後に書きます。
連載の内容の第1回目は↓です。
【シミュレーションでわかるエコハウス設計の勘どころ】
と題して、
第1回目は『超高断熱にしたのに暖かくならない理由』
というのを、シミュレーションソフトを使用して、説明しています。
ラファエル設計のブログや他のページを熟読してくださっている方は、つまらないかもしれませんが・・・(笑)
いずれにしても、僕が常々言い続けている、
「UA値やQ値は結果論」
という事にも触れています。
今回の連載はですね、UA値を良くすれば「暖かい家になる」と、とんでもない勘違いをしている工務店の皆さんへ向けて、色んな思いが込められています。
次世代省エネ基準なんて、激アマで、これを目指すこと自体が恥ずかしいレベルですが、heat20のG2グレードやQ1.0住宅をクリアできる1つの基準であるUA値やQ値がかなり良くても、「あるもの」による熱損失に対して、しっかりアプローチ出来ないと、お客様に無駄金払ってもらうような事になってしまう事を、きちんと理解して欲しいと思っています。
多分、ハウスメーカーやローコスト工務店・ビルダーで家を建てた人は、感じているはずです。
『冬、床暖房が無いとクソ寒い』
『夏は2階が殺人的な暑さ』
という事を。
シミュレーションするって、慣れてなければ、凄く大変です。
でも、慣れれば超楽勝です。
そんなソフトがこの世にあるのに、ほとんどの人がやってない。
ソフトの値段は税込み約¥33万円です。
キャンペーンとかやっていればたまにこれよりも少し安く買えたりしますけどね。
このビルダーズは、TSUTAYAとかいけば、普通に売っていると思います。
一般の人からしたら専門誌ですが、お時間ある方は、是非読んでいただければと思っています。
家づくりに、こんな方法があるんだ~って、きっと思うはずです。
今日も、とある方と話をしていたのですが・・・
僕は、今の日本の家づくりを変える力があるのは、「住まい手の皆さん」だと思っています。
シミュレーションしないで家づくりとかありえねぇ~って思うような日がくれば、寒い家なんて、まず存在しなくなっていくはずです。
今は、命の基本仕様である性能を無視したローコスト住宅に飛びつく人とかいるから、そういった住宅を造っている人達にも需要がある。
遮熱シートを断熱材だと思っているアホな考えの会社とか・・・
マジで家づくりやめた方がいいレベルですが、それを間違っている事と思わない一般ユーザーが普通だと思うのです。
ハウスメーカーが一つのお手本だと思っている悲しい人たち・・・
ハウスメーカーなら大丈夫だと勘違いしている人たち・・・
もう、勘違いもいい所です。
ちょっと話変わりますが・・・
個人的に、今の住宅建築の2大巨匠と言えば・・・
「伊礼智」さんと「堀部安嗣」さん
だと思っています。
ビルダーズは、そんなお二方が良く特集されています。
建築が好きな人は、楽しめると思います。
まあ、そんなこんなで、素晴らしい雑誌で連載をする事になったのは、少し前に、東大の前真之先生の元へお呼ばれした事がきっかけです。
お時間ある方はこちら
『東大の前先生にお呼ばれした結果』
ちょっと、ブログ停滞していたのは、この連載の原稿書きや、添削などで非常に大変でもあり、楽しくもあったからです。
そんなわけで、報告終わりま~す。。。