蓄熱槽を造ります!!
この家の、大きな目玉である蓄熱槽!
太陽熱をこの蓄熱槽に蓄熱するのです。
その蓄熱された熱は、1階のリビングの床4か所と2階の天井1か所から吹き出します。
24時間換気によって換気された新鮮空気も、この蓄熱槽を通ります。
このシステムは、新住協の鎌田先生が考案したものですが、ダクト計画や蓄熱槽のつくり方は、ほとんど私によるという(笑)
で、蓄熱する為には、レンガとかが必要なのですが、今回は・・・
「大谷石」
という日本遺産の石を使用します。
理由は、住まい手のお子さんがアトピー悪化した為に、少しでも空気がキレイになる事を狙っての事です。
大谷石には消臭効果や空気をキレイにする作用があります。
※文章などはカネホンさんから出典です。
では、早速、1日を振り返ります。
大谷石の採掘場へ行って、大谷石のは材をGET
色々と、並べる事を考えて2tダンプへ積込!
人力ですよ!(笑)
前日雨だったので、少し汚れていたので、1枚ずつある程度キレイに・・・。
結構大変な作業でした。
現場の掘削時などに出てきた大きめの山砂利を蓄熱にも使おうという事で、施主様が洗っておいてくれました(笑)
風を通すのにも結構、重要な役目を担います。
作業前です。
そして、蓄熱槽にはアルミ箔を敷き詰めて、熱を逃がさない&蓄熱効果をより高める考えで行いました。
取り合えず並べて行きます。
一番下は、より蓄熱し易いように大きな板状のものを選別して敷きました。
ちょっと余談ですが、今回お願いしている電気屋さんは、結構マニアックなお方で、蓄熱などに関しての知識も素晴らしい!
そんな電気屋さんが、蓄熱暖房に使われていたレンガを寄付してくださいました。
サイドを風が通るように、レンガの向きも工夫しました。
取り合えず、2層目~!
山砂利の出番!
僕が先導して敷きならべています!僕も一緒に並べていますよ勿論!
3層目、4層目と続きます!
とりあえず、終了!
マジで疲れました(笑)
夜、ライトアップされて幻想的でした(笑)
蓋するのが勿体無い・・・
この蓄熱槽を外部側にしているのには、理由があって、基礎からの熱橋防止という観点からそうしています。