パソコンの中身をいじれる建築士

思い切って、PCのメモリを8GBから32GBへアップグレード致しました!

 

って感じで、パソコンに詳しくない方は、いきなり思った事でしょう(笑)

 

解説しますね(笑)

パソコンには

「デスクトップ型」

「ノート型」

「タブレット型」

の3種類がありますね!

 

で、その中でも高性能PCとなりやすいのは「デスクトップ型」で、

自由に高性能を出しやすいのは「自作型のデスクトップ型」

だと思います。

 

これまで何度かブログで書いたと思いますが・・・

『パソコンをいじれる建築士はいるが、パソコンの中身をいじれる建築士は、ほぼいない』

 

大学入学時のオリエンテーションで、後の恩師が放った台詞です。

※結婚式の時の写真なので2006年の時です(笑)

 

仕事のメインPCは、勿論自作です。

今、僕が自作のPCを使っているのは、大学での学びがとてもデカい。

そして、数々のソフトを使えるようになって、建築知識ビルダーズの連載を持ったり、セミナーで登壇させていただけるようになったのは、ホントにこの先生のおかげだと思っております。

 

で、下記が僕の仕事用PCです!
多分6年前くらいに作ったのかな?

 

左側側面は、設置方法的に見えませんが、こんな感じ

怪しい光を放っております(笑)

 

そしてそして~~~~

遂に「PCの中身」を大公開(笑)

ドン!!!

 

 

とりあえず、意味不明ですよね(笑)

自作のPCというのは、各部品(パーツ)を購入して、組み立てていく事をいいます。

こんな感じです。

  • CPU
  • マザーボード
  • メモリ
  • DVDかBlu-ray
  • 電源ユニット
  • ハードディスク
  • ケース

が最低限必要なものになります。

 

そして、今回いじったのは「メモリ」

このマザーボードは、メモリを4枚差すことができます。

メモリというのは、会社で言えば「社員数」みたいなものです。

仕事で言えば、何かのプロジェクトにかかわる「グループ数と人数」みたいなものです。

今までは、メモリ2枚差して、4GBx2=8GBって感じでした。

例えるなら、僕のプロジェクトを動かすグループが2つあり、1つのグループの人数が4人・・・つまり、合計で8人って感じでした。

 

それを、今回、8GB×4=32GB

としたわけです。

つまり、グループが2つ増えて、1グループ8人になり、合計32名になったという事です。

 

メモリというのは、いってみれば「作業する為の人数」みたいなもので、CADで図面を描いたりする時、僕は下記の様に1ファイルの中で、平面図や立面図、矩計図を描いたりもしますし、展開図などはすべて1図面の中で書きます。

そうなると、「重い作業」という状態になり、メモリが4GB程度では全然動きが僕の操作についていけなくなるのです(笑)

画面拡大すると、2秒くらいかかったり・・・

自動保存がかかると10秒くらい止まったり・・・

つまり、12秒くらいのロスがちょこちょこあると、それが100個集まれば1200秒・・・つまり、20分仕事が遅くなるわけです。

 

なので、メモリの量というのは結構重要なのです。

メモリというのは、Windows10を動かすためにも最低4GBは必要な感じになるので、搭載メモリが8GBならCADを動かすのは実質4GBで作業しなくてはならないという事になるわけですね。

 

皆さん。重い作業をしている時に「メモリ不足」と出たりしませんか?

 

で、このメモリというのは結構やっかいで「相性」という物があります。

マザーボードと相性が悪ければ、少し前に書いたブログでの「実家のPC」状態になり、PCが立ち上がらなくなったり、ブルースクリーンで再起動を繰り返す事になります。

 

はじめ、4GBx2枚差さっていたので、8GBx2枚を追加しました。

つまり、合計24GBです。

そしたら、案の定「相性問題」で色んな種類のエラーによるブルースクリーン連発。

 

そして、これでPCが壊れると思い、元々の4GBx2枚は処分。

16GBだけにしたのですが、打合せ用に使っているノートPCと同じなので、ちょっと32GBの世界を体験してみたくなり・・・
値段も8千円くらいの追加なので・・・

 

同じ8GBx2枚を追加注文!!ポチリ!

 

このメモリというのは、同じメーカー、同じ型番、同じ種類で差さないと、今回みたいに同じメーカーのものというだけでは相性問題が出ます。特にWindows10は。

で、メモリには、性能を発揮しやすいように「デュアルチャンネル」という差し方があり、メモリを2枚差すには①と③、②と④というように、

奇数同士か偶数同士で差す必要があります。

まあ、今回は4枚同じもので差したのであまり関係ありませんが、メモリはなるべく2枚差しの方が相性問題は最小限で抑えられます。

 

まあ、32GBにした理由は、このホームページ作成ソフトが結構動作遅かったりするので劇的に変わるかな?と思ったらそうでもなかった(笑)

 

でもまあ、体感で早くなった感じはあります。

特にCADは結構違う。

 

今回の自作PCは、今まで必ずつけていた「グラフィックカード」を初めてつけていません。

これ、マザーボードにオンボードとして搭載されている性能で、今の時代は結構十分だという事が分かったからです。

ゲームはやらないのでね。

 

いずれにしても、自作PCというのは、メーカーPCと違い、余計なソフトやアプリが入ってませんし、経年劣化で「遅くなった」時にも簡単に対応できます。

設計事務所時代はDELLのPCでしたが、だいたい2年でおかしくなり始めます。

4年使うと、もう遅いし、ブルースクリーン出るようになったり・・・

メーカーものを使う理由が僕にはありません(笑)

 

こういった事(ここまで書いてきた事)を僕の中では・・・

「パソコンの中身をいじれる建築士」

として考えております。

 

2020年03月07日