キッチンが付きました
スーパー大工の棟梁が付けてくれました。
普通はメーカーの下請けが付けるんですけどね(笑)
扉は、後で施主様が無垢材を付けるそうです。
キッチンが付くと、一気に「家」の完成が近づいた感があります(笑)
レンジフードは同時給排のタイプです。
同時給排のタイプでないレンジフードの場合、IHだろうと、給気口を設けなくてはいけません。
もっというと、機械の給気FANが必要という事です。
ここで重要なのが、給気とレンジフードはショートサーキットを起こさせるように取付ける事です。※外のダクト位置は離します。
下記は過去の別物件のものですが・・・
レンジフードの左側にあるのが、機械の給気FANです。
- ※ショートサーキット
- 給気口(給気ファン)と排気口(排気ファン)の位置が近すぎて、狭い範囲で空気が循環してしまう現象のこと。
レンジフードのスイッチONしたら、給気FANも動くように連動させました。
前もどこかで書いた事ありますが・・・
レンジフードのダクト径は大体150φ以上だと思いますので、給気も150φのダクト径が必要になります。
排気する分の給気も必要になります。
以前、大手ハウスメーカーの仕事(工事図面作成・確認申請)を手伝っていた時期があり、県外の営業所の営業所長と、この給気口の件で、すげ~言い争いになりました(笑)
営業「何十年もやってきて、IHで給気口が必要なんて聞いた事ないし、この会社の資料(カタログ)にだって、給気口なんて写ってね~だろ!?」
僕「負圧になっちゃうじゃないですか!業務指針でも、給気口は付けるようになってますよ!」
営業「納得いかない。図面から消せ!」
僕「そんなの知りませんよ。図面から消すことはありません」
営業「じゃあわかったよ!こっちで消すよ!!」
もう、このようなアホ営業さんが付いて建てた何十棟、何百棟の家達は、紙パックのジュースを吸った時に紙パックが凹むような家に住んでるわけですね。
室内が負圧になるという事は・・・
コンセントBOXからヒューヒュー風が入ってきたリ、異音がしたり、
キッチンのシンクの排水溝の所がボコボコと異音がしたり・・・
苦情の原因にも繋がります。