一級建築士の標準解答例を見て見た

そういえば・・・

と思い・・・

 

令和元年の1級建築士製図試験の国が公表する標準解答例を見て見た。

 

標準解答例って、

「え!?これでいいの!?」

って所が結構満載。

 

今回不合格だった方、今年初めて受験する方・・・

つまり、令和2年に受ける全ての人が行うべき事は、資格学校の標準解答例ではなく、国が発表する標準解答例を研究する事だと思っています。

 

学科試験は、過去問を沢山やります。

でも、製図試験は、過去問をやったりする事は少ないです。

資格学校で、学科試験合格後の製図の授業は、過去問の練習なんてしません。

その年の課題である例題をひたすらやります。

そして、資格学校の採点によって、

「OKなこと」

「NGなこと」

を学んでいきます。

令和元年で言えば、以前のブログでも書きましたが、講師はこう言ってました。

「PS(パイプシャフト)なんて、描き忘れても小さな減点です!一つも計画しなくても合格している人はいます」

とね。

でも、今年から、その「PS」は「所要室」として考えられていた為に、PSを計画しなかった人は落ちていたわけです。

たった、1mx1mくらいのPSですよ!?

 

つまり、こういった事を

「資格学校の擦り込み」

と言います。

 

僕は、過去の本試験問題を部門ごとで色分けして、階段・EVの位置などをとても研究しました。

 

学科試験は過去問を沢山勉強するけど、製図は過去問をやっても意味は無いなんて、絶対に思うべきではありません。

 

合格のヒントは、全て、国の標準解答例に詰まっているのです。

 

もう、試験が終わって、合格もしたので、試験に関する事って調べなくてもいいと思うのですが・・・

もう趣味みたいなものになってしまったのでしょうか・・・。

 

資格学校からは、合格したら講師として戻ってきてください!なんて言われていたけど・・・

絶対にやる気はないです(笑)

何故なら、僕にはQ1.0住宅を建てて欲しいと願うお客様たちが沢山いますので。

2020年02月07日