気密測定
現段階での気密を知るべく、気密測定を行いました。
機械が古くて、その場でC値が出ないというね・・・
(;´∀`)
初めてお願いした会社だったので、古いなら初めから言って欲しかった感はあります(笑)
とりあえず、自分で計算して出すとの事なので・・・
隙間55と出ているので、気積÷2.6やって出すと・・・
0.27~0.28㎠/m²。
0.3って事です。
- C値(相当隙間面積)
- ※気密性能を表します。
家全体の隙間を表します。
数値が小さい方が高性能です。
C値1.0というのは
1㎠/m²
となります。
床面積1m²につき1㎠の隙間があるという事です。
ハガキに例えます。
ハガキというのは10cm×14.8cmです。
面積にすると148㎠になりますね。
家の床面積が148㎡(44.8坪)でC値1.0なら、その家は隙間を合計すると、
ハガキ1枚分の隙間があるという事です。
C値が0.5なら、半分となりますのでハガキ半分の74㎠/㎡の隙間という事になります。
気密性の悪い引き違い窓を2つ使ってこの数値なので、気密性の良い窓にこだわればもうちょっと良い数値出せたかもしれませんが、今回の様な数値であれば、そんなに気にする必要もないです。
勘違いしてはいけないのが、このC値は『家全体』の合計の隙間であるという事。
窓の気密性能だったり、ドアのカギ穴だったり、そういった所にも影響されるのがC値です。
個人的に、C値が1.0以下であれば、0.5でも1.0でも、それほど室温に影響するとは思っていません。
測定は換気扇や給気口などを塞いで測定しますが、
実際の暮らしでは、換気扇回せば暖かい空気は逃げますし、窓を開ければもっと暖かい空気は逃げます。
第三種換気の場合、給気口全て開けたら実際のC値は大きくなります。
どちらかというと、グラスウールであれば、気流が起きれば断熱性能は6倍以上低下してしまうので、気流止めが必要なわけです。
気流が起きてしまうような建物の場合、C値がいくら良くても断熱性能はほぼ無いです。
気密を取るのは勿論重要ですが、C値だけで家の性能を判断するのは間違いです。
断熱材の厚みや種類の方がよっぽど重要です。
C値0.1とか0.2が出せれば、それはかなり凄い事ですが、0.5切れなかったからダメとか文句言うとか、
そういったレベルの話ではありません。
そして、壁の中で気流が起きないように、入口と出口を造らないようにする事の方が重要です。
まあ、報告書は0.3㎠/m²となっていました。
僕はCADで厳密に測ったので、面積的には合っていると思いますが、とりあえずC値0.27~0.3って事です。
小数点第二位繰り上げますので0.3です。
坂下棟梁はもっと行くと思っていたと思いますが、僕は0.5切れればよいと思っていて、大体0.4以下にはなっている感覚でしたので、良かったです。
また、引き違いの建具調整とかちゃんとしていないし、壁とかもちゃんと仕上がっていない状態でこの数値ですから、最低0.3って事です。