制震ダンパー設置完了

このダンパーは、車のベンツに設置されているサスペンションを作っているビルシュタインという会社が「家用」として開発したものです。

正確に言うと、車が好きな人は分かると思いますが、フジツボというマフラーメーカーとの商品です。

ラファエル設計はこれを「標準装備」と致しました。

許容応力度計算での耐震等級3をクリアした上で、さらに上のランクの構造計算である「限界耐力計算」を行った結果に基づき、ダンパーの位置を決定しています。

ダンパーに、壁倍率は見ていません。あくまで補助的に設置する考えが正しいと思っています。

耐震性を考える上で重要な事は、強くするとかではなく、地盤との「共振現象」をさせない事だと思っております。
共振現象とは、一般の方も分かるように説明すると、地盤と建物の揺れ幅が一致して、建物が大きく揺らされる現象です。

東日本大震災でも、栃木県の被害はある程度同じ地域の家が被害を受けましたが・・・

被害を受けていない家は大丈夫なのか?

巨大地震の確率は?

そんな確率論をいくら考えても仕方ありません。

資産価値のある家づくりというのは、何も温熱だけではなく、「地震が来ても自分の家が一番安心」というのも忘れてはいけないと思っています。
詳しくは↓で。
http://raphael-pd.com/seishin.html

2019年01月26日