屋根面の透湿防水シート張り
さて、上棟から1日過ぎ、母屋の施工が完了です。
小屋面の水平構面の強さを確保する為に、合板を小屋裏にも敷いています。
屋根面の野地を無垢材にこだわり、水平面の剛性を確保出来ない場合など、この合板を張らない場合、は水平面の剛性は0となり、耐震等級3は取得出来ません。
そのような工務店は、「耐震等級3相当」という、「相当」を付けます。
相当って。。。
かなり都合のいい解釈でしかありませんね。
水平面の剛性0なんだから、簡単に言えば、水平面での地震に対抗する力が0という事です。
「相当」ってのは、基本的に使っちゃいけない言葉だと思っています。
↓「ミッ〇ー&ミ〇ー相当」
はい、こんなレベルの話ですよ。
今回は、母屋間断熱という、屋根断熱に近い手法をとっています。
その為、↓タイベックと防湿シートで断熱材をサンドイッチします。
その為のタイベックです。
防水にもなりますので、安心ですね。
タイベックの上に載っている木材は垂木といいます。
屋根を支える下地の1つでもあり、通気層にもなっています。
垂木は通常45x60くらいですが、許容応力度計算(詳細な構造計算)によって、耐震等級3を確保する為、45x90という大きなサイズとなっています。
つまり、通気も9cmの隙間を通る事になるので、湿気対策にも有利になります。
2月初めくらいに、構造見学会を開催します。
これは、見えなくなる部分を自信をもって披露する会です。
他とは違う丁寧な施工などが分かります。
近くなったら案内しますので、是非、見学に来てください。