資格学校の講師依頼が来た

先日、資格学校から「講師依頼」の電話があった。

まあ、通学中から

「1級合格したら、是非!講師やってください」

と言われてきたのですが・・・

 

まあ、今も昔も答えは変わりません。

 

「すみません、講師は引き受けられません」

 

学校側も

「いやいやいやいや~」

って感じで電話全然切ってくれません(笑)

 

断る理由は、仕事を任せられる社員がいればいいけど、いないので、まず無理がある。

何より、14年も受験してきて、時にはGWやお盆、土日などを勉強に使い、家族との時間も、試験勉強に使われてきたので・・・

「一級建築士受験のための時間」

が発生するのが、とっても抵抗ありまくるよね・・・
(^^;)

そして講師会議とか色々あるみたいなので…
(´ε`;)ウーン・・・
って感じです。

 

まあ、もう試験勉強は趣味の世界のような感じになってしまったけどさ・・・

僕の仕事というか、やりたい事は・・・

 

一級建築士の輩出ではなく・・・

Q1.0住宅の普及なのですよ。

 

講師の先生から、こういわれました。

「神長さんが水曜日コースの合格率を上げたと確信しています」

と。

8人中5人合格だったのです。

まあ、その内2人は途中で学校来なくなり、脱落した感じの方々だったのですが・・・。

出席率90%くらいの人達で言えば6人中5人合格だったと言える。

 

基本は、「グループ学習」というもので、クレーマーの僕が中心となっていたと講師の先生は感じていたようです。

 

まあ、クレーマーというか・・・

先生が評価する良いプランを作った人には、そこに至るストーリーを必ず聞いていたのです。


で、自分は良いと思ったけど、それは全然点数的に良くないという点とどう違うのか?というのをグループ学習で導き出そうとしていました。

 

学科というのは、自分の勉強の頑張りでどうにでもなるのですが、製図は違います。

自分だけ頑張っても、自分の殻というか檻に閉じこもっていくだけで、時には試験を難しくもしてしまい、重大なミスに気付かないという事にもなるのです。

ん~~~

まあ、製図試験って、先生との相性もあるし、学校の課題をどう取り組むか?という所も、合格するには大きな要因の1つになる。

過去、2回製図試験を受けて不合格だったのは、別な資格学校です。

兎に角、講師が最悪すぎて、学校通っている意味がないくらいで、事務局にメチャ文句言った覚えがあります(笑)

 

だってさ・・・

図面の添削こんな感じだよ?↓

 

線が薄い

という一言のみ!!

 

当時初受験だからさ、図面を描くのも一生懸命5~6時間かけて描いてたわけですよ!?

 

これが、最後の方まで続き・・・

 

ってなったわけですよ(笑)

 

そんな添削しかされず、何が悪いのか、良いのか分からず・・・

これで40万近く金払ってるの、馬鹿らしいよね?(笑)

 

何も上達しねぇ~~っての!(笑)

 

「線がうすい」

しか書けないのって、給料泥棒と一緒だろ。

 

製図の勉強は特にだけど・・・

学科試験が終わって約2か月で合格する図面を描けるレベルに持って行かなきゃならないわけですよ?

それが、いつまでも「線が薄い」だけってさ・・・

 

「お前がいる意味100%ねえから!」

って感じでした。

 

製図は、「他の人はどう考えたのか?」って所がとても重要なのですよ。

 

例えば、大きな部屋を1階に設けたのは、自分だけなのか?

そして、そうなら、何故自分だけ1階に設けてしまったのか?

という流れが重要なんすよ。

問題文の、どこをそんな一人だけそうするような読み解き方をしてしまったのか?

という事を知る必要があるのですよ。

 

だから、自分ひとりだけでは中々合格するのが難しい試験なのです。

 

製図試験は10人いたら、8人が同じ事をやるのが、「正解に近い」という感じになるのです。

勿論、法律違反とかではなく、「間違いではない」という所を何人の人が同じ事をするのか?

という事なんです。

 

まあ、講師を引き受ければ、楽しいかもしれません。

でも・・・

僕の事を必要としてくれるのは・・・

50人の受験生よりも、

Q1.0住宅を建てたいという、1人のお客様とそのご家族だと思うのです。

 

講師の仕事は僕じゃなくてもできるけどさ、

シミュレーションを屈指して、真冬の朝でも無暖房で17℃前後の家を目指すという、Q1.0住宅設計は、僕以外の人は中々出来ないですよね。

自分で言うのも何ですが・・・(笑)

 

まあ、つ~~~わけで、講師はやらないです。

資格学校には、なんだかんだで感謝していますが。

2020年02月20日